JPH06282758A - 商品販売データ処理装置 - Google Patents

商品販売データ処理装置

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JPH06282758A
JPH06282758A JP6583693A JP6583693A JPH06282758A JP H06282758 A JPH06282758 A JP H06282758A JP 6583693 A JP6583693 A JP 6583693A JP 6583693 A JP6583693 A JP 6583693A JP H06282758 A JPH06282758 A JP H06282758A
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JP
Japan
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data
erasing
pos terminal
storage
processing
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Application number
JP6583693A
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English (en)
Inventor
Hiroko Shimomura
浩子 下村
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Tokyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 RAM等の可変記憶手段が一時記憶した発注
データ等の各種データをプログラム更新等のデータ処理
に連動して自動的に消去するPOS端末等の商品販売デ
ータ処理装置において、必要な各種データの不用意な消
去を防止する。 【構成】 データ消去を一時停止した状態で保存が必要
な各種データをインターフェイス等のデータ通信手段で
他のPOS端末1等の外部記憶装置に送信する通信制御
手段をCPU等で形成し、この送信を完了した各種デー
タを消去する消去制御手段CPU等で形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、POS(Point Of Sale
s)端末等の商品販売データ処理装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】現在、POS端末等の商品販売データ処
理装置は、例えば、各種データが操作入力されるデータ
入力手段をキーボードやバーコードスキャナで形成し、
OS(Operating System)等の各種データを固定的に予め
記憶した固定記憶手段をROM(Read Only Memory)で形
成し、商品データ等の各種データを更新自在に一時記憶
する可変記憶手段をRAM(Random Access Memory)で形
成し、この可変記憶手段と固定記憶手段との記憶データ
やデータ入力手段の入力データ等に基づいて登録処理等
の各種のデータ処理を実行するデータ処理手段をCPU
(Central Processing Unit)で形成した構造などとなっ
ている。
【0003】さらに、このような商品販売データ処理装
置の一つであるPOS端末は、一般的にISDN(Integ
rated Services Digital Network)やLAN(Local Are
a Network)等の通信回線を介して他のPOS端末やホス
トコンピュータなどに接続されており、例えば、可変記
憶手段であるRAMで一時記憶した発注データを通信回
線でホストコンピュータに送信することで、不足商品の
納品業務などの作業能率を向上させるようになってい
る。
【0004】そして、このような商品販売データ処理装
置であるPOS端末では、例えば、可変記憶手段である
RAMが記憶している制御プログラムなどをバージョン
アップのために更新することがあるが、このように制御
プログラム等を更新するとデータ処理の各種条件が変化
するので、例えば、可変記憶手段であるRAMで一時記
憶する発注データなどのフォーマットも変更される場合
が多い。そこで、このような商品販売データ処理装置で
あるPOS端末では、CPU等からなるデータ消去手段
が、制御プログラムの更新などのデータ処理に連動して
可変記憶手段であるRAMで一時記憶していた発注デー
タなどを自動的に消去することで、以後のデータ処理に
エラーが発生することを防止するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したPOS端末等
の商品販売データ処理装置では、CPU等のデータ消去
手段が制御プログラムの更新などのデータ処理に連動し
てRAMが記憶した発注データなどを自動的に消去する
ようになっている。
【0006】しかし、これではホストコンピュータに未
送信の発注データなども消去されることになるので、未
送信の発注データを確認して再度入力する必要が生じる
などして作業が遅滞することになる。
【0007】
【課題を解決するための手段】受信した各種データを一
