JPH06284014A - パルス位相差符号化回路 - Google Patents

パルス位相差符号化回路

Info

Publication number
JPH06284014A
JPH06284014A JP5068019A JP6801993A JPH06284014A JP H06284014 A JPH06284014 A JP H06284014A JP 5068019 A JP5068019 A JP 5068019A JP 6801993 A JP6801993 A JP 6801993A JP H06284014 A JPH06284014 A JP H06284014A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pulse
delay
pulse signal
signal
phase difference
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5068019A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2929888B2 (ja
Inventor
Takamoto Watanabe
高元 渡辺
Masanori Aoyama
正紀 青山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NipponDenso Co Ltd filed Critical NipponDenso Co Ltd
Priority to JP5068019A priority Critical patent/JP2929888B2/ja
Priority to US08/212,117 priority patent/US5534809A/en
Publication of JPH06284014A publication Critical patent/JPH06284014A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2929888B2 publication Critical patent/JP2929888B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R25/00Arrangements for measuring phase angle between a voltage and a current or between voltages or currents

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Manipulation Of Pulses (AREA)
  • Pulse Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 リング遅延パルス発生回路内の配線長を均一
化して均一な時間分解能を得ることを第1の目的とし、
否定論理積回路とインバータの信号遅延速度を均一化し
て均一な時間分解能を得ることを第2の目的とし、パル
ス変化を急峻として、測定結果のバラツキを防止するこ
とを第3の目的とし、測定時間がオーバフロー,アンダ
フローしたときに適性値を与え、安定したデジタル出力
を得ることを第4の目的とする。 【構成】 第1の目的を達成するためにパルスセレクタ
20をリング遅延パルス発生回路10の外側に配置し、
第2の目的を達成するために否定論理積回路NANDを
構成する一部のトランジスタサイズを大きくし、第3の
目的を達成するためにラッチ専用のパッファを配置し、
第4の目的を達成するためにオーバフロー,アンダフロ
ーを検出し特定値を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、任意の位相関係にある
2つのパルス信号の位相差検出を行う回路であって、特
に広範囲にわたる非常に高い精度の検出を可能にするパ
ルス位相差符号化回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、2つのパルス位相差(パルスの時
間差)を符号(数値)に変換するパルス位相差符号化回
路は、例えば特開平3ー220814号公報に提案され
ている。これは、1つの否定論理積回路と複数のインバ
ータからなる遅延素子をリング状に連結し、任意のタイ
ミングで入力される第1パルスを周回させるとともにそ
の周回回数をカウントし、任意の位相差でもって入力さ
れる第2パルスの入力タイミングに相当する第1パルス
の周回位置を特定し、その特定位置とカウント数により
2つのパルスの位相差を検出するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のパルス位相差符号化回路は、以下に述べる問題点を
有している。
【0004】まず第1の問題点として、複数の遅延素子
を連結したリング遅延パルス発生回路は、最終段の遅延
素子の出力を信号線により初段の遅延素子に接続すると
ことによりリング状に連結している。このとき、最終段
の遅延素子から初段の遅延素子までの信号線(以下、B
信号線という)と、連結された複数の遅延素子の間を接
続する信号線(以下、A信号線という)とを比較する
と、信号線Aの長さよりも信号線Bの長さの方が長くな
ることがある。
【0005】例えば、リング遅延パルス発生回路の回路
レイアウトを図13に示すように、パルス位相差符号化
回路の遅延素子となる否定論理積回路NAND,インバ
ータIN1〜IN62の配線の内側に、パルスセレクタ
