JPH0627753A - 画像形成機構 - Google Patents
画像形成機構Info
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- JPH0627753A JPH0627753A JP4179555A JP17955592A JPH0627753A JP H0627753 A JPH0627753 A JP H0627753A JP 4179555 A JP4179555 A JP 4179555A JP 17955592 A JP17955592 A JP 17955592A JP H0627753 A JPH0627753 A JP H0627753A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- peeling
- control roller
- separating
- clutch mechanism
- photoconductor
- Prior art date
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- Pending
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- Electrophotography Configuration And Component (AREA)
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 剥離爪18の離接動作とコピー用紙搬送タイ
ミング用の制御ローラ17の駆動との関係において、機
構部品を減らす。 【構成】 制御ローラクラッチ機構35と剥離爪クラッ
チ機構37とを同軸上に配置し、両クラッチ機構35,
37を同一のソレノイド36で連結・切断し、部品点数
を減らす。剥離爪18をカートリッジ31内に含ませ本
体に対して着脱自在とし、剥離機構33の連結アーム4
1を、剥離爪クラッチ機構37の出力側のカム42と切
離して着脱させる。 【効果】 剥離爪18の離接動作は、制御ローラ17と
同期するため、感光体4の用紙剥離タイミングが一定と
なり、剥離性能が大幅に向上する。
ミング用の制御ローラ17の駆動との関係において、機
構部品を減らす。 【構成】 制御ローラクラッチ機構35と剥離爪クラッ
チ機構37とを同軸上に配置し、両クラッチ機構35,
37を同一のソレノイド36で連結・切断し、部品点数
を減らす。剥離爪18をカートリッジ31内に含ませ本
体に対して着脱自在とし、剥離機構33の連結アーム4
1を、剥離爪クラッチ機構37の出力側のカム42と切
離して着脱させる。 【効果】 剥離爪18の離接動作は、制御ローラ17と
同期するため、感光体4の用紙剥離タイミングが一定と
なり、剥離性能が大幅に向上する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真方式の複写機
やレーザープリンタ等の画像形成機構に関し、特に感光
体に用紙を送る紙送り機構と感光体から用紙を剥離する
剥離機構の改良に係るものである。
やレーザープリンタ等の画像形成機構に関し、特に感光
体に用紙を送る紙送り機構と感光体から用紙を剥離する
剥離機構の改良に係るものである。
【0002】
【従来の技術】図5は、複写機の全体構成図である。こ
の複写機は、原稿台1上に光を照射してその反射光をミ
ラー2、レンズ3を介して感光体4に露光する光学系5
と、前記感光体4の周りに配設された現像装置6と、転
写装置7と、クリーニング装置8と、帯電装置9と、感
光体4から転写された用紙上のトナーを定着する定着装
置10と、該定着装置10からの用紙を受ける排紙トレ
イ11と、前記感光体4に用紙を給紙する給紙装置12
とを備えている。
の複写機は、原稿台1上に光を照射してその反射光をミ
ラー2、レンズ3を介して感光体4に露光する光学系5
と、前記感光体4の周りに配設された現像装置6と、転
写装置7と、クリーニング装置8と、帯電装置9と、感
光体4から転写された用紙上のトナーを定着する定着装
置10と、該定着装置10からの用紙を受ける排紙トレ
イ11と、前記感光体4に用紙を給紙する給紙装置12
とを備えている。
【0003】上記構成において、収納カセット13内の
用紙は、給紙ローラ14によって給紙され、Uターンガ
イド15を通って搬送ローラ16により、制御ローラ1
7(PSローラ)の手前まで運ばれる。
用紙は、給紙ローラ14によって給紙され、Uターンガ