時記憶する外部記憶装置に通信回線で各種データを送信
するデータ通信手段を設け、各種データが操作入力され
るデータ入力手段を設け、制御プログラム等の各種デー
タを固定的に予め記憶した固定記憶手段を設け、商品デ
ータ等の各種データを更新自在に一時記憶する可変記憶
手段を設け、この可変記憶手段と前記固定記憶手段との
記憶データや前記データ入力手段の入力データ等に基づ
いて登録処理等の各種のデータ処理を実行するデータ処
理手段を設け、このデータ処理手段が実行する所定のデ
ータ処理に連動して前記可変記憶手段の所定の記憶デー
タを消去するデータ消去手段を設け、このデータ消去手
段が消去する各種データに対して保存の必要の有無を判
定する保存判定手段を設け、この保存判定手段が保存の
必要を判定すると前記データ消去手段の処理動作を一時
停止する消去停止手段を設け、この消去停止手段がデー
タ消去を一時停止した状態で保存が必要な各種データを
前記データ通信手段で前記外部記憶装置に送信する通信
制御手段を設け、この通信制御手段が送信を完了した各
種データを前記データ消去手段で消去する消去制御手段
を設けた。
【0008】
【作用】データ処理手段が実行する所定のデータ処理に
連動して可変記憶手段の所定の記憶データをデータ消去
手段が消去する際に、このデータ消去手段が消去する各
種データに対して保存の必要の有無を保存判定手段が判
定し、この保存判定手段が保存の必要を判定するとデー
タ消去手段の処理動作を消去停止手段が一時停止し、こ
の消去停止手段がデータ消去を一時停止した状態で保存
が必要な各種データを通信制御手段がデータ通信手段で
外部記憶装置に送信し、この送信を完了した各種データ
を消去制御手段がデータ消去手段で消去する。
【0009】
【実施例】本発明の一実施例を図面に基づいて説明す
る。まず、この商品販売データ処理装置であるPOS端
末1は、外観的には図2に例示するように、金銭(図示
せず)を格納するドロワ2を扁平なボックス状の装置本
体3の底部に一体に形成し、この装置本体3の上面に店
員用と顧客用とのディスプレイ4,5とデータ入力手段
であるキーボード6とR/J(Receipt/Journal)プリン
タ7とカードリーダ8とを一体に形成すると共に、デー
タ入力手段であるタッチスキャナ9とハンドセット10
とを着脱自在に装着した構造となっている。
【0010】さらに、このPOS端末1は、回路的には
図3に例示するように、登録処理等の各種のデータ処理
を実行するデータ処理手段であるCPU11に、OS等
の各種データを固定的に予め記憶した固定記憶手段であ
るROM12、制御プログラム等の各種データを更新自
在に一時記憶する可変記憶手段であるRAM13、私用
の通信回線であるLAN14用のインターフェイス1
5、前記ドロワ2、前記ディスプレイ4,5、前記キー
ボード6、前記R/Jプリンタ7、前記カードリーダ
8、前記タッチスキャナ9、時計回路16、スピーカ1
7等をバス18で接続した構造となっている。
【0011】ここで、このPOS端末1では、図4に例
示するように、前記RAM13内の所定の記憶領域に発
注データテーブル19が形成されており、この発注デー
タテーブル19には、発注コードと数量と納品日時とで
各々設定された多数の発注データが番号毎に記憶されて
いる。さらに、このPOS端末1では、前記RAM13
の所定の記憶領域にプログラム領域20が形成されてお
り、このプログラム領域20に制御プログラムが格納さ
れている。また、このPOS端末1では、前記ROM1
2の所定の記憶領域にメッセージデータテーブル(図示
せず)が形成されており、このメッセージデータテーブ
ルにエラーメッセージやヘルプメッセージなどの各種の
メッセージデータが識別コードなどと共に格納されてい
る。
【0012】また、本実施例のPOS端末1はPOSシ
ステム21の一部となっており、図1に例示するよう
に、このPOSシステム21は、一つの本部22に設置
されたホストコンピュータ23と多数の店舗240 〜2
9 の各々に設置されたストアコンピュータ250 〜2
9 とを公共の通信回線であるPSTN(Public Switch
ed Telephone Network)26で接続し、前記店舗240
〜249 内で事務所(図示せず)に設置された前記スト
アコンピュータ250 〜259 と多数の売場(図示せ
ず)の各々に設置されたPOS端末100〜199などとを
前記LAN14で接続した構造となっている。
【0013】ここで、このPOSシステム21では、多
数の前記POS端末100〜199は同様な構造に形成され
て各々が前記発注データテーブル19を具備しており、
さらに、このような発注データテーブル19が上位の前
記コンピュータ23,250〜259 にも設けられてい
る。そこで、このPOSシステム21においては、本発
明の商品販売データ処理装置であるPOS端末100から
前記LAN14や前記PSTN26を介して受信した各
種データを一時記憶する外部記憶装置が、前記ホストコ
ンピュータ23、前記ストアコンピュータ250 〜25
9 、他の前記POS端末101〜199等で形成されてお
り、このような他の前記POS端末101〜199や前記コ
ンピュータ23,250 〜259 等からなる外部記憶装
