JPH06278173A - 射出成形機のモニタ装置 - Google Patents

射出成形機のモニタ装置

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JPH06278173A
JPH06278173A JP5090525A JP9052593A JPH06278173A JP H06278173 A JPH06278173 A JP H06278173A JP 5090525 A JP5090525 A JP 5090525A JP 9052593 A JP9052593 A JP 9052593A JP H06278173 A JPH06278173 A JP H06278173A
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賢男 上口
Tetsuaki Neko
哲明 根子
Kozo Inoue
幸三 井上
Kaoru Hiraga
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    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C37/00Component parts, details, accessories or auxiliary operations, not covered by group B29C33/00 or B29C35/00
    • B29C2037/90Measuring, controlling or regulating
    • B29C2037/906Measuring, controlling or regulating using visualisation means or linked accessories, e.g. screens, printers

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  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 計量混練り工程における各種変量のサンプリ
ング情報を詳細に取り出すことのできる射出成形機のモ
ニタ装置を提供すること。 【構成】 計量混練り開始後の経過時間に対応して計量
用モータのモータトルクやスクリュー後退速度等の推移
を示すグラフに対し、ファンクションキーFe,Ffの操作
によるカーソルの横軸移動、または、第1の入力手段で
あるファンクションキーFd,Fg〜Fkの操作に基く項目の
選択と第2の入力手段であるファンクションキーFn〜Fp
による検索対象の入力、もしくは、数値入力手段を構成
するテンキーからの数値入力操作により、カーソルを任
意位置または所望位置に移動させてグラフ上の位置を特
定し、該位置に対応するモータトルク,スクリュー回転
速度,モータ出力,スクリュー後退速度および背圧等の
変量データを数値表示させることによりグラフから詳細
な情報を得、計量混練り条件の設定や計量混練り動作の
把握に利用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、射出成形機のモニタ装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】計量混練り工程において変化する背圧や
スクリュー回転速度の値をスクリュー位置に対応させて
サンプリングし、その変化曲線をディスプレイ画面にグ
ラフ表示するようにした射出成形機の制御装置が公知で
ある。しかし、このような変化曲線を参照するだけでは
背圧やスクリュー回転速度とスクリュー位置との関係を
定性的に知ることができるだけであり、厳密な定量デー
タを求めることはできない。また、スクリュー位置のみ
を基準として背圧やスクリュー回転速度の値を実測して
も、時間的要素に関連して各種のデータを検出すること
はできないので、計量混練りに要する樹脂の滞留時間等
を初め、樹脂の可塑化現象に関連する各種のデータを必
ずしも容易に知ることはできない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、前記
従来技術の不都合を解消し、計量混練り時における樹脂
の可塑化現象に関わる各種の変量の値やその変化特性を
より適確に把握することのできる射出成形機のモニタ装
置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明による射出成形機
のモニタ装置は、計量混練り工程において変化する変量
を所定周期毎に検出して記憶するサンプリング手段と、
該サンプリング手段により取得された前記変量の推移を
ディスプレイ画面にグラフ表示するグラフ表示手段と、
前記ディスプレイ画面上に表示されたグラフ上の位置を
指定入力する位置指定手段と、該位置指定手段により入
力された位置における記憶変量の値を前記ディスプレイ
画面上に数値表示する表示制御手段とを備えたことを特
徴とする構成により前記目的を達成した。
【0005】また、ディスプレイ画面上のカーソルを連
続的に移動表示させ、該カーソル位置により位置指定を
行う手段によって前記位置指定手段を構成することによ
り、グラフ上の任意位置を指定して容易に記憶変量の数
値データを抽出できるようにした。
【0006】更に、計量用モータのモータトルク,スク
リュー回転速度,モータ出力,スクリュー後退速度,背
圧の項目を入力する第1の入力手段と、前記入力項目に
対応して最大値,最小値または平均値の項目を入力する
第2の入力手段と、第1,第2の入力手段で特定される
グラフ上の位置を求める手段とを前記位置指定手段に付
加することにより、所望する状況に対応した各種変量の
数値データを確実に把握できるようにすると共に、前記
位置指定手段により求められた記憶変量の平均値の位置
を前記ディスプレイ画面上に直線でグラフ表示する表示
手段を設けることにより、各種変量の全体的な変動状態
をより適確に把握できるようにした。
【0007】また、位置指定手段で特定されたグラフ上
の位置をディスプレイ画面上のカーソルで明示すること
により、グラフ表示と数値データとの対応関係が明確に
把握できるようにした。
【0008】更に、数値データを入力するデータ入力手
段を前記位置指定手段に付加することにより、サンプリ
ングの経過時間または一変量の値を指定してこれに対応
する記憶変量の数値データを確実に抽出できるようにし
た。
【0009】
【作用】サンプリング手段は、計量混練り工程において
変化する各種の変量の値を所定周期毎に検出すると共
に、これらの変量をサンプリングの経過時間と対応させ
て記憶する。また、グラフ表示手段は、サンプリング手
段により取得された変量の推移をサンプリングの経過時
間もしくは一変量であるスクリュー位置の変化に対応さ
せてディスプレイ画面上にグラフ表示する。
【0010】グラフ上の任意位置を指定して該位置に対
応する各種変量の値を知りたい場合には、位置指定手段
によりディスプレイ画面上のカーソルを移動させてグラ
フ上の任意位置を指定し、また、特定項目の変量の最大
値,最小値または平均値の値を知りたい場合には、位置
指定手段における第1,第2の入力手段を操作し、該位
置指定手段によりグラフ上の対応位置を求めさせる。更
に、一変量の値を指定して各種変量の対応関係を知りた
い場合には、位置指定手段のデータ入力手段を介して数
値データを入力することにより位置指定手段でグラフ上
の対応位置を求めさせる。
【0011】表示制御手段は、位置指定手段により特定
されたグラフ上の位置にカーソルを表示すると共に、該
