JP2002251435A - 商品販売データ処理装置、携帯型電子端末および宅配便受付方法 - Google Patents
商品販売データ処理装置、携帯型電子端末および宅配便受付方法Info
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- G06Q—INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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- G06Q30/06—Buying, selling or leasing transactions
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- G06Q10/00—Administration; Management
- G06Q10/08—Logistics, e.g. warehousing, loading or distribution; Inventory or stock management
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 商品販売データ処理装置が設置された店舗に
おいては作業時間の短縮、業務効率の向上、ミスの低減
を図ることができ、客においては利便性の向上を図るこ
とができる宅配便受付方法を提供する。 【解決手段】 宅配便の受付業務で用いる送付先に係る
データを携帯型電子端末５０のアドレス情報ファイルに
記憶されたアドレス情報から取得するようにした。これ
により、アドレス情報ファイルに格納されている住所等
のアドレス情報を宅配便の受付業務で用いる送付先に係
るデータとして適用することが可能であることから、商
品販売データ処理装置１での住所等の手入力を省略する
ことができるので、商品販売データ処理装置１が設置さ
れた店舗においては作業時間の短縮、業務効率の向上、
ミスの低減を図ることができ、携帯型電子端末５０の所
有者である客においては利便性の向上を図ることができ
る。
おいては作業時間の短縮、業務効率の向上、ミスの低減
を図ることができ、客においては利便性の向上を図るこ
とができる宅配便受付方法を提供する。 【解決手段】 宅配便の受付業務で用いる送付先に係る
データを携帯型電子端末５０のアドレス情報ファイルに
記憶されたアドレス情報から取得するようにした。これ
により、アドレス情報ファイルに格納されている住所等
のアドレス情報を宅配便の受付業務で用いる送付先に係
るデータとして適用することが可能であることから、商
品販売データ処理装置１での住所等の手入力を省略する
ことができるので、商品販売データ処理装置１が設置さ
れた店舗においては作業時間の短縮、業務効率の向上、
ミスの低減を図ることができ、携帯型電子端末５０の所
有者である客においては利便性の向上を図ることができ
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、宅配会社から宅配
便の受付業務を委託されているコンビニエンスストア等
の店舗で使用される商品販売データ処理装置、携帯型電
子端末および宅配便受付方法に関する。
便の受付業務を委託されているコンビニエンスストア等
の店舗で使用される商品販売データ処理装置、携帯型電
子端末および宅配便受付方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】現在、各所に店舗を展開して販売業務を
実行しているチェーン店などでは、ＰＯＳ（Point of S
ales：販売時点管理）システムを利用することで、各店
舗の売上状況などを統括的に把握して販売戦略を総合的
に立案するなどしている。
実行しているチェーン店などでは、ＰＯＳ（Point of S
ales：販売時点管理）システムを利用することで、各店
舗の売上状況などを統括的に把握して販売戦略を総合的
に立案するなどしている。
【０００３】ここで、上述のようなＰＯＳシステムは、
例えば、各種のデータ処理を実行する多数のＰＯＳ端末
と、これら多数のＰＯＳ端末から各種データを受信して
各種のデータ処理を実行する一個のストアコンピュータ
とを多数の店舗の各々に設置し、このような多数の店舗
の各々に設置されたストアコンピュータから各種データ
を受信して各種のデータ処理を実行するホストコンピュ
ータを本部に設置した構造などとなっている。
例えば、各種のデータ処理を実行する多数のＰＯＳ端末
と、これら多数のＰＯＳ端末から各種データを受信して
各種のデータ処理を実行する一個のストアコンピュータ
とを多数の店舗の各々に設置し、このような多数の店舗
の各々に設置されたストアコンピュータから各種データ
を受信して各種のデータ処理を実行するホストコンピュ
ータを本部に設置した構造などとなっている。
【０００４】そして、各店舗のＰＯＳ端末は、商品の販
売データなどを登録処理して順次蓄積し、この蓄積した
各種データから生成したトランザクションデータを登録
処理の完了後に同一店舗のストアコンピュータに送信す
る。そこで、各店舗のストアコンピュータは、同一店舗
のＰＯＳ端末から受信したトランザクションデータを集
計し、この集計したトランザクションデータを毎日一回
などとして予め設定された規定タイミングで本部のホス
トコンピュータに送信する。
売データなどを登録処理して順次蓄積し、この蓄積した
各種データから生成したトランザクションデータを登録
処理の完了後に同一店舗のストアコンピュータに送信す
る。そこで、各店舗のストアコンピュータは、同一店舗
のＰＯＳ端末から受信したトランザクションデータを集
計し、この集計したトランザクションデータを毎日一回
などとして予め設定された規定タイミングで本部のホス
トコンピュータに送信する。
【０００５】このようなＰＯＳシステムを利用すること
で、各店舗では、売上状況などを確認することができ、
本部では多数の店舗の売上状況などを総合的に確認する
ことができる。
で、各店舗では、売上状況などを確認することができ、
本部では多数の店舗の売上状況などを総合的に確認する
ことができる。
【０００６】ここで、このようなＰＯＳシステムにおい
ては、現在では宅配会社と契約することで、各店舗のＰ
ＯＳ端末で宅配便も受注するようになっている。つま
り、このようなＰＯＳシステムにおいては、各店舗のＰ
ＯＳ端末は、顧客の要望により宅配便の受注データを登
録処理して商品の販売データと共にトランザクションデ
ータとしてストアコンピュータに送信するので、このス
トアコンピュータからトランザクションデータを受信し
たホストコンピュータは、予め設定された通信回線で宅
配便のトランザクションデータを宅配会社まで送信す
る。そこで、この宅配会社では、宅配便を受注したＰＯ
Ｓ端末が設置された店舗に宅配トラックを派遣すること
で、この宅配トラックは売場に保管された荷物を受取っ
て配送することができる。
ては、現在では宅配会社と契約することで、各店舗のＰ
ＯＳ端末で宅配便も受注するようになっている。つま
り、このようなＰＯＳシステムにおいては、各店舗のＰ
ＯＳ端末は、顧客の要望により宅配便の受注データを登
録処理して商品の販売データと共にトランザクションデ
ータとしてストアコンピュータに送信するので、このス
トアコンピュータからトランザクションデータを受信し
たホストコンピュータは、予め設定された通信回線で宅
配便のトランザクションデータを宅配会社まで送信す
る。そこで、この宅配会社では、宅配便を受注したＰＯ
Ｓ端末が設置された店舗に宅配トラックを派遣すること
で、この宅配トラックは売場に保管された荷物を受取っ
て配送することができる。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】ところで、現行のシス
テムにおいては、宅配依頼者に電話番号や住所等を手書
きで宅配会社の伝票に記入してもらい、ＰＯＳ端末のオ
ペレータはこの宅配会社の伝票を基にＰＯＳ端末に必要
事項を手入力するとともに、住所や電話番号を基に地区
コードを探索し、この地区コードに基づいて配送料金の
計算等の受付業務を行っている。
テムにおいては、宅配依頼者に電話番号や住所等を手書
きで宅配会社の伝票に記入してもらい、ＰＯＳ端末のオ
ペレータはこの宅配会社の伝票を基にＰＯＳ端末に必要
事項を手入力するとともに、住所や電話番号を基に地区
コードを探索し、この地区コードに基づいて配送料金の
計算等の受付業務を行っている。
【０００８】しかしながら、このような宅配便受付業務
は、コンビニエンスストアの業務としては比較的時間が
かかる業務になっており、他の業務（特に売上精算業務
等）の妨げになりやすい。加えて、比較的時間がかかる
業務だけに、オペレータの操作ミスも誘発しやすくなっ
ている。
は、コンビニエンスストアの業務としては比較的時間が
かかる業務になっており、他の業務（特に売上精算業務
等）の妨げになりやすい。加えて、比較的時間がかかる
業務だけに、オペレータの操作ミスも誘発しやすくなっ
ている。
【０００９】本発明の目的は、商品販売データ処理装置
が設置された店舗においては作業時間の短縮、業務効率
の向上、ミスの低減を図ることができ、客においては利
便性の向上を図ることができる宅配便受付方法、この宅
配便受付方法が用いられる宅配便受付システムを構成す
る商品販売データ処理装置、および宅配便受付システム
を構成する携帯型電子端末を提供することである。
が設置された店舗においては作業時間の短縮、業務効率
の向上、ミスの低減を図ることができ、客においては利
便性の向上を図ることができる宅配便受付方法、この宅
配便受付方法が用いられる宅配便受付システムを構成す
る商品販売データ処理装置、および宅配便受付システム
を構成する携帯型電子端末を提供することである。
【００１０】
【課題を解決するための手段】請求項１記載の発明の商
品販売データ処理装置は、商品の販売データを登録処理
する商品販売データ処理装置において、所定のデータを
格納するデータファイルを有する携帯型電子端末とのア
クセスを確立してデータ通信を行うデータ通信手段と、
このデータ通信手段により前記携帯型電子端末に対して
前記データファイルを探索させるためのプログラムを送
信する探索プログラム送信手段と、この探索プログラム
送信手段により送信された前記プログラムに基づいて前
記携帯型電子端末で探索された前記データを前記データ
通信手段を介して受信する選択データ受信手段と、を備
える。
品販売データ処理装置は、商品の販売データを登録処理
する商品販売データ処理装置において、所定のデータを
格納するデータファイルを有する携帯型電子端末とのア
クセスを確立してデータ通信を行うデータ通信手段と、
このデータ通信手段により前記携帯型電子端末に対して
前記データファイルを探索させるためのプログラムを送
信する探索プログラム送信手段と、この探索プログラム
送信手段により送信された前記プログラムに基づいて前
記携帯型電子端末で探索された前記データを前記データ
通信手段を介して受信する選択データ受信手段と、を備
える。
【００１１】したがって、商品販売データ処理装置から
携帯型電子端末に対してデータファイルを探索させるた
めのプログラムを送信することにより、携帯型電子端末
の所有者にそのデータファイル内に格納されている所望
のデータを探索させることが可能になる。また、送信さ
れたプログラムに基づいて探索されたデータが携帯型電
子端末から送信された場合、そのデータが商品販売デー
タ処理装置で受信される。これにより、携帯型電子端末
のデータファイルに格納されている所望のデータを商品
