JPH06286324A - カラービデオプリント方法 - Google Patents

カラービデオプリント方法

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JPH06286324A
JPH06286324A JP5076781A JP7678193A JPH06286324A JP H06286324 A JPH06286324 A JP H06286324A JP 5076781 A JP5076781 A JP 5076781A JP 7678193 A JP7678193 A JP 7678193A JP H06286324 A JPH06286324 A JP H06286324A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フィールド画からフレーム画に変換してカラ
ープリントする際に、斜め方向の階段状の画像のみだれ
を防止するとともに、斜め方向にある2個の画素の画像
データが共に0である場合にも自然な再現のカラープリ
ントを得る。 【構成】 R,G,B信号のうち少なくとも1つについ
て、補間すべきラインの上下の画素の画像データを加算
した結果をD’,x’,E’とし、D’<x’<E’又
はD’>x’>E’である場合には、補間画素を中心と
して左上右下方向,上下方向,右上左下方向にある各2
個の画素の画像データの差分値S1,S2,S3を比較
する。S1<S2<S3である場合には、xD =(AD
+HD )/2とし、S1>S2>S3である場合には、
D =(CD +FD )/2とする。このどちらでもない
場合や、D’<x’<E’又はD’>x’>E’でない
場合には、xD =(BD +GD )/2とする。残りの色
信号に対しては、最も簡単な垂直方向での平均値補間演
算を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フィールド画をフレー
ム画に変換してプリントするカラービデオプリント方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ビデオ画像は、複数のラインによって構
成されており、例えばTVカメラで撮像されたビデオ画
像では、1画面のラインの数が525本のフレーム画
と、この1/2である262.5本のラインからなるフ
ィールド画とがある。フレーム画はフィールド画より画
質が良いという点で優っているが、これを記録する際に
は多くのメモリ容量を必要とするため、例えば電子スチ
ルカメラでは、撮影可能なコマ数が少なくなるという欠
点がある。
【0003】そこで、撮影時にはフィールド画で記録し
ておき、プリントする際にはフレーム画で出力すること
が好ましい。ところが、フィールド画をそのままフレー
ム画に変換すると、各ラインの間があいてしまうため、
この間を補間することが必要である。この補間方法とし
て、従来は補間すべき画素の垂直方向にある2個の画素
の画像データの平均値を補間画素の画像データとするこ
とが一般に行われていた。しかし、この補間方法を、図
13に示すように、細長い発熱素子55aが主走査方向
にライン状に形成されたサーマルヘッド55で記録紙5
6にビデオ画像を印字するサーマルプリンタに適用する
と、例えば画素の濃度レベルが徐々に変化しているよう
な画像を記録する場合に、補間ライン57が上下のライ
ン58,59と同様な斜め方向の階段状になり、この階
段状模様が強調されて画像のみだれ(ジャギ)が生じ
る。
【0004】この補間方法を改良し、より自然な補間が
できるものとして、例えば特開昭63−187785号
公報に記載されているものが知られている。この補間方
法は、補間すべき画素を中心とする垂直方向,右上左下
方向及び左上右下方向の3方向にある各2個の画素の画
像データを取り出し、これらの差分値を比べる。そし
て、この差分値が最小になる方向にある2個の画素の画
像データの平均値を補間画素の画像データとするもので
ある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、補間すべき
画素を中心とする3×3の画素を取り出して各画像デー
タを示す図14において、斜め方向にある2個の画素の
画像データが共に「0」であるから、上記補間方法によ
れば補間すべき画素の画像データPは0になる。しかし
ながら、上下の画素の画像データは、それぞれ「10
