JPH0722831Y2 - ニュートラル端子 - Google Patents

ニュートラル端子

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JPH0722831Y2
JPH0722831Y2 JP1988070740U JP7074088U JPH0722831Y2 JP H0722831 Y2 JPH0722831 Y2 JP H0722831Y2 JP 1988070740 U JP1988070740 U JP 1988070740U JP 7074088 U JP7074088 U JP 7074088U JP H0722831 Y2 JPH0722831 Y2 JP H0722831Y2
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清和 堀
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Nitto Kogyo Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、分電盤の分岐回路の絶縁抵抗測定を行う場合
等に、中性母線を断路するために用いられるニュートラ
ル端子に関するものである。
(従来の技術) 上記のような目的で分電盤の中性母線に取付けて使用さ
れるニュートラル端子としては、実公昭54−32205号公
報、実開昭56−115823号公報等に示されるように各種の
ものが知られているが、従来のニュートラル端子は単一
のスイッチ機能を有するものであるために分電盤の分岐
回路と同数を分電盤に設けなければならなかった。この
ため多くの取付スペースが必要であり盤が大型化するこ
と、必要数のニュートラル端子を取付けるためにニュー
トラルバーを長くしたり分割させたりする必要があるこ
と、従って取付作業も容易でないこと等の欠点を生じて
いた。
(考案が解決しようとする課題) 本考案はこのような従来の欠点を解決して、取付スペー
ス、ニュートラルバーの長さ、取付作業等を半減させる
ことができるニュートラル端子を目的として完成された
ものである。
(課題を解決するための手段) 本考案は、下部中央にニュートラルバーが挿通された本
体の内部に、下端がこのニュートラルバーの左右両端部
の上面にそれぞれ連通する2つの空間を形成するととも
に、本体のニュートラルバーの両側部分にそれぞれ斜面
を形成し、各空間の内部には、各空間の内壁面に立上が
らせた負荷側端子板と、垂直方向に昇降される操作ハン
ドルと、この操作ハンドルの操作により下端部が前記斜
面に沿って引き上げられてニュートラルバーと負荷側端
子板との間を2点切りすることができる接触子とをそれ
ぞれ設け、2個の独立したスイッチ機能を持たせたこと
を特徴とするものである。
(実施例) 次に本考案を図示の実施例によって更に詳細に説明す
る。
第1図に示す第1の実施例において、(1)はプラスチ
ックのような絶縁性材料からなる本体であり、この本体
(1)の下部中央に形成された連通孔(2)の内部にニ
ュートラルバー(3)が挿通されている。本体(1)の
ニュートラルバー(3)の両側部分には、外側が高い斜
面(15)がそれぞれ形成されている。本体(1)の内部
には中央壁(4)によって区画された2つの空間
(5)、(5)が形成されており、各空間(5)の下端
はニュートラルバー(3)の左右両端部の上面(6)に
それぞれ連通されている。これらの各空間(5)の内部
には、負荷側端子板(7)、操作ハンドル(8)、接触
子(9)がそれぞれ設けられて、以下に述べるとおり2
個の独立したスイッチ機能を持つものとされている。
負荷側端子板(7)はその端部を空間(5)の中央壁
(4)とは反対側の内壁面に立上らせたものであり、そ
の他端は本体(1)の内部を貫通して本体(1)の両端
部のねじ式端子(10)に連接されている。操作ハンドル
(8)は図示のように上端のつまみ部(11)を指先でつ
まんで垂直に引上げたり、押込んだりすることができる
構造のものであり、その下端部には肉厚の突子(12)が
形成されている。接触子(9)は本体(1)の中央壁
(4)の傾斜孔(13)内に基部を取付けられたばね(1
4)によって斜下向きに弾発され、左側に示されるよう
に操作ハンドル(8)が押込まれた状態においては突子
(12)の上部からその上端を突出させて負荷側端子板
(7)に接触させ、またその下端をニュートラルバー
(3)の左右両端部の上面(6)に接触させて、ニュー
トラルバー(3)と負荷側端子板(7)とを導通させて
いる。しかし操作ハンドル(8)が右側に示されるよう
に引上げられたときにはその突子(12)により接触子
(9)がばね(14)に抗して引上げられ、その下端が前
記した本体(1)の斜面(15)に沿って上昇してニュー
トラルバー(3)との接触が断たれるとともに、その上
端と負荷側端子板(7)との間に突子(12)が割込んで
負荷側端子板(7)との接触も断ち、2点切りが行われ
るようになっている。
第2図は本考案の第2の実施例を示すもので、本体
(1)の片側に2個のねじなし端子(10a)、(10a)を
上下2段に設け、図面上右側の負荷側端子板(7)を本
体(1)の底部を通して下段のねじなし端子(10a)に
接続させた点が第1の実施例と相違しているが、その他
の構成は同一である。
第3図は本体(1)の片側に2個のねじ式端子(10)を
上下2段に、しかも水平方向にずらせて取付けたもので
あり、中性線をねじ式端子(10)に容易に接続できるよ
うに工夫したものである。
(作用) このように構成されたものは、第4図に示されるように
中性母線(20)の先端に取付けられたニュートラルバー
(3)を本体(1)の連通孔(2)の内部に挿通させる
ことによってニュートラルバー(3)上に多数個を取付
け、また本体(1)の2個のねじ式端子(10)又はねじ
なし端子(10a)にそれぞれ中性線を接続して用いられ
るものである。そして操作ハンドル(8)は常時は押込
み状態とされ、これによって本体(1)の空間(5)内
の接触子(9)が負荷側端子板(7)とニュートラルバ
ー(3)とを導通させているが、分岐回路の絶縁抵抗測
定等を行う場合には操作ハンドル(8)を引上げればそ
の下端の突子(12)によって接触子(9)の下端部が斜
面(15)に沿って引き上げられるとともに、その上端と
負荷側端子板(7)との間に突子(12)が割込んで負荷
側端子板(7)との接触が断たれ、両者間は2点切りさ
れた状態となり、中性線は確実に断路される。
しかも本考案のニュートラル端子は、本体(1)の内部
に2つの空間(5)、(5)を形成し、各空間(5)、
(5)に独立したスイッチ機構を収納したものであるか
ら、1個の本体に2本の中性線を接続させることがで
き、分岐回路数が同数である場合には第5図の従来例か
ら第4図のようにニュートラル端子の数を半減させるこ
とができる。また本考案によれば、これによって取付ス
ペースを半減させ、盤の小型化を図ることができるとと
もに、ニュートラルバー(3)の取付の手数等をも半減
させることができる。しかも本考案においては本体
(1)の内部に挿通させたニュートラルバー(3)の左
右両端部の上面(6)、(6)を2個の接触子(9)、
(9)の接触面として利用しているので、2個のスイッ
チ機能を内蔵させたにもかかわらずニュートラルバー
(3)自体は従来どおりのものを使用すればよく、また
ニュートラル端子自体の構造を簡素化することができ
る。
(考案の効果) 本考案は以上の説明からも明らかなように、本体内部に
2個の独立したスイッチ機能を持たせることにより取付
スペースや、ニュートラルバー取付作業等を半減させる
ことができ、しかもニュートラルバーの左右両端部を利
用して構造の簡素化等を図ることに成功したものであ
る。また本考案によれば、ニュートラルバーの両端の斜
面を利用して2点切りを行えるので、中性線を確実に断
路することができる。よって本考案は従来の問題点を一
掃したニュートラル端子として、実用的価値は極めて大
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1の実施例を示す断面図、第2図は
本考案の第2の実施例を示す断面図、第3図は本考案の
第3の実施例を示す断面図、第4図は使用状態を示す平
面図、第5図は従来のニュートラル端子の使用状態を示
す平面図である。 (1):本体、(3):ニュートラルバー、(5):空
間、(7):負荷側端子板、(8):操作ハンドル、
(9):接触子、(15):斜面

