JP2016021388A - 照明装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】中空状のランプシェードと、発光体と、基台を備える照明装置において、前記ランプシェードは中空器体にて形成すると共に、多数の投光孔を周壁面外面に形成し、しかも、ランプシェードの外表面の所定位置には外表面を多面体にカットしたガラス粒子を配設し、ランプシェードの側方に配した投影面体に中空器体の周壁面から放射された所定模様の投光像を投影可能に構成した。
【選択図】図20
Description
投光孔からは、発光体の発光形態に類した投影光を放射すると共に、ガラス粒子からは多数のカット面から投影光の縮尺した形態になった多数の発光映像を放射し、ランプシェードの側方に配した投影面体に種々の大きさの投影光を投影することができる。
従来、投光孔の大きさでしか投影光の映像の大きさを調節できなかったものを本発明のガラス粒子を用いることによりガラス粒子表面のカット面の数だけ、しかもガラス粒子表面のカット面の大きさに対応した映像として微小な縮尺された投影光を形成することができる。
特に、中空器体の内部に連通するように穿設した投光孔に埋設したガラス粒子のカット面に対応して、発光体の発光形態に類似した投影光を微小な縮尺形態で側方に配した投影面体に投影することができる。
他方、ランプシェードの中空器体の壁面全体から漏光する淡い光と、投光孔からの模様的な光と、中空器体のガラス粒子から乱光拡散される光、特にガラス粒子のカットの仕方やカット数によって乱反射光がダイヤモンド風の輝きとなって発散し、ランプシェードの全体的な光のオブジェにガラス粒子からの乱光が重なり、無機質的なランプシェードの光造形に加えて有機質的な光のオブジェを形成することになる。従って、ランプシェードにより側方の投影面体に投影する投影光もさることながらランプシェードの周壁からの光を複雑に発散する発光装飾品としも観賞することが出来る効果がある。このように、中空器体全体から浸潤する淡い光線と、周壁面の投光孔からの直接的な光の投影と、ガラス粒子からの輝度を増幅した乱光等により幾多の光の重なりオブジェが形成されて、従来にないランプシェードの装飾的透光機能を増大することができ、光観賞の楽しさを格段に向上することができる効果がある。
ランプシェードの形状は内部が中空であれば特に限定されるものではなく、例えば、笠形状、半球形状(ドーム形状)、砲弾形状(ロケット形状)、球形状、多角錐形状等、使用者の用途に合わせて適宜選択することができる。
かかる技術の発展的なものとして本発明ではガラス粒子をランプシェードの投光孔内部に埋設する技術を援用した。
陶磁器は、焼成後に白色となる粘土でかつ、周壁の厚みを約3mm程度に形成しており、さらに、周壁面に深さ約0.5mm程度の条溝が約1mm程度の間隔で形成されている。
上述したように本発明では、陶磁器の周壁に多数の投光孔22や細長孔25や花びら形状孔26やV字形状の条溝30等を形成し、陶磁器内部の発光体3からランプシェード2周辺に配した投影面体に発光体3の光源に類する光影像を投影するものである。
しかも、本発明では、かかるランプシェード2の投影像形成技術に加えて、ガラス粒子、例えば、スワロフスキー粒子をランプシェード2の周壁に埋没或いは貼着したことに大きな特徴を有する。
以下、ガラス粒子を配した釉薬を施さない陶磁器製のランプシェードについて詳細に説明する。
光源からの光は、微小クラック17を透過してガラス粒子8のパビリオン部8eより入射し、ガラス粒子の内部で乱反射した光がクラウン部8cのカット面から放射され、弱い輝きを放つこととなる。
光源からの光は投光孔22から透過して近接したガラス粒子8のクラウン部8cの一部のカット面より入射して乱反射したのち、テーブル8fから放射され、弱い輝きを放つこととなる。
図18に示すガラス粒子8’は、通常のガードル部を除いた8角形のテーブル8’fと略台形のスターファセット8’gと二等辺三角形の上部メインファセット8’hと反射鏡8’xとからなり、スターファセット8’gや上部メインファセット8’hがそれぞれ8面形成されている。
