JPH0628797Y2 - 高周波加熱装置 - Google Patents
高周波加熱装置Info
- Publication number
- JPH0628797Y2 JPH0628797Y2 JP1988034086U JP3408688U JPH0628797Y2 JP H0628797 Y2 JPH0628797 Y2 JP H0628797Y2 JP 1988034086 U JP1988034086 U JP 1988034086U JP 3408688 U JP3408688 U JP 3408688U JP H0628797 Y2 JPH0628797 Y2 JP H0628797Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetron
- transformer
- driving
- frequency heating
- power source
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)
- Constitution Of High-Frequency Heating (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、マグネトロンの電源装置に高周波インバータ
回路を用いた高周波加熱装置に関し、特にマグネトロン
を2個用いる高出力の業務用高周波加熱装置に関するも
のである。
回路を用いた高周波加熱装置に関し、特にマグネトロン
を2個用いる高出力の業務用高周波加熱装置に関するも
のである。
〈従来技術および考案が解決しようとする課題〉 高出力の業務用電子レンジには従来からマグネトロンを
2個用いているものがあるが、商用電源をマグネトロン
駆動用昇圧トランスで昇圧してマグネトロンを駆動する
タイプのものであり、1個の昇圧トランスにて2個のマ
グネトロンを駆動させると昇圧トランスが大きくなって
電子レンジの外形が大きくなりすぎるので、昇圧トラン
スとマグネトロン駆動回路を各2個備えている。従っ
て、商品コストが高くなり、組立て工程が増加するとい
う問題点があった。
2個用いているものがあるが、商用電源をマグネトロン
駆動用昇圧トランスで昇圧してマグネトロンを駆動する
タイプのものであり、1個の昇圧トランスにて2個のマ
グネトロンを駆動させると昇圧トランスが大きくなって
電子レンジの外形が大きくなりすぎるので、昇圧トラン
スとマグネトロン駆動回路を各2個備えている。従っ
て、商品コストが高くなり、組立て工程が増加するとい
う問題点があった。
〈課題を解決するための手段〉 商用電源を整流・平滑して直流電源を作る整流・平滑回
路と、マグネトロン駆動用昇圧トランス,該マグネトロ
ン駆動用昇圧トランスの1次巻線に直列に接続されたス
イッチング素子等にて構成され直流電源を高周波電源に
変換するインバータ回路と、該インバータ回路の出力に
て駆動する2個のマグネトロンとを具備する高周波加熱
装置であって、上記マグネトロン駆動用昇圧トランスの
1次巻線に並列にフライバック電圧発生用のコンデンサ
を接続し、2次巻線に2個のマグネトロンを互いに逆極
性に並列接続した高周波加熱装置とする。
路と、マグネトロン駆動用昇圧トランス,該マグネトロ
ン駆動用昇圧トランスの1次巻線に直列に接続されたス
イッチング素子等にて構成され直流電源を高周波電源に
変換するインバータ回路と、該インバータ回路の出力に
て駆動する2個のマグネトロンとを具備する高周波加熱
装置であって、上記マグネトロン駆動用昇圧トランスの
1次巻線に並列にフライバック電圧発生用のコンデンサ
を接続し、2次巻線に2個のマグネトロンを互いに逆極
性に並列接続した高周波加熱装置とする。
〈作用〉 高周波電源で作動させることによりマグネトロン駆動用
昇圧トランスの小型化が計れ、1個のマグネトロン駆動
用昇圧トランスで2個のマグネトロンを駆動させるた
め、高周波加熱装置の部品点数を低減でき、コストダウ
ンと小型化が計れる。又、部品点数の低減に伴って組立
タイムも低減できる。
昇圧トランスの小型化が計れ、1個のマグネトロン駆動
用昇圧トランスで2個のマグネトロンを駆動させるた
め、高周波加熱装置の部品点数を低減でき、コストダウ
