JPH0537651Y2 - - Google Patents

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JPH0537651Y2
JPH0537651Y2 JP3040788U JP3040788U JPH0537651Y2 JP H0537651 Y2 JPH0537651 Y2 JP H0537651Y2 JP 3040788 U JP3040788 U JP 3040788U JP 3040788 U JP3040788 U JP 3040788U JP H0537651 Y2 JPH0537651 Y2 JP H0537651Y2
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motor case
slit
terminal
case
piece
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JP3040788U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、非導電性のケース蓋の内側におい
てアーマチヤに当接するブラシとモータケースと
を電気的に接続するようにした、モータケースの
アース構造に関するものである。
(従来の技術) この種のアース構造として、実開昭61−141971
号公報及び実開昭62−107547号公報に開示する考
案が知られている。これらの両考案はいずれも、
ブラシとモータケースをリード線を用い半田付や
溶接によつて接続する場合の作業性の悪さ、又
は、弾力性を有する導電性部材をブラシ端子とモ
ータケース間に挿入する場合の取付不確実性を解
決するためになされたものである。
すなわち、前者は、第4図イに示すように、弾
力性を有する割ピン1を用いるものであり、該割
ピン1の短片1aが収まる溝2をケース蓋3に形
成しておいて、取付けの不確実性を防止したもの
である。具体的には、同図において、4はブラシ
端子片、5は上記ブラシ端子片4及び割ピン1の
長片1bが挿嵌される貫通孔、6はモータケース
を示し、同図に示す状態から割ピン1の長片1b
を貫通孔5に挿入しそして割ピン1の短片1aを
溝2に嵌合し、上記短片1a上にモータケース6
を外嵌するものである。
また、後者は、一対のブラシ端子片7a,7b
のうちの一方の端子片7bに弾性力を有する舌片
8を形成し、この舌片8に電気的接続をなしめた
もので、アース構造がブラシと一体構造であるた
め、振動に対して強く、組立作業性が良いという
長所を有する。
(考案が解決しようとする課題) しかし、上記両考案によつてもなお、解決すべ
き点が存在している。
すなわち、前者によれば、割ピンを使用してい
るので、その分、部品点数が多くなり、製作コス
トがかかり、組立工数が割ピンを必要とする分だ
け多くなり、部品管理も繁雑となる。
また、後者によれば、一対のブラシ端子片7
a,7bの形状が異なるため製作工程も多くな
り、部品管理も繁雑となる。この意味では、前者
と同じく、後者も部品点数を減らし得るものでな
い。
本考案は上記課題を解決する目的でなされたも
のである。
(課題を解決するための手段) すなわち、本考案は、内面に磁石が取り付けら
れる導電性のモータケースと、ブラシを保持する
非導電性のケース蓋とを備え、上記モータケース
と上記ケース蓋とが嵌合面を介して嵌合されてな
るモータケースのアース構造において、ケース蓋
にスリツトを形成する一方、モータケースの開口
縁部の一部を切起して前記スリツトに対応した形
状の鍔片を曲成し、該鍔片に弾性力を有する端子
を重合状として前記スリツトに圧入した構成を採
用している。
(作用) モータケースの対峙縁部に曲成された鍔片と端
子とが重合状となされ、ここに得られた重合物を
ケース蓋に形成されたスリツトに圧入したとき、
端子がモータケースに圧接されたアース状態が具
現する。
(実施例) 以下、本考案を例示図面に基いて説明する。
第1図〜第3図は本考案の一実施例を示し、第
1図は要部拡大斜視図、第2図は全体斜視図、第
3図は第1図におけるA−A断面図である。
これらの図において、11は、回転子(図示せ
ず)を包むような略円筒形に形成された導電性の
モータケースであり、12は、上記モータケース
11に嵌合されるケース蓋である。
そして、上記ケース蓋12の嵌合面13には、
後述する鍔片14及び端子15を圧入するための
スリツト16が嵌合面の端縁に到るまで形成され
ている。17は、上記スリツト16の中途部に連
接された補助スリツトであり、該補助スリツト1
7は、端子15の脚部15aを逃がす役割を担つ
ている。
他方、上記モータケース11の開口縁部11a
には、その一部を切起して上記スリツト16に対
応した形状の鍔片14を曲成してある。
そして、本考案に係るモータケースのアース構
造は、上記モータケース11、ケース蓋12及び
端子15の嵌合によつてなされている。
具体的には、端子15を上記鍔片14に沿わせ
た重合状態となし、これら重合状態の鍔片14と
端子15とを一括して上記スリツト16に圧入し
て得られる。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案によれば、他の部
材を要することなく、モータケースと端子とをア
ースすることができ、この結果、組立作業が楽に
なるとともに、部品の製作コストが低減でき、ま
た部品の保守管理が容易になる等の作用効果を奏
するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本考案の一実施例を示し、第
1図は要部拡大斜視図、第2図は全体斜視図、第
3図は第1図におけるA−A断面図であり、第4
図は従来例の説明図で、イは分解状態の断面図、
ロは分解状態の斜視図である。 11……モータケース、11a……開口縁部、
12……ケース蓋、13……嵌合面、14……鍔
片、15……端子、16……スリツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内面に磁石が取り付けられる導電性のモータケ
    ースと、ブラシを保持する非導電性のケース蓋と
    を備え、上記モータケースと上記ケース蓋とが嵌
    合面を介して嵌合されてなるモータケースのアー
    ス構造において、ケース蓋にスリツトを形成する
    一方、モータケースの開口縁部の一部を切起して
    前記スリツトに対応した形状の鍔片を曲成し、該
    鍔片に弾性力を有する端子を重合状として前記ス
    リツトに圧入したことを特徴とするモータケース
    のアース構造。
JP3040788U 1988-03-09 1988-03-09 Expired - Lifetime JPH0537651Y2 (ja)

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JP3040788U JPH0537651Y2 (ja) 1988-03-09 1988-03-09

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JP3040788U JPH0537651Y2 (ja) 1988-03-09 1988-03-09

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Publication Number Publication Date
JPH01134961U JPH01134961U (ja) 1989-09-14
JPH0537651Y2 true JPH0537651Y2 (ja) 1993-09-22

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ID=31255450

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JPH01134961U (ja) 1989-09-14

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