0」,「95」であるから、この間に挟まれた画素の画
像データPを「0」とすることは不自然である。むし
ろ、上下の画素の画像データ「100」,「95」の平
均値をとって「97.5」とするのが自然である。この
ように、上記補間方法では、時として不自然な結果にな
る場合があり、改善が望まれていた。
【0006】本発明は、斜め方向の階段状の画像のみだ
れを防止するとともに、上記のような不自然な再現を回
避し、フィールド画をより自然なフレーム画に変換して
プリントすることができるカラービデオプリント方法を
提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のカラービデオプリント方法は、フィールド
画のカラー映像信号から生成された複数のディジタル信
号のうち少なくとも1系統の補間処理を、補間すべきラ
インとこの上下に位置する2本のラインから、補間すべ
き画素を中心とする3×3の画素を取り出し、補間ライ
ン上にある3個の画素の画像データを、その上下の2個
の画素の画像データの加算値であるとそれぞれ仮定して
おき、この補間ライン上の3個の画素の画像データがラ
イン方向に増大又は減少する場合に、補間画素を中心と
する第1の斜め方向にある2個の画素の画像データの差
の絶対値をS1とし、補間画素を中心とする上下方向に
ある2個の画素の画像データの差の絶対値をS2とし、
第2の斜め方向にある2個の画素の画像データの差の絶
対値をS3としたときに、S1<S2<S3又はS1>
S2>S3の条件式を満たすときには、差の絶対値が小
さい斜め方向を選択し、この選択した斜め方向にある2
個の画素の画像データの平均値を補間画素の画像データ
とし、これ以外のときには、補間画素の上下方向にある
2個の画素の画像データの平均値を補間画素の画像デー
タとしたものである。
【0008】残りのディジタル信号は、従来の補間方法
である垂直方向に並んだ2つの画素の画像で平均値を算
出し、これを補間画素の画像データとする。ディジタル
信号としては、赤色,緑色,青色信号の組合せや、輝度
信号と色差信号との組合せ、イエロー,マゼンタ,シア
ン信号の組合せがある。
【0009】
【作用】これによって、例えば補間画素の上下方向にあ
る2個の画素の画像データが「0」でないにも係わら
ず、斜め方向にある2個の画素の画像データが共に
「0」である場合には、補間画素の画像データが「0」
になってしまうというような不自然な補正が回避され、
フィールド画が自然で画質の良いフレーム画に変換さ
れ、プリントされる。しかも、2色又は1色に対して複
雑な補間演算を行わないから、構造が簡単で、処理時間
が早い。
【0010】
【実施例】図2は、補間すべきライン(走査線)とこの
上下に位置する2本のラインから、補間すべき画素xを
中心とする3×3の画素を取り出したものを示してお
り、上側のラインの画素A,B,Cの画像データ(例え
ば輝度データ又は濃度データ)を各々AD ,BD ,CD
とし、下側のラインの画素F,G,Hの画像データを各
々FD ,GD ,HD とする。これから、 D’=AD +FD x’=BD +GD E’=CD +HD S1=|AD −HD | S2=|BD −GD | S3=|CD −FD | を算出する。なお、補間画素xの左右の画素を便宜上、
画素D,Eとする。
【0011】図1は、垂直方向と斜め方向の3方向の中
から1つの方向を選択して補間する方位を示す。まず、
D’,x’,E’を比較する。D’<x’<E’又は
D’>x’>E’である場合には、画素A,B,C,
D,x,E,F,G,Hからなる領域の輝度又は濃度が
走査方向に徐々に変化していると見なすことができる。
この場合には、上下方向の画素B,Gの画像データ
D ,GD で補間画素xの画像データxD を補間する
と、斜め方向に階段状の画像のみだれが生じるので、斜
め方向の画素A,Hの画像データAD ,HD もしくは画
像C,Fの画像データCD,FD のうち相関関係が近い
もので補間を行う。
【0012】S1,S2,S3を比較し、S1<S2<
S3である場合には、画素A,Hの画像データAD ,H
D の平均値,(AD +HD )/2を補間画素xの画像デ
ータxD とする。また、S1>S2>S3である場合に
は、画像C,Fの画像データCD ,FD の平均値,(C
D +FD )/2を補間画素xの画像データxD とする。
また、このどちらでもない場合や、D’<x’<E’又
はD’>x’>E’でない場合には、画素A,B,C,
