JPH06284516A - 電気車制御装置 - Google Patents

電気車制御装置

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JPH06284516A
JPH06284516A JP7374493A JP7374493A JPH06284516A JP H06284516 A JPH06284516 A JP H06284516A JP 7374493 A JP7374493 A JP 7374493A JP 7374493 A JP7374493 A JP 7374493A JP H06284516 A JPH06284516 A JP H06284516A
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JP
Japan
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heat
cooling
cooling unit
electric vehicle
intake duct
Prior art date
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Pending
Application number
JP7374493A
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English (en)
Inventor
Masahiko Nakamoto
正彦 中元
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPH06284516A publication Critical patent/JPH06284516A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コストアップなくその冷却ユニットの性能ア
ップを図ることができる電気車制御装置を提供する。 【構成】 その主回路に使用される発熱電子部品を冷却
する冷却ユニット13の少なくとも放熱部13aを、電
気車の走行駆動用電動機10の冷却風取入ダクト12内
に配置した。その入熱部13bを介して冷却ユニット1
3内に吸熱された発熱電子部品からの熱は、この冷却ユ
ニット13の放熱部13aを介して大気中に放熱され
る。この場合、この放熱部13aが冷却風取入ダクト1
2中の走行駆動用電動機10の冷却用冷却風により強制
冷却されるため、この冷却ユニット13はコストアップ
なくその性能の向上が図られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電気車の走行駆動用
電動機を駆動制御する電気車制御装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】電車や電気機関車のような電気車は、こ
れに取り付けられた走行駆動用電動機が制御されること
により、その運転状態が種々に制御される。そして、こ
の走行駆動用電動機はこれに供給される電圧や電流の値
が電気車制御装置によって制御されることにより、その
速度やトルク等が種々に制御される。この場合、上記電
気車制御装置にはその主回路に電力用半導体素子のよう
な熱発生量の多い発熱電子部品が使用されているが、こ
の発熱電子部品にはこれを冷却するための冷却ユニット
が取り付けられている。
【0003】図2は例えば「電気車の科学」(書籍名)
に示された従来の電気車制御装置の外観を示す斜視図で
ある。図において、1は電気車の走行駆動用電動機を駆
動制御する主回路等が収納されている制御箱であり、こ
の制御箱1は走行駆動用電動機とともに電気車の床下に
取り付けられている。2は制御箱1内の主回路で使用さ
れている電力用半導体素子のような発熱電子部品を冷却
するための冷却ユニットである。この冷却ユニット2は
その内部に例えばヒートパイプのような冷却手段を有し
ており、その一端側入熱部は制御箱1内に差し込まれて
発熱電子部品の冷却部に取り付けられ、その他端側放熱
部2aは制御箱1から外方に突出した状態となってい
る。
【0004】つぎにこの電気車制御装置の動作について
説明する。制御箱1内の主回路等を介して走行駆動用電
動機が駆動制御されることにより、電気車の運転状態が
種々に制御されると、主回路に取り付けられた発熱制御
部品から多量の熱が発生する。この熱は、この発熱制御
部品の冷却部に取り付けられた冷却ユニット2の入熱部
側に吸収された後、この冷却ユニット2内の熱媒等を介
してその放熱部2a側まで移送される。そして、この熱
は冷却ユニット2の放熱部2a側から大気中に自然放熱
される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の電気車制御装置
は以上のように構成されているので、冷却ユニット2の
放熱部2aには自然冷却としての効果しか期待できず、
