JPH0628378B2 - 画像処理方法 - Google Patents

画像処理方法

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JPH0628378B2
JPH0628378B2 JP61154672A JP15467286A JPH0628378B2 JP H0628378 B2 JPH0628378 B2 JP H0628378B2 JP 61154672 A JP61154672 A JP 61154672A JP 15467286 A JP15467286 A JP 15467286A JP H0628378 B2 JPH0628378 B2 JP H0628378B2
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正彦 松縄
裕之 山本
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は画像を撮像して色分離し、複数の色信号(画像
情報)を得る画像処理方法に関し、更に詳しくは、カラ
ーゴースト補正を行うことのできる画像処理方法に関す
る。
(発明の背景) 画像処理装置は原稿画像を例えばCCD等の光電変換素
子で画素単位で読取り、多値化処理(2値化処理を含
む。以下同じ)等の画像処理を行う装置である。特にカ
ラー画像処理は、原稿画像からの光像を色分解光学系を
用いて複数色(例えばレッドとシアン)に分解した後、
上記の画像処理を行うようになっている。
ここでは、先ず本発明方法の基本的概念である色分離に
ついて説明し、次にカラー画像処理を行うに際して発生
するカラーゴーストについて説明する。
(1)色分離 ブラック,ブルー(シアン),レッド系色の色分離を行
う場合について考える。第8図はそれぞれ無彩色,青色
(ブルー),赤色(レッド)の各カラーチャートの分光
反射率特性を示す図である。(イ)が無彩色の,(ロ)
が青色の,(ハ)が赤色のそれぞれ特性を示す。何れも
縦軸が反射率(%),横軸が波長(nm)である。そし
て、fがサンプルの特性、fが基準濃度板(ここで
は白色濃度板)の特性である。
図より明らかなように各色により分光特性に大きな差が
存在する。基準となる白色濃度板(反射率90%のもの
を使用)の出力値にて正規化を行う。今、レッドチャネ
ル,シアンチャネルの出力値をそれぞれVRW,VCW
とする。この基準濃度板の分光特性はフラットとなるこ
とが望まれその様子をf(図中−点鎖線)にて模式的
に示す。ダイクロイックミラーの分光特性はカットオフ
を600nmとする特性のものを用い、これにより長波長
光はレッドチャネル、短波長光はシアンチャネルに入射
することとなる。カラーサンプルのレッドチャネル,シ
アンチャネルの出力値をそれぞれV′,V′とする
と実際用いる画像データV,Vは以下のようになる V=V′/VRW=V′/VCW …(1) このようにV,Vはそれぞれ基準濃度を有する白色
にて正規化されているため 0≦V≦1.0 0≦V≦1.0 となる。従って原稿の反射率(反射濃度)はいわば輝度
信号を表わす尺度として 0≦V+V≦2.0 を用いることにより、全ての色は0=黒紙レベル,2.
0=白紙レベル内に存在する。以上より輝度信号情報は V+V …(2) と表わすことができる。
ここで無彩色画像の分光特性は第8図(イ)に示すよう
にほぼフラットであるため V′/VRW′/VCW→V…(3) となる。
一方有彩色画像は特有な特性を示すため レッド系 V′/VRW>V′/VCW →V
シアン系 V′/VRW<V′/VCW →V<V…(4) となり単純に色の差を表わす軸として、V/V又は
/Vを採用することも可能である。
この場合 ブラック系 V/V1.0又は V/V1.0 シアン系 0≦V/V<1.0又は 1.0<V/V≦∞ レッド系 1.0<V/V≦∞又は 0≦V/V<1.0 …(5) と分離可能ではあるが、第9図に示すように無彩色軸Z
に対し左右対称型でないため取扱いが不便である。第9
図で縦軸は輝度情報(V+V)、横軸は色差情報
(V/V)である。この場合、色差情報(V/V
)が(5)式より明らかなように∞となって発散して
いる。しかしながら、このようにVとV間の何らか
