JPH0628520B2 - Pwmパルス発生装置 - Google Patents

Pwmパルス発生装置

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JPH0628520B2
JPH0628520B2 JP59052168A JP5216884A JPH0628520B2 JP H0628520 B2 JPH0628520 B2 JP H0628520B2 JP 59052168 A JP59052168 A JP 59052168A JP 5216884 A JP5216884 A JP 5216884A JP H0628520 B2 JPH0628520 B2 JP H0628520B2
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    • H02MAPPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
    • H02M7/00Conversion of ac power input into dc power output; Conversion of dc power input into ac power output
    • H02M7/42Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal
    • H02M7/44Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal by static converters
    • H02M7/48Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode

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  • Power Engineering (AREA)
  • Control Of Ac Motors In General (AREA)
  • Inverter Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明はPWMインバータを制御するのに用いられるP
WMパルスを発生するPWMパルス発生装置に関する。
〔発明の背景〕
PWMインバータは誘導電動機を可変速制御するのに多
く用いられている。PWMインバータは正弦波電圧指令
信号(変調波)と三角波信号(搬送波)を比較して得ら
れるパルス幅変調パルス(PWMパルス)によつて点弧
制御される。正弦波電圧指令信号の振幅と周波数はPW
Mインバータの出力電圧の基本波成分が誘導電動機の要
求する振幅と周波数となるように決定される。
ところで、近年誘導電動機の1次電流を磁束軸と同一方
向成分(励磁電流成分)とそれに直交する成分(トルク
電流成分)に分解し、それぞれを別個に制御する、いわ
ゆるベクトル制御方法が注目され既に実用に供されてい
る。ベクトル制御方法を採用すると、誘導電動機におい
ても直流電動機と同様に高精度なトルク制御ができる。
ベクトル制御方法については例えば特公昭50−34725
号公報や特開昭51−11125号公報などに記載されてい
る。
ベクトル制御方法は1次電流の振幅,周波数の他に位相
を瞬時に変化させる。PWMインバータで誘導電動機を
駆動するものにベクトル制御方法を採用する場合には変
調波の振幅,周波数および位相を変化させることにな
る。一方、搬送波は変調波の一周期毎に同期するように
制御されるのが一般的である。したがつて、変調波の位
相が変化しても搬送波は変調波の一周期終了まで変化し
ないので、PWMパルスはPWMインバータの出力電圧
(基本波成分)が正弦波とならない波形となる。このた
め、ベクトル制御を精度良く行えないという問題点を有
する。
また、ベクトル制御をマイクロプロセツサなどを用いて
デイジタル制御化することが考えられているが、搬送波
が三角波であると変曲点を有し不連続になるためソフト
処理が困難という問題点もある。
〔発明の目的〕
本発明の目的は変調波の位相急変があつてもPWMイン
バータの出力電圧を正弦波にするPWMパルスを発生さ
せると共にスイッチング周波数を適切なものにできるP
WMパルス発生装置を提供することにある。
本発明の特徴は搬送波として正弦波信号を用いてPWM
インバータの1次角周波数指令が大きくなるのに伴い小
さくなる周波数比と1次周波数指令から搬送波角周波数
を求めると共に、変調波の位相指令値から搬送波の位相
を求め、搬送波の位相と周波数比から変調波の位相を求
めるようにすることにある。
〔発明の実施例〕