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】下部中央にニュートラルバー(3)が挿通
    された本体(1)の内部に、下端がこのニュートラルバ
    ー(3)の左右両端部の上面にそれぞれ連通する2つの
    空間(5)、(5)を形成するとともに、本体(1)の
    ニュートラルバー(3)の両側部分にそれぞれ斜面(1
    5)を形成し、各空間(5)、(5)の内部には、各空
    間(5)、(5)の内壁面に立上がらせた負荷側端子板
    (7)と、垂直方向に昇降される操作ハンドル(8)
    と、この操作ハンドル(8)の操作により下端部が前記
    斜面(15)に沿って引き上げられてニュートラルバー
    (3)と負荷側端子板(7)との間を2点切りすること
    ができる接触子(9)とをそれぞれ設け、2個の独立し
    たスイッチ機能を持たせたことを特徴とするニュートラ
    ル端子。
JP1988070740U 1988-05-27 1988-05-27 ニュートラル端子 Expired - Lifetime JPH0722831Y2 (ja)

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JP1988070740U JPH0722831Y2 (ja) 1988-05-27 1988-05-27 ニュートラル端子

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01174825U JPH01174825U (ja) 1989-12-12
JPH0722831Y2 true JPH0722831Y2 (ja) 1995-05-24

Family

ID=31295969

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6341711Y2 (ja) * 1980-02-07 1988-11-01
JPS62129730U (ja) * 1986-02-10 1987-08-17

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01174825U (ja) 1989-12-12

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