JPH062834Y2 - 車両用リアスポイラ - Google Patents

車両用リアスポイラ

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Publication number
JPH062834Y2
JPH062834Y2 JP1988074855U JP7485588U JPH062834Y2 JP H062834 Y2 JPH062834 Y2 JP H062834Y2 JP 1988074855 U JP1988074855 U JP 1988074855U JP 7485588 U JP7485588 U JP 7485588U JP H062834 Y2 JPH062834 Y2 JP H062834Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rear spoiler
lamp
vehicle
recess
spoiler
Prior art date
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Application number
JP1988074855U
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English (en)
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JPH01176546U (ja
Inventor
克彦 山田
幹雄 黒田
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は灯器を具備した車両用リアスポイラに関する。
(従来の技術) 車両の後部、例えばトランクリッド上にリアスポイラを
設け、且つこのリアスポイラにハイマウントストップラ
ンプを一体的に設けた車両が増加している。
上記リアスポイラは、例えば実開昭61-190736号公報は
第4図や示すものが知られている。
このリアスポイラは、空力学的要求から断面形状を翼形
にした射出成形品が主流である。
第4図のリアスポイラ100は、上下に二分割で中空で
あるリアスポイラボディ101a,101bと、下のリ
アスポイラボディ101bから下方へ突起した脚部10
1c…と、リアスポイラボディ101a,101bに嵌
め込まれた横長の灯器102とからなり、この灯器10
2はボルト・ナツト103にて固定されている。リアス
ポイラボディ101a,101bはビス101d…にて
締結されている。
(考案が解決しようとする課題) 実開昭61-190736号のエアスポイラの如く、リアスポイ
ラは射出成形で中実の翼形断面に形成すると重くなる。
従って、第4図にて述べた如く二分割したリアスポイラ
ボディを重ね合せて中空断面を形成し計量化を図るが反
面、部品数が増し組立ての手間が掛かり、これら接合部
分の防水対策を講じなければならない。
(課題を解決するための手段) これらの課題を解決すべく本考案は、リアスポイラ本体
を、後面および下面が開放された凹部とこの凹部の壁に
埋設さるナットとを保持した形態で中空にブロー成形さ
れたものとし、前記凹部に灯器を下から嵌合し、灯器を
固定ボルトにて前記ナットに締結し、灯器の下面がリア
スポイラの下面の一部を構成するものである。
(実施例) 以下に本考案の実施例を添付図面に基づいて説明する。
第1図は車両リアスポイラの取付け図であり、車両1の
トランクリッド2後部に、リアスポイラの脚部を載せ、
これらの部分を例えばビスにて締結若しくは接着剤にて
貼着取付ける。仍って、本例の車両の後面には、リアバ
ンパ3の上方にリアコンビネーションランプ4,4が配
置され、これらリアコンビネーションランプ4,4の上
方に車両用リアスポイラ5が配列されている。このリア
スポイラ5に灯器6が組込まれている。
図示せぬワイヤハーネスを前記脚部を介してトランクリ
ッド2を貫通させ、車両のワイヤハーネスに接続する。
第2図は、車両用リアスポイラの分解図であり、リアス
ポイラ本体7は次の工程により形成する。
図示せぬ二ツ割り金型を型開き状態に保持し、金型の一
方にナット8…を仮止めする。押出し成形機(図示せ
ず)から溶融熱可塑性樹脂を適量押し出す。この樹脂を
前記金型のキャビティに介在させつつ型合せし、前記樹
脂に空気を吹き込み、それを膨張させる。
樹脂は、金型にて翼形に形成されるとともに、後部下部
に凹部7aを形成され且つ凹部壁7bにナット8…を埋
設しつつ擬古して、リアスポイラ本体7を完成させる。
上記凹部7aは後面および下面が開放された断面形状を
呈している。
一方、方向指示灯、ハイマウントストラップランプ等の
灯器6を別途制作し、この灯器6を前記凹部7aに嵌め
込み、固定ボルト9…にて固定して、第3図に示す断面
構造の車両用スポイラ5を完成する。図示するとおり、
灯器6の下面は車両用リアスポイラ5の下面の一部とな
る。
尚、本考案に係るブロー成形法は、インジェクションブ
ロー法を含み、成形品の肉厚はやや管理が難しいが、外
面は金型に合せて精密に形成でき、薄肉構造に好適であ
る。
よって、本考案によれば、各種灯器の取付けが自在に行
え、もって車両用リアスポイラの用途は増加する。
(考案の効果) 以上に述べた如く、本考案の車両用リアスポイラは、リ
アスポイラ本体が中空であるから、軽量化が図れ、ブロ
ー形成法で製造されるからリアスポイラ本体を分割する
必要が無く一体化が図れ、しかもナットの埋設は成形と
同時に実施でる。そして、この凹部に下から灯器を嵌合
するようにしたので、灯器の取付け作業が極めて容易に
なり、コスト並びに工数の削減が図れる。
また、灯器の下面はリアスポイラの下面を兼ねるので、
リアスポイラの高さ寸法を小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は車両用リアスポイラの取付け図、第2図は車両
用リアスポイラの分解図、第3図は同断面図、第4図は
従来例に係るリアスポイラ断面図である。 尚、図中、5は車両用リアスポイラ、6は灯器、7はリ
アスポイラ本体、7aは凹部、7bは凹部壁、8はナッ
トである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】リアスポイラ本体の後部下部に灯器を具備
    した車両用リアスポイラにおいて、 前記リアスポイラ本体は、後面および下面が開放された
    凹部とこの凹部の壁に埋設さるナットとを保持した形態
    で中空にブロー成形されたものであり、前記凹部に灯器
    を下から嵌合し、灯器を固定ボルトにて前記ナットに締
    結し、灯器の下面がリアスポイラの下面の一部を構成す
    るものであることを特徴とした車両用リアスポイラ。
JP1988074855U 1988-06-06 1988-06-06 車両用リアスポイラ Expired - Lifetime JPH062834Y2 (ja)

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JPH01176546U JPH01176546U (ja) 1989-12-15
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Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61185685U (ja) * 1985-05-13 1986-11-19
JPS6316591U (ja) * 1986-07-11 1988-02-03
JPH0732357Y2 (ja) * 1988-02-16 1995-07-26 株式会社モルテン エアスポイラへのストップランプ取り付け構造

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JPH01176546U (ja) 1989-12-15

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