位置に対応する各種変量の値をディスプレイ画面上に数
値表示し、また、平均値の表示が指定された場合には、
更に、位置指定手段により特定された平均値の位置を前
記ディスプレイ画面上に直線でグラフ表示する。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は本発明のモニタ装置を適用した一実施例の
射出成形機の要部を示すブロック図で、符号1は射出成
形機の射出シリンダ、符号2はスクリューである。スク
リュー2は、駆動源の軸回転を射出軸方向の直線運動に
変換するための駆動変換機5を介して射出用サーボモー
タM1により射出軸方向に駆動され、また、歯車機構3
を介してスクリュー回転用サーボモータM2により計量
回転されるようになっている。スクリュー2の基部には
圧力検出器4が設けられ、スクリュー2の軸方向に作用
する樹脂圧力、即ち、射出保圧工程における射出保圧圧
力や計量混練り工程におけるスクリュー背圧が検出され
る。射出用サーボモータM1にはスクリュー2の位置や
移動速度を検出するためのパルスコーダP1が配備さ
れ、また、スクリュー回転用サーボモータM2にはスク
リュー2の回転速度を検出するためのパルスコーダP2
が配備されている。
【0013】射出成形機のモニタ装置を兼ねる制御装置
10は、数値制御用のマイクロプロセッサであるCNC
用CPU25,プログラマブルマシンコントローラ用の
マイクロプロセッサであるPMC用CPU18,サーボ
制御用のマイクロプロセッサであるサーボCPU20お
よび射出保圧圧力やスクリュー背圧のサンプリング処理
を行うための圧力モニタ用CPU17を有し、バス22
を介して相互の入出力を選択することにより各マイクロ
プロセッサ間での情報伝達が行えるようになっている。
【0014】PMC用CPU18には射出成形機のシー
ケンス動作を制御するシーケンスプログラム等を記憶し
たROM13および演算データの一時記憶等に用いられ
るRAM14が接続されている。一方、CNC用CPU
25には射出成形機を全体的に制御するプログラム等を
記憶したROM27および演算データの一時記憶等に用
いられるRAM28が接続されている。
【0015】また、サーボCPU20および圧力モニタ
用CPU17の各々には、サーボ制御専用の制御プログ
ラムを格納したROM21やデータの一時記憶に用いら
れるRAM19、および、成形データのサンプリング処
理等に関する制御プログラムを格納したROM11やデ
ータの一時記憶に用いられるRAM12が接続されてい
る。更に、サーボCPU20には、該CPU20からの
指令に基いて型締め用,エジェクタ用(図示せず)およ
び射出用,スクリュー回転用等の各軸のサーボモータを
駆動するサーボアンプ15が接続され、射出用サーボモ
ータM1に配備したパルスコーダP1およびスクリュー
回転用サーボモータM2に配備したパルスコーダP2か
らの出力の各々がサーボCPU20に帰還され、パルス
コーダP1からのフィードバックパルスに基いてサーボ
CPU20により算出されたスクリュー2の現在位置
や、F/V変換されたパルスコーダP2からのフィード
バックパルス、即ち、スクリュー2の回転速度が、メモ
リ20の現在位置記憶レジスタおよび現在速度記憶レジ
スタの各々に記憶される。
【0016】不揮発性メモリ24は射出成形作業に関す
る成形条件(射出保圧条件,計量混練り条件等)と各種
設定値,パラメータ,マクロ変数等を記憶する成形デー
タ保存用のメモリである。
【0017】圧力モニタ用CPU17は射出保圧工程お
よび計量混練り工程毎にサンプリング処理を繰り返し実
行し、所定のサンプリング周期毎に、圧力検出器4およ
びA/D変換器16を介し、スクリュー2に作用する射
出保圧圧力またはスクリュー背圧を検出すると共に、メ
モリ19の現在位置記憶レジスタからスクリュー2の現
在位置を読み込んで前周期のサンプリング時におけるス
クリュー位置と今周期のサンプリング時におけるスクリ
ュー位置とに基いて現在の射出速度またはスクリュー後
退速度(mm/s)を求め、射出保圧圧力またはスクリ
ュー背圧の現在値(Kg/cm2 ),スクリュー2の現
在位置(mm),射出速度またはスクリュー後退速度の
現在値、更に、計量混練り工程においては、パルスコー
ダP2等を介して検出されるスクリュー回転速度(rp
m),スクリュー回転用サーボモータM2の駆動電流に
対応する駆動トルク(Kg・cm)、および、該駆動ト
ルク(Kg・cm)とスクリュー回転速度(rpm)の
値により1.635×10-6×駆動トルク(Kg・c
m)×スクリュー回転速度(rpm)の式で求めたスク
リュー回転用サーボモータM2のモータ出力(Kw)の
値を各々変量として、サンプリング周期に対応させ、一
射出保圧工程および計量混練り工程毎RAM12に更新
記憶するようになっている。
【0018】サンプリング手段の一部を構成するRAM
12は、射出保圧圧力またはスクリュー背圧,スクリュ
ー位置,射出速度またはスクリュー後退速度の現在値,
スクリュー回転用サーボモータM2のモータ出力,スク
リュー回転速度,スクリュー回転用サーボモータM2の
駆動トルクの各変量をサンプリング周期に同期して時系
列で書き込むためのファイルと、直前の一射出保圧工程
および計量混練り工程で検出された変量のサンプリング
データを保存するためのファイルとを有し(共に図2を
参照)、一射出保圧工程および計量混練り工程の完了毎
に今までデータを書き込んできたファイルに対してサン
プリングデータ保存用のポインタをセットする一方、他
方のファイルに現在値記憶用のポインタをセットして、
次の射出保圧工程および計量混練り工程では、現在値記
憶用のポインタをセットした側のファイルに対して変量
のサンプリングデータの書き込みを行う。即ち、射出保
圧工程および計量混練り工程の完了毎、変量のサンプリ
ングデータは2つのファイルに交互に書き込まれること
になる。以下、その時点でサンプリングデータ保存用の
ポインタがセットされている側のファイルをサンプリン
グデータ保存用ファイルと呼び、また、現在値記憶用の
ポインタがセットされている側のファイルを現在値記憶
用ファイルと呼ぶ。
【0019】なお、各ファイルにおいては射出保圧工程
の変量のサンプリングデータを記憶する記憶領域と計量
混練り工程の変量のサンプリングデータを記憶する記憶
領域とが、例えば、計量混練り工程の変量のサンプリン
グデータを記憶する記憶領域がアドレス0からアドレス
N0、また、射出保圧工程の変量のサンプリングデータ
を記憶する記憶領域がアドレスN1からアドレスN2
(但し、0<N0<N1<N2)といったように分けら
れており、計量開始信号が入力された時点でアドレス0
の記憶領域を初期位置として変量のサンプリングデータ
の書き込みが開始され、また、射出開始信号が入力され
た時点でアドレスN1の記憶領域を初期位置とする変量
のサンプリングデータの書き込みが開始される。このう
ち、アドレスN1からアドレスN2の記憶領域に記憶さ
れる変量のサンプリングデータは射出保圧工程に関する
モニタ表示処理で利用されるデータであるが、射出保圧
工程に対して行われるモニタ表示処理等に関しては本出
願人等により既に提案されており、また、本発明が意図
するものでもないので、ここでは、本発明に関わる計量
混練り工程でのサンプリング処理やサンプリングデータ
が射出保圧工程のモニタ表示処理等に干渉しないことの
みを明らかにし、他工程でのモニタ処理等に関しては説
明を省略する。
【0020】インターフェイス23は射出成形機の各部
に配備したリミットスイッチや操作盤からの信号を受信
したり射出成形機の周辺機器等に各種の指令を伝達した
