JP2001256513A - チケット取扱システム及びその方法、並びにコンピュータ上で動作するチケット取扱プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

チケット取扱システム及びその方法、並びにコンピュータ上で動作するチケット取扱プログラムを記録した記録媒体

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JP2001256513A
JP2001256513A JP2000071195A JP2000071195A JP2001256513A JP 2001256513 A JP2001256513 A JP 2001256513A JP 2000071195 A JP2000071195 A JP 2000071195A JP 2000071195 A JP2000071195 A JP 2000071195A JP 2001256513 A JP2001256513 A JP 2001256513A
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JP
Japan
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ticket
information
user
portable
portable terminal
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JP2000071195A
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English (en)
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Hitoshi Furukabu
均 古株
Keita Suzuki
慶太 鈴木
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STREAM Inc J
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J-STREAM Inc
STREAM Inc J
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 チケットの購入や受け取りの場所及び時間
に関し、自由度の高いチケット取扱技術を提供する。 【解決手段】 ユーザがあらかじめ保有している携帯物
のうち、ユーザに固有の情報又は携帯物に固有の情報
(以下、まとめて「固有情報」と呼ぶ。)が読み取り可
能な状態で記録されている携帯物を、ユーザに割り当て
たチケット情報を特定するために前記固有情報を記憶し
ておくことにより、当該ユーザに対して発行したチケッ
トとして取り扱う。ユーザの携帯端末から無線通信ネッ
トワークを介して前記固有情報を受信する。前記受信し
た固有情報に対応させてユーザに割り当てたチケット情
報を記憶手段に記憶する。携帯物から固有情報を読み取
り、前記読み取った固有情報に対応するチケット情報を
記憶手段から読み出す。前記携帯物を保有するユーザを
前記読み出したチケット情報を割り当てたユーザとして
認証する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は入場券や乗車券等の
チケットの取扱技術に係り、特にチケットの発行処理及
び認証処理といったチケットの取扱技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来において、施設・公演の入場券や列
車等の乗車券など(以下、「チケット」と呼ぶ。)に
は、紙媒体(印刷可能なプラスチック媒体等を含む)を
用いるのが一般的である。かかる紙媒体には、チケット
名、チケット番号、チケット価格、チケットの使用可能
日、使用可能時間、席番号などといったチケットを特定
するための種々の情報(以下、「チケット情報」と呼
ぶ。)が印刷等により記録されている。チケットによっ
ては、例えば新幹線の乗車券のように、紙媒体の一方の
面に磁気材料をコーティングしておき、かかる磁気材料
部分にチケット情報を記録させておくことにより、チケ
ット情報が機械読取可能に構成されているものもある。
【0003】従来のチケット発行処理においては、ま
ず、購入希望者が希望するチケットを選択して販売者に
チケット購入を申し込む。次に、販売者が、所定のチケ
ット情報を記録したチケットを作成し、作成したチケッ
トを対価と引き換えに購入者に渡す。
【0004】従来のチケット認証処理においては、ま
ず、チケット保有者が会場等においてチケットを提出す
る。次に、認証者が、提出されたチケットに基づいて、
チケットを保有する者を当該チケットに記録されている
チケット情報を割り当てた者として認証し、入場等を許
可する。
【0005】なお、チケット購入の申込みは、電話やF
AXにより行われる場合も多い。また近年では、インタ
ーネット等を利用してチケット購入の申込を行うことも
可能となってきている。この場合、購入者はチケットを
郵送により受け取ったり、FAXによりチケット情報を
受信し、又は販売者のサーバからチケット情報をダウン
ロードし、これをFAXやプリンタ等で印字したものを
チケットとする等の方法により、チケットを取得する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のチケット取扱方
法には以下のような問題点があった。
【0007】一つ目は、従来の方法では、チケットの受
け取り場所に関し非常に自由度が小さいという問題であ
る。すなわち、ユーザがチケットを受け取る方法として
は、手渡しで受け取るか、郵便物として受け取るか、F
AXやプリンターから出力される印刷物として受け取る
かのいずれかであったため、受け取り場所は、チケット
販売店、自宅等、FAXやプリンターの設置場所に制限
されてしまうことになる。そのため、移動中や出先でチ
ケットを受け取ることができない点で、従来のチケット
取扱方法はユーザにとって非常に不便なものであった。
【0008】二つ目は、従来の方法では、チケットの再
利用が困難であるという問題である。通常、各チケット
は目的ごとに固有のチケット情報が記録され別個に作成
されるため、他の目的に再利用することはできない。そ
のため、ユーザは各目的ごとに複数のチケットを購入し
受け取り保持しなければならず、非常に不便である。更
に、各チケットは原則として使用後に廃棄されるため、
チケットの材料となる資源(紙、プラスチック等)が大
量に消費されてしまうという問題もある。例えば、新幹
線の特急券であれば運行本数×座席数の特急券が毎日作
成されることになり、大規模なコンサート等では1回あ
たり数万枚の入場券が作成されることになるため、チケ
ット材料の消費は地球環境への配慮という観点からも好
ましくない。また、チケット発行者にとっては材料コス
トが発生してしまうという問題もある。
【0009】そこで、本発明は、チケットの購入や受け
取りの場所及び時間に関し、自由度の高いチケット取扱
技術を提供することを目的とする。
【0010】また、本発明は、多目的に利用でき、再利