置に発注データ等の各種データを送信するデータ通信手
段が前記CPU11と前記インターフェイス15とで形
成されている。
【0014】そして、このPOS端末100では、前記C
PU11のデータ処理手段が所定のデータ処理としてR
AM13のプログラム領域20内の制御プログラムの更
新を実行すると、これに連動して前記RAM13の発注
データテーブル19の全部の発注データを消去するデー
タ消去手段と、このデータ消去手段が消去する発注デー
タに対して保存の必要の有無を判定する保存判定手段と
が、前記CPU11等で形成されている。さらに、この
POS端末100では、前記CPU11等からなる保存判
定手段が保存の必要を判定すると前記データ消去手段の
処理動作を一時停止する消去停止手段と、このCPU1
1等からなる消去停止手段がデータ消去を一時停止した
状態で、発注データを前記インターフェイス15等のデ
ータ通信手段で他の前記POS端末101〜199等の外部
記憶装置に送信する通信制御手段と、この通信制御手段
が送信を完了した発注データを前記CPU11等のデー
タ消去手段で消去する消去制御手段とが、前記CPU1
1等で形成されている。
【0015】なお、このPOS端末100では、前記イン
ターフェイス15等のデータ通信手段のデータ通信が実
行不能の場合に、図5に例示するように、発注データを
報告レポート27に印字出力するデータ印字手段がR/
Jプリンタ7とCPU11とで形成されており、このC
PU11等のデータ印字手段が印字出力を完了した発注
データをCPU11等の消去制御手段がデータ消去手段
で消去するようになっている。さらに、このPOS端末
00では、上述のようにデータ印字手段が発注データを
報告レポート27に印字出力する際に、ROM12のメ
ッセージデータテーブル等に“発注業務履歴 ホスト未
送信データ”などとして予め設定されたメッセージデー
タを読出して発注データと共に報告レポート27に印字
出力するメッセージ印字手段が、R/Jプリンタ7とC
PU11とROM12のメッセージデータテーブルとで
形成されている。
【0016】このような構成において、このPOSシス
テム21では、例えば、一つの店舗240 の多数の売場
の各々に設置したPOS端末100,101…等は、各種の
情報処理で販売業務を実行して各種情報を蓄積するの
で、これら多数のPOS端末100,101…等と同一店舗
240 に設置されている一個のストアコンピュータ25
0 は、LAN14を介してPOS端末100,101…等の
各々から各種情報を読出すことで、例えば、一つの店舗
240 内における複数の売場の売上状況などを確認する
ことができる。さらに、このPOSシステム21では、
上述のようなストアコンピュータ250 〜259 が多数
の店舗240 〜249 の各々に設置されているので、本
部22に設置されている一個のホストコンピュータ23
は、PSTN26を介して多数のストアコンピュータ2
0 〜259 から各種情報を読出すことで、例えば、多
数の店舗240 〜249 の売上状況などを総合的に確認
することができる。
【0017】そして、このようなPOSシステム21の
POS端末100〜199では、例えば、各種商品の販売状
況に対応して店員が操作入力した発注データがRAM1
3の発注データテーブル19に順次格納されるようにな
っており、この発注データテーブル19が一時記憶した
発注データを精算処理の実行時などにストアコンピュー
タ250 〜259 やホストコンピュータ23に送信する
ことで、不足商品の納品業務などの作業能率を向上させ
るようになっている。なお、このPOSシステム21の
POS端末100〜199では、上述のように上位のコンピ
ュータ23,250 〜259 に送信した発注データはC
PU11のデータ消去手段が発注データテーブル19か
ら自動的に消去することで、この発注データテーブル1
9には未送信の発注データのみが格納されるようにして
発注データの二重送信などを防止するようになってい
る。
【0018】ここで、上述のようなPOSシステム24
の一つのPOS端末100をバージョンアップするため、
RAM13のプログラム領域20内の制御プログラムを
更新する場合の、このPOS端末100の処理動作を図6
のフローチャートに基づいて以下に詳述し、この本発明
のPOS端末100と通信する外部記憶装置である他のP
OS端末101の処理動作を図7のフローチャートに基づ
いて以下に詳述する。
【0019】まず、制御プログラムを更新するPOS端
末100では、図6に例示するように、制御プログラムの
更新の開始時にCPU11の保存判定手段がRAM13
の発注データテーブル19を検索して発注データの有無
を確認するようになっており、この発注データの残存が
確認されない場合は、CPU11のデータ消去手段が発
注データテーブル19を初期化してからCPU11のデ
ータ処理手段がプログラム領域20内の制御プログラム
を更新し、この更新処理の内容を示す定形の報告レポー
ト(図示せず)をR/Jプリンタ7で印字出力して処理
動作を終了するようになっている。
【0020】このようにすることで、このPOS端末1
では、RAM13のプログラム領域20内の制御プログ
ラムの更新に連動してRAM13で一時記憶していた発