D,x,E,F,G,Hからなる領域の輝度又は濃度が
徐々に変化してないから、補間画素xの上下方向にある
画素B,Gの画像データBD ,GD で補間画素xの画像
データxD を補間する。即ち、xD =(BD +GD )/
2とする。この3方向選択補間は、複数の映像信号の少
なくとも1つに対して適用し、残りに対しては垂直方向
の補間を適用する。
【0013】次に、図3及び図4を参照して、図1に示
す記録方法を実施するサーマルプリンタについて説明す
る。例えば電子スチルカメラで撮影されたビデオフロッ
ピィはスチルビデオプレーヤーにセットされる。ここで
再生されたフィールド画のビデオ信号は、Y/C分離回
路11に入力されて輝度信号Yと色信号Cとに分離され
た後、デコーダ12によりR,G,B信号に変換され
る。これらは、A/D変換器13によって量子化されて
例えば64階調数のデジタル信号に変換される。このデ
ジタル化されたR,G,B信号はカラーマスキング回路
14に入力され、色補正が施される。
【0014】R,G,B信号は補間演算部15に入力さ
れると、図4に示すように、それぞれフィールドメモリ
16a,16c,16eに一旦記録される。次に、G信
号がフィールドメモリ16cから読みだされ、補間方向
判別回路17によって補間方向,即ち図1に示したよう
に、垂直方向,右上左下方向及び左上右下方向から最も
差分値の小さい方向が選択される。そして、補間演算回
路18aにより、例えば斜め方向が選択されると、xD
=(AD +HD )/2の演算がなされ、この補間画素x
の画像データxD がフィールドメモリ16dに記録され
る。この後、フィールドメモリ16c,16dから同時
にGデータ,xD が読み出され、フレーム画の1画面分
のG信号として輪郭補正回路21に入力される。
【0015】輪郭補正回路21に入力されたG信号は、
例えば次のような式(1)で表される空間フィルタによ
り輪郭強調された後、マトリックス回路22に入力され
る。 この式(1)は、3×3の画素の位置を(i,j)とし
たとき、二次微分演算(ラプラシアン)と称される空間
フィルタの濃度値を示している。即ち、輪郭補正する画
素の濃度値に「4」を乗算し、左右,上下の各画素の濃
度値に「−1」をそれぞれ乗算し、これらを加算して輪
郭強調成分を求め、これを元の濃度値に加えるものであ
る。
【0016】フィールドメモリ16a,16eに一旦記
録されたR,B信号は、それぞれ平均値補間演算回路1
9a,19bにより、図2に示す補間画素xの上下方向
にある画素B,Gの画像データBD ,GD で平均値補間
(xD =(BD +GD )/2)され、画素xの画像デー
タxD がそれぞれ16b,16fに書き込まれる。そし
て、R信号はフィールドメモリ16a,16bから、B
信号はフィールドメモリ16e,16fから、それぞれ
同時に読み出され、これがフレーム画の1画面分のR,
B信号としてγ補正回路23に書き込まれる。
【0017】R,G,B信号は、γ補正回路23によっ
て感熱記録紙24の発色特性に対応してγ補正されて、
濃度を表すM,Y,C信号に変換される。このM,Y,
C信号によってサーマルヘッド25が順次に駆動され
る。まず、Y信号によってサーマルヘッド25が駆動さ
れ、感熱記録紙24のイエロー感熱発色層が熱記録され
た後、専用の紫外線ランプによって所定波長の紫外線が
照射され、光定着される。同様に、M信号によって感熱
記録紙24のマゼンタ感熱発色層が熱記録され、光定着
される。最後に、C信号によって感熱記録紙24のシア
ン感熱発色層が熱記録される。このサーマルヘッド25
は、周知のように、多数の発熱素子が主走査方向にライ
ン状に配列されている。
【0018】感熱記録紙24の構造は、図5に示すよう
に、不透明なコート紙又はプラスチックフイルムからな
る支持体31の上に、シアン感熱発色層32,マゼンタ
感熱発色層33,イエロー感熱発色層34,保護層35
が順次層設されている。これらの各感熱発色層32〜3
4は、熱記録される順番に表面から層設されている。シ
アン感熱発色層32は、電子供与性染料前駆体と電子受
容性化合物を主成分として含有し、加熱されたときにシ
アンに発色する。
【0019】マゼンタ感熱発色層33としては、最大吸
収波長が約365nmであるジアゾニウム塩化合物と、
これと熱反応してマゼンタに発色するカプラーとを含有
している。このマゼンタ感熱発色層33は、サーマルヘ
ッド25でマゼンタ画像を熱記録した後に、365nm