販売データ処理装置で取得することが可能になる。
携帯型電子端末に対してデータファイルを探索させるた
めのプログラムを送信することにより、携帯型電子端末
の所有者にそのデータファイル内に格納されている所望
のデータを探索させることが可能になる。また、送信さ
れたプログラムに基づいて探索されたデータが携帯型電
子端末から送信された場合、そのデータが商品販売デー
タ処理装置で受信される。これにより、携帯型電子端末
のデータファイルに格納されている所望のデータを商品
販売データ処理装置で取得することが可能になる。
【００１２】請求項２記載の発明は、商品の販売データ
や宅配便の受注データを登録処理する商品販売データ処
理装置において、住所等のアドレス情報を格納したアド
レス情報ファイルを有する携帯型電子端末とのアクセス
を確立してデータ通信を行うデータ通信手段と、このデ
ータ通信手段により前記携帯型電子端末に対して前記ア
ドレス情報ファイルを探索させるためのプログラムを送
信する探索プログラム送信手段と、この探索プログラム
送信手段により送信された前記プログラムに基づいて前
記携帯型電子端末で探索された前記アドレス情報を前記
データ通信手段を介して受信する選択データ受信手段
と、を備える。
や宅配便の受注データを登録処理する商品販売データ処
理装置において、住所等のアドレス情報を格納したアド
レス情報ファイルを有する携帯型電子端末とのアクセス
を確立してデータ通信を行うデータ通信手段と、このデ
ータ通信手段により前記携帯型電子端末に対して前記ア
ドレス情報ファイルを探索させるためのプログラムを送
信する探索プログラム送信手段と、この探索プログラム
送信手段により送信された前記プログラムに基づいて前
記携帯型電子端末で探索された前記アドレス情報を前記
データ通信手段を介して受信する選択データ受信手段
と、を備える。
【００１３】したがって、商品の販売データや宅配便の
受注データを登録処理する商品販売データ処理装置から
携帯型電子端末に対して住所等のアドレス情報を格納し
たアドレス情報ファイルを探索させるためのプログラム
を送信することにより、携帯型電子端末の所有者にその
アドレス情報ファイル内に格納されている所望のアドレ
ス情報を探索させることが可能になる。また、送信され
たプログラムに基づいて探索されたアドレス情報が携帯
型電子端末から送信された場合、そのアドレス情報が商
品販売データ処理装置で受信される。これにより、宅配
便の受付けの際に携帯型電子端末のアドレス情報ファイ
ルに格納されている所望のアドレス情報を利用すること
が可能になり、商品販売データ処理装置での送り先の住
所等の手入力を省略することが可能になることにより、
商品販売データ処理装置が設置された店舗においては作
業時間の短縮、業務効率の向上、ミスの低減が図られ、
携帯型電子端末の所有者である客においては利便性の向
上が図られる。
受注データを登録処理する商品販売データ処理装置から
携帯型電子端末に対して住所等のアドレス情報を格納し
たアドレス情報ファイルを探索させるためのプログラム
を送信することにより、携帯型電子端末の所有者にその
アドレス情報ファイル内に格納されている所望のアドレ
ス情報を探索させることが可能になる。また、送信され
たプログラムに基づいて探索されたアドレス情報が携帯
型電子端末から送信された場合、そのアドレス情報が商
品販売データ処理装置で受信される。これにより、宅配
便の受付けの際に携帯型電子端末のアドレス情報ファイ
ルに格納されている所望のアドレス情報を利用すること
が可能になり、商品販売データ処理装置での送り先の住
所等の手入力を省略することが可能になることにより、
商品販売データ処理装置が設置された店舗においては作
業時間の短縮、業務効率の向上、ミスの低減が図られ、
携帯型電子端末の所有者である客においては利便性の向
上が図られる。
【００１４】請求項３記載の発明は、請求項１または２
記載の商品販売データ処理装置において、前記データ通
信手段により一の前記携帯型電子端末との間においてア
クセスが確立している場合、他の前記携帯型電子端末と
のアクセスを排除する。
記載の商品販売データ処理装置において、前記データ通
信手段により一の前記携帯型電子端末との間においてア
クセスが確立している場合、他の前記携帯型電子端末と
のアクセスを排除する。
【００１５】したがって、一の携帯型電子端末との間に
おいてアクセスが確立している場合には他の携帯型電子
端末とのアクセスは確立することがないことから、携帯
型電子端末と商品販売データ処理装置とは１対１の関係
でのデータの送受信を行うので、誤ったデータが商品販
売データ処理装置に送信されることが防止される。
おいてアクセスが確立している場合には他の携帯型電子
端末とのアクセスは確立することがないことから、携帯
型電子端末と商品販売データ処理装置とは１対１の関係
でのデータの送受信を行うので、誤ったデータが商品販
売データ処理装置に送信されることが防止される。
【００１６】請求項４記載の発明は、請求項１ないし３
の何れか一記載の商品販売データ処理装置において、前
記携帯型電子端末とのアクセスは、所定の業務メニュー
動作時に限る。
の何れか一記載の商品販売データ処理装置において、前
記携帯型電子端末とのアクセスは、所定の業務メニュー
動作時に限る。
【００１７】したがって、携帯型電子端末から商品販売
データ処理装置に対する不正アクセスが防止される。
データ処理装置に対する不正アクセスが防止される。
【００１８】請求項５記載の発明の携帯型電子端末は、
所定のデータを格納するデータファイルと、商品の販売
データを登録処理する商品販売データ処理装置とのアク
セスを確立してデータ通信を行うデータ通信手段と、こ
のデータ通信手段により前記商品販売データ処理装置か
ら送信されたプログラムに基づき、前記データファイル
から所望の前記データを選択させるデータ選択手段と、
このデータ選択手段により選択された前記データを前記
データ通信手段を介して送信する選択データ送信手段
と、を備える。
所定のデータを格納するデータファイルと、商品の販売
データを登録処理する商品販売データ処理装置とのアク
セスを確立してデータ通信を行うデータ通信手段と、こ
のデータ通信手段により前記商品販売データ処理装置か
ら送信されたプログラムに基づき、前記データファイル
から所望の前記データを選択させるデータ選択手段と、
このデータ選択手段により選択された前記データを前記
データ通信手段を介して送信する選択データ送信手段
と、を備える。
【００１９】したがって、商品販売データ処理装置から
送信されたプログラムに基づき、データファイルから所
望のデータが選択され、選択された所望のデータが商品
販売データ処理装置に対して送信される。これにより、
携帯型電子端末のデータファイルに格納されている所望
のデータを商品販売データ処理装置へと容易に送信する
ことが可能になるとともに、商品販売データ処理装置側
では携帯型電子端末のデータファイルに格納されている
所望のデータを容易に取得することが可能になる。
送信されたプログラムに基づき、データファイルから所
望のデータが選択され、選択された所望のデータが商品
販売データ処理装置に対して送信される。これにより、
携帯型電子端末のデータファイルに格納されている所望
のデータを商品販売データ処理装置へと容易に送信する
ことが可能になるとともに、商品販売データ処理装置側
では携帯型電子端末のデータファイルに格納されている
所望のデータを容易に取得することが可能になる。
【００２０】請求項６記載の発明の携帯型電子端末は、
住所等のアドレス情報を格納したアドレス情報ファイル
と、商品の販売データを登録処理する商品販売データ処
理装置とのアクセスを確立してデータ通信を行うデータ
通信手段と、このデータ通信手段により前記商品販売デ
ータ処理装置から送信されたプログラムに基づき、前記
アドレス情報ファイルから所望の前記アドレス情報を選
択させるデータ選択手段と、このデータ選択手段により
選択された前記アドレス情報を前記データ通信手段を介
して送信する選択データ送信手段と、を備える。
住所等のアドレス情報を格納したアドレス情報ファイル
と、商品の販売データを登録処理する商品販売データ処
理装置とのアクセスを確立してデータ通信を行うデータ
通信手段と、このデータ通信手段により前記商品販売デ
ータ処理装置から送信されたプログラムに基づき、前記
アドレス情報ファイルから所望の前記アドレス情報を選
択させるデータ選択手段と、このデータ選択手段により
選択された前記アドレス情報を前記データ通信手段を介
して送信する選択データ送信手段と、を備える。
【００２１】したがって、商品販売データ処理装置から
送信されたプログラムに基づき、住所等のアドレス情報
を格納したアドレス情報ファイルから所望のアドレス情
報が選択され、選択された所望のアドレス情報が商品販
売データ処理装置に対して送信される。これにより、携
帯型電子端末のアドレス情報ファイルに格納されている
所望のアドレス情報を商品販売データ処理装置へと容易
に送信することが可能になるとともに、商品販売データ
処理装置側では携帯型電子端末のアドレス情報ファイル
に格納されている所望のアドレス情報を容易に取得する
ことが可能になるので、宅配便の受付けの際に携帯型電
子端末のアドレス情報ファイルに格納されている所望の
アドレス情報を利用することが可能になり、商品販売デ
ータ処理装置での送り先の住所等の手入力を省略するこ
とが可能になることにより、商品販売データ処理装置が
設置された店舗においては作業時間の短縮、業務効率の
向上、ミスの低減が図られ、携帯型電子端末の所有者で
ある客においては利便性の向上が図られる。
送信されたプログラムに基づき、住所等のアドレス情報
を格納したアドレス情報ファイルから所望のアドレス情
報が選択され、選択された所望のアドレス情報が商品販
売データ処理装置に対して送信される。これにより、携
帯型電子端末のアドレス情報ファイルに格納されている
所望のアドレス情報を商品販売データ処理装置へと容易
に送信することが可能になるとともに、商品販売データ
処理装置側では携帯型電子端末のアドレス情報ファイル
に格納されている所望のアドレス情報を容易に取得する
ことが可能になるので、宅配便の受付けの際に携帯型電
子端末のアドレス情報ファイルに格納されている所望の
アドレス情報を利用することが可能になり、商品販売デ
ータ処理装置での送り先の住所等の手入力を省略するこ
とが可能になることにより、商品販売データ処理装置が
設置された店舗においては作業時間の短縮、業務効率の
向上、ミスの低減が図られ、携帯型電子端末の所有者で
ある客においては利便性の向上が図られる。
【００２２】請求項７記載の発明の宅配便受付方法は、
商品の販売データや宅配便の受注データを登録処理する
商品販売データ処理装置と、住所等のアドレス情報を格
納したアドレス情報ファイルを有する携帯型電子端末
と、で構成され、前記商品販売データ処理装置と前記携
帯型電子端末との間でアクセスを確立してデータ通信を
行うデータ通信手段を前記商品販売データ処理装置及び
前記携帯型電子端末にそれぞれ設けた宅配便受付システ
ムに用いられる宅配便受付方法であって、前記商品販売
データ処理装置に、前記データ通信手段により前記携帯
型電子端末に対して前記アドレス情報ファイルを探索さ
せるためのプログラムを送信する探索プログラム送信手
段と、この探索プログラム送信手段により送信された前
記プログラムに基づいて前記携帯型電子端末で探索され
た前記アドレス情報を前記データ通信手段を介して受信
する選択データ受信手段と、を備え、前記携帯型電子端
末に、前記データ通信手段により前記商品販売データ処
