JPH0742168Y2 - 分電盤 - Google Patents

分電盤

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JPH0742168Y2
JPH0742168Y2 JP1991059566U JP5956691U JPH0742168Y2 JP H0742168 Y2 JPH0742168 Y2 JP H0742168Y2 JP 1991059566 U JP1991059566 U JP 1991059566U JP 5956691 U JP5956691 U JP 5956691U JP H0742168 Y2 JPH0742168 Y2 JP H0742168Y2
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JP
Japan
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JP1991059566U
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JPH054707U (ja
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成夫 鈴木
章 鈴木
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Nitto Kogyo Corp
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Nitto Kogyo Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はニュートラル端子を主幹
用母線の末端に集合配置した分電盤に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の分電盤においては、ニュ
ートラル端子を操作するときに手指が主幹用母線や分岐
用導電バー等に誤って触れるのを防止するため、ニュー
トラル端子と主幹用母線との間に保護板を立設してあ
る。このような保護板21は、図5に示すようにその下端
に折曲形成した取付板部22をタッピンねじ23により中性
極用ベース24に取付けたものが普通である。ところがこ
のような従来のものにあっては、取付板部22を製造する
ためにプレスによる抜き加工をしたうえで更に折り曲げ
加工を必要とし、またタッピンねじ23により取付けてい
たので、取付工程が面倒であった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】本考案はこのような従
来の問題点を解消し、保護板の製造及び取付けを容易に
した分電盤を提供するためになされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになされた本考案は、ニュートラル端子を主幹用母線
の末端に集合配置し、かつニュートラル端子と主幹用母
線とを分離する保護板を立設した分電盤において、この
保護板は下端中央部に挿込片部を備えるとともに、下端
両側に細幅部とその下方の広幅部とからなるL字状の掛
鉤部を備え、一方中性極ベースには前記掛鉤部の広幅部
を挿入できる長さの拡大孔部の端部に前記細幅部とほぼ
等しい幅の幅狭部を連続させた2個の鉤孔を形成すると
ともに、これらの幅狭部の端縁を結ぶ直線よりも拡大孔
部の反対側に偏位させた位置に前記挿込片部を挿入する
挿込孔を形成したことを特徴とするものである。
【0005】
【実施例】次に、本考案の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1において、1は主幹用ベース2に取り
付けた主幹用回路遮断器であり、該主幹用回路遮断器1
には主幹用母線3である2本の電圧母線4a、4aと中性母
線4bが接続されている。5は分岐用ベース6に取り付け
た分岐用の単極回路遮断器であり、各単極回路遮断器5
は分岐用導電バー7を介して前記電圧母線4aと接続され
ている。8は中性極用ベース9に取り付けたニュートラ
ル端子で、該ニュートラル端子8は前記中性母線4bと該
中性母線4bの下端に接続したニュートラルバー10を介し
て接続されている。
【0006】11はニュートラル端子8と主幹用母線3と
の間に立設された絶縁性に優れた合成樹脂製などの保護
板である。保護板11は、図2、図3及び図4に示すよう
に下端両側に掛鉤部12、12を連設するとともに、下端中
央部に挿込片部13を連設したものである。図4のよう
に、掛鉤部12は細幅部12a とその下方の広幅部12b とか
らなるL字状のものである。 前記中性極用ベース9に
は、2個の鉤孔15、15と、その中央に位置する挿込孔 16
とが透設されている。これらの鉤孔15は前記掛鉤部12の
広幅部12b を挿入できる長さの拡大孔部14の端部に、前
記細幅部12a とほぼ等しい幅の幅狭部を連続させた形状
のものである。また挿込孔16は、これらの幅狭部の端縁
を結ぶ直線よりも拡大孔部14の反対側に偏位させた位置
に形成されたものである。ここで挿込孔16の偏位量は、
図4に示すように保護板11の肉厚t程度としておくこと
が好ましい。
【0007】このような保護板11は、その掛鉤部12、12
を中性極用ベース9の拡大孔部14に通し、またその挿込
片部13を中性極用ベース9の挿込孔16に挿込み、かつ保
護板11の下端面17を中性極用ベース9の上面に支持させ
ることにより中性極用ベース9上に立設されている。18
