JPH06290147A - オンラインシステムの端末制御データ変更方法 - Google Patents

オンラインシステムの端末制御データ変更方法

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JPH06290147A
JPH06290147A JP5073350A JP7335093A JPH06290147A JP H06290147 A JPH06290147 A JP H06290147A JP 5073350 A JP5073350 A JP 5073350A JP 7335093 A JP7335093 A JP 7335093A JP H06290147 A JPH06290147 A JP H06290147A
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JP
Japan
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data
file
control data
terminal device
terminal
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JP5073350A
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English (en)
Inventor
Masayuki Inoue
雅之 井上
Yuichiro Kanekawa
祐一朗 金川
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】オンライン端末装置で使用するデータの変更に
際し、前もってホストコンピュータから端末装置に送信
し、格納しておいた制御データに不正部分が含まれてい
た場合、不正部分の使用を容易に防止することを目的と
する。 【構成】端末装置では、端末装置で使用する端末制御デ
ータファイル117と、変更するデータを前もって格納し
ておくバックアップファイル118を設け、ホスト側では
端末装置で使用するデータのマスタデータを格納してお
くマスタデータファイル124を設ける。各データファイ
ルには端末装置のデータとホスト側のデータの同期を取
るための情報としてデータバージョンと、データが有効
になるデータ有効日付を設けて、この2つによりデータ
の更新や正当性を判断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オンライン端末を制御
するための制御データを変更する変更方法に関し、特
に、あらかじめ新しい制御データを端末装置に保持して
おいて、指定された時に旧制御データから新制御データ
に切り替えることにより制御データを変更するデータ変
更方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の方法は、特開平3ー184151
号公報に記載されてるように、端末装置を制御する制御
データを変更する場合、その制御データを前もってホス
トコンピュータから端末装置に送信し、制御データが使
用可能になる日付情報を付加して期日指定データとして
端末装置に格納しておく。制御データが使用可能になる
日付に達すると、端末装置は自動的に制御データを端末
装置の制御データに反映させていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、期日
指定データに不良が有ったり、日付情報を誤って設定し
た場合でも、期日指定データが有効になる日付に達する
と自動的に期日指定データが反映されるという問題があ
る。
【0004】本発明は、上記課題を解決するため、期日
指定データの日付情報に設定された有効日付に達して
も、不正データの使用を防止することのできるオンライ
ン端末データ変更方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願発明は、上記課題を
解決するためになされたもので、ホストコンピュータと
端末装置を有し、端末装置はホストコンピュータから送
られる制御データに従って処理をおこなうオンラインシ
ステムにおいて適用され、以下のように構成される。◆
ホストコンピュータは端末装置に制御データを送る時
は、期日指定データであることを示す使用開始日と、同
期情報を付加して端末装置に送信し、端末装置は受け取
った制御データを使用開始日までバックアップファイル
に格納しておく。ここで、同期情報とは上位局で管理す
る制御データと端末装置で使用すべき制御データとの整
合を取るための情報である。◆端末装置は、起動時や日
付が変わった時点で、制御データの使用開始日に達した
か否かチェックし、使用開始日に達したらホストコンピ
ュータからその日に有効にする端末制御データの同期情
報と端末装置に保持されている制御データの同期情報を
比較し、同期情報が一致したら上記保持された制御デー
タを端末装置の制御データとして更新する。
【0006】使用開始日に達しても上位装置との同期を
取る同期情報が一致しなければ、端末装置はそれまでに
保持している制御データを変更しないようにする。
【0007】
【作用】上記手段により、すでに端末装置に格納されて
いる期日指定データに不良があり、しかも上位局側に修
正データが無い場合に、現在使用しているデータの同期
情報と同じ値を上位局から送信することにより、端末装
置は不良のある期日指定データを当日使用データに反映
せず、現在使用しているデータをそのまま使用するた
め、不良データの使用を容易に防止することができ、上
記従来技術の課題を解決することができる。
【0008】
【実施例】本発明の実施例を図を用いて説明する。◆図
1は、本発明の実施例にかかるオンライン端末データ制
御方法を実施するためのオンラインシステム構成図であ
る。オンラインシステムは複数の端末装置110と端末装
置110を制御するホストコンピュータ120から構成され
る。
【0009】端末装置は110は、KB(キーボード)111
からの入力処理やCRT112に出力処理を行う端末入出
力制御装置113、端末装置110で使用するデータファイル
を制御する端末ファイル制御装置114、回線を通じてホ
スト120とデータの授受を行う端末通信制御装置115、こ
れらの装置を制御する端末オンライン制御装置116を含
