JPH0628939Y2 - モータの電気接続部構造体 - Google Patents

モータの電気接続部構造体

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JPH0628939Y2
JPH0628939Y2 JP7102389U JP7102389U JPH0628939Y2 JP H0628939 Y2 JPH0628939 Y2 JP H0628939Y2 JP 7102389 U JP7102389 U JP 7102389U JP 7102389 U JP7102389 U JP 7102389U JP H0628939 Y2 JPH0628939 Y2 JP H0628939Y2
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JP
Japan
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contact
circuit board
slit portion
motor
block body
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JP7102389U
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JPH0311356U (ja
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猛 宇多
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Nidec America Corp
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Nidec Corp
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、モータの電気接続部構造体に関する。
〔従来の技術と考案が解決しようとする課題〕
モータと回路の接続において、従来、ピンコネクタータ
イプで自動組立てをしようとした場合、位置精度として
±0.05mm等の高精度が必要で自動化が困難な状況であっ
た。
また、ゴムの小ブロック体に多数本の細い導線を一方向
に埋設したゴムコネクターが自動組立てのために使用さ
れているが、このゴムコネクターは、モータ側とゴムコ
ネクター、回路側とゴムコネクターの接点を2ケ所持っ
ており、接触不良を起こしやすかったり、接触抵抗が大
きくなるため電流が多い場合には発熱等の問題を生ずる
虞れがある。
そこで、本考案はこのような問題点を解決することを目
的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は上記課題を解決するために、モータと、シャー
シ側回路基板とを接続する電気接続部構造体に於て、モ
ータのブラケットにスリット部を貫設すると共に、該ス
リット部の一部にストッパを付設し、さらに、折曲状の
導体板片と、絶縁体からなる弾性ブロック体とを一体と
して、上記スリット部へ弾性圧縮状態で挿入し、該導体
板片のモータ側へ突出させた一端をステータコイル引出
線差込部とすると共に、上記回路基板側へ僅かに突出さ
せた他端を接点部とし、かつ、挿入した上記弾性ブロッ
ク体の一部を、上記スリット部のストッパに当接させ、
該弾性ブロック体の弾発付勢力をもって上記接点部を上
記回路基板に、弾発的に接触させた。
〔作用〕
上記のように構成されたモータの電気接続部構造体に於
て、導体板片の差込部にステータコイル引出線が取り付
けられるので、接点はシャーシ側の回路基板と導体板片
の接点部のみになり、接点が1ケ所減り接触抵抗が小さ
くなる。また、弾性ブロック体は一部がスリット部のス
トッパに当接し、該弾性ブロック体の弾性圧縮によっ
て、確実に弾発的に導体板片の接点部が回路基板に接触
して、接触不良も生じにくくなる。
〔実施例〕
以下、図示の実施例に基づいて本考案を説明する。
第1図は本考案に係るモータの電気接続部構造体を設け
たモータの一例を示し、このモータ1は固定軸3と、該
固定軸3にベアリング4,4を介して回転可能に枢着さ
れるハブ5とを備え、該ハブ5の一端の外周側に連続的
に形成したロータ6の内周面にはロータマグネット7が
内嵌されると共に、上記固定軸3に固着したブラケット
8にステータ9が外嵌され、該ロータマグネット7と該
ステータ9が近接対峙する。また、ブラケット8の周囲
縁部10は締付け部材11…にてシャーシ12に固着される。
2はシャーシ側の回路基板であって、例えば、取付片23
と締付け部材24を介してシャーシ12に取付ける。
そして、第2図I及び第3図に示す様に、ブラケット8
にストッパ13を有するスリット部14を貫設する。このス
リット部14は、ロータ6側の部分から回路基板2に面す
る部分に向けてゆるやかなテーパ状に拡がる傾斜を有し
