JPH06281192A - 空調装置 - Google Patents

空調装置

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JPH06281192A
JPH06281192A JP7266493A JP7266493A JPH06281192A JP H06281192 A JPH06281192 A JP H06281192A JP 7266493 A JP7266493 A JP 7266493A JP 7266493 A JP7266493 A JP 7266493A JP H06281192 A JPH06281192 A JP H06281192A
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JP
Japan
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pair
air
temperature control
casing
heat
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Application number
JP7266493A
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English (en)
Inventor
Satoshi Tsujio
聡 辻尾
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 装置全体の重量バランスが良好になるように
ケーシング内を合理的に配置するとともに、空調装置の
より一層の小型化を実現する。 【構成】 ケーシング1内が、受入口17を備えた導入
室9とそれの左右両側に位置しかつ送出口18a,18
bを備えた一対の熱交換室19a,19bとに一対の壁
状体1a,1bにて仕切られ、一対の壁状体1a,1b
の夫々に通風用の連通口20a,20bが形成され、一
対の連通口20a,20bを各別に覆う縦姿勢で一対の
除塵フィルター10a,10bが配設され、一対の熱交
換室19a,19bの夫々に、各別に調整自在な一対の
温調用熱交換器11a,11bが、その前面を連通口2
0a,20bに向け且つ傾斜させた姿勢に配置され、ケ
ーシング1内に、受入口17からの温調対象気を各別の
送出口18a,18bに分岐して流動させる一対の流路
Ma,Mbが形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ケーシング内に、温調
対象気の受入口からの温調対象気を各別の送出口に分岐
して流動させる一対の流路が形成され、それら一対の流
路の夫々に、温調状態を各別に調整自在な一対の温調用
熱交換器が分散配置された空調装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記この種の空調装置においては、従
来、例えば、ケーシングの上面側に各別に送出口を備
え、かつ温調用熱交換器を内装した一対の熱交換室を横
方向に並置させるとともに、その並置された一対の熱交
換室の並置方向での横側方に、ケーシングの上面側に温
調対象気の受入口を備えた導入室を並置させるようにし
ていた。そして、受入口からの温調対象気を導入室に取
り入れ、その導入室に取り入れた温調対象気を分流して
から、各分流空気を各熱交換室に通風させて各温調用熱
交換器によって各別に温度調整させ、その各別に温度調
整され温調対象気を、ケーシング上面側の各送出口から
夫々の空調対象域、例えば、インテリジェントビル等に
おけるインテリアゾーンIとペリメータゾーンPの2つ
のゾーンに対する温調給気として供給するように、一対
の流路が形成されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術では、重量が重い温調用熱交換器及びその付属装
置等がケーシングの片方に偏った状態で配置されるの
で、装置全体としての重量バランスが悪くなり、その結
果、設置場所の床の強度を大きくする等のために設置費