理装置から送信されたプログラムに応じて前記アドレス
情報ファイルから所望の前記アドレス情報を選択させる
データ選択手段と、このデータ選択手段により選択され
た前記アドレス情報を前記データ通信手段を介して送信
する選択データ送信手段と、を備え、宅配便の受付業務
で用いる送付先に係るデータを前記携帯型電子端末の前
記アドレス情報ファイルに記憶された前記アドレス情報
から取得するようにした。
商品の販売データや宅配便の受注データを登録処理する
商品販売データ処理装置と、住所等のアドレス情報を格
納したアドレス情報ファイルを有する携帯型電子端末
と、で構成され、前記商品販売データ処理装置と前記携
帯型電子端末との間でアクセスを確立してデータ通信を
行うデータ通信手段を前記商品販売データ処理装置及び
前記携帯型電子端末にそれぞれ設けた宅配便受付システ
ムに用いられる宅配便受付方法であって、前記商品販売
データ処理装置に、前記データ通信手段により前記携帯
型電子端末に対して前記アドレス情報ファイルを探索さ
せるためのプログラムを送信する探索プログラム送信手
段と、この探索プログラム送信手段により送信された前
記プログラムに基づいて前記携帯型電子端末で探索され
た前記アドレス情報を前記データ通信手段を介して受信
する選択データ受信手段と、を備え、前記携帯型電子端
末に、前記データ通信手段により前記商品販売データ処
理装置から送信されたプログラムに応じて前記アドレス
情報ファイルから所望の前記アドレス情報を選択させる
データ選択手段と、このデータ選択手段により選択され
た前記アドレス情報を前記データ通信手段を介して送信
する選択データ送信手段と、を備え、宅配便の受付業務
で用いる送付先に係るデータを前記携帯型電子端末の前
記アドレス情報ファイルに記憶された前記アドレス情報
から取得するようにした。
【００２３】したがって、商品販売データ処理装置から
携帯型電子端末に対してアドレス情報ファイルを探索さ
せるためのプログラムを送信することにより、携帯型電
子端末の所有者にそのアドレス情報ファイル内に格納さ
れている所望のアドレス情報を探索させることが可能に
なる。一方、携帯型電子端末では、商品販売データ処理
装置から送信されたプログラムに基づき、住所等のアド
レス情報を格納したアドレス情報ファイルから所望のア
ドレス情報が選択され、選択された所望のアドレス情報
が商品販売データ処理装置に対して送信される。そし
て、携帯型電子端末から送信されたアドレス情報は、商
品販売データ処理装置で受信される。これにより、アド
レス情報ファイルに格納されている住所等のアドレス情
報を宅配便の受付業務で用いる送付先に係るデータとし
て適用することが可能であることから、宅配便の受付業
務で用いる送付先に係るデータを携帯型電子端末のアド
レス情報ファイルに記憶されたアドレス情報から取得す
ることで、商品販売データ処理装置での住所等の手入力
を省略することが可能になり、商品販売データ処理装置
が設置された店舗においては作業時間の短縮、業務効率
の向上、ミスの低減が図られ、携帯型電子端末の所有者
である客においては利便性の向上が図られる。
携帯型電子端末に対してアドレス情報ファイルを探索さ
せるためのプログラムを送信することにより、携帯型電
子端末の所有者にそのアドレス情報ファイル内に格納さ
れている所望のアドレス情報を探索させることが可能に
なる。一方、携帯型電子端末では、商品販売データ処理
装置から送信されたプログラムに基づき、住所等のアド
レス情報を格納したアドレス情報ファイルから所望のア
ドレス情報が選択され、選択された所望のアドレス情報
が商品販売データ処理装置に対して送信される。そし
て、携帯型電子端末から送信されたアドレス情報は、商
品販売データ処理装置で受信される。これにより、アド
レス情報ファイルに格納されている住所等のアドレス情
報を宅配便の受付業務で用いる送付先に係るデータとし
て適用することが可能であることから、宅配便の受付業
務で用いる送付先に係るデータを携帯型電子端末のアド
レス情報ファイルに記憶されたアドレス情報から取得す
ることで、商品販売データ処理装置での住所等の手入力
を省略することが可能になり、商品販売データ処理装置
が設置された店舗においては作業時間の短縮、業務効率
の向上、ミスの低減が図られ、携帯型電子端末の所有者
である客においては利便性の向上が図られる。
【００２４】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態を図１ない
し図８に基づいて説明する。本実施の形態の宅配便受付
システムは、商品販売データ処理装置および携帯型電子
端末である携帯電話により構成されている。なお、本実
施の形態においては、宅配会社から宅配便の受付業務を
委託されているコンビニエンスストア等の店舗で使用さ
れるＰＯＳ（Point of Sales：販売時点管理）端末を商
品販売データ処理装置に適用した一例について説明す
る。
し図８に基づいて説明する。本実施の形態の宅配便受付
システムは、商品販売データ処理装置および携帯型電子
端末である携帯電話により構成されている。なお、本実
施の形態においては、宅配会社から宅配便の受付業務を
委託されているコンビニエンスストア等の店舗で使用さ
れるＰＯＳ（Point of Sales：販売時点管理）端末を商
品販売データ処理装置に適用した一例について説明す
る。
【００２５】図１は、本実施の形態の宅配便受付システ
ムを構成するＰＯＳ端末１を備えるＰＯＳシステムＡを
示す模式図である。ＰＯＳシステムＡは、コンビニエン
スストアのバックヤードに設置されるストアコントロー
ラＢと、コンビニエンスストアのレジカウンターに設置
される複数台のＰＯＳ端末１とによって構成されてい
る。ストアコントローラＢ、複数台のＰＯＳ端末１は、
互いにＬＡＮ（Local Area Network）ケーブルＬによっ
て接続されている。
ムを構成するＰＯＳ端末１を備えるＰＯＳシステムＡを
示す模式図である。ＰＯＳシステムＡは、コンビニエン
スストアのバックヤードに設置されるストアコントロー
ラＢと、コンビニエンスストアのレジカウンターに設置
される複数台のＰＯＳ端末１とによって構成されてい
る。ストアコントローラＢ、複数台のＰＯＳ端末１は、
互いにＬＡＮ（Local Area Network）ケーブルＬによっ
て接続されている。
【００２６】公知の技術であるため詳細な説明を省略す
るが、ストアコントローラＢは、各ＰＯＳ端末１におけ
る売上データの管理を行う。また、ストアコントローラ
Ｂは、本部のホストコンピュータに接続されており、こ
の本部のホストコンピュータは宅配会社等に対するデー
タの送受信の管理を行う。
るが、ストアコントローラＢは、各ＰＯＳ端末１におけ
る売上データの管理を行う。また、ストアコントローラ
Ｂは、本部のホストコンピュータに接続されており、こ
の本部のホストコンピュータは宅配会社等に対するデー
タの送受信の管理を行う。
【００２７】ここで、図２はＰＯＳ端末１を概略的に示
す外観斜視図である。図２に示すように、このＰＯＳ端
末１の筐体である本体ケース２の操作者から見て左側に
は、サーマルプリンタ３（図３参照）を内部に内蔵する
プリンタカバー４が設けられており、そのプリンタカバ
ー４にはサーマルプリンタ３から印字発行されるレシー
ト（図示せず）を発行するレシート発行口５が形成され
ている。また、プリンタカバー４の上部には、商品等に
付される商品コードを光学的に読み取るためのバーコー
ドスキャナ６を載置するためのスキャナ載置部７が凹形
状に形成されている。一方、ＰＯＳ端末１の本体ケース
２の操作者から見て右側には、例えば表示装置として機
能するＬＣＤ（Liquid Crystal Display）であってチル
ト自在なディスプレイ８、各種のキーが集合するキーボ
ード９、磁気カードリーダ１０（図３参照）に磁気カー
ドを挿入するための磁気カード挿入口１１、図示しない
鍵によって切り替え操作されるモードキー１２等が設け
られている。
す外観斜視図である。図２に示すように、このＰＯＳ端
末１の筐体である本体ケース２の操作者から見て左側に
は、サーマルプリンタ３（図３参照）を内部に内蔵する
プリンタカバー４が設けられており、そのプリンタカバ
ー４にはサーマルプリンタ３から印字発行されるレシー
ト（図示せず）を発行するレシート発行口５が形成され
ている。また、プリンタカバー４の上部には、商品等に
付される商品コードを光学的に読み取るためのバーコー
ドスキャナ６を載置するためのスキャナ載置部７が凹形
状に形成されている。一方、ＰＯＳ端末１の本体ケース
２の操作者から見て右側には、例えば表示装置として機
能するＬＣＤ（Liquid Crystal Display）であってチル
ト自在なディスプレイ８、各種のキーが集合するキーボ
ード９、磁気カードリーダ１０（図３参照）に磁気カー
ドを挿入するための磁気カード挿入口１１、図示しない
鍵によって切り替え操作されるモードキー１２等が設け
られている。
【００２８】また、ディスプレイ８には、タッチパネル
１３が設けられており、ディスプレイ８に表示されるボ
タン等とタッチパネル１３の位置座標との位置関係の同
期をとることによって、ディスプレイ８はキーボードと
同様の機能を奏することになる。
１３が設けられており、ディスプレイ８に表示されるボ
タン等とタッチパネル１３の位置座標との位置関係の同
期をとることによって、ディスプレイ８はキーボードと
同様の機能を奏することになる。
【００２９】加えて、ＰＯＳ端末１の客側に位置する背
面には、客側ディスプレイ１４が設けられている。そし
て、このようなＰＯＳ端末１は、ドロワ装置１５上に載
置されて使用される。
面には、客側ディスプレイ１４が設けられている。そし
て、このようなＰＯＳ端末１は、ドロワ装置１５上に載
置されて使用される。
【００３０】続いて、このような構成のＰＯＳ端末１に
内蔵される各部の電気的接続について図３を参照して説
明する。図３に示すように、このＰＯＳ端末１は、Micr
ocomputer（以下、マイコンという。）１６を内蔵し、
このマイコン１６が各部を駆動制御する。マイコン１６
は、各部を集中的に制御するＣＰＵ（Central Processi
ng Unit）１７に、アドレスバス、データバス等のバス
ライン１８を介して、起動プログラム等の固定的データ
を予め格納するＲＯＭ（Read Only Memory）１９と、売
上バッファや印字バッファ等の各種バッファを構成して
各種データを書き換え自在に格納するＲＡＭ（Random A
ccess Memory）２０と、日付や時刻を計時するタイマ３
２とが接続されて構成されている。加えて、バスライン
１８には、表示データ等を高速展開するＶＲＡＭ（Vide
o Random Access Memory）３１も接続されている。
内蔵される各部の電気的接続について図３を参照して説
明する。図３に示すように、このＰＯＳ端末１は、Micr
ocomputer（以下、マイコンという。）１６を内蔵し、
このマイコン１６が各部を駆動制御する。マイコン１６
は、各部を集中的に制御するＣＰＵ（Central Processi
ng Unit）１７に、アドレスバス、データバス等のバス
ライン１８を介して、起動プログラム等の固定的データ
を予め格納するＲＯＭ（Read Only Memory）１９と、売
上バッファや印字バッファ等の各種バッファを構成して
各種データを書き換え自在に格納するＲＡＭ（Random A
ccess Memory）２０と、日付や時刻を計時するタイマ３
２とが接続されて構成されている。加えて、バスライン
１８には、表示データ等を高速展開するＶＲＡＭ（Vide
