JPH06276812A - 畝成形装置 - Google Patents

畝成形装置

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JPH06276812A
JPH06276812A JP5068041A JP6804193A JPH06276812A JP H06276812 A JPH06276812 A JP H06276812A JP 5068041 A JP5068041 A JP 5068041A JP 6804193 A JP6804193 A JP 6804193A JP H06276812 A JPH06276812 A JP H06276812A
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Toshiaki Ikeda
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    • A01B13/00Ploughs or like machines for special purposes ; Ditch diggers, trench ploughs, forestry ploughs, ploughs for land or marsh reclamation
    • A01B13/02Ploughs or like machines for special purposes ; Ditch diggers, trench ploughs, forestry ploughs, ploughs for land or marsh reclamation for making or working ridges, e.g. with symmetrically arranged mouldboards, e.g. ridging plough
    • A01B13/025Ploughs or like machines for special purposes ; Ditch diggers, trench ploughs, forestry ploughs, ploughs for land or marsh reclamation for making or working ridges, e.g. with symmetrically arranged mouldboards, e.g. ridging plough with passively driven rotating disc-like elements for forming the ridge
    • AHUMAN NECESSITIES
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    • A01C5/06Machines for making or covering drills or furrows for sowing or planting
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 伝動ケース21及びブラケット22の下端部にて
前行程で畝成形された隣接する畝Aの浅い播種溝Cを損
壊することを防止する。 【構成】 機枠1の左右に伝動ケース21とブラケット22
とを相対して配設する。伝動ケース21の軸受体23とブラ
ケット22の軸受体23との間に多数の大径の排水溝成形体
27及びこの各排水溝成形体27の間に配設した多数の小径
の播種溝成形体28を有する回転軸26を回転自在に軸架す
る。左右両端部に位置する排水溝成形体27の外側部に収
容凹部34を形成する。左右の排水溝成形体27の収容凹部
34に左右の軸受体23の内端部を収容する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は畝成形装置に係り、水田
や畑地などに、たとえば、稲籾などの種子や蔬菜類の種
子を播種する畝を成形するものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の畝成形装置としては、た
とえば、機枠にロータリー耕耘体を回転自在に設けると
ともに、前記機枠の左右部に伝動ケース及びブラケット
を相対して後方に向かって突出し、この伝動ケースの後
端内側部に突設した軸受体とブラケットの後端内側部に
突設した軸受体との間に回転軸を回転自在に軸架し、こ
の回転軸には軸方向に所定の間隔をおいて多数の大径の
排水溝成形体を固着するとともに、この各排水溝成形体
