JP3280792B2 - 射出成形機におけるリザーバ内圧調整装置 - Google Patents

射出成形機におけるリザーバ内圧調整装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、射出成形機におけるリ
ザーバ内圧調整装置に関する。
【0002】
【従来の技術】スクリューの計量回転により射出シリン
ダ先端に貯溜される樹脂の内圧、即ち、リザーバ内圧
は、当該計量工程以降の数サイクルに亘る射出保圧動作
に大きな影響を与える。このため、でき得る限り、各計
量工程毎スクリュー位置に応じてリザーバ内圧を一定の
値に保持することが望ましい。
【0003】このような目的を達成するため、射出シリ
ンダ内の先端部に圧力検出器を配備し、直接リザーバ内
圧を検出することにより、スクリューに与える推力をク
ローズドループ制御するようにした射出成形機が提案さ
れている。しかし、圧力検出器の取り付けに関する構成
が複雑になったり、また、圧力検出器が樹脂の高温に直
に晒されるため、故障や劣化が生じ易いといった問題が
あった。
【0004】このような状況が考慮された結果、現在で
は、スクリューを軸方向に駆動する駆動源とスクリュー
との間、例えば、スクリューの基部等に圧力検出器を配
備し、この圧力検出器によって検出されたスクリュー反
力をリザーバ内圧として検知し、該スクリュー反力に基
いてスクリューの後退速度やスクリュー回転数を制御し
て背圧制御を行い、各計量工程毎リザーバ内圧をスクリ
ュー位置に対応して一定の値に保持しようとするのが一
般的である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、スクリューに
全体として作用する反力は、実際には、計量に必要とさ
れる射出シリンダ内の樹脂の搬送や可塑化に伴ってスク
リューに作用する反計量方向への反力と純粋なリザーバ
内圧によって生じるスクリュ後退力とを合わせた値であ
り、スクリュー全体に作用する反力を圧力検出器で一括
して検出したとしてもリザーバ内圧を検出したことには
ならない。射出シリンダ内の樹脂の搬送や可塑化に伴っ
てスクリューに作用する反計量方向への反力は、例え
ば、ペレットがバージンペレットであるか再生材である
かとかいった可塑化の容易性、および、ペレットの大き
さや外形の相違といった性状の違い等の外乱によって様
々に変化する。
【0006】ここで、スクリューに全体として作用する
反力をFa、リザーバ内圧によって生じるスクリュ後退
力をFb、外乱によって変動しスクリューに対して反計
量方向に作用するスクリュー反力をFcとすれば、Fa
=Fb+Fcということになるが、リザーバ内圧によっ
て生じるスクリュ後退力Fbを一定に保持するためにス
クリューに所定の反力Faを与えたとしても、リザーバ
内圧によって生じるスクリュ後退力Fbがスクリュー位
置に対応した一定の値に保持されるといった保証はな
い。リザーバ内圧によって生じるスクリュ後退力Fbが
低くなったとしても外乱の影響を受ける反計量方向への
スクリュー反力Fcが増大していればFa=Fb+Fc
の条件が満たされ、また、リザーバ内圧によって生じる
スクリュ後退力Fbが高くなったとしても反計量方向へ
のスクリュー反力Fcが減少していればFa=Fb+F
cの条件が満たされてしまい、全体の反力Faの大きさ
のみではリザーバ内圧によって生じるスクリュ後退力F
bの値が特定されないからである。 Fa=Fb+Fc の両辺をスクリュ断面積Aで割ると、 Fa/A=Fb/A+Fc/A となる。ここで、Fa/Aが背圧であり、Fb/Aがリ
ザーバ内圧である。
【0007】本発明の目的は、前記従来技術の欠点を解
消し、リザーバ内圧を直接検出する圧力検出器を設ける
必要がなく、しかも、リザーバ内圧をスクリュー位置に
応じて一定の値に保持することが可能な射出成形機にお
けるリザーバ内圧調整装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、定された背
圧およびスクリュー回転速度でスクリューを駆動して計
量工程を行うようにした射出成形機において、計量工程
におけるスクリュー回 転トルクを検出する検出手段と、
該検出手段で検出したスクリュー回転トルクをスクリュ