の形での比を求めることでブラック,シアン,レッド系
色の色分離が可能であることがわかる。そこで、輝度信
号全体に含まれるレッド成分,シアン成分の割合の差異
によって色分離を行うことを検討する。
無彩色においては第8図(イ)に示すようにフラットな
分光特性を有するため前記(3)式のようにV
が成り立つ。よって、輝度信号つまり全光量(V+V
)内に含まれるV,Vの量は同等である。つま
り、ブラック系(無彩色系)では次式が成り立つ。
/(V+V)0.5 V/(V+V)0.5 …(6) 一方有彩色においては(V+V)内に含まれる
,Vの量には差が生ずる。つまりレッド系では 0.5<V/(V+V)≦1.0 0≦V/(V+V)<0.5 …(7) シアン系では 0≦V/(V+V)<0.5 0.5<V/(V+V)≦1.0…(8) となり色差を表現する軸としてV/(V+V)又
はV/(V+V)を採用することによりブラッ
ク,シアン,レッド系色を明確に分離することが可能と
なる。この方法によれば(V+V)に対するV
はVの比を求めているので第10図に示すように無彩
色軸Zに対し左右対称型となり前記のように発散するこ
ともない。図に示すように色差軸にV/(V
)を用いると レッド系 0≦V/(V+V)<0.5 ブラック系 V/(V+V)0.5 シアン系 0.5<V/(V+V)≦1.0…(9) と各色を明確に分離することがてきる。以上より色差信
号情報は V/(V+V) 又はV/(V+V) …(10) と表わすことができる。
次に前述した色分離法に基づいてブラック,シアン,レ
ッドの色域の決定を行う。理想的な無彩色系筆記具であ
れば第10図の無彩色軸Z上に位置するはずであるが、
実際には様々な黒色系筆記具及び原稿が存在するためV
/(V+V)に対し、0.5近傍にある幅を有す
る領域となる。又、(V+V)値に対しその値が小
なる領域はブラック系となる。よって、多少の凹凸はあ
るものの基本的にブラック(無彩色)色域は第11図に
示すようにT字型となる。図の斜線領域がブラック(無
彩色)域となる。
光学走査され読取りの行われた画像は出力表現されるた
め予め定められた閾値にて多値化処理される。これまで
説明したように、多値化の対象としては原稿の輝度レベ
ル(反射率)を表わす(V+V)を用いても可能で
あるが原稿の反射濃度に対応させ、この値を用いた方が
取扱い易い。よって、ブラック,シアン,レッドの各色
域ごとに(V+V)の値と原稿の反射濃度の対応を
明確にする必要がある。
そこで、輝度信号情報(V+V)と反射濃度との対
応をブラック系,シアン系及びレッド系の各色域ごとに
行う。対応をとるに際しては、各種チャートを色分離
し、マップ上にプロットしたものと濃測した結果とを比
較する。そして、濃度対応値は0〜2.0を4ビット
(16レベル)にて対応表現する。16レベルは0から
Fまでの16進表示で行うと、各色域ごとに濃度対応値
は第12図に示すようなものとなる。
第12図に示す濃度対応値に基づいて第11図に示す色
域に対応した色分離マップ(ROM内濃度対応値)を作
成すると第13図に示すようなものとなる。図中の太線
は仮の色域領域を示す。第14図,第15図は第13図
に示す色分離マップに基づく画像処理回路の従来構成例
を示す図である。まず、第14図の回路について説明す
る。色分解光学系(図示せず)によりレッドチャネルと
シアンチャネル分解された光像はCCD1,CCD2に
よって光電変換され、増幅部3に入って各増幅器31,
32によって増幅される。増幅された信号は、続くA/
D変換部4に入り、A/D変換器41,42でそれぞれ
ディジタルデータに変換される。
A/D変換器41の出力VとA/D変換器42の出力
とはそれぞれ色分離情報作成手段5に入り、V
メモリ51及びV/(V+V)メモリ52に
アドレスとして与えられる。V+Vメモリ51は入
力アドレスに対応した(V+V)データを出力し、
/(V+V)メモリ52は入力アドレスに対応
したV/(V+V)データを出力する。これらデ
ータは色情報格納手段6に入り、レッド・シアンメモリ
61及びブラックメモリ62にそれぞれアドレスとして
与えられる。
レッド・シアンメモリ61,ブラックメモリ62には第
13図に示した色分離マップの色域ごとの濃度対応値が