イド15を通って搬送ローラ16により、制御ローラ1
7(PSローラ)の手前まで運ばれる。
【0004】同時タイミングで原稿台1(テーブルガラ
ス)上の原稿は光露光され、ミラー2,レンズ3による
光路を通り、感光体4上に結像される静電プロセスによ
って感光体4上に形成された静電像は、現像装置6によ
りトナー像となる。
ス)上の原稿は光露光され、ミラー2,レンズ3による
光路を通り、感光体4上に結像される静電プロセスによ
って感光体4上に形成された静電像は、現像装置6によ
りトナー像となる。
【0005】先に制御ローラ17前で停止していたコピ
ー用紙は、前記トナー像の上に重ね合わせるために、感
光体4の回転に合わせて制御ローラ17が回転し、感光
体ドラム面へ搬送される。感光体4に重ねられた用紙の
背面からは、高圧転写装置7により、トナーが用紙へ転
写される。用紙に加わった高圧チャージにより、用紙
は、感光体ドラム面へ静電的に付着されるので、これを
剥離するための爪18が設けられる。
ー用紙は、前記トナー像の上に重ね合わせるために、感
光体4の回転に合わせて制御ローラ17が回転し、感光
体ドラム面へ搬送される。感光体4に重ねられた用紙の
背面からは、高圧転写装置7により、トナーが用紙へ転
写される。用紙に加わった高圧チャージにより、用紙
は、感光体ドラム面へ静電的に付着されるので、これを
剥離するための爪18が設けられる。
【0006】この爪18は、図6,7の如く、専用に設
けたソレノイド19により感光体4に離接させていた。
けたソレノイド19により感光体4に離接させていた。
【0007】なお、図6,7において、20は用紙、2
1,22は用紙搬送ガイド板である。
1,22は用紙搬送ガイド板である。
【0008】また、図8は別の従来例を示す剥離爪の移
動機構の斜視図である。この従来技術では、剥離爪18
は常に感光体4のドラム面に接触されているが、ドラム
面の傷つきを防止するため、躍動カム23によりドラム
面の軸方向に常に移動する様に駆動ギヤ24〜27によ
り動かされている。
動機構の斜視図である。この従来技術では、剥離爪18
は常に感光体4のドラム面に接触されているが、ドラム
面の傷つきを防止するため、躍動カム23によりドラム
面の軸方向に常に移動する様に駆動ギヤ24〜27によ
り動かされている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図6,
7に示す従来技術では、専用のソレノイド19を必要と
し、また、離接のタイミングをとるための制御回路が必
要なため、コストアップとなった。
7に示す従来技術では、専用のソレノイド19を必要と
し、また、離接のタイミングをとるための制御回路が必
要なため、コストアップとなった。
【0010】また、コピー用紙の搬送スタートから一定
時間で爪18の離接を行なうため、用紙の搬送スピード
の変化(モータの回転ムラ)に対応できない欠点があっ
た。
時間で爪18の離接を行なうため、用紙の搬送スピード
の変化(モータの回転ムラ)に対応できない欠点があっ
た。
【0011】さらに、図8の従来技術では、感光体ドラ
ムの長手方向に爪18を移動させるためのカム機構23
〜27が必要となり、コストアップとなった。
ムの長手方向に爪18を移動させるためのカム機構23
〜27が必要となり、コストアップとなった。
【0012】本発明は、上記に鑑み、部品点数を削減
し、また、モータの回転数の変化の影響を受けない画像
形成機構の提供を目的とする。
し、また、モータの回転数の変化の影響を受けない画像
形成機構の提供を目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明請求項1による課
題解決手段は、図1ないし図4の如く、制御ローラクラ
ッチ機構35と剥離爪クラッチ機構37とを備え、両ク
ラッチ機構35,37を同軸上に配置し、かつ剥離爪ク
ラッチ機構37を、制御ローラクラッチ機構35の稼働
ソレノイド36で連結・切断するようにしたことであ
る。
題解決手段は、図1ないし図4の如く、制御ローラクラ
ッチ機構35と剥離爪クラッチ機構37とを備え、両ク
ラッチ機構35,37を同軸上に配置し、かつ剥離爪ク
ラッチ機構37を、制御ローラクラッチ機構35の稼働
ソレノイド36で連結・切断するようにしたことであ
る。
【0014】請求項2による課題解決手段は、両クラッ
チ機構35,37をそれぞれスプリングクラッチにより
構成したことである。
チ機構35,37をそれぞれスプリングクラッチにより
