JP3204206B2 - 部分抽出型リモートメンテナンス方式 - Google Patents

部分抽出型リモートメンテナンス方式

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JP3204206B2
JP3204206B2 JP08299398A JP8299398A JP3204206B2 JP 3204206 B2 JP3204206 B2 JP 3204206B2 JP 08299398 A JP08299398 A JP 08299398A JP 8299398 A JP8299398 A JP 8299398A JP 3204206 B2 JP3204206 B2 JP 3204206B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リモートメンテナ
ンス方式に関し、特に、ホストコンピュータにおける
ーブルデータの更新に伴い、該ホストコンピュータに通
信接続した分散端末のデータ内容の更新をオンラインで
行うリモートメンテナンス方式に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のテーブルデータのリモートメン
テナンス方式においては、データを更新するために送信
されるデータ量の削減と、更新したデータの検証が重要
である。この点について、テーブルデータの更新ではな
いが、遠隔地にあるコンピュータに対しソースプログラ
の更新をオンラインで行うでリモートメンテナンス方
を開示した刊行物として特開平7−175662号公
を例に以下に説明する。特開平7−175662号公
報には、送信するデータ量を最小限に留めてシステム運
用に影響を及ぼすことなく遠隔値のコンピュータに対す
るプログラム更新を容易に行うことを可能とした方式が
提案されている。
【0003】より詳細には、この従来のリモートメンテ
ナンス方式において、ホストコンピュータは、新旧ソー
スプログラムを記憶する記憶装置と、新旧ソースプログ
ラムの変更履歴を生成する変更履歴生成手段と、変更履
歴に修正行情報を付加した情報を記憶する修正プログラ
ム記憶手段と、それを通信端末毎に送信する送信手段と
を備えた構成されている。また遠隔地のコンピュータ
は、新旧ソースプログラムを記憶する記憶装置と、デー
タを受信して変更履歴を組み立てる受信手段と、その変
更履歴と記憶装置内の旧ソースプログラムから新ソース
プログラムを生成するプログラム更新手段と、新ソース
プログラムから新実行形式プログラムを生成する翻訳手
段とを備えて構成されている。
【0004】この従来のリモートメンテナンス方式は、
ホストコンピュータ側の新旧ソースプログラムから、変
更履歴を生成して、遠隔地のコンピュータに送信し、遠
隔地コンピュータにおいて変更履歴を旧ソースプログラ
ムへ反映し、新ソースプログラムを翻訳して実行形式プ
ログラムを生成している。
【0005】上記した従来のリモートメンテナンス方式
は、次のような問題点があった。
【0006】第1の問題点は、変更箇所が少ない場合で
も、変更履歴のデータ量が多くなる、ということであ
る。
【0007】その理由は、ソースプログラムの変更行の
内容がそのまま、変更履歴として、ホストコンピュータ
から遠隔地のコンピュータに送られる構成とされてお
り、変更箇所の数にかかわらず1行分の情報が送られて
しまうためである。
【0008】第2の問題点は、遠隔地のコンピュータで
生成された新ソースプログラムの内容が正当なものであ
るか、判断できないことである。
【0009】その理由は、生成した新ソースプログラム
の内容を検証するための手段を具備していないためであ
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】したがって本発明が解
決しようとする課題は、ホストコンピュータにおけるテ
ーブルデータの更新に伴い、該ホストコンピュータに通
信接続した分散端末のデータ内容の更新をオンラインで
行うリモートメンテナンス方式において、ホストコンピ
ュータのデータの更新に伴い端末側のデータを更新する
ための送信されるデータ量を特段に削減するモートメン
テナンス方式を提供することにある。また、本発明の他
課題は、端末側で更新データの内容を検証可能とした
モートメンテナンス方式を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記課題解決するため
本発明は、一又は複数の端末がネットワークを介してホ
ストコンピュータに接続するシステムにおいて、前記ホ
ストコンピュータが、前記ホストコンピュータで記憶さ
