JP6799849B2 - 濃淡重なり模様付成形品の製法およびそれによって得られる濃淡重なり模様付成形品 - Google Patents
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Description
Z8729で規定された「L*a*b*表色系」によって数値化される明度(白を100とし、黒を0として数値化)をいう。そして、濃淡模様Pが付与された部分の明度を、単位面積ごとに区切って全て測色計(日本電色工業社製、分光色差計 SE6000)で計測し、最も明度が高い値L*1(最も薄い色の値)と、最も明度が低い値L*2(最も濃い色の値)を求めることができる。
後記の表1〜表4に示すように、基本的な構成は図1に示す蓋部2と略同一で、濃淡の程度が異なる濃淡重なり模様Qが付与された蓋部を製造した(実施例1〜5)。また、その構成の一部を、後記の表1〜表4に示すように変えたものを、上記実施例1〜5に準じて製造した(比較例1〜5)。
透明着色層として、緑色の着色剤を用いた。それ以外は、実施例1と同様にして、濃淡重なり模様付成形品を得た。得られた濃淡重なり模様Qが、青色の濃淡と緑色の濃淡が重なるものであり、美麗なぼかし調模様であることは認識できるが、実施例1〜5品に比べてやや印象が弱いものとなった。
ベース体として、青色単色のものを用いた。それ以外は、実施例1と同様にして、透明着色層に由来する濃淡模様を有する濃淡模様付成形品を得た。しかし、濃淡模様が単調で、実施例1〜6品のように、ぼかし絵調の興趣に富むものではなかった。
3 ベース体
4 透明着色層
5 蒸着層
6 トップコート層
P 濃淡模様
Q 濃淡重なり模様
Claims (9)
- 濃い色と薄い色が混じり合う濃淡模様Pが付与された模様付成形品を準備する工程と、上記模様付成形品の少なくとも一部に、上記濃い色と薄い色とは異なる色の着色剤が分散含有されたアンダーコート用透明樹脂組成物を用いて、上記着色剤による色の濃淡があり透明性を有する透明着色層を形成する工程と、上記透明着色層の上に蒸着層を形成する工程と、上記蒸着層の上に、直接もしくは他の層を介してトップコート層を形成する工程と、上記模様付成形品に形成された複数の層のうち、透明着色層以外の層をレーザ照射によって部分的に除去し、その除去跡において、透明着色層の色の濃淡とその下の濃淡模様Pとが重なった濃淡重なり模様Qを現出させる工程と、を備えた濃淡重なり模様付成形品の製法であって、
上記透明着色層を形成する工程において、上記透明着色層における層の厚みを不均一に形成し、厚みが薄いところでは色が薄くなり厚みが厚いところでは色が濃くなることにより色の濃淡を生じさせるとともに、
上記模様付成形品の濃淡模様Pにおいて、最も薄い色の明度(L*1)と、最も濃い色の明度(L*2)の差(L*1−L*2)が、50〜10であり、
上記レーザ照射による除去跡の濃淡重なり模様Qにおいて、最も薄い色の明度(L*3)と最も濃い色の明度(L*4)の差(L*3−L*4)が、45〜10であることを特徴とする濃淡重なり模様付成形品の製法。 - 濃い色と薄い色が混じり合う濃淡模様Pが付与された模様付成形品を準備する工程と、上記模様付成形品の少なくとも一部に、上記濃い色と薄い色とは異なる色の着色剤が分散含有されたアンダーコート用透明樹脂組成物を用いて、上記着色剤による色の濃淡があり透明性を有する透明着色層を形成する工程と、上記透明着色層の上に蒸着層を形成するか蒸着層と他の層をこの順で形成する工程と、上記蒸着層もしくは蒸着層と他の層をレーザ照射によって部分的に除去し、その除去跡において、透明着色層の色の濃淡とその下の濃淡模様Pとが重なった濃淡重なり模様Qを現出させる工程と、上記濃淡重なり模様Qが現出した模様付き成形品の表面に、直接もしくは他の層を介してトップコート層を形成する工程と、を備えた濃淡重なり模様付成形品の製法であって、
上記透明着色層を形成する工程において、上記透明着色層における層の厚みを不均一に形成し、厚みが薄いところでは色が薄くなり厚みが厚いところでは色が濃くなることにより色の濃淡を生じさせるとともに、
上記模様付成形品の濃淡模様Pにおいて、最も薄い色の明度(L*1)と、最も濃い色の明度(L*2)の差(L*1−L*2)が、50〜10であり、