20を構成する複数のDタイプフリップフロップ(以
下、DFFという)を配置するようにした場合、連結さ
れた複数の遅延素子間を初段から接続する直線部の信号
線A、中間部のインバータIN31と中間部のインバー
タIN32との間の折り返し部の信号線B1及び最終イ
ンバータIN62と否定論理積回路NANDとの間の折
り返し部の信号線B2の長さに相違が生じる。
【0006】上記場合には、信号線B1,B2の負荷容
量が信号線Aの負荷容量より大きくなり、パルス位相差
符号化回路での遅延時間が均一でなくなり、結果とし
て、図14に示すように時間分解能a,b1 ,b2 に差
が生じて(デジタル出力値の”31”(インバータIN
31,IN32の間信号線B1に対応)、”62”(イ
ンバータIN62とNANDの間の信号線B2に対
応))、時間分解能が低下するという問題がある。尚、
図14に示した時間分解能a,b1 ,b2 は、それぞれ
信号線A、B1、B2での遅延時間に関連して決まるも
のである。また、信号線の負荷容量は、信号線の幅とそ
の長さに比例するが、図14では信号の幅を同一とし、
その長さのみを変更した場合を前提にして説明してい
る。
【0007】第2の問題点は、上記従来のパルス位相差
符号化回路は、リング遅延パルス発生回路を形成する遅
延素子として否定論理積回路NANDとインバータIN
を用いている。ところが通常、否定論理積回路NAND
の起動速度は、他の遅延素子であるインバータINのそ
れよりも低速であるため、信号遅延速度に差が生じ、時
間分解能が不均一となるという問題がある。
【0008】第3の問題点は、上記従来のパルス位相差
符号化回路は、パルスセレクタ及びカウンター用DFF
を駆動するラッチパルスに関してである。通常、第2パ
ルスPBがパルス位相差符号化回路に入力されると、こ
の第2パルスはバッファを介してパルスセレクタ及びカ
ウンター用DFFに入力される。しかしなから、実際は
図16に示すように、パルスセレクタ用ラッチパルスP
B1と、デジタルフィルタ101Aやデジタルコンパレ
ータ102Aといった他のブロック内のDFFを駆動す
るクロックパルスは、共にバッファ90Aからの出力信
号となっていることが多い。すなわち、パルスセレクタ
のラッチパルス用バッファ90Aは他の回路も同時に駆
動する。このため、バッファ90Aの負荷容量が大きく
なって、パルス変化が急峻でなくなり、測定結果にバラ
ツキが発生するという問題がある。
【0009】第4の問題点は、上記従来のパルス位相差
符号化回路では、該回路をセンサ検出用に用いたとき等
に発生が予測される、測定時間が測定範囲の上限値を越
えたとき(オーバフロー)、何らかの不具合で第1パル
スの入力前に第2パルスが入力されたとき(アンダフロ
ー)における対処方法が記載されていないことである。
従って、上記場合には、図15に示すようにデジタル出
力が不定となってしまうという問題がある。
【0010】本発明のパルス位相差符号化回路は上記種
々の問題に鑑みなされたもので、その第1の目的は、リ
ング遅延パルス発生回路内の配線長を均一化して均一な
時間分解能を得ることにある。第2の目的は、否定論理
積回路とインバータの信号遅延速度を均一化して均一な
時間分解能を得ることにある。第3の目的は、パルス変
化を急峻として、測定結果のバラツキを防止することに
ある。第4の目的は、測定時間がオーバフロー,アンダ
フローしたときに適性値を与え、安定したデジタル出力
を得ることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、請求項1記載のパルス位相差符号化回路は、
第1パルス信号を入力して、該第1パルス信号を、複数
の遅延素子から成り、最終の遅延素子を最初の遅延素子
に接続した遅延パルス発生回路を通過させるとともに、
該第一のパルス信号に対して任意の時間だけ遅延した第
2パルス信号を入力して、その第2パルス信号の入力タ
イミングにおける前記第1パルス信号の前記複数ある遅
延素子の通過位置を特定することにより、前記任意の時
間を前記第1パルス信号の通過した遅延素子の個数に基
づいて符号化するものであって、前記複数の遅延素子を
各々接続する信号線の負荷容量をほぼ同一となるように
したことを特徴とする。
【0012】上記第2の目的を達成するために、請求項
2記載のパルス位相差符号化回路は、第1パルス信号を
入力して、該第1パルス信号を、複数の第1遅延素子と
1つの第2遅延素子から成り、最終の第1遅延素子を第
2遅延素子に接続した遅延パルス発生回路を通過させる
とともに、該第一のパルス信号に対して任意の時間だけ
遅延した第2パルス信号を入力して、その第2パルス信
号の入力タイミングにおける前記第1パルス信号の前記
複数ある遅延素子の通過位置を特定することにより、前
記任意の時間を前記第1パルス信号の通過した遅延素子
の個数に基づいて符号化するものであって、前記否定論
理積回路通過時における遅延時間と前記インバータ通過
時における遅延時間をほぼ同一となるようにしたことを
特徴とする。
【0013】上記第3の目的を達成するために、請求項
3記載のパルス位相差符号化回路は、複数の遅延素子を
接続し、入力された第1パルス信号を前記遅延素子を通
過させて、この第1パルスが通過した遅延素子の遅延時
間だけ順々に遅れた複数の遅延パルスを繰り返し発生す
る遅延パルス発生回路と、前記第1パルスに対して任意
の位相差を持つ第2パルスの入力タイミングに同期し、
前記遅延パルス発生回路から前記任意の位相差と特定関
係にある遅延パルスの1つを選択するパルスセレクター
