JP2003173368A - 商品またはサービスの予約システム、予約方法、およびプログラム - Google Patents

商品またはサービスの予約システム、予約方法、およびプログラム

Info

Publication number
JP2003173368A
JP2003173368A JP2002014240A JP2002014240A JP2003173368A JP 2003173368 A JP2003173368 A JP 2003173368A JP 2002014240 A JP2002014240 A JP 2002014240A JP 2002014240 A JP2002014240 A JP 2002014240A JP 2003173368 A JP2003173368 A JP 2003173368A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reservation
service
product
price
weather forecast
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002014240A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Takada
裕司 高田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2002014240A priority Critical patent/JP2003173368A/ja
Priority to US10/161,713 priority patent/US7356488B2/en
Publication of JP2003173368A publication Critical patent/JP2003173368A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q10/00Administration; Management
    • G06Q10/02Reservations, e.g. for tickets, services or events
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q30/00Commerce
    • G06Q30/06Buying, selling or leasing transactions
    • G06Q30/0601Electronic shopping [e-shopping]
    • G06Q30/0623Item investigation
    • G06Q30/0625Directed, with specific intent or strategy
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q30/00Commerce
    • G06Q30/06Buying, selling or leasing transactions
    • G06Q30/0601Electronic shopping [e-shopping]
    • G06Q30/0633Lists, e.g. purchase orders, compilation or processing

