JP2006349918A - 遊技機部品 - Google Patents

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Koji Fujisawa
孝治 藤澤
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Seven Corp Co Ltd
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Abstract

【課題】 遊技機部品において、従来の塗装では得られなかった意匠効果を得る。
【解決手段】 軟質塩化ビニル樹脂の引き抜き成形で製造された成形品2の表面に透光性塗料の着色層3を設け、その着色層3の上に銀鏡塗装にて銀鏡層4を形成し、銀鏡層4の上に透明なクリア層5を形成してある。LEDからの光が着色層3及び銀鏡層4を透過して放射されるが、この透過光は、着色層3の色及び成形品2の凹凸によって複雑化し、特に凹凸部分では濃淡が生じるので、従来の塗装では得られなかった意匠効果を発揮する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、パチンコ機やスロットマシン等の遊技機の技術分野に属し、詳細には、それらの遊技機に装着される遊技機部品に関する。
パチンコ機やスロットマシン等の遊技機には各種の部品が装着されるが、遊技者に見える位置に配置される部品のほとんどが装飾性を要求される。そうした遊技機部品に装飾性を与えたり、装飾性を高めるための一手法として塗装が用いられている。
特開2003−126380号公報
従来の遊技機部品の塗装は単純であり、複数の色を使っていても単に塗り分けているだけであった。このため、例えば人物などのいわゆるキャラクタ部品のように表面に凹凸がある場合でも、その凹凸を活かした意匠効果を発揮することが難しかった。
請求項1記載の遊技機部品は、光を透過させる合成樹脂の成形品に着色し、該着色された層の上に銀鏡塗装を施したことを特徴とする。
光を透過させる合成樹脂の成形品に着色し、その着色された層(以下、着色層)の上に銀鏡塗装を施したので、成形品の背後からの光が着色層及び銀鏡塗装を透過してくる。この透過光は、着色層の色及び成形品の凹凸によって複雑化し、特に凹凸部分では濃淡が生じる。また、銀鏡塗装の表面で反射する反射光もある。従って、観察者(遊技者)の目には透過光と反射光とが渾然として入射するから、従来の塗装では得られなかった意匠効果を発揮する。
着色層は成形品の表面全部に設けられる必要はなく、適宜の部分に設けたり、逆に設けなかったりできる。
銀鏡塗装は、着色層の全域を覆って設ける必要はなく、例えば着色層の一部に銀鏡塗装で覆われない部分があってもよい。しかし、上記の意匠効果を良好にするには、成形品の遊技者に見える部分の全表面に銀鏡塗装を施すのが望ましい。
上述したところから明らかではあるが、銀鏡塗装は全反射の銀鏡面を形成するわけではなく、ある程度以上は光を透過させなくてはならない。従って、ハーフミラーであってもよいが、ハーフミラーよりは反射率が低い(透過率が高い)方が好ましい。但し、銀鏡塗装の反射率(透過率)は、上述の効果が得られる範囲(全反射にならない範囲)で適宜に設定すればよいので、特段の制限はない。
また、上記の効果を良好にするためには、請求項2記載のように、前記着色は光を透過させる塗装にするのが望ましいが、銀鏡塗装を透過して着色層で反射される光もあるから、着色層の一部を不透明にしてもよい。
請求項3記載のように、前記銀鏡塗装の上に透明なクリア塗装を施すと、銀鏡塗装を保護できるし、表面の光沢感が良好になる。
成形品の材料となる合成樹脂は、光を透過させる性質であればよく、特段の制限はないが、有色又は染料などで着色されているよりは透明である方が好ましい。
また、請求項4記載の軟質の合成樹脂、例えば軟質アクリル樹脂や軟質塩化ビニル樹脂であると、引き抜き成形が可能になる。引き抜き成形は、射出成形よりも成形品(金型)形状に制約が少なく、いわゆるアンダーカットがあっても構わないので、例えば顔面だけでなく頭部全体を象った形状や複雑な凹凸がある形状の成形品を作ることができる。そのような成形品に請求項1、2又は3の構成を適用することにより、その形状を活かした良好な意匠効果を発揮することができる。
請求項1〜4の遊技機部品は、請求項5記載のように、その背後に光源が配置される電飾用の部品として使用されると、上述の各効果が一層良好になる。
また、光源(例えばLED、電球、蛍光管等)を点灯したときには透過光による電飾効果が発揮され、光源を消灯すれば銀鏡塗装の反射による装飾効果が主となるので、光源の点灯、消灯に応じて2通りの装飾効果が得られる。
次に、本発明の実施例等により発明の実施の形態を説明する。なお、本発明は下記の実施例等に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲でさまざまに実施できることは言うまでもない。
[実施例]
図1に示すように、本実施例の遊技機部品1は、軟質塩化ビニル樹脂の成形品2を主体としている。この成形品2は引き抜き成形で製造されたフィギュアであり、実際には人物を模した頭部や胴などがある。成形品2の詳細の図示は省略するが、その内部は中空であり、そこにLEDランプが配置される。
成形品2の表面には着色層3が設けられている。この着色層3は、透明なバインダに染料又は顔料を分散させた透光性塗料の塗装であり、光を透過させるが、透過光又は反射光は透光性塗料の色に応じた有色光となる。
その着色層3の上に銀鏡塗装を施して銀鏡層4を形成してある。銀鏡塗装は、活性化処理剤をスプレーした後に、又は活性化処理剤と銀鏡反応処理剤とをほぼ同時にスプレーする、公知の方法で行われている。なお、目的とする膜厚が得られるまで、複数回の塗装を繰り返すことがある。本実施例の場合は、約40%の反射率(透過率が約60%)に設定してある。
更に、銀鏡層4の上に透明なクリア塗料を塗装して、クリア層5を形成してある。
この遊技機部品1は、上記の構成であるので、成形品2の背後(中空部分)に配されたLEDからの光が着色層3及び銀鏡層4を透過してクリア層5から放射される。この透過光は、着色層3の色及び成形品2の凹凸によって複雑化し、特に凹凸部分では濃淡が生じる。また、銀鏡層4の表面で反射する反射光もある。従って、観察者(遊技者)の目には透過光と反射光とが渾然として入射するから、従来の塗装では得られなかった意匠効果を発揮する。
また、光源となるLEDを点灯したときには主に透過光による電飾効果が発揮され、LEDを消灯すれば銀鏡層4の反射による装飾効果が主となるので、LEDの点灯、消灯に応じて2通りの装飾効果が得られる。
なお、遊技機部品1の最表面にクリア層5が設けられているので、銀鏡塗装を保護できるし、表面の光沢感が良好になる。
実施例の遊技機部品の層構造を説明するための模式図である。
符号の説明
1・・・遊技機部品、
2・・・成形品、
3・・・着色層、
4・・・銀鏡層、
5・・・クリア層。

Claims (5)

  1. 光を透過させる合成樹脂の成形品に着色し、該着色された層の上に銀鏡塗装を施したことを特徴とする遊技機部品。
  2. 請求項1記載の遊技機部品において、
    前記着色は光を透過させる塗装であることを特徴とする遊技機部品。
  3. 請求項1又は2記載の遊技機部品において、
    前記銀鏡塗装の上に透明なクリア塗装を施したことを特徴とする遊技機部品。
  4. 請求項1、2又は3記載の遊技機部品において、
    前記光を透過させる合成樹脂は、軟質の合成樹脂であることを特徴とする遊技機部品。
  5. その背後に光源が配置される電飾用の部品である請求項1〜4のいずれかに記載の遊技機部品。
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