JPH0628279Y2 - プリンタの印字用紙挿入装置 - Google Patents

プリンタの印字用紙挿入装置

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JPH0628279Y2
JPH0628279Y2 JP6606385U JP6606385U JPH0628279Y2 JP H0628279 Y2 JPH0628279 Y2 JP H0628279Y2 JP 6606385 U JP6606385 U JP 6606385U JP 6606385 U JP6606385 U JP 6606385U JP H0628279 Y2 JPH0628279 Y2 JP H0628279Y2
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JP6606385U
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武志 横井
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Brother Industries Ltd
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Brother Industries Ltd
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【考案の詳細な説明】 考案の目的 (産業上の利用分野) この考案はプリンタフレームに回転可能に支持されかつ
印字用紙が装着されるプラテンと、そのプラテンに沿っ
て移動可能なキャリッジと、そのキャリッジ上に前記プ
ラテンと対向するように設けられた印字ヘッドとを有
し、前記プラテンを回転して印字用紙を印字ヘッド側へ
送りつつ、前記キャリッジと印字ヘッドとを駆動してそ
の印字用紙に印字を行うプリンタに関するものである。
(考案が解決しようとする問題点) 一般に、この種のプリンタにおいて前記プラテンに対す
る単票用紙の挿入を操作性よく行うためには、用紙挿入
案内部材を前記印字ヘッドとは反対側におけるプラテン
の上方に設ける必要がある。ところが、単票用紙の一枚
ずつ手により挿入する際に使用される手差し用の挿入案
内部材をプラテン上方のプリンタフレームに固定的に設
けると、その挿入案内部材がプリンタフレームの上面よ
り突出して梱包時等に不便を来たすばかりでなく、多数
枚の単票用紙供給用の自動給紙装置をプリンタフレーム
の適正位置に装着できなくなるという問題点がある。
考案の構成 (問題点を解決するための手段) この考案は前記問題点に着目してなされ、その解決手段
は、プリンタフレーム1は印字ヘッド4とは反対側のプ
ラテン2の上面を開放する開放部9を備えていること
と、その開放部9を上方から覆うように配置されかつ印
字用紙Pを挿入するための用紙挿入口13がプラテン2
に沿って延びるように形成された用紙挿入案内部材10
と、前記用紙挿入案内部材10の両端部に形成され前記
プラテン2両端の軸部24に嵌合する略U字状の凹部1
5を備えた取付脚14と、その取付脚14と前記フレー
ム1内面との対向する面のいずれか一方に形成された係
止孔31と、他方に形成された前記係止孔31に嵌合可
能な突起16とから構成されている。
(作用) 従って、この考案の印字用紙挿入装置においては、前記
軸部24と凹部15とが嵌合した状態において前記係止
孔31と突起16とを用紙挿入案内部材10の弾性によ
り嵌合させ、用紙挿入案内部材10をその挿入口13が
プラテン2の外周にほぼ接線方向において対向するよう
に着脱可能に取着できる。
(実施例) 以下、この考案を具体化した一実施例を図面に基づいて
説明する。
第3図に示すようにプリンタフレーム1の後端部には、
印字用紙が装着されるプラテン2が図示しないモータに
よって回転駆動可能に支持されている。このプラテン2
の前方にはキャリッジ3がプラテン2に沿って往復動可
能に配置され、その上面にはプラテン2と対向するよう
に印字ヘッド4が載置されている。また、印字ヘッド4
の前方にはリボンカセット5が装着され、その後方にお
いて露出する印字リボン6はプラテン2と印字ヘッド4
との間に配置されている。
プラテン2の下方には用紙案内面7が設けられるととも
に、その案内面7に連続するようにフレーム1の後面に
は連続用紙給紙用の開口8が形成されている。一方、そ
の開口8と連続するようにフレーム1の後端部上面には
開放部9が設けられ、この開放部9によって前記印字ヘ
ッド4とは反対側におけるプラテン2の上面が開放され
ている。
前記開放部9を上方から覆うようにフレーム1の左右両
側間には、手による単票用紙の挿入を案内するための用