と、前記第2パルスを入力して前記パルスセレクターを
独立して駆動するラッチパルスを発生する専用バッファ
と、を備えることを特徴とする。
【0014】また、上記請求項3記載のパルス位相差符
号化回路は、前記遅延パルス発生回路を前記第1パルス
が周回する周回回数をカウントするカウンターと、前記
カウンターの出力を取り込み、前記第2パルスの入力タ
イミングに同期して前記周回回数に対応した信号を出力
するカウンター用フリップフロップと、を備え、前記専
用バッファが発生するラッチパルスにて前記カウンター
用フリップフロップを駆動するようにしてもよい。
【0015】上記第4の目的を達成するために、請求項
5記載のパルス位相差符号化回路は、第1パルス信号を
入力して、該第1パルス信号を複数の遅延素子を通過さ
せるとともに、該第一のパルス信号に対して任意の時間
だけ遅延した第2パルス信号を入力して、その第2パル
ス信号の入力タイミング時に前記第1パルス信号の前記
複数ある遅延素子の通過位置を特定することにより、前
記任意の時間を前記第1パルス信号の通過した遅延素子
の個数に基づいて符号化するパルス位相差符号化回路に
おいて、前記任意の時間がパルス位相差符号化回路にお
ける測定範囲内にあるか否かを判定する判定手段と、前
記判定手段が否定判定したときに前記任意の時間を特定
値として出力する出力手段と、を備えることを特徴とす
る。
【0016】
【作用および発明の効果】上記構成により請求項1記載
のパルス位相差符号化回路では、複数の遅延素子を各々
接続する信号線の負荷容量を等価な値に設定したので、
信号線に影響される遅延時間は均一化され、均一の時間
分解能を得ることができる。なお、信号線の負荷容量
は、信号線の幅と長さに比例するので、両方の関係を考
慮して決定すれば良い。
【0017】請求項2記載のパルス位相差符号化回路で
は、否定論理積回路通過時における遅延時間とインバー
タ通過時における遅延時間を等価な値に設定したので、
遅延素子に影響される遅延時間は均一化され、均一の時
間分解能を得ることができる。否定論理積回路及びイン
バータがトランジスタにて構成されている場合には、ト
ランジスタサイズを変更することにより実現することが
できる。
【0018】請求項3記載のパルス位相差符号化回路で
は、第2パルスを入力して、パルスセレクターを独立し
て駆動するラッチパルスを発生する専用バッファを備え
ているので、バッファの負荷容量を低減し、パルスセレ
クターから出力されるパルスの変化を急峻にすることが
できる。
【0019】請求項4記載のパルス位相差符号化回路で
は前記専用バッファにてカウンター用フリップフロップ
も駆動しているので、このカウンター用フリップフロッ
プから出力されるパルスの変化をも急峻にすることがで
きる。
【0020】請求項5記載のパルス位相差符号化回路で
は、第1パルスが入力されてから第2パルスが入力され
るまでの時間が測定範囲外であっても、特定値が出力さ
れるので、デジタル出力が不定になることはなく、常に
安定したデジタル出力を得ることができる。
【0021】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。図1及び図2に示す本実施例のパルス位相差
符号化回路は、リング遅延パルス発生回路10、パルス
セレクタ20、エンコーダ30、周回カウンタ40、カ
ウンター用DFF50、アンダフローリミッタ回路6
0、出力用DFF70,71、減算器72、オーバフロ
ーリミッタ回路80などから主に構成されている。
【0022】なお、図1と図2は本来1つの回路図であ
って、図1と図2は,,で接続している。次に主
な構成を説明する。
【0023】図3に示すリング遅延パルス発生回路10
は、否定論理積回路NANDと遅延素子としてのインバ
ータIN1〜IN62が連続的に信号線A、Bにより直
列に接続されて、最終段のインバータIN62の出力
が、初段のNANDに接続される。基本作動を説明する
と、NANDに第1パルス信号PAが入力されると、パ
ルスが各インバータIN1〜IN62で順次遅延されて
通過する毎に、位相差パルスC1〜C63をパルスセレ
クタ20に順次出力する。
【0024】パルスセレクタ20は、各信号線A、Bに
接続された63個のDFFから構成され、第2パルスP
Bが入力した時点で、リング遅延パルス発生回路10か
ら出力されている位相差パルスC1〜C63の1つを選
択し、選択信号S1〜S63を出力する。
【0025】エンコーダ30は、パルスセレクタ20か
らの選択信号を入力し、対応する6ビットの二進数デジ
タル信号の位相差信号を出力する。周回カウンタ40
は、リング遅延パルス発生回路10の最終段のインバー
タIN62に接続され、第1パルスPAの周回回数をカ
ウントし、11ビットの二進数デジタル信号を周回信号
として出力する。
【0026】再び図1,図2に戻って、カウンター用D
FF50は、周回カウンタ40と接続され、第2パルス
PBの入力時に、周回カウンタ40の周回信号を出力す
る。ここで、カウンター用DFF50は、周回カウンタ
40が最大カウント回数に達しているときには、オーバ
フロー信号を出力端子Q10より出力する。つまり、周
回カウンタ40からの周回信号が最大(11)ビットに
達している時には、出力端子Q10にオーバフロー信号
として”1”を出力する。
【0027】出力用DFF70には、下位ビットとして
エンコーダ30からの位相差信号またはアンダフロー信
号(6ビット)が入力され、上位ビットとしてカウンタ
ー用DFF50からの周回信号(10ビット)が入力さ
れる構成である。出力用DFF70は、クロック信号D