りするための入出力インターフェイスである。
【0021】そして、CNC用CPU25がROM27
の制御プログラムに基いて各軸のサーボモータに対して
パルス分配を行い、サーボCPU20は各軸に対してパ
ルス分配された移動指令とパルスコーダP1,P2等の
検出器で検出された位置のフィードバック信号および速
度のフィードバック信号に基いて、従来と同様に位置ル
ープ制御,速度ループ制御さらには電流ループ制御等の
サーボ制御を行い、いわゆるディジタルサーボ処理を実
行する。
【0022】グラフ表示手段および位置指定手段の一部
を構成するディスプレイ付手動データ入力装置29は、
表示制御手段の一部を構成するCRT表示回路26を介
してバス22に接続され、モニタ表示画面や機能メニュ
ーの選択および各種データの入力操作等が行えるように
なっており、数値データ入力用のテンキーおよび各種の
ファンクションキー等が設けられている。
【0023】図3〜図4は手動データ入力装置29のフ
ァンクションキー操作により計量混練り工程に関するモ
ニタ表示の機能メニューが選択された状態でPMC用C
PU18によって実施されるモニタ表示処理の概略を示
すフローチャート、また、図5〜図14はモニタ表示処
理における主要な処理を詳説するためのフローチャート
であり、以下、これらのフローチャートを参照して本実
施例におけるモニタ装置の処理動作について説明する。
なお、モニタ表示の機能メニューが選択された段階で
は、条件出しまたは製品を成形するための連続成形作業
が既に開始されているものとする。
【0024】モニタ表示の機能メニューに関するオペレ
ータの選択操作を検出したPMC用CPU18は、ま
ず、手動データ入力装置29におけるファンクションキ
ーの機能割付けを変更し、各ファンクションキーの用途
に対応するガイダンスメッセージをディスプレイ画面の
表示領域Aに表示し(図15参照)、ガイダンスメッセ
ージ等を除く全画面の表示を一旦クリアしてから、グラ
フ表示の基準となる横軸の種別を規定する軸選択状態記
憶フラグFがセットされているか否かを判別する(ステ
ップS1)。
【0025】そして、フラグFがセットされていなけれ
ば、サンプリングの経過時間を横軸に、また、スクリュ
ー回転用サーボモータM2の駆動トルクT,スクリュー
回転速度R,スクリュー回転用サーボモータM2の出力
H,スクリュー後退速度V,スクリュー背圧P,スクリ
ュー位置Sを縦軸に取ったグラフの表示枠をディスプレ
イ画面の表示領域Bに表示し、更に、計量混練り条件と
してのスクリュー回転速度およびスクリュー背圧の各設
定値が時間基準で設定されている場合に限り、スクリュ
ー回転速度およびスクリュー背圧の各設定状態を横軸に
対応させて表示領域B上にグラフ表示し、かつ、計量混
練り各段の切替時間を表示領域Cに数値表示する(ステ
ップS2,図15の例)。また、フラグFがセットされ
ていると判定された場合には、スクリュー位置を横軸
に、また、駆動トルクT,回転速度R,出力H,後退速
度V,背圧Pを縦軸に取った表示枠を前記表示領域Bに
表示し、更に、計量混練り条件としてのスクリュー回転
速度およびスクリュー背圧の各設定値がスクリュー位置
基準で設定されている場合に限り、スクリュー回転速度
およびスクリュー背圧の各設定状態を横軸に対応させて
表示領域B上にグラフ表示し、かつ、計量混練り各段の
切替スクリュー位置を表示領域Cに数値表示する(ステ
ップS3)。
【0026】次いで、PMC用CPU18はオペレータ
により他の機能メニューに関する選択操作が行われてい
るか否か、即ち、ファンクションキーFa(以下、画面
切替キーという)の操作に対応して出力されるモニタ終
了指令が入力されているか否かを判別する(ステップS
4)。他の選択操作が行われていなければ、PMC用C
PU18は、ファンクションキーFb(以下、データ検
索キーという)が操作されているか否かを判別し(ステ
ップS5)、データ検索キーが操作されていなければ、
更に、ファンクションキーFc(以下、横軸切替キーと
いう)が操作されているか否かを判別する(ステップS
11)。
【0027】横軸切替キーが操作された場合、PMC用
CPU18は、軸選択状態記憶フラグFを反転し(ステ
ップS12)、該フラグFの状態に応じて再び前記と同
様の処理を繰り返し実行し、グラフの表示枠等を再表示
する(ステップS1〜ステップS3)。
【0028】また、横軸切替キーが操作されていなけれ
ば、以下、他の機能メニューに関する選択操作が行われ
るか、または、データ検索キーが操作されるまでの間、
PMC用CPU18は、ステップS4,ステップS5,
ステップS11の判別処理とステップS13に示す通常
処理を繰り返し実行する。
【0029】ステップS13に示す通常処理は各種変量
の検出および表示に関するものであり、その処理内容自
体は従来射出保圧工程でのみ実施されていたグラフ表示
処理と同等である。本実施例では、圧力モニタ用CPU
17が計量混練り工程においても処理ループ毎にサンプ
リング処理を繰り返し実行し、スクリュー2に作用する
背圧の現在値(射出保圧工程では射出保圧圧力となる)
およびスクリュー2の現在位置を検出し、前周期と今周
期のスクリュー位置の関係により現在のスクリュー後退
速度(射出保圧工程では射出速度となる)を求め(以
上、実質的に射出保圧工程の処理と同様)、更に、パル
スコーダP2等を介してスクリュー回転速度を検出し、
スクリュー回転用サーボモータM2の駆動電流を検知し
て該サーボモータM2の駆動トルクを求め、該駆動トル
クとスクリュー回転速度の値に基いて前述の式でスクリ
ュー回転用サーボモータM2のモータ出力を算出し(以
上、計量混練り工程のみ)、スクリュー回転用サーボモ
ータM2の駆動トルク,スクリュー回転速度,スクリュ
ー回転用サーボモータM2の出力の各変量をスクリュー
後退速度,スクリュー背圧,スクリュー位置の各変量と
共にサンプリング周期に対応させてRAM12の現在値
記憶用ファイルに書込んでおり、一成形サイクル前のサ
ンプリングデータをサンプリングデータ保存用ファイル
に保持する。そして、PMC用CPU18はサンプリン
グデータ保存ファイルのデータを読み、軸選択状態記憶
フラグFのリセットまたはセット状態に対応してサンプ
リングの経過時間もしくはスクリュー位置を横軸とし、
各サンプリング周期に対応する背圧値,スクリュー位置
(スクリュー位置を横軸に選択した場合には横軸と一
致),スクリュー後退速度の値,サーボモータM2の出
力の値,スクリュー回転速度の値,サーボモータM2の
駆動トルクの値をディスプレイ画面上に順次プロット
し、グラフ表示を実施する。グラフ表示の方法に関して
は、前回以前の成形サイクルで作成されたグラフの表示
状態をそのまま保持して新たなグラフを重ね描きする場
合と、一成形サイクルの完了毎にグラフの表示を消去し
て当該一計量混練り工程のグラフのみを表示する場合と
があるが、これらの処理に関しては射出保圧工程でのグ
ラフ表示を実施する従来の高速モニタ装置に関する通常
機能と同様であるから特に説明しない。
【0030】なお、ステップS4,ステップS5,ステ
ップS13からなるループ処理を繰り返し実行する間に
も横軸切替キーの操作は可能であり、グラフの表示中に
横軸切替キーが操作された場合には、ガイダンスメッセ
ージ等を除くグラフの表示が一旦クリアされ、軸選択状
態記憶フラグFの状態に対応して新たなグラフ表示が開
始される。
【0031】そして、このようなモニタ表示が繰り返し
実行される間に、グラフから数値データを取得する必要
が生じた場合、例えば、条件出しにより確定した成形条
件の詳細な数値データを抽出して保存したり、また、条
件出し完了後の連続運転時において射出成形機の動作状