紙挿入案内部材10が架設されている。第1,2,4図
に示すようにこの用紙挿入案内部材10は、プラテン2
とほぼ同一の長さで延びる斜状の背板部11と水平板部
12とから弾性を有する合成樹脂材料により一体的に構
成され、背板部11の下端部は垂下部19となっている
とともに、水平板部12には単票用紙Pを挿入するため
のスリット状の用紙挿入口13がプラテン2に沿って延
びるように透設されている。前記水平板部12の両端部
下面には板状の取付脚14がそれぞれ一体的に突設さ
れ、各取付脚14には前縁にて開口する側面U字状の凹
部15が切欠形成されるとともに、その凹部15の上方
に位置するように各取付脚14の外面には突起16が設
けられている。また、第1,3,4図に示すように前記
背板部11の上端には、単票用紙Pの一側縁に係合して
その挿入位置を決めるための位置決め部材17が摺動可
能に支持されている。なお、第2,3図に示す18は背
板部11の背面に一体形成された補強用リブである。
次に、前記用紙挿入案内部材10が着脱されるフレーム
1側の構成について説明すると、第1,2,4図に示す
21はプラテン2の両端部に対応して設けられた一対
(一方のみ図示)の合成樹脂製の軸受部材であり、その
下端部内面には組付用突起22が設けられていて、この
突起22に係着される図示しない組付部材を介して軸受
部材21がフレーム1の側壁内面に組付保持されてい
る。軸受部材21の内面中央には、プラテン軸23を回
動可能に囲む円筒部24が一体的に突出形成され、その
外周面には用紙挿入案内部材10における取付脚14の
前記凹部15が着脱及び回動可能に嵌合されるようにな
っている。そして、この円筒部24を通って軸受部材2
1の外面に突出するプラテン軸23の端部にはプラテン
2と同径の操作部材25が相対回動不能に嵌着されてい
る。
また、軸受部材21の内面には先端がプラテン2の後方
へ突出する腕部26がその基端にて一体形成されてお
り、その先端部内面には支持筒27が突設されている。
この支持筒27にはプラテン2の後面に近接してそれと
平行に延びる用紙押え棒28がその両端の小径軸部29
にて回転可能に支持され、その用紙押え棒28の外周面
にはプラテン2に圧接されるゴム等の弾性部材よりなる
複数の圧接子30が挿着されている。
一方、前記腕部26の基部上方において軸受部材21の
内面には、用紙挿入案内部材10における取付脚14の
前記突起16が嵌合可能な係止孔31が凹設されてい
る。そして、第2図に示すように、軸受部材21の前記
円筒部24に対し用紙挿入案内部材10の凹部15を外
嵌した状態において、用紙挿入案内部材10をその弾性
に抗し若干湾曲させて前記突起16を係止孔31に嵌合
したときには、用紙挿入案内部材10が凹部15と突起
16との2点の係合により軸受部材21に対し移動不能
に装着され、その状態で前記用紙挿入口13がプラテン
2の外周に対しそのプラテン2と前記圧接子30との接
点から延びる接線方向において上方に対向するようにな
っている。
なお、第1図に示す32はプラテン2の前方をそれと平
行に延びるように配設されたペーパーベイル軸であっ
て、同軸32上に摺動可能に支持された複数のホルダー
33には、印字位置における印字用紙をプラテン2の前
面に押える押えローラ34が回転可能に装着されてい
る。また、35は前記キャリッジ2を摺動案内するキャ
リッジガイド軸である。
従って、以上のように構成されたこの実施例のプリンタ
において単票用紙Pを手により供給して印字を行う場合
には、第2図に鎖線で示すように用紙挿入案内部材10
を前方へ傾けた状態で取付脚14の凹部15を軸受部材
21の円筒部24に対し上方から嵌合し、その嵌合状態
において用紙挿入案内部材10を若干湾曲させつつそれ
を後方へ回動すれば、その回動操作に伴って突起16が
係止孔31に自動的に嵌合するため、用紙挿入案内部材
10を使用位置に容易に組付け保持することができる。
そして、この使用位置においては用紙挿入口13がプラ
テン2と圧接子30との接点より真上に配置されるた
め、その挿入口13から単票用紙Pを差し込めばその下
単が前記垂下部19に案内されてプラテン2と圧接子3
0との間に確実に挿入される。それ故、この状態でプラ
テン2を駆動すれば、その回転に伴って単票用紙Pが前
記用紙案内面7に案内されつつプラテン2前面と印字ヘ
ッド4との間の印字位置へ移送され、その位置において
キャリッジ3、印字ヘッド4及び印字リボン6の協働に
よって所定の印字が行われる。
また、自動給紙装置をプラテン2の上方に装着して単票
用紙を連続的に供給する場合や梱包時には、前記した組
付時とは逆順に操作して、突起16と係止孔31との嵌
合を解除したのち、用紙挿入案内部材10を前方へ回動
して凹部15と円筒部24との嵌合を解除すれば、その
