JPH06282344A - 手書きシートによる業務指示処理システム - Google Patents

手書きシートによる業務指示処理システム

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JPH06282344A
JPH06282344A JP5067067A JP6706793A JPH06282344A JP H06282344 A JPH06282344 A JP H06282344A JP 5067067 A JP5067067 A JP 5067067A JP 6706793 A JP6706793 A JP 6706793A JP H06282344 A JPH06282344 A JP H06282344A
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武史 大垣
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    • G06V30/10Character recognition

Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明は、業務内容を指示する手書きシー
トの使用者の正当性を確認することを可能にし、或い
は、業務実行に関する条件を設定することを可能にする
ことで、システムのセキュリティを確保することを目的
とする。 【構成】 第1パスワードを暗号化する処理部と、業務
の指示を手書きで記入できるインストラクションシート
を、この暗号化された第1パスワード情報をその上に掲
載した形で印刷する印刷部と、このシート上の暗号化さ
れた第1パスワード情報を認識する認識部と、第2パス
ワードを入力する入力部と、この第1パスワード情報と
前記第2パスワードとを比較する比較部と、この比較の
結果、これらが一致した場合にのみ前記インストラクシ
ョンシートの業務指示を認識し実行する処理部とを有す
ることを特徴とする手書きシートによる業務指示処理シ
ステム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、手書きシートにより業
務を指示して処理するシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】この発明と類似の従来技術としては、特
開平4−18844に示されるもので、FAX送信する
用紙に電子メールの宛先を特定し、FAX受信した内容
を自動的に電子メールとして転送するという技術が開示
されており、FAX送信者側が電子メールを意識すると
いう負担を軽減することが可能となる。
【0003】また、特願平3−63877に示されるも
ので、送信されたFAX原稿から必要情報を読み取っ
て、画像DB検索とその結果のFAX送信を行なう、と
いう技術があり、既存のFAX端末からDB装置へのア
クセスが可能となる。
【0004】また、更に特願平1−264359に示さ
れる、FAXによる遠隔指示の認識エラー時の対策方法
に関する技術、特願平1−284167に示される、中
継同報通信専用のFAX入力シートを処理する技術があ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来例では、例えば、
電子メールの宛先を指示する固定の識別パターンが存在
すると、FAX受信した内容は自動的に電子メールとし
て転送される。しかし、FAX送信者が電子メールシス
テムの上での業務実行に関する権利を有するか否かは確
認することができず、FAX受信した内容のセキュリテ
ィが確保できない。また、画像DB検索やFAX送信な
どの業務の実行についても、使用者の認証や実行権の確
認を行うことができないという問題がある。
【0006】そこで、この発明は、業務内容を指示する
手書きシートの使用者の正当性を確認することを可能に
し、或いは、業務実行に関する条件を設定することを可
能にすることで、システムのセキュリティを確保するこ
とを目的とする。
【0007】しかも、その際、システム管理情報の参照
などは必要とせず、手書きシート入力時の簡単な処理の
みで実現し、手書きシートの簡便さを損なわないように
している。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明は、第1パスワードを暗号化する手段と、
業務の指示を手書きで記入できるインストラクションシ
ートを、前記暗号化された第1パスワード情報をその上
に掲載した形で印刷する手段と、前記シート上の暗号化
された第1パスワード情報を認識する手段と、第2パス
ワードを入力する手段と、前記第1パスワード情報と前
記第2パスワードとを比較する手段と、前記比較手段の
結果、これらが一致した場合にのみ前記インストラクシ
ョンシートの業務指示を認識し実行する手段とを有する
ことを特徴とする手書きシートによる業務指示処理シス
