JPH0629010A - 装飾用電球の表面処理方法 - Google Patents
装飾用電球の表面処理方法Info
- Publication number
- JPH0629010A JPH0629010A JP4161152A JP16115292A JPH0629010A JP H0629010 A JPH0629010 A JP H0629010A JP 4161152 A JP4161152 A JP 4161152A JP 16115292 A JP16115292 A JP 16115292A JP H0629010 A JPH0629010 A JP H0629010A
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- Japan
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- resin
- light
- decorative
- bulb
- light bulb
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 任意の色でかつ綺麗な発光をする装飾用電球
を得ること。 【構成】 電球の表面に溶融状態の合成樹脂を被覆し、
その後固化させること、または、電球の表面に被覆した
樹脂被覆層が固化する前に合成樹脂の多数の細片を半溶
融状態の樹脂被覆層に融着させることによって、電球表
面に被覆した樹脂、さらにはその樹脂の表面に融着させ
た樹脂細片の色に応じた種々の色に発光する装飾用電球
を得ることができる。
を得ること。 【構成】 電球の表面に溶融状態の合成樹脂を被覆し、
その後固化させること、または、電球の表面に被覆した
樹脂被覆層が固化する前に合成樹脂の多数の細片を半溶
融状態の樹脂被覆層に融着させることによって、電球表
面に被覆した樹脂、さらにはその樹脂の表面に融着させ
た樹脂細片の色に応じた種々の色に発光する装飾用電球
を得ることができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、装飾用に使用する小型
電球の装飾効果を高めるための表面処理方法に関する。
電球の装飾効果を高めるための表面処理方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来からショウウインドウや催し場の飾
り付け等に、小型電球を使用した装飾が行われている。
この小型電球を使用した装飾は、多くの電球を時間差を
もって点滅させることによって装飾効果を持たせたもの
であり、また、電球に着色ガラスを用いて色彩的な変化
を与え、より装飾効果をあげることも行われている。
り付け等に、小型電球を使用した装飾が行われている。
この小型電球を使用した装飾は、多くの電球を時間差を
もって点滅させることによって装飾効果を持たせたもの
であり、また、電球に着色ガラスを用いて色彩的な変化
を与え、より装飾効果をあげることも行われている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の装飾
用電球は、無着色またはある一定の色に着色したガラス
製の管球を有する電球であり、この電球をそのまま、あ
るいは無着色電球に塗料を塗る等して使っている。
用電球は、無着色またはある一定の色に着色したガラス
製の管球を有する電球であり、この電球をそのまま、あ
るいは無着色電球に塗料を塗る等して使っている。
【０００４】しかし、着色電球はその色の種類が限られ
ており、また、実際に点灯したときに電球そのままの形
で強い光を発するので、落ち着いた雰囲気を得にくいと
いう欠点がある。
ており、また、実際に点灯したときに電球そのままの形
で強い光を発するので、落ち着いた雰囲気を得にくいと
いう欠点がある。
【０００５】また、無着色電球に塗料を塗る方法では、
透光性が小さくなるだけでなく、綺麗な発光が得られな
い。
透光性が小さくなるだけでなく、綺麗な発光が得られな
い。
【０００６】本発明が解決すべき課題は、任意の色でか
つ綺麗な発光をする装飾用電球を得ることにある。
つ綺麗な発光をする装飾用電球を得ることにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明の装飾用電球の表
面処理方法は、電球の表面に溶融状態の合成樹脂を被覆
し、その後固化させることによって、上記課題を達成し
た。また、電球の表面に溶融状態の合成樹脂を被覆し、
この樹脂被覆層が固化する前に合成樹脂の多数の細片を
半溶融状態の樹脂被覆層に融着させることによっても、
任意の色でかつ綺麗な発光をする装飾用電球を得ること
ができる。
面処理方法は、電球の表面に溶融状態の合成樹脂を被覆
し、その後固化させることによって、上記課題を達成し
た。また、電球の表面に溶融状態の合成樹脂を被覆し、
