JPH0221338Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0221338Y2 JPH0221338Y2 JP18787984U JP18787984U JPH0221338Y2 JP H0221338 Y2 JPH0221338 Y2 JP H0221338Y2 JP 18787984 U JP18787984 U JP 18787984U JP 18787984 U JP18787984 U JP 18787984U JP H0221338 Y2 JPH0221338 Y2 JP H0221338Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sliding member
- cylindrical body
- fixed
- lower shaft
- upper shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000010720 hydraulic oil Substances 0.000 description 2
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 1
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Steering Controls (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は車両等における操舵力を軽減するため
の機械式パワーステアリング装置に関するもので
ある。
の機械式パワーステアリング装置に関するもので
ある。
従来、車両等における舵取装置の操舵力をアシ
ストするパワーステアリング装置は、一般的に油
圧を用いているが、これは装置の構造が複雑とな
るために製造コストが高く、又作動油が漏れると
いう恐れがあつた。そこで、先に本出願人は実願
昭59−138314号をもつて、ハンドルの連結された
アツパーシヤフトと舵取機構の連結されたロアー
シヤフトとをトーシヨンバーで互いに連結し、前
記ロアーシヤフト又はアツパーシヤフトの一方筒
体を固着し、該筒体には軸方向にのみ摺動自在に
摺動部材を設け、該摺動部材を挟んでドライブギ
ヤと噛み合う1対のドリブンギヤを軸受を介して
筒体に支持し、前記摺動部材とドリブンギヤとの
間に摩擦クラツチを設け、ロアーシヤフト又はア
ツパーシヤフトの筒体を固着しない側と摺動部材
とを、筒体を貫くピンとガイド孔とによつて係合
せしめたことを要旨とする機械式パワーステアリ
ング装置を提案した。
ストするパワーステアリング装置は、一般的に油
圧を用いているが、これは装置の構造が複雑とな
るために製造コストが高く、又作動油が漏れると
いう恐れがあつた。そこで、先に本出願人は実願
昭59−138314号をもつて、ハンドルの連結された
アツパーシヤフトと舵取機構の連結されたロアー
シヤフトとをトーシヨンバーで互いに連結し、前
記ロアーシヤフト又はアツパーシヤフトの一方筒
体を固着し、該筒体には軸方向にのみ摺動自在に
摺動部材を設け、該摺動部材を挟んでドライブギ
ヤと噛み合う1対のドリブンギヤを軸受を介して
筒体に支持し、前記摺動部材とドリブンギヤとの
間に摩擦クラツチを設け、ロアーシヤフト又はア
ツパーシヤフトの筒体を固着しない側と摺動部材
とを、筒体を貫くピンとガイド孔とによつて係合
せしめたことを要旨とする機械式パワーステアリ
ング装置を提案した。
この装置は、油圧を利用しないで動作するの
で、油圧を利用したパワーステアリングの如く作
動油の漏れるという恐れもなく、しかも製造コス
トが廉価になる等の利点を有するが、操舵負荷に
応じて生じるトーシヨンバーで連結されたアツパ
ーシヤフトとロアーシヤフトとの回転差によつて
摺動部材を軸方向に移動させ、この摺動部材の移
動によつて、摩擦クラツチを接続させ、ドリブン
ギヤの動力を伝達するものであるから、急激なハ
ンドル操作によつて摺動部材が急激に移動する