テムである。
【0009】また、本発明は、業務の指示を手書きで記
入できるインストラクションシートを、第1シート使用
条件を前記シート上に掲載した形で印刷する手段と、前
記シート上に印刷されている前記第1シート使用条件を
認識し、業務の指示が手書きで記入された前記インスト
ラクションシートを認識する手段と、第2シート使用条
件を入力する手段と、前記第1シート使用条件と第2使
用条件とを判定して、シート使用条件が満たされた場合
にのみ前記認識手段により認識されたシート処理を実行
する手段とからなる手書きシートによる業務指示処理シ
ステムである。
【0010】
【作用】本発明は、上記の構造により、インストラクシ
ョンシート上に暗号化されたパスワードが印刷されてい
ることにより、正当でない使用者がインストラクション
シートによってシステムを動作させることを防止してい
る。つまり、正当な使用者にしかパスワードは知らされ
ないため、パスワードを知らない不当な使用者は、パス
ワードはシート上では暗号化されているために、正確な
パスワードをシステムに入力することができない。これ
により、手書きのインストラクションシートの簡便性を
保ったまま、システムのセキュリティを確保することが
できる。
【0011】
【実施例】以下、図面を用いて、本発明の実施例を説明
する。図1は、この発明の実施例のシステム構成図であ
る。
【0012】システム全体の構成は、少なくとも、パス
ワード入力部101、暗号処理部102、シート情報管
理部103、シート印刷部104、シート認識部105
からなりる。これらの各部は、単一の装置(マシンA)
で構成される場合と、シート発行装置B1とシート処理
装置B2とに別れる場合とがある。
【0013】つまり、図1(a)において、一つのマシ
ンにすべての構成要素101〜105が存在してシート
発行とシート入力とが可能である場合が示される。ま
た、図1(b)において、1つのマシンにパスワード入
力部101,暗号処理部102,シート情報管理部10
3,シート印刷部104がシート発行装置B1を構成
し、パスワード入力部101,暗号処理部102,シー
ト認識部105が、シート処理装置B2を構成してい
る。
【0014】ここで、パスワード入力部101は、利用
者がパスワードを入力するためのインターフェースであ
る。暗号処理部102は、図に示すように暗号化処理2
02や暗号パターン化処理204、および、暗号の一致
/不一致を調べるための比較処理を行う。シート情報管
理部103は、業務指示処理を手書きで記入できるイン
ストラクションシートを記述したシート情報を管理す
る。
【0015】図8は、シート情報を説明する表である。
シート情報とは、図8に示すように、シートを一意的に
識別するシート番号801、業務のセキュリティを定義
した業務機密レベル802、後述するシート認識処理の
結果により、実行すべき業務プログラム803、シート
を印刷するために必要なシートレイアウト情報804か
らなる。
【0016】シート印刷部104は、シート情報管理部
103からシートレイアウト情報804を獲得し、ユー
ザーが指定したシート番号のシートの書式を紙に印刷し
て、実際のシート106を発行する。
【0017】シート認識部105は、業務指示内容が手
書きで記入されたインストラクションシートを認識す
る。認識結果は、シート番号、シート入力者番号、シー
ト入力日時、シート入力マシン、業務指示内容を示すパ
ラメータ群などからなり、シート番号、すなわち、業務
の種類に対応してシート情報管理部103から獲得した
実行プログラム名803のプログラムを実行するために
利用される。図2は、本実施例のパスワードの暗号化処
理の一例を示す図である。
【0018】利用者が特定したパスワード201は、暗
号化処理202によって暗号化されたパスワード203
に変換される。暗号化方式についてはこの発明(業務指
示処理システム)の本質とは関係ないので説明しない。
なお、暗号化されたパスワードは必ずしも印字可能・可
読なものである必要はない。
【0019】図7は、この実施例の利用者情報を説明す
る表である。この暗号化処理は、利用者が特定したログ
インパスワードを暗号化するために用いられ、図7に示
す利用者情報700における暗号化されたログインパス
ワード702はこの暗号化処理により求められたもので
ある。
【0020】さらに、暗号化されたパスワード203
は、暗号パターン化処理204によって暗号パターン2
05に変換される。暗号化されたパスワード203は必
ずしも印字可能なものではないので、シートに印刷する
目的で印字可能な暗号パターン205に変換する。変換
方式についてはこの発明(業務指示処理システム)の本
質とは関係ないので説明しない。なお、暗号パターン2
05は文字であってもよいし、図形であってもよいし、
2次元パターンであってもよい。ただし、ここで暗号パ
ターン205は印刷可能なイメージである。ここまでの
暗号化処理は、利用者が特定したシート使用権パスワー