用が余分に掛かったり、設置した時の設置安定性が悪く
なったり、あるいは、運搬時等において取扱い難い等の
別の問題点が発生する。
【0004】又、上記従来技術によれば、一対の熱交換
室及び温調対象気の導入室が横方向に並んだ状態に配置
されるので、例えば、ケーシングの上部側に導入室を設
けるとともにその下部側に一対の熱交換室を設けるもの
に比べて、ケーシングの高さを低くして空調装置の小型
化を図ることが可能になるが、従来では、導入室内に設
置される除塵フィルターが、その面を正面方向に向け、
かつその方向に傾斜した姿勢に配置されていたので、そ
のフィルターの面積を一定以上確保させる(つまり、フ
ィルターの通風抵抗を小さくする)必要性から導入室の
左右幅を小さくすることができず、空調装置の小型化に
は限界があった。
【0005】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
であって、その目的は、装置全体の重量バランスが良好
になるようにケーシング内を合理的に配置するととも
に、空調装置をより小型化する点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による空調装置の
特徴構成は、前記ケーシング内が、前記受入口を備えた
導入室とそれの左右両側に位置しかつ前記送出口を備え
た一対の熱交換室とに、一対の壁状体にて仕切られ、前
記一対の壁状体の夫々に、前記一対の流路を形成すべ
く、前記導入室と前記一対の熱交換室とを連通する連通
口が形成され、前記一対の連通口を各別に覆う縦姿勢
で、一対の除塵フィルターが配設され、前記一対の熱交
換室の夫々に、前記一対の温調用熱交換器が、その前面
を前記連通口に向け、且つ、傾斜させた姿勢に配置され
ている点にある。
【0007】
【作用】本発明の特徴構成によれば、ケーシングの左右
方向の中央に位置する導入室に受入口からの温調対象気
が導入され、その導入室にて温調対象気が左右2つの流
れに分岐される。そして、この分岐された温調対象気夫
々が、導入室の左右両側の壁状体に設けられた各連通口
を覆うように縦姿勢に設置された一対の除塵フィルター
を通過して左右の各熱交換室に通風され、各熱交換室夫
々においては、その前面を各連通口に向けかつ連通口に
向って傾斜した姿勢に配置された温調用熱交換器によっ
て各別に温度調整されたあと、各別に設けられた送出口
から夫々の空調対象域に対して供給されるように、一対
の流路が形成される。
【0008】
【発明の効果】本発明の特徴構成によれば、重量が重い
温調用熱交換器等がケーシングの左右両側に位置する状
態に配置されるので、装置全体としての重量バランスが
平均化され、その結果、設置場所の床の強度を大きくす
る等のために設置費用が余分に掛かったり、設置した時
の設置安定性が悪くなったり、あるいは、運搬時等にお
いて取扱い難い等の問題点が解決され、もって、設置費
用が低減されかつ取扱い性に優れた空調装置が得られ
る。
【0009】又、本発明では、除塵フィルターが、導入
室の左右両側の2側面を利用して一対設けられるので、
従来のように、除塵フィルターが、導入室内においてそ
の面を正面方向に向け、かつその方向に傾斜した姿勢に
配置される、すなわち、導入室の1面(正面)を利用し
て設けられるものに比べて、そのフィルター面積を小さ
くすることなく、導入室の左右幅を小さくすることがで
きる。同時に、本発明では、温調用熱交換器が、その前
面を連通口(即ち除塵フィルター)に向けかつ連通口に
向って傾斜した姿勢に配置されているので、例えば、温
調用熱交換器がその前面を正面方向に向けかつその方向
に傾斜した姿勢に配置されている場合に、温調用熱交換
器の設置位置を下げるとその下部側部分が上記連通口の
開口位置に重なってその開口面積を制限するのに対し
て、温調用熱交換器の設置位置を下げても連通口の開口
位置を制限することもなく(即ち、フィルター面積を小
さくすることなく)、従って、温調用熱交換器の設置位
置を下げて熱交換室の高さを低くして、空調装置のより
一層の小型化を実現することができる。