Landscapes

  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Finance (AREA)
  • Accounting & Taxation (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Business, Economics & Management (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Development Economics (AREA)
  • Marketing (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Economics (AREA)
  • Strategic Management (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Tourism & Hospitality (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Operations Research (AREA)
  • Entrepreneurship & Innovation (AREA)
  • Human Resources & Organizations (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】天気予報または天候の良否の影響を受けやすい
商品またはサービスの予約販売において、販売される商
品の販売数量やサービスの利用者数の変動を低減する。 【解決手段】商品またはサービスの予約システムであ
り、気象予報を入手する入手手段と、入手した気象予報
に応じて商品の価格またはサービスの価格を設定する手
段と、設定した価格にて上記商品の購入予約またはサー
ビスの利用予約を受け付ける受付手段と、受け付けた予
約を一意に識別する予約番号を発行し、商品の購入時ま
たはサービスの利用時に上記予約番号により上記予約を
した予約者を確認する手段とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商品またはサービ
スの電子商取引技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】気象の影響により売れ行きが変動する商
品がある。また、気象の影響により、利用者数の変動す
るサービスがある。例えば、夏の暑さに依存し、エアー
コンディショナや夏服の売れ行きが変動する。また、休
日が雨か晴れかにより、遊園地の入場券の売れ行き、遊
園地の入場者数、イベントの参加者数が変動する。
【0003】また、そのような商品やサービスを予約販
売する場合、気象予報の精度向上に伴い、商品やサービ
スの利用予定時期の天気予報に応じて、予約数が変動す
る。
【0004】このため、商品販売側あるいはサービス提
供側(例えば、イベント等の主催者側)にとっては、天
気予報の良し悪しに伴い、売上、施設稼動率またはサー
ビス利用率が変動するという問題があった。
【0005】また、予約なしに商品を販売し、サービス
を提供するようなシステムでは、当日の天気により利用
者数が変動することになり、安定して利用者数を確保す
ることができなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような従
来の技術の問題点に鑑みてなされたものである。すなわ
ち、本発明の課題は、天気予報または天候の良否の影響
を受けやすい商品またはサービスの予約販売において、
販売される商品の販売数量やサービスの利用者数の変動
を低減するシステムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するために、以下の手段を採用した。すなわち、本発明
は、商品またはサービスの予約システムであり、気象予
報を入手する入手手段と、入手した気象予報に応じて商
品の価格またはサービスの価格を設定する手段と、設定
した価格にて上記商品の購入予約またはサービスの利用
予約を受け付ける受付手段と、受け付けた予約を一意に
識別する予約番号を発行し、商品の購入時またはサービ
スの利用時に上記予約番号により上記予約をした予約者
を確認する手段とを備えるものである。
【0008】上記商品またはサービスの提供日が制限さ
れている場合には、上記価格を設定する手段は、その商
品またはサービスの提供日に対する気象予報に応じて上
記価格を設定してもよい。
【0009】このように、本予約システムは、まず、気
象予報の内容に応じて商品またはサービスの提供日の販
売価格を設定する。例えば雨の予報の日は20%割引と
する、等である。そして、この予約システムは、設定し
た価格にて当該商品の購入予約を受け付ける。そうする
と、利用当日の実際の気象状況にかかわらず、利用者
は、予約時点の割引価格で、商品の購入が可能となる。
【0010】利用者は、仮に利用当日の天気がよくなっ
ても、予約番号を提示することで、予約時の割引価格で
商品を購入することができる。一方商品を販売する側
も、天気が悪いと予想される日の価格を割り引くこと
で、予約者数を確保する可能性が増える。このため、気
象状況に依存し変動していた利用者数の変動を抑えるこ
とができる。
【0011】好ましくは、上記受付手段は、上記予約と
ともに任意に指定されるキーワードを受け付け、上記予
約番号と該キーワードとを対応づけて記録しており、上
記商品またはサービスの予約システムは、予約者に発行
された予約番号とその予約番号発行時に受け付けたキー
ワードとを入力させる手段と、上記記録された予約番号
およびキーワードと入力された予約番号およびキーワー
ドとのマッチングにより予約者を確認する手段とをさら
に備えるものでもよい。
【0012】このように、本予約システムにおいて、予
約者本人であることの確認をより確実なものにするため
に、予約者が予約時に自ら指定したキーワードが利用さ
れる。
【0013】好ましくは、上記商品またはサービスの予
約システムは、上記予約者宛のデータを送信するデータ
送信先を入力させる手段と、上記予約番号と上記データ
送信先とを対応づけて記録する手段と、上記データ送信
先への上記予約番号の通知の依頼を受ける手段と、上記
予約番号を上記データ送信先に通知する手段とを備える
ものでもよい。
【0014】好ましくは、上記データ送信先は、電子メ
ールアドレスまたは携帯電話の電話番号であってもよ
い。
【0015】好ましくは、上記予約を受け付ける手段
は、上記予約とともに任意に指定されるキーワードを受
け付け、上記記録する手段は、上記予約番号、データ送
信先、および該キーワードを対応づけて記録しており、
上記依頼を受ける手段は、上記データ送信先とともに上
記キーワードを指定され、上記商品またはサービスの予
約システムは、上記記録されたデータ送信先およびキー
ワードと指定されたデータ送信先およびキーワードとの
マッチングにより上記予約番号を検索する手段をさらに
備えるものでもよい。
【0016】このように、本予約システムは、上記キー
ワードおよびデータ送信先、例えば、自己の所有する携
帯電話の番号を入力することで、予約番号と該キーワー
ドおよび携帯電話の番号とを一対一に対応づける。
【0017】予約者が、例えば、自己の所有する携帯電
話から本予約システムに対し、上記予約番号の通知を依
頼することで、予約番号が上記データ送信先に通知され
る。したがって、予約者は、予約番号を忘れた場合で
も、この予約番号により、予約時の価格で商品を購入す
ることができる。
【0018】好ましくは、上記入手手段は、気象予報を
定期的に入手し、上記価格を設定する手段は、気象予報
の入手時から商品またはサービスの提供時までの期間に
応じて同じて上記価格を設定してもよい。
【0019】このように、本予約システムは、気象予報
を定期的に入手し、例えば、気象予報の入手日から商品
販売日までの日数に応じて価格の設定を変更する。これ
によって、より早く予約した人には、価格の変更程度
(すなわち割引率)を大きくする特典を与えるようにす
ることで、予約数の増加を図ることが可能となる。
【0020】好ましくは、上記商品またはサービスの予
約システムは、上記商品またはサービスの提供日に対す
る気象予報に応じて予約された商品またはサービスのキ
ャンセル可否を決定する手段をさらに備えてもよい。こ
のように、予約販売後の気象予報で当日悪天候が予想さ
れても、キャンセルできなくすることで、利用者数の確
保を図ることが可能となる。
【0021】好ましくは、上記商品またはサービスの予
約システムは、キャンセル不可と決定された商品または
サービスを第三者に再販する手段をさらに備えてもよ
い。このように、予約のキャンセルが認められなかった
場合でも、再販によりその費用の回収を支援することが
できる。
【0022】好ましくは、上記商品またはサービスの予
約システムは、上記商品またはサービスの予約時に、そ
の商品またはサービスに関連する関連商品または関連サ
ービスを気象予報に応じた価格で予約させる手段をさら
に備えてもよい。
【0023】このように、商品予約時に関連商品(例え
ば、荷物の宅配サービス、宿泊施設の利用サービス等)
を同時に行うことにより、関連商品も気象予報に応じた
価格で予約できるようになり、利用者の利便性を図り同
時に予約数の増加を図ることが可能となる。また、本発
明は、商品またはサービスの予約システムであり、気象
予報を入手する入手手段と、入手した気象予報に応じて
商品の価格またはサービスの価格を設定する手段と、設
定した価格にて前記商品の購入予約またはサービスの利
用予約を受け付ける受付手段とを備え、上記受付手段
は、受け付けた予約に対するキャンセル要求の有無を指
定させる手段を有し、上記価格を設定する手段は、前記
キャンセル要求の有無を反映して上記価格を設定するも
のでもよい。ここで、キャンセル要求の有無を指定させ
るとは、例えば、受け付けられた予約をキャンセルする
ことがあるか否かの意思表示をさせるようなことをい
う。また、キャンセル要求の有無を反映して上記価格を
設定するとは、例えば、キャンセル要求ありとする予約
においては、価格を高く設定し、キャンセル要求なしと
する予約においては、価格を低く設定することをいう。
【0024】また、本発明は、コンピュータに、上記い
ずれかの機能を実現させる方法でもよい。また、本発明
は、コンピュータに、上記いずれかの機能を実現させる
プログラムであってもよい。また、本発明は、そのよう
なプログラムをコンピュータが読み取り可能な記録媒体
に記録したものでもよい。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の好
適な実施の形態を説明する。 《第1実施形態》以下、本発明の第1実施形態を図1か
ら図10の図面に基づいて説明する。図1は本実施形態
に係る予約システムの原理図であり、図2は、この予約
システムのシステム構成図であり、図3は、この予約シ
ステムが管理するデータのデータ構成図であり、図4
は、本予約システムの処理概要を示すフローチャートで
あり、図5は本予約システムにおける価格決定処理を示
すフローチャートであり、図6は、本予約システムの予
約処理を示すフローチャートであり、図7は、本予約シ
ステムのキャンセルおよび精算処理を示すフローチャー
トであり、図8は、本予約システムの再販および精算処
理を示すフローチャートであり、図9は、本予約システ
ムの再販予約受付画面を示すイメージ図であり、図10
は、本予約システムにおける予約番号応答処理を示すフ
ローチャートである。
【0026】<予約システムの原理>図1は本実施形態
に係る予約システムの原理図である。商品やサービスに
よっては、その売れ行きが天気予報や天候に依存するも
のがある。この予約システムは、そのような商品やサー
ビスの予約販売を支援する。ここで、商品とは、例え
ば、エアーコンディショナ、夏服、冬服等、遊園地の入
場券、イベント会場への入場券等である。サービスと
は、例えば、エアーコンディショナの取り付け、遊園地
での乗り物や飲食物の提供、イベントの開催等である。
【0027】例えば、商品の一例として遊園地や野外イ
ベント会場への入場券を考える。このような入場券で
は、入場日が指定される場合がある。また、野外イベン
トは、限られた日にしか開催されない場合がある。
【0028】そのような遊園地や野外イベントにおいて
は、予報天気の悪い日には、入場券の予約数が減少する
傾向がある。そこで、本予約システムは、そのような予
報天気の悪い日には、商品価格(またはサービス価格)
をディスカウントすることで、利用者に特典を与え、予
約数を増やし、結果的に全体の売上向上に繋げることを
支援する。
【0029】図1に示すように、本予約システムは、所
定の時期に気象会社から天気予報情報を入手する。そし
て、本予約システムは、その天気予報情報に基づき、商
品またはサービスの提供価格(料金)を設定する。例え
ば、遊園地の入場指定日の予報天気が雨の場合、その入