構成したことである。
【0015】請求項3による課題解決手段は、剥離爪1
8を含むカートリッジ31を画像形成機構本体32に対
して着脱自在とし、剥離機構33の連結アーム41を、
剥離爪クラッチ機構37の出力側のカム42と切離して
着脱できるようにしたことである。
8を含むカートリッジ31を画像形成機構本体32に対
して着脱自在とし、剥離機構33の連結アーム41を、
剥離爪クラッチ機構37の出力側のカム42と切離して
着脱できるようにしたことである。
【0016】
【作用】上記課題解決手段において、感光体4の手前側
の制御ローラ17を感光体4のトナー像に合わせて動作
させるクラッチ機構35と、このクラッチ機構35と同
軸上にある剥離爪クラッチ機構37により、感光体4に
当接する剥離爪18の離接を行なう。
の制御ローラ17を感光体4のトナー像に合わせて動作
させるクラッチ機構35と、このクラッチ機構35と同
軸上にある剥離爪クラッチ機構37により、感光体4に
当接する剥離爪18の離接を行なう。
【0017】この際、2つのクラッチ機構35,37
は、同一のソレノイド36で動作するので、部品点数が
削減できる。
は、同一のソレノイド36で動作するので、部品点数が
削減できる。
【0018】また、剥離機構33のアーム41の先端
は、カム42と切り離して着脱できるので、剥離爪18
を含むプロセスカートリッジ31であっても、その着脱
が容易に行える。
は、カム42と切り離して着脱できるので、剥離爪18
を含むプロセスカートリッジ31であっても、その着脱
が容易に行える。
【0019】また、剥離爪18の離接動作は、コピー用
紙搬送タイミング用の制御ローラ17のスタートと同期
しているため、モータの回転数の変化の影響を受けず、
感光体ドラムの用紙剥離タイミングが一定となり、剥離
性能が大幅に向上する。
紙搬送タイミング用の制御ローラ17のスタートと同期
しているため、モータの回転数の変化の影響を受けず、
感光体ドラムの用紙剥離タイミングが一定となり、剥離
性能が大幅に向上する。
【0020】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示す画像形成機構
のクラッチ機構を示す斜視図、図2は同じくその概略
図、図3は同じくカム機構を示す平面図、図4は同じく
カムを動かすための構成を示す一部断面平面図、図5は
複写機の全体構成図である。
のクラッチ機構を示す斜視図、図2は同じくその概略
図、図3は同じくカム機構を示す平面図、図4は同じく
カムを動かすための構成を示す一部断面平面図、図5は
複写機の全体構成図である。
【0021】本実施例の画像形成機構は、その全体構成
が図5に示すものと同様である。図5の全体構成につい
ては、従来技術の項で説明したので、その詳細な説明は
省略し、本発明の要部のみを中心に説明する。
が図5に示すものと同様である。図5の全体構成につい
ては、従来技術の項で説明したので、その詳細な説明は
省略し、本発明の要部のみを中心に説明する。
【0022】本実施例では、感光体ドラム4と、クリー
ニング装置8と、剥離爪18とを含んだプロセスカート
リッジ31が、画像形成機構本体32に対して着脱自在
とされたもので、剥離爪18を離接させるための剥離機
構33と、感光体ドラム4の手前側で制御ローラ17を
駆動する駆動機構34と、該駆動機構34からの動力を
伝達解除可能とする制御ローラクラッチ機構35と、該
クラッチ機構35を稼動させるソレノイド36と、前記
剥離機構33に動力を伝達解除可能とする剥離爪クラッ
チ機構37とを備えている。
ニング装置8と、剥離爪18とを含んだプロセスカート
リッジ31が、画像形成機構本体32に対して着脱自在
とされたもので、剥離爪18を離接させるための剥離機
構33と、感光体ドラム4の手前側で制御ローラ17を
駆動する駆動機構34と、該駆動機構34からの動力を
伝達解除可能とする制御ローラクラッチ機構35と、該
クラッチ機構35を稼動させるソレノイド36と、前記
剥離機構33に動力を伝達解除可能とする剥離爪クラッ
チ機構37とを備えている。
【0023】前記剥離機構33は、前記プロセスカート
リッジ本体38に剥離爪18を感光体ドラム4に対して
離接自在とする揺動軸39と、該揺動軸39を揺動させ
る揺動アーム40と、該アーム40と一体的に形成され
た連結アーム41と、該アーム41の先端に当接するカ
ム42とから構成されている。
リッジ本体38に剥離爪18を感光体ドラム4に対して
離接自在とする揺動軸39と、該揺動軸39を揺動させ