ドを暗号化してシート上に印刷するために用いられてい
る。図3は、本実施例のインストラクションシートの一
例である。
【0021】シートの上部には業務名を現す「書類検索
業務」の文字列があり、シートの上部右端にはインスト
ラクションシートであることを識別するマーク「**」
と、シートの種類を識別するシート番号「10100」
と、このシートのシート使用権パスワード201に対し
て暗号化処理202と暗号パターン化処理204を施し
て暗号パターン205に変化した結果である「aBc3
x」とが印刷されている。
【0022】シート番号と暗号化処理されたパスワード
とは、シート認識部が手書きシート全体の記入内容の認
識処理に先立って認識できるように取り決められている
ならばシート上のどの位置にあってもよい。
【0023】シートの以下の部分には「書類検索業務」
に必要なパラメータを手書きで記入する領域がその説明
文字列と共に並んで配置されている。「印刷 □する/
□しない」の部分は、書類検索の結果得られた書類を印
刷するかしないかを指示するために一方の「□」を塗り
つぶすためにある。また、シートの下部の枠内はメモや
図形や署名など任意の画像データを描くことのできる画
像領域である。これらはシート認識部で認識処理され
る。
【0024】次に、図4は、本実施例のインストラクシ
ョンシートを発行するときのフローチャートの一例を示
している。sysで示した部分はシステムの処理内容、
その他は利用者の操作内容を意味している。
【0025】シートの発行を希望する利用者は、まず、
システムにログインする(401)。このとき利用者に
はログイン名とログインパスワードをパスワード入力部
101より入力する。システムは、図7に示す利用者情
報を参照して、利用者ログイン名701と入力されたロ
グイン名、および、暗号化されたログインパスワード7
02と入力されたログインパスワードを暗号化処理した
もの、をそれぞれ比較して一致したときは正当な利用者
であるとして、利用者の正当性を判断する(402)。
【0026】次に利用者はシート印刷を指示する(40
3)。このとき利用者はシート印刷のメニューを選択し
て、印刷したいシートのシート番号を指定する。システ
ムはシート印刷権をチェックする(404)。シート印
刷権はセキュリティ確保の一つであり、システムにあら
かじめ許可登録されている利用者、すなわち、図7に示
す利用者情報(700)のシート印刷権(703)が
「YES」である利用者だけに与えられ、ログイン時の
ログイン名と図7に示す利用者情報(700)のログイ
ン名(701)、および、ログイン時のログインパスワ
ードと図7に示す利用者情報(700)のログインパス
ワード(702)をそれぞれ比較して一致したときは正
当な利用者であるとして、シートの印刷を許可する。
【0027】システムは、ログイン並びにシート印刷権
のチェックで利用者の正当性が確認できなかったとき
は、エラーを通知して、ログイン処理あるいはシート印
刷処理を拒否する(405、406)。
【0028】さて、システムは、印刷対象として指定さ
れたシート番号のシートに対応する業務の業務機密レベ
ル802を参照して、機密業務であるかどうかを調べる
(407)。
【0029】機密業務である(業務機密レベル=1)場
合には、利用者はシート使用権パスワードを入力する必
要がある(408)。シート使用権パスワードは、手書
きシートを利用した業務指示処理のセキュリティを確保
する目的で、シートの使用を許可された利用者だけにあ
らかじめ知らされているパスワードである。システム
は、このシート使用権パスワードを、シートを使用する
際の正当性チェックのための手がかりとしてシート発行
の際に暗号化・暗号パターン化してシート上に印刷して
おく。
【0030】機密業務でない(業務機密レベル=0)場
合には、シート印刷のためにログインした時のログイン
パスワードをシート使用権パスワードとみなす(40
9)。システムは、こうして得られたシート使用権パス
ワードを暗号化し、暗号化されたパスワードを暗号パタ
ーンに変換し、シートレイアウト情報に基づくシートの
書式と共に暗号パターンをシート上に印刷する(41
0)。暗号パターンは例えば図3に示したシート上部右
端の「aBc3x」である。以上で利用者は、指定した
シート番号のシートを得ることができる(411)。利
用者がログアウトしてシート発行の処理フローは終了す
る(412)。
【0031】図5は、本実施例のインストラクションシ
ートを使用する際ののフローチャートを示している。s
ysで示した部は、システムの処理内容、その他は、利
用者の操作内容である。
【0032】まず、利用者はシート認識を指示する(5
01)。このとき利用者は、シート認識のメニューを選
択して、手書きで業務内容を記述したシートをシート認
識部(105)に読み取らせる。
【0033】システムは、入力された手書きシート上に
印刷されている、正当なシートであることを示すシート