ンと小型化が計れる。又、部品点数の低減に伴って組立
タイムも低減できる。
〈実施例〉 以下、本考案の一実施例を図面に基づき説明する。
第1図は本考案による高周波加熱装置の電気回路図であ
り、図中の1は商用電源を整流する整流ダイオード2,
チョークコイル3,平滑回路4からなる整流・平滑回路
である。5はマグネトロン駆動用昇圧トランス6,フラ
イバック電圧発生用の共振コンデンサ7,ダイオード
8,半導体スイッチング素子9,駆動回路10,制御回
路11にて構成されるインバータ回路であり、整流・平
滑回路で作られた直流電源を高周波電源に変換する働き
をする。12はマグネトロン駆動用昇圧トランス6の2
次巻線6bにフォワード型接続された第1のマグネトロ
ン、13は昇圧トランスの2次巻線6bにフライバック
型接続された第2のマグネトロンである。尚、第1のマ
グネトロン12は一般に使用されているアノード接地型
でよいが、第2のマグネトロン13はカソード接地型に
する必要がある。
り、図中の1は商用電源を整流する整流ダイオード2,
チョークコイル3,平滑回路4からなる整流・平滑回路
である。5はマグネトロン駆動用昇圧トランス6,フラ
イバック電圧発生用の共振コンデンサ7,ダイオード
8,半導体スイッチング素子9,駆動回路10,制御回
路11にて構成されるインバータ回路であり、整流・平
滑回路で作られた直流電源を高周波電源に変換する働き
をする。12はマグネトロン駆動用昇圧トランス6の2
次巻線6bにフォワード型接続された第1のマグネトロ
ン、13は昇圧トランスの2次巻線6bにフライバック
型接続された第2のマグネトロンである。尚、第1のマ
グネトロン12は一般に使用されているアノード接地型
でよいが、第2のマグネトロン13はカソード接地型に
する必要がある。
次に上記電気回路の動作を説明する。
直流電源を35〜75KHzの高周波電源に変換するスイ
ッチング素子9がONすると昇圧トランス6の1次巻線
6aに直流電源が加えられ、昇圧された2次巻線6bの
電圧がマグネトロン12に印加されてマグネトロン12
が駆動する。
ッチング素子9がONすると昇圧トランス6の1次巻線
6aに直流電源が加えられ、昇圧された2次巻線6bの
電圧がマグネトロン12に印加されてマグネトロン12
が駆動する。
次にスイッチング素子9がOFFすると昇圧トランス6
の1次巻線6aと共振コンデンサ7によりフライバック
電圧が発生し、2次巻線6bで昇圧されたフライバック
電圧がマグネトロン13に印加されてマグネトロン13
が駆動する。
の1次巻線6aと共振コンデンサ7によりフライバック
電圧が発生し、2次巻線6bで昇圧されたフライバック
電圧がマグネトロン13に印加されてマグネトロン13
が駆動する。
第3図は本考案の他の実施例を示す電気回路図であり、
第1図に示すものとはインバータ回路15の構成が異な
り、プッシュプル動作するスイッチング素子16a,1
6bとセンタータップの1次巻線17a,17bとダイ
オード18・18と駆動回路19と制御回路20にて構
成されている。
第1図に示すものとはインバータ回路15の構成が異な
り、プッシュプル動作するスイッチング素子16a,1
6bとセンタータップの1次巻線17a,17bとダイ
オード18・18と駆動回路19と制御回路20にて構
成されている。
〈効果〉 本考案の高周波加熱装置は、スイッチング素子のON時
にマグネトロン駆動用昇圧トランスの1次巻線に電源が
加えられ、該マグネトロン駆動用昇圧トランスで昇圧さ
れた電圧を2次巻線に接続されている一方のマグネトロ
ンに印加し該マグネトロンを駆動させ、スイッチング素
子のOFF時にはマグネトロン駆動用昇圧トランスの1
次巻線とコンデンサによりフライバック電圧が発生し、
このフライバック電圧をマグネトロン駆動用昇圧トラン
スで昇圧して他方のマグネトロンに印加し該マグネトロ
ンを駆動させている。
にマグネトロン駆動用昇圧トランスの1次巻線に電源が
加えられ、該マグネトロン駆動用昇圧トランスで昇圧さ
れた電圧を2次巻線に接続されている一方のマグネトロ
ンに印加し該マグネトロンを駆動させ、スイッチング素
子のOFF時にはマグネトロン駆動用昇圧トランスの1
次巻線とコンデンサによりフライバック電圧が発生し、
このフライバック電圧をマグネトロン駆動用昇圧トラン
