JPH0628636Y2 - ブラインド・カーテン類の駆動装置 - Google Patents

ブラインド・カーテン類の駆動装置

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JPH0628636Y2
JPH0628636Y2 JP12609488U JP12609488U JPH0628636Y2 JP H0628636 Y2 JPH0628636 Y2 JP H0628636Y2 JP 12609488 U JP12609488 U JP 12609488U JP 12609488 U JP12609488 U JP 12609488U JP H0628636 Y2 JPH0628636 Y2 JP H0628636Y2
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pulley
blind
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JP12609488U
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▲ひかる▼ 木村
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株式会社日中製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 考案の目的 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えばスラットが水平または垂直状のブライ
ンドや、引き上げ式カーテン等における駆動装置の改良
に関するものである。
〔従来の技術〕
ブラインドとしては、操作紐で水平状のスラットを垂直
状に昇降させものや、例えば実開昭63−46591号
公報に記載のように、ランナーに垂直状に吊り下げスラ
ットを、操作紐又は操作バーで開閉させるものがある。
また引き上げ式カーテンとしても、例えば実開昭63−
110286号公報に記載の如く、カーテンを操作紐の
引き上げで垂直状に昇降させるものがある。
上記ブラインドや引き上げ式カーテンにおいて、各スラ
ットがいっぱい迄閉じた場合やカーテンを最上位置まで
開けた場合に、機構の損傷を防止するためそれ以上に力
が加わらぬ機構保護手段が必要である。
そこで従来この種の機構保護手段として、例えばブライ
ンドでは、各スラットをいっぱい迄閉じた際にそれ以上
に回動させぬため、操作バー上部の駆動装置又は各ラン
ナー毎の回動を、停止又はスリップさせている。
また引き上げ式カーテンでは、カーテンが最上位置まで
上がった際に、チエン状の操作紐を駆動装置の滑車との
間でスリップさせ、回動軸がそれ以上に回動せぬように
したものが一般的である。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記従来の機構保護手段の内、各ランナー毎にクラッチ
を設けて所定位置で回動をスリップ又は停止させるもの
は、摩擦力が一定せず所定位置でスリップして回動軸が
停止するとは限らない。そのため、機構を損傷させると
ともに、各ランナーの停止角度が一定せず各スラットの
向きがバラつくことがあった。
またチェン状の操作紐を滑車との間でスリップするよう
にさせたものも、操作紐と滑車の状態や操作紐を引く角
度等によって摩擦力が一定しない。そのため、必ずしも
所定の位置でスリップするとは限らず、それ以上に操作
紐を引っ張って、機構を損傷させる、等の問題点があっ
た。
本考案は、ブラインド・カーテン類におけるこの種の機
構保護手段がもつ上記問題点を解決しようとするもので
ある。即ち本考案の目的は、シンプルな構成ながら、駆
動軸・ランナー等を、所定の状態以上に回動せぬように
して、機構の損傷を防止するとともに、スラットの向き
を一定状態にできる、ブラインド・カーテン類の駆動装
置を提供することにある。
考案の構成 〔課題を解決するための手段〕 本考案のブラインド・カーテン類の駆動装置は、支持横
杆(1)に並設したブラインド・カーテン開閉用の駆動軸
(2)を、その側端部(3)に軸装した滑車(4)を介して操作
紐(5)により回動させるブラインド・カーテン類の駆動
装置において、 上記滑車(4)の側部に短円筒部(6)を設けて、該短円筒部
(6)を駆動軸(2)の側端部(3)外周に可回動に套合させ、 駆動軸(2)の側端部(3)外周に、その縦断面の最大寸法
(a)より小さい間隔(b)で、少なくとも一対の平行状部
(7)(7)を形成し、 他方滑車(4)の短円筒部(6)外周に、上記駆動軸(2)の側
