JPH06286161A - インクジェット記録装置およびインクジェット記録方法 - Google Patents

インクジェット記録装置およびインクジェット記録方法

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JPH06286161A
JPH06286161A JP5073841A JP7384193A JPH06286161A JP H06286161 A JPH06286161 A JP H06286161A JP 5073841 A JP5073841 A JP 5073841A JP 7384193 A JP7384193 A JP 7384193A JP H06286161 A JPH06286161 A JP H06286161A
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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/205Ink jet for printing a discrete number of tones
    • B41J2/2052Ink jet for printing a discrete number of tones by dot superpositioning, e.g. multipass doubling

Abstract

(57)【要約】 【目的】 インクジェット記録装置において、記録速度
を低下させずに、記録画像のすじ,濃度むらが少なくブ
リーディングの少ない鮮明な画像を記録する。 【構成】 1つの画素を最大3ドットで記録する場合、
これらの各ドットを記録ドットの異なる走査(第1スキ
ャン,第2スキャン)によって記録し、この際、第1ス
キャンと第2スキャンとの間で記録紙を搬送し、これに
より、それぞれのスキャンで用いる吐出口を異ならせ
る。この場合、各ドットをどのスキャンで記録するかの
割当てでは、3ドット目は必ず第1スキャンを割当てる
(C,D)。これにより、先行する第1スキャンで記録
されるドットが多くなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のインク吐出口を
有するインクジェット記録ヘッドを用い、複数回の走査
を行って多階調の記録を行うインクジェット記録装置お
よびその記録方法に関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェット記録方式で記録画像の階
調を表現するためには、様々な方法が知られている。
【0003】例えば吐出されるインク液滴の大きさを様
々な手段で変化させることによって画素面積を変化させ
る方法(面積階調法)、吐出インク滴によって形成され
る数ドットの集まりを1画素とし、ドットの数を変えて
階調を表現する方法(濃度パターン法,ディザ法な
ど)、濃度の異なるインクを用いて記録を行う方法(濃
淡インク法)、複数のインク滴を被記録材の同一箇所に
着弾させて1つのドットを形成し、着弾インク滴数の多
少によってドット面積,濃度を変化させて階調を表現す
る方法(マルチドロップレット方式)などがある。この
うちマルチドロップレット方式は、高解像,高階調かつ
高速な記録が行える方式として期待されている。
【0004】しかし、従来のマルチドロップレット方式
では、一画素を同一吐出口から吐出したインク滴で形成
するため、インク滴の吐出方向や吐出量に吐出口毎のば
らつきがあると、本来均一であるべき画像にすじが生じ
たり濃度むらが生じるという問題があった。すなわち、
インク滴の飛翔方向にばらつきがあると、記録紙上に形
成されるドットの位置がずれてしまい、この結果、記録
画像にすじが生じる。また、吐出されるインク滴の体積
にばらつきがあると、記録紙上に形成されるドットの大
きさや濃度がばらつき、この結果、画像に濃度むらが生
じる。
【0005】これらの問題を避けるために従来のマルチ
ドロップレット方式では、インク滴の吐出方向と吐出容
量の吐出口間でのばらつきを極力抑えるべく、記録ヘッ
ドの製造を非常に精密に行わなければならず、その結
果、製造コストが高くなったり、製造歩留りが悪くなる
等の問題があった。
【0006】また、濃度むらをソフトウェア的に解消す
る方法として、吐出口間での吐出インク量の多少を打ち
消すようにインク滴の打ち込み数を変化させる方法など