CKの入力時に、上記下位ビットと上記上位ビットを合
わせて16ビットの出力信号を出力する。
【0028】出力用DFF71、減算器72は、位相差
出力補正を行うために設けられている。減算器72は、
出力用DFF70の出力信号から出力用DFF71の出
力信号を減算し、実際の位相差時間(n+63N)を補
正し出力する。
【0029】ここで、nはエンコーダ30の出力する値
を十進数で示したときの値で、インバータの数からnは
1〜63までの整数となる。Nは、カウンター用DFF
50の出力値を十進数で示したときの値である。よっ
て、出力用DFF70で、下位ビットにエンコーダ30
の信号を、上位ビット(7ビット目以上)にカウンター
用DFF50の信号を単純に入力すると、n+64Nと
いう値が出力され、上述した実際の位相差時間(n+6
3N)と異なる。そこで減算器72は、出力用DFF7
0の出力信号(n+64N)から出力用DFF71の出
力信号(N)を減算し、実際の位相差時間(n+63
N)として16ビットのデジタル値を出力する。
【0030】次に、本実施例における4つの改良点を詳
細に説明する。まず、第1の改良点であるリング遅延パ
ルス発生回路10について、図3に基づいてレイアウト
を詳細に説明する。
【0031】リング遅延パルス発生回路10は、遅延素
子となる否定論理積回路NANDとインバータIN1〜
IN62とが連続的に接続され、最終段のインバータI
N62の出力が、初段の否定論理積回路NANDに接続
される。合計63段の遅延素子(否定論理積回路NAN
D、インバータIN1〜IN62)がリング状に接続さ
れている。
【0032】ここで、複数の遅延素子(NANDとイン
バータIN1、インバータIN1とインバータIN2
等)を接続する直線部の信号線を信号線Aとし、中間部
の遅延素子(インバータIN31とインバータIN3
2)の間を接続する折り返し部の信号線を信号線B1と
し、最終段のインバータIN62と否定論理積回路NA
NDとを接続する信号線を信号線B2とする。このとき
の特徴は、各信号線A、B1,B2の負荷容量がほぼ等
しくなるように、各信号線の長さを同一となるようにレ
イアウトしてある。また、信号線A、B1、B2で囲ま
れるリング状の内側には、図13の様にパルスセレクタ
20のDFFなどを配置せず、その外側に配置すること
により、信号線A、B1、B2の長さを最小にする事が
できる。よって、結果的には各信号線に伴う負荷容量を
小さく、かつ同一にできるため、遅延パルスC1〜C6
3が急峻、かつ均等の時間間隔で順次出力することがで
きる。上記回路構成を用いたパルス時間差とデジタル出
力の関係は図4に示すようになり、いずれのデジタル出
力値においても、均一の時間分解能を得ることができ
る。
【0033】尚、信号線の負荷容量は、信号線の幅と長
さに比例する。このため、上述の実施例のように信号線
の長さを小さくする他に、信号線の幅を狭くしても同様
に信号線の負荷容量を小さくすることができる。
【0034】次に、第2の改良点について、図5を用い
て説明する。図5は、リング遅延パルス発生回路10の
否定論理積回路NANDを構成するトランジスタを示
す。この改良点は、否定論理積回路NANDのトランジ
スタとインバータIN1〜IN62のトランジスタサイ
ズを適切な値にすることにより、時間分解能をほぼ均一
にしてある点である。
【0035】否定論理積回路NANDは、4つのトラン
ジスタTrP1、TrP2、TrN1、TrN2から構
成され、トランジスタTrP1とトランジスタTrP2
は並列に接続され、トランジスタTrN1、トランジス
タTrN2は直列に接続されている。また、第1パルス
PAにより駆動されるバッファの出力は、トランジスタ
TrP1とトランジスタTrN1とのゲート電極に接続
され、最終段のインバータIN62の出力がトランジス
タTrP2とトランジスタTrN2とのゲート電極に接
続され、トランジスタTrN2のドレイン電極側は、初
段のインバータIN1のゲート電極に接続されている。
ここで、各トランジスタTrP1、TrP2、TrN
1、TrN2のトランジスタサイズをp1(=Wp1/L
p1),p2(=Wp2/Lp2)、n1(=Wn1/Ln1)、
n2(=Wn2/Ln2)、インバータINの各トランジス
タサイズをin(Win/Pin)とすると、これらのトラ
ンジスタサイズの関係により、毎周回毎に最終段付近の
時間分解能の差が生じる。なお、Wはトランジスタチャ
ネル幅、Lはトランジスタチャネル長を示す。
【0036】たとえば、トランジスタTrN1、トラン
ジスタTrN2とインバータINの各トランジスタサイ
ズにおいて、n1=n2=inの条件1の場合には、図
6に示すように否定論理積回路NANDが反転する前ま
でのデジタル値63を示す時間T63が約2倍に延びる
ことになり、均一の時間分解能を得ることができない。
これは、否定論理積回路NANDの反転時間は、その2
つのトランジスタTrN1、TrN2の内部抵抗(トラ
ンジスタチャネル幅に反比例)で決まるのに対して、イ
ンバータINの反転時間はその構成する1つのトランジ
スタinの内部抵抗により決まることに起因する。詳細
に説明すると、インバータIN62からの周回パルスが
否定論理積回路NANDのトランジスタTrN2をオン
すると、出力Oの電荷は2つのトランジスタTrN1、
TrN2の内部抵抗を介して放電され、”1”から”
0”に反転する(トランジスタTrN1はオン状態)。
このとき、各トランジスタサイズが同一(n1=n2=
in)であると、トランジスタTrN1、TrN2の内
部抵抗は直列状態になり、この直列内部抵抗はインバー