o Random Access Memory）３１も接続されている。
【００３１】また、ＣＰＵ１７に接続されたバスライン
１８には記憶媒体であるＨＤＤ（HardDisk Drive）２１
が接続されており、このＨＤＤ２１にはマイコン１６を
動作させる制御プログラムの他に、各種データファイル
も格納されている。各種データファイルとしては、商品
マスタファイル、売上ファイル、宅配便関連ファイル等
が格納されている。特に図示しないが、商品マスタファ
イルは、商品の商品コード毎に商品名、単価、部門コー
ド等を対応付けて記憶保持するファイル構造を備える。
売上ファイルは、売上明細や売上金額等の商品売上履歴
を記憶保持するファイル構造を備える。また、宅配便関
連ファイルとしては、後述する宅配便受け付け処理にお
いて入力された情報を記憶保持する宅配便受付ファイ
ル、配送先の住所や荷物のサイズと料金とに係る情報を
対応づけて予め記憶保持する料金ファイル等がある。
１８には記憶媒体であるＨＤＤ（HardDisk Drive）２１
が接続されており、このＨＤＤ２１にはマイコン１６を
動作させる制御プログラムの他に、各種データファイル
も格納されている。各種データファイルとしては、商品
マスタファイル、売上ファイル、宅配便関連ファイル等
が格納されている。特に図示しないが、商品マスタファ
イルは、商品の商品コード毎に商品名、単価、部門コー
ド等を対応付けて記憶保持するファイル構造を備える。
売上ファイルは、売上明細や売上金額等の商品売上履歴
を記憶保持するファイル構造を備える。また、宅配便関
連ファイルとしては、後述する宅配便受け付け処理にお
いて入力された情報を記憶保持する宅配便受付ファイ
ル、配送先の住所や荷物のサイズと料金とに係る情報を
対応づけて予め記憶保持する料金ファイル等がある。
【００３２】ＨＤＤ２１に格納された制御プログラム
は、ＰＯＳ端末１の起動時に商品マスタファイル等とと
もにＲＡＭ２０に書き込まれ、これによってマイコン１
６による各部の駆動制御が可能な状態となる。次に、マ
イコン１６によって駆動制御される各部を説明する。
は、ＰＯＳ端末１の起動時に商品マスタファイル等とと
もにＲＡＭ２０に書き込まれ、これによってマイコン１
６による各部の駆動制御が可能な状態となる。次に、マ
イコン１６によって駆動制御される各部を説明する。
【００３３】キーボード９は、キーボードコントローラ
２２を介してバスライン１８に接続され、操作されたキ
ーに応じた信号をキーボードコントローラ２２の動作に
よってマイコン１６に入力する。
２２を介してバスライン１８に接続され、操作されたキ
ーに応じた信号をキーボードコントローラ２２の動作に
よってマイコン１６に入力する。
【００３４】モードキー１２は、モードキーコントロー
ラ２３を介してバスライン１８に接続され、モードキー
コントローラ２３の動作によって切り替え位置に応じた
信号をマイコン１６に入力する。マイコン１６は、モー
ドキー１２からの出力信号に応じて、ＰＯＳ端末１の動
作モードを登録モード、設定モード、精算モード、点検
モード等の各業務モードに設定する。
ラ２３を介してバスライン１８に接続され、モードキー
コントローラ２３の動作によって切り替え位置に応じた
信号をマイコン１６に入力する。マイコン１６は、モー
ドキー１２からの出力信号に応じて、ＰＯＳ端末１の動
作モードを登録モード、設定モード、精算モード、点検
モード等の各業務モードに設定する。
【００３５】ディスプレイ８は、表示コントローラ２４
を介してバスライン１８に接続され、マイコン１６から
の表示データが表示コントローラ２４に入力されると、
表示コントローラ２４に駆動されて所定事項を表示す
る。
を介してバスライン１８に接続され、マイコン１６から
の表示データが表示コントローラ２４に入力されると、
表示コントローラ２４に駆動されて所定事項を表示す
る。
【００３６】客側ディスプレイ１４は、客側表示コント
ローラ２５を介してバスライン１８に接続され、マイコ
ン１６からの客側表示データが客側表示コントローラ２
５に入力されると、客側表示コントローラ２５に駆動さ
れて所定事項を表示する。
ローラ２５を介してバスライン１８に接続され、マイコ
ン１６からの客側表示データが客側表示コントローラ２
５に入力されると、客側表示コントローラ２５に駆動さ
れて所定事項を表示する。
【００３７】タッチパネル１３は、パネルコントローラ
２６を介してバスライン１８に接続され、パネルコント
ローラ２６の動作によって、操作者によりタッチされた
パネル上のＸＹ座標の位置を認識して座標データ取得
し、この取得された座標データに応じた信号をマイコン
１６に出力する。マイコン１６に信号が入力されると、
マイコン１６は信号に基づいた所定の処理を実行する。
２６を介してバスライン１８に接続され、パネルコント
ローラ２６の動作によって、操作者によりタッチされた
パネル上のＸＹ座標の位置を認識して座標データ取得
し、この取得された座標データに応じた信号をマイコン
１６に出力する。マイコン１６に信号が入力されると、
マイコン１６は信号に基づいた所定の処理を実行する。
【００３８】バーコードスキャナ６は、スキャナコント
ローラ２７を介してバスライン１８に接続され、スキャ
ナコントローラ２７の動作によって読み取った商品コー
ドのデータをマイコン１６に送信する。
ローラ２７を介してバスライン１８に接続され、スキャ
ナコントローラ２７の動作によって読み取った商品コー
ドのデータをマイコン１６に送信する。
【００３９】磁気カードリーダ１０は、リーダコントロ
ーラ２８を介してバスライン１８に接続され、リーダコ
ントローラ２８の動作によってマイコン１６に対して磁
気カードに記憶された情報を出力する。
ーラ２８を介してバスライン１８に接続され、リーダコ
ントローラ２８の動作によってマイコン１６に対して磁
気カードに記憶された情報を出力する。
【００４０】また、ＰＯＳ端末１に内蔵されたサーマル
プリンタ３は、プリンタコントローラ２９を介してバス
ライン１８に接続され、マイコン１６によって駆動制御
される。さらに、このサーマルプリンタ３には、カッタ
部（図示せず）が内蔵されており、マイコン１６によっ
て駆動制御される。これにより、サーマルプリンタ３
は、図示しない長尺紙であるレシート用紙にレシートと
しての必要事項を印字し、これを切断してレシート発行
口５よりレシートとして発行するレシートプリンタの機
能を発揮する。
プリンタ３は、プリンタコントローラ２９を介してバス
ライン１８に接続され、マイコン１６によって駆動制御
される。さらに、このサーマルプリンタ３には、カッタ
部（図示せず）が内蔵されており、マイコン１６によっ
て駆動制御される。これにより、サーマルプリンタ３
は、図示しない長尺紙であるレシート用紙にレシートと
しての必要事項を印字し、これを切断してレシート発行
口５よりレシートとして発行するレシートプリンタの機
能を発揮する。
【００４１】さらに、ＰＯＳ端末１には、他のＰＯＳ端
末１、ストアコントローラＢ等をＬＡＮケーブルＬを介
して接続してデータの送受信をする通信Ｉ／Ｆ３０が、
バスライン１８に接続され、マイコン１６によって駆動
制御される。また、ＰＯＳ端末１とは別体で設けられた
ドロワ装置１５も、マイコン１６によって駆動制御され
る。
末１、ストアコントローラＢ等をＬＡＮケーブルＬを介
して接続してデータの送受信をする通信Ｉ／Ｆ３０が、
バスライン１８に接続され、マイコン１６によって駆動
制御される。また、ＰＯＳ端末１とは別体で設けられた
ドロワ装置１５も、マイコン１６によって駆動制御され
る。
【００４２】加えて、ＰＯＳ端末１には、無線通信手段
３３が設けられており、この無線通信手段３３はバスラ
イン１８に接続され、マイコン１６によって駆動制御さ
れる。この無線通信手段３３は、マイコン１６の制御に
よって他の無線通信手段の搭載機器との間でのデータや
プログラムの送受信を可能にしている。ここに、無線通
信手段の搭載機器間でアクセスを確立してデータ通信を
行うデータ通信手段が実現されている。
３３が設けられており、この無線通信手段３３はバスラ
イン１８に接続され、マイコン１６によって駆動制御さ
れる。この無線通信手段３３は、マイコン１６の制御に
よって他の無線通信手段の搭載機器との間でのデータや
プログラムの送受信を可能にしている。ここに、無線通
信手段の搭載機器間でアクセスを確立してデータ通信を
行うデータ通信手段が実現されている。
【００４３】次に、本実施の形態の宅配便受付システム
をＰＯＳシステムＡとともに構成する携帯電話５０につ
いて図４を参照しつつ説明する。本実施の形態の携帯電
話５０は、その外観等については周知のものと何ら変わ
るものではないため説明を省略する。図４に示すよう
に、携帯電話５０にはMicrocomputer（以下、マイコン
という。）５１が備えられており、このマイコン５１
が、電話機能を発揮する通信制御部５２、表示装置６
０、各種キー６１等の各部を駆動制御する。マイコン５
１は、各部を集中的に制御するＣＰＵ５３にバスライン
５４を介して、マイコン５１を動作させる制御プログラ
ム等の固定的データを予め格納するＲＯＭ５５と各種デ
ータを書き換え自在に格納するワークエリアとして機能
するＲＡＭ５６とが接続されて構成されている。加え
て、バスライン５４には、表示データ等を高速展開する
ＶＲＡＭ（Video Random Access Memory）５７や不揮発
性のフラッシュメモリ５８が接続されている。フラッシ
ュメモリ５８には、所有者や知人の電話番号や住所等で
構成されるアドレス情報を多数記憶するアドレス情報フ
ァイル（データファイル）であるアドレス帳５９が格納
されている。
をＰＯＳシステムＡとともに構成する携帯電話５０につ
いて図４を参照しつつ説明する。本実施の形態の携帯電
話５０は、その外観等については周知のものと何ら変わ
るものではないため説明を省略する。図４に示すよう
に、携帯電話５０にはMicrocomputer（以下、マイコン
という。）５１が備えられており、このマイコン５１
が、電話機能を発揮する通信制御部５２、表示装置６
０、各種キー６１等の各部を駆動制御する。マイコン５
１は、各部を集中的に制御するＣＰＵ５３にバスライン
５４を介して、マイコン５１を動作させる制御プログラ
ム等の固定的データを予め格納するＲＯＭ５５と各種デ
ータを書き換え自在に格納するワークエリアとして機能
するＲＡＭ５６とが接続されて構成されている。加え
て、バスライン５４には、表示データ等を高速展開する
ＶＲＡＭ（Video Random Access Memory）５７や不揮発
性のフラッシュメモリ５８が接続されている。フラッシ
ュメモリ５８には、所有者や知人の電話番号や住所等で
構成されるアドレス情報を多数記憶するアドレス情報フ
ァイル（データファイル）であるアドレス帳５９が格納
されている。
【００４４】ＲＯＭ５５に格納された制御プログラム
は、携帯電話５０の起動時にＲＡＭ５６に書き込まれ、
これによってマイコン５１による各部の駆動制御が可能
な状態となる。マイコン５１によって駆動制御される各
部を以下において説明する。
は、携帯電話５０の起動時にＲＡＭ５６に書き込まれ、
これによってマイコン５１による各部の駆動制御が可能
な状態となる。マイコン５１によって駆動制御される各
部を以下において説明する。
【００４５】各種キー６１は、キーコントローラ６２を
介してバスライン５４に接続され、キーコントローラ６
２の動作によって操作された各キー６１に応じた信号を
マイコン５１に入力する。
介してバスライン５４に接続され、キーコントローラ６
２の動作によって操作された各キー６１に応じた信号を
