JPH0629093Y2 - 自動車用発電機装置 - Google Patents

自動車用発電機装置

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JPH0629093Y2
JPH0629093Y2 JP8938788U JP8938788U JPH0629093Y2 JP H0629093 Y2 JPH0629093 Y2 JP H0629093Y2 JP 8938788 U JP8938788 U JP 8938788U JP 8938788 U JP8938788 U JP 8938788U JP H0629093 Y2 JPH0629093 Y2 JP H0629093Y2
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JP
Japan
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generator
shaft end
rotating body
rotating
axle
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JP8938788U
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淳 山田
正憲 小森
文章 北村
恵一 新村
秀一 中村
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UD Trucks Corp
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UD Trucks Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、自動車に使用される自動車用発電機装置に関
する。
〔従来の技術〕
自動車にはバッテリが備えられており、このバッテリに
より各電気部品及び電子部品へ電気が供給されるように
なっている。車軸等に取り付けられる回転センサも例外
なく、バッテリ電源により作動するようになっている。
しかし、回転センサ等の如く回転部等に設けるものにお
いては、回転部と固定部間の電気的接続をブラシ連結と
しなければならないので抵抗等に問題があり、従って正
確な測定が行なわれにくい。
そこで、本願考案者は、第7図に示すような自動車の車
軸に取り付ける自動車用発電機装置を考えた。
その発電機装置は、アクスル(車軸)1の軸端2に発電
機3のロータ4を設け、ロータ4の外周に軸受5を介し
て発電機3のステータ6を設けた発電機3を備え、その
発電機3のステータ6を荷台7に固定されたステー8に
固定支持させたものである。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし乍ら、かかる発電機装置においては、タイヤ9の
側面にステー(固定部材)8を突設しなければならず、
安全上問題がある。また車軸1と荷台7との間には走行
中上下左右、特に上下の相対変位があることから、実際
上発電機3を設置することは困難である。尚、自動車用
発電機装置として、例えば実開昭60−107334号
がある。
本考案は上記を考慮してなされたもので、回転センサ等
の電源として適し、また安全上問題がなく、かつ車軸と
荷台との相対変位があっても設置可能な自動車用発電機
装置を提供することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するための本考案に係る自動車用発電機
装置は、回転する車軸の軸端に軸受を介して非回転体を
設け、その非回転体に回転阻止用のウェイトを設け、前
記軸端又は非回転体に発電機本体を支持して軸端と非回
転体の間に、発電機のロータ回転軸に取り付けたピニオ
ンギヤと軸端又は非回転体側に設けたギヤとを係合させ
て相対回転により駆動される発電機を設けたものであ
る。
〔作用〕
車軸が回転すると、回転する軸端と非回転体との間に設
けた発電機のロータが軸端と非回転体との両者の相対回
転により回転し、発電機のステータとの関係において磁
界を切ることになり、発電される。従って、電気的接続
がブラシ連結とならなくなって、回転センサ等の電源と
して適するものとなる。また、発電機を固定するステー
を設ける必要がなくなって、安全性が高まり、しかも、
発電機を車軸側の支持のみで取り付けることによって、
車軸と荷台との相対変位があっても、設置可能となる。
〔実施例〕
以下、図面に基づいて本考案を具体的に説明する。
第1図は、本考案に係る自動車用発電機装置の一実施例
を示したものである。
10は回転する車軸(アクスル)で、その車軸10の軸
端11にはハブ12が設けられそのハブ12を介してホ
イール13が設けられ、更にホイール13にはタイヤ1
4が取り付けられている。前記車軸10の軸端11に
は、第2図(a)及び(b)に示すように車軸10を延
長させて突起軸15が一体に設けられている。その突起
軸15には、軸受16を介してインターナルギヤ17が
設けられ、インターナルギヤ17には回転阻止用のウェ
イト18が取り付けられて、そのウェイト18によりイ
ンターナルギヤ17は非回転体となっている。
前記回転する車軸10の軸端11と非回転体となってい
るインターナルギヤ17との間には、発電機20の発電
機本体、即ち図示しないロータとその外周に配設された
ステータ19部分が軸端11の外周外面の一部に支持さ
れて発電機20が設置されている。発電機20のロータ
に固定されたロータ回転軸21にはピニオンギヤ22が
取り付けられ、そしてそのピニオンギヤ22は前記イン
ターナルギヤ17と係合している。
このような自動車用発電機装置になっていれば、自動車
が走行すると車軸10が回転する。車軸10が回転する
と車軸10の軸端11に固定されている発電機20も回
転する。即ち発電機20のステータ19が回転する。こ
の回転によってウェイト18が取り付けられた非回転体
となっているインターナルギヤ17に係合しているピニ
オンギヤ22が回転し、そしてピニオンギヤ22を取り
付けたロータ回転軸21の回転によってロータが回転
し、発電される。従って自動車の車軸10に取り付ける
回転センサ等の最適な電源となる。勿論この実施例の場
合発電機20を設けても従前に較べて軸端11から突出