る揺動アーム40と、該アーム40と一体的に形成され
た連結アーム41と、該アーム41の先端に当接するカ
ム42とから構成されている。
【0024】前記駆動機構34は、図4の如く、前記上
下一対の制御ローラ17のうち下側の制御ローラ17の
ローラ軸17aに前記制御ローラクラッチ機構35を介
して連結された駆動ギヤ43から構成される。
下一対の制御ローラ17のうち下側の制御ローラ17の
ローラ軸17aに前記制御ローラクラッチ機構35を介
して連結された駆動ギヤ43から構成される。
【0025】制御ローラクラッチ機構35は、スプリン
グクラッチから構成され、前記駆動ギヤ43と同軸上に
配され、前記ローラ軸17aに一体的に固定された回転
ローラ44と、該回転ローラ44と駆動ギヤ43のボス
部外周に巻き付けられたクラッチスプリング45と、該
クラッチスプリング45の外周に配されたスリーブ46
と、該スリーブ46に形成された爪に係脱自在に係合す
るラッチアーム47とを備え、該ラッチアーム47は、
ソレノイド36によりスリーブ46の爪に係脱自在とさ
れる。
グクラッチから構成され、前記駆動ギヤ43と同軸上に
配され、前記ローラ軸17aに一体的に固定された回転
ローラ44と、該回転ローラ44と駆動ギヤ43のボス
部外周に巻き付けられたクラッチスプリング45と、該
クラッチスプリング45の外周に配されたスリーブ46
と、該スリーブ46に形成された爪に係脱自在に係合す
るラッチアーム47とを備え、該ラッチアーム47は、
ソレノイド36によりスリーブ46の爪に係脱自在とさ
れる。
【0026】該ラッチアーム47は、図4の如く、平面
視コの字形に形成され、その中央部が軸48により揺動
自在とされ、一端側に前記スリーブ46を係脱自在に係
合するラッチ47aが形成され、他端に後述する剥離爪
クラッチ機構37のスリーブ49の爪50に係合するラ
ッチ47bが形成されている。
視コの字形に形成され、その中央部が軸48により揺動
自在とされ、一端側に前記スリーブ46を係脱自在に係
合するラッチ47aが形成され、他端に後述する剥離爪
クラッチ機構37のスリーブ49の爪50に係合するラ
ッチ47bが形成されている。
【0027】前記剥離爪クラッチ機構37は、前記駆動
ギヤ43とカム42のボス部に巻き付けられたスプリン
グクラッチ53と、該スプリングクラッチ53の外周に
配されたスリーブ49と、前記ラッチアーム47の他端
のラッチ47bとを備えている。
ギヤ43とカム42のボス部に巻き付けられたスプリン
グクラッチ53と、該スプリングクラッチ53の外周に
配されたスリーブ49と、前記ラッチアーム47の他端
のラッチ47bとを備えている。
【0028】スリーブ49は、図3の如く、内筒49a
と、外筒49bと、これらをつなぐスリーブ板49cと
から構成され、両筒49a,49b間に前記ラッチ47
bが介在される。このラッチ47bは、ラッチアーム4
7がソレノイド36により軸48を中心として揺動する
際に、外筒49bの内面に形成された爪50と、内筒4
9aの外面に形成された爪51との間を移動する。
と、外筒49bと、これらをつなぐスリーブ板49cと
から構成され、両筒49a,49b間に前記ラッチ47
bが介在される。このラッチ47bは、ラッチアーム4
7がソレノイド36により軸48を中心として揺動する
際に、外筒49bの内面に形成された爪50と、内筒4
9aの外面に形成された爪51との間を移動する。
【0029】なお、図1において、54は剥離爪付勢用
のスプリングである。
のスプリングである。
【0030】上記構成において、図5の如く、コピー用
紙収納カセット13内の用紙は給紙ローラ14によって
給紙され、Uターンガイド15を通って搬送ローラ16
により、制御ローラ17の手前まで運ばれる。
紙収納カセット13内の用紙は給紙ローラ14によって
給紙され、Uターンガイド15を通って搬送ローラ16
により、制御ローラ17の手前まで運ばれる。
【0031】同時タイミングでテーブルガラス1上の原
稿は光露光され、ミラー2,レンズ3による光路を通
り、感光体4上に結像される静電プロセスによってドラ
ム上に形成された静電像は、現像装置6によりトナー像
となる。
稿は光露光され、ミラー2,レンズ3による光路を通
り、感光体4上に結像される静電プロセスによってドラ
ム上に形成された静電像は、現像装置6によりトナー像
となる。
【0032】先に制御ローラ17前で停止していたコピ
ー用紙は、前記トナー像の上に重ね合わせるために、感