ー位置に対応させて射出成形機の制御装置に予め設定記
憶する記憶手段と、該記憶手段に予め設定記憶されたス
クリュー回転トルクと前記検出手段で検出したスクリュ
ー回転トルクとの偏差を求め、該偏差に基いて背圧を制
御する手段とを備えたリザーバ内圧調整装置を設けるこ
とにより、前記目的を達成した。
【0009】また、計量工程におけるスクリュー回転ト
ルクを検出する検出手段と、スクリュー回転トルクによ
って生じるスクリュー反力とスクリュー回転トルクとの
関係を示す関数、ならびに、リザーバ内圧とスクリュー
位置との関係を射出成形機の制御装置に予め設定記憶す
る記憶手段と、前記検出手段で検出したスクリュー回転
トルクと前記関数に基いてスクリュー反力を求める手段
と、該求めたスクリュー反力と前記記憶手段に予め設定
記憶されたスクリュー位置とリザーバ内圧との関係から
求めたスクリュー後退力との和を計量中のスクリュー後
退力として出力する手段とを備えたリザーバ内圧調整装
置によって前記と同様の目的を達成した。
【0010】一実施態様としてのリザーバ内圧調整装置
では、スクリュー回転トルクによって生じるスクリュー
反力とスクリュー回転トルクとの関係を示す関数を比例
式として射出成形機の制御装置に設定記憶する。
【0011】
【作用】スクリューに全体として作用する反力Faは、
リザーバ内圧によって生じるスクリュ後退力Fbと計量
に必要とされる射出シリンダ内の樹脂の搬送や可塑化に
伴ってスクリューに作用する反計量方向への反力Fcと
の和である。このうち、Fcの値は外乱の影響を受ける
が、Fa=Fb+Fcの関係は外乱の影響に関わりなく
常に成立する。そして、スクリューに作用する反計量方
向への反力Fcはスクリューの計量回転による樹脂の搬
送や可塑化に伴って生じるものであり、スクリューの回
転トルクTrが大きければFcの値が大きくなり、ま
た、スクリューの回転トルクTrが小さければFcの値
も小さくなるというほぼ比例の関係、即ち、Fc=a・
Trの関係にある。
【0012】従って、良品成形時の計量工程の或る段階
のスクリュー位置Siでスクリューに全体として作用す
る反力をFai、このときのリザーバ内圧によって生じ
るスクリュ後退力をFbi、反計量方向への反力をFc
i、スクリュー回転トルクをTriとすれば、 Fai=Fbi+Fci =Fbi+a・Tri の関係が成り立つ。もし、このときスクリューの回転ト
ルクがTrnとなって、基準となるスクリュー回転トル
クTriとの間に(Tri−Trn)のトルク偏差が生
じていたとすれば、このときに生じる反計量方向への反
力Fcnはa・Trnであるから、基準となる反計量方
向への反力Fciとの間にFci−Fcn=a・(Tr
i−Trn)の圧力偏差が生じることを意味し、リザー
バ内圧によって生じるスクリュ後退力を基準の値Fbi
に保持するためには、スクリューに全体として作用する
反力を支える力をFaiからFai−a・(Tri−T
rn)に補正してやらなければならない。
【0013】そこで本発明では、スクリュー位置に対応
して設定された背圧Faiおよびスクリュー回転速度で
スクリューを駆動して計量工程を行うようにした射出成
形機において、良品成形時の計量工程におけるスクリュ
ー回転トルクTriをスクリュー位置に対応させて射出
成形機の制御装置に予め設定記憶しておき、計量工程に
おいてスクリュー回転トルクの現在値Trnを逐次検出
し、現スクリュー位置に対応して射出成形機の制御装置
に予め設定記憶されたスクリュー回転トルクTriと前
記スクリュー回転トルクの現在値Trnとの偏差を求
め、該トルク偏差(Tri−Trn)に基いて前記設定
背圧をFaiからFai−a・(Tri−Trn)に変
化させることにより、リザーバ内圧によって生じるスク
リュ後退力Fbiを安定させる。
【0014】つまり、スクリュー回転トルクの現在値T
rnが現スクリュー位置Siに対応して射出成形機の制
御装置に予め設定記憶されたスクリュー回転トルクTr
iよりも大きければ、スクリュー背圧を設定背圧Fai
からFai−a・(Tri−Trn)に増やすことによ
りリザーバ内圧によって生じるスクリュ後退力Fbiを
所定値に保持し、また、スクリュー回転トルクの現在値