の間に位置して前記回転軸には多数の小径の播種溝成形
体を固着した構造のものがある。そして、前記各排水溝
成形体にて断面略V字状の深い排水溝を成形するととも
に、前記各播種溝成形体にて前記各排水溝間の畝上部に
断面略V字状の浅い播種溝を成形するようになってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記構造では、回転軸
の左右両端部に配設された大径の排水溝成形体と左右の
伝動ケース及びブラケットとは軸受体の長さに相当する
空間をもって離間して配設されているため、二行程以降
の畝成形作業時には左右の伝動ケース及びブラケットの
下端部が前行程で畝成形された隣接する浅い播種溝上に
位置し、この伝動ケース及びブラケットの下端部にて前
行程で畝成形された隣接する浅い播種溝を損壊すること
があり、浅い播種溝を連続的に成形する上で好ましくな
い、という問題がある。
【0004】本発明は、このような点に鑑みてなされた
もので、左右両端部に配設された排水溝成形体の外側部
に伝動ケース及びブラケットに設けた軸受体の内側部を
それぞれ確実に収容することができ、このため、左右両
端部の排水溝成形体と左右の伝動ケース及びブラケット
とは近接して配設でき、二行程以降の畝成形作業時には
左右の伝動ケース及びブラケットの下端部が前行程で畝
成形された隣接する浅い播種溝上の位置から外れ、この
伝動ケース及びブラケットの下端部にて前行程で畝成形
された隣接する浅い播種溝を損壊することがなく、浅い
播種溝を連続的に成形する上で好ましい畝成形装置を提
供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の畝成形装置は、
ミッションを有する機枠と、この機枠に回転自在に設け
られ前記ミッションからの出力によって回転駆動される
ロータリー耕耘体と、前記機枠から相対して後方に向か
って突出されそれぞれの後端部に軸受体を有する左右の
伝動ケース及びブラケットと、前記ロータリー耕耘体の
後方に位置して前記伝動ケースの軸受体とブラケットの
軸受体との間に回転自在に設けられ前記ミッションから
の出力によって回転駆動される畝成形体と、を具備し、
前記畝成形体は、前記左右の軸受体にて回転自在に軸架
された回転軸を有し、この回転軸には軸方向に所定の間
隔をおいて多数の大径の排水溝成形体を一体に固着する
とともに、この各排水溝成形体の間に位置して前記回転
軸には多数の小径の播種溝成形体を固着し、前記左右両
端部に位置する排水溝成形体の外側部には前記左右の軸
受体を収容する収容凹部を形成するものである。
【0006】
【作用】本発明の畝成形装置では、機枠が牽引進行され
るとともに、この機枠のミッションが作動されると、こ
のミッションからの出力によってロータリー耕耘体及び
畝成形体が回転駆動される。そして、ロータリー耕耘体
にて圃場の土が順次耕耘砕土されるとともに、この耕耘
土は畝成形体にて畝立て成形される。すなわち、畝成形
体の各排水溝成形体にて深い排水溝が断面略V字状に連
続して成形されるとともに、畝成形体の各播種溝成形体
にて浅い播種溝が断面略V字状に連続して成形される。
【0007】この際、各排水溝成形体及び各播種溝成形
体を有する畝成形体はミッションからの出力によって回
転駆動されることにより、この各排水溝成形体及び各播
種溝成形体は耕耘土に対してスリップして回転駆動さ
れ、これらによって深い各排水溝及び浅い各播種溝が整
然と成形されるとともに、この各排水溝成形体及び各播
種溝成形体に土が付着することが防止される。
【0008】つぎに、方向転換した二行程以降の畝成形
作業時には、前行程の場合と同様に、畝成形体の各排水
溝成形体にて深い排水溝が断面略V字状に連続して成形
されるとともに、畝成形体の各播種溝成形体にて浅い播
種溝が断面略V字状に連続して成形される。この各行程
の際、畝成形体を軸架した左右の伝動ケース及びブラケ
ットの下端部は、前行程で畝成形された隣接する浅い播
種溝上の位置から左右両端部の排水溝成形体側の側方部
に外れた位置において進行され、この伝動ケース及びブ
ラケットの下端部にて前行程で畝成形された隣接する浅
い播種溝を損壊することがなく、各排水溝成形体及び各
播種溝成形体にてそれぞれ深い排水溝及び浅い播種溝が
連続的に成形される。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例の構成を図面を参照
して説明する。
【0010】図1及び図2において、1は機枠で、この