も有効であるが、このような方法を組み込んだ場合、シ
ステム全体のコストを引き上げるという問題があった。
さらに、このような方法を用いても、画像に生じるすじ
に対してはそれ程有効では無く、また吐出インク量の吐
出口間でのばらつきが経時的に変化した場合には、打ち
込みインク滴数を再調整する必要があり、装置のメンテ
ナンス性が低下するという問題を有している。
【0007】上述の問題点を解決するために、本出願人
は、1画素を形成するインク滴を複数の吐出口から吐出
するインク滴によって形成することにより、インク滴の
吐出方向や吐出量の吐出口毎のばらつきを軽減し、す
じ,むらを生じにくくさせる多値画像記録方法を例えば
特願平3−134202号において提案した。
【0008】図1はこの方法を説明するための模式図で
ある。
【0009】すなわち、この方法では、画像を複数回の
走査(以下スキャンともいう)で記録し、この時に走査
方向の同一ラインの各ドットを上記複数回のスキャンそ
れぞれで異なる吐出口から吐出するインク滴で形成す
る。この方法によれば、例えば図1の●画素を記録する
ような場合には、この画素のドットが異なる3つの吐出
口からの吐出インク滴で形成されるため、吐出方向のば
らつきが平均化され、すじが目立たなくなる。また、吐
出インク量の吐出口毎のばらつきが標準偏差σで正規分
布していると仮定した場合、この方法によれば、吐出イ
ンク量のライン間ばらつきはσ/√3に減少する。ライ
ン間の吐出インク量ばらつきは画素濃度のばらつきとな
って認識されるため、よりむらの少ない画像を得ること
ができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この方
法では、例えば図1の例では、スキャン回数が通常の約
3倍になってしまい、記録速度が低下するという問題が
ある。このために、スキャン回数を減らし、1回のスキ
ャンで同一の吐出口から吐出するインク滴を複数にする
ことによって記録速度を上げる記録方法がある。
【0011】図2は、この方法の一例を示し、2回のス
キャンで1画素を記録する場合の模式図である。
【0012】すなわち、1画素当たり3滴のインク滴が
必要な場合には1スキャン当たり2発のインク滴と1ス
キャン当たり1発のインク滴とを組み合せ、1画素当た
り2滴のインク滴が必要な場合には1スキャン当たり1
発のインク滴を2スキャン分組み合せ、1画素当たり1
滴のインク滴が必要な場合には2回のスキャンのうちの
どちらかのスキャンで記録を行う。
【0013】この方法は、1画素を形成するスキャン回
数が2となるため、上述の場合より記録速度が速くなる
という利点を有しているが、一方、前述した1画素を形
成するスキャン回数を3にする方法に比べて、すじ,む
らの低下の度合がやや劣ること、3滴のインクを打ち込
む際に単位時間当たりの打ち込みインク量が多いためイ
ンクが記録紙上であふれやすいという問題点を有してい
る。
【0014】この問題点のうち、すじやむらに関して
は、吐出インク量の吐出口間でばらつきの標準偏差をσ
とした場合、吐出インク量のライン間ばらつきはσ/√
2(1画素2スキャンの場合)となり、上記のスキャン
回数が3の場合におけるσ/√3(1画素3スキャンの
場合)と比較してそれ程大きな違いでなく許容できるこ
とが多い。
【0015】これに対して、インクが記録紙上であふれ
やすいという問題は、特にインク吸収性の劣る記録紙に
記録を行う場合に、記録画像のエッジ部がにじんでぼや
けてしまったり、カラー記録の場合に2色のインク同士
が混色し画像が不鮮明になるという比較的重大な画像劣
化(以下、ブリーディングと言う)を生じやすい。
【0016】本発明は、上述の問題点に鑑みてなされた
ものであり、記録速度を著しく低下させずに、すじ,濃
度むらが少なくかつブリーディングの少ない鮮明な画像
を得ることが可能なインクジェット記録装置および記録
方法を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明で
は、複数の吐出口を有する記録ヘッドを用い、該記録ヘ
ッドの走査に伴なって当該記録ヘッドから被記録媒体に
インクを吐出して記録を行うインクジェット記録装置に
おいて、前記記録ヘッドの2回以上の異なる走査時にお
いて、前記複数の吐出口のうちの互いに異なる吐出口か
ら吐出されるインク滴で前記走査方向に配列する画素の
