JPH10150706A - 単相3線式分電盤用の分岐バー - Google Patents

単相3線式分電盤用の分岐バー

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JPH10150706A
JPH10150706A JP8304966A JP30496696A JPH10150706A JP H10150706 A JPH10150706 A JP H10150706A JP 8304966 A JP8304966 A JP 8304966A JP 30496696 A JP30496696 A JP 30496696A JP H10150706 A JPH10150706 A JP H10150706A
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JP
Japan
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bar
phase
bus bar
screw connection
breaker
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Pending
Application number
JP8304966A
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English (en)
Inventor
Shigeo Suzuki
成夫 鈴木
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Nitto Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Nitto Kogyo Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nitto Kogyo Co Ltd filed Critical Nitto Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 異なった分岐バーを必要とせず、簡単に電圧
切換を行うことができる単相3線式分電盤用の分岐バー
を提供する。 【解決手段】 バー本体6の一端をブレーカ4との接続
端部6aとし、他端寄りの位置にN相母線バー2とのネ
ジ接続部6cを設け、他端にL2 相母線バー3或いはL
1 相母線バー1とのネジ接続部6eを設ける。これらの
ネジ接続部6cと6eは、接続端部6aに対して高さ方
向及び母線バーの長手方向にずらせて形成されている。
200V接続の際にはバー本体6を反転させて使用す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、単相3線式分電盤にお
いて母線とブレーカとの接続に用いられる分岐バーに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】単相3線式分電盤は、L1 相、L2 相の
母線バーの中央に高さを変えてN相の母線バーを配置
し、これらの母線バーの側方に複数のブレーカを配置し
たものが普通である。そしてこれらのブレーカの一方の
端子部は常にブレーカに近い側のL1 相或いはL2 相の
母線バーと接続しておき、100V配線の場合には他方
の端子部をN相の母線バーと接続し、200V配線の場
合には他方の端子部をそのブレーカから遠い側のL2
或いはL1 相の母線バーと接続することにより電圧の切
り換えを行うようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところがこのような従
来のものは、100V配線と200V配線との切り換え
を行えるようにするには常に異なった2種類の分岐バー
を用意しておく必要があり、使用しない方の分岐バーの
保管が厄介であった。また電圧の切り換えを行うには分
岐バーを取り外して交換しなければならず、交換作業も
容易ではないという問題があった。本発明はこのような
問題を解決し、異なった分岐バーを必要とせず、簡単に
電圧切換を行うことができる単相3線式分電盤用の分岐
バーを提供するためになされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになされた本発明は、L1 相母線バーとL2 相母線バ
ーとの中央に高さを変えてN相母線バーを配置した単相
3線式分電盤のための分岐バーであって、一端をブレー
カとの接続端部としたバー本体の他端寄りの位置に傾斜
部を介してN相母線バーとのネジ接続部を設けたうえ、
さらにその先端にバー本体を反転状態としたときL2
母線バー或いはL1 相母線バーに接続されるネジ接続部
を傾斜部を介して設け、かつこれらのネジ接続部を接続
端部に対して母線バーの長手方向にずらせて形成したこ
とを特徴とするものである。
【0005】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
に基づき詳細に説明する。図1において、1はL1 相母
線バー、2はN相母線バー、3はL2 相母線バーであ
る。このうちL1 相母線バー1及びL2 相母線バー3は
所要の間隔をおいて同一高さに平行に配置され、N相母
線バー2はL1 相母線バー1、L2 相母線バー3の中央
に高さを変えて平行に配置してある。4はこれら母線バ
ー1、3の外側に並設した2極のブレーカである。な
お、ブレーカ4は分電盤の仕様によっては母線バーの片
側のみに並設しても良い。
【0006】5はブレーカ4の一方の端子4aと該ブレ
ーカ4に近い側のL1 相母線バー1或いはL2 相母線バ
ー3とを接続するための分岐バーである。該分岐バー5
は図2、図3に示すとおり、端子4aに嵌合する接続端
部5aから垂設した脚板部5bの下端に水平状のネジ接
続部5cを該ブレーカ4の幅方向の外側に偏らせ連設し
たものである。
【0007】6はブレーカ4の他方の端子4bに接続さ
れる本発明の分岐バーのバー本体である。この本発明の
分岐バーは、図4に示すようにバー本体6の一端をブレ
ーカ4の端子4bとの接続端部6aとし、バー本体6の
他端寄りの位置に高さ方向の傾斜部6bを介してN相母
線バー2とのネジ接続部6cを設けたものである。更に
このネジ接続部6cの先端に、バー本体6を反転状態と
したときL2 相母線バー3或いはL1 相母線バー1に接
続されるネジ接続部6eを設けてある。このネジ接続部
6cとネジ接続部6eとの間にも、高さ方向の傾斜部6