れるデータが変更された場合、該データの変更前の内容
と変更後の内容とを比較してその差分情報を抽出し、こ
れを変更情報として前記端末に配信する手段と、前記変
更内容に関する検証コードを生成する手段を備え、前記
変更情報とともに前記検証コードを前記端末に配信し
前記変更情報を受信した端末では自端末に記憶されるデ
ータの内容を前記変更情報に基づき更新する手段と、前
記変更情報に基づき自端末の前記データを変更した内容
から検証コードを生成し、この検証コードを前記ホスト
コンピュータ側から送信された検証コードと照合するこ
とで変更データの整合性をチェックする手段と、生成し
た検証コードと前記ホストコンピュータ側から送信され
た検証コードとが不一致の場合に、前記ホストコンピュ
ータに対して、前記ホストコンピュータに記憶されるデ
ータの最新の内容を一括して再送するように再送要求を
送信する手段と、を備え、前記ホストコンピュータが、
前記端末からの再送要求を受け前記ホストコンピュータ
で記憶される前記データの最新の内容を、前記端末に一
括して送信する手段を備える。
【0012】本発明は、前記ホストコンピュータが、前
記ホストコンピュータで記憶されるテーブルの内容が変
更された場合、該テーブルの変更前の内容と更新後の内
容とを比較してその差分情報を抽出し、その際、該テー
ブルを構成するレコードのうち変更のあったレコードに
ついて、変更の内容が更新、削除、追加等のいずれであ
るかを示す変更区分と、更新の場合には該更新レコード
のうち更新されたデータ項目のみ、また追加の場合には
追加レコードのデータ項目を変更情報として抽出する手
段と、前記変更内容に関する検証コードを生成する手段
と、前記変更情報及び前記検証コードを前記端末へ配信
する配信データの形式に編集する手段と、前記端末へ前
記配信データを配信する手段と、を備え、前記変更情報
とともに前記検証コードを前記端末に配信し、前記端末
が、受信した変更情報に基づき自端末で記憶するテーブ
ルに前記変更情報の内容を反映させる手段を備え、前記
ホストコンピュータと前記端末がそれぞれ有するテーブ
ルの変更内容を同一に維持し、さらに、前記端末では、
前記変更情報に基づき自端末の前記データを変更した内
容から検証コードを生成し、この検証コードを前記ホス
トコンピュータ側から送信された検証コードと照合する
ことで変更データの整合性をチェックする手段を備え、
前記端末において、生成した検証コードと前記ホストコ
ンピュータ側から送信された検証コードとが不一致の場
合に、前記ホストコンピュータに対して、前記ホストコ
ンピュータに記憶されるデータの最新の内容を一括して
再送するように再送要求を送信する手段を備え、前記ホ
ストコンピュータが、前記端末からの再送要求を受け前
記ホストコンピュータで記憶される前記データの最新の
内容を、前記端末に一括して送信する手段を備える。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について以下
に説明する。本発明は、ホストコンピュータと、分散処
理を行う端末(「分散端末」という)との双方で同一の
定数テーブルを保有する場合に、ホストコンピュータ側
で変更されたテーブルの変更箇所と、変更後のテーブル
の内容から作成された検証コードを併せて、分散端末に
配信することにより、少ないデータ量で安全に分散端末
側のテーブルをリモートメンテナンスすることを可能と
したものである。
【0014】より詳細には、本発明は、その好ましい実
施の形態において、図1を参照すると、ボストコンピュ
ータと該ホストコンピュータに接続する複数の分散端末
を備え、ホストコンピュータは、入力装置1と、ホスト
コンピュータ側の定数テーブルを管理するためのデータ
管理装置2と、配信装置3を備え、データ管理装置2
は、世代管理手段21、新世代情報記憶部22、旧世代
情報記憶部23はを備え、配信装置3は、変更情報抽出
手段31、検証コード作成手段332、配信データ編集
手段33、配信手段34を備えている。
【0015】分散端末の受信装置は、受信手段41と、
データ反映手段42と、データ記憶部43と、検証手段
44を備えている。
【0016】ホストコンピュータのデータ管理装置2に
備えられた新世代情報記憶部22は、ホストコンピュー
タで現在使用中の定数テーブルを記憶し、旧世代情報記
憶部23は、新世代情報記憶部22の更新前の内容を記
憶している。
【0017】入力装置1からテーブルの変更情報通知を
受け取ると、世代管理手段21が新世代情報記憶部22
の内容を旧世代情報記憶部23にコピーして新世代情報
記憶部22に変更情報を反映する。
【0018】この新旧のテーブル情報を、配信装置3の
変更情報抽出手段31が読み込み、レコード項目単位の