このため、この冷却ユニット2の冷却能力を上げるに
は、放熱部2aを大型化しなければならないという課題
があった。一方、冷却ユニット2の放熱部2aを強制的
に冷却して性能アップしようとすれば、ファン等の冷却
手段が必要となり、装置のコストアップの原因になって
しまうという課題があった。
【0006】この発明は、上記のような課題を解消する
ためになされたもので、コストアップなく冷却ユニット
の性能アップが達成できる電気車制御装置を提供するこ
とを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の第1の発明
は、電気車の走行駆動用電動機を駆動制御するととも
に、その主回路に使用されている発熱電子部品が冷却ユ
ニットの入熱部を介して冷却されている電気車制御装置
において、冷却ユニットの少なくとも放熱部が走行駆動
用電動機の冷却風取入ダクト内に配置されていることで
ある。
【0008】この発明の第2の発明は、電気車の走行駆
動用電動機を駆動制御するとともに、その主回路に使用
されている発熱電子部品が冷却ユニットの入熱部を介し
て冷却されている電気車制御装置において、その放熱部
を含めて、冷却ユニット全体が走行駆動用電動機の冷却
風取入ダクト内に配置されていることである。
【0009】
【作用】この発明の第1の発明では、冷却ユニットの少
なくとも放熱部が走行駆動用電動機の冷却風取入ダクト
内に配置されているため、この冷却部の放熱部はこの走
行駆動用電動機の冷却風を利用して強制的に冷却され
る。したがって、この冷却ユニットはその入熱部を介し
て主回路に使用されている発熱電子部品から発生する熱
を自身に吸熱しても、この熱を放熱部側から容易に大気
放出することができ、その冷却能力を向上させることが
できる。
【0010】この発明の第2の発明では、第1の発明の
場合において、冷却ユニット全体が走行駆動用電動機の
冷却風取入ダクト内に配置されており、冷却ユニットに
熱輸送部が不要となる分、冷却ユニットの小型化および
低コスト化を図ることができる。
【0011】
【実施例】以下にこの発明の実施例を図について説明す
る。図1はこの発明の第1の発明および第2の発明の一
実施例に係る電気車制御装置の冷却ユニットおよび走行
駆動用電動機の外観を示す斜視図である。
【0012】図において、10は電気車の床下に取り付
けられたこの電気車の走行駆動用電動機であり、この走
行駆動用電動機10にはその電動機軸10aの軸端に自
己冷却用の冷却ファン(図示せず)が取り付けられてい
る。11はこの走行駆動用電動機10の外方を覆い、そ
の上部に空気口11aを有した電動機フレームである。
なお、この電動機フレーム11の側方からは走行駆動用
電動機10の電動機軸10aが外方に突出している。1
2は電動機フレーム11内にこの走行駆動用電動機10
の冷却ファンおよび空気口11aを介して空気を取り込
むための冷却風取入ダクトである。この冷却風取入ダク
ト12は電動機フレーム11にその開口部11aを覆う
ように取り付けられ、その側方に空気取入口12aが設
けられている。
【0013】13は電気車制御装置の制御箱(図示せ
ず)内に収められた発熱電子部品を冷却するための冷却
ユニットである。この冷却ユニット13は冷却風取入ダ
クト12内に、その空気取入口12aや電動機フレーム
11の空気口11aを塞がないように配置されている放
熱部13aと、制御箱内の発熱電子部品の冷却部に取り
付けられている入熱部13bと、入熱部13b側の熱を
放熱部13a側に伝える熱輸送部13cとから構成され
ている。なお、冷却ユニット13の具体例としては、発
熱電子部品を冷媒であるフロン中に浸漬し、その蒸気を
放熱パイプ内に導いて凝縮させるフロン冷却装置や、ヒ
ートパイプを使用したもの等がある。
【0014】つぎに、この電気車制御装置の動作をその
冷却ユニット13の動作を中心に説明する。電気車制御
装置により走行駆動用電動機10が駆動制御されること
により、電気車はその運転状態が種々に制御される。こ
の場合、制御箱内の発熱電子部品からは熱が発生する
が、この熱は冷却ユニット13の入熱部13b側に伝え
られ、その熱輸送部13cを介して放熱部13a側に伝
えられる。一方、走行駆動用電動機10の作動に伴な
い、その冷却ファンが回転されて、冷却風取入ダクト1
2および電動機フレーム11の空気口11aを介して、
この電動機フレーム11内に冷却風が取り込まれ、この
走行駆動用電動機10は強制的に冷却される。このた
め、冷却ユニット13の冷却風取入ダクト12内に配置
されている放熱部13aは、この冷却風取入ダクト12
内を流れる冷却風によって強制的に冷却され、その冷却
効果を高めることができる。
【0015】したがって、この冷却ユニット13はその
放熱部が自然冷却されていた従来のものに比べ、冷却性
能が向上し、その分この冷却ユニットの小型化を図るこ
とができる。また、この冷却ユニット13の放熱部13
aの冷却には走行駆動用電動機10の冷却ファンによる
