JP2001150560A - ハンドレーアップ成形法によるcfrp製品の着色。 - Google Patents
ハンドレーアップ成形法によるcfrp製品の着色。Info
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- JP2001150560A JP2001150560A JP2000304201A JP2000304201A JP2001150560A JP 2001150560 A JP2001150560 A JP 2001150560A JP 2000304201 A JP2000304201 A JP 2000304201A JP 2000304201 A JP2000304201 A JP 2000304201A JP 2001150560 A JP2001150560 A JP 2001150560A
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- Japan
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- product
- molding method
- hand lay
- coloring
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ハンドレーアップ成形法による、CFRP製
品に着色をし、より美観化する。又、塗料によって着色
した場合の消費者の高額な負担を軽減する。製造コスト
を下げる。 【構成】 ハンドレーアップ成形法での製造時にクリア
ーゲルコートに染料又は、顔料を混入する事で、着色を
行なう。
品に着色をし、より美観化する。又、塗料によって着色
した場合の消費者の高額な負担を軽減する。製造コスト
を下げる。 【構成】 ハンドレーアップ成形法での製造時にクリア
ーゲルコートに染料又は、顔料を混入する事で、着色を
行なう。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】CFRP製品のハンドレーア
ップ成形法による製造段階での着色。
ップ成形法による製造段階での着色。
【0002】
【従来の技術】CFRPの製造方法にプリプレグを使用
せず、カーボンファイバークロスと不飽和ポリエステル
樹脂を組み合わせて使用するハンドレーアップ成形法が
ある。この場合、クリアーゲルコートを使用する事がこ
れにより完成品は表面に光沢と美しいカーボンクロス目
を見せていた。
せず、カーボンファイバークロスと不飽和ポリエステル
樹脂を組み合わせて使用するハンドレーアップ成形法が
ある。この場合、クリアーゲルコートを使用する事がこ
れにより完成品は表面に光沢と美しいカーボンクロス目
を見せていた。
【0003】
【発明が解決使用とする課題】上記の従来の製品は美観
に優れた商品であるが、カーボン本来の黒灰色一色で、
単純でもあった。又、自動車、自動二輪車等の全体を覆
った場合、特にその傾向があり問題であった。
に優れた商品であるが、カーボン本来の黒灰色一色で、
単純でもあった。又、自動車、自動二輪車等の全体を覆
った場合、特にその傾向があり問題であった。
【0004】これを解決する方法としては、特殊半透明
塗料を使用して塗装する方法があるが、塗料自体が高額
であり、アメリカ製の商品しか存在しておらず、製造側
も消費者側も負担が大きく商品としての成立は困難なも
のだった。
塗料を使用して塗装する方法があるが、塗料自体が高額
であり、アメリカ製の商品しか存在しておらず、製造側
も消費者側も負担が大きく商品としての成立は困難なも
のだった。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の問題点を解決する
ために、ハンドレーアップ成形法途中のゲルコート処理
時、ゲルコート剤の中に染料ならびに顔料を混入し着色
して噴き付ける。これにより、着色された製品が出来上
がる。
ために、ハンドレーアップ成形法途中のゲルコート処理
時、ゲルコート剤の中に染料ならびに顔料を混入し着色
して噴き付ける。これにより、着色された製品が出来上
がる。
【0006】
【発明実施の形態】一般的なハンドレーアップ成形法で
カーボンファイバー製品を製造する場合、離型処理後、
クリアーゲルコート(1)を噴き付ける。このゲルコー
ト剤に特殊塗装用染料を混合する。混合の割合は塗料の
種類によって異なるが、発明者の使用した染料ではゲル
コート主剤に対して、1、3%が最も良好であった。そ
の後、促進剤と硬化剤を混合し、通常の噴き付けと同様
に処理する。
カーボンファイバー製品を製造する場合、離型処理後、
クリアーゲルコート(1)を噴き付ける。このゲルコー
ト剤に特殊塗装用染料を混合する。混合の割合は塗料の
種類によって異なるが、発明者の使用した染料ではゲル
コート主剤に対して、1、3%が最も良好であった。そ
の後、促進剤と硬化剤を混合し、通常の噴き付けと同様
に処理する。
【0007】注意点は、完成時に色の濃淡が出ないよう
注意して均一になるように噴き付ける。この製品の場合
通常の製品以上にエアーの混入や樹脂だまりが見えやす
いので、カーボンファイバークロス(2)の貼り込みに
おいても注意が必要である。それ以外の製造法において
は従来の物と同じである。
注意して均一になるように噴き付ける。この製品の場合
通常の製品以上にエアーの混入や樹脂だまりが見えやす
いので、カーボンファイバークロス(2)の貼り込みに
おいても注意が必要である。それ以外の製造法において
は従来の物と同じである。
【0008】
【発明の効果】従来の商品以上に美観化できる。又、こ
の製品は他のどの様な塗料による塗装によっても再現出
来ない様な美観を持っている。
の製品は他のどの様な塗料による塗装によっても再現出
来ない様な美観を持っている。
【0009】多色を利用する事により、製品のバリエー
ションを増やす事が出来る。
ションを増やす事が出来る。
【0010】商品の販売促進につながる。
【0011】自動車、自動二輪車、その他の工業製品に
おいて全体を覆うような製品の商品化が可能になる。
おいて全体を覆うような製品の商品化が可能になる。
【0012】従来品を塗装した場合に比べ、はるかに安
価に出来るため消費者の負担を軽減出来る。
価に出来るため消費者の負担を軽減出来る。
【0013】それによって、新たな市場を開拓する事が
出来る。
出来る。
【図1】製品断面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 ハンドレーアップ成形法によるCFRP
製品の製造段階で、クリアーゲルコート層中(1)に特
殊染料又は、顔料を混入し成形する製造方法および、そ
の製品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000304201A JP2001150560A (ja) | 2000-08-28 | 2000-08-28 | ハンドレーアップ成形法によるcfrp製品の着色。 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000304201A JP2001150560A (ja) | 2000-08-28 | 2000-08-28 | ハンドレーアップ成形法によるcfrp製品の着色。 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001150560A true JP2001150560A (ja) | 2001-06-05 |
Family
ID=18785287
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000304201A Pending JP2001150560A (ja) | 2000-08-28 | 2000-08-28 | ハンドレーアップ成形法によるcfrp製品の着色。 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001150560A (ja) |
-
2000
- 2000-08-28 JP JP2000304201A patent/JP2001150560A/ja active Pending
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