比較を行い、変更されたデータ項目のみを抽出して配信
データ編集手段33に送る。例えば、あるレコード中の
“項目a”だけに変更がある場合は、その“項目a”だ
けを抽出して配信データ編集手段33に送る。
【0019】検証コード作成手段32では変更情報を反
映した新世代情報記憶部22の内容を基に、分散端末側
でテーブルの正当性を確認するための検証コードを作成
する。
【0020】配信データ編集手段33は、変更情報抽出
手段31および検証コード作成手段32からの情報を受
けて、分散端末宛の配信電文を作成する。これを配信手
段34が全分散端末宛に配信する。
【0021】分散端末側では、受信手段41で受信した
電文から、データ反映手段42にて、テーブルの変更デ
ータ、例えば“項目a”を、自端末のデータ記憶部43
へ反映し、且つ、その反映結果が正しいもであるか否か
を検証手段44によって確認する。
【0022】このように、変更されたデータ項目とデー
タ反映後の検証コードを分散端末に配信することで、全
端末へのデータ送信時間短縮、及び、データの信頼性向
上を図ることができる。
【0023】
【実施例】上記した本発明の実施の形態についてさらに
詳細に説明すべく、本発明の実施例について説明する。
【0024】図1は、本発明の一実施例のシステム構成
を示す図である。図1を参照すると、本実施例は、キー
ボード等の入力装置1と、ホスト側の定数テーブルを管
理するデータ管理装置2と、テーブルの変更情報を抽出
し分散端末に配信する配信装置3と、配信された変更情
報を分散端末へ取り込む受信装置4と、を含む。
【0025】データ管理装置2は、世代管理手段21
と、新世代情報記憶部22と、旧世代情報記憶部23
と、を備えている。
【0026】世代管理手段21は、入力装置1からテー
ブルの変更情報を受け取ると、まず新世代情報記憶部2
2の内容を旧世代情報記憶部23にコピーし、その後、
テーブルの変更情報を新世代情報記憶部22に反映す
る。
【0027】新世代情報記憶部22は、ホストコンピュ
ータで現在使用中、或いは、これから使用する定数テー
ブルを保有する。
【0028】旧世代情報記憶部23は、新世代情報記憶
部22が更新される前の定数テーブルを保有する。
【0029】配信装置3は、変更情報抽出手段31と、
検証コード作成手段32と、配信データ編集手段33
と、配信手段34とを含む。
【0030】変更情報抽出手段31は、新旧のテーブル
情報を読み込み、レコードの項目単位に比較処理を行
い、レコード中のどの項目が変更されたかを判定して変
更された項目を抽出する。
【0031】検証コード作成手段32は、新世代情報記
憶部22の内容をもとに、そのデータであること示す検
証コードを算出する。
【0032】配信データ編集手段33は、変更情報抽出
手段31で抽出された変更情報と、検証コード作成手段
32で算出された検証コードを基に、分散端末へ配信す
るための配信電文を作成する。
【0033】配信手段34は、配信データ編集手段33
で作成された配信電文を、ホストコンピュータに接続さ
れている全分散端末へ向けて送信する。
【0034】分散端末の受信装置4は、受信手段41
と、データ反映手段42、データ記憶部43と、検証手
段44とを含む。
【0035】受信手段41は、ホストから配信された電
文を受信する。
【0036】データ反映手段42は、受信手段41で受
信した配信電文から、データの変更情報を取り出し、取
り出した変更情報の内容で、データ記憶部43に保有す
る定数テーブルを更新する。
【0037】データ記憶部43は、分散端末で現在使用
中、或いは、これから使用する定数テーブルを保有す
る。
【0038】検証手段44は、変更データ反映後のデー
タ記憶部43からホストコンピュータと同じ検証コード
の算出を行い、ホストコンピュータから送られてた検証
コードとの整合性をチェックする。
【0039】図1に示した本実施例の動作について、具
体例に即して詳細に説明する。図2乃至図7は、本発明
の一実施例を説明するための図であり、配信データの変
遷について例示したものである。
【0040】図2は、入力装置1から変更データの投入
を開始する前の、新世代情報記憶部22、及び、旧世代
情報記憶部23の定数テーブルの内容の一例を示したも
のである。
【0041】図2を参照すると、新世代情報記憶部22
には、旧世代情報記憶部23のテーブルを更新した内容
が格納されている。
【0042】入力装置1から変更データを投入しようと
すると、図3に示すように、世代管理手段21が現在の
テーブル内容を新世代情報記憶部22から旧世代情報記
憶部23にコピーし、更新可能状態のテーブルを作成す
る。