付近の紫外線を照射するとジアゾニウム塩化合物が光分
解して発色能力が失われる。
【0020】イエロー感熱発色層34は、最大吸収波長
が約420nmであるジアゾニウム塩化合物と、これと
熱反応してイエローに発色するカプラーとを含有してい
る。このイエロー感熱発色層34は、420nm付近の
近紫外線を照射すると光定着して発色能力が失われる。
なお、図3において定着用の紫外線ランプは図示を省略
してある。また、フィールド画の輝度信号Yと色信号C
がすでに分離されている場合には、この輝度信号Yと色
信号CはS端子からデコーダ12に直接入力される。
【0021】図6及び図7に示した実施例は、本発明の
補間処理をG信号の一系統だけでなく、G,B信号もし
くはR,G信号の二系統について施したものである。図
6において、フィールドメモリ16cに入力されたG信
号は、補間方向判別回路17により補間方向が決定さ
れ、この補間方向に基づいて補間演算回路18a,18
bにより補間すべきラインの各G,B信号が演算され、
フィールドメモリ16d,16fに書き込まれる。
【0022】一方、フィールドメモリ16aに入力され
たR信号は、平均値補間演算回路19aにより、垂直方
向で平均値補間され、フィールドメモリ16bに書き込
まれる。この後、フィールドメモリ16a,16bから
R信号,フィールドメモリ16c,16dからG信号,
フィールドメモリ16e,16fからB信号がそれぞれ
読み出されて加算され、フィールド画がフレーム画に変
換される。図7の実施例は、図6に示した実施例におい
てR信号とB信号の処理を入れ替えただけであるから説
明を省略する。
【0023】図8に示すサーマルプリンタは、前記実施
例がR,G,B信号について補間処理したのに対し、ビ
デオ信号の輝度信号Yと色差信号R−Y,B−Yについ
て補間処理するものである。フィールド画のビデオ信号
は、Y/C分離回路11に入力されて輝度信号Yと色信
号Cとに分離され、色信号Cはデコーダ41により色差
信号R−Y,B−Yに変換される。これらの輝度信号
Y,色差信号R−Y,B−Yは、A/D変換器42によ
って量子化されて例えば64階調数のデジタル信号に変
換される。このデジタル化された輝度データY,色差デ
ータR−Y,B−Yはカラーマスキング回路43に入力
され、色補正が施される。
【0024】輝度データY,色差データR−Y,B−Y
は補間演算部44及び平均値補間演算部45にそれぞれ
入力される。補間演算部44を示す図9において、輝度
データY,色差データR−Y,B−Yは、それぞれフィ
ールドメモリ46a,46c,46eに一旦記録され
る。次に、輝度データYがフィールドメモリ46aから
読みだされ、前記実施例と同様に、補間方向判別回路4
7によって補間方向が選択される。そして、補間演算回
路48により、例えばxD =(AD +HD )/2の演算
がなされ、この補間画素xの輝度データxD がフィール
ドメモリ46bに記録される。この後、フィールドメモ
リ46a,46bから同時に輝度データY,xD が読み
出され、フレーム画の1画面分の輝度データとしてマト
リックス回路49aに入力される。
【0025】また、補間すべきラインの色差データR−
Yとして、フィールドメモリ46cに入力されたデータ
と同一のものがフィールドメモリ46dに書き込まれ
る。そして、フィールドメモリ46c,46dから同時
に色差データR−Yが読み出され、これがフレーム画の
1画面分の色差データR−Yとしてマトリックス回路4
9aに入力される。また同様に、フィールドメモリ46
eと同一な色差データB−Yがフィールドメモリ46f
に入力され、フィールドメモリ46e,46fから色差
データB−Yがフレーム画の1画面分の色差データB−
Yとして読み出され、マトリックス回路49aに入力さ
れる。
【0026】一方、平均値補間演算部45に入力された
輝度データY,色差データR−Y,B−Yは、図10に
示すように、それぞれフィールドメモリ51a,51
c,51eに一旦記録される。次に、輝度データYがフ
ィールドメモリ51aから読みだされ、平均値補間演算
回路52により、例えば補間画素xの上下方向にある画
素B,Gの画像データBD ,GD でxD =(BD
D )/2の演算がなされ、補間画素xの画像データx
D がフィールドメモリ51bに書き込まれる。この後、
フィールドメモリ51a,51bから同時に輝度データ
Y,xD が読み出され、フレーム画の1画面分の輝度デ