場券の価格を通常より割り引いて設定する。一方、遊園
地の入場指定日の予報天気が晴れの場合、その入場券の
価格を通常通りとする。
【0030】このような価格設定により、利用者は、サ
ービスの利用日(例えば、遊園地の利用日)の天候が雨
と予想されていても、割引き料金に引かれて事前に商品
の購入やサービスの利用を予約することが起こり得る。
【0031】<システム構成>図2は本予約システムの
システム構成図である。このシステムは、商品やサービ
スを提供する事業者の情報を管理する業者コンピュータ
1と、気象予報情報を提供する気象予報サーバ2と、利
用者へのウェブページの配信や気象予報情報の事業者へ
の配信等を実行するアプリケーションサービスプロバイ
ダのASPサーバ3とから構成される。
【0032】業者コンピュータ1は、提供する商品やサ
ービスに関する情報、例えば、提供価格、予約状況等を
管理する。業者コンピュータ1は、ASPサーバ3を介
して、商品やサービスの提供価格、予約状況等をインタ
ーネット上で公開する。
【0033】気象予報サーバ2は、気象観測情報および
気象シミュレーションに基づく気象予報情報をASPサ
ーバ3を介して業者コンピュータ1に配信する。ただ
し、ASPサーバ3を利用せず、気象予報サーバ2が直
接業者コンピュータ1に気象予報情報を配信してもよ
い。
【0034】ASPサーバ3は、気象予報サーバ2から
の情報を業者コンピュータ1に中継する。また、ASP
サーバ3は、業者コンピュータ1からアップロードされ
た価格情報や予約状況を示す情報をウェブページとして
利用者側の端末に配信する。このような業者コンピュー
タ1、気象予報サーバ2およびASPサーバ3は、CP
U、メモリ、ハードディスク、およびネットワークとの
通信インターフェース等を備える一般的なコンピュータ
である。
【0035】このような構成により、商品販売側(イベ
ント開催側:テーマパーク業者、宅配業者、ホテル業者
等)では、気象予報の結果に合わせ、商品価格を変動さ
せる。これらの処理は、業者コンピュータ1上のプログ
ラムにより実現される。
【0036】例えば、気象予報の結果、サービス利用日
の天気が悪い場合には、業者コンピュータ1は、通常料
金ではなくディスカウント料金をウェブページに掲載
し、予約の受付けを行う。これにより、天気の良くない
場合の利用者数の減少を図る。
【0037】利用者は、パーソナルコンピュータ、ケー
ブルテレビシステム、デジタルテレビ、携帯情報端末
(PDA)、携帯電話、PHS(Personal Handyphone
System)等(以下、これらを総称して端末と呼ぶ)から
インターネットを経由し、ASPサーバ3が提供するウ
ェブページにアクセスし、商品購入やサービス利用の予
約を行う。
【0038】これらの端末の構成および作用について
は、今日では広く知られているので、その説明を省略す
る。
【0039】<データ構成>図3は本予約システムで管
理されるデータのデータ構成図である。本予約システム
で管理されるデータには、気象予報サーバ2から配信さ
れる気象予報データ100、商品やサービスの価格を決
定するため基礎データである価格情報データ200、上
記気象予報データ100と価格情報データ200とに基
づき設定される利用価格データ250、予約状況を管理
する予約状況データ300、および再販状況データ40
0が含まれる。これらのデータは、業者コンピュータ1
の不図示のハードディスクに格納されている。
【0040】気象予報データ100は、気象会社の気象
予報サーバ2において作成され、業者コンピュータ1に
定期的に配信される。この気象予報データ100には、
現在の気象状況も含まれている。そのため、図3では、
気象予報データ100を「気象予報・現況データ」とし
て記述している。以下、現在の気象状況も含む「気象予
報・現況データ」を単に気象予報データという。
【0041】図3のように気象予報データ100は、日
時をキーとするレコードから構成されている。この気象
予報データ100の各レコードは、日時、天気、温度、
および風の各欄を有している。
【0042】すなわち、気象予報データ100のレコー
ドは、特定の日時、例えば、4月1日午前9時から12
時までの間の天気(晴れ、曇り、雨等)、温度、および
風速の予測値を保持している。ただし、日時として現在
の日時を含むレコードは、現況値を保持する。
【0043】価格情報データ200の各レコードは、気
象条件とその気象条件における値引率を有している。こ
こで、気象条件は、例えば、天気、温度、風(風速)等
である。ただし、本発明の実施において、気象条件は、
これらに限定されものではない。例えば、湿度、積雪
量、潮位、月齢、各種の警報の有無等を含めてもよい。
【0044】価格情報データ200の各レコードは、商
品やサービスを提供する日時においてこれらの各気象条
件が予測されたときの割引率を保持する。図3では、例
えば、天気:晴れ、温度0度以下、風速0〜0.3mの
とき、値引率10%が設定されている。
【0045】本予約システムにおいては、この価格情報
データ200は、商品またはサービスの過去の提供日時
における気象条件(天気、温度、風等)と利用者数の実
績データとを統計処理し、多変量解析プログラムを実行
することにより設定される。このような多変量解析とし
ては、例えば、相関分析、主成分分析等が知られてい
る。
【0046】相関分析は、二つの変数xとyとの間の関
係の度合いを相関係数により定量的に求める手法であ
る。また、主成分分析は、相関関係にあるいくつかの要
因を合成して、いくつかの成分にし、その特性を求める
方法である。このような多変量解析の手法そのものは、
広く知られているので、その説明を省略する。
【0047】利用価格データ250は、所定の商品また
はサービスごとに作成され、その価格を保持する。図3
では、一商品に対する利用価格データ250が示されて
いる。図3のように利用価格データ250は、日時をキ
ーとするレコードから構成される。この利用価格データ
250の各レコードは、日時、温度、風、および利用価
格の各フィールドを有している。
【0048】ここで、日時は、商品やサービスを提供す
る日時である。例えば、商品が遊園地の入場券であれ
ば、遊園地への入場予定日時である。天気、温度、およ
び風は、その日時における天気予報である。また、利用
価格は、そのような天気予報の場合の商品またはサービ
スの販売価格である。この利用価格は、気象予報データ
100と、価格情報データ200とに基づいて設定され
る。
【0049】予約状況データ300は、各商品またはサ
ービスの予約状況を保持する。なお、再販価格データ4
00の構造は、予約状況データ300の構造と同様であ
る。このため、図3には、予約状況データ&再販状況デ
ータと記載されている。
【0050】図3に示すように、予約状況データ300
の各レコードは、予約日、予約者名、予約者の連絡先で
ある電子メールアドレス(図3では、E-Mail)、予約番
号(予約No)、入力日、携帯電話番号(携帯No)、
キーワード、利用状況、金額、およびクレジットカード
番号(クレジットNo)の各フィールドを有している。
【0051】ここで、予約日とは、商品やサービスの提
供を受ける日、例えば、遊園地への入場日やイベントの
開催日である。また、予約Noのフィールドは、利用者
の予約状況データを一意に識別するための番号(以下予
約番号という)を保持する。携帯電話は、E-mailで送ら
れてきた予約番号を保存できる。そのため、この予約番
号を携帯電話のディスプレイに提示することにより、利
用者は予約価格で商品の購入し、あるいは、サービスを
利用できる。
【0052】また、キーワードは、商品またはサービス
の予約時に利用者が設定する文字列である。利用者が予
約番号を忘れた場合、あるいは、携帯電話に送られてき
た予約番号のメールを削除した場合、利用者は、端末か
らシステムにアクセスし、上記の電子メールアドレスと
キーワード、または携帯電話番号とキーワードを入力す
ることで、予約時に登録されたキーワードと一対一に対
応づけられている予約番号を通知させる。
【0053】利用状況は、予約後の商品またはサービス
の状況を示す。利用状況のフィールドには、例えば、”
キャンセル”、”再販”、”利用済”、または”未利
用”等の文字列が設定される。
【0054】”キャンセル”とは、予約がキャンセルさ
れたことを示す。”再販”とは、予約のキャンセルが認
められず、予約してあった商品やサービスが再販の対象
になったことを示す。再販とは、一旦、利用者が予約し
た商品やサービスの料金を予約価格で精算した後、第三
者に販売することをいう。
【0055】”利用済”とは、利用者がその商品やサー
ビスの提供を受けたこと、例えば、遊園地の入場券を使
用したことを示す。
【0056】また、”未利用”とは、利用者が予約した
ままその商品やサービスの提供を受けなかったことを示
す。したがって、再販待ちの状態でサービスの利用日に
至った場合、サービスが提供されないまま料金のみ決済
されるので、利用状況は、”未利用”になる。
【0057】金額のフィールドには、利用状況に応じた
金額が記録される。例えば、利用状況が”キャンセル”
の場合、金額のフィールドには、キャンセル時の手数料
が記録される。
【0058】また、利用状況が”再販”の場合、金額の
フィールドには、再販価格が記録される。利用状況が”
利用済”および”未利用”の場合、金額のフィールドに
はその利用価格が記録される。
【0059】なお、再販状況データ400のデータ構造
は予約状況データ300と同一であるので、その説明を
省略する。
【0060】<作用>図4は本予約システムの処理概要
を示すフローチャートである。この処理は、業者コンピ
ュータ1のコンピュータプログラムとして実現される。
【0061】この処理では、まず、予約システムは、気
象会社の気象予報サーバ2から気象予報データ100を
入手する(S1)。そして、予約システムは、入手した
天気予報データ100を基に利用価格を設定し、その商
品またはサービスの予約を開始する(S2)。
【0062】次に、予約システムは予約処理を実行する
(S3)。この処理では、予約システムは、ASPサー
バ3を介してウェブページ上において利用者からの入力
を待つ。利用者は、ウェブページにアクセスし、商品や
サービスの利用価格を確認し、予約の情報を設定する。
予約の情報とは、例えば、予約日、電子メールアドレ
ス、携帯電話番号、キーワード等である。
【0063】予約後の処理は、利用者の行為に依存して
異なる(S4)。すなわち、利用者が予約した商品やサ
ービス等を実際に利用する場合、予約システムは、料金
を精算し、商品またはサービスを提供する。例えば、サ
ービス利用のためのチケットを発行する(S5)。
【0064】利用者が予約したサービスのキャンセルを
申し入れ(S6)、キャンセルが認められた場合、予約
システムは、キャンセルの手数料を精算する(S7)。
【0065】利用者が予約したサービスをキャンセル申
し入れ(S6)、キャンセルできなかった場合、予約シ
ステムは、サービス利用価格、すなわち、予約料金で精
算する(S8)。この場合、利用者は、キャンセルでき
ずに精算した商品またはサービスを再販サイトに掲載
し、再販利用者を募集する。再販利用者が再販に応じた
場合、予約システムは、再販処理を実行する(S9)。
【0066】図5は、本予約システムにおける価格決定
処理(図4のS1およびS2)の詳細を示すフローチャ
ートである。この処理では、まず、予約システムは、気
象会社の気象予報サーバ2から気象予報データ100
(現況データも含む)を入手し、不図示のハードディス
クに保存する(S10)。
【0067】次に、予約システムは、気象予報データ1
00および価格情報データ200に基づき、その商品ま
たはサービスの利用価格を決定する(S11)。決定さ
れた利用価格は、利用価格データ250としてハードデ
ィスクに保存される。
【0068】次に、予約システムは、気象予報データ1
00の更新を待つ(S12)。気象会社の気象予報サー
バ2が気象予報データ100を更新すると、予約システ
ムは、制御をS10に戻す。
【0069】図6は、本予約システムの予約処理(図4
のS3)を示すフローチャートである。この処理では、
まず、予約システムは、予約受付情報をASPサーバ3
を介してインターネット上のウェブページに表示する
(S30)。この予約受付情報には、予約日時(サービ
ス等の提供日時)、利用価格、気象予報と現況等が含ま
れる。この予約受付情報は、ハードディスクに保持され
ている気象予報データ100および利用価格データ25
0を参照して作成される。
【0070】次に、予約システムは、利用者からの予約
の入力を待ち、予約を受け付ける(S31)。利用者が
予約をする場合、クレジット番号、電話番号、氏名、電
子メールアドレス、入力日(利用者が予約を入力した
日)/予約日(サービス等の利用日)、キーワード等を
設定し、予約システムに入力する。入力された情報は、
予約状況データ300として、ハードディスクに保存さ
れる。
【0071】次に、予約システムは、予約番号を発行す
る(S32)。発行された予約番号は、予約状況データ