機枠1は左右方向に長い円筒状の主枠2を有し、この主
枠2の中間部には入力軸3を前方に向けて回転自在に突
設したミッション4が設けられている。また、このミッ
ション4の上部にはマスト5が前方に向かって一体に突
設され、このマスト5の前端部には連結部6が形成され
ている。また、前記主枠2の両側左右部にはロワアーム
7が前方に向かって一体に突設され、この左右のロワア
ーム7の前端部にはロワピン8が突設されている。
【0011】前記ミッション4は、前記主枠2に固定さ
れた上下方向に長いケース体9を有し、このケース体9
の上端部には、その前側部に前記入力軸3が回転自在に
突設されているとともに、その左右の両側部間に前記主
枠2内に回転自在に軸架された出力軸10の基端部11が回
転自在に軸架され、この出力軸10の基端部11には前記入
力軸3のベベルギヤ12に噛合したベベルギヤ13が固着さ
れている。
【0012】また、前記ケース体9の下端部にはロータ
リー耕耘体14の中間部が回転自在に軸架されている。こ
のロータリー耕耘体14は前記ケース体9の下端部に回転
自在に軸架された回転軸15を有し、この回転軸15には軸
方向に間隔をおいて多数の耕耘爪16が放射状に突出され
ている。そして、前記ケース体9内において回転軸15は
前記出力軸10の基端部11に連動媒体17を介して連動連結
されている。また、前記ロータリー耕耘体14の上方部は
前記ケース体9及び前記主枠2に固着支持されたカバー
体18にて被覆されている。そして、前記ロータリー耕耘
体14は前記ミッション4からの出力によって回転駆動さ
れるようになっている。
【0013】さらに、前記主枠2の両端部には円筒状の
支持部19が形成され、その一端部の支持部19には前記出
力軸10の出力軸端部20が回転自在に突出されているとと
もに、この一端部の支持部19には伝動ケース21の前端部
が取着されている。また、前記他方の支持部19にはブラ
ケット22の前端部が取着されている。そして、前記伝動
ケース21及び前記ブラケット22は相対して後方に向かっ
て突設され、この伝動ケース21及び前記ブラケット22の
後端内側部には軸受体23がそれぞれ相対して突設され、
この伝動ケース21及びブラケット22はパイプ状の支枠24
にて連結されている。
【0014】つぎに、前記左右の伝動ケース21の軸受体
23と前記ブラケット22の軸受体23との間には前記ロータ
リー耕耘体14の後方部に位置して畝成形体25が回転自在
に軸架されている。この畝成形体25は、前記左右の軸受
体23にて回転自在に軸架された回転軸26を有し、この回
転軸26には軸方向に所定の間隔をおいて多数の大径の排
水溝成形体27がそれぞれ一体に固着され、この多数の排
水溝成形体27のそれぞれの間に位置して前記回転軸26に
は軸方向に多数の小径の播種溝成形体28がそれぞれ一体
に固着され、この各播種溝成形体28と前記各排水溝成形
体27との間には、これらの位置決めを兼ねた畝の表面部
を成形する表面成形体29が一体に嵌合されている。
【0015】前記各排水溝成形体27は、その外周部に深
い排水溝を成形する断面略V字状の溝成形部30を有して
全体的には算盤珠状に形成されている。また、前記各播
種溝成形体28は、その外周部に浅い播種溝を成形する断
面略V字状の溝成形部31を有して全体的には略円盤状に
形成されている。さらに、前記各表面成形体29は、円筒
状に形成され、その各両端部が前記各排水溝成形体27の
両側部に形成されたフランジ32と前記播種溝成形体28の
両側部に形成されたフランジ33に対して一体に嵌合固定
されている。
【0016】また、前記回転軸26の左右両端部に位置す
る排水溝成形体27の外側部には前記左右の軸受体23の内
端部を収容する収容凹部34が形成されている。すなわ
ち、前記各排水溝成形体27は、湾曲して皿状に形成され
た左右の成形板部35,36を互いの外周縁部を重合固着し
て断面略V字状の溝成形部30を有して全体的には算盤珠
状に形成されているが、その両端部に位置する排水溝成
形体27では、図3に示すように、前記左右の軸受体23側
の外側部に位置する成形板部35の中心部に前記内側部の
成形板部36に向かって傾斜した傾斜板部37が形成され、
この傾斜板部37の内端部に前記回転軸26に対して交差す
る垂直板部38が形成され、この傾斜板部37及び垂直板部
38にて前記収容凹部34が形成されている。そして、前記
垂直板部38は前記回転軸26に固着されたフランジ39と前
記軸受体23の内端部に固着された取付板40とにより挟持
されて一体に固着されている。