上記レーザ照射による除去跡の濃淡重なり模様Qにおいて、最も薄い色の明度(L*3)と最も濃い色の明度(L*4)の差(L*3−L*4)が、45〜10であることを特徴とする濃淡重なり模様付成形品の製法。 - 上記透明着色層を形成する工程において、アンダーコート用透明樹脂組成物を不均一にスプレー塗装し、層の厚みを不均一に形成することによって色の濃淡を生じさせるようにした請求項1または2記載の濃淡重なり模様付成形品の製法。
- 濃い色と薄い色が混じり合う濃淡模様Pが付与された模様付成形品を準備する工程と、上記濃い色と薄い色とは異なる色の着色剤が分散含有された透明接着剤組成物からなり、上記着色剤による色の濃淡があり透明性を有する透明着色層と、蒸着層もしくは蒸着層と他の層と、トップコート層と、基材層とが、この順で設けられた転写箔を準備する工程と、上記模様付成形品の少なくとも一部に、上記転写箔の透明着色層側を当てて転写箔を貼り付け、貼り付けられた転写箔から基材層を除去してトップコート層を露出させる工程と、上記模様付成形品に貼り付けられた転写箔に由来する複数の層のうち、透明着色層以外の層をレーザ照射によって部分的に除去し、その除去跡において、透明着色層の色の濃淡とその下の濃淡模様Pとが重なった濃淡重なり模様Qを現出させる工程と、を備えた濃淡重なり模様付成形品の製法であって、
上記転写箔の透明着色層において、層の厚みが不均一に形成され、厚みが薄いところでは色が薄くなり厚みが厚いところでは色が濃くなることによって色の濃淡が生じており、
上記模様付成形品の濃淡模様Pにおいて、最も薄い色の明度(L*1)と、最も濃い色の明度(L*2)の差(L*1−L*2)が、50〜10であり、
上記レーザ照射による除去跡の濃淡重なり模様Qにおいて、最も薄い色の明度(L*3)と最も濃い色の明度(L*4)の差(L*3−L*4)が、45〜10であることを特徴とする濃淡重なり模様付成形品の製法。 - 上記濃淡模様Pの濃い色または薄い色が、寒色系の色であり、透明着色層の色が、暖色系の色である請求項1〜4のいずれか一項に記載の濃淡重なり模様付成形品の製法。
- 上記レーザ照射によって濃淡重なり模様Qを現出させる工程において、レーザとして、YAGレーザ、YVO4レーザもしくは半導体レーザのいずれかを用いるようにした請求項1〜5のいずれか一項に記載の濃淡重なり模様付成形品の製法。
- 濃い色と薄い色が混じり合う濃淡模様Pが付与された模様付成形品の少なくとも一部に、上記濃い色と薄い色とは異なる色の濃淡があり透明性を有する透明着色層と、蒸着層とが、この順に設けられ、さらにその上に、直接もしくは他の層を介してトップコート層が設けられており、上記透明着色層以外の層が部分的に除去され、その除去跡において、透明着色層の色の濃淡とその下の濃淡模様Pとが重なった濃淡重なり模様Qが現出している濃淡重なり模様付成形品であって、
上記透明着色層において、層の厚みが不均一に形成され、厚みが薄いところでは色が薄くなり厚みが厚いところでは色が濃くなることによって色の濃淡が生じており、
上記除去跡の濃淡重なり模様Qにおいて、最も薄い色の明度(L*3)と最も濃い色の明度(L*4)の差(L*3−L*4)が、45〜10であることを特徴とする濃淡重なり模様付成形品。 - 濃い色と薄い色が混じり合う濃淡模様Pが付与された模様付成形品の少なくとも一部に、上記濃い色と薄い色とは異なる色の濃淡があり透明性を有する透明着色層と、蒸着層もしくは蒸着層と他の層とが、この順に設けられており、上記蒸着層もしくは蒸着層と他の層が部分的に除去され、その除去跡において、透明着色層の色の濃淡とその下の濃淡模様Pとが重なった濃淡重なり模様Qが現出し、その濃淡重なり模様Qが現出した模様付き成形品の表面に、直接もしくは他の層を介してトップコート層が設けられている濃淡重なり模様付成形品であって、
上記透明着色層において、層の厚みが不均一に形成され、厚みが薄いところでは色が薄くなり厚みが厚いところでは色が濃くなることによって色の濃淡が生じており、
上記除去跡の濃淡重なり模様Qにおいて、最も薄い色の明度(L*3)と最も濃い色の明度(L*4)の差(L*3−L*4)が、45〜10であることを特徴とする濃淡重なり模様付成形品。 - 上記濃淡模様Pの濃い色または薄い色が、寒色系の色であり、透明着色層の色が、暖色系の色である請求項7または8記載の濃淡重なり模様付成形品。
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