JPH06286626A - 動力舵取装置の油圧反力装置 - Google Patents

動力舵取装置の油圧反力装置

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JPH06286626A
JPH06286626A JP9393993A JP9393993A JPH06286626A JP H06286626 A JPH06286626 A JP H06286626A JP 9393993 A JP9393993 A JP 9393993A JP 9393993 A JP9393993 A JP 9393993A JP H06286626 A JPH06286626 A JP H06286626A
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JP
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reaction force
shaft
reaction
input
ball
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JP9393993A
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English (en)
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Tetsuya Koike
哲也 小池
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Jidosha Kiki Co Ltd
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Jidosha Kiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ボールによって反力トルクを発生させるにあ
たって、急操舵時でのボールのガイド孔内壁でのステッ
ク、スリップによるトルク変動を小さくする。 【構成】 入、出力軸10,11の一方軸に設けたフラ
ンジ部21に軸線方向に貫通して形成した複数のガイド
孔22内に、ボール23を軸線方向に摺動自在に保持す
る。各ボールが係合する複数の係合凹部24を有する反
力受部25を、入、出力軸の他方軸に前記フランジ部の
一側面と対向して設ける。ボールを、入、出力軸間の拘
束力を得るために反力ピストン27により反力受部側に
押圧する反力油圧を導入する油圧反力室26を反フラン
ジ部側に設ける。そして、前記反力受部を、フランジ状
部材40として、入、出力軸における他方軸と別体で構
成し、これら両部材間に弾性体41を介在させた状態で
一体的に連結する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、動力舵取装置において
車輌の走行速度や操舵角度等といった車輌の各種の走行
条件に応じた適切な操舵力を得るための油圧反力装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のハンドル操作力(操舵力)を軽
減するための動力舵取装置において、運転者の操舵操作
に応じた操舵力や操舵角度、さらには車速等を始めとす
る車輌の各種走行条件により装置動作を適切に制御する
ことが必要とされる。すなわち、車輌停車中の据切り時
や低速走行中の操舵時には、大きな操舵補助力を出力
し、軽快な操舵操作を可能とし、一方高速走行中は、操
舵補助力を可能な限り小さくし、操舵力が軽くなり過ぎ
て運転者に不安感を与えるのを防ぎ、十分な手応え感の
ある操舵操作を行なえるように、舵取ハンドルにある程
度の重さを持たせ、操舵力を増大させて、直進時の安定
性等を確保することが必要とされる。このような操舵力
制御は、車速に限らず、操舵角度等においても同様であ
る。
【0003】このような要請に応えるものとして、上述
した車輌の各種走行条件に応じて制御される反力油圧に
より舵取ハンドルに適当な剛性(操舵反力)を与えるこ
とで、車輌の高、低速走行中等における操舵力を制御し
得るようにした油圧反力装置が知られており、従来から
種々の構成を有するものが多数提案されている。
【0004】そして、このような動力舵取装置の油圧反
力装置において構成の簡素化や小型化の要請に応えるこ
とができるものとして、本出願人は、たとえば実開昭6