注データを自動的に消去することで、制御プログラムの
更新による発注データのフォーマットの不一致などのエ
ラーを防止するようになっている。
【0021】また、POS端末100は、制御プログラム
の更新開始時にCPU11の保存判定手段がRAM13
の発注データテーブル19に残存する発注データを確認
すると、このように発注データテーブル19に残存する
発注データは全部が未送信で保存を必要としていること
になる。そこで、このようにして発注データの保存の必
要をCPU11の保存判定手段が判定すると、このCP
U11の消去停止手段がデータ消去手段による発注デー
タの消去動作を一時停止し、この状態でCPU11等の
データ通信手段がROM12のメッセージデータテーブ
ルから読出すなどした接続確認伝文をLAN14で他の
POS端末101に送信することになる。
【0022】そこで、図7に例示するように、上述のよ
うにしてPOS端末100から接続確認伝文を受信した他
のPOS端末101は、通常作業のデータ処理を中断して
接続確認応答をLAN14で返信するので、図6に例示
したように、この接続確認応答を受信したPOS端末1
00ではCPU11等のデータ通信手段が発注データテー
ブル19から発注データを順次読出してLAN14で他
のPOS端末101に送信することになる。すると、図7
に例示したように、POS端末100から発注データを受
信した他のPOS端末101は、受信した発注データを自
身の発注データテーブル(図示せず)に格納し、例え
ば、この状態で通常作業のデータ処理を再開することに
なる。
【0023】そして、図6に例示したように、上述のよ
うに他のPOS端末101に発注データを送信したPOS
端末100では、CPU11等のデータ消去手段が発注デ
ータテーブル19を初期化してからプログラム領域20
内の制御プログラムを更新し、この更新の完了後にCP
U11等のデータ通信手段がROM12のメッセージデ
ータテーブルから読出すなどしたパワーアップ伝文をL
AN14で他のPOS端末101に送信することになる。
【0024】そこで、図7に例示したように、POS端
末100からパワーアップ伝文を受信した他のPOS端末
01は、通常作業のデータ処理を中断してから発注デー
タテーブル内の発注データを順次読出してLAN14で
POS端末100に返信し、全部の発注データの送信を完
了すると発注データテーブルを初期化して通常作業のデ
ータ処理を再開することになる。
【0025】そして、図6に例示したように、上述のよ
うにして他のPOS端末101から発注データが返信され
たPOS端末100では、受信した発注データをCPU1
1が発注データテーブルに格納してから報告レポートを
R/Jプリンタ7で印字出力して処理動作を終了する。
【0026】このようにすることで、このPOS端末1
00では、RAM13のプログラム領域20内の制御プロ
グラムの更新に連動してRAM13の発注データテーブ
ル19を初期化することで、制御プログラムの更新によ
る発注データのフォーマットの不一致などのエラーを防
止するようになっている。しかも、このPOS端末100
では、上述のようにRAM13のプログラム領域20内
の制御プログラムの更新時に初期化を要する発注データ
テーブル19に発注データが残存していた場合は、この
発注データを一時的に他のPOS端末101内に退避させ
た状態で発注データテーブル19を初期化するので、未
送信の発注データの不用意な消去を防止して作業能率の
向上に寄与することができる。
【0027】しかも、本実施例のPOS端末100では、
上述のように他のPOS端末101内に退避させた発注デ
ータを、発注データテーブル19の初期化の完了後に自
動的に受信して格納するようになっているので、制御プ
ログラムの更新の前後で発注データを同様に取扱うこと
ができ、発注データを利用するデータ処理を極めて高効
率に実行することができる。
【0028】なお、POS端末100では、上述のように
他のPOS端末101に一時的に退避させた発注データを
自動的に受信することで作業能率を向上させるようにな
っているが、本発明は上記実施例に限定されるものでは
なく、例えば、他のPOS端末101に退避させた発注デ
ータをフロッピディスク(図示せず)に格納させてお
き、このフロッピディスクを他のPOS端末101から取
出してPOS端末100に装着するようなことも実施可能
である。
【0029】ここで、POS端末100では、上述のよう
に制御プログラムの更新時に消去される発注データを一
時的に他のPOS端末101内に退避させることで、必要
な発注データの消去を防止するようになっているが、実
際にはLAN14の不調や他のPOS端末101の休止な
どのために発注データを他のPOS端末101に送信でき
ないことがある。
【0030】そこで、本実施例のPOS端末100では、
図6に例示したように、他のPOS端末101に最初に接
続確認伝文を送信してから接続確認応答の返信に待機し
た際、例えば、この返信を所定時間の経過後にも検知し
ない場合には、CPU11がROM12のメッセージデ
ータテーブル内の所定のメッセージデータと発注データ
テーブル19内の発注データとをR/Jプリンタ7で報
告レポート27の先頭部に印字出力し、このような印字
出力の完了後に発注データテーブル19の初期化や制御