冷却風を利用しているため、この冷却性能の向上により
冷却ユニット13ひいては電気車制御装置がコストアッ
プすることもない。
【0016】なお、上記実施例では冷却ユニット13の
放熱部13aを冷却風取入ダクト12内に配置するよう
にしたが、熱輸送部13cやこの冷却ユニット13全体
をこの冷却風取入ダクト12内に配置するようにしても
よい。とくに、冷却ユニット13全体を冷却風取入ダク
ト12内に配置するようにすれば、冷却ユニット13の
熱輸送部13cが不要となり、冷却ユニット13の小型
化および低コスト化をも達成できることとなる。
【0017】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成されてい
るので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0018】この発明の第1の発明によれば、電気車の
走行駆動用電動機を駆動制御するとともに、その主回路
に使用されている発熱電子部品が冷却ユニットの入熱部
を介して冷却されている電気車制御装置において、冷却
ユニットの少なくとも放熱部が走行駆動用電動機の冷却
風取入ダクト内に配置されているので、コストアップな
く冷却ユニットの性能アップを図ることができる。
【0019】この発明の第2の発明によれば、電気車の
走行駆動用電動機を駆動制御するとともに、その主回路
に使用されている発熱電子部品が冷却ユニットの入熱部
を介して冷却されている電気車制御装置において、その
放熱部を含めて、冷却ユニット全体が走行駆動用電動機
の冷却風取入ダクト内に配置されているので、第1の発
明と同様な効果を得ることができるとともに、冷却ユニ
ット自身の小型化および低コスト化を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係る電気車制御装置の冷
却ユニットおよび走行駆動用電動機の外観を示す斜視図
である。
【図2】従来の電気車制御装置の外観を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
10 走行駆動用電動機 12 冷却風取入ダクト 13 冷却ユニット 13a 放熱部 13c 入熱部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気車の走行駆動用電動機を駆動制御す
    るとともに、その主回路に使用されている発熱電子部品
    が冷却ユニットの入熱部を介して冷却されている電気車
    制御装置において、前記冷却ユニットの少なくとも放熱
    部が前記走行駆動用電動機の冷却風取入ダクト内に配置
    されていることを特徴とする電気車制御装置。
  2. 【請求項2】 電気車の走行駆動用電動機を駆動制御す
    るとともに、その主回路に使用されている発熱電子部品
    が冷却ユニットの入熱部を介して冷却されている電気車
    制御装置において、その放熱部を含めて、前記冷却ユニ
    ット全体が前記走行駆動用電動機の冷却風取入ダクト内
    に配置されていることを特徴とする電気車制御装置。
JP7374493A 1993-03-31 1993-03-31 電気車制御装置 Pending JPH06284516A (ja)

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JP7374493A JPH06284516A (ja) 1993-03-31 1993-03-31 電気車制御装置

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JP7374493A JPH06284516A (ja) 1993-03-31 1993-03-31 電気車制御装置

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JP7374493A Pending JPH06284516A (ja) 1993-03-31 1993-03-31 電気車制御装置

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Cited By (4)

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JP2002271901A (ja) * 2001-03-13 2002-09-20 Toshiba Transport Eng Inc 電力変換装置
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JP4124805B1 (ja) * 2005-01-20 2008-07-23 ファイザー・リミテッド オキシトシンアンタゴニストとしての置換トリアゾール誘導体

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