Trnが現スクリュー位置に対応して射出成形機の制御
装置に予め設定記憶されたスクリュー回転トルクTri
よりも小さければ、スクリュー背圧を設定背圧Faiか
らFai−a・(Tri−Trn)に減らすことにより
リザーバ内圧によって生じるスクリュ後退力Fbiを所
定値に保持する。
【0015】また、スクリュー位置Si毎の理想のリザ
ーバ内圧によって生じるスクリュ後退力Fbiを射出成
形機の制御装置に直接設定し、各位置毎のリザーバ内圧
によって生じるスクリュ後退力Fbiと、各位置で実際
に検出されるスクリュー回転トルクTrn、および、ス
クリュー回転トルクTrnによって生じるスクリュー反
力Fcnとスクリュー回転トルクTrnとの関係を示す
関数Fcn=a・Trnにより、Fai=Fbi+a・
Trnの値を求め、この値Faiをスクリュー全体に与
える背圧指令として出力することにより、リザーバ内圧
によって生じるスクリュ後退力Fbiを目標値に保持す
る。
【0016】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は本発明によるリザーバ内圧調整装置を用
た一実施例の射出成形機の要部を示すブロック図で、符
号1は射出成形機の射出シリンダ、符号2はスクリュー
である。スクリュー2は、駆動源の軸回転を射出軸方向
の直線運動に変換するための駆動変換機5を介して駆動
源である射出用サーボモータM1により射出軸方向に駆
動され、また、歯車機構3を介してスクリュー回転用サ
ーボモータM2により計量回転される。射出用サーボモ
ータM1にはスクリュー2の位置や移動速度を検出する
ためのパルスコーダP1が配備され、また、スクリュー
回転用サーボモータM2には、スクリュー2の回転速度
を検出するための速度検出器P2が配備されている。そ
して、スクリュー2の基部には圧力検出器4が設けら
れ、スクリュー2の軸方向に作用する反力、つまり、射
出保圧工程における射出保圧圧力や計量工程におけるス
クリュー背圧等が検出されるようになっている。
【0017】但し、スクリュ2の軸方向に作用する反力
とは、リザーバ内圧によって生じるスクリュ後退力Fb
そのものではなく、計量に必要とされる射出シリンダ1
内の樹脂の搬送や可塑化に伴ってスクリュー2に作用す
る反計量方向への反力Fcと、純粋なリザーバ内圧によ
って生じるスクリュ後退力Fbとを合わせた値である。
このうち、リザーバ内圧によって生じるスクリュ後退力
Fbとは、射出シリンダ1におけるリザーバの内圧、即
ち、計量工程において、射出シリンダ1の先端とスクリ
ュー2の先端との間に形成された空間を満たす樹脂の内
圧によって生じるスクリュ後退力であって、この圧力は
スクリュー2の先端に反力として直接作用する。また、
反力Fcは、射出シリンダ1内における樹脂の搬送や可
塑化に伴ってスクリュー2のフライト部に作用する反計
量方向への反力であり、例えば、スクリュー2の計量回
転によって射出シリンダ1の先端に送り込まれる溶融樹
脂の粘性や移送抵抗等の反力として発生し、Fcの大き
さ自体は、例えば、ペレットがバージンペレットである
か再生材であるかとかいった可塑化の容易性、および、
ペレットの大きさや外形の相違といった性状の違い等の
外乱により、様々に変化する。このため、従来の背圧制
装置のように、スクリュー2に作用する全体的な反
力、即ち、スクリュー背圧であるところのFa=Fb+
Fcの値を圧力検出器4により検出し、Faの値自体を
一定に保つようにスクリュー2の推力を制御したとして
も、Fcの値が変動可能である以上、Fbの値が一定に
保たれるといった保証は得られない。
【0018】射出成形機の制御装置10は、数値制御用
のマイクロプロセッサであるCNC用CPU25、プロ
グラマブルマシンコントローラ用のマイクロプロセッサ
であるPMC用CPU18、サーボ制御用のマイクロプ
ロセッサであるサーボCPU20、および、A/D変換
器16を介して射出保圧圧力やスクリュー背圧Faのサ
ンプリング処理等を行うための圧力モニタ用CPU17
を有し、バス22を介して相互の入出力を選択すること
により各マイクロプロセッサ間での情報伝達が行えるよ
うになっている。
【0019】PMC用CPU18には、射出成形機のシ