タINの約2倍となり、結果的に否定論理積回路NAN
Dの反転時間がインバータINの反転時間の約2倍とな
る。なお実際の反転時間は、内部抵抗と信号線に寄生す
る負荷容量とに関連するが、ここでは既に述べたように
各信号線の長さを同一にして配置しているため、その負
荷容量は、否定論理積回路とインバータとで同一とし
て、説明は省略してある。
【0037】一方、否定論理積回路NANDの2つトラ
ンジスタTrN1、TrN2の直列時の内部抵抗をイン
バータINのトランジスタと同一にするように、各トラ
ンジスタチャネル幅W(Wn1、Wn2)をインバータ
IN62のトランジスタチャネル幅(Win)の2倍に
し(Wn1=Wn2=Win×2の場合)、トランジス
タTrN1、TrN2の各内部抵抗を半分にすると、図
7に示すように、デジタル値62を示す時間T62が他
のデジタル値を示す時間の2倍になる。これは、インバ
ータIN62によりオンされるトランジスタTrN2の
負荷容量が約2倍になるためである。
【0038】そこで、否定論理積回路NANDのトラン
ジスタTrN1のトランジスタチャネル幅W(Wn1)
をトランジスタTrN2(インバータIN62)のトラ
ンジスタチャネル幅Wn2の所定倍k(k≧2)とし
(Wn1=k×Wn2)、トランジスタTrN2とイン
バータINとのトランジスタチャネル幅(Wn2、Wi
n)を、Wn2=Winとすると、デジタル値63を示
す時間T63は、他のデジタル値を示す時間の(1+1
/k)倍となる。ここで、所定倍k=2、4、あるいは
10に設定すると、デジタル値63を示す時間は、他の
デジタル値を示す時間の約1.5倍、約1.25倍、あ
るいは約1.1倍にすることができる。つまり所定倍k
の選択により、デジタル値63を示す時間を他のデジタ
ル値の出力時間とほぼ同一にする事ができる。これによ
り、測定領域全体の時間分解能がほぼ均一にすることも
できる。なお、実用上は否定論理積回路NANDの前後
段での時間分解能の実力により測定領域全体の時間分解
能がきまるため、トランジスタTrN1のトランジスタ
サイズWn1を適切に設定することにより、必要な時間
分解能仕様の回路を作成できる。
【0039】つまり、リング遅延パルス発生回路10の
初段の遅延素子となるトランジスタTrN1のトランジ
スタチャネル幅Wn1のみを、最終段のインバータIN
62と接続されるトランジスタTrN2のトランジスタ
チャネル幅Wn2に対して所定倍の大きさに大きくし、
トランジスタTrN2のトランジスタチャネル幅Wn2
はインバータINのトランジスタチャネル幅Winと同
一にすることで、図6,図7に示す様な毎週回に異なる
時間分解能の信号を抑制し、図8に示す様にほぼ均一の
時間分解能のデジタル値を出力することができる。
【0040】図9にトランジスタTrN1のトランジス
タチャネル幅Wn1をトランジスタTrN2のトランジ
スタチャネル幅Wn2の4倍にしたときのNAND回路
のレイアウトイメージを示す。
【0041】次に、第3の改良点としては、パルスセレ
クタ20とカウンター用DFF50に用いられるラッチ
パルスが急峻となるように、図1に示す様に2つの回路
のパッチパルスをラッチ専用バッファ90で駆動する点
がある。バッファ90は、第2パルスPBの入力される
信号線に接続され、パルスセレクタ20、カウンター用
DFF50、アンダフロー用DFFを駆動する。
【0042】この理由を説明する。既に述べた様に、パ
ルスセレクタ20はリング遅延パルス発生回路10から
の遅延パルスC1〜C63を順次入力し、バッファ90
からのラッチパルスで1つの遅延パルスを選択する。図
10に示すように、リング遅延パルス発生回路10は、
インバータ1つの遅延時間(数十p(ヒ゜コ)秒〜数百p(ヒ゜
コ)秒)で順次遅延パルスCを出力する。なお、本当の遅
延パルスは、立ち上がり、立ち下がりが交互に出力され
るが、図10においては便宜的に立ち上がり方向として
図示してある。
【0043】ここで、配線負荷容量が大きくラッチパル
スR1が点線のようになまる(急峻でない)と、パルス
セレクタ20の各DFFでのデータが不確定となる。つ
まり、図10に示すように、各DFFのスイッチングレ
ベルにばらつきがあるために、領域P1(ラッチパルス
がスイッチングレベルのばらつきの範囲内にある領域)
では、遅延パルスの正確な確定が困難になる。
【0044】一方、専用バッファ90を用いると、実線
で示すように、ラッチパルスR2が急峻になるため、不
確定な領域がP2の様に小さくなり、実用上の動作マー
ジンが十分に確保でき、精度に対する信頼性が確保でき
る。
【0045】また、第2パルスPBが入力した時点で、
パルスセレクタ20とカウンター用DFF50の値とを
同時に確定するため、同様の理由により、カウンター用
DFF50も、ラッチ専用バッファ90により駆動され
る。ただし、カウンター用DFF50は、リング遅延パ
ルス発生回路10から出力される遅延パルス程、短い間
隔で出力されないため、(リング遅延パルス発生回路1
0の遅延素子63段を一周する毎にカウントするため)
専用バッファで駆動しなくても、実用上の問題は少ない
が、大きな負荷容量でないため、本実施例のように専用
バッファで駆動した方がより性能が向上することは、言
うまでもない。
【0046】次に第4の改良点であるアンダリミット回
路60とオーバリミット回路80について説明する。図
1においてアンダフローリミッタ回路60は、マルチプ
レクサ61、アンダフロー用DFF62などから構成さ
れている。マルチプレクサ61は、エンコーダ30の位
相差信号とアンダフローを示すように予め定められた固