む。端末ファイル制御装置116は、各装置の動作に必要
なデータを格納しておく端末制御データファイル117
と、端末制御データファイル117に変更が有る場合に前
もって制御データをホストコンピュータ120から得て、
格納しておくバックアップファイル118を有する。バッ
クアップファイル118には、制御データと、この制御デ
ータが使用可能になる日付情報が格納される。
【0010】ホストコンピュータ120は、KB121からの
入力や、CRT122への出力を制御するホスト入出力制
御装置123、端末制御データファイル117のマスタデータ
を格納しているマスタデータファイル124、そのマスタ
データファイル124を制御するホストファイル制御装置1
25、端末通信制御装置115とデータの授受を行うホスト
通信制御装置126、これらの装置を制御して端末装置と
オンライン処理を行うホストオンライン制御装置127を
含む。
【0011】端末装置110は、端末制御データファイル1
17に格納された制御データを使ってトランザクションを
実行する。例えば、端末装置のトランザクションが、鉄
道会社で用いられる切符販売システムである場合は、切
符の値段や各種イベント切符の種類等のキップ販売に必
要なデータが制御データとして格納される。この、端末
制御データファイル117を変更する場合、ホストコンピ
ュータは、新しい制御データに使用可能になる日付情報
を付加して、前もって端末装置110に送信する。端末装
置110はこれらデータを受取って、バックアップファイ
ル118に格納する。端末オンライン制御装置116は、バッ
クアップファイル118の日付情報に設定された日付に達
したらバックアップファイル118に格納されている制御
データを端末制御データファイル117に移動し、制御デ
ータの更新を行なう。
【0012】図2は、本発明の一実施例にかかる端末装
置110とホストオンピュータ120のデータファイル117、11
8、124のファイル構造を示す。これらデータファイル
は、格納されているデータの基本的属性を格納しておく
基本部210と、実際に使用するデータを格納しておく実
データ部220から構成される。基本部210は、データファ
イルのファイル名称211、そのデータが使用可能になる
日付情報を格納しておくデータ有効日付212、実データ
部に格納されているデータとホストコンピュータ120で
管理しているマスタデータファイル124の同期を取るた
めの同期情報であるデータバージョン213を含む。実デ
ータ部には実際に使用する制御データが、データ1から
データnまで分割して格納される。
【0013】端末制御データファイル117をバックアッ
プファイル118の制御データで更新する場合は、端末装
置110は、例えば、端末装置が起動された時や夜12時
をすぎて日付が変わった時は、ホストコンピュータ120
から有効とするデータバージョン213を受信し、受信し
たデータバージョン213と端末制御データファイル117の
データバージョン213を比較する。これらのバージョン
が一致した場合は、端末制御データファイル117をその
まま使用する。不一致の場は、その日の日付とバックア
ップファイル118のデータ有効日付212を比較し、バック
アップファイル118のデータ有効日付212がその日付以前
であり(いいかえると、データの有効日に達しているこ
と)、マスタデータファイル124のデータバージョン213
とバックアップファイル118のデータバージョン213が一
致した場合、バックアップファイル118を端末制御デー
タファイル117に転送する。バックアップファイル118の
データバージョン213と一致しない場合は、端末オンラ
イン制御装置116は、マスタデータファイル124の制御デ
ータの転送をホストコンピュータ120に要求し、端末制
御データファイル117を更新する。このようにして端末
制御データファイル117のデータバージョン213とマスタ
データファイル124のデータバージョン213が常に一致す
るように制御行う。
【0014】図3に、本発明の一実施例にかかるデータ
変更前とデータ変更当日のマスタデータファイル310、
端末制御データファイル320、バックアップファイル330
に格納されているデータの遷移を示す。本実施例はデー
タ有効日付が1年4月1日の制御データに変更する例で
ある。1年4月1日以前のデータ変更前は、有効日前の
マスタデータファイル310のデータバージョン312と端末
制御データファイル320のデータバージョン322は'0005'
で一致しており、端末装置のデータ313とホストコンピ
ュータのデータ323は一致している。そして、バックア
ップファイル330にはデータ有効日付331が1年4月1日
でデータバージョン332が'0006'のデータ333が格納され
ている。データ有効日付である1年4月1日になると、
ホストコンピュータ120のマスタデータファイルの内容
が310から340に変更され、データ343が変更され、デー
タバージョン342も'0006'に変更される。なお、このバ
ージョン'0006'のデータは1年4月1日以前に作成さ
れ、あらかじめホストコンピュータ120に格納されると
共に、端末装置110に送信しておくものである。
【0015】1年4月1日になると、ホストコンピュー
タ120から、マスタデータファイル340のバージョン342
が'0006'と送信される。端末装置110では、マスタデー
タファイル340のバージョン342の'0006'と端末制御デー
タファイル320のデータバージョン322の'0005'を比較
し、不一致であることを検出する。すると、バックアッ
プファイル330の有効日付をチェックし、有効日付331が
達していることと、データバージョン332とマスターフ
ァイル340のデータバージョン342が一致しているかを確
認する。この場合一致しているので、バックアップファ
イル330のデータ部333を端末制御データファイル350の
データ部353に転送すると共に、バックアップファイル3
30の基本部210を端末制御データファイル350の基本部21
0に転送する。
【0016】図4に、本発明の一実施例にかかるバック
アップファイルに格納されているデータが不正な場合
に、このデータの使用を防止する例を示す。図3で示し
た実施例と同様に、データ有効日付が1年4月1日の場
合の例である。データ有効日前のマスタデータファイル