ーケンス動作を制御するシーケンスプログラムやリザー
バ内圧の安定化制御を行うためのプログラム等を記憶し
たROM13および演算データの一時記憶等に用いられ
るRAM14が接続され、また、CNC用CPU25に
は射出成形機の各軸を制御するプログラム等を記憶した
ROM27および演算データの一時記憶等に用いられる
RAM28が接続されている。
【0020】そして、サーボCPU20および圧力モニ
タ用CPU17の各々には、サーボ制御専用の制御プロ
グラムを格納したROM21やデータの一時記憶に用い
られるRAM19、および、圧力データ等を得るための
サンプリング処理に関する制御プログラムを格納したR
OM11やデータの一時記憶に用いられるRAM12が
接続されている。更に、サーボCPU20には、該CP
U20からの指令に基いて型締め用,エジェクタ用(図
示せず)および射出用,スクリュー回転用等の各軸のサ
ーボモータを駆動するサーボアンプ15が接続され、射
出用サーボモータM1に配備したパルスコーダP1およ
びスクリュー回転用サーボモータM2に配備した速度検
出器P2からの出力の各々がサーボCPU20に帰還さ
れ、パルスコーダP1からのフィードバックパルスに基
いてサーボCPU20により算出されたスクリュー2の
現在位置や移動速度、速度検出器P2で検出されたスク
リュー2の回転速度の現在値が、メモリ19の現在位置
記憶レジスタ、現在速度記憶レジスタの各々に記憶され
る。
【0021】インターフェイス23は射出成形機の各部
に配備したリミットスイッチや操作盤からの信号を受信
したり射出成形機の周辺機器等に各種の指令を伝達した
りするための入出力インターフェイスである。ディスプ
レイ付手動データ入力装置29はCRT表示回路26を
介してバス22に接続され、射出保圧圧力およびスクリ
ュー回転トルク等のモニタ表示画面や機能メニューの選
択および各種データの入力操作等が行えるようになって
おり、数値データ入力用のテンキーおよび各種のファン
クションキー等が設けられている。
【0022】不揮発性メモリ24は射出成形作業に関す
る成形条件(射出保圧条件,計量条件等)と各種設定
値,パラメータ,マクロ変数等を記憶する成形データ保
存用のメモリであり、計量条件としてはスクリュー位置
Siに対応した設定背圧Faiやスクリュー回転速度の
値が必要に応じて記憶される。
【0023】以上の構成により、CNC用CPU25が
ROM27の制御プログラムに基いて各軸のサーボモー
タに対してパルス分配を行い、サーボCPU20は各軸
に対してパルス分配された移動指令とパルスコーダP
1,速度検出器P2等の検出器で検出された位置のフィ
ードバック信号および速度のフィードバック信号に基い
て、従来と同様に位置ループ制御,速度ループ制御さら
には電流ループ制御等のサーボ制御を行い、いわゆるデ
ィジタルサーボ処理を実行する。
【0024】また、計量工程においてサーボCPU20
を介して検出されるスクリュー位置やスクリュー回転ト
ルクの現在値は所定のサンプリング周期Δt毎にPMC
用CPU18に取り込まれ、スクリュー位置Siとスク
リュー回転トルクTriとの関係が計量開始時点からの
経過時間を基準として、図2に示されるような不揮発性
メモリ24のスクリュー回転トルク波形記憶ファイル
に、各成形サイクル毎更新記憶されてゆく。なお、設定
背圧Faiに関しては便宜的に図2のファイルに記載し
ているに過ぎず、スクリュー回転速度等の他の計量条件
と共に別のファイルに記憶してもよい。トルク波形記憶
ファイルにおけるアドレスは実質的に計量開始後のサン
プリングの実行回数に対応し、例えば、アドレスiのス
クリュー位置Siは計量開始後i・Δtの時点における
スクリュー位置であり、また、スクリュー回転トルクT
riは計量開始後i・Δtの時点におけるスクリュー回
転用サーボモータM2の駆動電流の検出値または指令
値、即ち、スクリュー回転トルクTriである。トルク
波形記憶ファイルには、直前に実行された計量工程にお
けるスクリュー位置とスクリュー回転トルクとの関係が
保持されるのが普通であるが、数回の計量工程、例え
ば、直前に実行された数回の計量工程における各サンプ
リング時毎のスクリュー位置やスクリュー回転トルクの
平均を求め、1計量工程完了毎にトルク波形記憶ファイ