マーク「**」を識別する(502)。シートマークは
シートが正当なシートであることを識別できるものであ
るならばなんでも良い。この識別の結果によって入力さ
れたシートが正当なシートであるかどうかを判断する
(503)。シートが正当であると判断されたときは利
用者は自分自身が正当なシート使用者であることをシス
テムに認証させる目的でシート使用権パスワードを入力
する(504)。
【0034】なお、シート使用権パスワードは、機密業
務である場合には、業務管理者によって業務固有に定義
され業務実行を許可された利用者にだけ知らされたパス
ワードを用い、機密業務でない場合には、利用者ごとの
パスワードを用いて、それぞれ業務実行に関するセキュ
リティの確保を図っている。システムは入力されたシー
ト使用権パスワードによりシート使用権があるかどうか
を判定する(505)。正当なシートでない、または、
正当なシート使用者でない、すなわちシート使用権がな
いと判定された場合には、エラーを通知する(506,
507)。
【0035】シート使用権がある、すなわち、正当なシ
ート使用者であると判断された場合には、シート全体の
認識処理が実行される(508)。さらにシート認識結
果に従ってシート番号、すなわち、業務の種類に対応し
た業務プログラムが実行される(509)。以上がシー
トを使用する際のフローである。
【0036】図6は、本実施例のシート使用権の判定の
ためのパスワードの照合の手順を示す図である。照合す
べきパスワードは、シート入力の際にパスワード入力部
(101)から入力されるシート使用権パスワードと、
シート使用に先立ってシート発行の際にパスワード入力
部101から入力されるシート使用権パスワード(=機
密業務でないときはシート発行を依頼した利用者自身の
ログインパスワード)と、である。
【0037】シート入力の際に入力されるシート使用権
パスワードは、図2で説明した暗号化処理におけるパス
ワード201に相当し、シート発行の際に入力されたシ
ート使用権パスワードは、図2で説明した暗号化処理に
おける暗号パターン205に相当する。なお、暗号パタ
ーン205は、シート発行の際にシート印刷104によ
ってシート上にイメージとして印刷されている。シート
使用権の判定のためのパスワード照合には、2つの方法
がある。
【0038】図6(a) は、暗号化されたパスワード20
3を比較してその一致/不一致を確認する方法である。
シート入力の際に入力されたシート使用権パスワードを
暗号化処理(202)して暗号化されたパスワード(2
03)を求める(601)。他方、シート上に印刷され
ているイメージである暗号パターン(205)を認識し
て、すなわち、暗号パターン化処理(204)の逆変換
を施して、やはり暗号化がされたパスワード(203)
を求める(602)。これら2つの暗号化されたパスワ
ード(203)を比較照合する(603)。図6(b) は
イメージである暗号パターン(205)を比較してその
一致/不一致を確認する方法である。
【0039】シート入力の際に入力されたシート使用権
パスワードを暗号化処理202して暗号化されたパスワ
ード203を求め(604)、さらに、暗号パターン化
処理204してイメージである暗号パターン205を求
める(605)。他方、シート上に印刷されているイメ
ージである暗号パターンをそのままイメージとして読み
込む。これら2つのイメージである暗号パターン205
をそのままパターンとして比較照合する(606)。パ
スワード照合については、上記の(a) (b) いずれかの方
法も用いることが出来る。
【0040】以上述べた一連の処理では、シート発行の
際、シート使用権パスワードを暗号化し、暗号パターン
化してシート上に印刷し、シート入力の際、同じシート
使用権パスワードを利用者に入力させて、両者を比較す
ることでシート使用権を判定している。
【0041】シート発行時には、シート印刷を許可され
た利用者本人であるかどうかを認証してシート印刷を実
行する。更に、業務の種類に応じてあらかじめ取り決め
られているシート使用権パスワードに一定の変換処理を
施して得られる暗号パターンをシートの使用権を確認す
るための手がかりとしてシート上に印刷する。シート入
力時に暗号パターンの意味するパスワードの入力を求め
ることで、使用者の正当性を認証し、業務の指示・処理
に関するセキュリティを確保している。
【0042】なお、シート使用権パスワードは、利用者
個人ごとのパスワードとしても良いし、組織内利用者だ
けが知っている組織ごとのパスワードとしても良いし、
業務に関わる利用者だけが知っている業務ごとのパスワ
ードとしても良く、その設定方法によって幾通りものセ
キュリティチェックを実現することができる。
【0043】また、シート使用権の判定のためのパスワ
ード照合においては、シート上の印刷されているイメー
ジである暗号パターンを認識するだけで、シートにより