この樹脂被覆層が固化する前に合成樹脂の多数の細片を
半溶融状態の樹脂被覆層に融着させることによっても、
任意の色でかつ綺麗な発光をする装飾用電球を得ること
ができる。
【０００８】ここで、表面処理を施す電球は、小さい電
球の方が処理しやすく、かつ装飾効果も高い。一般に豆
球、ムギ球と言われる小型の電球が最も適している。
球の方が処理しやすく、かつ装飾効果も高い。一般に豆
球、ムギ球と言われる小型の電球が最も適している。
【０００９】電球表面に被覆する合成樹脂としては、ポ
リスチロール樹脂、ＡＳ樹脂、アクリル樹脂、ポリエチ
レン樹脂等が適している。樹脂の色は限定されないが、
装飾効果の点からは明るい色が適している。
リスチロール樹脂、ＡＳ樹脂、アクリル樹脂、ポリエチ
レン樹脂等が適している。樹脂の色は限定されないが、
装飾効果の点からは明るい色が適している。
【００１０】これらの樹脂を加熱溶融してノズルから溶
融樹脂を押し出しながら電球に被覆して、電球の表面に
３〜５ｍｍ程度の厚さの樹脂被覆層を形成させて装飾用
電球とする。
融樹脂を押し出しながら電球に被覆して、電球の表面に
３〜５ｍｍ程度の厚さの樹脂被覆層を形成させて装飾用
電球とする。
【００１１】また、電球の表面に１〜２ｍｍ程度の厚さ
の溶融樹脂を被覆し、この樹脂被覆層が固化する前に多
数の合成樹脂の細片を互いに重ならないように樹脂被覆
層に融着させて装飾用電球とする。樹脂被覆層に融着さ
せる樹脂細片は、被覆樹脂と同系統の樹脂を用い、個々
の細片の大きさは、外径または長さが２〜３ｍｍ程度の
ものが適当である。
の溶融樹脂を被覆し、この樹脂被覆層が固化する前に多
数の合成樹脂の細片を互いに重ならないように樹脂被覆
層に融着させて装飾用電球とする。樹脂被覆層に融着さ
せる樹脂細片は、被覆樹脂と同系統の樹脂を用い、個々
の細片の大きさは、外径または長さが２〜３ｍｍ程度の
ものが適当である。
【００１２】
【作用】本発明においては、任意の色に着色した原料樹
脂を用い、電球表面に溶融樹脂を被覆して固化させるこ
とにより、装飾効果の高い装飾用電球を得ることができ
る。この装飾用電球を点灯したときには、樹脂の色に応
じた色に発光し、従来の装飾用電球にない装飾効果を発
揮する。また、溶融樹脂の被覆層の上に樹脂細片を付着
させることにより、樹脂細片を通過した光がより装飾効
果を高める。
脂を用い、電球表面に溶融樹脂を被覆して固化させるこ
とにより、装飾効果の高い装飾用電球を得ることができ
る。この装飾用電球を点灯したときには、樹脂の色に応
じた色に発光し、従来の装飾用電球にない装飾効果を発
揮する。また、溶融樹脂の被覆層の上に樹脂細片を付着
させることにより、樹脂細片を通過した光がより装飾効
果を高める。
【００１３】
【実施例】図１は本発明実施例における電球の表面処理
の手順を示す図である。使用する電球１は、外径約５ｍ
ｍ、長さ約１０ｍｍのムギ球といわれる小型の電球であ
る（図１の（ａ））。この電球１に、射出成形機の加熱
シリンダー２を利用して加熱溶融した溶融樹脂３をノズ
ル４から押し出しながら電球１表面に被覆する（図１の
（ｂ））。電球１表面には、厚さ約３〜５ｍｍの樹脂被
覆層５が形成される（図１の（ｃ））。この樹脂被覆層
５が固化すると装飾用電球６ができあがる。
の手順を示す図である。使用する電球１は、外径約５ｍ
ｍ、長さ約１０ｍｍのムギ球といわれる小型の電球であ
る（図１の（ａ））。この電球１に、射出成形機の加熱
シリンダー２を利用して加熱溶融した溶融樹脂３をノズ
ル４から押し出しながら電球１表面に被覆する（図１の
（ｂ））。電球１表面には、厚さ約３〜５ｍｍの樹脂被
覆層５が形成される（図１の（ｃ））。この樹脂被覆層
５が固化すると装飾用電球６ができあがる。
【００１４】ここで、被覆する樹脂として着色した樹脂
を用いることにより、樹脂被覆層５を通して任意の色に
発光する装飾用電球６が得られる。
を用いることにより、樹脂被覆層５を通して任意の色に
発光する装飾用電球６が得られる。
【００１５】さらに、前記樹脂被覆の工程（図１の
（ｃ））に続けて、樹脂被覆層５が固化する前に、チッ
プといわれる外径約２ｍｍ、長さ約３ｍｍのポリスチロ
ール樹脂の多数の細片７を半溶融状態の樹脂被覆層５の
表面に細片どうしが重ならないように融着させた（図１
の（ｄ））装飾用電球８を製造することもできる。
（ｃ））に続けて、樹脂被覆層５が固化する前に、チッ
プといわれる外径約２ｍｍ、長さ約３ｍｍのポリスチロ
ール樹脂の多数の細片７を半溶融状態の樹脂被覆層５の
表面に細片どうしが重ならないように融着させた（図１
の（ｄ））装飾用電球８を製造することもできる。
【００１６】この装飾用電球８の場合は、樹脂被覆層５
を通過した光はさらに樹脂細片７を通過し、多数の樹脂
細片７の端面からの光はこれを見る位置によって輝きが
異なり、一層装飾効果を高める。また、異なる色の樹脂
被覆層５と樹脂細片７を組み合わせると、複数の色がミ