1ラインを形成する記録制御手段を具え、該記録制御手
段は、前記1ラインを形成する走査数をk(k≧2)、
前記画素の1つに打ち込むべきインク滴数をm、記録す
べき画像全体においてmの最大値をgとするとき、k<
gとし、かつk<mなる画素において、m/kの剰余の
インク滴を順次先行する走査において打ち込むことを特
徴とする。
【0018】また、複数の吐出口を有する記録ヘッドを
用い、該記録ヘッドの走査に伴なって当該記録ヘッドか
ら被記録媒体にインクを吐出して記録を行うインクジェ
ット記録装置において、前記記録ヘッドの2回以上の異
なる走査時において、前記複数の吐出口のうちの互いに
異なる吐出口から吐出されるインク滴で前記走査方向に
配列する画素の1ラインを形成する記録制御手段を具
え、該記録制御手段は、前記1ラインを形成する走査数
をk(k≧2)、前記画素の1つに打ち込むべきインク
滴数をm、記録すべき画像全体においてmの最大値をg
とするとき、k<gとし、かつm=gなる画素におい
て、g/kの剰余のインク滴を順次先行する走査におい
て打ち込むことを特徴とする。
【0019】さらに、複数の吐出口を有する記録ヘッド
を用い、該記録ヘッドの走査に伴なって当該記録ヘッド
から被記録媒体にインクを吐出して記録を行うインクジ
ェット記録装置において、前記記録ヘッドの2回以上の
異なる走査時において、前記複数の吐出口のうちの互い
に異なる吐出口から吐出されるインク滴で前記走査方向
に配列する画素の1ラインを形成する記録制御手段を具
え、該記録制御手段は、前記1ラインを形成する走査数
をk(k≧2)、前記画素の1つに打ち込むべきインク
滴数をm、記録すべき画像全体においてmの最大値をg
とするとき、k<gとし、かつk<m<gなる画素にお
いて、m/kの剰余のインク滴を、該剰余のインク滴以
外のインク滴を記録する走査に応じて定められる走査に
おいて打ち込み、かつ、m=gなる画素において、g/
kの剰余のインク滴を順次先行する走査において打ち込
むことを特徴とする。
【0020】さらに加えて、吐出口を有する記録ヘッド
を用い、該記録ヘッドから被記録媒体にインクを吐出し
て記録を行うインクジェット記録方法において、時間差
をおいて互いに異なる吐出口から吐出されるインク滴で
所定数の画素を形成する際に、先行して吐出されるイン
ク滴の数が後続して吐出されるインク滴の数より多いこ
とを特徴とする。
【0021】
【作用】本発明者の検討によれば、記録紙上でのインク
あふれは、インク滴を打ち込むタイミングによって制御
できるものである。
【0022】例えば、1画素に対して3発(1回の吐出
によって1つの吐出口から吐出されるインク滴を1発と
する)のインク滴を2回のスキャンで打ち込む場合、こ
れを先行するスキャンで1発打ち、後続のスキャンで2
発打つよりも、先行するスキャンで2発打ち、後続のス
キャンで1発打つほうがインクのあふれは少ない。先行
するスキャンで打ち込んだインクは、後続のスキャンが
来るまでの間に蒸発したり記録紙中へ浸透したりしてそ
の量が減少するからである。従って、同じインク量が記
録紙に吐出される場合でも、先行するスキャンで多くの
インクを打ち込んだほうが蒸発や浸透によるインク量の
減少効果を有効に利用できるのでインクがあふれにくく
なる。
【0023】本発明者が詳細な検討を行った結果、上述
の例に限らず、一般的に先行するスキャンで後続のスキ
ャンより多くのインクを打ち込んだほうがインクのあふ
れが少なく、エッジ部の鮮明な画像が得られ、またカラ
ー画像においては異なる色の混色が少ない鮮明な画像が
得られることが明らかとなり、これらの事実から本発明
がなされるに至ったものである。
【0024】すなわち、本発明によれば、1ラインにお
いて先行して打ち込まれるインク滴の数が多くなるた
め、後続のインク滴が打ちこまれるまでの時間によって
記録紙に吸収される量が多くなり、被記録媒体上でのイ
ンクあふれが少なくなる。
【0025】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0026】(実施例1)図3および図4は、本発明の
一実施例にかかるインクジェット記録装置のそれぞれ概
略斜視図およびブロック図である。
【0027】図3において、符号1は、16個の吐出口
を16個/mmの密度で設けた記録ヘッドを示し、各吐
出口にはこれに連通する流路に、吐出に利用されるエネ