3−16976号公報、実開昭63−52669号公
報、さらに実開昭64−44879号公報等に示したよ
うな構成のものを従来既に提案している。
【0005】このような従来装置を図7および図8を用
いて簡単に説明すると、符号10は図示しない舵取ハン
ドル側に連結される入力軸(スタブシャフト)、11は
この入力軸10の左端側にトーションバー12を介して
連結されるとともに図示しない舵取リンク機構を構成す
るラック13と噛合するピニオン11aを有する出力軸
(ピニオン軸)で、これら両軸10,11は操舵方向に
回転操作される。なお、これら両軸10,11は、周知
の通り、一定角度以上回動されることで両軸10,11
を連結するフェールセーフ機構が付設されている。
【0006】また、パワーステアリング本体部を構成す
るボディ14,15内で両軸10,11には、回転式流
路切換弁16を構成するロータ17およびスリーブ18
が一体的に設けられ、相対的な回転変位で図示しないオ
イルポンプP、オイルタンクTとパワーシリンダの左、
右シリンダ室(C1 ,C2 )との間の流路切換えが行な
われる。なお、回転式流路切換弁16の構成等は周知の
通りで、具体的な説明は省略する。
【0007】20は流路切換弁16を構成するロータ1
7およびスリーブ18と一体的な入、出力軸10,11
間に設けられた油圧反力装置である。この油圧反力装置
20は、出力軸11に設けたフランジ部21に等配して
形成され軸線方向に貫通している複数個(この例では3
個)のガイド孔22内に軸線方向にのみ摺動自在に保持
された同数のボール23と、これら各ボール23が係合
する回転方向両側が傾斜面24a,24aによる係合凹
部24を複数個所に有し入力軸10に前記フランジ部2
1の一側面と対向して設けられた反力受部25とを備え
ている。
【0008】そして、前記フランジ部21の他側面側で
出力軸11の外周部には油圧反力室26が形成され、こ
の油圧反力室26内に前記入、出力軸10,11と同軸
上で摺動自在に保持され前記各ボール23を反力受部2
5の係合凹部24内にそれぞれ押圧し反力油圧に応じた
拘束力を入、出力軸10,11間に作用せしめる環状を
呈する一個の反力ピストン27が配設されている。
【0009】なお、図中28は油圧反力室26の他端側
をシールするために出力軸11外周部にわずかな油密ク
リアランスをもって嵌装されたシール部材、28aはそ
の外周部でボディ14との間をシールするシールリン
グ、さらに29はオイルシールである。また、30は油
圧反力室26内に配設され反力ピストン27を常時ボー
ル23側に付勢してボール23の無用な移動を阻止する
セットスプリングとしての波状ばねである。
【0010】このような構成によれば、操舵時において
入、出力軸10,11間に相対的な回転変位が生じる
と、反力ピストン27が車輌の各種走行条件等に応じて
供給される反力油圧により軸線方向に移動し、このピス
トン27端部で一方の軸側に形成したフランジ部21に
穿設されているガイド孔22内に保持されたボール23
が軸線方向に押圧されて他方軸側の反力受部25の係合
凹部24に係合することで、油圧反力の大きさに応じた
所要の拘束力が得られ、入、出力軸10,11間での相
対的な回転状態を適宜拘束し、必要とされる操舵反力を
得て適切な操舵力制御を行なえる。
【0011】特に、このような構成では、ボディ14内
で軸線方向に移動される一個の環状を呈する反力ピスト
ン27の右端部が油圧反力室26内に臨み油圧反力を受
ける受圧面とされているため、径方向において必要最小
限のスペース内で受圧面積を従来に比べて増大させるこ
とができ、これによりこの油圧反力装置20付設部分で
の小型かつコンパクト化を達成し得るとともに、相対的
に所要の油圧反力を得るための油圧発生源を小さくでき
るものである。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うな構成による動力舵取装置の油圧反力装置において、
油圧反力により反力ピストン27を介してボール23を
押圧し、反力受部25の係合凹部24に係合させること
により、入、出力軸10,11間に所要の拘束力を与え
て、相対的な回転変位を拘束制御するにあたって、次の
ような問題を生じていた。
【0013】すなわち、反力油圧は、出力軸11側のフ
ランジ部21に設けたガイド孔22内に保持しているボ
ール23を押圧し、反力受部25の係合凹部24に係合