端部(3)の平行状部(7)(7)の間隔(b)とほぼ同間隔(c)で
切欠いた平行状窓部(8)(8)を形成し、 かつ上記滑車(4)の短円筒部(6)の平行状窓部(8)(8)に、
駆動軸(2)の側端部(3)の平行状部(7)(7)を挟持する如く
バネ体(9)設けてなるものである。
上記構成において、駆動軸(2)の平行状部(7)(7)は、駆
動軸(2)自体の側端部(3)に形成してもよいが、駆動軸
(2)の側端部としてスリーブ(3)を套装し、該スリーブ
(3)に平行状部(7)(7)を形成してもよい。
また該駆動軸(2)の側端部(3)の平行状部(7)(7)は、断面
円形の対称位置を平行状に切り欠いて、一対形成したも
のでよいが、駆動軸(2)の側端部(3)の断面形状を、偶数
多角形例えば4角形・6角形・8角形のものとし、その
対称面を利用してもよい。
バネ体(9)は板状でよいが、それに限らず針金状のもの
でもよい。
図において、(10)は駆動装置ケースで、支持横杆(1)の
側端に装着してあり、滑車(4)の軸支部(11)をもつとと
もに、駆動軸(3)の側端部(3)の軸支部(12)を有する。(1
3)はランナー、(14)はスラットを示す。
〔作用〕
上記ブラインド・カーテン類の駆動装置によれば、ブラ
インドのスラット(14)を開閉、または引き上げ式カーテ
ンを引き上げる場合は、操作紐(5)を引いて滑車(4)を回
動させ、駆動軸(2)を回動させればよい。
上記滑車(4)と駆動軸(2)とは、滑車(4)の短円筒部(6)の
平行状窓部(8)(8)を介してバネ体(9)が駆動軸(2)の平行
状部(7)(7)を挟持している。通常時の駆動軸(2)には特
別の負荷がかかっていないので、操作紐(5)による滑車
(4)の回動は、平行状窓部(8)(8)のバネ体(9)を介して駆
動軸(2)の平行状部(7)(7)に伝達され、駆動軸(2)を回動
させる。そのため、駆動軸(2)に軸装したランナー(13)
または巻き上げ軸が回動し、スラット(14)が回動しある
いはカーテンが引き上げられる。
そしてブラインドのスラット(14)がいっぱい迄閉じ、ま
たはカーテンが最上位置まで上がった状態で操作紐(5)
を更に引いた場合は、次ぎのようになる。
即ち、この場合はブラインドの隣接のスラット(14)同士
が接触し、またカーテンも引き上げられる余地がないた
め、回動に対して大きな負荷となり駆動軸(2)は回動不
能である。いま操作紐(5)が引かれて滑車(4)が回動する
と、その短円筒部(6)(6)の平行状窓部(8)(8)に設けたバ
ネ体(9)は滑車(4)と共に回動するが、その回動力は駆動
軸(2)の平行状部(7)(7)に対するバネ体(9)の挟持力より
も大きくなる。
そこでバネ体(9)は、駆動軸(2)の平行状部(7)(7)から滑
って外れ、平行状部(7)(7)を含む外周部に沿って旋回す
る。
そのため、滑車(4)は固定状態の駆動軸(2)に対して空転
することになり、操作紐(5)による回動力が駆動軸(2)に
伝わらず、各部を損傷することがない。
またバネ体(9)の旋回時に、駆動軸(2)の平行状部(7)(7)
とそれを含む外周部は外径が異なるので、バネ体(9)が
当たってカタカタと音を発し、滑車(4)の空転を示すこ
とになる。
〔実施例〕
駆動軸(2)の平行状部(7)(7)は、第1図乃至第4図では
駆動軸(2)の側端部としてスリーブ(3)を套装し、該スリ
ーブ(3)外周の対称位置を、平行状に切り欠いて一対だ
け形成してある。しかしそれに限らず、第5図の如く駆
動軸(2)自体の側端部(3)に形成してもよく、その場合
は、駆動軸(2)の側端部(3)の断面形状を、偶数多角形例
えば第4図の如く4角形、或いは6角形・8角形のもの
とし、その対称面を平行状部(7)(7)として利用すればよ
い。
バネ体(9)は、第1図乃至第5図の如く板状でよいが、
それに限らず針金状のものでもよい。
上記の材質は、バネ体(9)を除けば合成樹脂製とすれば
よい。なお、図において(15)はランナー移動用の滑車を
示す。
考案の効果 以上で明らかのように、本考案のブラインド・カーテン
類の駆動装置は、シンプルな構成ながら、駆動軸・ラン
ナー等を、所定の状態以上に回動せぬようにして、機構
の損傷を防止することができる。
即ち、ブラインドや引き上げ式カーテンにおいて、各ス
ラットがいっぱい迄閉じた場合やカーテンを最上位置ま
で開けた場合に、機構の損傷を防止するためそれ以上に
力が加わらぬ機構保護手段が必要である。
従来この種の機構保護手段では、各ランナーの回動を所
定位置スリップ又は停止させるクラッチの摩擦力が一定
せず、機構を損傷させるとともに、各スラットの向きが
バラついた。
またブラインド・カーテン類が所定位置に達した際、操
