JPH0627929U - 地盤攪拌装置 - Google Patents

地盤攪拌装置

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Publication number
JPH0627929U
JPH0627929U JP6971292U JP6971292U JPH0627929U JP H0627929 U JPH0627929 U JP H0627929U JP 6971292 U JP6971292 U JP 6971292U JP 6971292 U JP6971292 U JP 6971292U JP H0627929 U JPH0627929 U JP H0627929U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ground
stirring
air
stirrer
shaft
Prior art date
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Pending
Application number
JP6971292U
Other languages
English (en)
Inventor
小山弘道
伊瀬知公美
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taisei Corp
Original Assignee
Taisei Corp
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH0627929U publication Critical patent/JPH0627929U/ja
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  • Consolidation Of Soil By Introduction Of Solidifying Substances Into Soil (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】攪拌地盤から空気を容易に抜くことができる地
盤攪拌装置1を提供することにある。 【構成】攪拌翼の上部に攪拌板18を配置し、攪拌翼と
共に攪拌板18を回転して、掘削溝23中に噴出された
空気を外部に容易に流出させることが出来る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、軟弱地盤等を改良する地盤攪拌装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、攪拌軸に攪拌翼が取り付けられ、攪拌翼が回転して地盤を攪拌している 。この攪拌の際に、攪拌翼の付け根などから地盤改良材を地盤中に注入して、土 と化学的に反応させて、土質を安定なものとするとともに強度を高めている。 この地盤改良材を搬送するのに空気流を用いる。この空気流は地盤改良材から 分離し、攪拌軸に沿って軸と地盤との間隙から表面に放出される。
【0003】
【考案が解決しようとする問題点】
前記した従来の技術には次のような問題点がある。 軟弱な地盤、例えば、有明軟弱粘土においては、従来の攪拌翼を使用しただけ では、地盤改良材の搬送に使用された空気を外部に抜くことが出来ない。 そのため、地盤改良材で攪拌された地盤中に空気が残留し、地盤の強度を弱め ることになる。
【0004】
【本考案の目的】
本考案は、従来の問題点を解決するためになされたもので、その目的とすると ころは、地盤攪拌装置で地盤を改良する際、地盤中の空気を容易に外部に抜くこ とができる装置を提供することにある。
【0005】
【問題点を解決するための手段】
本考案は、地盤攪拌装置において、回転可能な中空の攪拌軸と、該攪拌軸の先 端部に横方向に張り出した攪拌翼と、該攪拌翼の上部に攪拌板とを有し、該攪拌 軸の中空を通り攪拌翼の近傍から地盤中に地盤改良材と気体が注入されることを 特徴とする地盤攪拌装置にある。
【0006】
【実施例】
以下、図面を参照しながら本考案の実施例について説明する。 <イ>地盤攪拌装置1 地盤攪拌装置1は、地盤を改良すべき位置に位置決めされ、地盤に掘削溝23 を開口する。 該掘削溝23に地盤改良材21を注入して、掘削土と地盤改良材21を攪拌し 、化学反応により地盤を改良する。
【0007】 <ロ>攪拌軸11 攪拌軸11は、回転可能に取り付けられている。回転速度は、一例として、5 〜60(rpm)である。 回転方向は左右回転が可能で、掘進時と引抜き時で回転方向を反転する。 攪拌軸11は、内部が中空12であり、上部からセメント又は石灰などの地盤 改良材21と空気22が注入され、中空12部を通り、先端部に移送される。
【0008】 <ハ>上段と下段攪拌翼13、14 上段と下段攪拌翼13、14は、攪拌軸11の先端近傍で、左右外側に伸びる 様に取り付けられる。 下段攪拌翼14の側部には、地盤を掘削するための掘削用ビット14が取り付 けられる。 地盤の掘削の際、攪拌翼13が回転し、掘削用ビット14により、地盤を掘削 し、掘削溝23を形成する。
【0009】 <ニ>上段と下段噴射口15、16 上段と下段攪拌翼の下部の攪拌軸の側面に上段噴射口15と下段噴射口16が 設けられている。 上段と下段噴射口15、16は攪拌軸11の中空部と連通している。 掘進時には、中空を通過した地盤改良材21と空気22は、下段噴射口16か ら攪拌地盤に噴射される。 空気22は攪拌軸11と掘削溝23の間隙を通して外部に噴出する。 攪拌軸11を引抜く時は、逆の回転をさせ、地盤改良材と空気は、上段噴射口 15から噴射される。
【0010】 <ホ>攪拌板18 攪拌板18は、下段攪拌翼14の上部に溶接等で取り付けられる。 攪拌板18は、例えば、厚さ1cm、幅10cm、高さ10cmの板状で、攪 拌軸11に平行で、下段攪拌翼14に対し内側に30度の角度をもたせて配置さ れる。 攪拌板18は、下段攪拌翼14と共に回転し、攪拌翼の上部の攪拌土を攪拌す ることにより、攪拌土に含まれる空気22の流路を形成し、空気22が掘削溝内 に残留するのを防止する。
【0011】 以下に、地盤改良装置の動作を説明する。 <イ>地盤掘進 地盤を改良する位置に攪拌軸11を位置決めする。 上段と下段攪拌翼を回転して、掘削用ビット14により地盤掘進して掘削溝2 3を掘る。 この際、下段噴射口16から地盤改良材21と空気22を噴射する。
【0012】 <ロ>攪拌軸の引抜き 上段と下段攪拌翼を反転させながら、噴射口15からバイパスエアーを掘削溝 に噴射する。 攪拌軸の回転を反転により噴射口が切り替わる。 掘削溝23中に注入された空気22は、攪拌軸11の周辺を上昇し、上部に噴 出する。 土砂等が上方に飛び出すのを防止するために、噴出防止カバー19が、攪拌軸 の地上周辺に配置されている。
【0013】 <ハ>攪拌板18の作用 地盤が極めて軟弱粘土の場合、軟弱粘土に含まれた空気が流れ出る流路が作成 され難い。 そのため、空気が掘削溝23内に分散し、残留する。 空気が分散、残留したまま、地盤改良材と掘削土が結合すると、地盤改良柱2 4が空気を含み、地盤の強度が弱くなる。 そこで、攪拌板18は、攪拌翼14の上部の土を攪拌し、空気の流路を作り、 空気抜けを良くする。 例えば、攪拌板18を使用すると、空気が良く抜け、qu=4kg/m2 の強度をクリ アーできた。 それに対し、攪拌板18を使用しないと、空気が良く抜けず、各所でqu=0の所 が存在した。
【0014】
【考案の効果】
本考案は以上説明したように、次のような格別な効果を得ることができる。 <イ>攪拌板18を設けることにより、掘削溝23から空気を容易に抜くことが 出来る。 <ロ>空気抜けが十分にでき、地盤改良柱24の強度を高めることが出来る。 <ハ>地盤改良が必要な超軟弱地盤で特に有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】地盤攪拌装置の概念図
【図2】地盤攪拌装置の先端拡大図
【図3】地盤攪拌装置の先端正面図
【図4】地盤攪拌装置の先端側面図