と、常に回転しているドリブンギヤと摺動部材と
が摩擦クラツチによつて急激に接続されるため、
その衝撃がハンドル軸を介してハンドルに伝達さ
れ、運転者に不快感を与えることがあるという問
題点があつた。
で、油圧を利用したパワーステアリングの如く作
動油の漏れるという恐れもなく、しかも製造コス
トが廉価になる等の利点を有するが、操舵負荷に
応じて生じるトーシヨンバーで連結されたアツパ
ーシヤフトとロアーシヤフトとの回転差によつて
摺動部材を軸方向に移動させ、この摺動部材の移
動によつて、摩擦クラツチを接続させ、ドリブン
ギヤの動力を伝達するものであるから、急激なハ
ンドル操作によつて摺動部材が急激に移動する
と、常に回転しているドリブンギヤと摺動部材と
が摩擦クラツチによつて急激に接続されるため、
その衝撃がハンドル軸を介してハンドルに伝達さ
れ、運転者に不快感を与えることがあるという問
題点があつた。
本考案はこれらの点に鑑みなされたもので、先
に出願した機械式パワーステアリング装置をさら
に改良し、ドリブンギヤと摺動部材との急激な接
続を防止し、運転者に不快感を与えない機械式パ
ワーステアリング装置を提供することを目的とす
るもので、ハンドルの連結されたアツパーシヤフ
トと舵取機構の連結されたロアーシヤフトとをト
ーシヨンバーで互いに連結し、前記ロアーシヤフ
ト又はアツパーシヤフトの一方に筒体を固着し、
該筒体には軸方向にのみ摺動自在に摺動部材を設
け、該摺動部材を挟んでドライブギヤと噛み合う
1対のドリブンギヤを軸受を介して筒体に支持
し、前記摺動部材とドリブンギヤとの間に摩擦ク
ラツチを設け、ロアーシヤフト又はアツパーシヤ
フトの筒体を固着しない側と摺動部材とを、筒体
を貫くピンとガイド孔とによつて係合せしめると
共に、摺動部材の両端と、これに対面する軸方向
に固定された部材との間にバネ手段を設けたもの
である。
に出願した機械式パワーステアリング装置をさら
に改良し、ドリブンギヤと摺動部材との急激な接
続を防止し、運転者に不快感を与えない機械式パ
ワーステアリング装置を提供することを目的とす
るもので、ハンドルの連結されたアツパーシヤフ
トと舵取機構の連結されたロアーシヤフトとをト
ーシヨンバーで互いに連結し、前記ロアーシヤフ
ト又はアツパーシヤフトの一方に筒体を固着し、
該筒体には軸方向にのみ摺動自在に摺動部材を設
け、該摺動部材を挟んでドライブギヤと噛み合う
1対のドリブンギヤを軸受を介して筒体に支持
し、前記摺動部材とドリブンギヤとの間に摩擦ク
ラツチを設け、ロアーシヤフト又はアツパーシヤ
フトの筒体を固着しない側と摺動部材とを、筒体
を貫くピンとガイド孔とによつて係合せしめると
共に、摺動部材の両端と、これに対面する軸方向
に固定された部材との間にバネ手段を設けたもの
である。
本考案は上記構成の如く、摺動部材の両端と、
これに対面する軸方向に固定された部材との間に
バネ手段を設けたことにより、操舵負荷に応じて
生じるトーシヨンバーで連結されたアツパーシヤ
フトとロアーシヤフトとの回転差によつて摺動部
材を軸方向に移動させ、この摺動部材の移動によ
つて、摩擦クラツチを接続する際に、摺動部材は
バネ手段に抗して移動するので、急激なハンドル
操作時にも摺動部材はバネ手段により急激には移
動せず、摩擦クラツチによるドリブンギヤと摺動
部材との接続は緩やかに行われる。
これに対面する軸方向に固定された部材との間に
バネ手段を設けたことにより、操舵負荷に応じて
生じるトーシヨンバーで連結されたアツパーシヤ
フトとロアーシヤフトとの回転差によつて摺動部
材を軸方向に移動させ、この摺動部材の移動によ
つて、摩擦クラツチを接続する際に、摺動部材は
バネ手段に抗して移動するので、急激なハンドル
操作時にも摺動部材はバネ手段により急激には移
動せず、摩擦クラツチによるドリブンギヤと摺動
部材との接続は緩やかに行われる。
第1図、第2図、第3図は本考案実施例を示す
もので、図面において、ハンドル1の連結された
アツパーシヤフト3と舵取機構2が連結され、棒
状部16とパイプ状部17とに分割されたロアー