格納されており、入力アドレスに対応した濃度対応値が
出力され、バッファ7,8にそれぞれ格納される。これ
らバッファ7,8に格納された濃度対応値は、カラーセ
レクト信号B.B.Rを受けるカラーセレクト回路10
により択一的に選択され、出力される。第15図に示す
回路の場合は、濃度対応値を格納するメモリが、レッド
メモリ63,ブラックメモリ62,シアンメモリ64と
各色域ごとに分割され、それに応じてバッファメモリが
7,8,9と追加された点が異なるだけでその他の回路
は第14図と同様である。
(2)カラーゴースト 前述したように画像情報の色分離を行う場合には、2つ
のCCD出力V,Vの出力を基に 輝度信号情報として (V+V)…(11) 色差信号情報として V/(V+V)…(12) を演算し、これら値をアドレスとして第13図に示すよ
ううな色分離ROMをアクセスする。この場合におい
て、CCD出力の一方又は両方が出力変動を起こしたと
すると色分離ROM内でのアドレスが変化してしまう。
今、簡単のためV,V共に微小量Δ(Δ<<V
)だけ変化したものとする。変化後のデータを
′,V′とするとV′,V′はそれぞれ次式
で表わされる。
′=V+Δ V′=V+Δ …(13) 従って V′+V′=V+V+2Δ…(14) V′/(V′+V′) =V{1+(Δ/V)}× 1/[V+V× {1+2Δ/(V+V))}] ={V/(V+V)}+ {(V−V)Δ/(V+V}…(15) 従って、(14)式の第3項、(15)式の第2項の分
だけ色分離ROMのアドレスが異なることになる。(1
4),(15)式より原画がレッド(赤色)の時にはV
+V,V/(V+V)のアドレス双方が増加
する方向に変化し、シアン(青色)の時にはV/(V
+V)が減少する方向に変化する。第16図はこの
時のROMテーブル内の位置変化を示す図である。
以上のようにCCD出力が正規の値より変動した場合に
は色分離ROM内のアドレスが変化してしまう。従っ
て、正規のCCD出力値の時に原画の色が各色の境界近
傍にあった時には、出力変動により色が変化してしまう
ことになる(第17図参照)。このようにして発生した
不要色をカラーゴーストという。
(a)実際のカラーゴーストの発生要因 実際のカラーゴーストの発生要因としては 2つのCCDの画素ずれ(CCD取付不調整) レンズ倍率の不調整 レンズ色収差 CCD出力へ画像信号以外のノイズ成分等の重量 等の要因がある。中でもの要因は複数CCDイメージ
センサの取付精度の問題に帰着し、同一位置をCCDイ
メージセンサの画素サイズ(通常は7μ又は14μ角)
より1桁下のオーダで合わせ込む必要があり、非常に困
難な調整である。又、使用/運搬中にもこの精度を維持
する必要があり、複数CCDを用いたカラー撮像装置設
計上の重要課題である。以下、各項目について説明す
る。
(イ)2つのCCDの画素ずれによる場合 第18図に示すように2つのCCD(レッド系CCDと
シアン系CCD)の画素が取付時に1画素ずれたとする
と、黒の2本線を撮像した時には第19図(a)のよう
に白黒黒白という出力が白青黒赤白という出力となって
しまう。尚、第19図で白を“W”と表わしている。こ
のように原画と異なる色が出力してしまう。この時実際
には1画素を正確に合わせることは困難であり、1/
4,1/2画素等の画素ズレが生ずる。
従って、画素ズレ量が小さい時(ほぼ1/4画素以内と
考えられるが)には、出力変動への影響が小さく、カラ
ーゴーストも出現しにくいが、画素ズレ量が大きくなる
と黒の回りに白黒黒白が白黒黒赤白→白青黒黒赤白とい
うようにカラーゴーストが出てくる。(b),(c)に
示す赤,青の線パターンについても同様である。ここで
出力変動の影響よりカラーゴーストが出てくることよ
り、色分離ROMテーブルにおいて色境界から離れた所
にある色はカラーゴーストを起し難いことになる。一般
的には第13図に示すように黒色に対する色分離領域幅
が狭いために黒色に体してカラーゴーストが出易くな
る。第20図に1/2画素の画素ズレを生じた時のカラ
ーゴースト画像を示す。図中a領域が本来の黒領域、b
領域が赤のゴースト領域、c領域が青のゴースト領域を
示す。
(ロ)レンズ倍率の不調整 カラー画像撮像時には一般的にはR,G,Bの各色に対
する結像位置が同一位置であることが望ましい。一方で