態をチェックしたりするような場合には、オペレータ
は、まず、データ検索キーを操作してPMC用CPU1
8に検索モードの処理を開始させることとなる。
【0032】ステップS5の判別処理によりデータ検索
キーの操作を検出したPMC用CPU18は、現時点で
RAM12のサンプリングデータ保存用ファイルに保存
されている一計量混練り工程分のサンプリングデータの
値をそのまま保持し、グラフ表示を固定する(ステップ
S6)。
【0033】そして、検索モードの処理を開始したPM
C用CPU18は、軸選択状態記憶フラグFの値を判別
し(ステップS7)、グラフ表示の基準となる横軸とし
てサンプリングの経過時間が選択されていれば、アドレ
ス検索指標iの現在値に基き、横軸上のi・Δtの位置
(但し、Δtはサンプリング周期)にカーソルを移動表
示し(ステップS8)、また、横軸としてスクリュー位
置が選択されていれば、該横軸上のSiの位置、即ち、
サンプリングデータ保存用ファイルのアドレスiに記憶
されたスクリュー位置Siの位置にカーソルを移動表示
して(ステップS9)、該カーソル位置に対応する変量
の値、即ち、サンプリングデータ保存用ファイルのアド
レスiに記憶された駆動トルクTi,回転速度Ri,モ
ータ出力Hi,スクリュー後退速度Vi,背圧Pi,ス
クリュー位置Siおよび計量混練り工程開始後の経過時
間i・Δtの値を表示領域Dに数値表示する(ステップ
S10)。
【0034】次いで、PMC用CPU18は、横軸に対
してカーソル位置を移動させることにより位置指定を行
ってグラフ上の任意位置を指定するためのファンクショ
ンキーFe,Ff(以下、カーソル右移動キー,カーソ
ル左移動キーという)、検索項目を選択して入力するた
めの第1の入力手段を構成する5つのファンクションキ
ー、即ち、検索項目として駆動トルクを選択するための
ファンクションキーFg(以下、トルクキーという),
検索項目としてスクリュー回転速度を選択するためのフ
ァンクションキーFh(以下、回転速度キーという),
検索項目としてモータ出力を選択するためのファンクシ
ョンキーFi(以下、モータ出力キーという),検索項
目としてスクリュー後退速度を選択するためのファンク
ションキーFj(以下、後退速度キーという),検索項
目としてスクリュー背圧を選択するためのファンクショ
ンキーFk(以下、背圧キーという),検索項目として
スクリュー位置を選択するためのファンクションキーF
d(以下、スクリュー位置キーという)、または、数値
データの抽出に関する検索モードの処理を一旦終了させ
て通常のサンプリングおよびグラフ表示のモードに復帰
するためのファンクションキーFl (以下、検索終了キ
ーという)の内いずれかのキーが操作されるまでの間、
ステップS14〜ステップS22の判別処理を繰り返し
実行し、オペレータによるキー操作を待機する。
【0035】まず、グラフ上の任意位置をカーソルで指
定して位置指定操作を行うためのカーソル右移動キーが
操作された場合、ステップS14の判別処理でこの操作
を検出したPMC用CPU18は、グラフ表示の基準と
なる横軸に沿ってカーソルを右方向に移動させ、カーソ
ル現在位置に対応する変量データを数値表示するため
に、図5に示すSUB1の処理を実行する。
【0036】SUB1の処理に移行したPMC用CPU
18は、まず、アドレス検索指標iの値をインクリメン
トし(ステップA1)、該指標iの値がサンプリングデ
ータ保存用ファイルにおける記憶済み領域の最終アドレ
スnを越えているか否かを判別し(ステップA2)、指
標iの値がnの値を越えていれば該指標iにnの値を再
設定する一方(ステップA3)、iの値がnの値を越え
ていなければ該指標iの値をそのまま保持する。
【0037】なお、指標iの初期値は0であるが、既に
カーソル移動に関する何らかの処理が1回以上実行され
ていれば、直前に実行された処理でアドレス検索指標i
に設定された値がステップA1における指標iの初期値
となる。また、最終アドレスnはサンプリングデータ保
存ファイルに記憶された一計量混練り工程分のサンプリ
ングデータの最終アドレスを示す変数であって(図2参
照)、その大小は該一計量混練り工程の所要時間、即
ち、サンプリングの実行回数によって左右される(但
し、n≦N0であり、N0は最長の計量混練り時間を許
容すべく設定されている)。
【0038】次いで、PMC用CPU18はステップS
7の処理に移行して軸選択状態記憶フラグFの値を判別
し、その判別結果に基き、前記と同様にしてステップS
8もしくはステップS9とステップS10の処理を実行
してカーソルの表示位置を移動し、該カーソル表示位置
に対応した各種変量のデータ、即ち、サンプリングデー
タ保存用ファイルのアドレスiに記憶された駆動トルク
Ti,回転速度Ri,モータ出力Hi,スクリュー後退
速度Vi,背圧Pi,スクリュー位置Siおよび計量混
練り工程開始後の経過時間i・Δtの値を表示領域Dに
数値表示した後、再びステップS14の処理へと移行し
て、ステップS14〜ステップS22の判別処理により
オペレータのキー操作を待機する。よって、オペレータ
がこのままカーソル右移動キーを操作し続ければ、カー
ソルは横軸に沿って左から右へと連続的に移動し、ま
た、数値データを表示する表示領域Dにはカーソル現在
位置に対応する各変量の値が逐次更新表示されることに
なる。この実施例のようにSUB1におけるステップA
3の処理でiの値をnに再設定するようにした場合に
は、カーソルがグラフの右端部に移動した段階でその移
動が停止するが、ステップA3の処理でiの値を0に初
期化するようにすれば、グラフの右端部まで移動したカ
ーソルは経過時間0の位置またはスクリュー最前進位置
に再び自動復帰し、そのまま右方向に移動するようにな
る。
【0039】オペレータはグラフを見ながら所望位置に
カーソルを移動させた後、カーソル右移動キーの操作を
やめてカーソルの移動を停止させ、カーソル現在位置に
対応する各種変量データの値を表示領域Dから読み取
る。また、表示領域Dに表示される駆動トルクTi,回
転速度Ri,モータ出力Hi,スクリュー後退速度V
i,背圧Pi,スクリュー位置Siおよび計量混練り工
程開始後の経過時間i・Δtのいずれかを変量データ検
索の鍵とし、所望する値、例えば、変量データを抽出し
たいスクリュー位置等が表示された段階で、これに対応
する他の変量データの値を読み取るようにしてもよい。
つまり、駆動トルク,回転速度,モータ出力,スクリュ
ー後退速度,背圧,スクリュー位置,計量混練り工程開
始後の経過時間の内いずれか一つの変量が既知であれ
ば、カーソル移動キーの操作だけでも、これに対応する
他の変量を容易に検索することができる。
【0040】一方、カーソル左移動キーが操作された場
合には、PMC用CPU18はステップS15の判別処
理でこの操作を検出し、図6に示すSUB2の処理でカ
ーソルを左方向に移動させ、カーソル現在位置に対応す
る各種変量データの値を数値データの表示領域Dに表示
するための処理を実行する。カーソルを左に移動させる
ためのSUB2の処理は、アドレス検索指標iの値をデ
ィクリメントする点(ステップB1)および該指標iの
最小値を0に制限する点(ステップB2〜ステップB
3)を除いてSUB1の処理と同一であるから、詳細な
説明は省略する。
【0041】また、検索項目を選択するための第1の入
力手段であるトルクキーが操作された場合、ステップS
16の判別処理でこの操作を検出したPMC用CPU1
8は、アドレス検索指標jに1をセットし(ステップS
23)、図7に示すステップS28の処理へと移行し
て、ディスプレイ画面の表示領域Eに、データ検索の下