ータとしてマトリックス回路49bに入力される。
【0027】また、フィールドメモリ51d,51fに
は、フィールドメモリ51c,51eから色差データR
−Y,B−Yがそのまま書き込まれる。この後、フィー
ルドメモリ51c,51dから同時に色差データR−Y
が読み出され、これがフレーム画の1画面分の色差デー
タR−Yとしてマトリックス回路49bに入力される。
同様に、フィールドメモリ51e,51fから同時に色
差データB−Yが読み出され、これがフレーム画の1画
面分の色差データB−Yとしてマトリックス回路49b
に入力される。
【0028】マトリックス回路49aに入力された輝度
データY,色差データR−Y,B−YはG信号に変換さ
れる。この後、γ補正回路53aに入力され、感熱記録
紙24の発色特性に対応してγ補正されて、濃度を表す
M信号に変換される。同様に、マトリックス回路49b
に入力された輝度データY,色差データR−Y,B−Y
はB,R信号に変換され、γ補正回路53b,53cに
よってγ補正されて、Y,C信号に変換される。この
M,Y,C信号により、前記実施例と同様に、サーマル
ヘッド25が順次に駆動される。なお、輝度データY,
色差データR−Y,B−YとR,G,Bの3原色信号と
の関係は、周知のように、次のような式で表される。 Y=0.3R+0.59G+0.11B R−Y=0.7R−0.59G−0.11B B−Y=−0.3R−0.59G+0.89B
【0029】図11に示した実施例は、補間演算部44
によってフレーム化された輝度データY,色差データR
−Y,B−Yがマトリックス回路49aでG,B信号に
変換され、平均値補間演算部45によってフレーム化さ
れた輝度データY,色差データR−Y,B−Yがマトリ
ックス回路49bでR信号に変換されるようにしたもの
である。また、図12に示した実施例は、補間演算部4
4によってフレーム化された輝度データY,色差データ
R−Y,B−Yがマトリックス回路49aでR,G信号
に変換され、平均値補間演算部45によってフレーム化
された輝度データY,色差データR−Y,B−Yがマト
リックス回路49bでB信号に変換されるようにしたも
のである。
【0030】以上説明した実施例は、感熱発色層が積層
された感熱記録紙に画像を記録するカラーサーマルプリ
ンタについて説明したが、本発明はこれに限定されるこ
となく、例えばインクシートを使用する昇華型熱転写記
録方式のカラーサーマルプリンタや、記録ヘッドにイン
ク吐出ノズルを色毎に設けたインクジェット方式のカラ
ープリンタでもよい。また、ラインプリンタについて説
明したが、本発明はシリアルプリンタにも適用すること
ができる。更に、輝度データに対して補間処理している
が、濃度データに対して補間処理してもよい。
【0031】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明のカ
ラービデオプリント方法によれば、フィールド画のカラ
ー映像信号から生成された複数のディジタル信号のうち
少なくとも1系統の補間処理について、3×3の参照画
素を用いて画像の変化する方向を調べて補間方向を決定
するから、斜め方向の階段状の画像のみだれを改善でき
るとともに、斜め方向の画素の画像データが「0」であ
るような場合にも不自然とならず、自然な再現性を有す
るプリントを得ることができる。また、全てのディジタ
ル信号に対して補間方向を決定せず、少なくとも1つの
ディジタル信号に対して、垂直方向の平均値補間を行う
から、構造が簡単になるとともに、補間処理時間を短縮
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る補間方法を示すフローチャートで
ある。
【図2】3×3の参照画素を示す説明図である。
【図3】図1に示す補間方法を実施するサーマルプリン
タのブロック図である。
【図4】補間演算部の内部構造を示す回路図である。
【図5】感熱記録紙の構造を示す説明図である。
【図6】R信号は平均値補間演算,G,B信号について
は補間演算を施す別の補間演算部の内部構造を示す回路
図である。
【図7】R,G信号は補間演算,B信号は平均値補間演
算を施す別の補間演算部の内部構造を示す回路図であ
る。
【図8】図1に示す補間方法を実施する別のサーマルプ
リンタのブロック図である。
【図9】図8に示したサーマルプリンタの補間演算部の
内部構造を示す回路図である。
【図10】図8に示したサーマルプリンタの平均値補間