用可能なチケットの取扱技術を提供することを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のチケット取扱方
法は、ユーザがあらかじめ保有している携帯物のうち、
ユーザに固有の情報又は携帯物に固有の情報(以下、ま
とめて「固有情報」と呼ぶ。)が読み取り可能な状態で
記録されている携帯物を、ユーザに割り当てたチケット
情報を特定するために前記固有情報を記憶しておくこと
により、当該ユーザに対して発行したチケットとして取
り扱うことを特徴とする。前記携帯物は、携帯端末、IC
カード、クレジットカード、ディビッドカード、自動車
免許証、パスポートのいずれかであることが望ましい。
また前記固有情報は、電話番号、e−mailアドレ
ス、携帯物製造番号、カード番号、免許証番号、パスポ
ート番号のうち少なくとも一つを含むことが望ましい。
【0012】かかるチケット取扱方法において、ユーザ
の携帯端末から無線通信ネットワークを介して前記固有
情報を受信し、前記受信した固有情報に対応させてユー
ザに割り当てたチケット情報を記憶手段に記憶すること
により、チケット発行を実現できる。
【0013】更に、ユーザの携帯端末に無線通信ネット
ワークを介して当該ユーザに割り当てたチケット情報を
送信することにより、ユーザは自己に割り当てられたチ
ケット情報を確認することができる。
【0014】また、かかるチケット取扱方法において、
携帯物に記録されている固有情報に対応させてユーザに
割り当てたチケット情報を記憶手段に記憶しておき、携
帯物から固有情報を読み取り、前記読み取った固有情報
に対応するチケット情報を記憶手段から読み出し、前記
携帯物を保有するユーザを前記読み出したチケット情報
を割り当てたユーザとして認証することにより、チケッ
ト認証を実現できる。
【0015】前記携帯物から非接触で固有情報を読み取
ることが望ましい。また、前記携帯物から出力される映
像信号、電波信号、電磁波信号、音声信号、光信号の少
なくとも一つを受信し、又は前記携帯物から出力される
バーコード情報を認識することにより、前記携帯物から
固有情報を読み取ることが望ましい。
【0016】本発明のチケット取扱方法は、ユーザの携
帯端末に記録されている当該ユーザに割り当てたチケッ
ト情報を、当該ユーザに対して発行したチケットとして
取り扱うことを特徴とする。
【0017】かかるチケット取扱方法において、ユーザ
の携帯端末から無線通信ネットワークを介して受信した
チケット申込情報に基づいてチケット情報を選択し、当
該ユーザの携帯端末に無線通信ネットワークを介して前
記選択したチケット情報を送信することにより、チケッ
ト発行を実現できる。
【0018】かかるチケット取扱方法において、携帯端
末からチケット情報を読み取り、前記携帯端末を保有す
るユーザを前記読み取ったチケット情報を割り当てたユ
ーザとして認証することにより、チケット認証を実現で
きる。
【0019】前記携帯物から非接触で固有情報を読み取
ることが望ましい。また、前記携帯端末から出力される
映像信号、電波信号、電磁波信号、音声信号、光信号の
少なくとも一つを受信し、又は前記携帯端末から出力さ
れるバーコード情報を認識することにより、前記携帯端
末からチケット情報を読み取ることが望ましい。
【0020】第1のユーザに割り当てたチケット情報
が、第1のユーザの携帯端末から第2のユーザの携帯端
末に転送された場合に、第1のユーザに割り当てたチケ
ット情報を第2のユーザに割り当てたチケット情報とし
て取り扱うことが望ましい。
【0021】本発明のチケット取扱方法において、チケ
ット料金の決済を、無線通信ネットワーク上の通信料金
として課金し決済する方法、クレジットカード会社など
の第三者機関を介して決済する方法、ユーザによる金融
機関への振り込みにより決済する方法のいずれかの方法
により行うことが望ましい。
【0022】本発明のチケット取扱方法はコンピュータ
により実施することができるが、そのためのコンピュー
タプログラムは、CD−ROM、磁気ディスク、半導体
メモリ及び通信ネットワークなどの各種の媒体を通じて
コンピュータにインストールまたはロードすることがで
きる。
【0023】本発明のチケット取扱システムは、ユーザ
があらかじめ保有している携帯物のうち、固有情報が読
み取り可能な状態で記録されている携帯物を、ユーザに
割り当てたチケット情報を特定するために前記固有情報
を記憶しておくことにより、当該ユーザに対して発行し
たチケットとして取り扱うことを特徴とする。前記携帯
物は、携帯端末、ICカード、クレジットカード、ディビ
ッドカード、自動車免許証、パスポートのいずれかであ
ることが望ましい。また前記固有情報は、電話番号、e
−mailアドレス、携帯物製造番号、カード番号、免
許証番号、パスポート番号のうち少なくとも一つを含む
ことが望ましい。
【0024】かかるチケット取扱システムにおいて、ユ
ーザの携帯端末から無線通信ネットワークを介して前記
固有情報を受信する受信手段と、前記受信した固有情報
に対応させてユーザに割り当てたチケット情報を記憶す
るチケット管理手段とを備えることにより、チケット発
行を実現できる。
【0025】前記受信手段は、ユーザの携帯端末から無
線通信ネットワークを介してチケット申込情報を受信
し、前記チケット管理手段は、前記チケット申込情報に
基づいてユーザにチケット情報を割り当てることが望ま
しい。
【0026】更に、ユーザの携帯端末に無線通信ネット
ワークを介して当該ユーザに割り当てたチケット情報を
送信する送信手段を備えていることが望ましい。これに
より、ユーザは自己に割り当てられたチケット情報を確
認することができる。
【0027】かかるチケット取扱システムにおいて、携
帯物に記録されている固有情報に対応させてユーザに割
り当てたチケット情報を記憶するチケット管理手段と、
携帯物から固有情報を読み取る読取手段と、前記読み取
った固有情報に対応するチケット情報をチケット管理手
段から読み出し、前記携帯物を保有するユーザを前記読
み出したチケット情報を割り当てたユーザとして認証す
る認証手段とを備えることを特徴とする。
【0028】前記読取手段は、前記携帯物から非接触で
固有情報を読み取ることが望ましい。また、前記読取手
段は、前記携帯物から出力される映像信号、電波信号、
電磁波信号、音声信号、光信号の少なくとも一つを受信
し、又は前記携帯物から出力されるバーコード情報を認
識することにより、前記携帯物から固有情報を読み取る
ことが望ましい。
【0029】本発明のチケット取扱システムは、ユーザ
の携帯端末に記録されている当該ユーザに割り当てたチ
ケット情報を、当該ユーザに対して発行したチケットと
して取り扱うことを特徴とする。
【0030】かかるチケット取扱システムにおいて、ユ
ーザの携帯端末から無線通信ネットワークを介してチケ
ット申込情報を受信する受信手段と、前記受信したチケ
ット申込情報に基づいてユーザに割り当てるチケット情
報を選択するチケット管理手段と、前記チケット申込情
報を受信したユーザの携帯端末に、無線通信ネットワー
クを介して前記選択したチケット情報を送信する送信手
段とを備えることにより、チケット発行を実現できる。
