JPH06289721A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH06289721A
JPH06289721A JP5080466A JP8046693A JPH06289721A JP H06289721 A JPH06289721 A JP H06289721A JP 5080466 A JP5080466 A JP 5080466A JP 8046693 A JP8046693 A JP 8046693A JP H06289721 A JPH06289721 A JP H06289721A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sleeve
belt
developer
belt photosensitive
photoconductor
Prior art date
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Pending
Application number
JP5080466A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoaki Yokoyama
知明 横山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH06289721A publication Critical patent/JPH06289721A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 画像形成装置1に、スリーブ22に所定間隔
を隔てて対向するローラ5と、このローラ5に案内され
ながらスリーブ22とローラ5の対向部を通過する無端
状のベルト感光体2を設け、スリーブ22上に保持され
た現像剤Mとベルト感光体2との接触がベルト感光体2
とスリーブ22の最近接位置X近傍で終了するようにし
た。 【効果】 最近接位置X近傍ではスリーブ22とベルト
感光体2の間隔が最も狭く、かつキャリアに対する磁石
体21の拘束力とトナーのベルト感光体2に対する電気
的付着力は共に大きくなっているので、ベルト感光体2
に対するキャリアの付着量とベルト感光体2に付着して
いるトナーの掻取量が少なくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真複写法による
複写機やプリンタなどの画像形成装置、特に感光体上に
形成された静電潜像に現像剤を接触させて可視像化する
現像部の構成に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機やプリンタなどの画像形成
装置として、図4に示すように、外周部に軸方向に伸び
る複数の磁極を設けた固定磁石体31と該固定磁石体3
1の周囲を矢印m方向に回転するスリーブ32を有する
現像器30にトナーとキャリアとからなる2成分系の現
像剤Mを収容し、上記磁石体31の磁力によりスリーブ
32の外周に保持された現像剤Mをスリーブ32の回転
に従って現像領域33に搬送し、ドラム状感光体40の
外周面に接触させて該感光体40に形成されている静電
潜像をトナー像として可視像化するものが知られてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
画像形成装置では、図5に示すように、感光体40と現
像剤Mとの接触を感光体40とスリーブ32の最近接位
置X’から下流側に移動した位置Y’で終了するように
している。すなわち、固定磁石体31の磁気拘束力によ
り現像剤Mを保持し得るぎりぎりの位置まで、現像剤M
が感光体40に接触するようにしている。そのため、現
像剤Mの接触終了位置Y’近傍でキャリアが現像剤Mか
ら分離し、これが感光体40に付着して画質を悪化させ
るという問題点があった。また、上記接触終了位置Y’
ではスリーブ32と感光体40との間に印加されている
電圧に基づくトナーの電気的付着力が最近接位置X’よ
りも弱くなっており、そのために感光体40上に付着し
ているトナーがキャリアに掻き取られて画質を悪化する
という問題点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決するためになされたもので、非回転状態に固定された
磁石体と、該磁石体の周囲を回転するスリーブと、該ス
リーブに所定間隔を隔てて対向する感光体を有し、上記
スリーブの外周に保持されたトナーとキャリアを含む現
像剤を感光体に接触し、上記感光体上に形成された静電
潜像に上記トナーを付着してトナー像を形成する画像形
成装置において、上記スリーブに所定間隔を隔てて対向
する支持部材と、該支持部材に案内されながらスリーブ
と支持部材の対向部を通過する無端状のベルト感光体を
設け、上記スリーブ上に保持された現像剤とベルト感光
体との接触がベルト感光体とスリーブの最近接位置近傍
で終了するようにしたものである。