プログラムの更新等を実行し、この更新処理の内容を報
告レポート27の後半部に継続的に印字出力して処理動
作を終了するようになっている。
【0031】このようにすることで、このPOS端末1
00では、RAM13のプログラム領域20内の制御プロ
グラムの更新時に発注データを他のPOS端末101に退
避させることができなくとも、発注データを報告レポー
ト27に印字出力してから消去するので、利用者は消去
された未送信の発注データの内容を簡易に確認して以後
の作業に利用することができる。
【0032】また、上述したPOS端末100では、デー
タ処理に連動して所定データを消去することとして、制
御プログラムの更新時に発注データを消去することを例
示したが、本発明は上記実施例に限定されるものではな
く、CPU11の各種のデータ処理に連動して各種デー
タを消去することに適用可能である。
【0033】
【発明の効果】本発明は上述のように、データ消去手段
が消去する各種データに対して保存の必要の有無を判定
する保存判定手段を設け、この保存判定手段が保存の必
要を判定するとデータ消去手段の処理動作を一時停止す
る消去停止手段を設け、この消去停止手段がデータ消去
を一時停止した状態で保存が必要な各種データをデータ
通信手段で外部記憶装置に送信する通信制御手段を設
け、この通信制御手段が送信を完了した各種データをデ
ータ消去手段で消去する消去制御手段を設けたことによ
り、消去される各種データを外部記憶装置に退避させる
ことができるので、必要な各種データの不用意な消去を
防止して作業能率の向上に寄与することができる等の効
果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の商品販売データ処理装置の一実施例で
あるPOS端末を一部とするPOSシステムの全体構造
を例示する模式図である。
【図2】POS端末の外観を例示する斜視図である。
【図3】POS端末の回路構造を例示するブロック図で
ある。
【図4】可変記憶手段であるRAMの発注データテーブ
ルの記憶構造を例示するメモリマップである。
【図5】発注データなどを印字出力した報告レポートを
例示する正面図である。
【図6】POS端末が制御プログラムを更新する際の処
理動作を例示するフローチャートである。
【図7】本発明のPOS端末と通信する外部記憶装置で
ある他のPOS端末の処理動作を例示するフローチャー
トである。
【符号の説明】
1 商品販売データ処理装置 1,23,25 外部記憶装置 6,9 データ入力手段 11 データ処理手段、データ消
去手段、保存判定手段、消去停止手段、通信制御手段、
消去制御手段 11,15 データ通信手段 12 固定記憶手段 13 可変記憶手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信した各種データを一時記憶する外部
    記憶装置に通信回線で各種データを送信するデータ通信
    手段と、各種データが操作入力されるデータ入力手段
    と、制御プログラム等の各種データを固定的に予め記憶
    した固定記憶手段と、商品データ等の各種データを更新
    自在に一時記憶する可変記憶手段と、この可変記憶手段
    と前記固定記憶手段との記憶データや前記データ入力手
    段の入力データ等に基づいて登録処理等の各種のデータ
    処理を実行するデータ処理手段と、このデータ処理手段
    が実行する所定のデータ処理に連動して前記可変記憶手
    段の所定の記憶データを消去するデータ消去手段と、こ
    のデータ消去手段が消去する各種データに対して保存の
    必要の有無を判定する保存判定手段と、この保存判定手
    段が保存の必要を判定すると前記データ消去手段の処理
    動作を一時停止する消去停止手段と、この消去停止手段
    がデータ消去を一時停止した状態で保存が必要な各種デ
    ータを前記データ通信手段で前記外部記憶装置に送信す
    る通信制御手段と、この通信制御手段が送信を完了した
    各種データを前記データ消去手段で消去する消去制御手
    段とを具備したことを特徴とする商品販売データ処理装
    置。
JP6583693A 1993-03-25 1993-03-25 商品販売データ処理装置 Pending JPH06282758A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH096837A (ja) * 1995-06-14 1997-01-10 Nec Corp 担当者別分類登録によるデータ分散発注システム
JP2010079340A (ja) * 2008-09-24 2010-04-08 Casio Computer Co Ltd 売上データ処理装置及びプログラム
US10817864B2 (en) 2017-05-01 2020-10-27 Casio Computer Co., Ltd. Sales data processing apparatus, terminal apparatus and recording method

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