シヤフト4とがトーシヨンバー5によつて互いに
連結され、ロアーシヤフト4には筒体6が固着さ
れており、これらがケース18に回転可能に支持
されている。この筒体6には、キー手段によつて
軸方向にのみ摺動自在に摺動部材7が設けてあ
り、摺動部材7を挟んだ状態で、クラツチ本体1
9を嵌合した1対のドリブンギヤ8,9が筒体6
に軸受10を介して支持されている。このドリブ
ンギヤ8,9には、動力源たとえばモーター11
に連結されたドライブギヤ12が噛み合つてお
り、ドライブギヤ12の回転によつて、ドリブン
ギヤ8,9はお互いに逆回転をする。そして、摺
動部材7とドリブンギヤ8,9との間に摩擦クラ
ツチ13が設けてあり、この摩擦クラツチ13は
摺動部材7に設けたアウターデイスク20とドリ
ブンギヤ8,9に嵌合したクラツチ本体19に設
けたインナーデイスク21とから成り、摺動部材
7の摺動により、どちらか一方の摩擦クラツチ1
3が結合状態となる。そして、アツパーシヤフト
3側に設けたピン14が筒体6の孔を貫いて伸び
ており、摺動部材7の軸心に対して傾斜したガイ
ド孔15に係合している。そして、摺動部材7の
両端とこれに対面する軸方向に固定された部材、
この場合軸方向に移動不可能なクラツチ本体19
との間にバネ手段22が設けてある。この軸方向
に固定された部材としてはドリブンギヤ8,9端
面や筒体6に別に設けた止め輪等でも良い。尚、
図中符号23は、急ハンドル操作時や駆動源の故
障時に、駆動源が負荷となつてハンドル操作に影
響を及ぼすことを防止するためのワンウエイクラ
ツチである。
もので、図面において、ハンドル1の連結された
アツパーシヤフト3と舵取機構2が連結され、棒
状部16とパイプ状部17とに分割されたロアー
シヤフト4とがトーシヨンバー5によつて互いに
連結され、ロアーシヤフト4には筒体6が固着さ
れており、これらがケース18に回転可能に支持
されている。この筒体6には、キー手段によつて
軸方向にのみ摺動自在に摺動部材7が設けてあ
り、摺動部材7を挟んだ状態で、クラツチ本体1
9を嵌合した1対のドリブンギヤ8,9が筒体6
に軸受10を介して支持されている。このドリブ
ンギヤ8,9には、動力源たとえばモーター11
に連結されたドライブギヤ12が噛み合つてお
り、ドライブギヤ12の回転によつて、ドリブン
ギヤ8,9はお互いに逆回転をする。そして、摺
動部材7とドリブンギヤ8,9との間に摩擦クラ
ツチ13が設けてあり、この摩擦クラツチ13は
摺動部材7に設けたアウターデイスク20とドリ
ブンギヤ8,9に嵌合したクラツチ本体19に設
けたインナーデイスク21とから成り、摺動部材
7の摺動により、どちらか一方の摩擦クラツチ1
3が結合状態となる。そして、アツパーシヤフト
3側に設けたピン14が筒体6の孔を貫いて伸び
ており、摺動部材7の軸心に対して傾斜したガイ
ド孔15に係合している。そして、摺動部材7の
両端とこれに対面する軸方向に固定された部材、
この場合軸方向に移動不可能なクラツチ本体19
との間にバネ手段22が設けてある。この軸方向
に固定された部材としてはドリブンギヤ8,9端
面や筒体6に別に設けた止め輪等でも良い。尚、
図中符号23は、急ハンドル操作時や駆動源の故
障時に、駆動源が負荷となつてハンドル操作に影
響を及ぼすことを防止するためのワンウエイクラ
ツチである。
次に本考案装置の作用を説明する。第1図に示
す如くドライブギヤ12を矢印の方向へ回転さ
せ、ドリブンギヤ8,9をそれぞれ回転させてお
く。そして、ハンドルを回転させて操舵を行う
と、例えばアツパーシヤフト3が矢印方向に回転
すると、アツパーシヤフト3の回転に伴つてロア
ーシヤフト4も回転するが、互いにトーシヨンバ
ー5によつて連結されているので、操舵負荷に応
じてアツパーシヤフト3とロアーシヤフト4とで
は、トーシヨンバー5の捩れにより回転差が生じ
る。この回転差は負荷が大きい程大きくなる。こ
のことによつて、ロアーシヤフト4と一体となつ
て回転する摺動部材7とアツパーシヤフト3に設
けたピン14とにも回転差が生じ、摺動部材7に
