JPH062908U - 分電盤 - Google Patents
分電盤Info
- Publication number
- JPH062908U JPH062908U JP3816092U JP3816092U JPH062908U JP H062908 U JPH062908 U JP H062908U JP 3816092 U JP3816092 U JP 3816092U JP 3816092 U JP3816092 U JP 3816092U JP H062908 U JPH062908 U JP H062908U
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- wire connection
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 盤内において主幹バーユニットの占める面積
を小型化し、また電線の接続作業を簡素化できる分電盤
を提供すること。 【構成】 主幹バーユニットの絶縁台1内に主幹バー
2、3、4を盤面に対して垂直に嵌入する。これにより
主幹バーユニットの幅を狭くできる。また絶縁台1の表
面に主幹バー2、3、4に沿わせて多数の電線接続穴
5、6、7を形成し、これらの内部にねじ無し端子8を
設ける。このため、単に電線を挿入するだけで配線を完
了することができる。
を小型化し、また電線の接続作業を簡素化できる分電盤
を提供すること。 【構成】 主幹バーユニットの絶縁台1内に主幹バー
2、3、4を盤面に対して垂直に嵌入する。これにより
主幹バーユニットの幅を狭くできる。また絶縁台1の表
面に主幹バー2、3、4に沿わせて多数の電線接続穴
5、6、7を形成し、これらの内部にねじ無し端子8を
設ける。このため、単に電線を挿入するだけで配線を完
了することができる。
Description
【0001】
本考案は主幹バーユニットの両側に多数のブレーカを配置した分電盤に関する ものである。
【0002】
従来一般の分電盤では、盤内の中心にL1,N,L2の3本の主幹バーが盤面と平 行に固定されており、その両側に多数のブレーカを配置し、ブレーカの各端子に ねじ止めされた電線の先端をこれらの3本の主幹バーのいずれかにねじ止めする ようになっていた。ところが3本の主幹バーを所定の絶縁間隔を設けて平らに配 置するために盤内の中心にかなりのスペースを必要とし、盤全体のサイズを小型 化するうえで大きなネックとなっていた。また多数のブレーカの各端子と主幹バ ーとの間を接続する電線を1本ずつねじ止めする必要があるため、電線の接続作 業に多くの手数を要するという問題もあった。
【0003】
本考案は上記した従来の問題点を解決して、盤内において主幹バーユニットの 占める面積を小型化することができるとともに、電線の接続作業を簡素化するこ とができるようにした分電盤を提供するために完成されたものである。
【0004】
上記の課題を解決するためになされた本考案は、主幹バーユニットの絶縁台内 に主幹バーを盤面に対して垂直に嵌入するとともに、絶縁台の表面に上記主幹バ ーに沿わせて多数の電線接続穴を形成し、これらの電線接続穴の内部にねじ無し 端子を設けたことを特徴とするものである。
【0005】
本考案においては、絶縁台内に主幹バーを盤面に対して垂直に嵌入したため、 主幹バーユニットの幅を従来よりも大幅に減少させることができ、盤内において 主幹バーユニットの占める面積を小型化することができる。また本考案において は、絶縁台の表面に上記主幹バーに沿わせて多数の電線接続穴を形成し、これら の電線接続穴の内部にねじ無し端子を設けたので、単に電線の先端を電線接続穴 に挿入するだけで主幹バーとブレーカの各端子とを接続することができる。
【0006】
以下に本考案を図示の実施例によって更に詳細に説明する。 図1は本考案の実施例を示す平面図であり、1は主幹バーユニットを構成する 合成樹脂製の絶縁台、2、3、4はこの絶縁台1の内部に嵌入されたL1,N,L2 の3本の3相の主幹バーである。各主幹バー2、3、4は従来と同様に、例えば 1.6 mm×15mmの平板状の断面を有するものである。図2、図3に示すよう に、本考案ではこれらの主幹バー2、3、4は絶縁台1に底面から形成された縦 方向のスリットの内部に盤面に対して垂直に嵌入されている。このために盤内に おける主幹バー2、3、4の占める幅を、主幹バーを平面的に配置していた従来 品よりも狭くすることができる利点がある。
【0007】 この絶縁台1の表面には、各主幹バー2、3、4に沿わせて多数の電線接続穴 5、6、7が形成されている。L1相の主幹バー2とL2相の主幹バー4については 、図2に示すようにその内側に電線接続穴5、7が形成されている。また中間相 であるN相の主幹バー6については、図3に示すようにその両側に電線接続穴6 が形成されている。各電線接続穴5、6、7はいずれも上端がテーパ状に拡がっ た電線導入部となっており、またその内部はやや拡がった空洞部となっている。 そしてその内部にそれぞれねじ無し端子8を設けてある。ねじ無し端子8は単に 電線9の先端を挿入するだけで電気的な接続を確保することができるものであっ て、本考案においては挿入された電線9の先端は片面を主幹バー2、3、4に密 着させ、反対面をねじ無し端子8に保持された状態となる。なお、各電線接続穴 5、6、7の空洞部の下面は底蓋13により絶縁されている。