マイコン５１に入力する。
【００４６】表示装置６１は、表示コントローラ６３を
介してバスライン５４に接続され、マイコン５１からの
表示データが表示コントローラ６３に入力されると、表
示コントローラ６３に駆動されて表示データに基づく画
像を表示する。
介してバスライン５４に接続され、マイコン５１からの
表示データが表示コントローラ６３に入力されると、表
示コントローラ６３に駆動されて表示データに基づく画
像を表示する。
【００４７】また、携帯電話５０には、無線通信手段６
４が設けられており、この無線通信手段６４はバスライ
ン５４に接続され、マイコン５１によって駆動制御され
る。この無線通信手段６４は、マイコン５１の制御によ
って他の無線通信手段の搭載機器との間でのデータやプ
ログラムの送受信を可能にしている。ここに、無線通信
手段の搭載機器間でアクセスを確立してデータ通信を行
うデータ通信手段が実現されている。
４が設けられており、この無線通信手段６４はバスライ
ン５４に接続され、マイコン５１によって駆動制御され
る。この無線通信手段６４は、マイコン５１の制御によ
って他の無線通信手段の搭載機器との間でのデータやプ
ログラムの送受信を可能にしている。ここに、無線通信
手段の搭載機器間でアクセスを確立してデータ通信を行
うデータ通信手段が実現されている。
【００４８】なお、本実施の形態のＰＯＳ端末１におい
ては、一の携帯電話５０との間においてアクセスが確立
している場合、他の携帯電話５０からのアクセスを排除
するものとする。これは、携帯電話５０とＰＯＳ端末１
とに１対１の関係でデータの送受信を行わせ、誤ったデ
ータがＰＯＳ端末１に送信されることを防止するためで
ある。また、本実施の形態のＰＯＳ端末１においては、
携帯電話５０からのアクセスを所定の業務メニュー動作
時に限るものとする。これは、携帯電話５０からＰＯＳ
端末１に対する不正アクセスを防止するためである。
ては、一の携帯電話５０との間においてアクセスが確立
している場合、他の携帯電話５０からのアクセスを排除
するものとする。これは、携帯電話５０とＰＯＳ端末１
とに１対１の関係でデータの送受信を行わせ、誤ったデ
ータがＰＯＳ端末１に送信されることを防止するためで
ある。また、本実施の形態のＰＯＳ端末１においては、
携帯電話５０からのアクセスを所定の業務メニュー動作
時に限るものとする。これは、携帯電話５０からＰＯＳ
端末１に対する不正アクセスを防止するためである。
【００４９】このような構成において、本実施の形態の
宅配便受付システムが発揮する機能のうち、この宅配便
受付システムが備える特長的な機能について以下に説明
する。ここでは、ＰＯＳ端末１のモードキー１２の切り
替え操作によって登録モードに設定されていることを条
件としてＰＯＳ端末１のマイコン１６が実行する宅配便
受け付け処理について図５を参照して説明する。
宅配便受付システムが発揮する機能のうち、この宅配便
受付システムが備える特長的な機能について以下に説明
する。ここでは、ＰＯＳ端末１のモードキー１２の切り
替え操作によって登録モードに設定されていることを条
件としてＰＯＳ端末１のマイコン１６が実行する宅配便
受け付け処理について図５を参照して説明する。
【００５０】図５に示すように、ＰＯＳ端末１のマイコ
ン１６は、登録処理の実行中にキーボード９の宅配便取
扱キー（図示せず）の操作入力を検知した場合には（ス
テップＳ１のＹ）、宅配便の受注データの登録処理を実
行し、キーボード９やバーコードスキャナ６による商品
コードの操作入力を検知した場合には（ステップＳ２の
Ｙ）、商品の販売データの登録処理を実行するようにな
っている。
ン１６は、登録処理の実行中にキーボード９の宅配便取
扱キー（図示せず）の操作入力を検知した場合には（ス
テップＳ１のＹ）、宅配便の受注データの登録処理を実
行し、キーボード９やバーコードスキャナ６による商品
コードの操作入力を検知した場合には（ステップＳ２の
Ｙ）、商品の販売データの登録処理を実行するようにな
っている。
【００５１】次に、宅配便取扱キーの操作入力を検知し
た場合（ステップＳ１のＹ）について説明する。なお、
宅配便取扱キーの操作入力を検知した場合（ステップＳ
１のＹ）、ＰＯＳ端末１のディスプレイ８には、図６に
示すような宅配便受付画面Ｐが表示される。この宅配便
受付画面Ｐは、宅配会社の伝票（図示せず）に料金等を
転記するために用いるものである。
た場合（ステップＳ１のＹ）について説明する。なお、
宅配便取扱キーの操作入力を検知した場合（ステップＳ
１のＹ）、ＰＯＳ端末１のディスプレイ８には、図６に
示すような宅配便受付画面Ｐが表示される。この宅配便
受付画面Ｐは、宅配会社の伝票（図示せず）に料金等を
転記するために用いるものである。
【００５２】ＰＯＳ端末１で宅配便の受注データの登録
処理を実行する場合、宅配依頼者が配送先の氏名、電話
番号、住所等を手書きで記載して持参した宅配会社の伝
票に付されているバーコードを店員はバーコードスキャ
ナ６で読取走査し、そのバーコードに含まれた会社コー
ドと伝票番号とを順次入力する（ステップＳ３，Ｓ
４）。これによって、以降入力される配送される荷物に
関する情報と各伝票に対応付けられている伝票番号との
対応付けが可能になる。
処理を実行する場合、宅配依頼者が配送先の氏名、電話
番号、住所等を手書きで記載して持参した宅配会社の伝
票に付されているバーコードを店員はバーコードスキャ
ナ６で読取走査し、そのバーコードに含まれた会社コー
ドと伝票番号とを順次入力する（ステップＳ３，Ｓ
４）。これによって、以降入力される配送される荷物に
関する情報と各伝票に対応付けられている伝票番号との
対応付けが可能になる。
【００５３】その後、ステップＳ５に進み、送付データ
の入力に待機する。送付データの入力は、従来のように
キーボード９やタッチパネル１３による入力も可能であ
るが、本実施の形態の宅配便受付システムでは、ＰＯＳ
端末１と携帯電話５０との間における無線通信により実
行可能としている。
の入力に待機する。送付データの入力は、従来のように
キーボード９やタッチパネル１３による入力も可能であ
るが、本実施の形態の宅配便受付システムでは、ＰＯＳ
端末１と携帯電話５０との間における無線通信により実
行可能としている。
【００５４】図７に示すように、ＰＯＳ端末１と携帯電
話５０とは、無線通信手段３３および無線通信手段６４
による無線通信によってデータやプログラムの授受が可
能になっている。より詳細には、ＰＯＳ端末１は、宅配
依頼者の所有する携帯電話５０を特定した後、当該携帯
電話５０に対してプログラム（例えば、ＪＡＶＡ（登録
商標）アプレット等）を送り込み、携帯電話５０の表示
装置６０に図８（ａ）に示すようなアドレス探索画面
（データファイル探索画面）ａを表示させる。ここに、
探索画面表示プログラム送信手段の機能が実行される。
話５０とは、無線通信手段３３および無線通信手段６４
による無線通信によってデータやプログラムの授受が可
能になっている。より詳細には、ＰＯＳ端末１は、宅配
依頼者の所有する携帯電話５０を特定した後、当該携帯
電話５０に対してプログラム（例えば、ＪＡＶＡ（登録
商標）アプレット等）を送り込み、携帯電話５０の表示
装置６０に図８（ａ）に示すようなアドレス探索画面
（データファイル探索画面）ａを表示させる。ここに、
探索画面表示プログラム送信手段の機能が実行される。
【００５５】なお、アドレス探索画面ａに表示されるア
ドレス情報は、アドレス帳５９に格納されている。つま
り、宅配便を依頼した客は、このようにアドレス探索画
面ａが表示装置６０に表示された携帯電話５０を操作す
ることにより、無線通信によってＰＯＳ端末１に対して
送付データを送信することになる。
ドレス情報は、アドレス帳５９に格納されている。つま
り、宅配便を依頼した客は、このようにアドレス探索画
面ａが表示装置６０に表示された携帯電話５０を操作す
ることにより、無線通信によってＰＯＳ端末１に対して
送付データを送信することになる。
【００５６】宅配便依頼者による携帯電話５０のキー６
１のキー操作により、所定のアドレス情報（ここでは、
宅配便の送付先）が選択された場合には（データ選択手
段）、図８（ｂ）に示すようなアドレス確認画面ｂが携
帯電話５０の表示装置６０に表示される。アドレス確認
画面ｂには、選択された所定のアドレス情報に係る送付
データ（住所、氏名、電話番号等）が表示される。そし
て、選択された所定のアドレス情報に係る送付データ
（住所、氏名、電話番号等）が確認された場合には、宅
配便依頼者の携帯電話５０のキー６１のキー操作によ
り、選択された所定のアドレス情報に係る送付データ
（住所、氏名、電話番号等）が携帯電話５０からＰＯＳ
端末１へと送信され、送信終了後に図８（ｃ）に示すよ
うなアドレス送信画面ｃが携帯電話５０の表示装置６０
に表示される。ここに、携帯電話５０においては、選択
データ送信手段の機能が実行されている。以上の処理に
より、携帯電話５０をからＰＯＳ端末１に対する送付デ
ータの送信が終了する。
１のキー操作により、所定のアドレス情報（ここでは、
宅配便の送付先）が選択された場合には（データ選択手
段）、図８（ｂ）に示すようなアドレス確認画面ｂが携
帯電話５０の表示装置６０に表示される。アドレス確認
画面ｂには、選択された所定のアドレス情報に係る送付
データ（住所、氏名、電話番号等）が表示される。そし
て、選択された所定のアドレス情報に係る送付データ
（住所、氏名、電話番号等）が確認された場合には、宅
配便依頼者の携帯電話５０のキー６１のキー操作によ
り、選択された所定のアドレス情報に係る送付データ
（住所、氏名、電話番号等）が携帯電話５０からＰＯＳ
端末１へと送信され、送信終了後に図８（ｃ）に示すよ
うなアドレス送信画面ｃが携帯電話５０の表示装置６０
に表示される。ここに、携帯電話５０においては、選択
データ送信手段の機能が実行されている。以上の処理に
より、携帯電話５０をからＰＯＳ端末１に対する送付デ
ータの送信が終了する。
【００５７】送付データの入力が有った場合には（ステ
ップＳ５のＹ：選択データ受信手段）、ステップＳ６に
進み、荷物のサイズに関する情報、希望配送日に関する
情報、カバー選択に関する情報等の各種情報の入力に待
機する。
ップＳ５のＹ：選択データ受信手段）、ステップＳ６に
進み、荷物のサイズに関する情報、希望配送日に関する
情報、カバー選択に関する情報等の各種情報の入力に待
機する。
【００５８】荷物のサイズに関する情報、希望配送日に
関する情報、カバー選択に関する情報等の各種情報が、
店員によるキーボード９やタッチパネル１３のキー操作
によって入力された場合には（ステップＳ６のＹ）、ス
テップＳ５で入力された送付データやステップＳ６で入
力された各種情報に基づいて宅配料金を算出し、ディス
プレイ８及び客側ディスプレイ１４に表示する（ステッ
プＳ７）。なお、宅配料金の算出は、ステップＳ５で入
力された送付データやステップＳ６で入力された各種情
報に基づいて配送先の住所や荷物のサイズと料金とに係
る情報を対応づけて予め記憶保持する料金ファイルを検
索することにより行われる。
関する情報、カバー選択に関する情報等の各種情報が、
店員によるキーボード９やタッチパネル１３のキー操作
によって入力された場合には（ステップＳ６のＹ）、ス
テップＳ５で入力された送付データやステップＳ６で入
力された各種情報に基づいて宅配料金を算出し、ディス
プレイ８及び客側ディスプレイ１４に表示する（ステッ
プＳ７）。なお、宅配料金の算出は、ステップＳ５で入
力された送付データやステップＳ６で入力された各種情
報に基づいて配送先の住所や荷物のサイズと料金とに係