ルギーを発生するためのヒータを備える。ヒータは印加
される電気パルスに応じて熱を発生し、これによりイン
ク中に膜沸騰を生じさせこの膜沸騰による気泡の成長に
伴なって上記吐出口からインクが吐出される。符号4は
記録ヘッド1を搭載して移動するためのキャリッジを示
し、キャリッジ4の移動はその一部において摺動可能に
係合する2本のガイド軸5A,5Bに案内されながらな
される。符号6は不図示のインクタンクから記録ヘッド
1にインクを供給するために用いられるインク供給チュ
ーブを示し、符号7は、記録ヘッド1の一部に設けられ
るヘッド駆動回路へ不図示の本装置制御部より記録デー
タに基づいた駆動信号や制御信号を送信するためのフレ
キシブルケーブルを示す。インク供給チューブ6および
フレキシブルケーブル7はともにキャリッジ4の移動に
追随できるように可撓性の部材によって構成されてい
る。また、キャリッジ4は、ガイド軸5A,5Bと平行
に張設されキャリッジ4を移動させるためのベルト(不
図示)の一部と接続し、このベルトが不図示のキャリッ
ジモータによって駆動されることによりキャリッジ4の
移動が可能となる。
【0028】符号3は、その長手方向がガイド軸5A,
5Bと平行に延在するプラテンロータを示し、符号2は
被記録材を示す。プラテンローラ3は回転して被記録材
2の紙送りを行う。記録ヘッド1は、キャリッジ4の移
動に伴ない、記録紙2の吐出口に対向する部分にインク
を吐出して記録を行うことが可能となる。
【0029】図4において、メインコントローラ100
はCPUの形態を有し、本例装置全体の制御を実行す
る。すなわち、本例装置に対してホスト装置をなすホス
トコンピュータ200との各種データの授受を行いなが
ら上記制御を実行するものであり、例えば、ホストコン
ピュータ200から送られる画像データは、所定量毎に
フレームメモリ100Mに格納される。フレームメモリ
100Mに格納される画像データは、各種変換処理が施
された後、記録ヘッド1を駆動して記録を行うため駆動
データとして駆動データRAM110Mに格納される。
【0030】ドライバコントローラ110は、メインコ
ントローラにより制御されるタイミングでヘッドドライ
バ110Dへ駆動データを送り、ヘッドドライバ110
Dは、このデータに応じて記録ヘッド1を駆動しインク
吐出を行うようにする。
【0031】メインコントローラ100は、記録ヘッド
1からのインク吐出タイミングに応じてモータドライバ
104Dを介してモータ104の駆動を制御し、キャリ
ッジ4(図3参照)による記録ヘッド1のスキャンを行
う。また、モータドライバ102Dを介してモータ10
2の駆動を制御しプラテンローラ3を回転させ、各スキ
ャン毎に後述されるような所定量の紙送りを行う。
【0032】図5は、上述したインクジェット記録装置
を用いて記録を行う方法を説明するための模式図であ
る。
【0033】図中、符号1は記録ヘッドを模式的に表わ
したものであり、16個の吐出口は図の上下方向に配列
されている。説明の都合上吐出口番号を図の上から下へ
向かって1,2,…16と付す。
【0034】記録紙に記録を行う際には、まずNo.9
〜16の吐出口のみを用いてキャリッジ4を移動させつ
つ、後述する方法で画像データに応じてインクを吐出し
ドットを記録する。次に、図5に示すように記録紙2を
8吐出口分上方へ搬送した後(図では便宜上記録ヘッド
が下方へ相対的に移動したように示されている)、N
o.1〜16の吐出口を用いて記録を行う。この結果、
No.1〜8の吐出口は前回のスキャンでNo.9〜1
6の吐出口によって記録された画像領域と同じ部分を記
録し、No.9〜16の吐出口は新たな画像領域を記録
するのに用いられる。次に、記録紙2を再び8吐出口分
上方へ送り、No.1〜16の吐出口を用いて記録を行
う。このような記録動作を順次繰り返し、記録紙全面を
記録する。なお画像最下端ではNo.1〜16の吐出口
から吐出が行わないようにし画像端を形成する。
【0035】以上の記録装置を用いて階調数4(すなわ
ち同一箇所に最大3滴のインクを打ち込んで1画素を形
成する)の記録を行う方法を説明する。
【0036】図6は、本実施例において最大4の階調を
有する画像データに基づき記録するドットを、2つのス
キャンに割当てて記録する方法を示す説明図である。
【0037】記録すべきドットは、図6(B)に示すよ
うに主走査方向のライン内において2つのスキャンに順