【0031】かかるチケット取扱システムにおいて、携
帯端末からチケット情報を読み取る読取手段と、前記携
帯端末を保有するユーザを前記読み取ったチケット情報
を割り当てたユーザとして認証する認証手段とを備える
ことにより、チケット認証を実現できる。
【0032】前記読取手段は、前記携帯物から非接触で
固有情報を読み取ることが望ましい。また、前記読取手
段は、前記携帯端末から出力される映像信号、電波信
号、電磁波信号、音声信号、光信号の少なくとも一つを
受信し、又は前記携帯端末から出力されるバーコード情
報を認識することにより、前記携帯端末からチケット情
報を読み取ることが望ましい。
【0033】第1のユーザに割り当てたチケット情報
が、第1のユーザの携帯端末から第2のユーザの携帯端
末に転送された場合に、第1のユーザに割り当てたチケ
ット情報を第2のユーザに割り当てたチケット情報とし
て取り扱うことが望ましい。
【0034】本発明の携帯物は、映像信号、電波信号、
電磁波信号、音声信号、光信号、バーコード情報の少な
くとも一つを出力する出力手段を備えた携帯物であっ
て、前記携帯物は、ユーザに固有の情報又は携帯物に固
有の情報(以下、まとめて「固有情報」と呼ぶ。)が記
録されており、前記固有情報を前記出力手段より出力す
ることを特徴とする。
【0035】また、本発明の携帯物は、無線ネットワー
クを介してチケット情報を受けつけ記憶する手段と、前
記チケット情報を、映像信号、電波信号、電磁波信号、
音声信号、光信号、バーコード信号の少なくとも一つを
用いて出力する出力手段を備えたことを特徴とする。
【0036】本発明のチケット取扱システムにおいて、
かかる携帯物を用いることが望ましい。
【0037】本発明のチケット取扱システムにおいて、
チケット料金の決済を、無線通信ネットワーク上の通信
料金として課金し決済する方法、クレジットカード会社
などの第三者機関を介して決済する方法、ユーザによる
金融機関への振り込みにより決済する方法のいずれかの
方法により行うことが望ましい。
【0038】なお、本発明のチケット取扱方法及びシス
テムは、世の中に流通している種々のチケットに対して
適用することができる。例えば、公演(コンサート、舞
台等)のチケット、列車の乗車券、航空券、船舶乗車
券、映画館等の施設入場券、電子商品券、有料道路の利
用券などに適用可能である。
【0039】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態) (第1実施例)以下に本発明の実施の形態について図面
を用いて説明する。図1は、第1の実施形態の第1実施
例であるチケット取扱システムの構成をあらわすブロッ
ク図である。図1に示すように、本チケット取扱システ
ム1は、チケット情報管理手段10、入出力手段11を
含んで構成される。
【0040】ここで、本発明によるチケット取扱システ
ムは上記の各手段を備えていれば足り、物理的にはチケ
ット取扱用に専用化したシステム、あるいは汎用の情報
処理装置のいずれでもよい。例えば、処理装置と入力手
段と記憶手段と出力手段とを備えた一般的な構成の情報
処理装置において、各手段の動作を規定したソフトウェ
アを起動して本発明のチケット取扱方法を実施すること
により、本発明のチケット取扱システムを実現すること
ができる。なお、前記専用化したシステム又は情報処理
装置は、単一のコンピュータにより構成されるものであ
っても、ネットワーク上に分散した複数のコンピュータ
により構成されるものであっても良い。
【0041】入出力手段11は、ユーザから、チケット
申込情報と、ユーザに固有の情報又は携帯物に固有の情
報(以下、まとめて「固有情報」と呼ぶ。)の入力を受
け付ける。
【0042】チケット申込情報とは、ユーザが購入を希
望するチケット情報を指定するため条件を含む情報であ
り、チケット情報の種類によって種々の形態を取りう
る。例えば、新幹線の指定席券の購入を申し込む場合、
新幹線の便名、乗車区間、乗車日時、席のグレードとい
った指定条件をチケット申込情報として受け付けること
が考えられる。また例えば、コンサートの入場券の購入
を申し込む場合、歌手名、開催日時、開催場所、席のグ
レードといった指定条件をチケット申込情報として受け
付けることが考えられる。なお、本チケット取扱システ
ムが取り扱うチケット情報が1種類であり、かつそのチ
ケット情報に席のグレード等のバリエーションが存在し
ない場合には、チケット申込情報によりチケット情報を
指定する必要がないため、固有情報のみ受け付けるよう
にしてもよい。
【0043】本実施例における携帯物とは、ユーザがあ
らかじめ保有している種々の携帯物のうち、固有情報が
読み取り可能な状態(例えば、印刷された状態、磁気材
料に記録された状態、半導体メモリに記録された状態な
ど)で記録されている携帯物を指す。具体的には、携帯
端末、ICカード、クレジットカード、ディビッドカー
ド、自動車免許証、パスポートなどが該当する。ただ
し、固有情報が読取可能に記録されており携帯可能なも
のであれば、どのようなものを携帯物として用いてもよ
い。
【0044】ここで、携帯物は、記録されている固有情
報がユーザによって書き換えできないように構成されて
いるいことが望ましい。本チケット取扱システムは、固
有情報が正当に割り当てられたユーザのみ(もしくは当
該ユーザの許可を得たもののみ)が、当該固有情報が記
録された携帯物を保有する、という前提が成立する場合
に、原則として有効に機能するシステムとなっているか
らである。ただし、パスワード等によるチェック等を導
入することにより、かかる前提を緩和することができ
る。
【0045】ユーザに固有の情報とは、例えば、電話番
号、e−mailアドレス、カード番号、免許証番号、
パスポート番号、社会保険番号、遺伝子情報などであ
る。これらの組み合わせであってもよい。
【0046】携帯物に固有の情報とは、例えば、携帯物
製造番号、カード番号、免許証番号、パスポート番号で
ある。これらの組み合わせであってもよい。
【0047】入出力手段11は、図2(a)に示すよう
に、ユーザが所有する携帯端末100から無線通信ネッ
トワーク101を介して固有情報を入力可能に構成され
ていることが望ましい。このように構成することによ
り、ユーザは携帯端末100を用いて場所・時間による
制約を受けずに入出力手段11に固有情報を入力するこ
とができるからである。
【0048】ここで、外部にあるゲートウェイ102
(例えば、NTTドコモ社のiモードセンター、IDO
社のWAP(Wireless Application Protocol)ゲート
ウェイサーバー等)を利用可能な場合、入力手段11の
機能構成としてPPPドライバおよびTCP/IPドラ
イバを有する通信モジュールを備え、携帯端末の機能構
成として例えばアクセス社のNetFront等のブラ
ウザモジュールを備えることにより、携帯端末100−
ゲートウェイ102間を無線通信ネットワーク101、
ゲートウェイ102−本チケット取扱システム1間をイ
ンターネット102により接続し、ユーザが所有する携
帯端末100から入出力手段11に固有情報を入力する
ことができる(図2(b)参照)。
【0049】ここで、必ずしも携帯端末100そのもの
を本実施例における携帯物として用いる必要はない。例