第1図に本発明の一実施例を示す。
第1図において誘導電動機3はPWMインバータ3によ
り駆動される。PWMインバータ2には交流電源1から
加えられる交流電圧を直流電圧に整流する整流器を含ん
でいるものとして図示してある。PWMインバータ2の
出力電流は電流検出器10により検出される。誘導電動
機3には速度検出器4が機械的に直結されている。速度
設定回路5の速度指令信号Nと速度検出器4の速度検
出信号Nは速度制御回路6に図示の極性で加えられる。
速度制御回路6は速度偏差に応じて誘導電動機3の磁束
軸と直交するトルク電流指令信号It *を出力し、すべり
周波数演算回路7と第2電流制御回路13に加える。す
べり周波数演算回路7はトルク電流指令信号It *と励磁
電流指令回路11から与えられる励磁電流指令信号Im *
によつてすべり周波数指令信号ωs *を求めて加算器8に
加える。加算器8はすべり周波数指令値ωと速度検出
値N(回転周波数ωに比例)を加算するもので、その
出力は誘導電動機3の1次周波数指令信号となる。角周
波数演算回路9は加算器8の出力である1次周波数指令
信号を入力して1次角周波数指令信号ω1 *を求めパルス
発生回路15に加える。電流成分演算回路17は電流検
出器10で検出した1次電流検出信号iを入力し、磁束
軸位置と同一方向の電流成分である励磁電流Iと、直
交する成分のトルク電流を直流信号として検出する。電
流成分演算回路17としては例えば特開昭57−199489
号公報の第4図に開示されているものが用いられる。第
1電流制御回路12は励磁電流指令値Im *と実際値I
の偏差に応動し、その出力は誘導電動機3の1次相電圧
の磁束軸と同一方向成分の電圧指令値Vm *となる。第2
電流制御回路13はトルク電流指令値Vm *となる。第2
電流制御回路13はトルク電流指令値It *と実際値I
の偏差に応動し、その出力は1次相電圧の磁束軸と直交
する成分の電圧指令値Vt *になる。両電圧指令値Vm *
t *は電圧演算回路14に入力される。電圧演算回路1
4は信号Vm *,Vt *に基き1次電圧(変調波)の振幅指
令信号Aと位相指令信号θを求め、直流信号として
パルス発生回路15に加える。パルス発生回路15には
発振器16からクロツクパルスPも加えられている。
第2図にパルス発生回路15の一例構成図を示す。
第2図において、周波数比設定回路30は1次角周波数
指令値ω1 *を入力し、第4図に示す如き特性で周波数比
信号nを出力する。周波数比nはインバータ2の許容ス
イツチング周波数によつて制限される。そのため、第4
図に示すように1次角周波数指令値ωが大きくなるの
に伴い周波数比を小さくするようにしている。したが
つて、インバータ2のスイツチング周波数は制限値を越
えることなく適切なものにすることができる。周波数比
値nはPWMインバータ2のスイツチング周波数の許容
される最大スイツチング周波数によつて決定される。正
逆転指令回路31は1次角周波数指令値ω1 *の極性が正
のとき正転信号Fを出力し、負のとき逆転信号Rを出力
してアツプ・ダウンカウンタ20に加える。カウンタ2
0は発振器16のクロツクパルスPを入力して、正転
信号Fを加えられているときにはアツプ方向に計数し、
逆に、逆転信号Rを加えられているときにはダウン方向
に計数する。掛算器32は1次角周波数指令値ω1 *と周
波数比値nを掛算して搬送波の角周波数ωを求め掛算
器21に加える。掛算器21はカウンタ20のカウント
値tと搬送波角周波数ωを掛算する。掛算器21の出
力するωtは搬送波の角周波数基準位相となる。搬送
波位相変化検出回路33は位相指令値θと周波数比値
nを入力し、搬送波の位相変化値Δθを求める。位相
変化検出回路33は第3図の如く構成されている。電圧
制御回路14の出力する変調波の位相指令信号θと周
波数比nを掛算器37で掛算し、変調波の位相指令値θ
に対応する搬送波の位相θを求める。掛算器37で
求めた搬送波位相θをレジスタ38に記憶しておき、
掛算器37で求めた位相θとレジスタ38の記憶値を
減算器39で図示の極性で減算する。減算器39は変調
波位相指令値θの変化によつて搬送波位相θが変化
すると搬送波位相変化量±Δθを出力する。搬送波位
相変化量Δθが正極性の場合は変化前の位相より進み
位相にする。
第2図に戻り、加算器23は搬送波位相変化量Δθ
レジスタ24に記憶されている変化前の搬送波位相を加
算し、搬送波位相信号θとして加算器22に加える。
加算器22の加算値(ω0t+θ)は正弦波変換回路
27に入力され、正弦波搬送信号sin(ωt+θ
に変換される。正弦波変換回路27の出力する正弦波搬
送信号は比較器29に加えられる。一方、掛算器25は