させることにより、入力軸10側に反力トルクとして伝
えられるが、この場合において、ロータ17およびスリ
ーブ18による流路切換弁16の切れ角によって、ボー
ル23が出力軸11側のガイド孔22内で軸線方向に変
位する。換言すると、流路切換弁16に回転変位を生じ
ると、ボール23は、係合凹部24の傾斜面24a,2
4aの所定の位置に当接するように、ガイド孔22内で
軸線方向に移動変位する。
【0014】このような流路切換弁16の作動に伴なっ
てボール23の軸線方向での変位が生じると、ボール2
3はガイド孔22の側壁面に接触した状態となり、かつ
そのままの状態で摺動動作することになり、このときの
摺動抵抗に応じた摩擦を生じる。そして、このような摩
擦力の存在は、舵取ハンドルが急に切り返し操舵された
ときにステックやスリップの発生につながり、これが原
因するトルクが、操舵者の手に違和感として伝わること
があった。
【0015】このような操舵時の状態を、図4に示した
操舵トルクとアシスト油圧との関係を示す特性図によっ
て説明すると、通常は、トルクと油圧とは一定の比例関
係にある。ここで、上述したように急なハンドルの切り
返しが行われると、同図中破線aで示すように、大きな
トルク変動をもった特性となり、これが操舵者にとって
操舵時における違和感となり、操舵特性面で問題で、こ
のようなっもんだいを解決し得る何らかの対策を講じる
ことが望まれている。
【0016】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、操舵時に入、出力軸間での相対的な回転変位を
拘束することで所要の操舵力を得るために、反力油圧に
より反力ピストンを介して反力受部側に押圧されるボー
ルのガイド孔内でのステック、スリップによって、急操
舵時に生じていたトルク変動による違和感をなくせるよ
うに構成した動力舵取装置の油圧反力装置を得ることを
目的としている。
【0017】
【課題を解決するための手段】このような要請に応える
ために本発明に係る動力舵取装置の油圧反力装置は、
入、出力軸の一方に設けたフランジ部に軸線方向に貫通
して形成した複数のガイド孔内にボールをそれぞれ軸線
方向に摺動自在に保持するとともに、これらのボールが
係合する複数の係合凹部を有する反力受部を、入、出力
軸の他方に前記フランジ部の一側面と対向して設け、か
つボールを、反フランジ部側に形成した油圧反力室内の
反力油圧により反力ピストンを介して前記反力受部の係
合凹部側に押圧することで、入、出力軸間に拘束力を作
用させるにあたって、係合凹部を有する反力受部を、
入、出力軸における他方軸と別体に構成し、かつこれら
両部材を、その間に弾性体を介在させた状態で一体的に
連結したものである。
【0018】
【作用】本発明によれば、操舵時において流路切換弁が
切り換えられ入、出力軸間に相対的な回転変位が生じた
ときに、反力ピストンを介して反力油圧によりボール
が、一方軸側のガイド孔内で内壁面に接して軸線方向に
摺動動作し、摩擦によりステック、スリップを生じたと
しても、その影響が反力受部と他方軸部材との間に介在
させた弾性体の回転方向での変形によって吸収され、こ
れにより流路切換弁での適切な切り換え動作は得られ、
その結果急な切り返し操舵が行われたとしても、操舵者
に違和感を与えるようなトルク変動は生じない。
【0019】
【実施例】図1ないし図4は本発明に係る動力舵取装置
の油圧反力装置の一実施例を示し、これらの図において
前述した図7等と同一または相当する部分には、同一番
号を付して具体的な説明は省略する。
【0020】さて、本発明によれば、入、出力軸10,
11の一方軸(出力軸11)に設けたフランジ部21に
軸線方向に貫通して形成した複数のガイド孔22内にボ
ール23をそれぞれ軸線方向に摺動自在に保持するとと
もに、これらのボール23が係合する複数の係合凹部2
4を有する反力受部25を、入、出力軸10,11の他
方に前記フランジ部21の一側面と対向して設け、かつ
ボール23を、反フランジ部側に形成した油圧反力室2
6内の反力油圧により反力ピストン27を介して前記反
力受部25の係合凹部24側に押圧することで、入、出
力軸10,11間に拘束力を作用させるにあたって、図
1〜図3から明らかなように、係合凹部24を有する反
力受部25を、フランジ状部材40として、入、出力軸
10,11における他方軸(入力軸10)とは別体に構
成し、かつこれら両部材(40,10)を、その間に弾