えばクレジットカードを携帯物とし、クレジットカード
番号を携帯端末100から入力するといったことも考え
られる。一方、携帯端末100そのものを携帯物として
用いることにより、ユーザが携帯端末100により本チ
ケット取扱システム1にアクセスした場合に、入出力手
段11が自動的に固有情報を受け付けるように構成する
こともできる。例えば、携帯端末からアクセスを受けた
場合に、当該携帯端末の電話番号情報を自動的に抽出
し、かかる抽出した電話番号情報を固有情報として受け
付けることができる。
【0050】なお、入出力手段11は、通常の電話機か
ら有線通信ネットワーク(図示せず)を介して固有情報
を入力可能に構成されていてもよい。
【0051】チケット管理手段10は、チケット情報を
記憶している。複数種類のチケット情報を取り扱う場合
は、種類ごとに分類してチケット情報を記憶する。チケ
ット情報の記憶には、例えばリレーショナルデーターベ
ース等の従来のデーターベース技術を用いることができ
る。
【0052】チケット管理手段10は、入出力手段11
においてユーザからチケット申込情報を受け付けた場
合、チケット申込情報に含まれる指定条件を満たすチケ
ット情報を抽出し、当該ユーザに割り当てるチケット情
報として選択する。そして、前記固有情報を前記選択し
たチケット情報に対応づけて記憶する。これにより、対
応する固有情報の有無により、チケットの二重発行を防
止することができる。
【0053】なお、指定条件を満たすチケット情報がな
かった場合(既に他のユーザに割り当てている場合を含
む)は、「該当なし」「売り切れ」等のメッセージを入
出力手段11からユーザに対し出力するように構成して
もよい。
【0054】ここで、前記選択したチケット情報を入出
力手段11からユーザに対し出力するように構成するこ
とが望ましい。例えば、入出力手段11は固有情報を受
け付けたユーザの携帯端末100の電話番号を自動的に
抽出し、かかる抽出した電話番号に基づいて前記選択し
たチケット情報をユーザの携帯端末100に送信する。
このように構成することで、ユーザは自己に割り当てら
れたチケット情報を携帯端末100により場所・時間に
よる制約を受けずに確認することができる。なお、前述
した外部にあるゲートウェイ102を利用可能な場合
は、入出力手段11は、前記選択したチケット情報を例
えばHTMLやHDML(WML)により記述された情
報として送信することができる。 (空席情報確認機能)本実施例において、更に空席情報
確認機能を備えるように構成してもよい。以下、空席情
報確認機能について説明する。
【0055】入出力手段11は、ユーザから、空席情報
に関する確認依頼を受け付ける。確認依頼は、チケット
申込情報と同様に、チケット情報を指定するための条件
を含んだ情報となる。
【0056】チケット管理手段10は、入出力手段11
が受け付けた確認依頼に基づいて、選択可能なチケット
情報を空席情報として抽出する。ここで、選択可能なチ
ケット情報とは、確認依頼に含まれる指定条件を満た
し、かつ新たにユーザに割り当てることが可能なチケッ
ト情報(すなわち、まだ固有情報が割り当てられていな
いチケット情報)を指す。
【0057】なお、空席情報にはチケット価格情報も含
ませることが望ましい。この場合、チケット管理手段1
0がチケット価格を使用期限までの残存期間に基づいて
変更するように構成してもよい。例えば、航空券の場合
であれば使用期限に相当する搭乗時刻までの残存期間に
応じて、コンサートの入場券の場合であれば使用期限に
相当する開演日時までの残存期間に応じて、価格を変更
する。価格の変更の仕方としては、残存期間が十分にあ
る場合(早い時期に購入する場合)や、残存期間が残り
少ない場合(ぎりぎりに購入する場合)に、通常価格よ
り安い価格とすることが考えられる。
【0058】入出力手段11は、チケット管理手段10
から空席情報を読み出し、確認依頼を受け付けたユーザ
に対し出力する。入出力手段11は、ユーザの携帯端末
100へ無線通信ネットワーク101を介して情報を入
出力可能に構成されている場合、確認依頼を受け付けた
ユーザの携帯端末100の電話番号を自動的に抽出し、
かかる抽出した電話番号に基づいて空席情報をユーザの
携帯端末100に送信する。
【0059】かかる機能を備えることで、ユーザはチケ
ット申込に先立ち空席情報を取得することができるた
め、より確実にチケットを申し込むことができる。ま
た、チケット発行者側は、ユーザにダイレクトに空席情
報を送ることができるため、より効率よくチケットを販
売等することができる。
【0060】更にユーザの携帯端末100へ空席情報を
送信する場合は、チケット発行者側はリアルタイムに空
席情報を送信することができ、ユーザは場所・時間によ
る制約を受けずに空席情報を受信することができる。特
に、空席情報にチケット価格情報が含まれている場合、
残存期間に応じて変更したチケット価格を、残存期間が
無くなる直前まで送信することができるため、ユーザに
対してチケット購入のインセンティブを高めることがで
き、空席を販売できる可能性をより高めることができ
る。 (決済機能)本実施例において、更にチケット料金の決
済機能を備えるように構成してもよい。決済方法として
は、無線通信ネットワーク101上の通信料金として課
金し決済する方法、クレジットカード会社などの第三者
機関を介して決済する方法、ユーザによる金融機関への
振り込みにより決済する方法などをとることができる。
これらの決済方法は、既に実用化されている周知の決済
処理技術を利用して実施することができる。
【0061】例えば、無線通信ネットワーク101上の
通信料金として課金し決済する方法として、NTTのサ
ービスであるダイヤルQ2や、NTTコミュニケーショ
ンズの電子決済サービスであるCalle(カルレ)を
利用する方法が考えられる。また、第三機関を介して決
済する方法として、いわゆるクレジットカード会社の決
済機能を利用する方法の他、ビットキャッシュ社のBi
tCash、べガジャパン社のサイバーチップシステ
ム、サイバーキャッシュ社のCyberCoin、 富
士ソフトABC社のQQQシステムなどのインターネッ
ト上での決済機能を利用する方法が考えられる。この場
合、本チケット取扱システム1は、各サービス運営会社
の課金サーバー等と送受信ができるように、必要な通信
モジュール等を備える。
【0062】以下に、クレジットカード会社を例とし
て、第三者機関を介して決済する場合の一般的な流れを
説明する。まず、ユーザは、携帯端末100を通じてク
レジットカード情報を本チケット取扱システム1に入力
する。本チケット取扱システム1は、受け取ったクレジ
ットカード情報をクレジット会社の認証サーバーに送信
する。認証サーバーでは、受け取ったクレジットカード
情報に基づいて、クレジットカードが利用可能か否かを
判定する。利用可能と判定した場合には、本人確認等を
行い、承認データを本チケット取扱システム1に送信す
る。本チケット取扱システム1は、承認データを受け取
った場合に、当該ユーザから受け付けた固有情報を前記
選択したチケット情報に対応づけて記憶するとともに、
クレジットカード情報とチケット料金をクレジットカー