周波数比nの逆数1/nを逆数回路34から入力し、加
算器22の加算値(ωt+θ)に掛算する。掛算器
25の出力信号 は正弦波変換回路26に入力され、正弦波信号 に変換される。掛算器28は正弦波変換回路26の正弦
波信号に振幅指令信号Aを掛算し、正弦波変調信号A
*sin(ω1t+θ)として比較器29に加える。比較器
29は正弦波変調信号と正弦波搬送信号を比較し、変調
信号搬送信号のとき“1”レベルになるPWMパルス
を発生する。
次に動作を説明する。
角周波数演算回路9と電圧制御回路14が次式の関係に
従い1次角周波数指令信号ω1 *あるいは振幅指令信号A
と位相指令信号θを求めるまでの動作は良く知られ
ているので説明を省略する。
ω1 *=k(ωs *+ω) ………(1) k:比例定数 1次角周波数指令信号ω1 *は例えば誘導電動機3が正転
しているとき速度検出器4の検出値とすべり周波数演算
回路7の指令値ωs *共に正であり、その極性が正とな
る。逆転になると速度指令信号Nを負極性にするの
で、信号ω1 *の極性は負となる。
さて、パルス発生回路15は信号ω1 *,A,θと発
振器16の発生するクロツクパルスPを入力し次のよ
うな動作を行う。
アツプダウンカウンタ20はクロツクパルスPを計数
する。正転信号Fを与えられているいるときには零から
最大値のアツプ方向に計数し、最大値になるとオーバー
フローして零にリセツトされ再度アツプ方向への計数を
繰返し行う。また、逆転信号Fを与えられているときに
は最大値から零のダウン方向に計数し、零になると最大
値をセツトされ再度ダウン方向への計数を繰返し行う。
今、位相指令信号θが所定値θで運転している安定
状態にあるとする。この場合、位相変化検出回路33の
位相変化量Δθは零となり、加算器22には変調波位
相θに対応する搬送波位相信号θ01が加えられる。こ
の場合に正弦波変換回路27から得られる正弦波搬送信
号Tと掛算器28から得られる正弦波変調信号Mは次式
のように表わせる。
搬送波Tと変調波Mが(4),(5)式の関係にあるとき、変
調波Mが第5図(a)に実線で示す如く振幅Aの場合、
比較器29からは第5図(b)に示す如き波形のPWMパ
ルスが得られる。同様に、変調波Mの振幅が第5図(a)
に点線で示す如くAであると、第5図(c)に示す波形
のPWMパルスが得られる。
次に、搬送波Tと変調波Mの関係が(4),(5)式の関係で
PWMパルスを発生しているときに第6図(a)に示す時
刻tで変調波(A点)の位相指令信号θがπ/3だ
け進み位相になつたとする。この場合における周波数比
設定回路30の設定する周波数比nが9とすると、位相
変化検出回路33から得られる搬送波位相変化量Δθ
は3πとなる。したがつて、加算器22の加算値はω
t+θ01+3πとなる。この場合、振幅指令信号A
であるとすると、正弦波変換回路27から得られる
搬送波Tと掛算器28から得られる変調波Mは次式のよ
うになる。
搬送波Tと変調波Mが(6),(7)式の関係になることは時
刻tからB点以降の変調波Mと搬送波Tの関係でPW
Mパルスを発生する。第6図(b)は変調波Mの位相が変
化しない場合のPWMパルスの波形を示し、第6図(c)
に変調波Mの位相が変化した場合に本発明により得られ
るPWMパルスの波形を示す。第6図(b),(c)を比較す
ると明らかなように、第6図(c)の時刻t以降の波形
は第6図(b)のB点以降の波形と同じようになつてい
る。
第7図は正逆転指令回転31が逆転信号Rが発生した場
合の波形図を示す。
今、搬送波Tと変調波Mが次式の関係でPWMパルスを
発生しているとき、第7図(d)に示すように時刻t
正逆転指令回路31が逆転信号Rを発生したとする。
アツプダウンカウンタ20は逆転信号Rを加えられると
クロツクパルスPをダウン方向に計数する。このた
め、搬送波信号Tと変調波信号Mは時刻tから第7図
(a)に点線で示す如く逆位相時間で変化する。このこと
は電動機3の磁束軸の変化に追従して変化することを意
味し、正転と逆転の切換えを円滑に行えることになる。
正転から逆転に切換えた場合のPWMパルスは第7図
(c)のような波形になる。なお、時刻tで逆転指令R
を与えず正転状態を続けた場合のPWMパルスの波形を
第7図(b)に参考までに図示してある。
以上のようにしてPWMインバータの点弧制御を行うP
WMパルスを発生するのであるが、搬送波として正弦波
信号を用い変調波の位相変化に追従して搬送波の位相を
変化させている。このため、変調波の位相急変があつて
もPWMインバータの出力電圧(基本波成分)を正弦波
にするPWMパルスを発生することができる。したがつ
て、ベクトル制御を精度良く行うことが可能となる。
次に、本発明はマイクロプロセツサなどを用いてソフト