【0010】
【実施例】次に、本発明をセパレート型のヒートポンプ
式空調装置に適用した場合の実施例について説明する。
【0011】上記空調装置は、例えば、インテリジェン
トビル等における空調設備として使用されるものであっ
て、図5に示すように、渡り冷媒配管16により互いに
接続する室内ユニット2aと室外ユニット2bとに機体
を分割して配置してある。
【0012】そして、空調対象域であるインテリアゾー
ンI及びペリメータゾーンPからの還気Rを合流させて
室内ユニット2aに導く還気ダクト3、インテリアゾー
ンIへの給気Sa及びペリメータゾーンPへの給気Sb
を室内ユニット2aから各ゾーンI,Pへ各別に導く第
1給気ダクト4a及び第2給気ダクト4b、外気Oを室
外ユニット2bに導く外気ダクト5、室外ユニット2b
から屋外へ排気Eを導く排気ダクト6、外気ダクト5か
ら外気Oの一部を分流してその分流外気Osを室内ユニ
ット2aに導く分流外気ダクト7、還気ダクト3から還
気Rの一部を分流してその分流還気Reを室外ユニット
2bに導く分流還気ダクト8の夫々が設けられている。
【0013】前記室内ユニット2aは、図1〜図4
(尚、図2、図3は、夫々図1のA−A断面、B−B断
面を示す)に示すように、直方体形状のケーシング1を
外壁体にして構成され、そのケーシング1内が、還気ダ
クト3から導入する還気Rと分流外気ダクト7から導入
する分流外気Osとからなる温調対象気を導入するため
の受入口17を上面側に備えた導入室9と、それの左右
両側に位置しかつ前記両ゾーンI,Pへ各別に給気S
a,Sbを送出するための各別の送出口18a,18b
を備えた一対の第1及び第2熱交換室19a,19bと
に、一対の壁状体1a,1bにて仕切られている。又、
前記一対の壁状体1a,1bの夫々の下部側部分に、導
入室9と一対の熱交換室19a,19bとを連通させる
ための連通口20a,20bが形成されている。そし
て、前記一対の連通口20a,20bを各別に覆う縦姿
勢で、一対の除塵フィルター10a,10bが配設さ
れ、又、平面状の一対の温調用熱交換器11a,11b
が、前記一対の熱交換室19a,19bの夫々に分散配
置されるとともに、その前面を前記各連通口20a,2
0bに向け、且つ、傾斜させた姿勢に、即ち、その下部
側が連通口20a,20bに近づくような傾斜姿勢に配
置されている。
【0014】前記受入口17から導入された前記還気R
と分流外気Osとからなる温調対象気を導入室9におい
て混合したのち、その混合空気Mを2流に分流して夫々
前記連通口20a,20bに設けられたフィルター10
a,10bを通過させ、導入室9から左右両側の第1及
び第2熱交換室19a,19bに対して分流混合空気を
送出している。そして、流路Maに沿って、一方の分流
混合空気を第1温調用熱交換器11a、第1再熱用熱交
換器12a、及び、第1加湿器13aに対しその順に通
過させて温湿度調整し、この調整空気をインテリアゾー
ンIに対する給気Saとして第1給気ファンFsaによ
り第1給気ダクト4aへ送出する。又、流路Mbに沿っ
て、他方の分流混合空気を同様に第2温調用熱交換器1
1b、第2再熱用熱交換器12b、及び、第2加湿器1
3bに対しその順に通過させて温湿度調整し、この調整
空気をペリメータゾーンPに対する給気Sbとして第2
給気ファンFsbにより第2給気ダクト4bへ送出す
る。尚、上記給気ファンFsa,Fsbの回転駆動用の
モータ21a,21bが夫々設置されている。以上よ
り、ケーシング1内に、温調対象気の受入口17からの
温調対象気を各別の送出口18a,18bに分岐して流
動させる一対の流路Ma,Mbが形成され、それら一対
の流路Ma,Mbの夫々に、温調状態を各別に調整自在
な一対の温調用熱交換器11a,11bが分散配置され
ることになる。尚、インテリアゾーンI及びペリメータ
ゾーンPの各々について、ゾーン内温度検出に基づきゾ
ーン内温度を夫々の設定温度に調整・維持するように、
各ゾーンI,Pに対する給気風量を自動調整する変風量
装置15が設けられている(図5参照)。