【0008】 図1に示されるように、上記の主幹バーユニットの両側には多数のブレーカ10 が配置されるようになっている。そしてL1相の主幹バー2とL2相の主幹バー4に 対する電線接続穴5、7は各ブレーカ10の端子11、12に対応する位置に設けられ ているが、中間相であるN相の主幹バー3に対する電線接続穴6は、各ブレーカ 10の端子11、12の中心に対応する位置に設けられている。
【0009】 このように構成された本考案の分電盤は、例えば主幹バー2、3、4に単相3 線式の電源線を接続し、主幹バーユニットの両側のブレーカ10の端子11、12を各 主幹バー2、3、4のうちの必要なものに対して電線9を用いて接続して使用す るものである。前記したように、電線9の接続に際しては単にその先端を主幹バ ー2、3、4に沿わせて形成されている電線接続穴5、6、7のいずれかに挿入 するだけで、電線9の先端はねじ無し端子8により保持されることとなり、簡単 に接続作業を行うことができる。
【0010】 また、ブレーカ10の端子11、12の一方をN相の主幹バー3に接続したい場合に は、両者を電線9によって接続することとなるが、N相の電線接続穴6は各ブレ ーカ10の端子11、12の中心に対応する位置に設けられているので、ブレーカ10の 端子11、12から等距離にある。このためにいずれの端子と電線接続穴6とを接続 する場合にも電線9の長さは常に一定であり、各種の長さの電線9を準備する必 要がない。また前記実施例では単相3線式の分電盤を例に説明したが、各主幹バ ーの両側に、内部にねじ無し端子を設けた電線接続孔を形成し、3相3線式の分 電盤に用いてもよい。
【0011】
以上に説明したように、本考案によれば主幹バーを盤面に対して垂直に嵌入し たので盤内において主幹バーユニットの占める面積を小型化することができ、ま た主幹バーに沿わせて形成した電線接続穴の内部にねじ無し端子を設けたので、 単に電線を挿入するだけで電線の接続作業を簡単に行うことができる。よって本 考案は従来の問題点を解消した分電盤として、その実用的価値は極めて大きいも のである。
【図1】本考案の実施例を示す平面図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】図1のB−B断面図である。
1 絶縁台 2 主幹バー 3 主幹バー 4 主幹バー 5 電線接続穴 6 電線接続穴 7 電線接続穴 8 ねじ無し端子 9 電線 10 ブレーカ 11 端子 12 端子
Claims (2)
- 【請求項1】 主幹バーユニットの絶縁台内に主幹バー
を盤面に対して垂直に嵌入するとともに、絶縁台の表面
に上記主幹バーに沿わせて多数の電線接続穴を形成し、
これらの電線接続穴の内部にねじ無し端子を設けたこと
を特徴とする分電盤。 - 【請求項2】 単相3線式の分電盤において、中性相の
主幹バーの両側に沿わせて形成された電線接続穴の長手
方向の位置を、主幹バーユニットの両側に配置されたブ
レーカの端子間の中心と同位置とした請求項1記載の分
電盤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3816092U JPH062908U (ja) | 1992-06-05 | 1992-06-05 | 分電盤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3816092U JPH062908U (ja) | 1992-06-05 | 1992-06-05 | 分電盤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH062908U true JPH062908U (ja) | 1994-01-14 |
Family
ID=12517659
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3816092U Pending JPH062908U (ja) | 1992-06-05 | 1992-06-05 | 分電盤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH062908U (ja) |
-
1992
- 1992-06-05 JP JP3816092U patent/JPH062908U/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19950602 |