定値”000000”信号とを、切り換え出力する。通
常(第2パルスPBが第1パルスPAがより遅れて入力
される)時は、エンコーダ30からの位相差信号を出力
する。一方、逆に第2パルスPBが第1パルスPAがよ
り早く入力した時には、アンダフロー用DFF62がア
ンダ信号MSをマルチプレクサ61に出力するので、マ
ルチプレクサ61はアンダフロー信号”000000”
を出力する。
【0047】オーバフローリミッタ回路80は、マルチ
プレクサ81とオーバフロー用DFF82、RSFF8
3とから構成されている。マルチプレクサ81は、減算
器72の出力とオーバフロー用DFF82の出力値と切
り換え出力する。DFF82は、クロック信号DCKの
信号により、マルチプレクサ81の信号を出力する。ま
た、RSFF83は、カウンター用DFF50の出力端
子Q10の立ち上がり信号によりセットされ、第1パル
スPAの立ち下がり信号によりリセットされる。通常
(RSFF83の出力端子RSOVが”1”でない)時
には、減算器72からの信号を出力する。一方、RSF
F83の出力端子RSOVが”1”の時には、オーバフ
ロー用DFF82の出力値、すなわちオーバフローする
前の値を出力する。
【0048】次に、上記第4の改良点を明確にするた
め、回路の作動を3つの場合に区分して説明する。図1
1に示す様に第1の場合(通常測定範囲)とは、このパ
ルス位相差符号化回路で測定できる時間内に、第1パル
スPA→第2パルスPBが入力する場合で、第2の場合
(オーバーフロー)とは、第1パルスPAの入力後、測
定可能な時間範囲を越えて、第2パルスPBが入力した
場合で、第3の場合(アンダフロー)とは、第1パルス
PAの入力前に、第2パルスPBが入力される場合であ
りる。
【0049】通常測定範囲の場合には、第1パルスPA
が入力されると、このパルスPA進行に伴ってリング遅
延パルス発生回路10から順次位相差パルスC1〜C6
3が出力され、パルスPAがリング遅延パルス発生回路
10を1周回する毎に、周回カウンタ40がカウントア
ップする。次に、第2パルスPBが入力されると、その
時にパルスセレクタ20に入力されている位相差パルス
(C1−C63)の一つを選択し、エンコーダ30に出
力する。エンコーダ30は、選択された位相差パルスに
対応する2進数の位相差信号を出力する。この位相差信
号はアンダフローリミッタ回路60のマルチプレクサ6
1を経て、出力用DFF70に下位ビットに入力され
る。
【0050】一方、第2パルスPBが入力すると、カウ
ンター用DFF50が周回カウンタ40のカウント値を
ラッチして出力用DFF70の上位ビットとして出力用
DFF71に出力する。出力用DFF70は、クロック
信号DCKの入力により下位ビットと上位ビットを加え
て減算器72に出力し、出力用DFF71はクロック信
号DCKの入力によりカウンター用DFF50からの信
号を減算器72に出力する。減算器72は上述したよう
に出力用DFF70,71の両出力から実際の位相差信
号を減算により算出し16ビットのデジタル値を出力す
る。減算器72の出力信号は、マルチプレクサ81を経
由し、オーバフロー用DFF82に出力され、出力用D
FF82より、第1パルスPAと第2パルスPBとの位
相差を示すデジタル値を位相差データ信号として出力さ
れる。なお、クロック信号DCKは第2パルスPBを共
用してもよい。
【0051】オーバフローの場合には、第1パルスPA
から第2パルスPBまでのリング遅延パルス発生回路1
0の周回回数が測定範囲以上になるため、周回カウンタ
40からの出力の最上位ビットが”1”となる。ここ
で、第2パルスPBが入力すると、カウンター用DFF
50の出力端子Q10から”1”が出力される。これに
より、RSFF83の出力端子RSOVが”1”とな
り、マルチプレクサ81は減算器72の出力からオーバ
フロー用DFF82の出力に切り換えることにより、最
終出力は、オーバフローする直前の位相差データ信号と
なる。よって、図12に示す様にオーバフロー領域で
は、通常測定範囲で測定された値が保持されて出力され
る。なお、第2パルスPBが更に長い時間入力されない
と、カウンター用DFF50の出力端子Q10は再び”
0”になる。しかしながら、RSFF83の出力端子R
SOVは、第1パルスが再度入力されるまでは、”1”
の状態にあるため、マルチプレクサ81は、オーバフロ
ー用DFF82の出力を最終出力を出力する。
【0052】一方アンダフローの場合には、第1パルス
PAの前に第2パルスPBが入力するために、アンダフ
ロー用DFF62がアンダ信号MSをマルチプレクサ6
1に出力する。これにより、マルチプレクサ61はアン
ダフロー信号”000000”を出力する。周回カウン
タ40はカウント値が”0”のため、最終出力は、オー
ル”0”の位相差出力データとなる。よって、図12に
示す様にアンダフロー領域では、”0”が出力される。
【0053】なお、上述したオーバフローリミッタ回路
80では、オーバフロー時に前回の値を保持したが、例
えばマルチプレクサの接続を変更して、オーバフローを
示す固定値として全部のビット”1”としてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の全体構成を示す電気回路図で
ある。
【図2】本発明の実施例の全体構成を示す電気回路図で
ある。
【図3】本実施例におけるリング遅延パルス発生回路の
レイアウトイメージ図である。
【図4】時間分解能のバラツキの小ささを示すパルス時
間差とデジタル出力値の特性図である。
【図5】否定論理積回路NANDの回路図である。