作紐を滑車との間でスリップするようにさせたものも、
摩擦力が一定せず所定位置でスリップしないため、操作
紐を引っ張り過ぎて、機構を損傷させた。
これに対して本考案のブラインド・カーテン類の駆動装
置では、滑車の短円筒部の平行状窓部に、駆動軸の平行
状部を挟持する如くバネ体を設けてなるものである。
このバネ体により、駆動軸側との間の滑りのトルクが一
定になるので、ブラインドのスラットがいっぱいに閉じ
またはカーテンが最上位置に達して駆動軸が停止する
と、該バネ体が常に滑って本駆動装置の滑車が常に空転
する。
したがって、従来と異なり操作紐を引っ張り過ぎて機構
を損傷させることを無くすことができる。
また各ランナー毎ではなく、総合的に駆動装置で駆動軸
に対する滑車が空転するので、ブラインドの各スラット
の向きがばらつくことを防止できる。
さらに、バネ体が駆動軸の異径外周を旋回する際、カタ
カタと音を発することにより、ブラインドのスラットが
いっぱい迄閉じ、またカーテンが最上位置まで達して、
滑車が空転していることを容易に確認することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るブラインド・カーテン類の駆動装
置の縦断正面図、第2図は一部縦断斜視図、第3図は要
部の分解斜視図、第4図は駆動軸と滑車の短円筒部とバ
ネ体の関係を示す拡大縦断概念図、第5図は他の実施例
の駆動軸と滑車の短円筒部とバネ体の関係を示す拡大縦
断概念図である。 図面符号 (1)……支持横杆、(2)……駆動軸 (3)……側端部、(4)……滑車 (5)……操作紐、(6)……短円筒部 (7)……平行状部、(8)……平行状窓部 (9)……バネ体、(10)……ケース (11)……軸支部、(12)……軸支部 (13)……ランナー、(14)……スラット (15)……滑車、(a)……最大寸法 (b)……間隔、(c)……間隔

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】支持横杆(1)に並設したブラインド・カー
    テン開閉用の駆動軸(2)を、その側端部(3)に軸装した滑
    車(4)を介して操作紐(5)により回動させるブラインド・
    カーテン類の駆動装置において、 上記滑車(4)の側部に短円筒部(6)を設けて、該短円筒部
    (6)を駆動軸(2)の側端部(3)外周に可回動に套合させ、 駆動軸(2)の側端部(3)外周に、その縦断面の最大寸法
    (a)より小さい間隔(b)で、少なくとも一対の平行状部
    (7)(7)を形成し、 他方滑車(4)の短円筒部(6)外周に、上記駆動軸(2)の側
    端部(3)の平行状部(7)(7)の間隔(b)とほぼ同間隔(c)で
    切欠いた平行状窓部(8)(8)を形成し、 かつ上記滑車(4)の短円筒部(6)の平行状窓部(8)(8)に、
    駆動軸(2)の側端部(3)の平行状部(7)(7)を挟持する如く
    バネ体(9)設けたことを特徴とする、ブラインド・カー
    テン類の駆動装置。
  2. 【請求項2】平行状部(7)(7)を、駆動軸(2)の側端部と
    して套装したスリーブ(3)に形成してなる、請求項1の
    ブラインド・カーテン類の駆動装置。
  3. 【請求項3】平行状部(7)(7)を、駆動軸(2)自体の側端
    部(3)に形成してなる、請求項1のブラインド・カーテ
    ン類の駆動装置。
  4. 【請求項4】平行状部(7)(7)として、駆動軸(2)の側端
    部(3)外周の対称箇所を切欠いて形成してなる、請求項
    1のブラインド・カーテン類の駆動装置。
  5. 【請求項5】平行状部(7)(7)として、駆動軸(2)の側端
    部(3)が縦断面偶数多角形で、その対称面を利用するよ
    うにしてなる、請求項1のブラインド・カーテン類の駆
    動装置。
JP12609488U 1988-09-27 1988-09-27 ブラインド・カーテン類の駆動装置 Expired - Lifetime JPH0628636Y2 (ja)

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JPH0247389U JPH0247389U (ja) 1990-03-30
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JP2561615Y2 (ja) * 1993-12-06 1998-02-04 實 小河 組立式ダンパー
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