限値を入力する旨のガイダンスメッセージを表示する。
なお、この下限値および後述する上限値は、グラフ表示
の横軸、即ち、計量混練り工程開始後の経過時間もしく
はスクリュー位置に対して検索領域を特定するための設
定値であり、第1の入力手段を構成するファンクション
キーによって選択された検索項目それ自体に対して設定
されるものではない。下限値入力のガイダンスメッセー
ジを参照したオペレータは、更に、表示領域Bのグラフ
表示を参照し、横軸が時間で表示されていれば手動デー
タ入力装置29のテンキーを介してデータ検索の下限値
を計量混練り工程開始後の経過時間で数値入力し、ま
た、横軸がスクリュー位置で表示されていれば手動デー
タ入力装置29のテンキーを介し、データ検索の下限値
をスクリュー位置で数値入力する。PMC用CPU18
はオペレータがテンキーで数値を入力する毎にこれを検
出し(ステップS29)、該入力数値を手動データ入力
装置29のバッファに数値列として順次読み込むと共
に、表示領域Eにバッファの値を表示する(ステップS
30)。そして、データの入力を定義するファンクショ
ンキーFm(以下、入力キーという)がオペレータによ
って操作されると(ステップS31)、PMC用CPU
18はバッファの数値列を設定データとして下限値記憶
レジスタRBに格納し(ステップS32)、手動データ
入力装置29のバッファの記憶内容および表示領域Eの
表示をクリアする(ステップS33)。
【0042】ついで、PMC用CPU18は、ディスプ
レイ画面の表示領域Eにデータ検索の上限値を入力する
旨のガイダンスメッセージを表示し(ステップS3
4)、このメッセージを参照したオペレータは、前記と
同様、表示領域Bのグラフ表示が時間基準で行われてい
るかスクリュー位置基準で行われているかに応じ、手動
データ入力装置29のテンキーによりデータ検索の上限
値を計量混練り工程開始後の経過時間またはスクリュー
位置で数値入力する。そして、PMC用CPU18は、
前記と同様、オペレータがテンキーで数値を入力する毎
にこれを検出して手動データ入力装置29のバッファに
順次読み込み、また、このバッファデータを表示領域E
に逐次表示する(ステップS35〜ステップS36)。
そして、データの入力を終了したオペレータが入力キー
操作すると、PMC用CPU18はステップS37の判
別処理でこの操作を検出し、バッファの数値列を設定デ
ータとして上限値記憶レジスタRTに格納し(ステップ
S38)、手動データ入力装置29のバッファの記憶内
容および表示領域Eの表示をクリアする(ステップS3
9)。
【0043】次いで、PMC用CPU18は、第1の入
力手段を構成するファンクションキーによって選択され
た検索項目に対して数値データを検索すべきデータの種
別を指定するための第2の入力手段、即ち、最大値を指
定するためのファンクションキーFn(以下、最大値キ
ーという),最小値を指定するためのファンクションキ
ーFo(以下、最小値キーという),平均値を指定する
ためのファンクションキーFp(以下、平均値キーとい
う)、もしくは、第1の入力手段を構成するファンクシ
ョンキーによって選択された検索項目に対して任意の数
値データを設定して検索作業を行うためのテンキーおよ
び入力キーの内いずれかのキーが操作されるまでの間、
ステップS40〜ステップS43およびステップS45
の判別処理を繰り返し実行し、オペレータによるキー操
作を待機する。
【0044】ここで、最大値キーが操作された場合、ス
テップS40の判別処理でこの操作を検出したPMC用
CPU18は、第1の入力手段を構成するファンクショ
ンキーによって選択された検索項目の最大値を検索する
ために、図9に示すSUB3の処理を実行する。SUB
3の処理に移行したPMC用CPU18は、まず、デー
タ検索の下限値および上限値に対応する経過時間または
スクリュー位置データを備えたサンプリングデータ保存
用ファイルのアドレスを検出するため、図10に示すS
UB6の処理を実施する。SUB6の処理に移行したP
MC用CPU18は、ステップS32の処理でセットさ
れた下限値RBの値を比較対象値記憶レジスタR0に記
憶すると共にアドレス検索指標iの値を0に初期化し
(ステップD1〜ステップD2)、軸選択状態記憶フラ
グFの値を判別する(ステップD3)。そして、軸選択
状態記憶フラグFの値が0であって横軸として時間が選
択されていれば、PMC用CPU18はサンプリングデ
ータ保存用ファイルのアドレスiに対応する経過時間i
・Δtの値を求めて比較値記憶レジスタR1に記憶し
(ステップD4)、また、軸選択状態記憶フラグFの値
が1であって横軸としてスクリュー位置が選択されてい
れば、PMC用CPU18はサンプリングデータ保存用
ファイルのアドレスiに記憶されたスクリュー位置の値
Siを読み込み、この値を比較値記憶レジスタR1に記
憶する(ステップD7)。次いで、PMC用CPU18
はレジスタR1の値がレジスタR0の値に達しているか
否か、即ち、経過時間またはスクリュー位置で設定され
た下限値の値よりもサンプリングデータ保存用ファイル
のアドレスiに対応する経過時間i・Δtもしくはスク
リュー位置Siの方が大きいか否かを判別する(ステッ
プD5)。そして、サンプリングデータ保存用ファイル
のアドレスiに対応する値の方が小さい場合、即ち、ア
ドレスiの経過時間もしくはスクリュー位置が設定され
た下限値よりも小さい場合には、PMC用CPU18は
アドレス検索指標iの値をインクリメントして(ステッ
プD6)、再びステップD3の処理へと移行し、以下、
前記と同様にしてステップD3およびステップD4もし
くはステップD7とステップD5〜ステップD6の処理
を繰り返し実行して、サンプリングデータ保存用ファイ
ルに記憶されたアドレスに対応する経過時間もしくはス
クリュー位置R1が始めて下限値RBの値を越えた時の
指標iの値を検出する(ステップD5)。
【0045】次いで、PMC用CPU18は比較対象値
記憶レジスタR0に記憶された値が下限値RBと一致す
るか否か、即ち、今回検出された指標iが下限値に対応
する経過時間またはスクリュー位置を有するものである
か否かを判別する(ステップD8)。そして、レジスタ
R0の値が下限値RBと一致し、今回検出された指標i
が下限値に対応する経過時間またはスクリュー位置を有
するものであることが確認されれば、PMC用CPU1
8は下限値記憶レジスタRBに下限値に対応するアドレ
スを示す指標iの値をレジスタRBに更新記憶し(ステ
ップD9)、ステップS38の処理でセットされた上限
値RTの値を比較対象値記憶レジスタR0に更新記憶し
てアドレス検索指標iの値をインクリメントし(ステッ
プD10,ステップD6)、再びステップD3の処理へ
移行した後、以下、前記と同様の処理を繰り返し実行し
て、サンプリングデータ保存用ファイルの経過時間もし
くはスクリュー位置R1が始めて上限値RTの値を越え
た時の指標iの値を検出する(ステップD5)。そし
て、PMC用CPU18は比較対象値記憶レジスタR0
に記憶された値が下限値RBと一致するか否か、即ち、
今回検出された指標iが下限値に対応するものであるか
否かを判別するが(ステップD8)、この場合R0=R
TであるからステップD8の判別結果は偽となる。そこ
で、PMC用CPU18は指標iの値をディクリメント
し、サンプリングデータ保存用ファイルに記憶された経
過時間もしくはスクリュー位置が上限値RTを越える直
前のアドレス検索指標の値を求め、この値を上限値に対
応するアドレスを示す指標の値としてレジスタRTに更
新記憶し(ステップD11)、下限値記憶レジスタRB