レンズ設計上或いは加工上は各色ごとに結像位置が異な
っているのが一般的である。設計上はR,G,Bの3つ
のうち(C線,e線,F線のうち)2つの結像位置は一
致させ得るが、他方は異なってしまう。又、加工上から
は光軸上で結像位置が合っていても像高の大きい所では
次第に一致しなくなってしまう。この時例えばピント主
体に各CCDの取付位置を決定したとすると、倍率が異
なり、CCDの端部ほど実効的に画素ズレが大きくなっ
たように見える。以上のようなことよりカラーゴースト
が発生してしまう。
第21図にこの様子を示す。原稿71の反射光(光像)
はレンズ72で集光された後、CCD73上に結像す
る。図でAは正規結像位置、Bはピント主体に合せた時
のCCD位置である。破線Cはレンズの結像面、L
正規の長さ、Lはピント主体に合わせた時の長さであ
る。この図でAの位置にシアン光像を受光するCCD
が、Bの位置にレッド光を受光するCCDが取付けられ
たとすると、レッド光像を受光するCCDでは、原画像
が長くなってしまう。従って、CCDの端部へ向かう程
カラーゴーストが著しくなってしまう。この図ではレン
ガがオーバー気味な例として示したが、アンダー気味の
時には逆に画像が短くなり、同様の効果が生ずる。
(ハ)ノイズ成分の重畳 2つの出力V,Vの一方又は双方に突発性のノイズ
又は低周波のノイズが重畳された場合に、前者では弧立
時にカラーゴースト(点状)が発生し、後者では広い範
囲にわたってカラーゴーストが出現する。第22図はカ
ラーゴーストの発生状態を示す図である。(イ)は突発
性のノイズが重畳された場合のカラーゴーストの発生状
態を示し、(ロ)は低周波のノイズが重畳された場合の
カラーゴーストの発生状態を示している。(イ)の場合
には黒のベタ部に突発性ノイズが発生して青の点状カラ
ーゴーストが発生している。(ロ)の場合には黒のベタ
部に赤(斜線部)の広い範囲にわたるカラーゴーストが
発生している。
(発明が解決しようとする問題点) 前述したように、カラー画像処理工程においては種々の
原因でカラーゴーストが発生する。このようなカラーゴ
ーストに対する対策も従来より色々と試みがなされてい
る。従来のカラーゴースト対策は色分離後の2値化画像
データに対して行うものが殆どで、例えば、1画素6〜
8ビット程度の画像データに対しては適用することがで
きなかった。又、色の数が2色以上の例えば3色〜7色
程度になると、どの色がどの色に対してのゴースト画像
になっているのかの判断が困難であるという不具合を有
していた。
例えば、特開昭59−128872号公報記載の発明
は、着目画素の周辺画素の色の組合せとその時の着目画
素の推定色とを対応づけて記憶しておき、着目画素の色
と推定色情報の両者を論理演算することにより着目画素
の色を決定し、カラーゴーストを除去している。この時
には画像データは2値化された2色であり、又、黒画像
を明確にする必要性から黒色優先の論理演算となってい
る。
この方法で3色のカラーゴーストを補正する場合につい
て考えてみる。第23図はこの場合のカラーゴーストの
発生例を示しており、(イ)〜(ハ)の3つのタイプが
ある。何れも中央が本来の線幅である。色分離の方法又
はレベル変動の大きさによっては、線部の片側のみ又は
全く発生しない(赤のエッジ部には一般に出現しにく
い)場合があるが、一般的にはカラーゴーストが出現す
る可能性を常に持っている(2値化用閾値の決め方にも
依存することは当然であるが)。従って、黒優先の考え
方でいくと、第23図の(ロ),(ハ)の場合のカラー
ゴーストはそのまま残り、且つこの方法では逆に黒のゴ
ースト量が増加してしまうという不具合を有している。
この状況は特にゴースト色の線幅と本来の線幅が近い時
に起こりやすい。
本方式では、黒と赤のテーブルアドレスは別々であり、
3色以上の色に対して適用しようとすると、Nを色数、
mを周辺画素数とした場合(N×m)のアドレス線が必
要となる。例えばN=4,m=6とすると24本のアド
レス、つまり224=1677721616M(メ
ガ)のアドレスと4色の出力で計67Mビットという膨
大な量のメモリが必要となってしまう。又、色数が増え
ると論理回路が複雑となり、しかも1画素を6〜8ビッ