処理によつても実現できる。
第8図にソフト処理で行う場合のフローチヤートを示
す。
まず、信号A,θ,ω1 *を取込みω,n,Δ
θ,F/Rを演算する。次に位相θを前のθ01とΔ
θとの加算で求め、ωとtを掛算しそのωtにθを
加算しXをもとめる。次にXと1/nを掛算し、X
をもとめる。X及びXよりy=AsinXとy
=sinXを求め両者を比較し、yのとき出力
を“1”レベルとし、y<yのとき“0”レベルに
する。次にF/Rの値により、すなわち正転指令Fのと
きはt=t+1、逆転指令Rのときはt=t−1とし、
元にもどることにより、第1図の実施例と同じ機能をだ
すことができる。また、本発明は搬送波信号も連続した
式で表わせるので、マイクロプロセツサ等を利用した全
デイジタル回路に適しているという効果がある。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は搬送波として正弦波信号を
用いた変調波の位相急変に追従して搬送波の位相も変化
させているので、変調波の位相急変があつてもPWMイ
ンバータの出力電圧を正弦波にするPWMパルスを発生
することができる。その結果としてベクトル制御を精度
良く行える。そして、このようにしてPWMパルスを発
生する際に1次角周波数が大きくなるのに伴い正弦波搬
送波の角周波数を小さくしているのでスイツチング周波
数が制限値を越えることなく適切なものにすることがで
きる。また、搬送波信号と変調波信号が連続して正弦関
数になるのでマイクロプロセツサなどを用いたデイジタ
ル制御でも容易に実現できるという効果も奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す構成図、第2図はパル
ス発生回路の一例を示す詳細構成図、第3図は位相変化
検出回路の一例構成図、第4図は周波数比設定回路の特
性図、第5〜7図は本発明の動作説明用の波形図、第8
図は本発明をマイクロプロセツサで実行する場合のフロ
ーチヤートである。 2……PWMインバータ、3……誘導電動機、6……速
度制御回路、12,13……電流制御回路、14……電
圧演算回路、15……パルス発生回路。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】PWMインバータにより駆動される誘導電
    動機の1次角周波数指令が大きくなるに伴い小さくなる
    周波数比を設定する周波数比設定手段と、前記1次角周
    波数指令と前記周波数比から前記正弦波搬送波の角周波
    数を求める搬送波角周波数演算手段と、前記PWMイン
    バータの出力電圧を指令する正弦波変調波の位相指令値
    と前記周波数比を入力して前記搬送波の変化させるべき
    位相変化量を求める位相変化検出手段と、前記位相変化
    量を入力して前記搬送波の位相指令値を出力する搬送波
    位相指令手段と、前記搬送波角周波数に時間を乗算し前
    記搬送波の角周波数基準位相を出力する乗算手段と、前
    記搬送波の角周波数基準位相と前記搬送波位相指令を加
    算した第1信号を出力する加算手段と、前記第1信号を
    前記周波数比で除算した第2信号を出力する除算手段
    と、前記第1信号を一定振幅の正弦波信号に変換し正弦
    波搬送波を出力する搬送波発生手段と、前記第2信号を
    前記変調波の振幅指令に応じた大きさの振幅の正弦波信
    号に変換し正弦波変調波を出力する変調波発生手段と、
    前記正弦波変調波と正弦波搬送波を比較して前記PWM
    インバータに与えるPWMパルスを出力する比較手段と
    を具備したことを特徴とするPWMパルス発生装置。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第1項において、前記搬送
    波発生手段は前記正弦波変調波の最大振幅よりも大きい
    振幅の正弦波搬送波を発生することを特徴とするPWM
    パルス発生装置。
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JPH02168885A (ja) * 1988-12-21 1990-06-28 Fanuc Ltd 誘導電動機の駆動装置
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JPS59144396A (ja) * 1983-02-04 1984-08-18 Hitachi Ltd Pwmパルス発生装置

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