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】地盤攪拌装置において、 回転可能な中空の攪拌軸と、 該攪拌軸の先端部に横方向に張り出した攪拌翼と、 該攪拌翼の上部に攪拌板とを有し、 該攪拌軸の中空を通り攪拌翼の近傍から地盤中に地盤改
    良材と気体が注入される、 ことを特徴とする地盤攪拌装置。
JP6971292U 1992-09-11 1992-09-11 地盤攪拌装置 Pending JPH0627929U (ja)

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JP6971292U JPH0627929U (ja) 1992-09-11 1992-09-11 地盤攪拌装置

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JP6971292U JPH0627929U (ja) 1992-09-11 1992-09-11 地盤攪拌装置

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JPH0627929U true JPH0627929U (ja) 1994-04-15

Family

ID=13410727

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JP6971292U Pending JPH0627929U (ja) 1992-09-11 1992-09-11 地盤攪拌装置

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JP (1) JPH0627929U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100391770B1 (ko) * 2000-06-22 2003-07-16 주식회사 팸택 지중앵커파일 시공을 위한 굴착공용 케이싱
JP2023045341A (ja) * 2021-09-21 2023-04-03 東洋産業株式会社 地盤改良体造成装置、地盤改良工法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100391770B1 (ko) * 2000-06-22 2003-07-16 주식회사 팸택 지중앵커파일 시공을 위한 굴착공용 케이싱
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