ト程度の内容で処理しようとすると実用上は不可能なも
のとなってしまう。
一方、特開昭60−160774号公報記載の発明にお
いてはこの事情を明確にしており、従来法で1画素6ビ
ット程度でデータを扱う場合には、2色の場合でも63
本の入力が必要であり、実用性がないことが記載されて
いる。当該発明は2色原稿を取扱うという仮定の下に、
2色の内の1色に対してゴーストか否かを判断する回路
を設け、ゴーストと判断したら他の色のデータを出力す
るようにしている。従ってゴースト判定回路がつかない
方の色に対しては2値データのみならず多値データも取
扱えるようになっている。
しかしながら、一般の多色文書においては、各色ごとに
濃淡があり必ずしも一方の色が中間調をもたないという
仮定は成立しない。又、色の数が増えた場合には前述し
た発明の場合と同様に色テーブルのアドレスが増えるこ
とになり、1色分だけ有利ではあるものの同様の不具合
が生ずる。以上説明したように多数色(3色以上)を中
間調画像データとして取扱い、カラーゴースト除去を行
おうとすると、従来の方法では不完全であった。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであって、
その目的は、簡単な構成でカラーゴースト除去を確実に
行うことができる画像処理方法を実現することにある。
(問題点を解決するための手段) 前記した問題点を解決する本発明は、原カラー画像信号
を処理して、濃度データと白色に対応したデータを含む
カラーデータとを有するカラー画像信号を得、該カラー
画像信号の前記カラーデータを用いてカラーゴースト補
正を行う画像処理方法であって、前記カラーゴースト補
正によって白色以外の色から白色に変換された画素に対
応した、前記カラー画像信号の前記濃度データを0とす
ることを特徴とするものである。
(作用) 本発明においては、まず、原カラー画像信号を処理し
て、濃度データと白色に対応したデータを含むカラーデ
ータとを有するカラー画像信号を得る。そして、このカ
ラー画像信号のカラーデータを用いてカラーゴースト補
正を行う。上記カラーゴースト補正によって白色以外の
色から白色に変換された画素については、この画素に対
応したカラー画像信号の濃度データを0とする。これに
よって、白地に灰色のカラーゴーストは現れなくなる。
(実施例) 以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明す
る。
第1図は本発明方法の実施例を示すフローチャートであ
る。以下、このフローチャートに沿って説明する。
ステップ 色分離時に1つの画素情報を色指定用のカラーコードと
濃度データとで与えた色分離マップを作成する。
従来の色分離は第15図に示すような回路で行ってい
る。この時のブラックメモリ,レッドメモリ,シアンメ
モリの内容は例えばブラックメモリの場合、第13図に
示すようにT字型の領域のみデータが格納され(第15
図の場合1画素4ビットのデータ)、これ以外の領域の
データは0になっている。レッドメモリ,シアンメモリ
についても同様である。
本発明では第13図に示す濃度対応値(濃度情報)に各
色を表わす色指定用のカラーコード(色指定情報)を付
加する。そして、これら濃度データと色指定情報を合わ
せて1画素単位の画像データとする。例えば、有彩色と
してレッドとブルーを考えた時、色指定用のカラーコー
ドを 白=(1,1)=1×2+1=3 黒=(0,0)=0+0=0 赤=(1,0)=1×2+0=2 青=(0,1)=0+1=1 と定義する。そうすると第13図でDという値をもつ濃
度対応値は (従来) (本発明) 0D(ブラック) D → 2D(レッド) 1D(ブルー) と変化することになる。又、例えばブラックメモリには OX(X=O〜F) の形で、T字型の中にデータが書込まれるが、T字型以
外の領域には“30”と白のコード対応値が記入される
ことになる。
このようにして、第13図に示す各色域ごとの濃度デー
タが 濃度データ+色指定用カラーコード に置換された形の色分離マップが作成される。なお、カ
ラーコードは必ずしも濃度データの前に付加する必要は
なく、後に付加してもよい。
ステップ 作成された色分離マップに基づき、各色域ごとに画像情
報を格納した色分離メモリを予め用意しておく。