410と端末制御データファイル420にはデータバージョン
412、422が '0005'のデータが格納され、バックアップデ
ータファイル43には、データ有効日付431が1年4月1
日で、データバージョン432が'0006'のデータ433が格納
されている。データ有効日付の直前にバックアップファ
イル430に格納されているデータ433に不正部分434があ
ることが判明した。データ有効日にバックアップファイ
ル430のデータ不正部分434を使用しないためには、マス
タデータファイル440のデータ443をデータバージョン'0
005'のままにすることにより、マスタデータファイル43
0のデータバージョン442と端末制御データファイル320
のデータバージョン422が一致するため、バックアップ
ファイル430のデータ433を端末制御データファイル450
に反映しないため、不正なデータ434の使用を防止でき
る。また、別の方法として、データバージョンを'0007'
にすれば、端末装置110から最新データの転送要求がく
るので、ホストコンピュータは端末装置110に正しいデ
ータを送ればよい。
【0017】図5に、本発明の一実施例にかかるデータ
更新の制御フローを示す。データ更新処理を開始する
と、まず、ホストコンピュータよりオンライン端末シス
テム全体を管理するマスタデータファイルのデータバー
ジョンを受信する(ステップ520)。受信したマスタデ
ータファイルのデータバージョンと端末装置の端末制御
データファイルのデータバージョンを比較し(ステップ
530)、一致すれば、端末制御データファイルのデータ
は正常データであり、データ更新処理を終了する(ステ
ップ580)。不一致の場合は、バックアップファイルに
格納されているデータとマスタデータファイルのデータ
が同一かどうか確認するために、バックアップファイル
のデータ有効日付と本日日付を比較し(ステップ54
0)、データ有効日付が本日日付以前なら、マスタデー
タファイルのデータバージョンとバックアップファイル
のデータバージョンを比較し(ステップ550)、一致し
ていればバックアップファイルのデータを端末制御デー
タファイルのデータに反映する(ステップ560)。バッ
クアップファイルのデータ有効日付が本日日付以降だっ
たり、マスタデータファイルのデータバージョンとバッ
クアップファイルのデータバージョンが不一致の場合
は、マスタファイルとバックアップファイルが不一致で
あり、端末装置には使用可能なデータが格納されていな
いため、ホストコンピュータより更新データを転送する
(ステップ570)。以上、データ更新処理が終了した
ら、更新したデータでオンライン処理を行う。
【0018】以上、端末制御データファイルの全データ
量をバックアップファイルに保持する方法について説明
してきたが、更新するデータ部分のみを更新することも
本方法を用いて容易に制御可能である。また、本実施例
はデータファイル単位に制御する方法について説明して
きたが、データ部のデータ単位にデータ有効日付とデー
タバージョンを保持することにより各データ単位での制
御も容易に行える。さらに本願発明では端末装置とホス
トの整合性をとるためにホストからデータバージョンの
みを送信していたが、これに加え日付情報も送るように
することもできる。このようにすれば端末装置での日付
とホストの日付が不一致の場合に発生するエラーを防止
することができる。
【0019】
【発明の効果】以上の説明より、本発明は前もって格納
している更新データを使用可能にするには、データ有効
にする日付情報とホストコンピュータのマスタデータフ
ァイルのデータとの同期を取るための同期情報で管理す
ることにより、不正なデータのデータ有効日付を過ぎて
も、ホスト側から送られてくるマスタデータファイルの
同期情報を操作することにより、端末装置に不正なデー
タの使用を容易に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のオンライン端末データ制御方法の一実
施例を示すシステム構成図。
【図2】本発明の一実施例にかかるデータファイルのフ
ァイル構造図。
【図3】本発明の一実施例にかかるデータファイルのデ
ータ遷移例を示す図。
【図4】本発明の一実施例にかかるデータファイルに格
納されているデータが不正な場合のデータ遷移例を示す
図。
【図5】本発明の一実施例にかかるデータ制御方法の処
理フローを示す図。
【符号の説明】
114…端末ファイル制御装置 117…端末制御データファイル 118…バックアップファイル 124…マスタデータファイル 125…ホストファイル制御装置 210…データファイルの基本部 212…データ有効日付 213…データバージョン 220…データファイルの実データ部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ホストコンピュータと端末装置を有し、該
    端末装置はホストコンピュータから送られる制御データ
    に従って処理をおこなうオンラインシステムにおいて、 ホストコンピュータは端末装置に上記制御データを送る
    時は、その制御データに使用開始日と同期情報を付加し
    て送信し、 送信された制御データを受取った端末装置は上記制御デ
    ータを使用開始日まで保持しておき、 上記端末装置は使用開始日に達したら、ホストコンピュ
    ータのID情報と端末装置に保持されているデータの同
    期情報を比較し、 該同期情報が一致したら上記保持された制御データによ
    って上記端末装置の制御を行うことを特徴するオンライ
    ン端末データ変更方法。
JP5073350A 1993-03-31 1993-03-31 オンラインシステムの端末制御データ変更方法 Pending JPH06290147A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006012153A (ja) * 2004-06-29 2006-01-12 Microsoft Corp 同時トランザクション(concurrenttransactions)とページ同期(pagesynchronization)

Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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