【0043】図4は、更新可能状態となった新世代情報
記憶部22のテーブルに、変更データを投入した結果の
一例を示す図である。
【0044】図4において、レコード001の項目bは
“B11”から“B21”に変更されており、レコード
002は削除されている。また、レコード004は、今
回新たに追加されたものであり、以上の3つのレコード
に何らかの変更が加えられている。
【0045】変更データ投入後の新世代情報記憶部22
と旧世代情報記憶部23のテーブルデータを変更情報抽
出手段31が読み込み、レコードの項目単位に比較を行
ってテーブルの変更差分を抽出する。
【0046】図5は、新世代情報記憶部22と旧世代情
報記憶部23のテーブルデータの変更差分を抽出した状
態を示す図である。
【0047】図5を参照すると、変更差分の情報は、変
更区分、レコードキー、変更データ項目から構成されて
いる。それぞれの項目は、区切り記号であるカン
マ“,”で区切られており、特に変更のない項目につい
ては何もセットされない。
【0048】図5に示した例では、レコード001は更
新レコードであるため、変更区分が“更新”、レコード
キーが“001”となり、以下、レコードの項目毎にカ
ンマで区切られ、実際に変更された項目“B21”のみ
変更後の値がセットされる。
【0049】レコード002は削除レコードであるた
め、変更区分“削除”、レコードキーが“002”とい
うデータのみセットされる。
【0050】レコード004は追加レコードであるた
め、変更区分が“追加”となり、以下、レコードキーと
レコード項目の全てがセットされる。
【0051】図6は、検証コード算出の様子を模式的に
示す図である。図6を参照すると、検証コード作成手段
32は、新世代情報記憶部32のテーブル内容をもと
に、所定の演算を行い検証コードを求める。
【0052】変更情報抽出手段31で抽出した変更差分
と、検証コード作成手段32で算出した検証コードをも
とに、配信データ編集手段33で分散端末に配信するた
めの配信データを編集する。
【0053】図7は、配信データの編集手段33で編集
された電文フォーマットの一例を示す図である。配信デ
ータの編集手段33では、更差分データに、配信ヘッ
ダ、及び検証コードを付加して電文の形式のデータとす
る。
【0054】配信手段34において、配信データ編集手
段33で作成された配信電文を、ホストに接続されてい
る全分散端末に対し配信する。
【0055】分散端末の受信手段41により、ホストか
ら配信された電文を受信し、それをデータ反映手段42
に受け渡す。
【0056】図8は、分散端末におけるデータ反映及び
検証処理を説明するための図である。
【0057】図8に示すように、この電文中の変更情報
をデータ反映手段42で解析し、解析した変更情報をデ
ータ記憶部43に保有する定数テーブル反映する。
【0058】変更情報反映後、検証手段44が、データ
記憶部43の内容をもとに、検証コードを算出し、ホス
トコンピュータから送られてきた検証コードと整合性を
チェックを行い、検証結果をリストへ出力する。
【0059】次に、本発明の第二の実施例について説明
する。図9は、本発明の第二の実施例のシステム構成を
示す図である。
【0060】図9を参照すると、本発明の第二の実施例
においては、配信装置5、及び、受信装置6に、再送指
示手段35と再送要求手段45とがそれぞれ新たに追加
されている点が、図1に示した前記実施例における配信
装置2、及び、受信装置3の構成と相違している。
【0061】分散端末側の再送要求手段45は、検証手
段44において、検証コードが不一致となった場合に、
最新の定数テーブルを一括再送する要求をホストコンピ
ュータへ発信する。
【0062】ホストコンピュータの配信装置5における
再送指示手段35は、分散端末側の再送要求手段45か
らの再送要求を受け、変更情報抽出手段31に対して、
最新の定数テーブルの一括再送を要求し、また配信手段
44には、再送時の宛先となる端末情報を提示する。
【0063】次に本発明の第二の実施例の動作について
説明する。
【0064】入力装置1から変更データが入力されて、
分散端末に電文を配信するまでの処理については、前記
第一の実施例と同一であるため省略する。前記第一の実
施例では、分散端末へ変更データを反映した後、検証手
段44で検証コードが不一致となった場合でも、その結
果をリスト出力するだけであった。
【0065】本実施例では、そのような場合に、再送要
求手段45がホストへ向けて、最新の定数テーブルの一
括再送を要求し、それを再送指示手段34が受けて、要
求のあった分散端末へ最新の定数テーブルを一括送信す
る。分散端末側では一括再送された定数テーブルをデー