光体4の回転に合わせて制御ローラ17が回り、ドラム
面へ搬送される。ドラム面に重ねられた用紙の背面から
は、トナー像を用紙に転写するための高圧転写装置7が
有り、トナーは用紙へ転写される。用紙に加わった高圧
により、用紙はドラム面へ静電的に付着され、これを剥
離するため、剥離爪18が、搬送された用紙の先端にタ
イミングを合わせ確実に剥離する。
ー用紙は、前記トナー像の上に重ね合わせるために、感
光体4の回転に合わせて制御ローラ17が回り、ドラム
面へ搬送される。ドラム面に重ねられた用紙の背面から
は、トナー像を用紙に転写するための高圧転写装置7が
有り、トナーは用紙へ転写される。用紙に加わった高圧
により、用紙はドラム面へ静電的に付着され、これを剥
離するため、剥離爪18が、搬送された用紙の先端にタ
イミングを合わせ確実に剥離する。
【0033】制御ローラ17から剥離爪18までの距離
は常に一定であり、制御ローラ17が一定角度回転した
時に、前記用紙は剥離爪18の位置に達することにな
る。そこで、制御ローラ17に回転をつなぐクラッチ機
構35と同軸上に設けたカム42を制御ローラ17の回
転に伴い回転させ、連結アーム41を押し、剥離爪18
を揺動軸39を支点として揺動させ、剥離爪18の先端
を感光体4のドラム面に接触させる。
は常に一定であり、制御ローラ17が一定角度回転した
時に、前記用紙は剥離爪18の位置に達することにな
る。そこで、制御ローラ17に回転をつなぐクラッチ機
構35と同軸上に設けたカム42を制御ローラ17の回
転に伴い回転させ、連結アーム41を押し、剥離爪18
を揺動軸39を支点として揺動させ、剥離爪18の先端
を感光体4のドラム面に接触させる。
【0034】そのときのクラッチ機構35,37の動作
を詳述すると、用紙を感光体4へ搬送開始させるため、
ソレノイド36に通電する。そうすると、ラッチアーム
47が図4の矢印方向に動かされる。これにより、ラッ
チ47aが、スプリングクラッチのスリーブ46上の爪
から外れ、駆動ギヤ43から入って来た回転力は制御ロ
ーラ17に伝達され、用紙が感光体4に搬送開始され
る。
を詳述すると、用紙を感光体4へ搬送開始させるため、
ソレノイド36に通電する。そうすると、ラッチアーム
47が図4の矢印方向に動かされる。これにより、ラッ
チ47aが、スプリングクラッチのスリーブ46上の爪
から外れ、駆動ギヤ43から入って来た回転力は制御ロ
ーラ17に伝達され、用紙が感光体4に搬送開始され
る。
【0035】同時に、ラッチアーム47の他端のラッチ
47bは、もう一つの制御スリーブ49上の外筒49b
の爪50から外れ、内筒49aのスリーブ面に近づく。
このスリーブ49の解除により、駆動ギヤ43の回転力
はカム42に伝達され、カム42が回転する。カム42
は、一定角度回転した所で、連結アーム41を動作させ
て、剥離爪18を感光体4のドラム面に接触させる。
47bは、もう一つの制御スリーブ49上の外筒49b
の爪50から外れ、内筒49aのスリーブ面に近づく。
このスリーブ49の解除により、駆動ギヤ43の回転力
はカム42に伝達され、カム42が回転する。カム42
は、一定角度回転した所で、連結アーム41を動作させ
て、剥離爪18を感光体4のドラム面に接触させる。
【0036】さらに、カム42は、所定角度回転した所
で、制御スリーブ49上の内筒49aの爪51にラッチ
47bが当たり、クラッチ機構37の回転力が切れるの
で、カム42への回転力が切れる。このとき、カム42
は、アーム41により剥離爪18が感光体ドラムから離
れる位置に移動している。
で、制御スリーブ49上の内筒49aの爪51にラッチ
47bが当たり、クラッチ機構37の回転力が切れるの
で、カム42への回転力が切れる。このとき、カム42
は、アーム41により剥離爪18が感光体ドラムから離
れる位置に移動している。
【0037】制御ローラ17を用紙が通りすぎた時点
で、ソレノイド36を復帰させる。そうすると、ラッチ
アーム47が軸48を中心として揺動し、クラッチ機構
35が切れ、制御ローラ17の回転が停止する。同時
に、制御スリーブ49の外筒49bの爪50に引っ掛か
る。
で、ソレノイド36を復帰させる。そうすると、ラッチ
アーム47が軸48を中心として揺動し、クラッチ機構
35が切れ、制御ローラ17の回転が停止する。同時
に、制御スリーブ49の外筒49bの爪50に引っ掛か
る。
【0038】このように、感光体4の前側の制御ローラ
17を感光体4のトナー像に合わせて動作させるクラッ