スで昇圧して他方のマグネトロンに印加し該マグネトロ
ンを駆動させている。
このように、一方のマグネトロンの駆動は通常の駆動と
同様に行い、他方のマグネトロンはフライバック電圧を
利用して駆動させているので、2個のマグネトロンを駆
動可能にするためにマグネトロン駆動用昇圧トランスの
昇圧比を上げる必要がなく、マグネトロン駆動用昇圧ト
ランスの巻線を増加させることなく小型のマグネトロン
駆動用昇圧トランスで2個のマグネトロンを効率よく駆
動させることができ、しかも、マグネトロン駆動用昇圧
トランスの温度上昇も通常の場合と同様であり、何等特
別な冷却対策を施す必要がない。
同様に行い、他方のマグネトロンはフライバック電圧を
利用して駆動させているので、2個のマグネトロンを駆
動可能にするためにマグネトロン駆動用昇圧トランスの
昇圧比を上げる必要がなく、マグネトロン駆動用昇圧ト
ランスの巻線を増加させることなく小型のマグネトロン
駆動用昇圧トランスで2個のマグネトロンを効率よく駆
動させることができ、しかも、マグネトロン駆動用昇圧
トランスの温度上昇も通常の場合と同様であり、何等特
別な冷却対策を施す必要がない。
第1図は本考案による高周波加熱装置の電気回路図、第
2図は2個のマグネトロンに印加される電圧波形図、第
3図は本考案の他の実施例を示す電気回路図である。 符号1 :整流・平滑回路、5:インバータ回路、12,1
3:マグネトロン。
2図は2個のマグネトロンに印加される電圧波形図、第
3図は本考案の他の実施例を示す電気回路図である。 符号1 :整流・平滑回路、5:インバータ回路、12,1
3:マグネトロン。
Claims (1)
- 【請求項1】商用電源を整流・平滑して直流電源を作る
整流・平滑回路と、マグネトロン駆動用昇圧トランス,
該マグネトロン駆動用昇圧トランスの1次巻線に直列に
接続されたスイッチング素子等にて構成され直流電源を
高周波電源に変換するインバータ回路と、該インバータ
回路の出力にて駆動する2個のマグネトロンとを具備す
る高周波加熱装置であって、 上記マグネトロン駆動用昇圧トランスの1次巻線に並列
にフライバック電圧発生用のコンデンサを接続し、2次
巻線に2個のマグネトロンを互いに逆極性に並列接続し
たことを特徴とする高周波加熱装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988034086U JPH0628797Y2 (ja) | 1988-03-14 | 1988-03-14 | 高周波加熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988034086U JPH0628797Y2 (ja) | 1988-03-14 | 1988-03-14 | 高周波加熱装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01137096U JPH01137096U (ja) | 1989-09-19 |
JPH0628797Y2 true JPH0628797Y2 (ja) | 1994-08-03 |
Family
ID=31260806
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988034086U Expired - Lifetime JPH0628797Y2 (ja) | 1988-03-14 | 1988-03-14 | 高周波加熱装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0628797Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6393096U (ja) * | 1986-12-08 | 1988-06-16 |
-
1988
- 1988-03-14 JP JP1988034086U patent/JPH0628797Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01137096U (ja) | 1989-09-19 |
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