タ記憶部43へ取り込み、正常な内容へと復旧させる。
【0066】次に本発明の第二の実施例の動作について
具体例に即して説明する。
【0067】検証手段44で、ホストコンピュータ側、
分散端末側の検証コードが不一致となると、その旨が再
送要求手段45へ通知される。
【0068】再送要求手段45は、データ記憶部43の
定数テーブルが不正であるとを認識し、ホストへ向けて
最新の定数テーブルの一括再送を要求する。このとき、
再送要求手段45は、データ記憶部43に記憶されてい
る不正データを、変更区“追加”で一括再送されてくる
データのためにクリアする。
【0069】ホストコンピュータ側の再送指示手段34
は、分散端末からの再送要求を受けて、変更情報抽出手
段31に対し、最新の定数テーブルを一式送信するよう
指示する。
【0070】これを受けて変更情報抽出手段31は、新
世代情報記憶部22の定数テーブルのみを読み込み、図
10に示すように、全て追加のレコードとして、変更差
分を抽出する。
【0071】変更差分を抽出した後は、配信データ編集
手段33が配信電文を作成し、配信手段33が再送要求
した端末に向けて配信電文を送信する。なお、再送する
際の端末の情報については、再送指示手段35から受け
取る。
【0072】分散端末側は、一括再送された定数テーブ
ルを受信し、データ記憶部43へと追加反映する。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば下
記記載の効果を奏する。
【0074】本発明の第1の効果は、定数テーブルの変
更時に分散端末に配信する定数テーブルのデータ量を削
減し、データを配信に要する時間を短縮することができ
る、ということである。
【0075】その理由は、本発明においては、変更され
たレコードそのものを配信するのではなく、レコード内
の変更項目のみを配信する、構成としたためである。
【0076】本発明の第2の効果は、分散端末側で、定
数テーブルの内容の正当性を保証することができる、と
いうことである。
【0077】その理由は、本発明においては、分散端末
側において、変更データ反映後のテーブルの内容につい
てホストコンピュータから送信された検証コードと、分
散端末側で求められた検証コードとを照合して検証を行
うように構成したためである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示す図である。
【図2】本発明の一実施例の動作を説明するための図で
あり、変更データ入力前のテーブルの内容の一例を示す
図である。
【図3】本発明の一実施例の動作を説明するための図で
あり、変更データ入力開始時のテーブルの内容の一例を
示す図である。
【図4】本発明の一実施例の動作を説明するための図で
あり、変更データ入力の一例を示す図である。
【図5】本発明の一実施例の動作を説明するための図で
あり、変更情報抽出の様子を示す図である。
【図6】本発明の一実施例の動作を説明するための図で
あり、検証コード算出の一例を示す図である。
【図7】本発明の一実施例の動作を説明するための図で
あり、配信データ編集の様子を示す図である。
【図8】本発明の一実施例の動作を説明するための図で
あり、分散端末におけるデータ反映の様子を示す図であ
る。
【図9】本発明の第二の実施例の構成を示す図である。
【図10】本発明の第二の実施例を説明するための図で
あり、一括再送時の差分抽出の様子を示す図である。
【符号の説明】
1 入力装置 2 データ管理装置 3、5 配信装置 4 分散端末 21 世代管理手段 22 新世代情報記憶部 23 旧世代情報管理部 31 変更情報抽出手段 32 検証コード作成手段 33 配信データ編集手段 35 再送指示手段 34 配信手段 41 受信手段 42 データ反映手段 43 データ記憶部 44 検証手段 45 再送要求手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−274384(JP,A) 新版 情報処理ハンドブック 情報処 理学会編、株式会社オーム社、平成7年 11月25日発行、P82(1編 アルゴリズ ムとデータ構造 2・4・3 認証と零 知識証明(1)メッセージ認証(a)認 証子法) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 12/00 533 G06F 13/00 351 G06F 9/06 G06F 12/00 510

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一又は複数の端末がネットワークを介して