の値を検索開始の指標の初期値としてアドレス検索指標
iに更新記憶する(ステップD12)。
【0046】SUB6の処理を終えたPMC用CPU1
8は、次いで、SUB3の処理に復帰し、検索の設定下
限値に対応するアドレスの値i(=RB)を最大値対応
アドレス記憶レジスタkに初期値として記憶し(ステッ
プC1)、該指標iに対応するサンプリングデータ保存
用ファイルのi,jスポットのアドレスから駆動トルク
Tiの値を読み込み(ステップS23よりj=1)、該
駆動トルクTiの値を初期値として最大値記憶レジスタ
Rmax.に記憶する(ステップC2)。以下、PMC用C
PU18はステップC3〜ステップC7に示すような通
常の最大値検出処理を繰り返し実行し、i=RB〜i=
RTの区間で最大となる駆動トルクに対応するアドレス
の値kを求め、この値をアドレス検索指標iに更新記憶
する(ステップC8)。
【0047】そして、SUB3の処理を終えたPMC用
CPU18は、ステップS7の処理へと移行して軸選択
状態記憶フラグFの値を判別し、その判別結果に基き、
前記と同様にしてステップS8もしくはステップS9と
ステップS10の処理を実行してカーソルの表示位置を
設定区間内における駆動トルク最大の位置に移動し、該
カーソル表示位置に対応した各種変量のデータ、即ち、
サンプリングデータ保存用ファイルのアドレスiに記憶
された駆動トルクの最大値Ti,スクリュー回転速度R
i,モータ出力Hi,スクリュー後退速度Vi,背圧P
i,スクリュー位置Siおよび計量混練り工程開始後の
経過時間i・Δtの値を表示領域Dに数値表示した後、
再びステップS14の処理へと移行し、ステップS14
〜ステップS22の判別処理によりオペレータのキー操
作を待機する。
【0048】また、数値データを検索すべきデータの種
別を指定するための第2の入力手段のうち最小値キーが
操作されると、PMC用CPU18はステップS41の
判別処理でこれを検出し、第1の入力手段を構成するフ
ァンクションキーによって選択された検索項目の最小値
を検索するために、図11に示すSUB4の処理を実行
する。SUB4の処理はi=RB〜i=RTの区間で最
小となる駆動トルクに対応するアドレスの値kを求める
ための処理であるが、SUB4におけるステップE5
(SUB3のステップC5に対応)の処理の不等号の向
きが相違する点を除けば、前述のSUB3の処理と全く
同様であるので説明を省略する。
【0049】SUB4の処理を終えたPMC用CPU1
8は、ステップS7の処理へと移行して軸選択状態記憶
フラグFの値を判別し、その判別結果に基き、前記と同
様にしてステップS8もしくはステップS9とステップ
S10の処理を実行してカーソルの表示位置を設定区間
内における駆動トルク最小の位置に移動し、該カーソル
表示位置に対応した各種変量のデータ、即ち、サンプリ
ングデータ保存用ファイルのアドレスiに記憶された駆
動トルクの最小値Ti,スクリュー回転速度Ri,モー
タ出力Hi,スクリュー後退速度Vi,背圧Pi,スク
リュー位置Siおよび計量混練り工程開始後の経過時間
i・Δtの値を表示領域Dに数値表示した後、再びステ
ップS14の処理へと移行し、ステップS14〜ステッ
プS22の判別処理によりオペレータのキー操作を待機
する。
【0050】また、数値データを検索すべきデータの種
別を指定するための第2の入力手段のうち平均値キーが
操作されると、PMC用CPU18はステップS42の
判別処理でこれを検出し、第1の入力手段を構成するフ
ァンクションキーによって選択された検索項目の平均値
を算出するために、図12に示すSUB5の処理を実行
する。SUB5の処理に移行したPMC用CPU18
は、まず、カーソルの無意味な移動を防止するため、カ
ーソル現在位置を示す指標iの値をレジスタkに保存し
(ステップG1)、前記と同様にSUB6の処理を実行
して検索すべき指標の初期値RBと最終値RTを求め、
アドレス検索指標iに検索開始の初期値RBを設定す
る。次いで、PMC用CPU18は指標iに対応するサ
ンプリングデータ保存用ファイルのi,jスポットのア
ドレスから駆動トルクTiの値を読み込み(ステップS
23よりj=1)、この値を積算値記憶レジスタSUM
にセットし(ステップG2)、以下、ステップG3〜ス
テップG5に示すような通常の積算処理を繰り返し実行
して、i=RB〜i=RTの区間の駆動トルクTiの積
算値SUMを求める。そして、この値をi=RB〜i=
RTの区間のデータのサンプル数RT−RB+1で除し
て駆動トルクの平均値を求め、jの項目(この場合、駆
動トルクT)の縦軸のスケールに合わせ、ディスプレイ
画面の表示領域Bの横軸に対し平行にSUM/(RT−
RB+1)の直線を表示し、i=RB〜i=RTの区間
の駆動トルクの平均値をグラフ表示し、かつ、その値S
UM/(RT−RB+1)を表示領域Eに数値表示する
(ステップG6)。次いで、PMC用CPU18は指標
iにレジスタkの値を再設定してSUB5の処理を終え
(ステップG7)、再びステップS14の処理へと移行
し、ステップS14〜ステップS22の判別処理により
オペレータのキー操作を待機する。従って、平均値キー
の操作ではカーソルは移動されない。
【0051】また、検索項目を選択するための第1の入
力手段で特定された項目に対して検索対象となる数値を
指定して検索処理を行わせるためのデータ入力手段であ
るテンキーが操作されると、PMC用CPU18はステ
ップS43の判別処理でこれを逐次検出し、該入力数値
を手動データ入力装置29のバッファに数値列として順
次読み込むと共に、表示領域Eにバッファの値を表示す
る(ステップS44)。そして、データの入力を定義す
る入力キーがオペレータによって操作されると(ステッ
プS45)、PMC用CPU18はバッファの数値列を
検索対象データとして入力値記憶レジスタRCに格納し
(ステップS46)、手動データ入力装置29のバッフ
ァの記憶内容をクリアする(ステップS47)。
【0052】次いで、PMC用CPU18は、前記と同
様にSUB6の処理を実行して検索すべき指標の初期値
RBと最終値RTを求め、アドレス検索指標iに検索開
始の初期値RBを設定する。次いで、PMC用CPU1
8は図13に示すSUB7の処理に移行し、アドレス検
索指標iの値が検索すべきアドレスの最終値RTの値に
達しているか否かを判別し(ステップK1)、達してい
なければ、サンプリングデータ保存用ファイルのi,j
スポットおよびi+1,jスポットから駆動トルクTi
およびTi+1の値を読み込み(ステップS23よりj
=1)、検索対象データRCがTiとTi+1との間に
あるか否か、即ち、iのサンプリング時点とi+1のサ
ンプリング時点との間に検索対象データRCに対応する
駆動トルクが存在するか否かを判別する(ステップK
2)。そして、検索対象データRCがTiとTi+1と
の間になければ、PMC用CPU18は、指標iの値を
インクリメントし(ステップK3)、再びステップK1
の処理へと移行して、以下、検索対象データRCがTi
とTi+1との間となるアドレスiの値が検出される
か、もしくは、アドレス検索指標iの値が検索すべきア
ドレスの最終値RTの値に達するまでの間、前記と同様
の処理を繰り返し実行する。
【0053】検索対象データRCがTiとTi+1との
間となるアドレスiの値が検出された場合、即ち、ステ
ップK2の判別結果が真となった場合には、PMC用C
PU18は、ステップS7〜ステップS10に示す処理
と同等の処理により、横軸としてサンプリングの経過時
間が選択されている場合には横軸上のi・Δtの位置に
カーソルを移動表示し、また、横軸としてスクリュー位