演算部の内部構造を示す回路図である。
【図11】G,B信号を補間演算するサーマルプリンタ
のブロック図である。
【図12】R,G信号を補間演算するサーマルプリンタ
のブロック図である。
【図13】従来の補間方法によるプリント例を示す説明
図である。
【図14】別の従来の補間方法を示す説明図である。
【符号の説明】
15,44 補間演算部 16a〜16f,46a〜46f,51a〜51f フ
ィールドメモリ 17,47 補間方向判別回路 18a,18b,18c,48 補間演算回路 19a,19b 平均値補間演算回路 24 感熱記録紙 25 サーマルヘッド 45 平均値補間演算部 49a,49b マトリックス回路
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年2月23日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】輪郭補正回路21に入力されたG信号は、
例えば次のような式(1)で表される空間フィルタによ
り輪郭強調された後、γ補正回路23に入力される。 この式(1)は、3×3の画素の位置を(i,j)とし
たとき、二次微分演算(ラプラシアン)と称される空間
フィルタの濃度値を示している。即ち、輪郭補正する画
素の濃度値に「4」を乗算し、左右,上下の各画素の濃
度値に「−1」をそれぞれ乗算し、これらを加算して輪
郭強調成分を求め、これを元の濃度値に加えるものであ
る。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】フィールドメモリ16a,16eに一旦記
録されたR,B信号は、それぞれ平均値補間演算回路1
9a,19bにより、図2に示す補間画素xの上下方向
にある画素B,Gの画像データBD ,GD で平均値補間
(xD =(BD +GD )/2)され、画素xの画像デー
タxD がそれぞれ16b,16fに書き込まれる。そし
て、R信号はフィールドメモリ16a,16bから、B
信号はフィールドメモリ16e,16fから、それぞれ
同時に読み出され、これがフレーム画の1画面分のR,
B信号として輪郭補正回路21に送られ、G信号と同様
に輪郭強調されてから、γ補正回路23に送られる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィールド画のカラー映像信号を複数の
    ディジタル信号に分け、このディジタル信号に補間処理
    を施してフィールド画データからフレーム画データに変
    換した後、フレーム画のディジタル信号から色ごとのヘ
    ッド駆動信号を生成して記録ヘッドを駆動するカラービ
    デオプリント方法において、 前記ディジタル信号のうち少なくとも1系統の補間処理
    は、補間すべきラインとこの上下に位置する2本のライ
    ンから、補間すべき画素を中心とする3×3の画素を取
    り出し、補間ライン上にある3個の画素の画像データ
    を、その上下の2個の画素の画像データの加算値である
    とそれぞれ仮定しておき、この補間ライン上の3個の画
    素の画像データがライン方向に増大又は減少する場合
    に、補間画素を中心とする第1の斜め方向にある2個の
    画素の画像データの差の絶対値をS1とし、補間画素を
    中心とする上下方向にある2個の画素の画像データの差
    の絶対値をS2とし、第2の斜め方向にある2個の画素
    の画像データの差の絶対値をS3としたときに、S1<
    S2<S3又はS1>S2>S3の条件式を満たすとき
    には、差の絶対値が小さい斜め方向を選択し、この選択
    した斜め方向にある2個の画素の画像データの平均値を
    補間画素の画像データとし、これ以外のときには、補間
    画素の上下方向にある2個の画素の画像データの平均値
    を補間画素の画像データとすることを特徴とするカラー
    ビデオプリント方法。
  2. 【請求項2】 残りのディジタル信号は、補間すべきラ
    インの上下に位置する2本のラインの平均値を用い、補
    間をすべきラインの上下にある2個の画素の平均値を算
    出し、これを補間画素の画像データとすることを特徴と
    する請求項1記載のカラービデオプリント方法。
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