300の予約Noのフィールドに保存される。
【0072】次に、予約システムは、予約番号を利用者
に通知する。予約番号は、インターネットの電子メール
によって通知される。その後、予約システムは、予約処
理を終了する。なお、予約者(利用者)は、この予約番
号で所定料金のチケットを購入する。例えば、予約日の
天気予報が悪い場合、予約者は、ディスカウント料金で
チケットを購入する。
【0073】図7は、本予約システムのキャンセルおよ
び精算処理(図4のS4からS9)の詳細を示すフロー
チャートである。なお、図7には、利用者が予約後キャ
ンセルせずに予約したサービス等を利用しなかった場合
に利用料金を精算する処理、および利用者が予約通りに
サービス等を利用する場合の処理も含まれている。
【0074】図7のように、この処理は、予約後の利用
者の行為に依存して分岐する。まず、利用者が、予約
後、キャンセルせず、かつ、当日利用しない場合(S4
1)、予約システムは利用者のクレジット口座から利用
料金を精算する(S51)。このとき、利用料金は、予
約時の利用価格である。
【0075】次に、予約システムは、当該利用者の予約
状況データ300の利用状況のフィールドを”未利用”
に設定する(S52)。その後、予約システムは、キャ
ンセルおよび精算処理を終了する。
【0076】また、利用者が、予約後、サービスの提供
日当日に利用する場合、利用者は、例えば、商品の購入
窓口(チケットの販売窓口等)において予約番号を提示
し、予約番号およびキーワードの入力を依頼する(S5
3)。ただし、この場合の商品の購入には、再販商品の
購入も含まれる。
【0077】すると、予約システムは、入力された予約
番号およびキーワードに基づき、予約状況データ300
または再販状況データ400を検索する。次に、予約シ
ステムは、入力された予約番号およびキーワードが予約
状況データ300または再販状況データ400に記録さ
れたものと一致するか否かを判定する(S54)。
【0078】入力された予約番号およびキーワードが予
約状況データ300または再販状況データ400に記録
された予約番号およびキーワードと一致しない場合、予
約システムは、キャンセルおよび精算処理を終了する。
【0079】一方、入力された予約番号およびキーワー
ドが予約状況データ300に記録された予約番号および
キーワードと一致した場合、予約システムは、利用者の
クレジット口座から利用料金を精算する(S55)。
【0080】次に、予約システムは、例えば、サービス
利用のためのチケット(遊園地の入場券等)を発行する
(S56)。
【0081】次に、予約システムは、当該利用者の予約
状況データ300の利用状況のフィールドを”利用済”
に設定する(S57)。その後、予約システムは、キャ
ンセルおよび精算処理を終了する。
【0082】一方、入力された予約番号およびキーワー
ドが再販状況データ400に記録された再販番号および
キーワードと一致した場合、予約システムは、再販料金
を精算する(S58)。この処理では、予約システム
は、まず、利用者のクレジット口座から再販料金を精算
する。この再販料金は、一旦、予約システムを運営する
運営会社の口座に入金される。そして、予約システム
は、再販利用者の所定の銀行口座へ再販料金の入金を指
令する。この結果、再販者の銀行口座に再販代金が入金
される。
【0083】次に、予約システムは、例えば、サービス
利用のためのチケット(遊園地の入場券等)を発行する
(S56)。その後の処理は、予約番号およびキーワー
ドが予約状況データ300に記録されたものと一致した
場合と同様である。
【0084】また、利用者が予約した商品またはサービ
スをキャンセルする場合、まず、予約システムは、キャ
ンセルを受け付ける(S61)。このとき、利用者は、
キャンセルを受け付けるウェブサイトに、予約番号を入
力する。また、予約システムは、現在の日時、および気
象予報データ100を参照する。
【0085】そして、予約システムは、現時点が利用日
(予約日)の所定日数前(図7では、N日前と表示)か
否かを判定する(S62)。現時点が利用日の所定日数
前の場合、例えば、3日以上前の場合、予約システムは
キャンセルを認める。
【0086】そして、予約システムは、キャンセル手数
料を計算する(S71)。このキャンセル手数料は、利
用日までの日数に基づいて算出される。次に、予約シス
テムは、利用者のクレジット口座から手数料を精算する
(S72)。
【0087】次に、予約システムは、予約状況データ3
00の利用状況のフィールドに”キャンセル”を設定す
る。その後、予約システムは、キャンセルおよび精算処
理を終了する。
【0088】また、S62の判定で、現時点が利用日ま
で所定日数未満の場合、予約システムは、気象予報デー
タ100を参照して利用日当日(予約日)の天気を判定
する。利用日当日の天気が悪くない、例えば、晴れの場
合、予約システムは、利用者のキャンセルを認める。そ
の後の処理は、S71〜S73である。
【0089】また、利用日当日の天気が悪い場合、例え
ば、雨の場合、予約システムは、キャンセルを認めな
い。この場合、システムは、一旦、利用者に予約した商
品またはサービスを予約時の利用料金で精算させ(S8
1)、予約されていた商品またはサービスをウェブペー
ジ(再販サイト)に登録させる。
【0090】すなわち、予約システムは、予約状況デー
タ300の利用状況のフィールドを”再販”に設定する
(S91)。次に、予約システムは、利用者にその商品
またはサービスの再販価格を入力させる(S92)。
【0091】そして、予約システムは、再販処理を起動
する(S93)。この処理では、予約システムは、ウェ
ブページにおいて、再販される商品またはサービスに対
する第三者の購入要求を処理する。その後、予約システ
ムは、キャンセルおよび精算処理を終了する。
【0092】図8は、本予約システムの再販および精算
処理(図7のS93)の詳細を示すフローチャートであ
る。この処理では、まず、予約システムは、ASPサー
バ3を介してインターネット上のウェブページに再販受
付情報を表示する(S931)。この再販受付情報に
は、利用日、再販価格、利用日当日の気象予報が含まれ
る。
【0093】次に、予約システムは、ウェブページ上で
再販予約を受け付ける(S932)。図9に、その場合
の再販予約受付画面を示す。図9のように、画面上部に
は、再販情報(利用可能日、利用可能日の天気予報、再
販価格)が表示されている。
【0094】また、画面下部には、再販利用者の予約入
力画面が表示される。この再販利用者の予約入力画面で
は、クレジット番号、電話番号、氏名、電子メールアド
レス、予約入力日、予約日(利用日)、およびキーワー
ドが入力される。再販利用者がこれらの情報を入力し、
確定ボタンを押下することにより、再販の予約が確定す
る。すると、予約システムは、入力された情報を再販状
況データ400に登録する。ただし、利用者は、キャン
セルボタンで再販を予約せずに画面を閉じてもよい。
【0095】利用者が再販予約入力画面に情報を設定
し、確定ボタンを押下すると、予約システムは、予約番
号を発行する(S933)。予約システムは、この予約
番号も再販状況データ400に登録する。
【0096】次に、予約システムは、再販予約番号を再
販利用者に通知する。この通知は、インターネット上の
電子メールによる。この予約番号を提示することによ
り、再販利用者(予約者)は、再販される商品またはサ
ービス、例えば、チケットを再販によるディスカウント
料金で購入する。その後、予約システムは、再販および
精算処理を終了する。
【0097】図10に、利用者が予約番号を忘失し、予
約システムに問い合わせたときの予約システムの予約番
号応答処理のフローチャートを示す。利用者が予約番号
を忘失した場合、利用者は、予約システムの所定のウェ
ブページにアクセスし、予約番号の検索を依頼する。
【0098】その場合、予約システムは、利用者が自身
の電子メールアドレスとキーワード(予約時に設定した
もの)を入力するのを待つ(S100)。この場合、電
子メールアドレスは、予約状況データ300の検索キー
および検索結果の応答先として使用される。なお、電子
メールアドレスに代えて、携帯電話番号とキーワードを
入力するようにしてもよい。
【0099】利用者が電子メールアドレスとキーワード
(または携帯電話番号とキーワード)の入力を完了する
と、予約システムは、電子メールアドレス(または携帯
電話番号)を検索キーとして予約状況データ300を検
索する(S101)。
【0100】そして、予約システムは、該当する電子メ
ールアドレスとキーワード(または該当する携帯電話番
号とキーワード)を保持するレコードの予約Noフィー
ルドから予約番号を読み出す。そして、予約システム
は、上記電子メールアドレス(または携帯電話番号)に
あてて、予約番号を通知する電子メールを発信する(S
102)。その後、予約システムは、予約番号応答処理
を終了する。
【0101】<実施形態の効果>以上述べたように、本
予約システムによれば、気象予報サーバ2から所定の時
期に気象予報データ100が入手され、商品やサービス
の利用日に対する気象予報に基づき、商品やサービスの
予約時の提供価格が決定される。
【0102】したがって、天候が悪く予約が減少される
と予測される場合に、所定のディスカウント価格で商品
やサービスの予約販売が行われ、天候に起因する売上の
変動を低減できる。
【0103】また、利用者にとっては、利用当日の気象
予報を優先しないのであれば、ディスカウント料金で商
品やサービスの予約購入が可能となる。
【0104】また、本実施形態の予約システムによれ
ば、予約した利用者が予約をキャンセルする場合、利用
日までの日数、または、利用日の気象予報に基づき、キ
ャンセルの可否を決定する。このため、商品やサービス
の提供者にとっては、その利用日直前のキャンセルの発
生を防止できる。また、利用日直前であっても、利用日
の天気がよいと予測される場合、キャンセルが認めら
れ、利用日の状況に応じて、キャンセルの可否が柔軟に
決定される。
【0105】なお、気象予報の情報を基に、予約する利
用者は、雨の場合でも利用する意思があるため、利用当
日が雨の場合にキャンセルできないことについては、不
満はない。むしろ、利用当日が雨であれば、予約せずに
利用しようと考えていた人は、利用を控える傾向がある
ため、施設の混雑度は緩和される。その結果、予約した
利用者は、十分なサービスを受けられることになる。
【0106】また、キャンセルできない場合であって
も、利用者は、再販サイトに登録することにより、自身
が予約した商品やサービスを再販することにより、不要
となった予約商品や予約サービスの代金を再販価格を限
度に回収できる。
【0107】また、第三者にとっては、通常より安価な
再販価格で商品やサービスの購入予約をすることができ
る。
【0108】<キーワードを使用しないシステムの変形
例>上記実施形態では、利用者(予約者)が予約番号を
忘失したとき、携帯電話とキーワードの組み合わせまた
は電子メールアドレスとキーワードの組み合わせを入力
することにより、予約番号が検索され、利用者に通知さ
れた。しかし、本発明の実施は、このような手順には限
定されない。例えば、キーワードの指定をせず、携帯電
話または電子メールアドレスによって予約番号を検索
し、利用者に通知するようにしてもよい。そのようなシ
ステムでは、利用者が複数の予約を行っていた場合、複
数の予約番号を通知すればよい。また、上記実施形態で
は、予約番号は、利用者の電子メールアドレスまたは携
帯電話に電子メールで通知された。しかし、これに代え
て、例えば、利用者がウェブページ上で携帯電話とキー
ワードの組み合わせまたは電子メールアドレスとキーワ
ードの組み合わせを入力したときに、そのウェブページ
上でそのまま予約番号を表示するようにしてもよい。こ
の場合には、第三者の悪用を防止するため、キーワード
を入力させるのが望ましい。
【0109】<再販代金の精算手順の変形例>上記実施
形態では、再販された商品またはサービスに対する代金
の精算は、その商品またはサービスの利用時に行われた
(図7のS58)。しかし、本発明の実施は、このよう
な手順には限定されない。例えば、再販利用者が再販を
予約したときに再販される商品またはサービスに対する
代金を精算してもよい。
【0110】<利用日までの日数を加味した価格決定処
理の例>上記実施形態では、商品やサービスの利用日当
日の気象予報に基づき、その商品やサービスの予約時の
利用価格を決定した。この場合、利用日までの日数をさ
らに加味して利用価格を決定してもよい。
【0111】すなわち、気象予報結果は、定期的に更新
され、最新の気象予報結果は前のものより予報精度が高
くなっている。このため、後から予約する人のディスカ
ウント率を低くする等の操作を行い、早く予約した人に
対するディスカウント率を高くしてもよい。また、利用
日が近づくほど天気予報精度は高くなるので、例えば、
雨と予報された場合に、それでも利用したいと予約して
くる人には、逆に、ディスカウント率をより高く設定し
てもよい。 《第2実施形態》以下、本発明の第2実施形態に係る商