設けたガイド孔15により、摺動部材7がバネ手
段22に抗して図中左方向へ移動し、ドリブンギ
ヤ8と摺動部材7と摩擦クラツチ13によつて結
合状態となり、ドライブギヤ12の動力を摺動部
材7を介してロアーシヤフト4に伝達し、操舵力
をアシストする。又、アツパーシヤフト3が逆に
回転した場合は、摺動部材7が図中右方向へ移動
し、ドリブンギヤ9が動力を伝達する。上記の如
くであるから、低速時や駐車時のように大きなア
シスト力を必要とする場合は、トーシヨンバー5
の捩れが大きいので、摺動部材7の移動量が大き
くなり、摺動部材7とドリブンギヤ8,9との結
合力が大きくなり、確実にアシスト力が得られ、
高速時においては、負荷が軽くトーシヨンバー5
の捩れが小さいので、摺動部材7の移動量は小さ
く、摺動部材7とドリブンギヤ8,9とは接続状
態とはならないので、アシスト力を要しない高速
時には、通常の操舵感覚で運転することが出来
る。そして、摺動部材7の両端とこれに対面する
クラツチ本体19との間にバネ手段22が設けら
れているので、急激なハンドル操作時にも摺動部
材7の急激な移動が防止され、急激な摩擦クラツ
チ13の接続による衝撃を生じることがない。
又、摺動部材7がその両端のバネ手段22によつ
て常に中立位置に付勢されているので、走行時の
振動等が作用しても摺動部材7がふらついて、摩
擦クラツチ13が誤動作することがない。尚、図
面に示した実施例においては、バネ手段22に皿
バネを用いたが、コイルバネ等でも良く、又ゴム
等の弾性体でも良い。
す如くドライブギヤ12を矢印の方向へ回転さ
せ、ドリブンギヤ8,9をそれぞれ回転させてお
く。そして、ハンドルを回転させて操舵を行う
と、例えばアツパーシヤフト3が矢印方向に回転
すると、アツパーシヤフト3の回転に伴つてロア
ーシヤフト4も回転するが、互いにトーシヨンバ
ー5によつて連結されているので、操舵負荷に応
じてアツパーシヤフト3とロアーシヤフト4とで
は、トーシヨンバー5の捩れにより回転差が生じ
る。この回転差は負荷が大きい程大きくなる。こ
のことによつて、ロアーシヤフト4と一体となつ
て回転する摺動部材7とアツパーシヤフト3に設
けたピン14とにも回転差が生じ、摺動部材7に
設けたガイド孔15により、摺動部材7がバネ手
段22に抗して図中左方向へ移動し、ドリブンギ
ヤ8と摺動部材7と摩擦クラツチ13によつて結
合状態となり、ドライブギヤ12の動力を摺動部
材7を介してロアーシヤフト4に伝達し、操舵力
をアシストする。又、アツパーシヤフト3が逆に
回転した場合は、摺動部材7が図中右方向へ移動
し、ドリブンギヤ9が動力を伝達する。上記の如
くであるから、低速時や駐車時のように大きなア
シスト力を必要とする場合は、トーシヨンバー5
の捩れが大きいので、摺動部材7の移動量が大き
くなり、摺動部材7とドリブンギヤ8,9との結
合力が大きくなり、確実にアシスト力が得られ、
高速時においては、負荷が軽くトーシヨンバー5
の捩れが小さいので、摺動部材7の移動量は小さ
く、摺動部材7とドリブンギヤ8,9とは接続状
態とはならないので、アシスト力を要しない高速
時には、通常の操舵感覚で運転することが出来
る。そして、摺動部材7の両端とこれに対面する
クラツチ本体19との間にバネ手段22が設けら
れているので、急激なハンドル操作時にも摺動部
材7の急激な移動が防止され、急激な摩擦クラツ
チ13の接続による衝撃を生じることがない。
又、摺動部材7がその両端のバネ手段22によつ
て常に中立位置に付勢されているので、走行時の
振動等が作用しても摺動部材7がふらついて、摩
擦クラツチ13が誤動作することがない。尚、図
面に示した実施例においては、バネ手段22に皿
バネを用いたが、コイルバネ等でも良く、又ゴム
等の弾性体でも良い。
本考案は前述の如くであるから、機械式パワー
ステアリング装置において、摺動部材の両端とこ
れに対面する軸方向に固定された部材との間にバ
ネ手段を設けるという簡単な構成で、急激なハン
ドル操作時にも摺動部材の急激な移動を防止し、