【0005】
【作用】上記画像形成装置では、スリーブとベルト感光
体との接触が両者の最近接位置近傍で終了するようにし
ている。したがって、スリーブとベルト感光体の最近接
位置では両者の間隔が最も狭くなっており、キャリアに
対する磁石体の拘束力と、トナーの感光体に対する電気
的付着力は共に大きくなっている。そのため、ベルト感
光体に対するキャリアの付着量が減少するとともに、ベ
ルト感光体に付着しているトナーの掻取量が減少する。
【0006】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の実施例に
ついて説明する。図1は画像形成装置1の概略構成を示
し、外周面に感光層を有する無端状のベルト感光体2は
5個のローラ3,4,5,6,7に巻回され、矢印a方
向に回転移動するようにしてある。上記5個のローラ
3,4,5,6,7は、ローラ3とローラ4がほぼ同一
レベル、ローラ5とローラ7がそれぞれ上記ローラ4,
3の下方に配置され、ローラ6がローラ5の斜め下方に
配置されており、ローラ4を通過したベルト感光体2は
ほぼ鉛直下方に移動し、ローラ5で斜め下方に向かって
方向が切り替えられるようになっている。ベルト感光体
2の周囲には、クリーニング装置8、イレーサランプ
9、帯電チャージャ10、現像器11、転写チャージャ
12、分離チャージャ13が配置されている。また、ベ
ルト感光体2の上方にはレーザ光学系14が配置され、
転写チャージャ12の用紙搬送方向上流側(図上左側)
に給紙装置14、分離チャージャ13の用紙搬送方向下
流側(図上右側)に用紙搬送装置15、定着装置16、
排紙装置17がそれぞれ配置されている。
【0007】現像器11は、図2に示すように、外周部
に軸方向に伸びる複数の磁極を形成した固定磁石体21
と該固定磁石体21に外装されたスリーブ22とからな
る現像ローラ23を備えており、スリーブ22の外周に
図示しないバケットローラなどの現像剤供給手段から、
トナーとキャリアとの混合物である現像剤Mが供給され
るようになっている。また、スリーブ22はローラ5と
所定の間隔を隔てて対向しており、上方から移動してく
るベルト感光体2が、スリーブ22とローラ5との最近
接位置X又はその近傍でローラ5の外周面に沿って方向
を切り替えるようにしてある。さらに、スリーブ22は
電源24に接続され、スリーブ22とベルト感光体2と
の間に現像バイアスVBを印加して現像電界が形成され
るようになっている。
【0008】なお、スリーブ22とローラ5との間隔
は、図3に示すように、スリーブ22の支軸両端部にギ
ャップ調整コロ25,25を取り付け、これらギャップ
調整コロ25,25をローラ5の両端外周部に当接する
ことにより、一定の値に調整されている。
【0009】以上の構成を有する画像形成装置では、矢
印a方向に回転移動するベルト感光体2は、クリーニン
グ装置8により表面に残留するトナー等が除去され、イ
レーサランプ9の照明により残留電荷が消去された後、
帯電チャージャ10により所定電位に帯電される。次
に、ベルト感光体2の帯電領域にはレーザ光学系14よ
りイメージ光が露光されて再現すべき画像に対応した静
電潜像が形成され、この静電潜像に現像器11よりトナ
ーが供給されて可視像化される。続いて、ベルト感光体
2上に形成されたトナー像は、転写チャージャ12の対
向部で給紙装置14から供給される転写シートすなわち
用紙に転写される。そして、トナー像の転写された用紙
は分離チャージャ13によりベルト感光体13から分離
された後、用紙搬送装置15で定着装置16に搬送さ
れ、ここで上記トナー像が定着されて排紙装置17に排
出される。
【0010】上記現像器11では、図2に示すように、
スリーブ22が矢印b方向に回転し、図示しない現像剤
供給手段よりスリーブ22の外周に現像剤Mが供給され
る。供給された現像剤Mは固定磁石体21の磁力により
スリーブ22の外周に保持され、スリーブ22の回転と
共に矢印b方向に搬送され、スリーブ22とベルト感光
体2の対向する領域すなわち現像領域でベルト感光体2
に接触し、上記静電潜像にトナーを付着させて可視像化
する。ベルト感光体2に対する現像剤Mの接触は、スリ
ーブ22とベルト感光体2の最近接位置Xの近傍、又は
この最近接位置Xの近傍であって矢印a1から進行して
きたベルト感光体2がローラ5の外周面に沿って矢印a
2方向に方向を転じる位置Yの近傍で終了する。以下、
現像剤Mがベルト感光体2と接触を終了する位置Yを
「接触終了位置Y」という。
【0011】このように、現像剤Mとベルト感光体2の
接触は、固定磁石体21の磁気拘束力と、現像バイアス
Bに基づく現像電界が共に大きい位置の近傍で終了す
る。したがって、接触終了位置Yでは、キャリアが固定
磁石体21の磁気拘束力から離れてベルト感光体2に付
着することはない。また、いったんベルト感光体2に付
着したトナーが現像剤Mとの接触により掻き取られるこ
ともない。
【0012】なお、スリーブ22とベルト感光体2との