用紙挿入案内部材10を簡単に取外すことができる。な
お、この実施例のプリンタにおいては、プラテン2がフ
レーム1の後端と近接して配置されるとともに、連続用
紙給紙用の開口8と単票用紙給紙用の開放部9とがプラ
テン2と近接するフレーム1の後面及び上面にそれぞれ
設けられているため、連続用紙給紙用のピントラクタユ
ニット並びに用紙挿入案内部材10を同時に装着するこ
とができて、連続用紙への印字と単票用紙への印字とを
並行することができる。
この考案は前記実施例の構成のみに限定されるものでは
なく、例えば前記突起16と係止孔31との配設位置を
逆にして構成したり、突起16又は係止孔31の一方を
前記軸受部材21以外のフレーム1の内面に設けたりす
るなど、この考案の趣旨を逸脱しない範囲で各部の構成
や形状を任意に変更して具体化することも可能である。
考案の効果 以上詳述したように、この考案によれば、用紙挿入案内
部材を簡単な操作によりフレームに対して着脱すること
ができ、装着時には、その用紙挿入案内部材を凹部と突
起又は係止孔との2点により移動不能に組付け保持する
ことができるとともに、用紙挿入口をプラテンの外周に
対しほぼ接線方向において対向させ単票用紙をプラテン
に確実に挿入案内することができるという優れた効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案を具体化した一実施例を示すプリンタ
の要部平面図、第2図は第1図のA−A線断面図、第3
図はプリンタを後方から見た斜視図、第4図は要部の分
解斜視図である。 図において1はフレーム、2はプラテン、3はキャリッ
ジ、4は印字ヘッド、9は開放部、10は用紙挿入案内
部材、13は用紙挿入口、14は取付脚、15は凹部、
16は突起、21は軸受部材、34は円筒部、Pは単票
用紙である。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】プリンタフレーム(1)に回転可能に支持
    されかつ印字用紙(P)が装着されるプラテン(2)
    と、そのプラテン(2)に沿って移動可能なキャリッジ
    (3)と、そのキャリッジ(3)上に前記プラテン
    (2)と対向するように設けられた印字ヘッド(4)と
    を有し、前記プラテン(2)を回転して印字用紙(P)
    を印字ヘッド(4)側へ送りつつ、前記キャリッジ
    (3)と印字ヘッド(4)とを駆動してその印字用紙
    (P)に印字を行うプリンタにおいて、 前記プリンタフレーム(1)は印字ヘッド(4)とは反
    対側のプラテン(2)の上面を開放する開放部(9)を
    備えていることと、 その開放部(9)を上方から覆うように配置され、かつ
    印字用紙(P)を挿入するための用紙挿入口(13)が
    プラテン(2)に沿って延びるように形成された用紙挿
    入案内部材(10)と、 前記用紙挿入案内部材(10)の両端部に形成され、前
    記プラテン(2)両端の軸部(24)に嵌合する略U字
    状の凹部(15)を備えた取付脚(14)と、 その取付脚(14)と前記フレーム(1)内面との対向
    する面にいずれか一方に形成された係止孔(31)と、 他方に形成され、前記係止孔(31)に嵌合可能な突起
    (16)と から構成され、前記軸部(24)と凹部(15)とが嵌
    合した状態において前記係止孔(31)と突起(16)
    とを用紙挿入案内部材(10)の弾性により嵌合させ、
    用紙挿入案内部材(10)をその挿入口(13)がプラ
    テン(2)の外周にほぼ接線方向において対向するよう
    に着脱可能に取着したことを特徴とするプリンタの印字
    用紙挿入装置。
  2. 【請求項2】前記取付脚(14)と対向するフレーム
    (1)内面は、プラテン(2)を回動可能に保持する軸
    受部材(21)である実用新案登録請求の範囲第1項に
    記載のプリンタの印字用紙挿入装置。
  3. 【請求項3】前記軸受部材(21)は、プラテン(2)
    の軸(23)を囲みかつ取付脚(14)のU字状凹部
    (15)を外周に嵌合させる円筒部(24)を有する実
    用新案登録請求の範囲第2項に記載のプリンタの印字用
    紙挿入装置。
JP6606385U 1985-05-02 1985-05-02 プリンタの印字用紙挿入装置 Expired - Lifetime JPH0628279Y2 (ja)

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JPS61181746U JPS61181746U (ja) 1986-11-13
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