業務指示処理した利用者を認証することが可能であり、
システム管理テーブルを参照することによるパスワード
照合ではないため、図1(b) に示したようにシート認証
部105がシート情報管理部103と別のマシン上に実
装されていても、パスワード入力部101と暗号化処理
部102さえあればシート使用権を判定することがで
き、シート認識機能を備えたマシンの実現とシステムの
構成が容易となる。
【0044】これまで述べた実施例では、シートの使
用、すなわち、業務指示処理を実行しようとした利用者
を認証することがポイントであった。しかし、セキュリ
ティを高める別の方法を提供する別の実施例としては、
シート発行時に、シートの使用有効期限を設定し、この
情報をシート上に印刷して、シート入力時にはシステム
が現在日時とシート上に印刷されているシート使用有効
期限とを比較して有効期限内でなければシートを無効と
して、シート全体の認識処理を実行しない、というもの
がある。
【0045】この実施例は、更に、シート入力マシンを
利用者がみて分かる表現でシート上に印刷する方法と、
暗号化処理を施して利用者がみても分からない表現でシ
ート上に印刷する方法がある。
【0046】さらに、セキュリティを高める別の実施例
として、シート発行時にシートの入力マシンを特定し、
この情報をシート上に印刷する。その上で、シート入力
時にはシステムが、シート入力マシンとシート上に印刷
されているシート入力マシンの指定とを比較して、一致
したマシンでなければシートを無効として認識処理を実
行しない、という例がある。
【0047】この実施例は、さらに、シート使用有効期
限を利用者がみて分かる表現でシート上に印刷する方法
と、暗号化処理を施して利用者がみても分からない表現
でシート上に印刷する方法と、がある。
【0048】さらに、同様に、シート発行時にシート使
用に関する条件を設定し、この条件をシート上に印刷し
て、シート入力時には、実際にシート入力が実行された
時点でのシート使用条件とシート上に印刷されているシ
ート使用条件との一致をシステムが比較判断してシート
使用条件が満たされていなければシートを無効として認
識処理を実行しない、という例がある。
【0049】図10は、本発明の他の実施例であり、イン
ストラクションシートを発行するときのフローチャート
である。図11は、本発明の他の実施例であり、インスト
ラクションシートを使用するときのフローチャートであ
る。各図においてsysで示した部は、システムの処理
内容、その他は、利用者の操作内容である。
【0050】図10において、インストラクションシート
を発行するべく、利用者は、システムにログインする
(902)。ここで、システムは、正当な利用者である
かどうかを判断する(903)。そうでなければエラ
ー、正当であれば、利用者はシート印刷を指示する(9
04)。システムは、シート印刷権があるかどうかを判
断し(905)、なければエラー、あれば機密業務であ
る場合に限りシート使用条件を利用者は入力する(90
7)。そしてシステムは、シート使用条件を暗号化し
て、暗号パターンに変換したうえで(908)、シート
使用条件をシート上に印刷する(909)。利用者は、
印刷されたシートを得て(910)、ログアウトする
(911)。
【0051】さらに、このインストラクションシートを
使用する際に、図11において、利用者は、シート認識を
システムに指示する(912)。次に、システムはシー
トマークを識別し(913)、正当なシートであるかど
うかを判断する(914)。そうでなければエラーを出
し、正当であれば、シート使用条件に合致しているかど
うかを判定し(915)、合致していなければエラーを
出す。一致していれば、システムはシート認識処理を実
行し(916)、業務プログラムを実行する(91
7)。
【0052】この実施例は、さらに、シート使用条件を
利用者が見てわかる表現でシート上に印刷する方法と、
暗号化処理を施して利用者が見ても分からない表現でシ
ート上に印刷する方法とがある。
【0053】以上の実施例では、いずれもシート発行時
にシートの使用に関するセキュリティチェックの手がか
りをシート上に印刷しているため、システム管理テーブ
ルの参照などは不要である。従って、図1(b) に示した
ようにシート認識部105がシート情報管理部103と
別のマシン上に実装されていても、パスワード入力部1
01と暗号化処理部102さえあればシート使用に関す
るセキュリティチェックは可能であり、シート認識機能
を備えたマシンの実現とシステムの構成が容易になる。
図9は、本実施例のエラー処理の一例を示している。
【0054】シート使用に関する判定の結果、許可でき
ないと判定された場合には、シート使用エラーとしてシ
ート上に印刷されたシート使用に関する判定のための手
がかりはつぶされて排出される(901)。このため、
このシートで再度不正な使用を試みることはできない。
つまり、シート使用に関する判定に必要なパスワード情