ド会社の決済サーバーに送信し、決済処理(例えば、ユ
ーザの口座からチケット料金等を引落し、チケット販売
者等の口座に振り込む処理)が行われる。 (第2実施例)次に、第1の実施形態の第2実施例につ
いて図面を用いて説明する。図3は、第2の実施例であ
るチケット取扱システムの構成をあらわすブロック図で
ある。図3に示すように、本チケット取扱システム2
は、チケット管理手段20、読取手段21、認証手段2
2を含んで構成される。
【0063】チケット管理手段20は、携帯物に記録さ
れている固有情報に対応させてユーザに割り当てたチケ
ット情報を記憶している。複数種類のチケット情報を取
り扱う場合は、種類ごとに分類してチケット情報を記憶
している。チケット情報の記憶には、例えばリレーショ
ナルデーターベース等の従来のデーターベース技術を用
いることができる。
【0064】なお、チケット管理手段20を、第1実施
例におけるチケット管理手段10を利用して構成しても
よい。この場合、チケット管理手段20は、チケット管
理手段10に対しネットワーク等を介して参照可能に構
成されていれば足りる(図4参照)。
【0065】読取手段21は、携帯物から、携帯物に記
録されている固有情報を読み取る。
【0066】携帯物としてクレジットカード103、固
有情報としてクレジットカード番号を利用する場合を考
える。この場合、クレジットカード103には通常クレ
ジットカードに固有のクレジットカード番号が磁気記録
されているため、読取手段21を磁気記録リーダー21
0により構成することにより、クレジットカード番号を
読み取ることができる(図5参照)。
【0067】携帯物として携帯端末100、固有情報と
してユーザが自己の電話番号として携帯端末に登録した
電話番号(以下、「ユーザ携帯番号」と呼ぶ。)を利用
する場合を考える。携帯端末100には液晶表示部10
4が備えられており、携帯端末100の内部メモリに記
憶するプログラムに従って、ユーザ携帯番号を液晶画面
104に出力可能に構成されている。
【0068】例えば、ユーザ携帯番号が液晶画面104
に数字等の映像信号として出力される場合、読取手段2
1をCCDカメラ211、OCR(オプティカルキャラ
クタリーダー)212により構成することにより、CC
Dカメラ211によりユーザ携帯番号を撮像しOCR2
12により数字等の認識を行って、ユーザ携帯番号を読
み取ることができる(図6参照)。
【0069】また例えば、ユーザ携帯番号が液晶画面1
04にバーコード情報として出力される場合、読取手段
21をバーコードリーダ213により構成することによ
り、ユーザ携帯番号を読み取ることができる(図7参
照)。
【0070】更に、RFID(RadioFreque
ncyID)技術を用いることにより、携帯端末100
と読取手段21との間で非接触通信を行って、ユーザ携
帯番号を読み取ることも考えられる。非接触で通信を行
う規格としては、無線データ通信規格である「ブルート
ゥース」が知られている。携帯端末100及び読み取り
装置21がそれぞれ「ブルートゥース」の送受信モジュ
ールを備えることにより、非接触でユーザ携帯番号を読
み取ることができ、会場等においてよりスムースに認証
を行うことができる。なお、音声、電磁波、光信号とい
った信号を用いて非接触通信を行う構成としてもよい。
【0071】なお、ユーザ携帯番号に代えて、携帯端末
の製造番号等を用いることも考えられる。
【0072】認証手段22は、読取手段21において読
み取った固有情報に基づいて、対応するチケット情報を
チケット管理手段20から検索する。対応するチケット
情報が存在しない場合は認証不可と判断し、存在する場
合は前記携帯物を保有するユーザを前記読み出したチケ
ット情報を割り当てたユーザとして判断する。そして、
判断結果を例えばディスプレイやスピーカ等(図示せ
ず)を通じて出力する。(第1の実施形態の作用効果)
固有情報を用いてユーザに割り当てたチケット情報を特
定するように構成したことにより得られる作用・効果
を、従来方法と比較して説明する。
【0073】入場等のチケット使用時において、ユーザ
は自己が正規にチケット情報を割り当てられた者である
ことを示す必要がある。
【0074】従来のチケット取扱方法においては、チケ
ット発行者側でチケット番号等を生成し、チケット番号
等とチケット情報を1対1に対応させて記憶することに
より、チケット情報を管理していた。かかる取扱のもと
では、ユーザはチケット番号等を示して、自己が正規に
チケット情報を割り当てられた者であることを示す必要
がある。ここで、例えばチケット購入時にチケット番号
等を口頭で伝え、チケット使用時にチケット番号等を口
頭で言うことにより自己が正規にチケット情報を割り当
てられた者であることを示すという取り扱いでは、チケ
ット番号等を正規に取得したユーザと不正に取得した他
人と識別することは困難である。そのため、従来では、
チケット発行側はチケット番号等が記録されたチケット
を作成してユーザに渡し、ユーザは使用時にかかるチケ
ットを提出することで、自己が正規にチケット情報を割
り当てられた者であることを示していた。
【0075】従って、従来の取扱方法では、ユーザは何
らかの方法でチケットを受け取る必要が生じ、その結
果、発明が解決しようとする課題において説明したよう
に、受け取り場所に関する制限を受けることになる。ま
た、従来の取扱方法では、ユーザに渡すチケットを作成
しなければならないため、発明が解決しようとする課題
において説明したように、チケットの材料資源の大量消
費、チケット材料使用によるコスト発生を避けることは
できなかった。
【0076】これに対し本実施例では、チケット管理手
段(10、20)において、ユーザ側があらかじめ保有
している固有情報とチケット情報を1対1に対応させて
記憶することにより、チケット情報を管理している。か
かる取扱のもとでは、ユーザは固有情報を示すことによ
り、自己が正規にチケット情報を割り当てられた者であ
ることを示すことができる。固有情報はそもそもユーザ
又は携帯物に正当に割り当てられているものであるた
め、チケット発行側で生成する必要はない。また、ユー
ザが保有する携帯物に記録されているため、固有情報を
記録したチケットを作成してユーザに渡す必要もない。
ユーザは、保有する携帯物を提示等することで固有情報
を示すことができ、その結果、自己が正規にチケット情
報を割り当てられた者であることを示すことができる。
【0077】従って、本実施形態の構成によれば、ユー
ザがあらかじめ保有する携帯物を発行したチケットに相
当するものとして取り扱うことができるため、ユーザは
チケットを受け取る必要がなくなる。その結果、ユーザ
が移動中や出先に居たとしても、実質的にチケットを受
け取ったものとして取り扱うことができる、すなわちチ
ケット受け取り場所に関する制限を受けないチケット取
扱システムを実現することができる。また、チケット自
体を作成する必要がないため、チケットの材料資源を消
費することはなく、かつチケット作成のための材料コス
トも発生しないという効果を達成することができる。
【0078】更に、複数のチケット情報を取り扱う場
合、チケット管理手段(10、20)はチケット情報の
種類ごとに分類して記憶するため、一つの固有情報を種