る情報を対応づけて予め記憶保持する料金ファイルを検
索することにより行われる。
【００５９】以上、ステップＳ３〜Ｓ７により、宅配便
の受注データの登録処理が実行される。
の受注データの登録処理が実行される。
【００６０】その後、ＰＯＳ端末１のマイコン１６は、
上述のようにして登録処理された宅配便の受注データに
基づく宅配便トランザクションデータを生成し、ＲＡＭ
２０のバッファに一時的に格納する（ステップＳ８）。
上述のようにして登録処理された宅配便の受注データに
基づく宅配便トランザクションデータを生成し、ＲＡＭ
２０のバッファに一時的に格納する（ステップＳ８）。
【００６１】そして、店員は、ＰＯＳ端末１のディスプ
レイ８に表示された宅配便受付画面Ｐの表示内容を確認
しつつ、その宅配便受付画面Ｐに表示されている料金等
を宅配会社の伝票に転記する。
レイ８に表示された宅配便受付画面Ｐの表示内容を確認
しつつ、その宅配便受付画面Ｐに表示されている料金等
を宅配会社の伝票に転記する。
【００６２】一方、キーボード９やバーコードスキャナ
６による商品コードの操作入力を検知した場合には（ス
テップＳ２のＹ）、入力された商品コードに基づいてＲ
ＡＭ２０の商品マスタファイルから単価を読出し、販売
点数と販売金額とを商品コード毎に累計記録し、販売金
額をＲＡＭ２０の売上バッファに加算する等の登録処理
を実行する（ステップＳ９）。
６による商品コードの操作入力を検知した場合には（ス
テップＳ２のＹ）、入力された商品コードに基づいてＲ
ＡＭ２０の商品マスタファイルから単価を読出し、販売
点数と販売金額とを商品コード毎に累計記録し、販売金
額をＲＡＭ２０の売上バッファに加算する等の登録処理
を実行する（ステップＳ９）。
【００６３】次に、ＰＯＳ端末１のマイコン１６は、登
録処理した商品の販売データでトランザクションデータ
を生成し、このトランザクションデータをＲＡＭ２０の
バッファに格納する（ステップＳ１０）。
録処理した商品の販売データでトランザクションデータ
を生成し、このトランザクションデータをＲＡＭ２０の
バッファに格納する（ステップＳ１０）。
【００６４】そして、ＰＯＳ端末１のマイコン１６は、
所望により繰返し登録処理される宅配便の受注データや
商品の販売データを、キーボード９の締めキー（図示せ
ず）が操作された場合に（ステップＳ１１のＹ）、締め
処理するようになっている。
所望により繰返し登録処理される宅配便の受注データや
商品の販売データを、キーボード９の締めキー（図示せ
ず）が操作された場合に（ステップＳ１１のＹ）、締め
処理するようになっている。
【００６５】そこで、ステップＳ１２の締め処理では、
合計金額を算出してディスプレイ８及び客側ディスプレ
イ１４に表示し、例えば、釣銭を算出するなどしてドロ
ワ装置１５の引出しを開放し、サーマルプリンタ３でレ
シートに各種情報を印刷する。
合計金額を算出してディスプレイ８及び客側ディスプレ
イ１４に表示し、例えば、釣銭を算出するなどしてドロ
ワ装置１５の引出しを開放し、サーマルプリンタ３でレ
シートに各種情報を印刷する。
【００６６】そして、ＰＯＳ端末１のマイコン１６は、
上述のようにして登録処理を完了すると、ＲＡＭ２０の
バッファに格納した商品の販売データからなるトランザ
クションデータ及び宅配便の受注データからなるトラン
ザクションデータを通信Ｉ／Ｆ３０を介してストアコン
トローラＢに送信するとともに、宅配便の受注データか
らなるトランザクションデータを宅配便受付ファイルに
記憶する（ステップＳ１３）。
上述のようにして登録処理を完了すると、ＲＡＭ２０の
バッファに格納した商品の販売データからなるトランザ
クションデータ及び宅配便の受注データからなるトラン
ザクションデータを通信Ｉ／Ｆ３０を介してストアコン
トローラＢに送信するとともに、宅配便の受注データか
らなるトランザクションデータを宅配便受付ファイルに
記憶する（ステップＳ１３）。
【００６７】また、トランザクションデータを受信した
ストアコントローラＢは、このトランザクションデータ
が商品の販売データか宅配便の受注データかを識別コー
ドなどで判定する。そして、このストアコントローラＢ
は、商品の販売データからなるトランザクションデータ
はＲＡＭ等に一時的に格納し、宅配便の受注データから
なるトランザクションデータはホストコンピュータまで
即時に転送するようになっている。そして、宅配便の受
注データからなるトランザクションデータを受信したホ
ストコンピュータは、宅配便の受注データからなるトラ
ンザクションデータを宅配会社のホストコンピュータま
で即時に転送するようになっている。
ストアコントローラＢは、このトランザクションデータ
が商品の販売データか宅配便の受注データかを識別コー
ドなどで判定する。そして、このストアコントローラＢ
は、商品の販売データからなるトランザクションデータ
はＲＡＭ等に一時的に格納し、宅配便の受注データから
なるトランザクションデータはホストコンピュータまで
即時に転送するようになっている。そして、宅配便の受
注データからなるトランザクションデータを受信したホ
ストコンピュータは、宅配便の受注データからなるトラ
ンザクションデータを宅配会社のホストコンピュータま
で即時に転送するようになっている。
【００６８】ここに、ＰＯＳ端末１から携帯電話５０に
対してアドレス探索画面ａを表示させるプログラムを送
信することにより、携帯電話５０にアドレス帳５９を探
索させるためのアドレス探索画面ａを表示させ、所有者
にそのアドレス探索画面ａを参照させてアドレス情報を
探索させることができる。一方、携帯電話５０では、Ｐ
ＯＳ端末１から送信されたプログラムに応じてアドレス
探索画面ａを表示し、アドレス帳５９より所望のアドレ
ス情報を探索することができ、携帯電話５０で選択され
た所望のアドレス情報をＰＯＳ端末１に対して送信する
ことができる。そして、携帯電話５０から送信されたア
ドレス情報をＰＯＳ端末１で受信することができる。こ
れにより、アドレス帳５９に格納されている住所等のア
ドレス情報を宅配便の受付業務で用いる送付先に係るデ
ータとして適用することが可能であることから、宅配便
の受付業務で用いる送付先に係るデータを携帯電話５０
のアドレス帳５９に記憶されたアドレス情報から取得す
ることで、ＰＯＳ端末１での住所等の手入力を省略する
ことができるので、ＰＯＳ端末１が設置された店舗にお
いては作業時間の短縮、業務効率の向上、ミスの低減を
図ることができ、携帯電話５０の所有者である客におい
ては利便性の向上を図ることができる。
対してアドレス探索画面ａを表示させるプログラムを送
信することにより、携帯電話５０にアドレス帳５９を探
索させるためのアドレス探索画面ａを表示させ、所有者
にそのアドレス探索画面ａを参照させてアドレス情報を
探索させることができる。一方、携帯電話５０では、Ｐ
ＯＳ端末１から送信されたプログラムに応じてアドレス
探索画面ａを表示し、アドレス帳５９より所望のアドレ
ス情報を探索することができ、携帯電話５０で選択され
た所望のアドレス情報をＰＯＳ端末１に対して送信する
ことができる。そして、携帯電話５０から送信されたア
ドレス情報をＰＯＳ端末１で受信することができる。こ
れにより、アドレス帳５９に格納されている住所等のア
ドレス情報を宅配便の受付業務で用いる送付先に係るデ
ータとして適用することが可能であることから、宅配便
の受付業務で用いる送付先に係るデータを携帯電話５０
のアドレス帳５９に記憶されたアドレス情報から取得す
ることで、ＰＯＳ端末１での住所等の手入力を省略する
ことができるので、ＰＯＳ端末１が設置された店舗にお
いては作業時間の短縮、業務効率の向上、ミスの低減を
図ることができ、携帯電話５０の所有者である客におい
ては利便性の向上を図ることができる。
【００６９】また、本実施の形態においては、携帯型電
子端末として携帯電話５０を適用したが、これに限るも
のではなく、ノート型パーソナルコンピュータ、ＰＤＡ
（Personal Digital Assistants）と称される携帯用情
報端末、ＰＨＳ（Personal Handyphone System）等であ
っても良い。
子端末として携帯電話５０を適用したが、これに限るも
のではなく、ノート型パーソナルコンピュータ、ＰＤＡ
（Personal Digital Assistants）と称される携帯用情
報端末、ＰＨＳ（Personal Handyphone System）等であ
っても良い。
【００７０】
【発明の効果】請求項１記載の発明の商品販売データ処
理装置によれば、商品の販売データを登録処理する商品
販売データ処理装置において、所定のデータを格納する
データファイルを有する携帯型電子端末とのアクセスを
確立してデータ通信を行うデータ通信手段と、このデー
タ通信手段により前記携帯型電子端末に対して前記デー
タファイルを探索させるためのプログラムを送信する探
索プログラム送信手段と、この探索プログラム送信手段
により送信された前記プログラムに基づいて前記携帯型
電子端末で探索された前記データを前記データ通信手段
を介して受信する選択データ受信手段と、を備え、商品
販売データ処理装置から携帯型電子端末に対してデータ
ファイルを探索させるためのプログラムを送信すること
により、携帯型電子端末の所有者にそのデータファイル
内に格納されている所望のデータを探索させることがで
きる。また、送信されたプログラムに基づいて探索され
たデータが携帯型電子端末から送信された場合、そのデ
ータを商品販売データ処理装置で受信することにより、
携帯型電子端末のデータファイルに格納されている所望
のデータを商品販売データ処理装置で取得することがで
きる。
理装置によれば、商品の販売データを登録処理する商品
販売データ処理装置において、所定のデータを格納する
データファイルを有する携帯型電子端末とのアクセスを
確立してデータ通信を行うデータ通信手段と、このデー
タ通信手段により前記携帯型電子端末に対して前記デー
タファイルを探索させるためのプログラムを送信する探
索プログラム送信手段と、この探索プログラム送信手段
により送信された前記プログラムに基づいて前記携帯型
電子端末で探索された前記データを前記データ通信手段
を介して受信する選択データ受信手段と、を備え、商品
販売データ処理装置から携帯型電子端末に対してデータ
ファイルを探索させるためのプログラムを送信すること
により、携帯型電子端末の所有者にそのデータファイル
内に格納されている所望のデータを探索させることがで
きる。また、送信されたプログラムに基づいて探索され
たデータが携帯型電子端末から送信された場合、そのデ
ータを商品販売データ処理装置で受信することにより、
携帯型電子端末のデータファイルに格納されている所望
のデータを商品販売データ処理装置で取得することがで
きる。
【００７１】請求項２記載の発明によれば、商品の販売
データや宅配便の受注データを登録処理する商品販売デ
ータ処理装置において、住所等のアドレス情報を格納し
たアドレス情報ファイルを有する携帯型電子端末とのア
クセスを確立してデータ通信を行うデータ通信手段と、
このデータ通信手段により前記携帯型電子端末に対して
前記アドレス情報ファイルを探索させるためのプログラ
ムを送信する探索プログラム送信手段と、この探索プロ
グラム送信手段により送信された前記プログラムに基づ
いて前記携帯型電子端末で探索された前記アドレス情報
を前記データ通信手段を介して受信する選択データ受信
手段と、を備え、商品の販売データや宅配便の受注デー
タを登録処理する商品販売データ処理装置から携帯型電
子端末に対して住所等のアドレス情報を格納したアドレ
ス情報ファイルを探索させるためのプログラムを送信す