ルにその平均値を更新記憶させるようにしてもよい。ま
た、所望する計量工程のデータ、例えば、良品が連続成
形されたときの数回の計量工程のデータの平均値等をト
ルク波形記憶ファイルから不揮発性メモリ24内のトル
ク波形保存ファイルに転送して保存しておくことも可能
である。トルク波形保存ファイルの内容に対しては計量
工程毎の自動書き替え操作は行われないが、そのファイ
ル構成自体は前述のトルク波形記憶ファイルと全く同様
である。
【0025】計量工程においてリザーバ内圧の安定化制
御を行う場合、基準となるスクリュー回転トルクの波形
は、予め、スクリュー位置に対応させて前述のトルク波
形保存ファイルに保存しておく。
【0026】図3はスクリュー回転トルクのモニタ表示
画面を手動データ入力装置29のディスプレイに表示さ
せたときの状態を一例で示す概念図である。スクリュー
回転トルクのモニタ表示画面には、まず、スクリュー位
置を横軸S、また、スクリュー回転トルクを縦軸Trと
して、オペレータの選択により、トルク波形記憶ファイ
ルもしくはトルク波形保存ファイルのいずれか一方に記
憶されているスクリュー位置Siとスクリュー回転トル
クTriとの関係を示す線図TrSがグラフィック表示
される。なお、トルク波形保存ファイルを選択して表示
を行わせた場合には線図TrSの表示状態が常に固定的
となるが、連続成形作業中にトルク波形記憶ファイルを
選択して表示を行わせる際には、更に、線図TrSの表
示態様として、1計量工程完了毎の自動書き替えもしく
は重ね書きを選択することができる。
【0027】また、トルク波形保存ファイルに保存され
たデータを図3のようにしてディスプレイに表示させた
状態でカーソル移動キー等を操作し、適宜の設定作業を
行うことにより、所望する部分に対してのみリザーバ内
圧の安定化制御を行うべき区間を設定することができ
る。
【0028】この場合、制御区間の設定作業を行うオペ
レータが手動データ入力装置29のカーソル右移動キー
またはカーソル左移動キーを操作すると、PMC用CP
U18はカーソル移動キーの操作に応じてアドレス検索
指標iの値をインクリメントまたはディクリメントし、
トルク波形保存ファイルのアドレスiからスクリュー位
置Siとスクリュー回転トルクTriの値を読み込み、
図3に示すようなスクリュー回転トルクのモニタ表示画
面の(横軸S,縦軸Tr)における(Si,Tri)ス
ポットにカーソルを表示する。結果的に、カーソルはカ
ーソル右移動キーの操作に応じて線図TrSに沿って右
方向に移動し、また、カーソル左移動キーの操作に応じ
て線図TrSに沿って左方向に移動することになる。
【0029】そこで、リザーバ内圧の安定化制御を行う
べき区間を決めたオペレータは、まず、そのスクリュー
位置区間の始点Pにカーソルを移動させて手動データ入
力装置29の始点定義キーを操作し、その時のアドレス
検索指標iの値を不揮発性メモリ24に制御区間の始点
アドレスPとして記憶させ、更に、そのスクリュー位置
区間の終点Qにカーソルを移動させて手動データ入力装
置29の終点定義キーを操作し、その時のアドレス検索
指標iの値を不揮発性メモリ24に制御区間の終点アド
レスQとして記憶させる。
【0030】図4は、設定背圧にスクリュ断面積をかけ
た値Faiとスクリュー位置Siとの関係を示す線図F
aS、リザーバ内圧によって生じるスクリュ後退力Fb
iとスクリュー位置Siとの関係を示す線図FbS、お
よび、変動要素である反力Fciとスクリュー位置Si
との関係を示す線図FcSにより、各スクリュー位置S
iにおける背圧を設定値Fai/A(A:スクリュ断面
積)に保って良品が連続成形されたときの数回の計量工
程のデータの平均値の一例を示す概念図である。このう
ち反力Fciの値は、前述したFci=a・Triの関
係式に基いて図2のトルク波形保存ファイルのスクリュ
ー回転トルクTriにより求めた計算値であり、また、
リザーバ内圧によって生じるスクリュ後退力Fbiの値
は、Fai=Fbi+Fciの関係式にFaiの設定値
およびFciの計算値を代入して得た計算値である。
【0031】この状態で良品が成形されているのであれ
ば、実質的なリザーバ内圧によって生じるスクリュ後退