類の異なる複数のチケット情報に対応させて記憶させて
おくことができる。また、携帯物自体はチケットとして
使用してもなんら消耗しない。従って、一つの携帯物を
複数目的のチケットとして取り扱うことができ(多目的
利用可能)、またなんどでもチケットとして取り扱うこ
とができる(再利用可能)。 (第2の実施形態) (第1実施例)次に、第2の実施形態の第1実施例につ
いて図2を用いて説明する。図2に示すように、本実施
例は、第1の実施形態の第1実施例と同様の構成を備え
る。ただし、固有情報の入力を受け付けることを必須と
していない代わりに、チケット情報をユーザに対し出力
すること必須としている点で、第1の実施形態の第1実
施例と異なる。以下、異なる部分について説明する。
【0079】入出力手段11は、ユーザが所有する携帯
端末100から無線通信ネットワーク101を介してチ
ケット申込情報の入力を受け付ける(図2(a)、
(b)参照)。このとき、入出力手段11は、ユーザの
携帯端末100の電話番号を自動的に抽出し記憶する。
【0080】チケット管理手段10は、入出力手段11
においてユーザからチケット申込情報を受け付けた場
合、チケット申込情報に含まれる指定条件を満たすチケ
ット情報を抽出し、当該ユーザに割り当てるチケット情
報として選択する。そして、前記選択したチケット情報
についてフラグ等を立てることにより、ユーザに対して
割り当て済であることを記憶する。かかるフラグ等はチ
ケットの二重発行を防止するためのものである。
【0081】入出力手段11は、チケット管理手段10
において選択したチケット情報を、前記抽出した電話番
号に基づいてユーザの携帯端末に送信する。その結果、
ユーザの携帯端末は前記選択したチケット情報を受信
し、かかるチケット情報をチケットとして記憶すること
になる。送信するチケット情報は、テキスト、画像、又
はその両方により構成することができる。例えば、従来
において紙媒体などに印刷していた模様、絵などの画像
をチケット画面としてチケット情報に含ませて送信する
ことにより、ユーザは携帯端末の液晶画面部に前記チケ
ット画面を表示させることができる。
【0082】更に、電子透かし技術によりチケット番号
等の情報を画像等に埋め込み、かかる画像等をチケット
情報に含ませてユーザに送信することで、チケット情報
の不正な複製をより確実に防止することができる。電子
透かし技術とは、人間の目や耳で知覚できない形で著作
権等の情報を画像等に埋め込む技術である。 電子透か
し技術としては、例えば、Fraunhofer CRCGのSysCoP方
式、Digimarc CorporationのPictureMarc、日本IBMの3
次元電子透かし方式、株式会社エム研のLUCENT MARK方
式などが知られている。 (第2実施例)次に、第2の実施形態の第2実施例につ
いて図6、7を用いて説明する。図6、7に示すよう
に、本実施例は、第1の実施形態の第2実施例と同様の
構成を備える。ただし、携帯物から固有情報を読み取る
代わりに、携帯端末からチケット情報を読み取る点で、
第1の実施形態の第2実施例と異なる。以下、異なる部
分について説明する。
【0083】チケット管理手段20は、ユーザに割り当
てたチケット情報を記憶している。
【0084】読取手段21は、携帯端末100から、携
帯端末100に記憶されているチケット情報を読み取
る。チケット情報の読み取りは、第1の実施形態の第2
実施例における固有情報の読み取りと同様にして実現で
きる、認証手段22は、読取手段21において読み取っ
たチケット情報が、チケット管理手段20に記憶されて
いるかどうかを判断する。チケット情報が記憶されてい
ない場合は認証不可と判断し、記憶されている場合は前
記携帯端末100を保有するユーザを前記読み取ったチ
ケット情報を割り当てたユーザとして判断する。そし
て、判断結果を例えばディスプレイやスピーカ等(図示
せず)を通じて出力する。
【0085】ここで、本実施例は、固有情報ではなくチ
ケット情報を読み取る構成となっているため、読み取っ
たチケット情報が正当なものであるかどうかを検証する
機能を備えていることが望ましい。かかる機能は、例え
ばチケット情報を画像として読み取った場合であれば、
認証手段22においてあらかじめ記憶してあるテンプレ
ート画像と照合することにより実現できる。更に、チケ
ット情報に含まれる画像等に電子透かし技術によりチケ
ット番号等が埋め込まれている場合であれば、チケット
発行者以外のものが不正に作成したチケット情報には電
子透かしが入っていないと考えられるため、電子透かし
の有無によりチケット情報の正真性を検証することがで
きる。 (第2の実施形態の作用効果)本実施形態では、チケッ
ト情報をチケットとして取り扱う構成となっているた
め、ユーザが保有する携帯端末に無線通信ネットワーク
を介してチケット情報を送信することで、ユーザが移動
中や出先に居たとしても容易にユーザに対しチケットを
渡すことができる。すなわち、チケット受け取りの場所
・時間に関する制限を受けないチケット取扱システムを
実現することができる。また、チケット自体を作成する
必要がないため、チケットの材料資源を消費することは
なく、かつチケット作成のための材料コストも発生しな
いという効果を達成することができる。
【0086】更に、チケット情報をチケットとして取り
扱う構成となっているため、第1のユーザに割り当てた
チケット情報が、第1のユーザの携帯端末から第2のユ
ーザの携帯端末に転送された場合に、第1のユーザに割
り当てたチケット情報を第2のユーザに割り当てたチケ
ット情報として取り扱うこともでき、ユーザ間でチケッ
トを容易にトレードすることが可能となる。なおこの場
合、チケット情報をチケット管理手段10を介して転送
するように構成してもよい。 (第3の実施形態)次に、本発明の第3の実施の形態に
ついて説明する。第3の実施形態は、チケット取扱プロ
グラムを記録した記録媒体を備える。この記録媒体はC
D−ROM、磁気ディスク、半導体メモリその他の記録
媒体であってよい。
【0087】チケット取扱プログラムは記録媒体からデ
ータ処理装置に読み込まれ、データ処理装置の動作を制
御する。データ処理装置はチケット取扱プログラムの制
御により、ユーザの携帯端末から無線通信ネットワーク
を介して前記固有情報を受信し、前記受信した固有情報
に対応させてユーザに割り当てたチケット情報を記憶す
る。または、携帯物から固有情報を読み取り、前記読み
取った固有情報に対応するチケット情報を記憶手段から
読み出し、前記携帯物を保有するユーザを前記読み出し
たチケット情報を割り当てたユーザとして認証する。
【0088】すなわち、データ処理装置はチケット取扱
プログラムの制御により、本発明のチケット取扱システ
ムによる処理と同一の処理を実行する。
【0089】なお、本発明は上記各実施の形態に限定さ
れることなく、種々に変形して適用することが可能であ
る。例えば、図4に示すように、第1の実施形態のチケ
ット取扱システム1と第2の実施形態のチケット取扱シ
ステム2の両方を備えた実施形態も考えられる。
【0090】
【発明の効果】本発明は、ユーザがあらかじめ所有する
携帯物、又は携帯端末に記憶されているチケット情報