性体41を介在させた状態で一体的に連結したところに
特徴を有している。
【0021】すなわち、本発明によれば、ボール23の
ガイド孔22内でのステック、スリップがトルクとして
伝わり難いように、ボール23を受けている略V字状を
呈する係合凹部24を有する反力受部25を、フランジ
状部材40として入力軸10側から分離して構成し、か
つこれらをゴム材等の弾性体41を焼付け等により介在
させて設けることにより、一体的に連結するようにした
ものである。ここで、上述した弾性体41は、たとえば
ニトリルゴム等の合成ゴムや合成樹脂材等といった各種
の弾性材料によって略筒状体として構成され、前記フラ
ンジ状部材40の一部に形成した内側筒状部40aと、
この内側筒状部40aの外側に所定間隙をおいて嵌装さ
れる入力軸10(流路切換弁16のロータ17)に形成
した外側筒状部40bとの間に焼付け、接着等で介在さ
れて、これらを一体的に連結するように構成されてい
る。
【0022】なお、このような弾性体41としては、図
5の(a)に示すような金属環41a,41bを内、外
に有する環付きゴム等の弾性体41であってもよく、こ
の場合には圧入または接着等で固着してもよい。また、
この実施例では、フランジ状部材40に内側筒状部40
aを設け、これに弾性体41を介して入力軸10を嵌装
して配置させた場合を示したが、これに限定されず、図
5の(b)または(c)に示したように、フランジ状部
材40の内側に、入力軸10側から延設した筒状部40
cを臨ませ、その間に断面L字状を呈するような弾性体
41を、ゴム焼付けあるいは環付きゴムの圧入で設ける
とよいものである。
【0023】さらに、前述した図1および図3中42は
フランジ状部材40を、入力軸10側に回転方向で連結
するために、内側筒状部40aに突設されて外側筒状部
40bの係合溝43に係入される回り止めピンである。
また、図1〜図3において符号47は流路切換弁16を
構成するスリーブ18の出力軸11側の端部に形成され
たスリット、48はこのスリット47に係入されること
によりスリーブ18を出力軸11側に回転方向において
連結するための係合ピンである。さらに、図1中49は
フランジ状部材40を出力軸11に対し回転自在に軸支
するためのブッシュである。
【0024】そして、このような構成によれば、操舵時
において流路切換弁16が切り換えられ入、出力軸1
0,11間に相対的な回転変位が生じたときに、反力ピ
ストン27を介して反力油圧によりボール23が、出力
軸11側のガイド孔22内で内壁面に接して軸線方向に
摺動動作し、摩擦によりステック、スリップを生じたと
しても、その影響が反力受部25を備えたフランジ状部
材40と入力軸10との間に介在させた弾性体40の回
転方向での変形によって吸収される。
【0025】すなわち、上述した構成によれば、弾性体
41の存在によって、反力トルクは弾性体41の回転方
向においてばね定数Kが直列になった形で伝わる。そし
て、ボール23が、仮に一時的にステックしたとして
も、弾性体41の変形によって入力軸10は回転し、そ
の時の反力はKθとして伝わるため、手応え感はステッ
ク状態をとらえることはない。
【0026】したがって、流路切換弁16での適切な切
り換え動作は得られ、その結果急な切り返し操舵が行わ
れたとしても、操舵者に違和感を与えるようなトルク変
動は生じない。そして、このような構成を採用すると、
図4に示した特性図において実線bで示すような特性を
描き、従来のような破線aで示した特性に比べて、トル
ク変動を抑え、操舵者に対しての違和感をなくすことが
できる。
【0027】図6は本発明に係る油圧反力装置の別の実
施例を示すものであり、この実施例では、フランジ状部
材40の内側筒状部40aの係合孔に、先端が球状を呈
する係合ピン体50を係入させ、かつその基端部に弾性
スリーブ51を嵌装して設け、この部分を入力軸10側
の外側筒状部40bに形成した係合溝52内に回転方向
において連結しかつ軸線方向において可動可能な状態で
係合させている。
【0028】そして、このような構成によっても、弾性
スリーブ51が、入力軸10とフランジ状部材40との
間に介在されることから、前述した実施例と略同等の作
用効果を得られることは言うまでもない。
【0029】なお、本発明は上述した実施例構造に限定
されず、油圧反力装置各部の形状、構造等を、適宜変
形、変更することは自由である。たとえば上述した実施
例では、ボール23を出力軸11側に、係合凹部24を