【図6】パルス時間差とデジタル出力値の特性図であ
る。
【図7】パルス時間差とデジタル出力値の特性図であ
る。
【図8】パルス時間差とデジタル出力値の特性図であ
る。
【図9】NAND回路のレイアウトイメージ図である。
【図10】ゲートディレイとラッチパルスの波形を示す
タイムチャートである。
【図11】時間測定範囲及びアンダフロー/オーバフロ
ー域を説明するための図である。
【図12】アンダフロー/オーバフロー対応を説明する
ための図である。
【図13】従来技術において考えられるリング遅延パル
ス発生回路のレイアウトイメージ図である。
【図14】時間分解能のバラツキの大きさを示すパルス
時間差とデジタル出力値の特性図である。
【図15】オーバフロー状態を説明するための図であ
る。
【図16】共通バッファ90Aの配置を説明するための
図である。
【符号の説明】 NAND 否定論理積回路 IN インバータ 10 リング遅延パルス発生回路 20 パルスセレクタ 30 エンコーダ 40 周回カウンタ 50 DFF 60 アンダリミッタ回路 61 マルチプレクサ 62 DFF 80 オーバリミット回路 81 マルチプレクサ 83 RSFF 90 専用バッファ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1パルス信号を入力して、該第1パル
    ス信号を、複数の遅延素子から成り、最終の遅延素子を
    最初の遅延素子に接続した遅延パルス発生回路を通過さ
    せるとともに、該第一のパルス信号に対して任意の時間
    だけ遅延した第2パルス信号を入力して、その第2パル
    ス信号の入力タイミングにおける前記第1パルス信号の
    前記複数ある遅延素子の通過位置を特定することによ
    り、前記任意の時間を前記第1パルス信号の通過した遅
    延素子の個数に基づいて符号化するものであって、前記
    複数の遅延素子を各々接続する信号線の負荷容量を等価
    な値に設定したことを特徴とするパルス位相差符号化回
    路。
  2. 【請求項2】 第1パルス信号を入力して、該第1パル
    ス信号を、複数の第1遅延素子と1つの第2遅延素子か
    ら成り、最終の第1遅延素子を第2遅延素子に接続した
    遅延パルス発生回路を通過させるとともに、該第1のパ
    ルス信号に対して任意の時間だけ遅延した第2パルス信
    号を入力して、その第2パルス信号の入力タイミングに
    おける前記第1パルス信号の前記複数ある遅延素子の通
    過位置を特定することにより、前記任意の時間を前記第
    1パルス信号の通過した遅延素子の個数に基づいて符号
    化するものであって、前記否定論理積回路通過時におけ
    る遅延時間と前記インバータ通過時における遅延時間を
    等価な値に設定したことを特徴とするパルス位相差符号
    化回路。
  3. 【請求項3】 複数の遅延素子を接続し、入力された第
    1パルス信号を前記遅延素子を通過させて、この第1パ
    ルスが通過した遅延素子の遅延時間だけ順々に遅れた複
    数の遅延パルスを繰り返し発生する遅延パルス発生回路
    と、 前記第1パルスに対して任意の位相差を持つ第2パルス
    の入力タイミングに同期し、前記遅延パルス発生回路か
    ら前記任意の位相差と特定関係にある遅延パルスの1つ
    を選択するパルスセレクターと、 前記第2パルスを入力して前記パルスセレクターを独立
    して駆動するラッチパルスを発生する専用バッファと、 を備えることを特徴とするパルス位相差符号化回路。
  4. 【請求項4】 前記遅延パルス発生回路を前記第1パル
    スが周回する周回回数をカウントするカウンターと、 前記カウンターの出力を取り込み、前記第2パルスの入
    力タイミングに同期して前記周回回数に対応した信号を
    出力するカウンター用フリップフロップと、 を備え、前記専用バッファが発生するラッチパルスにて
    前記カウンター用フリップフロップを駆動することを特
    徴とする請求項4記載のパルス位相差符号化回路。
  5. 【請求項5】 第1パルス信号を入力して、該第1パル
    ス信号を複数の遅延素子を通過させるとともに、該第1
    のパルス信号に対して任意の時間だけ遅延した第2パル
    ス信号を入力して、その第2パルス信号の入力タイミン
    グ時に前記第1パルス信号の前記複数ある遅延素子の通
    過位置を特定することにより、前記任意の時間を前記第
    1パルス信号の通過した遅延素子の個数に基づいて符号
    化するパルス位相差符号化回路において、 前記任意の時間がパルス位相差符号化回路における測定
    範囲内にあるか否かを判定する判定手段と、 前記判定手段が否定判定したときに前記任意の時間を特
    定値として出力する出力手段と、 を備えることを特徴とするパルス位相差符号化回路。
JP5068019A 1993-03-26 1993-03-26 パルス位相差符号化回路 Expired - Lifetime JP2929888B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5068019A JP2929888B2 (ja) 1993-03-26 1993-03-26 パルス位相差符号化回路
US08/212,117 US5534809A (en) 1993-03-26 1994-03-14 Pulse phase difference encoding circuit