【0015】室外ユニット2bにおいては、図5に示す
ように、外気ダクト5から導入する外気Oと分流還気ダ
クト8から導入する分流還気Reとを混合して、この混
合空気Meを並列に配置した第1及び第2の吸放熱用熱
交換器14a,14bに対し吸放熱対象として通過さ
せ、その通過後の空気を排気Eとして排気ファンFeに
より排気ダクト6へ送出する。
【0016】第1温調用熱交換器11a、第1再熱用熱
交換器12a、第1吸放熱用熱交換器14aは、第1系
統側の主副膨張弁Va1,Va2、及び、室外ユニット
2bに装備した第1圧縮機Ca及び四方弁Vacととも
に単独の第1ヒートポンプ回路Haを構成し、又、第2
温調用熱交換器11b、第2再熱用熱交換器12b、第
2吸放熱用熱交換器14bは、第2系統側の主副膨張弁
Vb1,Vb2、及び、室外ユニット2bに装備した第
2圧縮機Cb及び四方弁Vbcとともに単独の第2ヒー
トポンプ回路Hbを構成し、これら第1及び第2のヒー
トポンプ回路Ha,Hbの夫々は、夫々の四方弁Va
c,Vbcと夫々の主副膨張弁Va1,Va2又はVb
1,Vb2との切り換えをもって、各別に、冷房運転、
暖房運転、及び、除湿運転を選択実施できるようにして
ある。
【0017】次に、前記冷房運転、暖房運転、除湿運転
の運転状態の切り換え制御について、冷房運転を図5に
基づいて説明する。尚、図5においては、簡単化のため
に第1ヒートポンプ回路Haについてのみ冷媒流れ状態
を示す。
【0018】冷房運転では、4方弁Vac(Vbc)を
冷房用切り換え状態とし、かつ、副膨張弁Va2(Vb
2)を閉じた状態で圧縮機Ca(Cb)を運転すること
により、圧縮機Ca(Cb)から吐出される高圧冷媒ガ
ス(図中、黒塗りの太線で示す)を吸放熱用熱交換器1
4a(14b)に供給し、吸放熱用熱交換器14a(1
4b)を凝縮器として通過空気Meに対し放熱機能させ
る。
【0019】そして、吸放熱用熱交換器14a(14
b)から送出される凝縮冷媒液(図中、ハッチングを施
した太線で示す)を主膨張弁Va1(Vb1)を介し温
調用熱交換器11a(11b)に供給して、温調用熱交
換器11a(11b)を蒸発器として流路Ma,Mbに
沿って流動する分流混合空気に対し冷却機能させ、その
温調用熱交換器11a(11b)から送出される低圧冷
媒ガス(図中、白抜きの太線で示す)を圧縮機Ca(C
b)に吸入させる。
【0020】又、詳細は説明しないが、暖房運転では、
温調用熱交換器11a(11b)を凝縮器として機能さ
せて、流路Ma,Mbに沿って流動する分流混合空気を
加熱させる一方、吸放熱用熱交換器14a(14b)を
蒸発器として通過空気Meに対し吸熱機能させる。
【0021】又、詳細は説明しないが、除湿運転では、
吸放熱用熱交換器14a(14b)を凝縮器として通過
空気Meに対し放熱機能させる。一方、温調用熱交換器
11a(11b)を蒸発器として機能させて、流路M
a,Mbに沿って流動する分流混合空気を冷却させると
ともに、再熱用熱交換器12a,12bを凝縮器として
機能させて、前記冷却空気を加熱させる。
【0022】尚、上記の各運転状態の説明において括弧
内の符号は第2ヒートポンプ回路Hbの場合を示す。
【0023】以上より、ペリメータゾーンPの冷暖房状
態にかかわらず、インテリアゾーンIの冷房要求、暖房
要求、あるいは、除湿要求に対しては第1ヒートポンプ
回路Haの運転状態切り換えにより対応し、又、インテ
リアゾーンIの冷暖房状態にかかわらず、ペリメータゾ
ーンPの冷房要求、暖房要求、あるいは、除湿要求に対
しては第2ヒートポンプ回路Hbの運転状態切り換えに
より対応する。
【0024】〔別実施例〕上記実施例では、本発明を、
ヒートポンプ回路Ha,Hbが、室内ユニット2a側の
2つの温調用熱交換器11a,11bに夫々対応させて
室外ユニット2b側に2つの吸放熱用熱交換器14a,
14bを設け、各温調用熱交換器11a,11bと各吸
放熱用熱交換器14a,14bの間で各別に冷媒循環さ
せるようにした2個のヒートポンプ回路を備えた空調装
置の場合について例示したが、これ以外に、例えば、室