する量はわずかであり、タイヤ14側面から突出するこ
とはない。従って前述したように発電機20を固定支持
するためのステーを荷台からタイヤ14の側部に設ける
必要はなく安全上問題はない。また車軸10と荷台との
相対変位があっても、発電機20を車軸10側の支持の
みで取り付けてあるので、実際上何等支障なく設置でき
るものである。
第3図乃至第6図は、それぞれ本考案の他の実施例を示
したものである。
第3図は突起軸15に軸受16を介して円板23を設
け、円板23には円板23が非回転体となるようにウェ
イト18を取り付け、そして円板23側に発電機20の
ステータ19を固定し、回転する軸端11にインターナ
ルギヤ17を固定し、そのインターナルギヤ17に、発
電機20のロータ回転軸21に取り付けられたピニオン
ギヤ22を係合させたものである。
第4図は突起軸15に軸受16を介してギヤ24を設
け、ギヤ24にはギヤ24が非回転体となるようにウェ
イト18を取り付け、そして回転する軸端11に発電機
20のステータ19を固定し、発電機20のロータ回転
軸21に取り付けられたピニオンギヤ22を前記非回転
体となっているギヤ24に係合させたものである。
第5図は突起軸15に軸受16を介して円板23を設
け、円板23にはウェイト18を取り付け、その円板2
3側に発電機20のステータ19を固定し、回転する軸
端11にギヤ24を固定し、そのギヤ24に発電機20
のロータ回転軸21に取り付けられたピニオンギヤ22
を係合させたものである。
第6図は突起軸15に軸受16を介して一方側に貫通孔
25を穿設し、他方にカウンタウェイト26を有する非
回転体となっている円板27を設け、その円板27のカ
ウンタウェイト26に発電機20のステータ19を固定
し、回転する軸端11にインターナルギヤ17を固定
し、そのインターナルギヤ17に、発電機20のロータ
回転軸21に取り付けられたピニオンギヤ22を係合さ
せたものである。尚、この場合発電機20自体もウェイ
トの一部として作用する。またこの例において回転する
軸端11に通常のギヤを設けてそのギヤに発電機20の
ロータ回転軸21に取り付けられたピニオンギヤ22を
係合する構成としても差支えないものである。
前記第3図乃至第6図に示したいずれの実施例の場合に
おいても、車軸10が回転すると回転する軸端11と非
回転体との間に設けられた発電機20のロータが軸端1
1と非回転体との相対回転により回転して発電される。
〔考案の効果〕
以上説明した如く本考案であれば、軸端とその軸端に軸
受を介して設けられた非回転体との間に両者の相対回転
により駆動される発電機を設けたことで、回転センサ等
の電源として最適である。また発電機を固定支持するた
めのステーを設けないから、安全であり、しかも車軸と
荷台との相対変位があっても何等影響はなく設置可能と
なる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案の一実施例の断面図、第2図は第1図の
要部を示すもので、第2図(a)はその要部拡大側面
図、第2図(b)はその要部拡大断面図、第3図乃至第
6図はそれぞれ本考案の他の実施例を示したもので、第
3図,第4図,第5図,第6図(b)は要部拡大断面
図、第6図(a)は要部拡大側面図、第7図は先に考え
た例の断面図である。 10……車軸 11……軸端 17……インターナルギヤ(非回転体) 23,27……円板(非回転体) 24……ギヤ(非回転体) 18,26……ウェイト 20……発電機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 新村 恵一 埼玉県上尾市大字壱丁目1番地 日産ディ ーゼル工業株式会社内 (72)考案者 中村 秀一 埼玉県上尾市大字壱丁目1番地 日産ディ ーゼル工業株式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転する車軸の軸端に軸受を介して非回転
    体を設け、その非回転体に回転阻止用のウェイトを設
    け、前記軸端又は非回転体に発電機本体を支持して軸端
    と非回転体の間に、発電機のロータ回転軸に取り付けた
    ピニオンギヤと軸端又は非回転体側に設けたギヤとを係
    合させて相対回転により駆動される発電機を設けたこと
    を特徴とする自動車用発電機装置。
JP8938788U 1988-07-05 1988-07-05 自動車用発電機装置 Expired - Lifetime JPH0629093Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8938788U JPH0629093Y2 (ja) 1988-07-05 1988-07-05 自動車用発電機装置

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JP8938788U JPH0629093Y2 (ja) 1988-07-05 1988-07-05 自動車用発電機装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0210127U JPH0210127U (ja) 1990-01-23
JPH0629093Y2 true JPH0629093Y2 (ja) 1994-08-10

Family

ID=31313939

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JP8938788U Expired - Lifetime JPH0629093Y2 (ja) 1988-07-05 1988-07-05 自動車用発電機装置

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KR101665215B1 (ko) * 2011-12-27 2016-10-11 가츠지 오쿠다 차축 발전기

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Publication number Publication date
JPH0210127U (ja) 1990-01-23

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