次割当てられる。すなわち 1) 主走査方向(図において左から右)ラインを形成
する各ドットについては、最初のドットを第1スキャン
に割当てる。
【0038】2) 主走査方向における各画素では、そ
の画素にドットを形成する場合、直前の画素の最後の割
当てにかかるドットが割当てられたスキャンと異なるス
キャンを割当てる(図6(B)中符号A,B,C,Dで
示される部分)。
【0039】3) その画素に打ち込むべきドット数が
2の場合には、第2番目に割当てられるドットに第1番
目のドットと異なるスキャンを割当てる(図6(B)中
符号Bで示される部分)。
【0040】4) その画素に打ち込むべきドット数が
3の場合には、第2番目に割当てられるドットに第1番
目のドットと異なるスキャンを割当て(図6(B)中符
号C,Dで示される部分)、第3番目のドットには第1
スキャンを割当てる(図6(B)中符号C,Dで示され
る部分)。
【0041】5) 2)−4)を繰り返す。
【0042】以上の割当てによれば、1ラインが異なる
吐出口で形成されるため、すじ,むらが低減されるとと
もに、インク滴を3発同一画素に打ち込む際に先行する
スキャンのインク量が必ず多くなる(図6(B)におい
て「1」の数が「2」の数より多い)ので、ブリーディ
ングの少ない鮮明な画像を得ることができる。
【0043】なお、上記割当て処理1)において走査方
向の最初のドットを第1スキャンに割当てたが、これを
第2スキャンに割当てても良いことは勿論である。
【0044】また、本実施例では第1スキャンで吐出す
べき吐出口の使用頻度が高くなり、すじ,むらの低減や
吐出口の耐久性の点で問題が生じがちである。これを避
けるために、ブリーディングが発生する異色の境界部で
のみ上述の割当て処理4)のスキャン割当てを行い、そ
れ以外の同色の内部では打ち込むべきドット数が3の場
合でも第3番目のドットに第2番目のドットと異なるス
キャンを割当てる方法を用いることもできる。
【0045】(実施例2)本実施例では実施例1と同様
の記録装置を用い、スキャンの割当て方法を以下のテー
ブルに従って行う。
【0046】
【表1】
【0047】打ち込むドット数が1の場合、これを第1
スキャンで記録しても構わないが、吐出口の使用頻度を
できるだけ均一にするために、第2スキャンに割当てる
ほうが好ましい。
【0048】本実施例では実施例1に比べてアルゴリズ
ムがより単純であり、簡単な回路で記録が行えるという
利点を有している。ただし、打ち込むドット数が1の場
合にはこれらが同一スキャン(従って同一吐出口)で記
録されることになるため、すじ,むらが発生しやすいと
いう短所がある。
【0049】(実施例3)本実施例では、吐出口数6
0,1ラインのドットを形成するためのスキャン数3,
階調数6(1画素に最大5発のインク滴を打ち込む)と
する他は実施例1と同様の装置で記録を行う。
【0050】図7は本実施例において画像データに基づ
き記録するドットを3回のスキャンに割当てる方法を示
す説明図である。
【0051】記録すべきドットは、実施例1と同様に主
走査方向のライン内において2つのスキャンに順次割当
てられる。すなわち 1) 主走査方向(図において左から右)に配列するド
ットのラインにおいて、最初のドットを第1スキャンに
割当てる。
【0052】2) 主走査方向における各画素では、そ
の画素にドットを形成する場合、直前の画素の最後の割
当てにかかるドットに割当てられたスキャンと異なるス
キャンを割当てる。
【0053】3) その画素に打ち込むべきドット数が
2または3の場合には第2,第3番目に記録されるドッ
トに第1番目のドットから順次異なるスキャンを割当て
る。
【0054】4) その画素に打ち込むべきドット数が
4または5の場合にはスキャンの割当て方に2つの方法
がある。
【0055】4−1) 第4,第5番目に割当てられる
ドットにそれぞれ第1,第2スキャンを割当てる(図7
(A))。
【0056】4−2) 打ち込むべきドット数が4の場
合には第4番目に割当てられるドットに第3番目のドッ
トに割当てたスキャンの次のスキャンを割当てる。打ち
込むべきドット数が5の場合には第4,第5番目に割当
てられるドットにそれぞれ第1,第2スキャンを割当て
る(図7(B))。
【0057】5) 2)−4)を繰り返す。
【0058】以上の割当て方法において、ブリーディン
グを避けるためには、先行するスキャンでインクを打ち