報が破壊されることによりセキュリティを高めることに
寄与している。また、シート使用に関する判定を不能に
するという趣旨で他の実施例も可能である。また、上記
の実施例は本発明の実施の一例であり、本発明は、その
趣旨の範囲で様々な形で実施することが可能であること
は言うまでもない。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
手書きシートを使用してセキュリティの高い業務内容を
指示する場合には、手書きシートを入力した使用者の認
証を行うことにより、手書きシートの使用許可、すなわ
ち、業務実行やデータアクセスなどの権利を確認するこ
とで、システムのセキュリティを高めることができる。
手書きシート使用者の認証は、手書きシート印刷の際に
付加された暗号化されたパスワードと手書きシート入力
の際に使用者が入力したパスワードとに基づいて、暗号
化されたパスワードとの比較だけで実現でき、システム
管理テーブルの参照などは必要とせず、シート入力端末
側だけでの容易な処理でセキュリティの確保が可能とな
る。また、業務単位/組織単位/個人単位でパスワード
を設定すること、或いは、シート使用条件を設定するこ
とにより、手書きシート使用許可をきめ細かく制御でき
る。さらに、手書きシート入力に対して、有効期限の限
定や、有効装置の特定を行うことで、セキュリティーを
より高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すシステム構成図。
【図2】本実施例のパスワードの暗号化処理の一例を示
す図。
【図3】本実施例のインストラクションシートの一例。
【図4】本実施例のインストラクションシートを発行す
るときのフローチャートの一例。
【図5】本実施例のインストラクションシートを使用す
る際のフローチャート。
【図6】本実施例のシート使用権の判定のためのパスワ
ードの照合の手順を示す図。
【図7】この実施例の利用者情報を説明する表。
【図8】インストラクションシート情報を説明する表。
【図9】本実施例のエラー処理の一例。
【図10】本発明の他の実施例であり、インストラクシ
ョンシートを発行するときのフローチャート。
【図11】本発明の他の実施例であり、インストラクシ
ョンシートを使用するときのフローチャート。
【符号の説明】
101…パスワード入力部,102…暗号化処理部,1
03…シート情報管理部,104…シート印刷部,10
5…シート認識部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 業務の指示を手書きで記入できるインス
    トラクションシートを印刷する手段と、 業務の指示を手書きで記入されたインストラクションシ
    ートを入力する手段と、 前記入力手段から入力された前記シートを認識する手段
    と、 前記インストラクションシートを認識する手段と、 前記シート入力の際、前記シートの使用者を認証する手
    段と、 を有する手書きシートによる業務指示処理システム。
  2. 【請求項2】 第1パスワードを暗号化する手段と、 業務の指示を手書きで記入できるインストラクションシ
    ートを、前記暗号化された第1パスワード情報をその上
    に掲載した形で印刷する手段と、 前記シート上の暗号化された第1パスワード情報を認識
    する手段と、 第2パスワードを入力する手段と、 前記第1パスワード情報と前記第2パスワードとを比較
    する手段と、 前記比較手段の結果、これらが一致した場合にのみ前記
    インストラクションシートの業務指示を認識し実行する
    手段と、 を有することを特徴とする手書きシートによる業務指示
    処理システム。
  3. 【請求項3】 業務の指示を手書きで記入できるインス
    トラクションシートを印刷する手段と、 業務の指示が手書きで記入されたインストラクションシ
    ートを認識する手段とを有し、 この認識手段は、前記インストラクションシートが有効
    であることを認識する認識部を有し、この認識部により
    前記インストラクションシートが有効であると認識され
    た際のみ、前記インストラクションシートに記入された
    業務指示を実行可能とすることを特徴とする手書きシー
    トによる業務指示処理システム。
  4. 【請求項4】 前記認識部で認識されるインストラクシ
    ョンシートが有効であるという情報を前記インストラク
    ションシートに記入してあることを特徴とする請求項3
    に記載の業務指示処理システム。
  5. 【請求項5】 前記認識部で認識されるインストラクシ
    ョンシートが有効であるという情報を暗号化して前記イ
    ンストラクションシートに記入してあることを特徴とす
    る請求項3に記載の業務指示処理システム。
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