有する反力受部25を入力軸10側に一体的に設けた場
合を説明したが、本発明はこれに限定されず、入、出力
軸10,11を逆に構成してもよい。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る動力舵
取装置の油圧反力装置によれば、入、出力軸の一方軸に
設けたフランジ部に貫通されたガイド孔内にボールを軸
線方向に摺動自在に保持するとともに、ボールが係合す
る係合凹部を有する反力受部を、入、出力軸の他方軸に
前記フランジ部の一側面と対向して設け、かつボール
を、反フランジ部側の油圧反力室内の反力油圧で反力ピ
ストンを介して反力受部の係合凹部側に押圧し入、出力
軸間に拘束力を作用させるにあたって、前記係合凹部を
有する反力受部を構成する部分を、入、出力軸における
他方軸と別体に構成し、かつこれら両部材を、その間に
弾性体を介在させた状態で一体的に連結するようにした
ので、簡単な構造にもかかわらず、急な切り返し操舵時
等において、ボールがこれを保持するガイド孔の内壁面
とのステック、スリップによって生じるトルク変動を、
弾性体の弾性変形によって小さくすることが可能で、こ
れにより従来のように操作者に対し違和感を与えるとい
った不具合を一掃することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る動力舵取装置の油圧反力装置の一
実施例を示す要部拡大断面図である。
【図2】図1におけるII−II線断面図である。
【図3】図1におけるIII−III線断面図である。
【図4】操舵トルクとアシスト油圧との関係を示す特性
図である。
【図5】本発明に係る油圧反力装置の変形例を、
(a),(b),(c)に示す概略図である。
【図6】本発明の別の実施例を示し、(a)は要部拡大
断面図、(b)はその一部を拡大した概略断面図であ
る。
【図7】本発明を適用して好適な油圧反力装置の従来例
を説明するための動力舵取装置全体の概略断面図であ
る。
【図8】図7における要部構成を示す概略分解斜視図で
ある。
【符号の説明】
10 入力軸 11 出力軸 12 トーションバー 16 回転式流路切換弁 17 ロータ 18 スリーブ 20 油圧反力装置 21 フランジ部 22 ガイド孔 23 ボール 24 係合凹部 24a 傾斜面 25 反力受部 26 油圧反力室 27 反力ピストン 40 フランジ状部材 40a 内側筒状部 40b 外側筒状部 40c 筒状部 41 弾性体 41a 金属環 41b 金属環 42 係合ピン 43 係合溝 50 係合ピン体 51 弾性スリーブ(弾性体) 52 係合溝

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入、出力軸の一方に設けたフランジ部に
    軸線方向に貫通して形成した複数のガイド孔内にボール
    をそれぞれ軸線方向に摺動自在に保持するとともに、こ
    れらのボールが係合する複数の係合凹部を有する反力受
    部を、前記入、出力軸の他方に前記フランジ部の一側面
    と対向して設け、かつ前記ボールを、反フランジ部側に
    形成した油圧反力室内の反力油圧により反力ピストンを
    介して前記反力受部の係合凹部側に押圧することで、
    入、出力軸間に拘束力を作用させるように構成されてい
    る動力舵取装置の油圧反力装置において、 前記係合凹部を有する反力受部を、入、出力軸の他方軸
    と別体に構成し、かつこれら両部材を、その間に弾性体
    を介在させた状態で一体的に連結したことを特徴とする
    動力舵取装置の油圧反力装置。
JP9393993A 1993-03-30 1993-03-30 動力舵取装置の油圧反力装置 Pending JPH06286626A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007261507A (ja) * 2006-03-29 2007-10-11 Jtekt Corp 油圧パワーステアリング装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007261507A (ja) * 2006-03-29 2007-10-11 Jtekt Corp 油圧パワーステアリング装置

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