本発明では、色分離のしやすさ、カラーゴースト補正の
やりやすさ等を考慮して色分離の数に等しい色分離メモ
リを用意し、これら色分離メモリにそれぞれ各色域ごと
の画像情報(色分離データ)を格納したものを予め用意
しておく。ここでは黒、赤、青用の色分離メモリを用意
する。
第2図は各色域ごとのメモリの格納状態を示す図であ
る。(イ)はブラックメモリの、(ロ)はレッドメモリ
の、(ハ)はシアンメモリのそれぞれ格納状態を示して
いる。図中のデータのうちXは濃度データ(濃度対応
値)である。
ステップ レッド系,シアン系に色分解された原稿の光像をCCD
で撮像する。
原稿画像を照明用光源で照射し、その反射光を例えばダ
イクロイックミラー等の色分解光学系を用いてレッド系
の光像とシアン系の光像に色分解する。そして色分解さ
れた各光像を、それぞれ各系ごとに設けられたCCD
(レッド系CCD,シアン系CCD)で撮像する。撮像
の結果、得られた信号をそれぞれV,Vとする。
ステップ 撮像信号に基づいて輝度情報信号(V+V)、色差
情報信号V/(V+V)を得る。
撮像信号V,Vに基づいて輝度情報信号(V+V
)、色差情報信号V/(V+V)を得る工程に
ついては前記したので詳細説明は省略する。
ステップ (V+V),V/(V+V)データをアドレ
スとして色分離メモリをアクセスし、画像データを得
る。
輝度情報信号(V+V),色差情報信号V/(V
+V)をアドレスとして、第2図に示す色分離メモ
リを共通アクセスすることができることは前述した。ブ
ラックメモリ、レッドメモリ、シアンメモリからはアク
セスされた番地に格納されている画像データが出力され
る。ここで、出力される画像データは、色指定用のカラ
ーコードと濃度データが組合わさったものである。
ステップ 得られた画像データのうちのカラーコードに対してゴー
スト補正を行う。
ここでは、カラーパターン法を用いたゴースト補正につ
いて説明する。
本発明では、注目画素とその周辺の画素の色の出方と、
実際の着目画素の色の関係を調べておき、特定の色の出
方に対し、着目画素の色を一義的に決定するようにして
いる(カラーパターン法)。例えば例として1次元1×
7の着目画素とその回り3画素の色の出方を見る事とす
ると、走査を行って各の出方が 1234567 白白青青黒赤白 となった時、着目画素(第4画素)の青を黒としてしま
うのである。従って、例えばこの時の青が“18”とい
うデータとすると、この処理により“08”とデータが
変化してしまう事になる。このようにカラーパターンの
例としては、第3図に示すような組合せがある。
一般にN色(白も含む)の色をM個の画素より判断使用
とするとN個のカラーパターンがあればよい。従っ
て、例としてN=2〜4,M=3〜9とすると第4図に
示すようなカラーパターン数が与えられる。ゴーストは
N=3以上で出現するから第4図に示すような数のカラ
ーパターン数を用意しておけばカラーゴーストが補正さ
れることになる。この時のMの数としては少ない方が好
ましいが、通常はM=5乃至7の値で充分である。Mの
値が大きい程大きなゴースト量の画像を補正可能である
が、通常はM=5で1画素分のゴーストを、M=7で2
画素分のゴーストを補正する事が可能である。又、M=
3の時には、ゴースト補正時に線が細ってしまう事があ
り、余り好ましくはない。尚、上記処理において、ゴー
スト補正後、白色以外のデータから白色に変化した画素
に対しては濃度データを0にする必要がある。その理由
は、本発明のように、カラー画像信号を濃度データとカ
ラーデータで構成する方式を採った場合、カラーデータ
を白色に対応したデータに変換することで、斑点等(カ
ラーゴーストには種々なものがあるが、この斑点等もカ
ラーゴーストの一つであり、画像汚れの原因となる)の
除去もなされるわけであるが、このカラーゴースト補正
を行ったカラー画像信号が0以外の濃度データを有して
いた場合に、この濃度データがそのまま残ると、その濃
度データが記録画像に反映されてしまい、白色にならず
に灰色になってしまうからである。このように、カラー
ゴースト補正によって、白色以外の色から白色に変換さ
れた画素について、この画素に対応したカラー画像信号
の濃度データを0にすれば、白地に灰色のカラーゴース