込んだほうが一般的にはよいので処理4−1)の方法が
好ましいが、吐出口の使用頻度をできるだけ均一にする
ためには処理4−2)の方法が優れている。処理4−
1),4−2)のいずれの方法を用いるかは、使用する
インク,記録紙,記録速度、また画像データに応じて決
定するのが望ましいが、インクの吸収が特に悪くない限
り、打ち込むべきドット数が4の場合にはブリーディン
グは起きにくいので、処理4−2)の方法を用いるのが
よい。
【0059】なお、最初のラインにおいて、最初のドッ
トを先行するスキャンに割当てたが、これを後続スキャ
ンに割当ててもよい。
【0060】(その他)なお、本発明は、特にインクジ
ェット記録方式の中でも、インク吐出を行わせるために
利用されるエネルギとして熱エネルギを発生する手段
(例えば電気熱変換体やレーザ光等)を備え、前記熱エ
ネルギによりインクの状態変化を生起させる方式の記録
ヘッド、記録装置において優れた効果をもたらすもので
ある。かかる方式によれば記録の高密度化,高精細化が
達成できるからである。
【0061】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書,同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式は所謂オンデマンド型,
コンティニュアス型のいずれにも適用可能であるが、特
に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)が保持
されているシートや液路に対応して配置されている電気
熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越える急
速な温度上昇を与える少なくとも1つの駆動信号を印加
することによって、電気熱変換体に熱エネルギを発生せ
しめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさせて、結
果的にこの駆動信号に一対一で対応した液体(インク)
内の気泡を形成できるので有効である。この気泡の成
長,収縮により吐出用開口を介して液体(インク)を吐
出させて、少なくとも1つの滴を形成する。この駆動信
号をパルス形状とすると、即時適切に気泡の成長収縮が
行われるので、特に応答性に優れた液体(インク)の吐
出が達成でき、より好ましい。このパルス形状の駆動信
号としては、米国特許第4463359号明細書,同第
4345262号明細書に記載されているようなものが
適している。なお、上記熱作用面の温度上昇率に関する
発明の米国特許第4313124号明細書に記載されて
いる条件を採用すると、さらに優れた記録を行うことが
できる。
【0062】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口,液路,電気熱変換体
の組合せ構成(直線状液流路または直角液流路)の他に
熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開示す
る米国特許第4558333号明細書,米国特許第44
59600号明細書を用いた構成も本発明に含まれるも
のである。加えて、複数の電気熱変換体に対して、共通
するスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開示
する特開昭59−123670号公報や熱エネルギの圧
力波を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を開示す
る特開昭59−138461号公報に基いた構成として
も本発明の効果は有効である。すなわち、記録ヘッドの
形態がどのようなものであっても、本発明によれば記録
を確実に効率よく行うことができるようになるからであ
る。
【0063】加えて、上例のようなシリアルタイプのも
のでも、装置本体に固定された記録ヘッド、あるいは装
置本体に装着されることで装置本体との電気的な接続や
装置本体からのインクの供給が可能になる交換自在のチ
ップタイプの記録ヘッド、あるいは記録ヘッド自体に一
体的にインクタンクが設けられたカートリッジタイプの
記録ヘッドを用いた場合にも本発明は有効である。
【0064】また、本発明の記録装置の構成として、記
録ヘッドの吐出回復手段、予備的な補助手段等を付加す
ることは本発明の効果を一層安定できるので、好ましい