を、チケットとして取り扱うことができるように構成し
たことにより、チケットの購入や受け取りの場所及び時
間に関して自由度が高いチケット取扱システム及び方法
を実現することができる。また、チケットを紙媒体等に
より作成する必要がないため、紙媒体等を消費せず、紙
媒体等によるコストも発生じないチケット取扱システム
及び方法を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例であるチケット取扱シス
テムの構成を示すブロック図である。
【図2】 第1実施例における入出力の形態を示す図で
ある。
【図3】 本発明の第2実施例であるチケット取扱シス
テムの構成を示すブロック図である。
【図4】 第1実施例と第2実施例を組み合わせた構成
を示すブロック図である。
【図5】 第2実施例における読取手段の形態の例を示
す図である。
【図6】 第2実施例における読取手段の形態の例を示
す図である。
【図7】 第2実施例における読取手段の形態の例を示
す図である。
【符号の説明】
1、2 チケット取扱システム 10、20 チケット管理手段 11 入出力手段 21 読取手段 22 認証手段 100 携帯端末 101 無線通信ネットワーク 102 ゲートウェイ 103 インターネット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 146 G06F 17/60 146A G06K 7/10 G06K 7/10 R 17/00 17/00 T V G07B 1/08 G07B 1/08 Fターム(参考) 2C005 HA22 HB02 HB03 HB09 JA26 LB11 LB20 MA18 MA28 MB07 MB08 5B049 AA01 AA05 CC02 CC05 CC16 CC36 CC39 DD00 DD01 DD04 DD05 EE05 EE23 FF04 FF09 GG03 GG06 5B058 CA13 CA15 CA31 KA01 KA33 KA37 5B072 CC24 CC38 DD01 DD21 LL19

Claims (36)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザがあらかじめ保有している携帯物
    のうち、ユーザに固有の情報又は携帯物に固有の情報
    (以下、まとめて「固有情報」と呼ぶ。)が読み取り可
    能な状態で記録されている携帯物を、ユーザに割り当て
    たチケット情報を特定するために前記固有情報を記憶し
    ておくことにより、当該ユーザに対して発行したチケッ
    トとして取り扱うことを特徴とするチケット取扱方法。
  2. 【請求項2】 ユーザの携帯端末から無線通信ネットワ
    ークを介して前記固有情報を受信し、前記受信した固有
    情報に対応させてユーザに割り当てたチケット情報を記
    憶手段に記憶することを特徴とする請求項1記載のチケ
    ット取扱方法。
  3. 【請求項3】 更に、ユーザの携帯端末に無線通信ネッ
    トワークを介して当該ユーザに割り当てたチケット情報
    を送信することを特徴とする請求項1又は2記載のチケ
    ット取扱方法。
  4. 【請求項4】 携帯物に記録されている固有情報に対応
    させてユーザに割り当てたチケット情報を記憶手段に記
    憶しておき、 携帯物から固有情報を読み取り、前記読み取った固有情
    報に対応するチケット情報を記憶手段から読み出し、前
    記携帯物を保有するユーザを前記読み出したチケット情
    報を割り当てたユーザとして認証することを特徴とする
    請求項1乃至3のいずれか1項に記載のチケット取扱方
    法。
  5. 【請求項5】 前記携帯物から非接触で固有情報を読み
    取ることを特徴とする請求項4記載のチケット取扱方
    法。
  6. 【請求項6】 前記携帯物から出力される映像信号、電
    波信号、電磁波信号、音声信号、光信号の少なくとも一
    つを受信し、又は前記携帯物から出力されるバーコード
    情報を認識することにより、前記携帯物から固有情報を
    読み取ることを特徴とする請求項4記載のチケット取扱
    方法。
  7. 【請求項7】 前記携帯物は、携帯端末、ICカード、ク
    レジットカード、ディビッドカード、自動車免許証、パ
    スポートのいずれかであることを特徴とする請求項1乃
    至6のいずれか1項に記載のチケット取扱方法。
  8. 【請求項8】 前記固有情報は、電話番号、e−mai
    lアドレス、携帯物製造番号、カード番号、免許証番
    号、パスポート番号のうち少なくとも一つを含むことを
    特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のチケ
    ット取扱方法。
  9. 【請求項9】 ユーザの携帯端末に記録されている当該
    ユーザに割り当てたチケット情報を、当該ユーザに対し
    て発行したチケットとして取り扱うことを特徴とするチ
    ケット取扱方法。
  10. 【請求項10】 ユーザの携帯端末から無線通信ネット
    ワークを介して受信したチケット申込情報に基づいてチ
    ケット情報を選択し、当該ユーザの携帯端末に無線通信
    ネットワークを介して前記選択したチケット情報を送信
    することを特徴とする請求項9記載のチケット取扱方
    法。
  11. 【請求項11】 携帯端末からチケット情報を読み取
    り、前記携帯端末を保有するユーザを前記読み取ったチ
    ケット情報を割り当てたユーザとして認証することを特
    徴とする請求項9又は10記載のチケット取扱方法。
  12. 【請求項12】 前記携帯端末から非接触でチケット情
    報を読み取ることを特徴とする請求項11記載のチケッ
    ト取扱方法。
  13. 【請求項13】 前記携帯端末から出力される映像信
    号、電波信号、電磁波信号、音声信号、光信号の少なく
    とも一つを受信し、又は前記携帯端末から出力されるバ
    ーコード情報を認識することにより、前記携帯端末から
    チケット情報を読み取ることを特徴とする請求項11記
    載のチケット取扱方法。
  14. 【請求項14】 第1のユーザに割り当てたチケット情
    報が、第1のユーザの携帯端末から第2のユーザの携帯
    端末に転送された場合に、第1のユーザに割り当てたチ
    ケット情報を第2のユーザに割り当てたチケット情報と
    して取り扱うことを特徴とする請求項9乃至13のいず
    れか1項に記載のチケット取扱方法。
  15. 【請求項15】 チケット料金の決済を、無線通信ネッ
    トワーク上の通信料金として課金し決済する方法、クレ
    ジットカード会社などの第三者機関を介して決済する方
    法、ユーザによる金融機関への振り込みにより決済する
    方法のいずれかの方法により行うことを特徴とする請求
    項1乃至14のいずれか1項に記載のチケット取扱方
    法。
  16. 【請求項16】 ユーザがあらかじめ保有している携帯
    物のうち、ユーザに固有の情報又は携帯物に固有の情報