また、図11に示す投光孔22に埋め込んだガラス粒子8ではそのパビリオン部8eにLED光源からのRの光、Gの光、Bの光が入射する。特に、下部メインファセット8jの各面にRの光、Gの光、Bの光の何れかの光が入射することによりクラウン部8cの各面から出射する光もRの光、Gの光、Bの光の何れか1色の光となり、鑑賞者は下部メインファセット8jの面ごとに異なる色として視認することができる。さらに、クラウン部8cの各面から出射した光とその他のガラス粒子8から出射した光は投影面体において丁重して、RGB以外の色彩、例えば、白色光となって視認することができる。
さらにまた、図17に示す投光孔22に近接して埋設したガラス粒子8では、投光孔22からのLED光がガラス粒子8に斜めから入射して、特に後述するランプシェードの色彩の影響を受けて、輝くこととなる。
(1)LED光源のRGB色の光が投光孔から透過する光x1。
(2)LED光源のRGB色の光とランプシェードの色彩と組み合されて投光孔から透過する光x2。
(3)LED光源のRGB色の光が投光孔に埋設したガラス粒子に入射してその後出射する光y1。
(4)LED光源のRGB色の光がランプシェードの色彩と組み合され、ガラス粒子に入射してその後出射する光y2。
(5)LED光源のRGB色の光が投光孔に近接した凹部のガラス粒子に入射してその後出射する光y3。
(6)ガラス粒子に色彩を施し、上記(3)から(5)の構成において、色彩付きのガラス粒子から出射する光。
特に、ランプシェード2’の凹部7底部の厚みは、薄く形成し、中空内の発光体3の光を透かすことができる程度の厚みに形成する。このように凹部7底部の厚みを薄くすることで凹部底部から漏れる光の透光率を向上させて、透かしを構成することができる。
すなわち、深い条溝30に近接した箇所に投光孔22を穿設し、深い条溝30にガラス粒子8を埋設、貼着する。
2 ランプシェード
3 ランプ
4 基台
5 ランプ配線
6 フィラメント
7 凹部
8 ガラス粒子
8a 前面
8b 底部
8c クラウン部
8d ガードル部
8e パビリオン部
8f テーブル
8g スターファセット
8h 上部メインファセット
8i 下部ガードルファセット
8j 下部メインファセット
9 底面
10 頂部
11 周壁面
12 底部
13 突起
14 上面
15 投影像
16 樹脂
17 クラック
20 孔
21’ 内周面
22 投光孔
23 星形状孔
24 三日月形状孔
25 細長孔
26 花びら形状孔
27 切欠部
28 底部開口
29 成形部
30 条溝
31 頂角
32 斜面
34 下辺
35 上辺
61 投影像
62 投影像
Claims (8)
- 一定形状とした中空状のランプシェードと、ランプシェード内に設置する発光体と、前記発光体を立設する基台を備える照明装置において、
前記ランプシェードは中空器体にて形成すると共に、多数の投光孔を周壁面外面に形成し、
しかも、ランプシェードの外表面の所定位置には外表面を多面体にカットしたガラス粒子を配設し、ランプシェードの側方に配した投影面体に中空器体の周壁面から放射された所定模様の投光像を投影可能に構成した照明装置。 - ガラス粒子は透明なスワロフスキー粒子や透明な透光性ビーズやダイヤモンド粒子等である請求項1に記載の照明装置。
- ガラス粒子及び/又はランプシェードには色彩を施した請求項1及び2に記載の照明装置。
- ガラス粒子はランプシェード表面に形成した凹部へ埋設した請求項1〜3の何れか1項に記載の照明装置。
- ガラス粒子は周壁面に形成した所定の投光孔内にも埋設した請求項1〜4の何れか1項に記載の照明装置。
- ガラス粒子は投光孔の周辺のランプシェード表面に貼着した請求項1〜3の何れか1項に記載の照明装置。
- ランプシェード表面に形成したガラス粒子埋設のための凹部は内底面がランプシェードの内部空間と連通しているか又は、透光性薄膜とした請求項1〜4の何れか1項に記載の照明装置。
- 中空器体は発光体の発光時に半透光性となる陶磁器とした請求項1〜7の何れか1項に記載の照明装置。
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