チ機構35と、このクラッチ機構35と同軸上にある剥
離爪クラッチ機構37により、感光体4に当接する剥離
爪18の離接を行なうとともに、この2つのクラッチ機
構35,37は、同一のソレノイド36で動作するの
で、部品点数が削減できる。
17を感光体4のトナー像に合わせて動作させるクラッ
チ機構35と、このクラッチ機構35と同軸上にある剥
離爪クラッチ機構37により、感光体4に当接する剥離
爪18の離接を行なうとともに、この2つのクラッチ機
構35,37は、同一のソレノイド36で動作するの
で、部品点数が削減できる。
【0039】また、剥離機構33のアーム41の先端
は、カム42と切り離しできるので、図5の如き、本体
が上下に開閉可能なクラムシェルタイプに使用すれば、
剥離爪18を含むプロセスカートリッジであっても、そ
の着脱が容易に行える。このとき、アーム41を制御ス
リーブ49や駆動ギア43から離れるように、手動また
は引き抜き時にガイドを設けて移動する。
は、カム42と切り離しできるので、図5の如き、本体
が上下に開閉可能なクラムシェルタイプに使用すれば、
剥離爪18を含むプロセスカートリッジであっても、そ
の着脱が容易に行える。このとき、アーム41を制御ス
リーブ49や駆動ギア43から離れるように、手動また
は引き抜き時にガイドを設けて移動する。
【0040】なお、本発明は、上記実施例に限定される
ものではなく、本発明の範囲内で上記実施例に多くの修
正および変更を加え得ることは勿論である。
ものではなく、本発明の範囲内で上記実施例に多くの修
正および変更を加え得ることは勿論である。
【0041】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り、請求項1
の発明によると、制御ローラクラッチ機構と剥離爪クラ
ッチ機構とを同軸上に配置し、かつ剥離爪クラッチ機構
を、制御ローラクラッチ機構の稼働ソレノイドで連結・
切断するようにしたから、部品点数を削減でき、コスト
を低減することができる。
の発明によると、制御ローラクラッチ機構と剥離爪クラ
ッチ機構とを同軸上に配置し、かつ剥離爪クラッチ機構
を、制御ローラクラッチ機構の稼働ソレノイドで連結・
切断するようにしたから、部品点数を削減でき、コスト
を低減することができる。
【0042】また、剥離爪の離接動作は、コピー用紙搬
送タイミング制御ローラのスタートと同期しているた
め、モータの回転数の変化の影響を受けず、感光体ドラ
ムの用紙剥離タイミングが一定となり、剥離性能が大幅
に向上する。
送タイミング制御ローラのスタートと同期しているた
め、モータの回転数の変化の影響を受けず、感光体ドラ
ムの用紙剥離タイミングが一定となり、剥離性能が大幅
に向上する。
【0043】請求項2の発明によると、両クラッチ機構
を同軸上に配したスプリングクラッチにより構成したか
ら、クラッチ機構に要するスペースを小にでき、小型化
が可能になる。
を同軸上に配したスプリングクラッチにより構成したか
ら、クラッチ機構に要するスペースを小にでき、小型化
が可能になる。
【0044】請求項3の発明によると、剥離爪を含むカ
ートリッジを画像形成機構本体に対して着脱自在とし、
剥離機構の連結アームを、剥離爪クラッチ機構の出力側
のカムと切離して着脱できるようにしたから、剥離爪を
含むカートリッジであっても、その着脱が容易に行え
る。
ートリッジを画像形成機構本体に対して着脱自在とし、
剥離機構の連結アームを、剥離爪クラッチ機構の出力側
のカムと切離して着脱できるようにしたから、剥離爪を
含むカートリッジであっても、その着脱が容易に行え
る。
【図1】本発明の一実施例を示す画像形成機構のクラッ
チ機構を示す斜視図
チ機構を示す斜視図
【図2】同じくその概略図
【図3】同じくクラッチ機構の構造を示す平面図
【図4】同じくカムを動かすスリーブの構成を示す一部
断面平面図
断面平面図
【図5】一般的な画像形成機構の全体構成図
【図6】従来の剥離爪離接手段による剥離爪の感光体離
接状態を示す概略図
接状態を示す概略図
【図7】同じく剥離爪の感光体接触状態を示す概略図
【図8】他の従来技術を示す斜視図
4 感光体 8 クリーニング装置 17 制御ローラ 17a ローラ軸 18 剥離爪 31 プロセスカートリッジ 32 画像形成機構本体 33 剥離機構 34 駆動機構 35 制御ローラクラッチ機構 36 ソレノイド 37 剥離爪クラッチ機構 38 プロセスカートリッジ 39 揺動軸 40 揺動アーム 41 連結アーム 42 カム 43 駆動ギヤ 44 回転ローラ 45 クラッチスプリング 46 スリーブ 47 ラッチアーム 47a ラッチ 47b ラッチ 48 軸 49 スリーブ 49a 内筒 49b 外筒 49c スリーブ板 50 爪 51 爪 53 スプリングクラッチ