ることにより、携帯型電子端末の所有者にそのアドレス
情報ファイル内に格納されている所望のアドレス情報を
探索させることができる。また、送信されたプログラム
に基づいて探索されたアドレス情報が携帯型電子端末か
ら送信された場合、そのアドレス情報を商品販売データ
処理装置で受信することにより、宅配便の受付けの際に
携帯型電子端末のアドレス情報ファイルに格納されてい
る所望のアドレス情報を利用することができ、商品販売
データ処理装置での送り先の住所等の手入力を省略する
ことができるので、商品販売データ処理装置が設置され
た店舗においては作業時間の短縮、業務効率の向上、ミ
スの低減を図ることができ、携帯型電子端末の所有者で
ある客においては利便性の向上を図ることができる。
データや宅配便の受注データを登録処理する商品販売デ
ータ処理装置において、住所等のアドレス情報を格納し
たアドレス情報ファイルを有する携帯型電子端末とのア
クセスを確立してデータ通信を行うデータ通信手段と、
このデータ通信手段により前記携帯型電子端末に対して
前記アドレス情報ファイルを探索させるためのプログラ
ムを送信する探索プログラム送信手段と、この探索プロ
グラム送信手段により送信された前記プログラムに基づ
いて前記携帯型電子端末で探索された前記アドレス情報
を前記データ通信手段を介して受信する選択データ受信
手段と、を備え、商品の販売データや宅配便の受注デー
タを登録処理する商品販売データ処理装置から携帯型電
子端末に対して住所等のアドレス情報を格納したアドレ
ス情報ファイルを探索させるためのプログラムを送信す
ることにより、携帯型電子端末の所有者にそのアドレス
情報ファイル内に格納されている所望のアドレス情報を
探索させることができる。また、送信されたプログラム
に基づいて探索されたアドレス情報が携帯型電子端末か
ら送信された場合、そのアドレス情報を商品販売データ
処理装置で受信することにより、宅配便の受付けの際に
携帯型電子端末のアドレス情報ファイルに格納されてい
る所望のアドレス情報を利用することができ、商品販売
データ処理装置での送り先の住所等の手入力を省略する
ことができるので、商品販売データ処理装置が設置され
た店舗においては作業時間の短縮、業務効率の向上、ミ
スの低減を図ることができ、携帯型電子端末の所有者で
ある客においては利便性の向上を図ることができる。
【００７２】請求項３記載の発明によれば、請求項１ま
たは２記載の商品販売データ処理装置において、前記デ
ータ通信手段により一の前記携帯型電子端末との間にお
いてアクセスが確立している場合、他の前記携帯型電子
端末とのアクセスを排除することにより、一の携帯型電
子端末との間においてアクセスが確立している場合には
他の携帯型電子端末とのアクセスは確立することがない
ことから、携帯型電子端末と商品販売データ処理装置と
は１対１の関係でのデータの送受信を行うので、誤った
データが商品販売データ処理装置に送信されることを防
止することができる。
たは２記載の商品販売データ処理装置において、前記デ
ータ通信手段により一の前記携帯型電子端末との間にお
いてアクセスが確立している場合、他の前記携帯型電子
端末とのアクセスを排除することにより、一の携帯型電
子端末との間においてアクセスが確立している場合には
他の携帯型電子端末とのアクセスは確立することがない
ことから、携帯型電子端末と商品販売データ処理装置と
は１対１の関係でのデータの送受信を行うので、誤った
データが商品販売データ処理装置に送信されることを防
止することができる。
【００７３】請求項４記載の発明によれば、請求項１な
いし３の何れか一記載の商品販売データ処理装置におい
て、前記携帯型電子端末とのアクセスは、所定の業務メ
ニュー動作時に限ることにより、携帯型電子端末から商
品販売データ処理装置に対する不正アクセスを防止する
ことができる。
いし３の何れか一記載の商品販売データ処理装置におい
て、前記携帯型電子端末とのアクセスは、所定の業務メ
ニュー動作時に限ることにより、携帯型電子端末から商
品販売データ処理装置に対する不正アクセスを防止する
ことができる。
【００７４】請求項５記載の発明の携帯型電子端末によ
れば、所定のデータを格納するデータファイルと、商品
の販売データを登録処理する商品販売データ処理装置と
のアクセスを確立してデータ通信を行うデータ通信手段
と、このデータ通信手段により前記商品販売データ処理
装置から送信されたプログラムに基づき、前記データフ
ァイルから所望の前記データを選択させるデータ選択手
段と、このデータ選択手段により選択された前記データ
を前記データ通信手段を介して送信する選択データ送信
手段と、を備え、商品販売データ処理装置から送信され
たプログラムに基づき、データファイルから所望のデー
タを選択し、選択された所望のデータを商品販売データ
処理装置に対して送信することにより、携帯型電子端末
のデータファイルに格納されている所望のデータを商品
販売データ処理装置へと容易に送信することができると
ともに、商品販売データ処理装置側では携帯型電子端末
のデータファイルに格納されている所望のデータを容易
に取得することができる。
れば、所定のデータを格納するデータファイルと、商品
の販売データを登録処理する商品販売データ処理装置と
のアクセスを確立してデータ通信を行うデータ通信手段
と、このデータ通信手段により前記商品販売データ処理
装置から送信されたプログラムに基づき、前記データフ
ァイルから所望の前記データを選択させるデータ選択手
段と、このデータ選択手段により選択された前記データ
を前記データ通信手段を介して送信する選択データ送信
手段と、を備え、商品販売データ処理装置から送信され
たプログラムに基づき、データファイルから所望のデー
タを選択し、選択された所望のデータを商品販売データ
処理装置に対して送信することにより、携帯型電子端末
のデータファイルに格納されている所望のデータを商品
販売データ処理装置へと容易に送信することができると
ともに、商品販売データ処理装置側では携帯型電子端末
のデータファイルに格納されている所望のデータを容易
に取得することができる。
【００７５】請求項６記載の発明の携帯型電子端末によ
れば、住所等のアドレス情報を格納したアドレス情報フ
ァイルと、商品の販売データを登録処理する商品販売デ
ータ処理装置とのアクセスを確立してデータ通信を行う
データ通信手段と、このデータ通信手段により前記商品
販売データ処理装置から送信されたプログラムに基づ
き、前記アドレス情報ファイルから所望の前記アドレス
情報を選択させるデータ選択手段と、このデータ選択手
段により選択された前記アドレス情報を前記データ通信
手段を介して送信する選択データ送信手段と、を備え、
商品販売データ処理装置から送信されたプログラムに基
づき、住所等のアドレス情報を格納したアドレス情報フ
ァイルから所望のアドレス情報を選択し、選択された所
望のアドレス情報を商品販売データ処理装置に対して送
信することにより、携帯型電子端末のアドレス情報ファ
イルに格納されている所望のアドレス情報を商品販売デ
ータ処理装置へと容易に送信することができるととも
に、商品販売データ処理装置側では携帯型電子端末のア
ドレス情報ファイルに格納されている所望のアドレス情
報を容易に取得することができるので、宅配便の受付け
の際に携帯型電子端末のアドレス情報ファイルに格納さ
れている所望のアドレス情報を利用することができ、商
品販売データ処理装置での送り先の住所等の手入力を省
略することが可能になることにより、商品販売データ処
理装置が設置された店舗においては作業時間の短縮、業
務効率の向上、ミスの低減を図ることができ、携帯型電
子端末の所有者である客においては利便性の向上を図る
ことができる。
れば、住所等のアドレス情報を格納したアドレス情報フ
ァイルと、商品の販売データを登録処理する商品販売デ
ータ処理装置とのアクセスを確立してデータ通信を行う
データ通信手段と、このデータ通信手段により前記商品
販売データ処理装置から送信されたプログラムに基づ
き、前記アドレス情報ファイルから所望の前記アドレス
情報を選択させるデータ選択手段と、このデータ選択手
段により選択された前記アドレス情報を前記データ通信
手段を介して送信する選択データ送信手段と、を備え、
商品販売データ処理装置から送信されたプログラムに基
づき、住所等のアドレス情報を格納したアドレス情報フ
ァイルから所望のアドレス情報を選択し、選択された所
望のアドレス情報を商品販売データ処理装置に対して送
信することにより、携帯型電子端末のアドレス情報ファ
イルに格納されている所望のアドレス情報を商品販売デ
ータ処理装置へと容易に送信することができるととも
に、商品販売データ処理装置側では携帯型電子端末のア
ドレス情報ファイルに格納されている所望のアドレス情
報を容易に取得することができるので、宅配便の受付け
の際に携帯型電子端末のアドレス情報ファイルに格納さ
れている所望のアドレス情報を利用することができ、商
品販売データ処理装置での送り先の住所等の手入力を省
略することが可能になることにより、商品販売データ処
理装置が設置された店舗においては作業時間の短縮、業
務効率の向上、ミスの低減を図ることができ、携帯型電
子端末の所有者である客においては利便性の向上を図る
ことができる。
【００７６】請求項７記載の発明の宅配便受付方法によ
れば、商品の販売データや宅配便の受注データを登録処
理する商品販売データ処理装置と、住所等のアドレス情
報を格納したアドレス情報ファイルを有する携帯型電子
端末と、で構成され、前記商品販売データ処理装置と前
記携帯型電子端末との間でアクセスを確立してデータ通
信を行うデータ通信手段を前記商品販売データ処理装置
及び前記携帯型電子端末にそれぞれ設けた宅配便受付シ
ステムに用いられる宅配便受付方法であって、前記商品
販売データ処理装置に、前記データ通信手段により前記
携帯型電子端末に対して前記アドレス情報ファイルを探
索させるためのプログラムを送信する探索プログラム送
信手段と、この探索プログラム送信手段により送信され
た前記プログラムに基づいて前記携帯型電子端末で探索
された前記アドレス情報を前記データ通信手段を介して
受信する選択データ受信手段と、を備え、前記携帯型電
子端末に、前記データ通信手段により前記商品販売デー
タ処理装置から送信されたプログラムに応じて前記アド
レス情報ファイルから所望の前記アドレス情報を選択さ
せるデータ選択手段と、このデータ選択手段により選択
された前記アドレス情報を前記データ通信手段を介して
送信する選択データ送信手段と、を備え、宅配便の受付
業務で用いる送付先に係るデータを前記携帯型電子端末
の前記アドレス情報ファイルに記憶された前記アドレス
情報から取得するようにしたことにより、商品販売デー
タ処理装置から携帯型電子端末に対してアドレス情報フ
ァイルを探索させるためのプログラムを送信し、携帯型
電子端末の所有者にそのアドレス情報ファイル内に格納
されている所望のアドレス情報を探索させることができ
る。一方、携帯型電子端末では、商品販売データ処理装
置から送信されたプログラムに基づき、住所等のアドレ
ス情報を格納したアドレス情報ファイルから所望のアド
レス情報を選択し、選択された所望のアドレス情報を商
品販売データ処理装置に対して送信することができる。
そして、携帯型電子端末から送信されたアドレス情報を
商品販売データ処理装置で受信することができる。これ
により、アドレス情報ファイルに格納されている住所等
のアドレス情報を宅配便の受付業務で用いる送付先に係
るデータとして適用することが可能であることから、宅
配便の受付業務で用いる送付先に係るデータを携帯型電