ックスした光が得られる。
を通過した光はさらに樹脂細片７を通過し、多数の樹脂
細片７の端面からの光はこれを見る位置によって輝きが
異なり、一層装飾効果を高める。また、異なる色の樹脂
被覆層５と樹脂細片７を組み合わせると、複数の色がミ
ックスした光が得られる。
【００１７】このようにして得られた装飾用電球６，８
は、たとえばショウウインドウの飾り付けや、クリスマ
スツリーの飾り付け等に使用する。
は、たとえばショウウインドウの飾り付けや、クリスマ
スツリーの飾り付け等に使用する。
【００１８】
【発明の効果】本発明によって以下の効果を奏すること
ができる。
ができる。
【００１９】電球表面に被覆した樹脂、さらにはその
樹脂の表面に融着させた樹脂細片の色に応じた種々の色
に発光する装飾用電球を得ることができる。
樹脂の表面に融着させた樹脂細片の色に応じた種々の色
に発光する装飾用電球を得ることができる。
【００２０】異なる色の樹脂被覆層と樹脂細片を組み
合わせることにより、複数の色がミックスした発光が得
られる。
合わせることにより、複数の色がミックスした発光が得
られる。
【００２１】豆球、ムギ球等の小型の電球の場合でも
光源が大きくなり、かつ、樹脂を通した軟らかい光とな
るので、落ち着いた雰囲気の装飾が得られる。
光源が大きくなり、かつ、樹脂を通した軟らかい光とな
るので、落ち着いた雰囲気の装飾が得られる。
【００２２】樹脂細片としてチップを用いると、チッ
プの端面からの光はこれを見る位置によって輝きが異な
り、一層装飾効果を高める。
プの端面からの光はこれを見る位置によって輝きが異な
り、一層装飾効果を高める。
【００２３】溶融樹脂を加熱溶融して押し出す装置は
射出成形機の加熱シリンダー等の装置を利用することが
できるので、簡単に本発明の表面処理方法を実施するこ
とができる。
射出成形機の加熱シリンダー等の装置を利用することが
できるので、簡単に本発明の表面処理方法を実施するこ
とができる。
【図１】 本発明実施例における電球の表面処理の手順
を示す図である。
を示す図である。
１ 電球 ２ 加熱シリンダー ３ 溶融樹脂 ４ ノズル ５ 樹脂被覆層 ６，８ 装飾用電球 ７ 樹脂細片
Claims (2)
- 【請求項１】 電球の表面に溶融状態の合成樹脂を被覆
し、その後固化させることを特徴とする装飾用電球の表
面処理方法。 - 【請求項２】 電球の表面に溶融状態の合成樹脂を被覆
し、この樹脂被覆層が固化する前に合成樹脂の多数の細
片を半溶融状態の樹脂被覆層に融着させることを特徴と
する装飾用電球の表面処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4161152A JPH0629010A (ja) | 1992-06-19 | 1992-06-19 | 装飾用電球の表面処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4161152A JPH0629010A (ja) | 1992-06-19 | 1992-06-19 | 装飾用電球の表面処理方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0629010A true JPH0629010A (ja) | 1994-02-04 |
Family
ID=15729586
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4161152A Pending JPH0629010A (ja) | 1992-06-19 | 1992-06-19 | 装飾用電球の表面処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0629010A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1997029634A1 (de) * | 1996-02-15 | 1997-08-21 | Bayer Aktiengesellschaft | Insektizide zusammensetzungen auf basis von polymeren |
-
1992
- 1992-06-19 JP JP4161152A patent/JPH0629010A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1997029634A1 (de) * | 1996-02-15 | 1997-08-21 | Bayer Aktiengesellschaft | Insektizide zusammensetzungen auf basis von polymeren |
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