品またはサービスの予約システムを図11から図13の
図面に基づいて説明する。図11は、本予約システムが
管理するデータのデータ構成図であり、図12は、本予
約システムにおける価格決定処理を示すフローチャート
であり、図13は、本予約システムにおける予約処理を
示すフローチャートである。
【0112】上記第1実施形態では、商品やサービスの
利用日に対する気象予報に基づき、予約時における商品
やサービスの利用価格を決定した。本実施形態の予約シ
ステムは、さらに、現在の予約状況を利用価格に反映す
る。他の構成および作用は第1実施形態と同様である。
そこで、同一の構成要素については、同一の符号を付し
てその説明を省略する。また、必要に応じて図1から図
10の図面を参照する。
【0113】図11は、本実施形態の予約システムが取
り扱うデータのデータ構成図である。図11において、
価格情報データ200Aおよび利用価格データ250A
以外は、第1実施形態の場合(図3)と同様である。
【0114】本実施形態において、価格情報データ20
0Aには、予約人数に対する値引率情報が付加されてい
る。例えば、予約数100人以下のとき値引率10%、
予約人数100〜200人のとき値引率15%、予約人
数200〜300人のとき値引率20%等である。これ
は、予約人数が多い場合、値引率を高くしても全体とし
て利益を確保できるからである。
【0115】また、図11の利用価格データ250Aの
レコードは、日時、天気、温度、風、予約状況および利
用価格帯を有している。このレコードは、日時で指定さ
れる利用日時における商品またはサービスの利用価格帯
を保持する。
【0116】利用価格帯とは、厳密な価格ではなく、当
日の利用人数により所定の限度で利用価格が変動するこ
とを意味する。また、予約状況は、現在の予約人数であ
る。この予約状況は、当該利用日時において最終的に確
定し、その予約人数に応じて値引率が決定される。
【0117】図12に、本実施形態の予約システムにお
ける価格決定処理のフローチャートを示す。この処理で
は、予約システムは、第1形態の場合と同様、気象予報
データ100を入手する(S10)。
【0118】そして、予約システムシステムは、利用価
格を決定する(S11A)。その場合、本予約システム
では、利用日の気象予報による値引率の他、さらに現在
の予約数により値引きが追加される。例えば、利用日が
雨で寒くない場合、30%の値引率であるが、予約数が
100以下の場合にさらに、10%の値引きが追加され
る。また、予約数が100〜200の場合、15%の値
引きが追加される。ただし、この値引率は、刻々予約状
況に応じて変動する。
【0119】値引率を決定した後の処理は、第1実施形
態の場合と同様であるので、その説明を省略する。
【0120】図13に、本実施形態における予約処理の
フローチャートを示す。この処理では、第1実施形態の
場合と同様、まず、予約システムは、ASPサーバ3を
介して予約受付情報をウェブページに表示させる(S3
0A)。
【0121】ただし、この予約受付情報には、日時、価
格帯、気象予報が表示される。すなわち、本実施形態で
は、予約時点において商品またはサービスの明確な利用
価格は提示されず、予約数で変動する価格帯(または予
定価格と割引率の幅)が表示される。その後の処理は、
第1実施形態(図6)と同様であるので、その説明を省
略する。
【0122】<変形例>上記実施形態では、現在時点の
予約状況に応じて値引率を変更し、予約人数が多くなる
ほど大きな値引率とした(図11参照)。しかし、本発
明の実施は、このような手順には限定されない。例え
ば、予約人数が多くなるほど小さな値引率としてもよ
い。予約人数が多いほど、利用希望が多く、値引き率を
大きくしなくても、多数の利用者を確保できるからであ
る。
【0123】なお、予約人数、値引率、売上等の関係を
多変量解析を実行するプログラムにより分析して、予約
人数に応じて最適と推定される値引率をプログラムの処
理により設定するようにしてもよい。 《第3実施形態》以下、本発明の第3実施形態に係る商
品またはサービスの予約システムを図14の図面に基づ
いて説明する。図14は、本予約システムにおける予約
処理を示すフローチャートである。
【0124】上記第1実施形態では、商品やサービスの
利用日に対する気象予報に基づき、予約時における商品
やサービスの利用価格を決定した。本実施形態の予約シ
ステムは、さらに、利用者の利便性を考慮して、関連商
品(荷物の宅配サービス、宿泊施設の利用サービス等)
の予約も同時に行える機能を提供する。該関連商品の予
約は、同期して取扱う必要があるため、各種データ(価
格情報データ200、気象予報データ100、予約状況
データ300等)をウェブページ上で管理するのが好適
である。したがって、仲介業者が運営するウェブサーバ
を利用し、関連商品や関連サービスのウェブページにリ
ンクさせることが有効である。
【0125】図14に、本予約システムにおける予約処
理のフローチャートを示す。この処理は、S31Aおよ
びS31Bの処理を除き、第1実施形態の場合(図6)
と同様である。
【0126】この処理では、予約受付処理(S31)の
後、予約システムは、利用者が関連商品・関連サービス
の予約を指定したか否かを判定する(S31A)。これ
は、予約受付のウェブページにおいて、利用者が関連商
品・関連サービスの予約するウェブページへのリンクを
辿ったか否かの判定である。
【0127】利用者が関連商品・関連サービスの予約を
指定した場合、予約システムは、関連商品・関連サービ
スの予約処理を実行する(S31B)。この処理では、
S31の処理で予約された商品またはサービスの関連商
品または関連サービスが予約される。その処理内容は、
S31の場合と同様である。
【0128】その後の、予約番号発行処理(S32)以
降の処理は、第1実施形態の場合と同様である。また、
S31Aの判定で、利用者が関連商品・関連サービスの
予約を指定しなかった場合の処理も第1実施形態と同様
である。
【0129】以上述べたように、本予約システムでは、
利用者が商品やサービスの予約を行うとともに、その商
品やサービスに関連する商品やサービスの予約をまとめ
てすることができる。
【0130】《第4実施形態》以下、本発明の第4実施
形態に係る商品またはサービスの予約システムを図15
から図20の図面に基づいて説明する。図15は、この
予約システムが管理するデータのデータ構成図であり、
図16は、本予約システムの処理概要を示すフローチャ
ートであり、図17は、本予約システムの価格決定処理
を示すフローチャートであり、図18は、本予約システ
ムの予約処理を示すフローチャートであり、図19は、
本予約システムのキャンセルおよび精算処理を示すフロ
ーチャートであり、図20は、本予約システムの予約受
付画面を示すイメージ図である。
【0131】上記第1実施形態では、商品やサービスの
利用日に対する気象予報に基づき、予約時における商品
やサービスの利用価格を決定し、利用者に商品やサービ
スを予約させた。そして、第1実施形態では、利用者が
予約をキャンセルする場合に、予約システムは、利用日
までの日数と、利用日当日の天気予報に基づき、利用者
のキャンセル要求の可否を判定した。
【0132】本実施形態の予約システムは、さらに、予
約の際に、将来予約をキャンセルする場合があるか(こ
れを「キャンセルオプションを使用する」と呼ぶ)、予
約キャンセルをしないか(これを「キャンセルオプショ
ンを使用しない」と呼ぶ)を選択させる。そして、この
予約システムは、キャンセルオプションを使用しないと
する利用者に対して、キャンセルオプションを使用する
可能性のある利用者より高い割引率で商品やサービスを
予約させる。
【0133】他の構成および作用は第1実施形態と同様
である。そこで、同一の構成要素については、同一の符
号を付してその説明を省略する。また、必要に応じて図
1から図14の図面を参照する。
【0134】図15は、本実施形態の予約システムが取
り扱うデータのデータ構成図である。図15において、
価格情報データ200Bおよび予約状況データ300B
以外は、第1実施形態の場合(図3)と同様である。
【0135】本実施形態において、価格情報データ20
0Bには、キャンセルオプション使用の有無に対する値
引率情報201が付加されている。図15の例では、キ
ャンセルオプションを使用する利用者に対する割引率は
0%(割引き無し)であり、一方、キャンセルオプショ
ンを使用しない利用者に対する割引率は10%である。
ただし、キャンセルオプションを使用する利用者に対し
ても、キャンセルオプションを使用しない利用者に対す
る割引率より少ない割引率で割り引くようにしてもよ
い。
【0136】また、図15の予約状況データ300Bの
レコードには、第1実施形態の場合(図3)と比較し
て、キャンセルオプションのフィールドが追加されてい
る。このキャンセルオプションのフィールドには、各予
約において、利用者がキャンセルオプションの使用を選
択したか(図15では、”使用する”と設定)、また
は、使用しない場合を選択したか(図15では、”使用
しない”と設定)が記録される。
【0137】図16は、本予約システムの処理概要を示
すフローチャートである。この処理は、S3Aの利用者
予約処理を除き、第1実施形態の場合(図4)と同様で
ある。利用者予約処理では、第1実施形態の場合と同
様、予約システムは、ASPサーバ3を介してウェブペ
ージ上において利用者からの入力を待つ。利用者は、ウ
ェブページにアクセスし、商品やサービスの利用価格を
確認し、予約の情報を設定する(S3A)。
【0138】ただし、予約の情報には、第1実施形態の
予約システムで設定した予約日、電子メールアドレス、
携帯電話番号、キーワード等の他、さらに、キャンセル
オプション使用の有無が含まれる。そして、予約をキャ
ンセルする可能性がある場合には、利用者は、キャンセ
ルオプションの使用を指定する。これにより、利用者は
予約する商品またはサービスの利用が確実でない場合に
備えて、キャンセルする可能性を留保できる。
【0139】また、予約をキャンセルする可能性がない
場合には、利用者は、キャンセルオプションを使用しな
いことを指定する。これにより、利用者は、キャンセル
オプションを使用する場合と比較して、より高い割引率
で商品やサービスを予約できる。
【0140】第1実施形態と同様、予約後の処理は、利
用者の行為に依存して異なる(S4)。すなわち、利用
者が予約した商品やサービス等を実際に利用する場合、
予約システムは、料金を精算し、商品またはサービスを
提供する(S5)。
【0141】この場合、キャンセルオプションを使用し
ない場合と、キャンセルオプションを使用する選択して
実際にはキャンセルしなかった場合が含まれる。予約シ
ステムは、キャンセルオプションを使用しない指定をし
た利用者について、所定の割引率で料金を精算する。ま
た、キャンセルオプションを使用する選択して実際には
キャンセルしなかった利用者に対しては、割引率の低
い、高い価格で精算する。
【0142】利用者が予約したサービスのキャンセルを
申し入れ(S6)、キャンセルが認められた場合、予約
システムは、キャンセルの手数料を精算する(S7)。
この場合は、キャンセルオプションを使用する場合に限
られる。
【0143】利用者が予約したサービスをキャンセル申
し入れ(S6)、キャンセルできなかった場合、予約シ
ステムは、サービス利用価格、すなわち、予約料金で精
算する(S8)。この場合も、キャンセルオプションを
使用する場合に限られる。したがって、精算する料金
は、キャンセルオプションを使用しない場合と比較して
割引率の低い、高い料金となる。
【0144】利用者は、キャンセルできずに精算した商
品またはサービスを再販サイトに掲載し、再販利用者を
募集する。再販利用者が再販に応じた場合、予約システ
ムは、再販処理を実行する(S9)。
【0145】図17は、本予約システムにおける価格決
定処理(図6のS1〜S3)の詳細を示すフローチャー
トである。この処理では、予約システムは、第1形態の
場合と同様、気象予報データ100を入手する(S1
0)。
【0146】そして、予約システムシステムは、利用価
格を決定する(S11B)。その場合、本予約システム
では、利用者のキャンセルオプション使用の有無によ
り、値引き率が異なる。
【0147】利用者がキャンセルオプションの使用を選
択しない場合、キャンセルをできなくなるが、例えば、
さらに10%のディスカウントを受けることができる。
一方、利用者がキャンセルオプションの使用を選択する
場合、キャンセルまたは再販が可能となるが、10%の
さらなるディスクカウントがない利用料金での精算、ま
たはキャンセル手数料が必要になる。
【0148】利用価格決定処理の後の処理(S12〜S
10)は、第1実施形態の場合と同様であるので、その
説明を省略する。
【0149】図18に、本実施形態における予約処理の
フローチャートを示す。この処理では、第1実施形態の
場合と同様、まず、予約システムは、ASPサーバ3を
介して予約受付情報をウェブページに表示させる(S3
