JPH0628939U - 融着コイル - Google Patents
融着コイルInfo
- Publication number
- JPH0628939U JPH0628939U JP7045192U JP7045192U JPH0628939U JP H0628939 U JPH0628939 U JP H0628939U JP 7045192 U JP7045192 U JP 7045192U JP 7045192 U JP7045192 U JP 7045192U JP H0628939 U JPH0628939 U JP H0628939U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fusion
- section
- cross
- coil
- stranded wire
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 融着面がはがれにくく、作業性のよい融着コ
イルを提供すること。 【構成】 融着層の主成分がポリエステル、ポリアミド
等である単線3を10〜40芯程度としたより線であっ
て、従来の断面丸型のより線の融着コイルを、断面を矩
型等の断面角型のより線1として前記融着コイル同士を
2本融着する場合、融着した部分4は面積が大きくな
り、強度が増して、はがれにくく、作業性が向上し、不
良が少なくなった融着コイルである。
イルを提供すること。 【構成】 融着層の主成分がポリエステル、ポリアミド
等である単線3を10〜40芯程度としたより線であっ
て、従来の断面丸型のより線の融着コイルを、断面を矩
型等の断面角型のより線1として前記融着コイル同士を
2本融着する場合、融着した部分4は面積が大きくな
り、強度が増して、はがれにくく、作業性が向上し、不
良が少なくなった融着コイルである。
Description
【0001】
本考案は、融着層主成分がエポキシ、ポリアミド、ポリエステル等である10 〜40芯程度のより線の融着コイルの断面の形状に関するものである。
【0002】
従来この種の融着コイルの断面形状は、図4に示すように、単線3がよられて 、その断面の形状は断面丸型のより線2で、断面が丸型になっており、図5に示 すように、断面丸型のより線2同士が融着した時、単線3同士が接触するので融 着面積が小さくて融着した部分4が離れてはずれやすいという欠点があった。
【0003】
本考案は上記の欠点を除去するため、図1に示すように、より線の単線3を1 0〜40芯程度集めてより線として、より線の断面の形状を角型にした断面角型 のより線1を形成し、図2に示すように、融着面積を大きくしたもので、融着し た部分4が断面の形状が丸型のものよりはがれにくい融着コイルを提供すること を目的とする。
【0004】
即ち本考案は、融着層主成分がポリエステル等である10〜40芯程度のより 線の融着コイルにおいて、より線の断面の形状を角型に構成することを特徴とす る融着コイルである。
【0005】
単線を10〜40芯集めてより線として使用する融着コイルは、より線の断面 が丸型よりは矩型のような角型とした方がはがれにくくなる。融着した部分は丸 型では融着面積が小さくなり、反対に角型では融着面積が大きくなって融着強度 は大きくなる。従って、断面角型のより線は、断面丸型のより線より融着コイル として融着した部分のはがれ不良が少なくなる。
【0006】
図1は、本考案の断面角型のより線の一実施例の斜視図である。図2は、本考 案の断面角型のより線同士を融着した一実施例の斜視図である。図3は、本考案 融着コイルの一実施例の平面図である。 図3は、本考案における融着コイルの一実施例であり、図3では5本の断面角 型のより線1が融着されているが、より線の断面の形状が従来の断面丸型のより 線より本考案の角型の方が融着面積が大きく、融着した部分4がはがれにくくな っていることを示したものである。 図1は、本考案の融着コイルの斜視図で、単線3を10〜40芯集めて1本の より線とするが、そのより線の断面形状を角型にした断面角型のより線1の融着 コイルである。 図2は、本考案の融着コイル同士合わせて融着するが、融着した部分4が断面 丸型のより線よりはずっと融着しやすい。しかも離れてしまったりするのでは融 着コイルとしては重欠点となるが、単線3を合わせて断面角型のより線1にする ことにより、融着面積が大きくなり、工数短縮になり、融着面がはがれてしまう 不良は激減する。 断面角型のより線1を2本融着剤で融着させると融着面積が大きくなり、融着 したより線が不良になることはない。 単線3は俵積みにしてもよいが、融着面がフラットにならない欠点があるので 、角型の長いケースの中で融着すると、単線がしっかりと積まれて融着しやすい 。又、通常のより線を断面角型となるように成型しても良い。
【0007】
以上述べたごとく、本考案によれば、融着コイルのより線の断面の形状を丸型 から角型に変えたことにより、より線同志がはずれにくくなり、品質の安定した 融着コイルが提供できることになる。
【図1】本考案におけるより線の斜視図。
【図2】本考案におけるより線を2本融着させた時の融
着コイルの断面図。
着コイルの断面図。
【図3】本考案における融着コイルの一実施例を示す平
面図。
面図。
【図4】従来のより線の斜視図。
【図5】従来のより線を2本融着させた時の融着コイル
の断面図。
の断面図。
1 断面角型のより線 2 断面丸型のより線 3 単線 4 融着した部分 5 端子部
Claims (1)
- 【請求項1】 融着層主成分がポリエステル等である1
0〜40芯程度のより線の融着コイルにおいて、より線
の断面の形状を角型に構成することを特徴とする融着コ
イル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7045192U JPH0628939U (ja) | 1992-09-14 | 1992-09-14 | 融着コイル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7045192U JPH0628939U (ja) | 1992-09-14 | 1992-09-14 | 融着コイル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0628939U true JPH0628939U (ja) | 1994-04-15 |
Family
ID=13431888
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7045192U Pending JPH0628939U (ja) | 1992-09-14 | 1992-09-14 | 融着コイル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0628939U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015035633A (ja) * | 2014-11-18 | 2015-02-19 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | コイル部品およびその製造方法 |
-
1992
- 1992-09-14 JP JP7045192U patent/JPH0628939U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015035633A (ja) * | 2014-11-18 | 2015-02-19 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | コイル部品およびその製造方法 |
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