ものである。これらを具体的に挙げれば、記録ヘッドに
対してのキャッピング手段、クリーニング手段、加圧或
は吸引手段、電気熱変換体或はこれとは別の加熱素子或
はこれらの組み合わせを用いて加熱を行う予備加熱手
段、記録とは別の吐出を行なう予備吐出手段を挙げるこ
とができる。
【0065】また、搭載される記録ヘッドの種類ないし
個数についても、例えば単色のインクに対応して1個の
みが設けられたものの他、記録色や濃度を異にする複数
のインクに対応して複数個数設けられるものであっても
よい。すなわち、例えば記録装置の記録モードとしては
黒色等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘ
ッドを一体的に構成するか複数個の組み合わせによるか
いずれでもよいが、異なる色の複色カラー、または混色
によるフルカラーの各記録モードの少なくとも一つを備
えた装置にも本発明は極めて有効である。
【0066】さらに加えて、以上説明した本発明実施例
においては、インクを液体として説明しているが、室温
やそれ以下で固化するインクであって、室温で軟化もし
くは液化するものを用いてもよく、あるいはインクジェ
ット方式ではインク自体を30℃以上70℃以下の範囲
内で温度調整を行ってインクの粘性を安定吐出範囲にあ
るように温度制御するものが一般的であるから、使用記
録信号付与時にインクが液状をなすものを用いてもよ
い。加えて、熱エネルギによる昇温を、インクの固形状
態から液体状態への状態変化のエネルギとして使用せし
めることで積極的に防止するため、またはインクの蒸発
を防止するため、放置状態で固化し加熱によって液化す
るインクを用いてもよい。いずれにしても熱エネルギの
記録信号に応じた付与によってインクが液化し、液状イ
ンクが吐出されるものや、記録媒体に到達する時点では
すでに固化し始めるもの等のような、熱エネルギの付与
によって初めて液化する性質のインクを使用する場合も
本発明は適用可能である。このような場合のインクは、
特開昭54−56847号公報あるいは特開昭60−7
1260号公報に記載されるような、多孔質シート凹部
または貫通孔に液状又は固形物として保持された状態
で、電気熱変換体に対して対向するような形態としても
よい。本発明においては、上述した各インクに対して最
も有効なものは、上述した膜沸騰方式を実行するもので
ある。
【0067】さらに加えて、本発明インクジェット記録
装置の形態としては、コンピュータ等の情報処理機器の
画像出力端末として用いられるものの他、リーダ等と組
合せた複写装置、さらには送受信機能を有するファクシ
ミリ装置の形態を採るもの等であってもよい。
【0068】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、1ラインにおいて先行して打ち込まれるイン
ク滴の数が多くなるため、後続のインク滴が打ちこなれ
るまでの時間によって記録紙に吸収される量が多くな
り、被記録媒体上でのインクあふれが少なくなる。
【0069】この結果、記録画像においてすじ,むらが
低減されるとともに、走査回数以上のインク滴を同一箇
所に打ち込む場合にブリーディングの少ない鮮明な画像
を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】1画素を複数回のスキャンで記録する方法の一
従来例を示す模式図である。
【図2】上記と同様の記録方法の他の従来例を示す模式
図である。
【図3】本発明の一実施例にかかるインクジェット記録
装置の要部を示す斜視図である。
【図4】上記装置における主に制御構成を示すブロック
図である。
【図5】本発明の一実施例における記録ヘッドのスキャ
ンと記録紙搬送との関係を示す模式図である。
【図6】(A),(B)および(C)は、本発明の第1
実施例による記録方法におけるそれぞれ画像データ,ス
キャン割当て方法および記録結果を示す説明図である。
【図7】(A)および(B)は、本発明の第3実施例に
よる記録方法の二例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 記録ヘッド 2 記録紙 3 プラテンローラ 4 キャリッジ 5A,5B ガイド軸 6 インク供給チューブ 7 フレキシブルケーブル 100 メインコントローラ 100M フレームメモリ 102,104 モータ 102D,104D モータドライバ 110 ドライバコントローラ 110M 駆動データRAM 110D ヘッドドライバ 200 ホストコンピュータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B41M 5/00 A 8808−2H 9012−2C B41J 3/04 103 X