力Fbiの値は、以降の計量工程においても、スクリュ
ー位置Siに対応して図4の線図FbSに沿って変化す
ることが望ましく、でき得る限り、この波形FbSを再
現する必要がある。しかし、既に説明した通り、後の計
量工程においては様々な外乱要因により反力Fciの値
が変動する可能性があるため、設定背圧Fai/Aを所
定値に保持しただけではリザーバ内圧によって生じるス
クリュ後退力Fbiの値を図4における〔Fai−Fc
i〕の値に保持することはできない。
【0032】つまり、後の計量工程においてスクリュー
回転トルクがTriとなるべきスクリュー位置Siにお
いて該スクリュー回転トルクの値がTrnとなり、基準
となるスクリュー回転トルクTriとの間に〔Tri−
Trn〕のトルク偏差が生じたとすれば、このときに生
じる反計量方向への反力Fcnはa・Trnであるか
ら、基準となる反計量方向への反力Fciとの間に〔F
ci−Fcn〕=a・(Tri−Trn)の圧力偏差ε
が生じることを意味し、リザーバ内圧によって生じるス
クリュ後退力を基準の値Fbiに保持するためには、ス
クリュー背圧の値を良品成形時の基準値Faiから〔F
ai−ε〕、即ち、〔Fai−a・(Tri−Tr
n)〕に補正してやらなければならない。なお、図4で
はFcn<Fci、即ち、Trn<Triの偏差εの場
合について示しており、スクリュー位置Siにおける背
圧の値を基準背圧Faiから〔Fai−ε〕に減らすこ
とによりリザーバ内圧によって生じるスクリュ後退力が
基準の値Fbiに保持される例であり、いうまでもな
く、Trn>Triであればε=〔a・(Tri−Tr
n)〕は全体として負の値であって、スクリュー位置S
iにおける背圧の値を基準背圧Faiから〔Fai−
ε〕に増やすことによりリザーバ内圧によって生じるス
クリュ後退力が基準の値Fbiに保持されることにな
る。
【0033】図6は本発明の実施例で採用されたリザー
バ内圧安定化処理の概略を示すフローチャートであり、
各成形サイクルにおける計量工程が実行される間、RO
M13の制御プログラムに基き、PMC用CPU18に
より所定周期毎に繰り返し実行される。
【0034】そこで、所定周期毎のリザーバ内圧安定化
処理を開始したPMC用CPU18は、まず、サーボC
PU20を介してスクリュー2の現在位置Sを読み込み
(ステップa1)、不揮発性メモリ24のトルク波形保
存ファイルのアドレスPおよびアドレスQを参照し、ト
ルク波形保存ファイルに記憶された制御区間SP〜SQ
の間にスクリュー現在位置Sがあるか否かを判別する
(ステップa2)。
【0035】スクリュー現在位置Sが制御区間SP〜S
Qの間になければ(ステップa2の判別結果が偽)、P
MC用CPU18は、従来と同様の計量制御、即ち、現
スクリュー位置Sに対応して不揮発性メモリ24に設定
記憶された基準設定背圧Fai(但し、iは現スクリュ
ー位置に対応するアドレスの値である)やスクリュー回
転速度に基いてサーボCPU20に背圧指令およびスク
リュー回転速度指令を出力し、射出用サーボモータM1
およびスクリュー回転用サーボモータM2を駆動制御し
て通常の計量制御を行わせ(ステップa9)、この周期
のリザーバ内圧安定化処理を終える。
【0036】また、スクリュー現在位置Sが制御区間S
P〜SQの間にあれば(ステップa2の判別結果が
真)、PMC用CPU18は、制御区間の始点に対応す
るアドレスPをアドレス検索指標iにセットし(ステッ
プa3)、トルク波形保存ファイルからスクリュー位置
Siおよびスクリュー位置Si+1を読み、スクリュー
現在位置Sがこの分割区間Si〜Si+1の間に含まれ
ているか否かを判別する(ステップa4)。
【0037】そして、スクリュー現在位置Sがこの分割
区間Si〜Si+1の間に含まれていなければ、PMC
用CPU18は、スクリュー現在位置Sを含む分割区間
Si〜Si+1が検出されるまでの間、アドレス検索指
標iの値を順次インクリメントし(ステップa5)、前
記と同様の処理を繰り返し実行してスクリュー現在位置
Sを含む分割区間Si〜Si+1を検出し(ステップa
4)、そのときのアドレス検索指標iの値に基いてリザ
ーバ内圧安定化のための計量制御を開始することとな
る。
【0038】リザーバ内圧安定化のための計量制御を開