子端末のアドレス情報ファイルに記憶されたアドレス情
報から取得することで、商品販売データ処理装置での住
所等の手入力を省略することができるので、商品販売デ
ータ処理装置が設置された店舗においては作業時間の短
縮、業務効率の向上、ミスの低減を図ることができ、携
帯型電子端末の所有者である客においては利便性の向上
を図ることができる。
れば、商品の販売データや宅配便の受注データを登録処
理する商品販売データ処理装置と、住所等のアドレス情
報を格納したアドレス情報ファイルを有する携帯型電子
端末と、で構成され、前記商品販売データ処理装置と前
記携帯型電子端末との間でアクセスを確立してデータ通
信を行うデータ通信手段を前記商品販売データ処理装置
及び前記携帯型電子端末にそれぞれ設けた宅配便受付シ
ステムに用いられる宅配便受付方法であって、前記商品
販売データ処理装置に、前記データ通信手段により前記
携帯型電子端末に対して前記アドレス情報ファイルを探
索させるためのプログラムを送信する探索プログラム送
信手段と、この探索プログラム送信手段により送信され
た前記プログラムに基づいて前記携帯型電子端末で探索
された前記アドレス情報を前記データ通信手段を介して
受信する選択データ受信手段と、を備え、前記携帯型電
子端末に、前記データ通信手段により前記商品販売デー
タ処理装置から送信されたプログラムに応じて前記アド
レス情報ファイルから所望の前記アドレス情報を選択さ
せるデータ選択手段と、このデータ選択手段により選択
された前記アドレス情報を前記データ通信手段を介して
送信する選択データ送信手段と、を備え、宅配便の受付
業務で用いる送付先に係るデータを前記携帯型電子端末
の前記アドレス情報ファイルに記憶された前記アドレス
情報から取得するようにしたことにより、商品販売デー
タ処理装置から携帯型電子端末に対してアドレス情報フ
ァイルを探索させるためのプログラムを送信し、携帯型
電子端末の所有者にそのアドレス情報ファイル内に格納
されている所望のアドレス情報を探索させることができ
る。一方、携帯型電子端末では、商品販売データ処理装
置から送信されたプログラムに基づき、住所等のアドレ
ス情報を格納したアドレス情報ファイルから所望のアド
レス情報を選択し、選択された所望のアドレス情報を商
品販売データ処理装置に対して送信することができる。
そして、携帯型電子端末から送信されたアドレス情報を
商品販売データ処理装置で受信することができる。これ
により、アドレス情報ファイルに格納されている住所等
のアドレス情報を宅配便の受付業務で用いる送付先に係
るデータとして適用することが可能であることから、宅
配便の受付業務で用いる送付先に係るデータを携帯型電
子端末のアドレス情報ファイルに記憶されたアドレス情
報から取得することで、商品販売データ処理装置での住
所等の手入力を省略することができるので、商品販売デ
ータ処理装置が設置された店舗においては作業時間の短
縮、業務効率の向上、ミスの低減を図ることができ、携
帯型電子端末の所有者である客においては利便性の向上
を図ることができる。
【図１】本発明の実施の一形態の宅配便受付システムを
構成するＰＯＳ端末を備えるＰＯＳシステムを示す模式
図である。
構成するＰＯＳ端末を備えるＰＯＳシステムを示す模式
図である。
【図２】ＰＯＳ端末を概略的に示す外観斜視図である。
【図３】ＰＯＳ端末に内蔵される各部の電気的接続を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図４】携帯電話に内蔵される各部の電気的接続を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図５】宅配便受け付け処理の流れを概略的に示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図６】ＰＯＳ端末のディスプレイに表示される宅配便
受付画面を示す正面図である。
受付画面を示す正面図である。
【図７】ＰＯＳ端末と携帯電話との間でのデータ送信を
模式的に示す説明図である。
模式的に示す説明図である。
【図８】携帯電話の表示装置に表示される画面を示す正
面図であって、（ａ）はアドレス探索画面、（ｂ）はア
ドレス確認画面、（ｃ）はアドレス送信画面である。
面図であって、（ａ）はアドレス探索画面、（ｂ）はア
ドレス確認画面、（ｃ）はアドレス送信画面である。
１ 商品販売データ処理装置 ３３ データ通信手段 ５０ 携帯型電子端末 ５９ データファイル、アドレス情報ファイル ６４ データ通信手段 ａ データファイル探索画面、アドレス探索画面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 五味 好明 静岡県田方郡大仁町大仁570番地 東芝テ ック株式会社大仁事業所内 (72)発明者 牧野 将明 静岡県田方郡大仁町大仁570番地 東芝テ ック株式会社大仁事業所内 Ｆターム(参考） 5K067 BB04 BB21 DD17 EE02 EE10 EE16 GG01 GG11 HH22 HH23 KK13 KK15
Claims (7)
- 【請求項１】 商品の販売データを登録処理する商品販
売データ処理装置において、 所定のデータを格納するデータファイルを有する携帯型
電子端末とのアクセスを確立してデータ通信を行うデー
タ通信手段と、 このデータ通信手段により前記携帯型電子端末に対して
前記データファイルを探索させるためのプログラムを送
信する探索プログラム送信手段と、 この探索プログラム送信手段により送信された前記プロ
グラムに基づいて前記携帯型電子端末で探索された前記
データを前記データ通信手段を介して受信する選択デー
タ受信手段と、を備えることを特徴とする商品販売デー
タ処理装置。 - 【請求項２】 商品の販売データや宅配便の受注データ
を登録処理する商品販売データ処理装置において、 住所等のアドレス情報を格納したアドレス情報ファイル
を有する携帯型電子端末とのアクセスを確立してデータ
通信を行うデータ通信手段と、 このデータ通信手段により前記携帯型電子端末に対して
前記アドレス情報ファイルを探索させるためのプログラ
ムを送信する探索プログラム送信手段と、 この探索プログラム送信手段により送信された前記プロ
グラムに基づいて前記携帯型電子端末で探索された前記
アドレス情報を前記データ通信手段を介して受信する選
択データ受信手段と、を備えることを特徴とする商品販
売データ処理装置。 - 【請求項３】 前記データ通信手段により一の前記携帯
型電子端末との間においてアクセスが確立している場
合、他の前記携帯型電子端末とのアクセスを排除するこ
とを特徴とする請求項１または２記載の商品販売データ
処理装置。 - 【請求項４】 前記携帯型電子端末とのアクセスは、所
定の業務メニュー動作時に限ることを特徴とする請求項
１ないし３の何れか一記載の商品販売データ処理装置。 - 【請求項５】 所定のデータを格納するデータファイル
と、 商品の販売データを登録処理する商品販売データ処理装
置とのアクセスを確立してデータ通信を行うデータ通信
手段と、 このデータ通信手段により前記商品販売データ処理装置
から送信されたプログラムに基づき、前記データファイ
ルから所望の前記データを選択させるデータ選択手段
と、 このデータ選択手段により選択された前記データを前記
データ通信手段を介して送信する選択データ送信手段
と、を備えることを特徴とする携帯型電子端末。 - 【請求項６】 住所等のアドレス情報を格納したアドレ
ス情報ファイルと、 商品の販売データを登録処理する商品販売データ処理装
置とのアクセスを確立してデータ通信を行うデータ通信
手段と、 このデータ通信手段により前記商品販売データ処理装置
から送信されたプログラムに基づき、前記アドレス情報
ファイルから所望の前記アドレス情報を選択させるデー
タ選択手段と、 このデータ選択手段により選択された前記アドレス情報
を前記データ通信手段を介して送信する選択データ送信
手段と、を備えることを特徴とする携帯型電子端末。 - 【請求項７】 商品の販売データや宅配便の受注データ
を登録処理する商品販売データ処理装置と、住所等のア
ドレス情報を格納したアドレス情報ファイルを有する携
帯型電子端末と、で構成され、前記商品販売データ処理
装置と前記携帯型電子端末との間でアクセスを確立して
データ通信を行うデータ通信手段を前記商品販売データ
処理装置及び前記携帯型電子端末にそれぞれ設けた宅配
便受付システムに用いられる宅配便受付方法であって、 前記商品販売データ処理装置に、前記データ通信手段に
より前記携帯型電子端末に対して前記アドレス情報ファ
イルを探索させるためのプログラムを送信する探索プロ
グラム送信手段と、この探索プログラム送信手段により
送信された前記プログラムに基づいて前記携帯型電子端
末で探索された前記アドレス情報を前記データ通信手段
を介して受信する選択データ受信手段と、を備え、 前記携帯型電子端末に、前記データ通信手段により前記
商品販売データ処理装置から送信されたプログラムに応
じて前記アドレス情報ファイルから所望の前記アドレス
情報を選択させるデータ選択手段と、このデータ選択手
段により選択された前記アドレス情報を前記データ通信
手段を介して送信する選択データ送信手段と、を備え、 宅配便の受付業務で用いる送付先に係るデータを前記携
帯型電子端末の前記アドレス情報ファイルに記憶された
前記アドレス情報から取得するようにしたことを特徴と
する宅配便受付方法。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001046315A JP2002251435A (ja) | 2001-02-22 | 2001-02-22 | 商品販売データ処理装置、携帯型電子端末および宅配便受付方法 |
| US10/079,592 US7146325B2 (en) | 2001-02-22 | 2002-02-22 | Sales data processing system, portable electronic terminal, and home delivery receiving method |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001046315A JP2002251435A (ja) | 2001-02-22 | 2001-02-22 | 商品販売データ処理装置、携帯型電子端末および宅配便受付方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002251435A true JP2002251435A (ja) | 2002-09-06 |
Family
ID=18907966
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001046315A Pending JP2002251435A (ja) | 2001-02-22 | 2001-02-22 | 商品販売データ処理装置、携帯型電子端末および宅配便受付方法 |
Country Status (2)
| Country | Link |
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| JP (1) | JP2002251435A (ja) |
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Also Published As
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