    ホストコンピュータに接続するシステムにおいて、 前記ホストコンピュータが、前記ホストコンピュータで
    記憶されるテーブルの内容が変更された場合、該テーブ
    ルの変更前の内容と更新後の内容とを比較してその差分
    情報を抽出し、その際、該テーブルを構成するレコード
    のうち変更のあったレコードについて、変更の内容が更
    新、削除、追加のいずれであるかを示す変更区分と、更
    新の場合には該更新レコードのうち更新されたデータ項
    目のみ、また追加の場合には追加レコードのデータ項目
    を変更情報として抽出する手段と、 前記変更内容に関する検証コードを生成する手段と、 前記変更情報及び前記検証コードを前記端末へ配信する
    配信データの形式に編集する手段と、 前記端末へ前記配信データを配信する手段と、 を備え、前記変更情報とともに前記検証コードを前記端
    末に配信し、 前記端末が、受信した変更情報に基づき自端末で記憶す
    るテーブルに前記変更情報の内容を反映させる手段を備
    え、前記ホストコンピュータと前記端末がそれぞれ有す
    るテーブルの変更内容を同一に維持し、さらに、 前記端末では、前記変更情報に基づき自端末の前記デー
    タを変更した内容から検証コードを生成し、この検証コ
    ードを前記ホストコンピュータ側から送信された検証コ
    ードと照合することで変更データの整合性をチェックす
    る手段を備え、 前記端末において、生成した検証コードと前記ホストコ
    ンピュータ側から送信された検証コードとが不一致の場
    合に、前記ホストコンピュータに対して、前記ホストコ
    ンピュータに記憶されるデータの最新の内容を一括して
    再送するように再送要求を送信する手段を備え、 前記ホストコンピュータが、前記端末からの再送要求を
    受け前記ホストコンピュータで記憶される前記データの
    最新の内容を、前記端末に一括して送信する手段を備え
    たことを特徴とするリモートメンテナンス方式。
  2. 【請求項2】一又は複数の端末がネットワークを介して
    ホストコンピュータに接続するシステムにおいて、 (a)前記ホストコンピュータで記憶されるテーブルの
    内容が変更された場合、該テーブルの変更前の内容と更
    新後の内容とを比較してその差分情報を抽出し、その
    際、該テーブルを構成するレコードのうち変更のあった
    レコードについて、変更の内容が更新、削除、追加のい
    ずれであるかを示す変更区分と、更新の場合には該更新
    レコードのうち更新されたデータ項目のみ、追加の場合
    には追加レコードのデータ項目を変更情報として抽出す
    る手段、 (b)前記変更内容について検証コードを算出する手
    段、 (c)前記変更情報及び検証コードを前記端末へ配信す
    る配信データの形式に編集する手段、を備え、 前記端末において、生成した検証コードと前記ホストコ
    ンピュータ側から送信された検証コードとが不一致の場
    合に、前記ホストコンピュータに対して、前記ホストコ
    ンピュータに記憶されるデータの最新の内容を一括して
    再送するように再送要求を送信し、 (d)前記端末からの再送要求を受け前記ホストコンピ
    ュータで記憶される前記データの最新の内容を、前記端
    末に一括して送信する手段、 の上記(a)、(b)、(c)、(d)の各手段をホス
    トコンピュータで機能させるためのプログラムを記録し
    た記録媒体、
  3. 【請求項3】一又は複数の端末がネットワークを介して
    ホストコンピュータに接続するシステムにおいて、 (e)前記ホストコンピュータから受信した変更情報に
    基づき自端末で記憶するテーブルに前記変更情報の内容
    を反映させる手段、及び、 (f)前記変更情報に基づき自端末の前記データを変更
    した内容から検証コードを生成し、この検証コードを前
    記ホストコンピュータ側から送信された検証コードと照
    合することで変更データの整合性をチェックする手段、 (g)前記検証コードと前記ホストコンピュータ側から
    送信された検証コードとが不一致の場合に、前記ホスト
    コンピュータに対して、前記ホストコンピュータに記憶
    されるデータの最新の内容を一括して再送するように再
    送要求を送信する手段、 の上記(e)、(g)、(g)の各手段を前記端末を構
    成するコンピュータで機能させるためのプログラムを記
    録した記録媒体。
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