内ユニット2a側の2つの温調用熱交換器及び室外ユニ
ット2b側の吸放熱用熱交換器にわたって冷媒を循環さ
せるようにした1個のヒートポンプ回路を備えた空調装
置に適用したものでもよい。
【0025】又、温調対象気を温調させるための熱交換
器は、ヒートポンプ回路Ha,Hbによるものに限ら
ず、例えば、加熱した湯を配管を通して循環させるよう
にした熱交換器でもよい。
【0026】又、上記実施例では、導入室に備えられる
温調対象気の受入口17、及び、温調対象気の送り出し
用の送出口18a,18bを共にケーシング1の上面側
に設け、下向きに導入された温調対象気を左右に分岐し
てから上向きに流動させるように一対の流路Ma,Mb
を構成したものを例示したが、上記受入口17及び送出
口18a,18bの配置、並びに、流路Ma,Mbの構
成はこれに限るものではない。例えば、上記受入口及び
送出口を共にケーシング1の下面側に設け、上向きに導
入された温調対象気を左右に分岐してから下向きに流動
させるように一対の流路Ma,Mbを構成してもよい。
尚、この場合、一対の温調用熱交換器11a,11b
は、上記実施例の場合にその下部側が連通口20a,2
0bに近づくような傾斜姿勢に配置されるのとは逆に、
その上部側が連通口20a,20bに近づくような傾斜
姿勢に配置される。
【0027】又、上記実施例では、一対の除塵用のフィ
ルター10a,10bを垂直方向に向いた縦姿勢に設置
したものを図示したが、正確に垂直方向に向いた姿勢で
はなく、例えば、フィルター10a,10bの下部側が
導入室9の内側に傾いた縦姿勢であってもよい。又、上
記実施例では、除塵用のフィルター10a,10bを導
入室9側に設置したものを例示したが、導入室9ではな
く、熱交換室19a,19b側に配置するものでもよ
い。
【0028】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするため符号を記すが、該記入により本発明は添
付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】室内ユニットの正面構造図
【図2】室内ユニットの左側面構造図
【図3】室内ユニットの右側面構造図
【図4】室内ユニットの平面図
【図5】冷房運転状態を示す冷媒回路図
【符号の説明】
1 ケーシング 17 受入口 18a,18b 送出口 Ma,Mb 流路 11a,11b 温調用熱交換器 9 導入口 19a,19b 熱交換室 1a,1b 壁状体 20a,20b 連通口 10a,10b 除塵フィルター

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシング(1)内に、温調対象気の受
    入口(17)からの温調対象気を各別の送出口(18
    a,18b)に分岐して流動させる一対の流路(Ma,
    Mb)が形成され、それら一対の流路(Ma,Mb)の
    夫々に、温調状態を各別に調整自在な一対の温調用熱交
    換器(11a,11b)が分散配置された空調装置であ
    って、 前記ケーシング(1)内が、前記受入口(17)を備え
    た導入室(9)とそれの左右両側に位置しかつ前記送出
    口(18a,18b)を備えた一対の熱交換室(19
    a,19b)とに、一対の壁状体(1a,1b)にて仕
    切られ、 前記一対の壁状体(1a,1b)の夫々に、前記一対の
    流路(Ma,Mb)を形成すべく、前記導入室(9)と
    前記一対の熱交換室(19a,19b)とを連通する連
    通口(20a,20b)が形成され、 前記一対の連通口(20a,20b)を各別に覆う縦姿
    勢で、一対の除塵フィルター(10a,10b)が配設
    され、 前記一対の熱交換室(19a,19b)の夫々に、前記
    一対の温調用熱交換器(11a,11b)が、その前面
    を前記連通口(20a,20b)に向け、且つ、傾斜さ
    せた姿勢に配置されている空調装置。
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