トが現れることはなくなる。なお、カラーゴースト補正
は主走査方向、及び副走査方向の何れの方向に対しても
行うことができる。
ステップ ゴースト補正された画像データに対して画像処理を行
う。
画像処理の種類としては、解像度向上のためのMTF補
正,階調を変える階調変換,輪郭を強調する画像強調等
があり、これらのうちの任意のものを、或いはこれらを
組合せた画像処理を行うことができる。画像処理の終了
した画像は多値化された後、CRT或いはプリンタ等で
出力表示される。
第5図は、本発明方法を実施するための画像処理装置の
一例を示す図である。第15図と同一のものは同一の符
号を付して示す。図に示す回路は主走査方向にカラーゴ
ーストを補正するものであるが、ラインメモリを用いれ
ば副走査方向についても同様の方法で適用可能である。
ここで、色は白,赤,青,黒の4色(N=4),カラー
パターンは1×5(M=5)とする。第15図について
説明したと同様の動作によりブラックメモリ62,レッ
ドメモリ63及びシアンメモリ64に画像データ(色分
離データ)が格納されている。
これら色分離メモリ62〜64に対して1つのアドレス
が指定されると画像データが出力される。そして、各メ
モリから出力された画像データの例えば上位2ビットの
カラーゴーストと下位4ビットの濃度データがそれぞれ
別々のラッチ回路90,91にストアされる。そして、
ラッチ回路91の出力はカラーパターンROM92に入
り、ラッチ回路90の出力は白情報作成回路93に入っ
ている。このうち濃度データはオアゲート80を介して
ラッチ回路90に、カラーコードはゲート81を介して
ラッチ回路91にそれぞれストアされる。
例えば、1×5のカラーパターンROM92のアドレス
として 白白赤黒黒 のデータが入力されたものとすると、ROMアドレスは 11 11 10 00 00 (白) (白) (赤) (黒) (黒) となり、16進表示で3E0で示される。この3E0で
示される番地の中には黒を表わすコード、つまり0のデ
ータが格納されており、カラーパターンROM92から
は(0,0)のデータが出力される。一方、ラッチ回路
90でラッチされた濃度情報は、続く白情報作成回路9
3で所定の処理を行った後にラッチ94にラッチされて
いる。そして、ラッチ90でラッチされていた濃度デー
タとカラーパターンROM92から出力されたカラーコ
ードは同期して出力される。
このようにして、カラーコードが訂正されてカラーゴー
ストが補正されることになる。この時、カラーパターン
ROM92の出力で白情報作成回路93の出力が制御さ
れ、カラーコード(1,1)つまり白のデータの濃度デ
ータが0とされ、他の色のデータはそのまま出力され
る。従って、白地に点のカラーゴースト灰色が現われる
ことはない。これらカラーパターンの決め方としては、
通常白地に黒の原稿が多いため、カラーゴーストを認め
られるものは黒に色を変えるという黒重視の考え方が好
ましい。
上述の説明では1次元のカラーパターンを例にとって示
したが、これに限定する必要はなく、2次元のカラーパ
ターン(例えば3×3のサイズ)を使用する事も可能で
ある。この場合には第6図に示すように斜線部が注目画
素となる。一般的にはカラーゴースト処理においては、
ゴーストが2ペル程度の幅まで起り得るために着目画素
の両側2ペル分のカラーを考慮する必要がある。つまり
5画素分のサイズを必要とする。従って、1次元カラー
パターンの方が使い易い。これは、2次元の場合3×3
のサイズでも画素数は3×3=9となり、第4図に示す
通り262144通りのカラーパターンが必要となり、
1次元に比べ非常にパターン数が増える反面、着目画素
周辺のカラー情報をとり込み難いことによる。
尚、カラーパターンは1×7というように1次元でもよ
いし(この場合には主走査方向,副走査方向の走査が必
要。第7図参照)、3×3というように2次元でもよい
(この場合には1つの方向、例えば主走査方向へのカラ
ーパターンの移動による処理となる)。
上述の説明ではカラーゴースト補正法としてカラーパタ
ーン法を用いた場合を例にとったが、必ずしもこれに限
る必要はなく、カラーゴーストを除去できるものであれ