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の吐出口を有する記録ヘッドを用
    い、該記録ヘッドの走査に伴なって当該記録ヘッドから
    被記録媒体にインクを吐出して記録を行うインクジェッ
    ト記録装置において、 前記記録ヘッドの2回以上の異なる走査時において、前
    記複数の吐出口のうちの互いに異なる吐出口から吐出さ
    れるインク滴で前記走査方向に配列する画素の1ライン
    を形成する記録制御手段を具え、 該記録制御手段は、 前記1ラインを形成する走査数をk(k≧2)、前記画
    素の1つに打ち込むべきインク滴数をm、記録すべき画
    像全体においてmの最大値をgとするとき、 k<gとし、かつk<mなる画素において、m/kの剰
    余のインク滴を順次先行する走査において打ち込むこと
    を特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 【請求項2】 複数の吐出口を有する記録ヘッドを用
    い、該記録ヘッドの走査に伴なって当該記録ヘッドから
    被記録媒体にインクを吐出して記録を行うインクジェッ
    ト記録装置において、 前記記録ヘッドの2回以上の異なる走査時において、前
    記複数の吐出口のうちの互いに異なる吐出口から吐出さ
    れるインク滴で前記走査方向に配列する画素の1ライン
    を形成する記録制御手段を具え、 該記録制御手段は、 前記1ラインを形成する走査数をk(k≧2)、前記画
    素の1つに打ち込むべきインク滴数をm、記録すべき画
    像全体においてmの最大値をgとするとき、 k<gとし、かつm=gなる画素において、g/kの剰
    余のインク滴を順次先行する走査において打ち込むこと
    を特徴とするインクジェット記録装置。
  3. 【請求項3】 複数の吐出口を有する記録ヘッドを用
    い、該記録ヘッドの走査に伴なって当該記録ヘッドから
    被記録媒体にインクを吐出して記録を行うインクジェッ
    ト記録装置において、 前記記録ヘッドの2回以上の異なる走査時において、前
    記複数の吐出口のうちの互いに異なる吐出口から吐出さ
    れるインク滴で前記走査方向に配列する画素の1ライン
    を形成する記録制御手段を具え、 該記録制御手段は、 前記1ラインを形成する走査数をk(k≧2)、前記画
    素の1つに打ち込むべきインク滴数をm、記録すべき画
    像全体においてmの最大値をgとするとき、 k<gとし、かつk<m<gなる画素において、m/k
    の剰余のインク滴を、該剰余のインク滴以外のインク滴
    を記録する走査に応じて定められる走査において打ち込
    み、かつ、 m=gなる画素において、g/kの剰余のインク滴を順
    次先行する走査において打ち込むことを特徴とするイン
    クジェット記録装置。
  4. 【請求項4】 前記記録ヘッドは、熱エネルギーを利用
    してインクに気泡を生じさせ、該気泡の生成に基づいて
    インクを吐出することを特徴とする請求項1ないし3の
    いずれかに記載のインクジェット記録装置。
  5. 【請求項5】 吐出口を有する記録ヘッドを用い、該記
    録ヘッドから被記録媒体にインクを吐出して記録を行う
    インクジェット記録方法において、 時間差をおいて互いに異なる吐出口から吐出されるイン
    ク滴で所定数の画素を形成する際に、先行して吐出され
    るインク滴の数が後続して吐出されるインク滴の数より
    多いことを特徴とするインクジェット記録方法。
  6. 【請求項6】 前記記録ヘッドは、熱エネルギーを利用
    してインクに気泡を生じさせ、該気泡の生成に基づいて
    インクを吐出することを特徴とする請求項5に記載のイ
    ンクジェット記録方法。
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