置が選択されている場合には横軸上のSiの位置にカー
ソルを移動表示して、今回の処理で検出された検索対象
データRCに対応するグラフ上の位置を示し、サンプリ
ングデータ保存用ファイルのアドレスiに対応する各変
量データ、即ち、サンプリングデータ保存用ファイルの
アドレスiに記憶された検索対象データRCに対応する
駆動トルクの値Ti,スクリュー回転速度Ri,モータ
出力Hi,スクリュー後退速度Vi,背圧Pi,スクリ
ュー位置Siおよび計量混練り工程開始後の経過時間i
・Δtの各値をディスプレイ画面の数値データ表示領域
Dに表示する(ステップK4〜ステップK7)。
【0054】次いで、PMC用CPU18はオペレータ
による検索終了キーもしくはファンクションキーFq
(以下、次候補キーという)の操作を待つ待機状態に入
る(ステップK8〜ステップK9)。なお、検索終了キ
ーは、前述したように、検索モードの処理を終了させて
通常のサンプリングおよびグラフ表示のモードに復帰す
るためのファンクションキーであるが、SUB7のルー
チン内ではその機能が再定義され、次候補の検索を終了
させるための検索終了キーとして作用する。
【0055】ここで、オペレータが次候補キーを操作す
ると、PMC用CPU18はステップK3の処理へと移
行してアドレス検索指標iの値をインクリメントし、以
下、検索対象データRCがTiとTi+1との間となる
アドレスiの値が再び検出されるか、もしくは、アドレ
ス検索指標iの値がRTに達するまでの間、前記と同様
の処理を繰り返し実行する。そして、検索対象データR
CがTiとTi+1との間となるアドレスiの値が再び
検出された場合には、前記と同様にステップK4〜ステ
ップK7の処理を実行し、新たに検出されたアドレスi
の値に基いて検索対象データRCに対応する位置にカー
ソルを移動させ、各変量データの値を数値表示し、再
び、次候補キーもしくは次候補検索終了のための検索終
了キーの操作を待つ待機状態に入る。従って、同一の計
量混練り工程において駆動トルクがRCとなるサンプリ
ング周期が多数存在する場合であっても、オペレータは
スクリュー位置または経過時間毎に、その全てを検出す
ることが可能である。
【0056】次候補キーの操作により、駆動トルクがR
Cとなる全てのサンプリングデータの検索および表示処
理が終了してアドレス検索指標iの値が検索すべき最終
アドレスRTに達した場合、もしくは、RCに対応する
駆動トルクを有するサンプリングデータが記憶されてお
らず最初の検索処理でアドレス検索指標iの値がRTま
で自動的にインクリメントされた場合には、ディスプレ
イ画面上の数値表示およびカーソル表示位置が変動され
なくなるので、オペレータは検索終了キーを操作してS
UB7の処理を終了させる。SUB7の処理を終えたP
MC用CPU18は再びステップS14の処理へと移行
し、ステップS14〜ステップS22の判別処理により
オペレータのキー操作を待機する。
【0057】以上、検索項目を選択するための第1の入
力手段としてトルクキーが操作された場合を例にとって
(ステップS16)、検索すべきデータの種別を指定す
るための第2の入力手段、即ち、最大値キー(ステップ
S40),最小値キー(ステップS41),平均値キー
(ステップS42)の作用、および、選択された検索項
目に対して任意の数値データを設定して検索作業を行う
ために数値データを入力するデータ入力手段であるテン
キーと入力キー(ステップS43,ステップS45)の
作用について説明したが、検索項目を選択するための第
1の入力手段である他のファンクションキー、即ち、回
転速度キー(ステップS17),モータ出力キー(ステ
ップS18),後退速度キー(ステップS19),背圧
キー(ステップS20)が操作された場合も、第2の入
力手段および数値データ入力手段であるテンキーと入力
キーの機能は同様である。但し、操作された第1の入力
手段の種別によりアドレス検索指標jに設定される値が
異なるので(ステップS23〜ステップS27)、各処
理ルーチンで検索対象となる変量の種別が異なる(ステ
ップC2,C5,C6、ステップE2,E5,E6、ス
テップG2,G5、ステップK2参照)。
【0058】また、検索項目を選択するための第1の入
力手段であるスクリュー位置キーが操作された場合、ス
テップS21の判別処理でこの操作を検出したPMC用
CPU18は、数値データによって指定されるスクリュ
ー位置に対応する各種変量データを表示するため、図1
4に示すSUB8の処理を実行する。PMC用CPU1
8は、まず、図8におけるステップS43〜ステップS
47の処理と同様にしてステップV1〜ステップV5の
処理を実行し、オペレータが数値入力したスクリュー位
置の値を検索対象データとして入力値記憶レジスタRC
に記憶した後、アドレス検索指標iの値を0に初期化す
る(ステップV6)。次いで、PMC用CPU18は、
アドレス検索指標iの値がサンプリングデータ保存用フ
ァイルの最終記憶アドレスnの値に達しているか否かを
判別し(ステップV7)、達していなければ、アドレス
検索指標iの値に基いてサンプリングデータ保存用ファ
イルからスクリュー位置SiおよびSi+1の値を読み
込み、検索対象データRCがSiとSi+1との間にあ
るか否か、即ち、iのサンプリング時点とi+1のサン
プリング時点との間に検索対象データRCに対応するス
クリュー位置が存在するか否かを判別する(ステップV
8)。そして、検索対象データRCがSiとSi+1と
の間になければ、PMC用CPU18は指標iの値をイ
ンクリメントし(ステップV9)、再びステップV7の
処理へと移行して、以下、検索対象データRCがSiと
Si+1との間となるアドレスiの値が検出されるか、
もしくは、アドレス検索指標iの値が検索すべきアドレ
スの最終値nの値に達するまでの間、前記と同様の処理
を繰り返し実行する。
【0059】検索対象データRCがSiとSi+1との
間となるアドレスiの値が検出された場合、即ち、ステ
ップV8の判別結果が真となった場合には、PMC用C
PU18は、ステップS7〜ステップS10に示す処理
と同等の処理により、横軸としてサンプリングの経過時
間が選択されている場合には横軸上のi・Δtの位置に
カーソルを移動表示し、また、横軸としてスクリュー位
置が選択されている場合には横軸上のSiの位置にカー
ソルを移動表示して検索対象データRCに対応するグラ
フ上の位置を示し、サンプリングデータ保存用ファイル
のアドレスiに対応する各変量データ、即ち、サンプリ
ングデータ保存用ファイルのアドレスiに記憶された駆
動トルクの値Ti,スクリュー回転速度Ri,モータ出
力Hi,スクリュー後退速度Vi,背圧Pi,検索対象
データRCに対応するスクリュー位置Siおよび計量混
練り工程開始後の経過時間i・Δtの各値をディスプレ
イ画面の数値データ表示領域Dに表示する(ステップV
10〜ステップV13)。
【0060】また、アドレス検索指標iの値がnに達し
ても検索対象データRCがSiとSi+1との間となる
アドレスiの値が検出されない場合には、検索対象デー
タとして入力されたスクリュー位置にまでスクリューが
後退していないことを意味するので、この場合、PMC
用CPU18は“スクリューが入力位置まで後退してい
ません”等のアラームメッセージをディスプレイ画面に
表示する(ステップV14)。
【0061】SUB8の処理を終えたPMC用CPU1
8は再びステップS14の処理へと移行し、ステップS
14〜ステップS22の判別処理によりオペレータのキ
ー操作を待機することとなる。
【0062】そして、カーソルによる位置指定や検索項
目および最大最小等のデータの種別もしくは任意の数値