て形成されている。そして、モータ1側へ突出状のステ
ータコイル引出線差込部15と、回路基板2へ露出した接
点部16とを、連続状の導体板片17にて弾性変形可能な様
に略コの字状に形成し、かつ、該導体板片17を絶縁体か
らなる弾性ブロック体18に埋込み、上記ストッパ13に当
接させて上記スリット部14に弾性圧をもってシャーシ12
側から気密的に挿入する。この場合、上記差込部15は、
第4図に示す様に、案内傾斜部19と挾着用溝部20とを備
え、ステータコイル引出線21を該溝部20に押込むと、該
引出線21が該溝部20に圧接して通電可能となる。なお、
該引出線21を半田付けして固着するも自由である。ま
た、ブロック体18は第5図に示す様に、その横断面がス
リット部14の形状に対応した略台形状をしており、その
大きさをスリット部14の大きさよりも少し大きくするこ
とで、弾性圧縮状態で挿入し、気密性も確保する。この
気密性を確保することによる利点は、ディスク用スピン
ドルモータ等に於いてディスク室の防塵性を高めること
にある。なお、ストッパ13はスリット部14内のモータ寄
り端部に突設する。
そして、上記締付け部材11…を締付けてブラケット8を
シャーシ12に取付けると、第2図IIに示す様に、ブラケ
ット8と回路基板2が近接し、これに伴って上記弾性板
片17及びブロック体18が弾性変形し、この弾性を利用し
て上記接点部16が回路基板2に確実に弾発的に接触す
る。
なお、本考案は上述の実施例に限定されず本考案の要旨
を逸脱しない範囲で設計変更自由である。例えば、導体
板片17はU字状、W字状、L字状その他弾性変形可能な
形状であればよい。また、突起部22…の形状及び数は自
由である。
〔考案の効果〕
本考案は、上述のように構成されているので、以下に記
載する著大な実用的効果を奏する。
接点が回路基板2と接点部16の1ケ所だけになり、接
触抵抗が小さくなるため大きな電流を流し得る。
上記差込部15と接点部16が連続状の導体板片17からな
り、かつ、ブロック体18の弾性を利用して接点部16が回
路基板2に接触しているので、接続不良が生じにくい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す断面図、第2図は作用
説明図、第3図は要部拡大斜視図、第4図は第3図のC
方向矢視図、第5図は挿入説明用要部断面図である。 1……モータ、2……回路基板、8……ブラケット、12
……シャーシ、13……ストッパ、14……スリット部、15
……ステータコイル引出線差込部、16……接点部、17…
…導体板片、18……ブロック体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】モータ1と、シャーシ側回路基板2とを接
    続する電気接続部構造体に於て、 モータ1のブラケット8にスリット部14を貫設すると共
    に、該スリット部14の一部にストッパ13を付設し、 さらに、折曲状の導体板片17と、絶縁体からなる弾性ブ
    ロック体18とを一体として、上記スリット部14へ弾性圧
    縮状態で挿入し、該導体板片17のモータ側へ突出させた
    一端をステータコイル引出線差込部15とすると共に、上
    記回路基板2側へ僅かに突出させた他端を接点部16と
    し、かつ、挿入した上記弾性ブロック体18の一部を、上
    記スリット部14のストッパ13に当接させ、該弾性ブロッ
    ク体18の弾発付勢力をもって上記接点部16を上記回路基
    板2に、弾発的に接触させたことを特徴とするモータの
    電気接続部構造体。
JP7102389U 1989-06-16 1989-06-16 モータの電気接続部構造体 Expired - Lifetime JPH0628939Y2 (ja)

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JP7102389U JPH0628939Y2 (ja) 1989-06-16 1989-06-16 モータの電気接続部構造体

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JPH0311356U JPH0311356U (ja) 1991-02-04
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2003028191A1 (fr) * 2001-09-19 2003-04-03 Nidec Copal Corporation Moteur vibrant sans balais

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JPH0311356U (ja) 1991-02-04

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