最近接位置X近傍でベルト感光体2と現像剤Mとの接触
を終了させるためには、スリーブ22とローラ5との最
近接位置Xにおけるスリーブ22(又はローラ5)の接
線L1とローラ5からローラ6に向かうベルト感光体2
の延長線L2との交角θ(図2参照)を出来るだけ大き
く設定するのが好ましく、具体的に上記角度θは約30
°以上に設定するのが適当である。また、ローラ5の径
をスリーブ22の径よりも小さくするのが好ましく、こ
れによりベルト感光体2と現像剤Mの接触終了位置Yが
さらに最近接位置Xに近くなる。さらに、上記接触終了
位置Yは、スリーブ22の中心O1とローラ5の中心O2
を結ぶ線S1と、スリーブ22の中心O1と接触終了位置
Yとを結ぶ線S2との交角αが約5°以内となるように
設定するのが好ましい。
【0013】ところで、上記実施例では、スリーブ22
の対向部にローラ5を設けて当該ローラ5にベルト感光
体2を巻回し、スリーブ22とベルト感光体2との最近
接位置X近傍で現像剤Mとベルト感光体2との接触が終
了するようにしたが、スリーブ22の対向部においてベ
ルト感光体2を支持する部材はローラに限るものでな
く、スリーブ22の対向部に進行してきたベルト感光体
2を上記最近接位置Xの近傍で無理なく方向転換できる
部材であれば、その形状等はいかなるものであってもよ
い。
【0014】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
係る画像形成装置では、スリーブとベルト感光体との接
触が両者の最近接位置近傍で終了するようにしており、
ここではでは両者の間隔が最も狭く、かつキャリアに対
する磁石体の拘束力とトナーの感光体に対する電気的付
着力は共に大きくなっている。したがって、ベルト感光
体に対するキャリアの付着量と、ベルト感光体に付着し
ているトナーの掻取量が少なくなり、良質な画像を得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る画像形成装置の概略構成を示す
断面図である。
【図2】 現像器とベルト感光体の部分断面図である。
【図3】 スリーブとベルト感光体とのギャップ調整機
構を示す図である。
【図4】 従来の現像器の部分断面図である。
【図5】 図4に示す現像器の現像剤と感光体の接触状
態を示す図である。
【符号の説明】
1…画像形成装置、2…ベルト感光体、5…ローラ、1
1…現像器、21…固定磁石体、22…スリーブ、X…
最近接位置、Y…接触終了位置、M…現像剤。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非回転状態に固定された磁石体と、該磁
    石体の周囲を回転するスリーブと、該スリーブに所定間
    隔を隔てて対向する感光体を有し、上記スリーブの外周
    に保持されたトナーとキャリアを含む現像剤を感光体に
    接触し、上記感光体上に形成された静電潜像に上記トナ
    ーを付着してトナー像を形成する画像形成装置におい
    て、上記スリーブに所定間隔を隔てて対向する支持部材
    と、該支持部材に案内されながらスリーブと支持部材の
    対向部を通過する無端状のベルト感光体を設け、上記ス
    リーブ上に保持された現像剤とベルト感光体との接触が
    ベルト感光体とスリーブの最近接位置近傍で終了するよ
    うにした画像形成装置。
JP5080466A 1993-04-07 1993-04-07 画像形成装置 Pending JPH06289721A (ja)

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JP5080466A JPH06289721A (ja) 1993-04-07 1993-04-07 画像形成装置

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JP (1) JPH06289721A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002278286A (ja) * 2001-03-21 2002-09-27 Ricoh Co Ltd 現像方法、現像装置及び画像形成装置
JP2009069206A (ja) * 2007-09-10 2009-04-02 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2010060819A (ja) * 2008-09-03 2010-03-18 Ricoh Co Ltd 画像形成装置

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JP4647123B2 (ja) * 2001-03-21 2011-03-09 株式会社リコー 現像方法、現像装置及び画像形成装置
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