    (以下、まとめて「固有情報」と呼ぶ。)が読み取り可
    能な状態で記録されている携帯物を、ユーザに割り当て
    たチケット情報を特定するために前記固有情報を記憶し
    ておくことにより、当該ユーザに対して発行したチケッ
    トとして取り扱うことを特徴とするチケット取扱システ
    ム。
  17. 【請求項17】 ユーザの携帯端末から無線通信ネット
    ワークを介して前記固有情報を受信する受信手段と、 前記受信した固有情報に対応させてユーザに割り当てた
    チケット情報を記憶するチケット管理手段とを備える請
    求項16記載のチケット取扱システム。
  18. 【請求項18】 前記受信手段は、ユーザの携帯端末か
    ら無線通信ネットワークを介してチケット申込情報を受
    信し、 前記チケット管理手段は、前記チケット申込情報に基づ
    いてユーザにチケット情報を割り当てることを特徴とす
    る請求項17記載のチケット取扱システム。
  19. 【請求項19】 更に、ユーザの携帯端末に無線通信ネ
    ットワークを介して当該ユーザに割り当てたチケット情
    報を送信する送信手段を備えていることを特徴とする請
    求項17又は18記載のチケット取扱システム。
  20. 【請求項20】 携帯物に記録されている固有情報に対
    応させてユーザに割り当てたチケット情報を記憶するチ
    ケット管理手段と、 携帯物から固有情報を読み取る読取手段と、 前記読み取った固有情報に対応するチケット情報をチケ
    ット管理手段から読み出し、前記携帯物を保有するユー
    ザを前記読み出したチケット情報を割り当てたユーザと
    して認証する認証手段とを備えることを特徴とする請求
    項16乃至19のいずれか1項に記載のチケット取扱シ
    ステム。
  21. 【請求項21】 前記読取手段は、前記携帯物から非接
    触で固有情報を読み取ることを特徴とする請求項20記
    載のチケット取扱システム。
  22. 【請求項22】 前記読取手段は、前記携帯物から出力
    される映像信号、電波信号、電磁波信号、音声信号、光
    信号の少なくとも一つを受信し、又は前記携帯物から出
    力されるバーコード情報を認識することにより、前記携
    帯物から固有情報を読み取ることを特徴とする請求項2
    0記載のチケット取扱システム。
  23. 【請求項23】 前記携帯物は、携帯端末、ICカード、
    クレジットカード、ディビッドカード、自動車免許証、
    パスポートのいずれかであることを特徴とする請求項1
    6乃至22のいずれか1項に記載のチケット取扱システ
    ム。
  24. 【請求項24】 前記固有情報は、電話番号、e−ma
    ilアドレス、携帯物製造番号、カード番号、免許証番
    号、パスポート番号のうち少なくとも一つを含むことを
    特徴とする請求項16乃至22のいずれか1項に記載の
    チケット取扱システム。
  25. 【請求項25】 映像信号、電波信号、電磁波信号、音
    声信号、光信号、バーコード情報の少なくとも一つを出
    力する出力手段を備えた携帯物であって、 前記携帯物は、ユーザに固有の情報又は携帯物に固有の
    情報(以下、まとめて「固有情報」と呼ぶ。)が記録さ
    れており、前記固有情報を前記出力手段より出力するこ
    とを特徴とする携帯物。
  26. 【請求項26】 請求項16乃至24のいずれか1項に
    記載のチケット取扱システムにおいて、請求項25記載
    の携帯物を用いることを特徴とするチケット取扱システ
  27. 【請求項27】 ユーザの携帯端末に記録されている当
    該ユーザに割り当てたチケット情報を、当該ユーザに対
    して発行したチケットとして取り扱うことを特徴とする
    チケット取扱システム。
  28. 【請求項28】 ユーザの携帯端末から無線通信ネット
    ワークを介してチケット申込情報を受信する受信手段
    と、 前記受信したチケット申込情報に基づいてユーザに割り
    当てるチケット情報を選択するチケット管理手段と、 前記チケット申込情報を受信したユーザの携帯端末に、
    無線通信ネットワークを介して前記選択したチケット情
    報を送信する送信手段とを備えることを特徴とする請求
    項27記載のチケット取扱システム。
  29. 【請求項29】 携帯端末からチケット情報を読み取る
    読取手段と、 前記携帯端末を保有するユーザを前記読み取ったチケッ
    ト情報を割り当てたユーザとして認証する認証手段とを
    備えることを特徴とする請求項27又は28記載のチケ
    ット取扱システム。
  30. 【請求項30】 前記読取手段は、前記携帯端末から非
    接触でチケット情報を読み取ることを特徴とする請求項
    29記載のチケット取扱システム。
  31. 【請求項31】 前記読取手段は、前記携帯端末から出
    力される映像信号、電波信号、電磁波信号、音声信号、
    光信号の少なくとも一つを受信し、又は前記携帯端末か
    ら出力されるバーコード情報を認識することにより、前
    記携帯端末からチケット情報を読み取ることを特徴とす
    る請求項29記載のチケット取扱システム。
  32. 【請求項32】 第1のユーザに割り当てたチケット情
    報が、第1のユーザの携帯端末から第2のユーザの携帯
    端末に転送された場合に、第1のユーザに割り当てたチ
    ケット情報を第2のユーザに割り当てたチケット情報と
    して取り扱うことを特徴とする請求項26乃至31のい
    ずれか1項に記載のチケット取扱システム。
  33. 【請求項33】 無線通信ネットワークを介してチケッ
    ト情報を受けつけ記憶する手段と、 前記チケット情報を、映像信号、電波信号、電磁波信
    号、音声信号、光信号、バーコード信号の少なくとも一
    つを用いて出力する出力手段を備えたことを特徴とする
    携帯端末。
  34. 【請求項34】 請求項26乃至32のいずれか1項に
    記載のチケット取扱システムにおいて、請求項33記載
    の携帯端末を用いることを特徴とするチケット取扱シス
    テム。
  35. 【請求項35】 チケット料金の決済を、無線通信ネッ
    トワーク上の通信料金として課金し決済する方法、クレ
    ジットカード会社などの第三者機関を介して決済する方
    法、ユーザによる金融機関への振り込みにより決済する
    方法のいずれかの方法により行うことを特徴とする請求
    項16乃至24、26乃至32、34のいずれか1項に
    記載のチケット取扱システム。
  36. 【請求項36】請求項1乃至15のいずれか1項に記載
    のチケット取扱方法をコンピュータで実行させるための
    プログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記録
    媒体。
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