dが設けられている。
【0008】また本発明の分岐バーは、上記のように接
続端部6aとネジ接続部6cとネジ接続部6eとの高さ
を変えてあるほか、図4に示すように傾斜部6bを母線
バーの長手方向にクランク状に屈曲させ、接続端部6a
に対してネジ接続部6cを母線バーの長手方向にずらせ
て形成してある。さらに、ネジ接続部6eも接続端部6
aに対して母線バーの長手方向に反対方向にずらせて形
成してある。このようにネジ接続部6cとネジ接続部6
eとを接続端部6aに対して母線バーの長手方向にずら
せた結果、バー本体6を反転させるとそれらの位置は高
さ方向のみならず、母線バーの長手方向にも移動するこ
ととなる。
【0009】次にこのように構成された本発明の分岐バ
ーの使用法を説明する。先ず、各ブレーカ4の一方の端
子4aと、ブレーカ4に近い側のL1 相母線バー1或い
はL2 相母線バー3とを分岐バー5により接続する。そ
のうち100V配線用のブレーカ4(図1に4−1と示
す)については、他方の端子4bにバー本体6を図4に
示す正常状態としてその接続端部6aを嵌合する。する
と、図2に一点鎖線で示すように接続端部6aから上向
きの傾斜部6bを介して設けたネジ接続部6cがN相母
線バー2の上面に位置するので、ネジ接続部6cをネジ
止めする。
【0010】この場合、ネジ接続部6cの先端に連設し
たネジ接続部6eは、N相母線バー2よりも上側に位置
することとなるので、接続端子6aから遠い側のL2
母線バー3或いはL1 相母線バー1と短絡するおそれの
ないものである。しかも、バー本体6の200V用のネ
ジ接続部6eを母線バーの長手方向にずらせてあるの
で、図1に示すように対向側に並設してあるブレーカ4
と接続した分岐バー5の水平状のネジ接続部5cと上下
方向に重なることがなく、ネジ接続部5cへのネジの締
結作業を行う場合にも、ドライバ等がネジ接続部6eと
干渉することがない。
【0011】また、200V配線用のブレーカ4(図1
に4−2と示す)については、他方の端子4bにバー本
体6を図4とは反転状態としてその接続端部6aを嵌合
する。すると、図2に実線で示すようにネジ接続部6e
は接続端子6aから遠い側のL2 相母線バー3或いはL
1 相母線バー1の上面に位置するので、ネジ接続部6e
をネジ止めする。この場合、ネジ接続部6cは傾斜部6
bを介して設けられているためN相母線バー2との間に
高さの差があり、絶縁距離を確保することができる。
【0012】さらに、ネジ接続部6eがブレーカ4の外
側に偏るため、対向側に並設してあるブレーカ4の分岐
バー5の水平状のネジ接続部5cと同一箇所で同じネジ
をもってL1 相母線バー1或いはL2 相母線バー3に接
続することができる。しかもこの実施形態では傾斜部6
bを母線バーの長手方向にクランク状に屈曲させたの
で、隣接するブレーカ4の分岐バー5との間に絶縁距離
を確保することができる。このため分電盤全体として母
船バーの長手方向の幅方向寸法を短くすることができ
る。また、100V配線を200V配線に切り換えると
きはブレーカを200V配線用のものに交換し、バー本
体6を反転させて取り付ければよいので、使用しない分
岐バーを保管する必要がなくなった。逆に、200V配
線を100V配線に切り換えるときは200V配線用の
ブレーカを100V配線用としても使用しても支障がな
いので、バー本体6を反転させて取り付けるだけでよ
い。
【0013】
【発明の効果】本発明は以上の説明によって明らかなよ
うに、バー本体を正常状態と反転状態の二通りに使い分
けることによりブレーカの100V配線、200V配線
の切換えを容易に行うことのできるものであり、従来の
ように2種類の分岐バーを必要としない。また100V
配線としたときにネジ接続部が対向するブレーカの分岐
バーのネジ接続部と上下方向に重なることがなく、ネジ
の締結作業が容易である。さらにバー本体の向きによっ
て、どのブレーカが200V配線されているのかを容易
に判別することができる等の多くの利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 使用状態を示す一部切欠正面図である。
【図2】 使用状態を示す一部切欠側面図である。
【図3】 使用状態を示す一部切欠斜視図である。
【図4】 本発明の分岐バーの図であり、(A) は平面
図、(B) は側面図、(C) は斜視図である。
【符号の説明】
1 L1 相母線バー 2 N相母線バー 3 L2 相母線バー 4 ブレーカ 4a ブレーカの一方の端子 4b ブレーカの他方の端子 5 分岐バー 5a 接続端部 5b 脚板部 5c ネジ接続部 6 バー本体 6a 接続端部 6b 傾斜部 6c 100V用のネジ接続部 6d 傾斜部 6e 200V用のネジ接続部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 L1 相母線バー(1)とL2 相母線バー
    (3)との中央に高さを変えてN相母線バー(2)を配
    置した単相3線式分電盤のための分岐バーであって、一
    端をブレーカとの接続端部(6a)としたバー本体
    (6)の他端寄りの位置に傾斜部(6b)を介してN相
    母線バー(2)とのネジ接続部(6c)を設けたうえ、
    さらにその先端にバー本体(6)を反転状態としたとき
    2 相母線バー(3)或いはL1 相母線バー(1)に接
    続されるネジ接続部(6e)を傾斜部(6d)を介して
    設け、かつこれらのネジ接続部(6c)、(6e)を接
    続端部(6a)に対して母線バーの長手方向にずらせて
    形成したことを特徴とする単相3線式分電盤用の分岐バ
    ー。
JP8304966A 1996-11-15 1996-11-15 単相3線式分電盤用の分岐バー Pending JPH10150706A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006081295A (ja) * 2004-09-09 2006-03-23 Tempearl Ind Co Ltd 分電盤の母線配置構造
JP2014027709A (ja) * 2012-07-24 2014-02-06 Nitto Kogyo Co Ltd 分電盤
JP2016208618A (ja) * 2015-04-20 2016-12-08 日東工業株式会社 4線式分電盤

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