0)。
【0150】次に、予約システムは、利用者からの予約
の入力を待ち、予約を受け付ける(S31B)。利用者
が予約をする場合、クレジット番号、電話番号、氏名、
電子メールアドレス、入力日(利用者が予約を入力した
日)/予約日(サービス等の利用日)、キーワード等に
加えてさらにキャンセルオプション使用の有無を設定
し、予約システムに入力する。
【0151】図20に、その場合の予約受付画面を示
す。図20のように、この画面は、クレジット番号、電
話番号、氏名、電子メール(E-Mail)、入力日/予約
日、およびキャンセルオプション使用の有無の入力欄を
有している。入力された情報は、予約状況データ300
として、ハードディスクに保存される。以降の処理は、
第1実施形態と同様である。
【0152】図19は、本予約システムのキャンセルお
よび精算処理(図16のS4からS9)の詳細を示すフ
ローチャートである。この処理は、S61Aの判定処理
が追加されている点を除いて、第1実施形態の場合(図
7)と同様である。
【0153】すなわち、利用者が予約した商品またはサ
ービスをキャンセルする場合、まず、予約システムは、
キャンセルを受け付ける(S61)。このとき、利用者
は、キャンセルを受け付けるウェブサイトに、予約番号
を入力する。また、予約システムは、現在の日時、およ
び気象予報データ100を参照する。
【0154】次に、予約システムは、予約状況データ3
00Bを参照し、当該予約番号の予約においてキャンセ
ルオプションの有無を判定する(S61A)。キャンセ
ルオプションがない場合、予約システムは、S51の利
用料金精算処理に制御を進める。また、キャンセルオプ
ションがある場合、予約システムは、S62の判定処理
に制御を進める。以降の処理は、第1実施形態の場合と
同様である。
【0155】以上述べたように、本実施形態の予約シス
テムによれば、利用者は、予約をキャンセルする可能性
の有無にしたがい、キャンセルオプション使用の有無を
入力する。そして、キャンセルオプションを使用しない
利用者に対しては、高い割引率(低料金)で、商品やサ
ービスを予約させる。
【0156】一方、キャンセルオプションの使用を指定
した利用者に対しては、低い割引率で、商品やサービス
を予約させる。したがって、本予約システムは、確実に
商品やサービスを利用する利用者に対しては、低料金で
商品やサービス提供することを支援する。一方、商品や
サービスの利用が確実でない利用者に対しては、将来キ
ャンセルする余地を残すことができる。
【0157】《第5実施形態》以下、本発明の第5実施
形態に係る商品またはサービスの予約システムを図21
および図22の図面に基づいて説明する。図21は、こ
の予約システムが管理するデータのデータ構成図であ
り、図22は、本予約システムの価格決定処理を示すフ
ローチャートである。
【0158】上記第1実施形態では、商品やサービスの
利用日に対する気象予報に基づき、予約時における商品
やサービスの利用価格を決定し、利用者に商品やサービ
スを予約させた。また、上記第2実施形態では、現在の
予約状況を反映して利用料金を決定した。さらに、上記
第4実施形態では、予約システムは、そのような予約に
おいて、利用者が将来、予約をキャンセルする可能性が
あるか否か(キャンセルオプション使用の有無)を指定
させた。そして、この予約システムは、キャンセルオプ
ションを使用しない利用者に対して、商品やサービスの
料金をさらに割り引いた。
【0159】本実施形態では、第1実施形態、第2実施
形態および第4実施形態の機能を組み合わせた予約シス
テムについて説明する。他の構成および作用は第1実施
形態と同様である。そこで、同一の構成要素について
は、同一の符号を付してその説明を省略する。また、必
要に応じて図1から図20の図面を参照する。
【0160】図21は、本実施形態の予約システムが取
り扱うデータのデータ構成図である。図21において、
価格情報データ200C以外のデータは、第4実施形態
の場合(図15)と同様である。
【0161】本実施形態において、価格情報データ20
0Cには、第4実施形態の構成に加えて、予約人数に対
する値引率情報202が付加されている。予約人数に対
する値引率情報は、第2実施形態で説明したものと同様
であるので、その説明を省略する。
【0162】図22に、本実施形態の予約システムにお
ける価格決定処理のフローチャートを示す。この処理で
は、予約システムは、第2形態の場合と同様、気象予報
データ100を入手する(S10)。
【0163】そして、予約システムシステムは、利用価
格を決定する(S11B)。その場合、本予約システム
では、利用日の気象予報による値引率の他、さらに現在
の予約数により値引きが追加される。この処理は第2実
施形態の場合と同様である。さらに、本予約システムで
は、利用者のキャンセルオプション使用の有無により、
値引き率が異なる。この処理は、第4実施形態の場合と
同様である。利用価格決定処理の後の処理(S12〜S
10)は、第1実施形態の場合と同様であるので、その
説明を省略する。
【0164】以上の述べたように、本実施形態の予約シ
ステムは、利用日の気象予報による割引き、現在の予約
数による割引き、およびキャンセルオプションの使用の
有無により割引率の変動を組み合わせて料金を設定し、
利用者に予約をさせる。したがって、キャンセルオプシ
ョンを使用しない利用者に対しては、高い割引率(低料
金)で、商品やサービスを予約させる。
【0165】一方、キャンセルオプションの使用を指定
した利用者に対しては、低い割引率で、商品やサービス
を予約させる。したがって、本予約システムは、確実に
商品やサービスを利用する利用者に対しては、低料金で
商品やサービス提供することを支援する。一方、商品や
サービスの利用が確実でない利用者に対しては、将来キ
ャンセルする余地を残すことができる。
【0166】《コンピュータ読み取り可能な記録媒体》
コンピュータを上記予約システムとして機能させるプロ
グラムをコンピュータが読み取り可能な記録媒体に記録
することができる。そして、コンピュータに、この記録
媒体のプログラムを読み込ませて実行させることによ
り、上記予約システムとして機能させることができる。
【0167】ここで、コンピュータ読み取り可能な記録
媒体とは、データやプログラム等の情報を電気的、磁気
的、光学的、機械的、または化学的作用によって蓄積
し、コンピュータから読み取ることができる記録媒体を
いう。このような記録媒体の内コンピュータから取り外
し可能なものとしては、例えばフロッピー(登録商標)
ディスク、光磁気ディスク、CD-ROM、CD-R/W、DVD、DA
T、8mmテープ、メモリカード等がある。
【0168】また、コンピュータに固定された記録媒体
としてハードディスクやROM(リードオンリーメモ
リ)等がある。
【0169】《搬送波に具現化されたデータ通信信号》
また、上記プログラムは、コンピュータのハードディス
クやメモリに格納し、通信媒体を通じて他のコンピュー
タに配布することができる。この場合、プログラムは、
搬送波によって具現化されたデータ通信信号として、通
信媒体を伝送される。そして、その配布を受けたコンピ
ュータを予約システムとして機能させることができる。
【0170】ここで通信媒体としては、有線通信媒体、
例えば、同軸ケーブルおよびツイストペアケーブルを含
む金属ケーブル類、光通信ケーブル等、または、無線通
信媒体例えば、衛星通信、地上波無線通信等のいずれで
もよい。
【0171】また、搬送波は、データ通信信号を変調す
るための電磁波または光である。ただし、搬送波は、直
流信号でもよい。この場合、データ通信信号は、搬送波
がないベースバンド波形になる。したがって、搬送波に
具現化されたデータ通信信号は、変調されたブロードバ
ンド信号と変調されていないベースバンド信号(電圧0
の直流信号を搬送波とした場合に相当)のいずれでもよ
い。
【0172】《その他》さらに、本実施の形態は以下の
発明を開示する。 (付記1) 気象予報を入手する入手手段と、入手した
気象予報に応じて商品の価格またはサービスの価格を設
定する手段と、設定した価格にて前記商品の購入予約ま
たはサービスの利用予約を受け付ける受付手段と、受け
付けた予約を一意に識別する予約番号を発行し、商品の
購入時またはサービスの利用時に前記予約番号により前
記予約をした予約者を確認する手段とを備える商品また
はサービスの予約システム。(1) (付記2) 前記商品またはサービスの提供日が制限さ
れており、前記価格を設定する手段は、その商品または
サービスの提供日に対する気象予報に応じて前記価格を
設定する付記1記載の商品またはサービスの予約システ
ム。 (付記3) 前記受付手段は、前記予約とともに任意に
指定されるキーワードを受け付け、前記予約番号と該キ
ーワードとを対応づけて記録しており、予約者に発行さ
れた予約番号とその予約番号発行時に受け付けたキーワ
ードとを入力させる手段と、前記記録された予約番号お
よびキーワードと入力された予約番号およびキーワード
とのマッチングにより予約者を確認する手段とをさらに
備える付記1記載の商品またはサービスの予約システ
ム。(2) (付記4) 前記予約者宛てのデータを送信するデータ
送信先を入力させる手段と、前記予約番号と前記データ
送信先とを対応づけて記録する手段と、前記データ送信
先への前記予約番号の通知の依頼を受ける手段と、前記
予約番号を前記データ送信先に通知する手段とをさらに
備える付記1記載の商品またはサービスの予約システ
ム。(3) (付記5) 前記データ送信先は、電子メールアドレス
または携帯電話の電話番号である付記4記載の商品また
はサービスの予約システム。 (付記6) 前記受付手段は、前記予約とともに任意に
指定されるキーワードを受け付け、前記記録する手段
は、前記予約番号、前記データ送信先、および該キーワ
ードを対応づけて記録しており、前記依頼を受ける手段
は、前記データ送信先とともに前記キーワードを指定さ
れ、前記記録されたデータ送信先およびキーワードと指
定されたデータ送信先およびキーワードとのマッチング
により前記予約番号を検索する手段をさらに備える付記
4記載の商品またはサービスの予約システム。 (付記7) 前記入手手段は、気象予報を定期的に入手
し、前記価格を設定する手段は、気象予報の入手時から
商品またはサービスの提供時までの期間に応じて同じて
前記価格を設定する付記1記載の商品またはサービスの
予約システム。(4) (付記8) 前記商品またはサービスの提供日に対する
気象予報に応じて予約された商品またはサービスのキャ
ンセル可否を決定する手段をさらに備える付記1記載の
商品またはサービスの予約システム。(5) (付記9) キャンセル不可と決定された商品またはサ
ービスを第三者に再販する手段をさらに備える付記8記
載の商品またはサービスの予約システム。(6) (付記10)上記商品またはサービスの予約時に、その
商品またはサービスに関連する関連商品または関連サー
ビスを気象予報に応じた価格で予約させる手段をさらに
備える付記1記載の商品またはサービスの予約システ
ム。(7) (付記11) コンピュータが、気象予報を入手するス
テップと、入手した気象予報に応じて商品の価格または
サービスの価格を設定するステップと、設定した価格に
て前記商品の購入予約またはサービスの利用予約を受け
付ける受付ステップと、受け付けた予約を一意に識別す
る予約番号を発行するステップと、商品の購入時または
サービスの利用時に前記予約番号により前記予約をした
予約者を確認するステップとを実行する、商品またはサ
ービスの予約方法。(9) (付記12) 前記商品またはサービスの提供日が制限
されており、前記価格を設定するステップでは、その商
品またはサービスの提供日に対する気象予報に応じて前
記価格が設定される付記11記載の商品またはサービス
の予約方法。 (付記13) 前記予約とともに任意に指定されるキー
ワードを受け付けるステップと、前記予約番号と該キー
ワードとを対応づけて記録するステップと、予約者に発
行された予約番号とその予約番号発行時に受け付けたキ
ーワードとを入力させるステップと、前記記録された予
約番号およびキーワードと入力された予約番号およびキ
ーワードとのマッチングにより予約者を確認するステッ
プとをさらに実行する付記11記載の商品またはサービ
スの予約方法。 (付記14) 前記予約者宛のデータを送信するデータ
送信先の入力を受けるステップと、前記予約番号と前記
データ送信先とを対応づけて記録するステップと、前記
データ送信先への前記予約番号の通知の依頼を受けるス
テップと、前記予約番号を前記データ送信先に通知する
ステップとをさらに実行する付記11に記載の商品また
はサービスの予約方法。 (付記15) 前記データ送信先は、電子メールアドレ
スまたは携帯電話の電話番号である付記14記載の商品
またはサービスの予約方法。 (付記16) 前記受付ステップでは、前記予約ととも
に任意に指定されるキーワードが受け付けられ、前記記
録するステップでは、前記予約番号、前記データ送信
先、および該キーワードが対応づけて記録され、前記依