Claims (3)
- 【請求項1】 感光体上のトナー像に対しコピー用紙の
タイミングをとって前記感光体のドラム表面に搬送する
コピー用紙制御ローラと、 該制御ローラを駆動する駆動機構と、 該駆動機構からの動力を伝達・解除する制御ローラクラ
ッチ機構と、 該制御ローラクラッチ機構を稼動させるソレノイドと、 感光体に付着された用紙を剥離するための剥離爪と、 該剥離爪を感光体に対して離接自在に稼働する剥離機構
と、 該剥離機構に動力を伝達・解除する剥離爪クラッチ機構
とを備え、 前記制御ローラクラッチ機構および剥離爪クラッチ機構
は、同軸上に配置されるとともに、前記剥離爪クラッチ
機構は、前記ソレノイドで稼働されるようにされたこと
を特徴とする画像形成機構。 - 【請求項2】 請求項1記載の制御ローラクラッチ機構
および剥離爪クラッチ機構は、同軸上に設けられた2組
のスプリングクラッチより構成されたことを特徴とする
画像形成機構。 - 【請求項3】 感光体と請求項1記載の剥離爪とを含む
カートリッジが、画像形成機構本体に対して着脱自在と
された画像形成機構において、 請求項1記載の剥離機構は、 カートリッジ本体に剥離爪を感光体に対して離接自在に
揺動する連結アームと、 該連結アームの先端に当接する請求項1記載の剥離爪ク
ラッチ機構の出力側のカムとを有し、 前記カートリッジの着脱時に、前記連結アームをカムと
切離して着脱自在とされたことを特徴とする画像形成機
構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4179555A JPH0627753A (ja) | 1992-07-07 | 1992-07-07 | 画像形成機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4179555A JPH0627753A (ja) | 1992-07-07 | 1992-07-07 | 画像形成機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0627753A true JPH0627753A (ja) | 1994-02-04 |
Family
ID=16067791
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4179555A Pending JPH0627753A (ja) | 1992-07-07 | 1992-07-07 | 画像形成機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0627753A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7251450B2 (en) | 2002-10-29 | 2007-07-31 | Sharp Kabushiki Kaisha | Paper separator and processor cartridge |
US7702277B2 (en) | 2006-01-23 | 2010-04-20 | Sharp Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus and maintenance method thereof |
-
1992
- 1992-07-07 JP JP4179555A patent/JPH0627753A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7251450B2 (en) | 2002-10-29 | 2007-07-31 | Sharp Kabushiki Kaisha | Paper separator and processor cartridge |
US7702277B2 (en) | 2006-01-23 | 2010-04-20 | Sharp Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus and maintenance method thereof |
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