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5068019A JP2929888B2 (ja) 1993-03-26 1993-03-26 パルス位相差符号化回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06284014A true JPH06284014A (ja) 1994-10-07
JP2929888B2 JP2929888B2 (ja) 1999-08-03

Family

ID=13361695

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5068019A Expired - Lifetime JP2929888B2 (ja) 1993-03-26 1993-03-26 パルス位相差符号化回路

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5534809A (ja)
JP (1) JP2929888B2 (ja)

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5959481A (en) * 1997-02-18 1999-09-28 Rambus Inc. Bus driver circuit including a slew rate indicator circuit having a one shot circuit
KR100263484B1 (ko) * 1998-04-25 2000-08-01 김영환 클럭신호 지연 장치
JP3789247B2 (ja) * 1999-02-26 2006-06-21 Necエレクトロニクス株式会社 クロック周期検知回路
US6396312B1 (en) * 2000-08-11 2002-05-28 Agilent Technologies, Inc. Gate transition counter
KR100422585B1 (ko) * 2001-08-08 2004-03-12 주식회사 하이닉스반도체 링 - 레지스터 제어형 지연 고정 루프 및 그의 제어방법
JP4074533B2 (ja) * 2003-03-06 2008-04-09 セイコーエプソン株式会社 電気光学装置及び電子機器
US7064620B1 (en) * 2003-05-09 2006-06-20 Altera Corporation Sequential VCO phase output enabling circuit
JP3992049B2 (ja) * 2005-04-21 2007-10-17 株式会社デンソー A/d変換回路の試験方法、及びa/d変換回路
DE102005024648B4 (de) * 2005-05-25 2020-08-06 Infineon Technologies Ag Elektrische Schaltung zum Messen von Zeiten und Verfahren zum Messen von Zeiten
JP2007006368A (ja) * 2005-06-27 2007-01-11 Denso Corp A/d変換回路
JP2007134786A (ja) * 2005-11-08 2007-05-31 Denso Corp A/d変換回路
WO2008033979A2 (en) * 2006-09-15 2008-03-20 Massachusetts Institute Of Technology Gated ring oscillator for a time-to-digital converter with shaped quantization noise
JP5234095B2 (ja) * 2010-12-07 2013-07-10 株式会社デンソー パルス位相差符号化回路
US8390349B1 (en) * 2012-06-26 2013-03-05 Intel Corporation Sub-picosecond resolution segmented re-circulating stochastic time-to-digital converter
US11106236B2 (en) 2019-07-23 2021-08-31 Texas Instruments Incorporated High speed multi moduli CMOS clock divider
CN117669462A (zh) * 2022-08-24 2024-03-08 长鑫存储技术有限公司 电路布局结构与芯片

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0379180B1 (en) * 1989-01-18 1996-11-20 Nippondenso Co., Ltd. Magnetic detection device and physical quantity detection device using same
JP2868266B2 (ja) * 1990-01-25 1999-03-10 株式会社日本自動車部品総合研究所 信号位相差検出回路及び信号位相差検出方法
US5126691A (en) * 1991-06-17 1992-06-30 Motorola, Inc. Variable clock delay circuit
JP2742155B2 (ja) * 1991-07-19 1998-04-22 富士通株式会社 リングオシレータ
US5166959A (en) * 1991-12-19 1992-11-24 Hewlett-Packard Company Picosecond event timer
US5302920A (en) * 1992-10-13 1994-04-12 Ncr Corporation Controllable multi-phase ring oscillators with variable current sources and capacitances

Also Published As

Publication number Publication date
JP2929888B2 (ja) 1999-08-03
US5534809A (en) 1996-07-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH06284014A (ja) パルス位相差符号化回路
JP3455982B2 (ja) 偶数段リングオシレータ及びパルス位相差符号化回路
JPH03220814A (ja) パルス位相差符号化回路
JP3960267B2 (ja) A/d変換方法及び装置
US7525878B2 (en) Time measuring circuit with pulse delay circuit
JP3175600B2 (ja) 時間測定装置
JPH0430215B2 (ja)
US7345614B2 (en) Analog to digital converter with a series of inverting elements
US7248197B2 (en) A/D converter that is implemented using only digital circuit components and digital signal processing
JP2002217758A (ja) フィルタ機能を有する信号レベル検出方法及び装置
JPH06283984A (ja) パルス位相差符号化回路
US8330834B2 (en) Signal processing method and solid-state image sensing device
JP3346017B2 (ja) 物理量検出装置
US5999586A (en) Time counting circuit and pulse signal generating method
JP3438342B2 (ja) パルス位相差符号化回路
US7292175B2 (en) Method of testing A/D converter circuit and A/D converter circuit
JP3170961B2 (ja) パルス位相差符号化回路
JP3052691B2 (ja) パルス位相差符号化回路
JPH0429258B2 (ja)
JPH06104740A (ja) 入力信号のエッジ時刻測定回路及びディジタルpll装置
JPH1038548A (ja) 変位測定装置
JP2903736B2 (ja) パルスジェネレータの断線検出回路
JPH03162622A (ja) 計数回路
JP2885126B2 (ja) 入力試験回路
JPH06204809A (ja) リングオシレータ

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19990420

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080521

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110521

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120521

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120521

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130521

Year of fee payment: 14