データ入力による位置指定操作によりディスプレイ画面
上のグラフから所望する数値データを抽出したオペレー
タが検索終了キーを操作して検索モードの終了を宣言す
ると、PMC用CPU18はステップS22の判別処理
でこの操作を検出し、検索方法を選択するためのキー操
作を待つ待機状態を抜けて再びステップS4の判別処理
へと移行し、以下、画面切替キーの操作によりモニタ処
理が中止されるか、または、再びデータ検索キーが操作
されて検索モードの開始が宣言されるまでの間、既に説
明したステップS13の処理により、変量データのサン
プリングおよびグラフ表示に関する処理を繰り返し実行
する。
【0063】
【発明の効果】本発明の射出成形機のモニタ装置によれ
ば、計量混練り工程における変量の推移を示すグラフに
対してグラフ上の位置を指定するだけで該指定位置に対
応する各種記憶変量の値をディスプレイ画面上に数値表
示させることができるので、計量混練り時における樹脂
の可塑化現象や計量混練り条件と成形品との対応関係を
詳細に把握することができ、計量混練り条件の設定操作
が容易となる。
【0064】また、位置指定手段には、グラフ上でカー
ソルを移動させて位置を指定するための手段が設けられ
ているので、オペレータはグラフを見ながらグラフ上の
所望位置を容易に指定することができる。
【0065】更に、計量用モータのモータトルク,モー
タ出力,スクリュー回転速度,スクリュー後退速度等の
項目を入力するための第1の入力手段と、入力項目に対
して検索すべきデータの種別を指定するための第2の入
力手段とを設け、項目およびデータ種別の指定によりグ
ラフ上の位置を求めて自動的に位置指定を行うようにし
たので、モータトルクの最大値や最小値および平均値等
を始め、未知の変量に対応する各種変量データを検索す
る場合でも、項目およびデータ種別を選択入力するだけ
で各種変量の数値データとこれに対応するグラフ上の位
置を簡単に確認することができる。
【0066】また、一変量の数値データ入力に基いてグ
ラフ上の所望位置にカーソルを移動させることにより該
位置に対応する各種変量の数値データを表示させること
ができるので、変量データの一部が既知である場合に
は、既知データの数値入力操作を行うだけで、これに対
応するグラフ上の位置と他の変量データの全てを適確か
つ迅速に確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のモニタ装置および該モニタ
装置を取り付けた射出成形機の要部を示すブロック図で
ある。
【図2】同実施例のモニタ装置におけるファイル手段の
構成を概念的に示す図である。
【図3】同実施例のモニタ装置によるモニタ表示処理の
概略を示すフローチャートである。
【図4】モニタ表示処理の概略を示すフローチャートの
続きである。
【図5】モニタ表示処理の一部を示すフローチャートで
ある。
【図6】モニタ表示処理の一部を示すフローチャートで
ある。
【図7】モニタ表示処理の一部を示すフローチャートで
ある。
【図8】モニタ表示処理の一部を示すフローチャートで
ある。
【図9】モニタ表示処理の一部を示すフローチャートで
ある。
【図10】モニタ表示処理の一部を示すフローチャート
である。
【図11】モニタ表示処理の一部を示すフローチャート
である。
【図12】モニタ表示処理の一部を示すフローチャート
である。
【図13】モニタ表示処理の一部を示すフローチャート
である。
【図14】モニタ表示処理の一部を示すフローチャート
である。
【図15】同実施例のモニタ装置のディスプレイ画面の
表示例を示す図である。
【符号の説明】
1 射出シリンダ 2 スクリュー 4 圧力検出器 12 RAM 13 ROM 14 RAM 16 A/D変換器 17 圧力モニタ用CPU 18 PMC用CPU 22 バス 24 不揮発性メモリ 26 CRT表示回路 29 ディスプレイ付手動データ入力装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井上 幸三 山梨県南都留郡忍野村忍草字古馬場3580番 地 ファナック株式会社内 (72)発明者 平賀 薫 山梨県南都留郡忍野村忍草字古馬場3580番 地 ファナック株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 計量混練り工程において変化する変量を
    所定周期毎に検出して記憶するサンプリング手段と、該
    サンプリング手段により取得された前記変量の推移をデ
    ィスプレイ画面にグラフ表示するグラフ表示手段と、前
    記ディスプレイ画面上に表示されたグラフ上の位置を指
    定入力する位置指定手段と、該位置指定手段により入力
    された位置における記憶変量の値を前記ディスプレイ画
    面上に数値表示する表示制御手段とを備えた射出成形機
    のモニタ装置。
  2. 【請求項2】 前記位置指定手段はディスプレイ画面上
    のカーソルを連続的に移動表示させ、該カーソル位置に
    より位置指定を行うものである請求項1記載の射出成形
    機のモニタ装置。
  3. 【請求項3】 前記位置指定手段は計量用モータのモー
    タトルク,スクリュー回転速度,モータ出力,スクリュ
    ー後退速度,背圧のうち1以上の項目を入力する第1の
    入力手段と、前記入力項目に対応して最大値,最小値ま
    たは平均値の項目を入力する第2の入力手段と、第1,
    第2の入力手段で特定されるグラフ上の位置を求める手
    段とを含む請求項1または請求項2記載の射出成形機の
    モニタ装置。
  4. 【請求項4】 前記表示制御手段は前記位置指定手段に
    より指定され、かつ、求められた記憶変量の平均値の位
    置を前記ディスプレイ画面上に直線でグラフ表示する表
    示手段を含む請求項3記載の射出成形機のモニタ装置。
  5. 【請求項5】 前記変量はスクリュー位置,計量用モー
    タのモータトルク,スクリュー回転速度,モータ出力,
    スクリュー後退速度,背圧のうち1以上である請求項
    1,請求項2,請求項3または請求項4記載の射出成形
    機のモニタ装置。
  6. 【請求項6】 前記表示制御手段は、位置指定手段によ
    り特定されたグラフ上の位置にカーソルを表示するもの
    である請求項1記載の射出成形機のモニタ装置。
  7. 【請求項7】 前記位置指定手段は位置指定のための数
    値データを入力するデータ入力手段を備え、前記表示制
    御手段は前記データ入力手段から入力された数値データ
    に対応する記憶変量の全てのデータを数値表示するもの
    である請求項1,請求項2,請求項3,請求項4,請求
    項5または請求項6記載の射出成形機のモニタ装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009137083A (ja) * 2007-12-04 2009-06-25 Sumitomo Heavy Ind Ltd 射出成形機の温度表示装置
US9733635B2 (en) 2014-11-13 2017-08-15 Toshiba Kikai Kabushiki Kaisha Electric machine and display method
WO2022259418A1 (ja) * 2021-06-09 2022-12-15 三菱電機株式会社 パラメータ調整装置、工作機械システムおよびパラメータ調整方法

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