急激な摩擦クラツチの接続による衝撃を解消し、
運転者に不快感を与えることがなく、しかも走行
時の振動等による摺動部材のふらつきを防止し、
摩擦クラツチの誤動作を防止することが出来るの
で、この点においても運転者に不快感を与えるこ
とが防止出来る。
ステアリング装置において、摺動部材の両端とこ
れに対面する軸方向に固定された部材との間にバ
ネ手段を設けるという簡単な構成で、急激なハン
ドル操作時にも摺動部材の急激な移動を防止し、
急激な摩擦クラツチの接続による衝撃を解消し、
運転者に不快感を与えることがなく、しかも走行
時の振動等による摺動部材のふらつきを防止し、
摩擦クラツチの誤動作を防止することが出来るの
で、この点においても運転者に不快感を与えるこ
とが防止出来る。
第1図は本考案実施例を示す装置の一部切欠断
面図、第2図は第1図A−A線に沿つた断面図、
第3図は本考案実施例を示す要部拡大断面図であ
る。 符号の説明、3……アツパーシヤフト、4……
ロアーシヤフト、5……トーシヨンバー、6……
筒体、7……摺動部材、8,9……ドリブンギ
ヤ、10……軸受、12……ドライブギヤ、13
……摩擦クラツチ、14……ピン、15……ガイ
ド孔、22……バネ手段。
面図、第2図は第1図A−A線に沿つた断面図、
第3図は本考案実施例を示す要部拡大断面図であ
る。 符号の説明、3……アツパーシヤフト、4……
ロアーシヤフト、5……トーシヨンバー、6……
筒体、7……摺動部材、8,9……ドリブンギ
ヤ、10……軸受、12……ドライブギヤ、13
……摩擦クラツチ、14……ピン、15……ガイ
ド孔、22……バネ手段。
Claims (1)
- ハンドルの連結されたアツパーシヤフトと舵取
機構の連結されたロアーシヤフトとをトーシヨン
バーで互いに連結し、前記ロアーシヤフト又はア
ツパーシヤフトの一方に筒体を固着し、該筒体に
は軸方向にのみ摺動自在に摺動部材を設け、該摺
動部材を挟んでドライブギヤと噛み合う1対のド
リブンギヤを軸受を介して筒体に支持し、前記摺
動部材とドリブンギヤとの間に摩擦クラツチを設
け、ロアーシヤフト又はアツパーシヤフトの筒体
を固着しない側と摺動部材とを、筒体を貫くピン
とガイド孔とによつて係合せしめると共に、摺動
部材の両端と、これに対面する軸方向に固定され
た部材との間にバネ手段を設けたことを特徴とす
る機械式パワーステアリング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18787984U JPH0221338Y2 (ja) | 1984-12-11 | 1984-12-11 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18787984U JPH0221338Y2 (ja) | 1984-12-11 | 1984-12-11 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61101070U JPS61101070U (ja) | 1986-06-27 |
JPH0221338Y2 true JPH0221338Y2 (ja) | 1990-06-08 |
Family
ID=30745349
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18787984U Expired JPH0221338Y2 (ja) | 1984-12-11 | 1984-12-11 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0221338Y2 (ja) |
-
1984
- 1984-12-11 JP JP18787984U patent/JPH0221338Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61101070U (ja) | 1986-06-27 |
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