始したPMC用CPU18は、まず、サーボCPU20
を介してスクリュー回転トルクの現在値Trnを読み込
むと共に、スクリュー現在位置Sを含む分割区間Si〜
Si+1に対して予め設定記憶されたスクリュー回転ト
ルクの基準値Triの値をアドレス検索指標iの値に基
いてトルク波形保存ファイルから読み込み(ステップa
6)、前述した計算式〔a・(Tri−Trn)〕によ
り基準となる反計量方向への反力Fciと実際の反力F
cnとの間の圧力偏差εを求める(ステップa7)。な
お、基準となる反力Fci自体は計算過程における理論
上の要素に過ぎないので、この実施例では図4に示され
るような全ての波形は記憶せず、現時点におけるスクリ
ュー回転トルクTrnと現スクリュー位置に対応してト
ルク波形保存ファイルに記憶されたスクリュー回転トル
クの基準値Tri、および、実験により求めた定数aに
基いて、その都度、εを求めるための計算を行ってい
る。
【0039】圧力偏差εを求めたPMC用CPU18
は、次いで、スクリュー現在位置Sを含む分割区間Si
〜Si+1に対して予め設定記憶された背圧の基準設定
値Faiに−εの補正を加え、補正された背圧〔Fai
−ε〕の背圧指令および予め決められたスクリュー回転
速度指令の値をサーボCPU20に出力し、スクリュー
反力の現在値Fcnの変化によって生じるリザーバ内圧
によって生じるスクリュ後退力の変動を補償して、該リ
ザーバ内圧によって生じるスクリュ後退力を良品成形時
の理想値Fbiに保持すべく射出用サーボモータM1を
駆動して背圧を制御し(ステップa8)、この周期のリ
ザーバ内圧安定化処理を終える。
【0040】以下、PMC用CPU18は、その時点に
おけるスクリュー現在位置Sが制御区間SP〜SQの間
にあるか否かにより、計量工程が完了するまでの間、前
記と同様にして通常の計量制御、もしくは、リザーバ内
圧安定化のための計量制御を繰り返し実行する。
【0041】既に説明した通り、スクリュー反力の現在
値Fcnの増大に応じて背圧指令の値が増大し、また、
スクリュー反力の現在値Fcnの減少に応じて背圧指令
の値が減少する結果、外乱によるスクリュー反力Fcn
の変動は吸収され、リザーバ内圧によって生じるスクリ
ュ後退力はそのスクリュー位置Siに応じた理想的な値
Fbiに保持される。
【0042】以上、一実施例として、実際に生じている
反計量方向への反力Fcnと基準となる反計量方向への
反力Fciとの間の圧力偏差εに基いて基準の設定背圧
Faiに補正をかける場合について説明したが、実際の
リザーバ内圧によって生じるスクリュ後退力Fbnと基
準となるリザーバ内圧によって生じるスクリュ後退力F
biとの間の圧力偏差αに基いて演算を行っても、最終
的な演算結果は前記と全く同様である。
【0043】 即ち、α=Fbi−Fbn =Fbi−(Fai−Fcn) =Fbi−(Fai−a・Trn) =(Fai−a・Tri)−(Fai−a・Trn) =−a・(Tri−Trn) =−ε となるからであり、ここで符号が反転するのは、反計量
方向への反力Fcnが基準となる反計量方向への反力F
ciを基準として増大した場合には実際のリザーバ内圧
によって生じるスクリュ後退力Fbnが減少するので背
圧指令の値を増大させるが(Fcn>Fciで背圧を増
大させる方向に補正)、基準となるリザーバ内圧によっ
て生じるスクリュ後退力Fbiに対してリザーバ内圧に
よって生じるスクリュ後退力Fbnが増大した場合には
背圧指令の値を減少させる(Fbn>Fbiで背圧を減
少させる方向に補正)ということをいっているに過ぎな
い。
【0044】また、背圧の基準値Faiを設定する代わ
りに、図5に示されるようにして、リザーバ内圧によっ
て生じるスクリュ後退力Fbiの目標値をそのままスク
リュー位置に対応させて不揮発性メモリ24に設定して
おき、ステップa6の処理でスクリュー位置に応じてF
biとTrnを読み、ステップa7の処理で〔a・Tr
n〕の値、即ち、Fcnの値を求め、ステップa8の処
理で〔Fbi+a・Trn〕の値を背圧指令として出力
するようにしても結果は同じである。
【0045】
【発明の効果】本発明のリザーバ内圧調整装置は、スク
リュー回転トルクの偏差を検出することによりスクリュ