は保護板11の中央部下方に透設した中性母線4b挿通用の
窓孔である。
【0008】なおこのような保護板11を中性極用ベース
9に取り付けるには、まず図3に示すように保護板11を
略水平に近い状態に傾け、下端両側に連設した掛鉤部1
2、12の広幅部12b を各鉤孔15の拡大孔部14に挿入し、
保護板11の下端中央部に連設した挿込片部13の先端が挿
込孔16の孔縁に達したとき保護板11を直立させる。これ
により挿込片部13が拡大孔部14とは反対側に偏った位置
にある挿込孔16に嵌合されるとともに、各掛鉤部12の
幅部12a が保護板11の平面状に復帰しようとする力によ
って拡大孔部14から幅狭部側に移動して鉤孔15に掛止さ
る。この結果、保護板11の掛鉤部12、12の側面と挿込
片部13の側面とは中性極用ベース9から反対方向の反力
を受け、かつこれらは同一直線上にはないため、的確に
立設状態を保持して取り付けられるものである。
【0009】
【作用】このように構成されたものは、負荷側の電線を
各単極回路遮断器5の負荷側の端子とニュートラル端子
8の負荷側端子板とに接続して構成した分岐回路の絶縁
抵抗測定等を行うためにニュートラル端子8を操作する
場合、主幹用母線3と該主幹用母線3の末端に集合配置
されているニュートラル端子8との間に保護板11が立設
されているので、手指が誤って主幹用母線、分岐用導電
バー7に触れることがなく安全に作業できることは従来
のこの種の分電盤と同様である。
【0010】しかも本考案においては、保護板11は下端
両側に掛鉤部12、12を連設するとともに下端中央部に挿
込片部13を連設した平板状のものでよいので製作が簡単
であり、また前記のように保護板11を中性極用ベース9
上に立てた状態として簡単に取り付けることができるの
で、保護板11をタッピンねじ等により取付けていた従来
に構造のものに比較して、取付工程を大幅に簡略化する
ことができる。
【0011】
【考案の効果】本考案は以上に説明したように、保護板
を抜き加工のみで製作できるものであり、また、保護板
の下端両側に連設した掛鉤部と下端中央部に連設した挿
込片部とを中性極用ベースに透設した鉤孔と挿込孔に挿
込むことにより容易に取り付けることができるものであ
るから、従来の問題点を解消した分電盤として、その実
用的価値は極めて大きいものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す一部切欠正面図である。
【図2】本考案の実施例の要部を示す斜視図である。
【図3】本考案の実施例の保護板の取付過程を示す斜視
図である。
【図4】本考案の実施例の要部の分解斜視図である。
【図5】従来例の要部を示す斜視図である。
【符号の説明】
3 主幹用母線 8 ニュートラル端子 9 中性極用ベース 11 保護板 12 掛鉤部12a 細幅部 12b 広幅部 13 挿込片部 14 拡大孔部 15 鉤孔 16 挿込孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ニュートラル端子(8) を主幹用母線(3)
    の末端に集合配置し、かつニュートラル端子(8) と主幹
    用母線(3) とを分離する保護板(11)を立設した分電盤に
    おいて、この保護板(11)は下端中央部に挿込片部(13)を
    備えるとともに、下端両側に細幅部(12a) とその下方の
    広幅部(12b) とからなるL字状の掛鉤部(12)を備え、一
    方中性極ベース(9) には前記掛鉤部(12)の広幅部(12b)
    を挿入できる長さの拡大孔部(14)の端部に前記細幅部(1
    2a) とほぼ等しい幅の幅狭部を連続させた2個の鉤孔(1
    5)を形成するとともに、これらの幅狭部の端縁を結ぶ直
    線よりも拡大孔部(14)の反対側に偏位させた位置に前記
    挿込片部(13)を挿入する挿込孔(16)を形成したことを特
    徴とする分電盤。
JP1991059566U 1991-07-03 1991-07-03 分電盤 Expired - Lifetime JPH0742168Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991059566U JPH0742168Y2 (ja) 1991-07-03 1991-07-03 分電盤

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JP1991059566U JPH0742168Y2 (ja) 1991-07-03 1991-07-03 分電盤

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH054707U JPH054707U (ja) 1993-01-22
JPH0742168Y2 true JPH0742168Y2 (ja) 1995-09-27

Family

ID=13116922

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JP1991059566U Expired - Lifetime JPH0742168Y2 (ja) 1991-07-03 1991-07-03 分電盤

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JPS635371U (ja) * 1986-06-28 1988-01-14

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