頼を受けるステップでは、前記データ送信先とともに前
記キーワードが指定され、前記記録されたデータ送信先
およびキーワードと指定されたデータ送信先およびキー
ワードとのマッチングにより前記予約番号を検索するス
テップをさらに実行する付記14記載の商品またはサー
ビスの予約方法。 (付記17) 前記入手ステップでは、気象予報が定期
的に入手され、前記価格を設定するステップでは、気象
予報の入手時から商品またはサービスの提供時までの期
間に応じて同じて前記価格が設定される付記11記載の
商品またはサービスの予約システム。 (付記18) 前記商品またはサービスの提供日に対す
る気象予報に応じて予約された商品またはサービスのキ
ャンセル可否を決定するステップをさらに実行する付記
11記載の商品またはサービスの予約方法。 (付記19) キャンセル不可と決定された商品または
サービスを第三者に再販するステップをさらに実行する
付記18記載の商品またはサービスの予約方法。 (付記20)上記商品またはサービスの予約時に、その
商品またはサービスに関連する関連商品または関連サー
ビスを気象予報に応じた変更価格で予約させるステップ
さらに実行する付記11記載の商品またはサービスの予
約方法。 (付記21) コンピュータに、気象予報を入手するス
テップと、入手した気象予報に応じて商品の価格または
サービスの価格を設定するステップと、設定した価格に
て前記商品の購入予約またはサービスの利用予約を受け
付ける受付ステップと、受け付けた予約を一意に識別す
る予約番号を発行するステップと、商品の購入時または
サービスの利用時に前記予約番号により前記予約をした
予約者を確認するステップとを有し、商品またはサービ
スの予約処理をさせるプログラム。(10) (付記22) 前記商品またはサービスの提供日が制限
されており、前記価格を設定するステップでは、その商
品またはサービスの提供日に対する気象予報に応じて前
記価格が設定される付記21記載のプログラム。 (付記23) 前記予約とともに任意に指定されるキー
ワードを受け付けるステップと、前記予約番号と該キー
ワードとを対応づけて記録するステップと、予約者に発
行された予約番号とその予約番号発行時に受け付けたキ
ーワードとを入力させるステップと、前記記録された予
約番号およびキーワードと入力された予約番号およびキ
ーワードとのマッチングにより予約者を確認するステッ
プとをさらに有する付記21記載のプログラム。 (付記24) 前記予約者宛のデータを送信するデータ
送信先の入力を受けるステップと、前記予約番号と前記
データ送信先とを対応づけて記録するステップと、前記
データ送信先への前記予約番号の通知の依頼を受けるス
テップと、前記予約番号を前記データ送信先に通知する
ステップとをさらに有する付記21に記載のプログラ
ム。 (付記25) 前記データ送信先は、電子メールアドレ
スまたは携帯電話の電話番号である付記24記載のプロ
グラム。 (付記26) 前記受付ステップでは、前記予約ととも
に任意に指定されるキーワードが受け付けられ、前記記
録するステップでは、前記予約番号、前記データ送信
先、および該キーワードが対応づけて記録され、前記依
頼を受けるステップでは、前記データ送信先とともに前
記キーワードが指定され、前記記録されたデータ送信先
およびキーワードと指定されたデータ送信先およびキー
ワードとのマッチングにより前記予約番号を検索するス
テップをさらに有する付記24記載のプログラム。 (付記27) 前記入手ステップでは、気象予報が定期
的に入手され、前記価格を設定するステップでは、気象
予報の入手時から商品またはサービスの提供時までの期
間に応じて同じて前記価格が設定される付記21記載の
プログラム。 (付記28) 前記商品またはサービスの提供日に対す
る気象予報に応じて予約された商品またはサービスのキ
ャンセル可否を決定するステップをさらに有する付記2
1記載のプログラム。 (付記29) キャンセル不可と決定された商品または
サービスを第三者に再販するステップをさらに有する付
記28記載のプログラム。 (付記30) 上記商品またはサービスの予約時に、そ
の商品またはサービスに関連する関連商品または関連サ
ービスを気象予報に応じた変更価格で予約させるステッ
プさらに有する付記21記載のプログラム。 (付記31) 気象予報を入手する入手手段と、入手し
た気象予報に応じて商品の価格またはサービスの価格を
設定する手段と、設定した価格にて前記商品の購入予約
またはサービスの利用予約を受け付ける受付手段とを備
え、前記受付手段は、受け付けた予約に対するキャンセ
ル要求の有無を指定させる手段を有し、前記価格を設定
する手段は、前記キャンセル要求の有無を反映して前記
価格を設定する商品またはサービスの予約システム。
(8) (付記32) コンピュータが、気象予報を入手するス
テップと、入手した気象予報に応じて商品の価格または
サービスの価格を設定するステップと、設定した価格に
て前記商品の購入予約またはサービスの利用予約を受け
付ける受付ステップとを実行し、前記受付ステップは、
受け付けた予約に対するキャンセル要求の有無を指定さ
せるステップを有し、前記価格を設定するステップで
は、前記キャンセル要求の有無を反映して前記価格が設
定される商品またはサービスの予約方法。 (付記33) コンピュータに、気象予報を入手するス
テップと、入手した気象予報に応じて商品の価格または
サービスの価格を設定するステップと、設定した価格に
て前記商品の購入予約またはサービスの利用予約を受け
付ける受付ステップとを実行させ、前記受付ステップ
は、受け付けた予約に対するキャンセル要求の有無を指
定させるステップを有し、前記価格を設定するステップ
では、前記キャンセル要求の有無を反映して前記価格が
設定されるプログラム。
【0173】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
天気予報または天候の良否の影響を受けやすい商品また
はサービスの予約販売において、販売される商品の販売
数量やサービスの利用者数の変動を低減することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施の形態に係る予約システム
の原理図
【図2】 予約システムのシステム構成図
【図3】 第1実施形態の予約システムが管理するデー
タのデータ構成図
【図4】 予約システムの処理概要を示すフローチャー
【図5】 第1実施形態における価格決定処理を示すフ
ローチャート
【図6】 第1実施形態における予約処理を示すフロー
チャート
【図7】 キャンセルおよび精算処理を示すフローチャ
ート
【図8】 再販および精算処理を示すフローチャート
【図9】 予約システムの再販予約受付画面を示すイメ
ージ図
【図10】予約番号応答処理を示すフローチャート
【図11】第2実施形態の予約システムが管理するデー
タのデータ構成図
【図12】第2実施形態における価格決定処理を示すフ
ローチャート
【図13】第2実施形態における予約処理を示すフロー
チャート
【図14】第3実施形態における予約処理を示すフロー
チャート
【図15】第4実施形態の予約システムが管理するデー
タのデータ構成図
【図16】第4実施形態の予約システムの処理概要を示
すフローチャート
【図17】第4実施形態の予約システムの価格決定処理
を示すフローチャート
【図18】第4実施形態の予約システムの予約処理を示
すフローチャート
【図19】第4実施形態の予約システムのキャンセルお
よび精算処理を示すフローチャート
【図20】第4実施形態の予約システムの予約受付画面
を示すイメージ図
【図21】第5実施形態の予約システムが管理するデー
タのデータ構成図
【図22】第5実施形態の予約システムの価格決定処理
を示すフローチャート
【符号の説明】
1 業者コンピュータ 2 気象予報サーバ 3 ASPサーバ 100 気象予報データ 200 価格情報データ 250 利用価格データ 300 予約状況データ 400 再販状況データ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 気象予報を入手する入手手段と、 入手した気象予報に応じて商品の価格またはサービスの
    価格を設定する手段と、 設定した価格にて前記商品の購入予約またはサービスの
    利用予約を受け付ける受付手段と、 受け付けた予約を一意に識別する予約番号を発行し、商
    品の購入時またはサービスの利用時に前記予約番号によ
    り前記予約をした予約者を確認する手段とを備える商品
    またはサービスの予約システム。
  2. 【請求項2】 前記受付手段は、前記予約とともに任意
    に指定されるキーワードを受け付け、前記予約番号と該
    キーワードとを対応づけて記録しており、 予約者に発行された予約番号とその予約番号発行時に受
    け付けたキーワードとを入力させる手段と、 前記記録された予約番号およびキーワードと入力された
    予約番号およびキーワードとのマッチングにより予約者
    を確認する手段とをさらに備える請求項1記載の商品ま
    たはサービスの予約システム。
  3. 【請求項3】 前記予約者宛のデータを送信するデータ
    送信先を入力させる手段と、 前記予約番号と前記データ送信先とを対応づけて記録す
    る手段と、 前記データ送信先への前記予約番号の通知の依頼を受け
    る手段と、 前記予約番号を前記データ送信先に通知する手段とをさ
    らに備える請求項1記載の商品またはサービスの予約シ
    ステム。
  4. 【請求項4】 前記入手手段は、気象予報を定期的に入
    手し、 前記価格を設定する手段は、気象予報の入手時から商品
    またはサービスの提供時までの期間に応じて同じて前記
    価格を設定する請求項1記載の商品またはサービスの予
    約システム。
  5. 【請求項5】 前記商品またはサービスの提供日に対す
    る気象予報に応じて予約された商品またはサービスのキ
    ャンセル可否を決定する手段をさらに備える請求項1記
    載の商品またはサービスの予約システム。
  6. 【請求項6】 キャンセル不可と決定された商品または
    サービスを第三者に再販する手段をさらに備える請求項
    5記載の商品またはサービスの予約システム。
  7. 【請求項7】上記商品またはサービスの予約時に、その
    商品またはサービスに関連する関連商品または関連サー
    ビスを気象予報に応じた価格で予約させる手段をさらに
    備える請求項1記載の商品またはサービスの予約システ
    ム。
  8. 【請求項8】 気象予報を入手する入手手段と、 入手した気象予報に応じて商品の価格またはサービスの
    価格を設定する手段と、 設定した価格にて前記商品の購入予約またはサービスの
    利用予約を受け付ける受付手段とを備え、 前記受付手段は、受け付けた予約に対するキャンセル要
    求の有無を指定させる手段を有し、 前記価格を設定する手段は、前記キャンセル要求の有無
    を反映して前記価格を設定する商品またはサービスの予
    約システム。
  9. 【請求項9】 コンピュータが 気象予報を入手するステップと、 入手した気象予報に応じて商品の価格またはサービスの
    価格を設定するステップと、 設定した価格にて前記商品の購入予約またはサービスの
    利用予約を受け付ける受付ステップと、 受け付けた予約を一意に識別する予約番号を発行するス
    テップと、 商品の購入時またはサービスの利用時に前記予約番号に
    より前記予約をした予約者を確認するステップとを実行
    する、商品またはサービスの予約方法。
  10. 【請求項10】 コンピュータに、 気象予報を入手するステップと、 入手した気象予報に応じて商品の価格またはサービスの
    価格を設定するステップと、 設定した価格にて前記商品の購入予約またはサービスの
    利用予約を受け付ける受付ステップと、 受け付けた予約を一意に識別する予約番号を発行するス
    テップと、 商品の購入時またはサービスの利用時に前記予約番号に
    より前記予約をした予約者を確認するステップとを有
    し、商品またはサービスの予約処理をさせるプログラ
    ム。
JP2002014240A 2001-09-28 2002-01-23 商品またはサービスの予約システム、予約方法、およびプログラム Pending JP2003173368A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002014240A JP2003173368A (ja) 2001-09-28 2002-01-23 商品またはサービスの予約システム、予約方法、およびプログラム
US10/161,713 US7356488B2 (en) 2001-09-28 2002-06-05 Reservation system for article or service, reservation method and program