ばどのような方法を用いてもよい。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように、本発明によれば、原カラー
画像信号を処理して、濃度データと白色に対応したデー
タを含むカラーデータとを有するカラー画像信号を得、
このカラー画像信号の前記カラーデータを用いてカラー
ゴースト補正を行い、上記カラーゴースト補正によって
白色以外の色から白色に変換された画素については、そ
の画素に対応したカラー画像信号の濃度データを0にす
るので、白地に灰色のカラーゴーストが現れることがな
く、簡単な構成でありながら、カラーゴースト補正を確
実に行うことが可能な画像処理方法を実現することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法の一実施例を示すフローチャート、
第2図は各色域ごとの濃度データの配置を示す図、第3
図はカラーパターン例を示す図、第4図はカラーパター
ン数を示す図、第5図は本発明方法を実施するための画
像処理装置の一例を示す図、第6図はカラーパターン例
を示す図、第7図はカラーパターンの走査方向を示す
図、第8図は各カラーチヤートの反射率特性を示す図、
第9図乃至第11図は各色域ごとの色分離マップ例を示
す図、第12図は各色域ごとの濃度対応値を示す図、第
13図は色分離マップ例を示す図、第14,15図は従
来装置の回路例を示す図、第16図はアドレスの位置の
変化を示す図、第17図はカラーゴースト発生の説明
図、第18図は2本線パターン例を示す図、第19図は
色分離後のカラーデータを示す図、第20図はカラーゴ
ースト画像例を示す図、第21図はレンズ倍率不調整時
の画素ずれを示す図、第22,23図はカラーゴースト
画像例を示す図である。 1,2,73……CCD、3……増幅部、 4……A/D変換部、 5……色分離情報作成手段、 6……色情報格納手段、 7〜9……バッファ、 10……カラーセレクト回路、 31,32……増幅器、 41,42……A/D変換器、 51……V+Vメモリ、 52……V/(V+V)メモリ、 61……レッド・シアンメモリ、 62……ブラックメモリ、63……レッドメモリ、 64……シアンメモリ、71……原稿、 72……レンズ、80……オアゲート、 81……ゲート、90,91……ラッチ回路、 92……カラーパターンROM、 93……白情報作成回路、94……ラッチ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原カラー画像信号を処理して、濃度データ
    と白色に対応したデータを含むカラーデータとを有する
    カラー画像信号を得、該カラー画像信号の前記カラーデ
    ータを用いてカラーゴースト補正を行う画像処理方法で
    あって、 前記カラーゴースト補正によって白色以外の色から白色
    に変換された画素に対応した、前記カラー画像信号の前
    記濃度データを0とすることを特徴とする画像処理方
    法。
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DE3751614T DE3751614T2 (de) 1986-06-30 1987-06-29 Bildverarbeitungsverfahren und Vorrichtung dazu.
US07/256,917 US4980758A (en) 1986-06-30 1988-10-12 Image processing technique for processing digital color image information

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JPS5817777A (ja) * 1981-07-24 1983-02-02 Fuji Xerox Co Ltd カラー画像読取装置
JPS6169263A (ja) * 1984-09-12 1986-04-09 Fuji Xerox Co Ltd カラ−読取装置
JPS6175475A (ja) * 1984-09-21 1986-04-17 Canon Inc カラー画像処理装置

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