ーに対し反計量方向に作用する外乱の変化を検出するよ
うにしたので、射出シリンダ内の先端部に圧力検出器を
配備しなくてもリザーバ内圧の変動を間接的かつ適確に
検出することができ、更に、スクリュー回転トルクの偏
差に応じてスクリュー背圧を変化させることにより、外
乱の影響を除去した推力でリザーバ内の樹脂を与圧でき
るようにしたので、外乱の変動に関わりなくリザーバ内
圧を適確に保持することができる。この結果、リザーバ
内に計量される溶融樹脂の性状が安定し、成形不良の少
ない射出成形作業を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるリザーバ内圧調整装置の一実施例
を適用した射出成形機の要部を示すブロック図である。
【図2】同実施例のリザーバ内圧安定化処理に用いたス
クリュー回転トルク波形記憶ファイルおよびトルク波形
保存ファイルの構成を示す概念図である。
【図3】スクリュー回転トルク波形を表示したモニタ表
示画面の表示例を示す模式図である。
【図4】設定スクリュー背圧にスクリュ断面積をかけた
値Fa,リザーバ内圧によって生じるスクリュ後退力F
b,スクリュー反力Fcの関係の一例をスクリュー位置
を基準として示す概念図である。
【図5】リザーバ内圧安定化処理に利用する別のファイ
ルを概略で示す図である。
【図6】リザーバ内圧安定化処理の一例を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1 射出シリンダ 2 スクリュー 4 圧力検出器 10 制御装置 18 PMC用CPU 24 不揮発性メモリ 29 手動データ入力装置(グラィックディスプレイ)
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 45/00 - 45/84

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】定された背圧およびスクリュー回転速
    度でスクリューを駆動して計量工程を行うようにした射
    出成形機において、計量工程におけるスクリュー回転ト
    ルクを検出する検出手段と、該検出手段で検出したスク
    リュー回転トルクをスクリュー位置に対応させて射出成
    形機の制御装置に予め設定記憶する記憶手段と、該記憶
    手段に予め設定記憶されたスクリュー回転トルクと前記
    検出手段で検出したスクリュー回転トルクとの偏差を求
    め、該偏差に基いて背圧を制御する手段とを有すること
    特徴とした射出成形機におけるリザーバ内圧調整
  2. 【請求項2】定されたスクリュー回転速度でスクリ
    ューを駆動して計量工程を行うようにした射出成形機に
    おいて、計量工程におけるスクリュー回転トルクを検出
    する検出手段と、スクリュー回転トルクによって生じる
    スクリュー反力とスクリュー回転トルクとの関係を示す
    関数、ならびに、リザーバ内圧とスクリュー位置との関
    係を射出成形機の制御装置に予め設定記憶する記憶手段
    と、前記検出手段で検出したスクリュー回転トルクと前
    記関数に基いてスクリュー反力を求める手段と、該求め
    たスクリュー反力と前記記憶手段に予め設定記憶された
    スクリュー位置とリザーバ内圧との関係から求めたスク
    リュー後退力との和を計量中のスクリュー後退力として
    出力する手段とを有することを特徴とした射出成形機に
    おけるリザーバ内圧調整装置
  3. 【請求項3】 スクリュー回転トルクによって生じるス
    クリュー反力とスクリュー回転トルクとの関係を示す関
    数を比例式として射出成形機の制御装置に設定記憶する
    ようにした請求項2記載の射出成形機におけるリザーバ
    内圧調整装置
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JP6679182B2 (ja) * 2017-10-03 2020-04-15 株式会社日本製鋼所 金属射出成形機の計量方法
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