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001-301186 2001-09-28
JP2001301186 2001-09-28
JP2002014240A JP2003173368A (ja) 2001-09-28 2002-01-23 商品またはサービスの予約システム、予約方法、およびプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003173368A true JP2003173368A (ja) 2003-06-20

Family

ID=26623295

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002014240A Pending JP2003173368A (ja) 2001-09-28 2002-01-23 商品またはサービスの予約システム、予約方法、およびプログラム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7356488B2 (ja)
JP (1) JP2003173368A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008544408A (ja) * 2005-06-24 2008-12-04 ヴィザ ユー.エス.エイ. インコーポレイテッド 予約システムを使用して行われる売買業者からの購入に対して割引を自動的に計算するためのシステム、装置及び方法
JP2019040448A (ja) * 2017-08-25 2019-03-14 東芝テック株式会社 情報処理装置及びプログラム
JP2020102179A (ja) * 2018-12-20 2020-07-02 ヤフー株式会社 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム
CN113673986A (zh) * 2020-05-13 2021-11-19 丰田自动车株式会社 钱包服务器、钱包系统和存储有程序的存储介质

Families Citing this family (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8145535B2 (en) * 2003-10-24 2012-03-27 Sachin Goel Computer implemented methods for providing options on products
US7418409B1 (en) 2003-10-24 2008-08-26 Sachin Goel System for concurrent optimization of business economics and customer value satisfaction
US8140399B1 (en) 2003-10-24 2012-03-20 Sachin Goel System for concurrent optimization of business economics and customer value
US7424449B2 (en) * 2003-10-24 2008-09-09 Sachin Goel Computer-implemented method to provide options on products to enhance customer experience
US7472080B2 (en) * 2003-10-24 2008-12-30 Sachin Goel Methods and associated systems for an airline to enhance customer experience and provide options on flights
US8145536B1 (en) 2003-10-24 2012-03-27 Sachin Goel System for concurrent optimization of business economics and customer value
US7983956B1 (en) 2003-10-24 2011-07-19 Sachin Goel System and method for providing options on products including flights
US20080162211A1 (en) * 2005-05-09 2008-07-03 Addington Don W System and Method For Buying and Selling Event Tickets
US7860448B2 (en) * 2005-10-05 2010-12-28 Excelsior Radio Networks, Llc Methods and computer programs for localizing broadcast content
US20070156441A1 (en) * 2005-11-30 2007-07-05 Tupper Stephen L System and method for generating and administering a refundable ticket for an entertainment facility
US20100036701A1 (en) * 2008-08-06 2010-02-11 Parran Foster Physician And Medical Vender Appointment Coordination Method
FR2950175B1 (fr) * 2009-09-16 2022-07-22 Airbus Operations Sas Procede de calcul d'une estimation de charge utile vendable pour un aeronef
KR20140026195A (ko) * 2012-08-24 2014-03-05 삼성전자주식회사 근거리 무선 통신을 이용한 예약 번호 발급 방법 및 장치
US10296867B2 (en) * 2014-11-17 2019-05-21 Unisys Corporation Price quoting of allotments based upon select categories in a logistics management system (LMS)
US10853742B2 (en) * 2014-11-17 2020-12-01 Unisys Corporation Method of selecting a contract for a booking using a logistics management system (LMS)
US10860974B2 (en) * 2014-11-17 2020-12-08 Unisys Corporation Method of finalizing an air waybill at the time of allotment booking using a logistics management system (LMS)
GB2534403A (en) * 2015-01-22 2016-07-27 Fujitsu Ltd An agent-based demand prediction system for generating weather-dependent product demand predictions
CN105049490A (zh) * 2015-06-25 2015-11-11 青岛海尔智能家电科技有限公司 一种天气预报的方法、装置及相关设备

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06266744A (ja) * 1993-03-15 1994-09-22 Hitachi Ltd 予約またはキャンセル装置
JPH1185869A (ja) * 1997-07-09 1999-03-30 N T T Data:Kk 商品市況情報処理システム
JP2000105784A (ja) * 1998-09-29 2000-04-11 Hitachi Ltd ショッピング画面表示システム
JP2001014409A (ja) * 1999-06-28 2001-01-19 Hitachi Ltd チケット販売情報管理方法
JP2001202439A (ja) * 2000-01-21 2001-07-27 Yokoya Onsen Ryokan:Kk サービス予約システム、サービス予約用ウェブサーバおよびサービス予約方法ならびに情報記録媒体
JP2001256513A (ja) * 2000-03-14 2001-09-21 J-Stream Inc チケット取扱システム及びその方法、並びにコンピュータ上で動作するチケット取扱プログラムを記録した記録媒体
JP2001282949A (ja) * 2000-04-03 2001-10-12 Nec Corp エントリーシステム
JP2002007590A (ja) * 2000-06-27 2002-01-11 Hankyu Corp 変動サービス決定装置、変動サービス決定方法および記録媒体

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6498987B1 (en) * 2000-04-12 2002-12-24 Weather Central, Inc. System and method for providing personalized weather reports and the like
US20030004780A1 (en) * 2001-06-19 2003-01-02 Smith Michael R. Method and system for integrating weather information with enterprise planning systems

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06266744A (ja) * 1993-03-15 1994-09-22 Hitachi Ltd 予約またはキャンセル装置
JPH1185869A (ja) * 1997-07-09 1999-03-30 N T T Data:Kk 商品市況情報処理システム
JP2000105784A (ja) * 1998-09-29 2000-04-11 Hitachi Ltd ショッピング画面表示システム
JP2001014409A (ja) * 1999-06-28 2001-01-19 Hitachi Ltd チケット販売情報管理方法
JP2001202439A (ja) * 2000-01-21 2001-07-27 Yokoya Onsen Ryokan:Kk サービス予約システム、サービス予約用ウェブサーバおよびサービス予約方法ならびに情報記録媒体
JP2001256513A (ja) * 2000-03-14 2001-09-21 J-Stream Inc チケット取扱システム及びその方法、並びにコンピュータ上で動作するチケット取扱プログラムを記録した記録媒体
JP2001282949A (ja) * 2000-04-03 2001-10-12 Nec Corp エントリーシステム
JP2002007590A (ja) * 2000-06-27 2002-01-11 Hankyu Corp 変動サービス決定装置、変動サービス決定方法および記録媒体

Non-Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
"愛媛・大洲、価格は降水確率次第−雨の日ならお買い得", 日経流通新聞, JPN4007000678, 21 October 1995 (1995-10-21), JP, pages 5, ISSN: 0000793856 *
"成田ゆめ牧場、降水確率に合わせて割引", 日本経済新聞 地方経済面(千葉), JPN4007000677, 17 November 2000 (2000-11-17), JP, pages 39, ISSN: 0000793855 *

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008544408A (ja) * 2005-06-24 2008-12-04 ヴィザ ユー.エス.エイ. インコーポレイテッド 予約システムを使用して行われる売買業者からの購入に対して割引を自動的に計算するためのシステム、装置及び方法
JP2019040448A (ja) * 2017-08-25 2019-03-14 東芝テック株式会社 情報処理装置及びプログラム
JP6991789B2 (ja) 2017-08-25 2022-01-13 東芝テック株式会社 情報処理装置及びプログラム
JP2020102179A (ja) * 2018-12-20 2020-07-02 ヤフー株式会社 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム
CN113673986A (zh) * 2020-05-13 2021-11-19 丰田自动车株式会社 钱包服务器、钱包系统和存储有程序的存储介质
CN113673986B (zh) * 2020-05-13 2024-06-11 丰田自动车株式会社 钱包服务器、钱包系统和存储有程序的存储介质

Also Published As

Publication number Publication date
US7356488B2 (en) 2008-04-08
US20030065581A1 (en) 2003-04-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003173368A (ja) 商品またはサービスの予約システム、予約方法、およびプログラム
US7574372B2 (en) Methods and apparatus for managing a tour product purchase
KR101877684B1 (ko) 예약 서비스를 제공하는 이동통신 단말기의 제어방법, 예약 서비스를 제공하는 이동통신 단말기 및 이를 포함하는 예약 서비스 시스템
US20020055880A1 (en) System for facilitating digital advertising
US20070021991A1 (en) Performing predictive pricing based on historical data
US20070185776A1 (en) System and method for presenting consumer purchasing opportunities through multiple communication and display mediums
US20040006497A1 (en) Entertainment event ticket purchase and exchange system
US20060265289A1 (en) Community-based method and system for the sale of goods and services
AU2012336334A1 (en) Intelligent seat recommendation
AU2008202813A1 (en) Entertainment event ticket purchase and exchange system
US20020042749A1 (en) Discount sale management apparatus and method thereof
JP2003186981A (ja) 本のリサイクル促進方法
KR20000036645A (ko) 전자 상거래 시스템 및 그 방법
KR20060064222A (ko) 온라인 쇼핑몰에서의 변동 할인율에 따른 판매방법 및이를 실행하기 위한 프로그램을 기록한 컴퓨터로 읽을 수있는 기록매체
KR20020017051A (ko) 네트워크 기반 음식점 예약 방법 및 시스템
US7366689B2 (en) Method of notifying information about commodity
JP3577068B2 (ja) 情報配信方法、情報配信用コンピュータ、およびそれを用いた情報配信システム
JP2002269190A (ja) 旅行予約・商品販売方法、旅行情報提供方法、装置及びプログラム
KR102194776B1 (ko) 인공지능 기반의 포인트 거래가격 결정 시스템 및 그 구동방법
KR101337945B1 (ko) 가상머니를 사용하여 가격할인 서비스를 제공하는 전자상거래 시스템 및 방법
KR101899360B1 (ko) 환불 가능한 티켓의 온라인 발행 시스템 및 방법
JP2002041918A (ja) 検索サーバ,検索サーバを用いた検索方法及び検索プログラムを記録した記録媒体
JP7236122B1 (ja) 販売処理プログラム、情報処理装置及び販売処理システム
JP2003030288A (ja) 旅行商品取引システム
JP2010182003A (ja) ポイント付与システム、ポイント付与方法およびポイント付与プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040825

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20061128

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061205

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070202

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070508