【0017】また、前記伝動ケース21の後端部内には前
記軸受体23に回転自在に支持された前記回転軸26の一端
部が突出され、この回転軸26の突出端部にはスプロケッ
ト41が固着され、前記伝動ケース21の前端部内に突出さ
れた前記出力軸10の出力軸端部20にはスプロケット42が
固着され、この前後のスプロケット41,42間には無端チ
ェーン43が回行自在に懸架されている。そして、畝成形
体25は前記ミッション4からの出力によって回転駆動さ
れるようになっている。
【0018】つぎに、前記伝動ケース21の後端外側部に
は前記回転軸26の軸線上に位置して支軸44が突設され、
この支軸44及びこの支軸44と反対側に位置する前記回転
軸26の軸端部45にはブラケット46の前端部がそれぞれ上
下方向に回動自在に軸支され、この左右のブラケット46
は相対して後方に向かって突出され、この左右のブラケ
ット46の後端部間には回転軸47が回転自在に軸架されて
いる。また、前記回転軸47には、前記畝成形体25の各播
種溝成形体28の後方に対向位置して多数の覆土ローラ48
が固着されている。また、前記回転軸26の軸端部45と前
記回転軸47の端部との間には連動媒体49が回行自在に懸
架されている。そして、前記多数の覆土ローラ48を有す
る回転軸47は前記畝成形体25の回転軸26からの出力によ
って回転駆動されるようになっている。
【0019】また、前記左右のブラケット46には支持片
50が上方に向かって一体に突出され、この左右の支持片
50は支持杆51にて連結支持されている。また、前記伝動
ケース21と前記ブラケット22の後側部間には門型状の支
持フレーム52が一体に立設され、この支持フレーム52の
水平状部53には支持体54が回動自在に取着されている。
また、前記支持体54には吊持杆55が前後方向に進退自在
に挿通され、この吊持杆55の後端部には前記支持杆51の
左右方向の中間部が支軸56にて上下方向に回動自在に軸
支され、この吊持杆55の前側部には前記支持体54の前方
に位置してストッパー57が突設されている。また、前記
吊持杆55には、この吊持杆55を所定の位置で弾性的に支
持するコイルスプリング58が捲回されている。そして、
前記支持体54、吊持杆55、支持片50、支持杆51及びコイ
ルスプリング58にて前記多数の覆土ローラ48が上下動可
能に支持されている。
【0020】さらに、前記支持フレーム52の水平状部53
には種子ホッパー59の基体部60が連結支持され、この基
体部60には種子繰出機構61が内蔵されている。また、前
記種子繰出機構61の繰出部62には多数の種子導管63が連
通接続され、この各種子導管63の播種口64は前記畝成形
体25の各播種溝成形体28の後方部に配設固定されてい
る。
【0021】つぎに、前記実施例の作用を説明する。
【0022】トラクタの三点懸架機構にマスト5の連結
部6及び左右のロワアーム7のロワピン8をそれぞれ連
結するとともに、前記トラクタのPTO軸に動力伝達軸
を介してミッション4の入力軸3を連結する。
【0023】つぎに、トラクタにて本機を牽引するとと
もに、このトラクタのPTO軸からの出力によって入力
軸3が回転駆動されると、このミッション4の出力軸10
からの出力によって連動媒体17を介してロータリー耕耘
体14の回転軸15が回転され、このロータリー耕耘体14が
回転駆動される。また、前記出力軸10からの出力によっ
て伝動ケース21内の無端チェーン43を介して畝成形体25
の回転軸26が回転され、この畝成形体25が回転駆動され
る。
【0024】また、畝成形体25の回転軸26が回転される
と、この回転軸26からの出力によって連動媒体49を介し
て多数の覆土ローラ48を有する回転軸47が回転され、こ
の多数の覆土ローラ48が回転駆動される。さらに、図示
しない駆動手段からの出力によって種子ホッパー59の基
体部の種子繰出機構61が作動され、この種子繰出機構61
から種子が繰り出される。
【0025】そして、ロータリー耕耘体14にて圃場の土
が順次耕耘砕土されるとともに、この耕耘土は畝成形体
25にて複数列の畝Aが順次並列状態に畝立て成形され
る。すなわち、畝成形体25の各排水溝成形体27にて断面
略V字状の深い排水溝Bが順次連続して成形されるとと
もに、畝成形体25の各播種溝成形体28にて断面略V字状
の浅い播種溝Cが順次連続して成形され、畝成形体25の
各表面成形体29にて各列の畝Aの表面部が平らに成形さ
れる。
【0026】この際、各排水溝成形体27、各播種溝成形
体28及び各表面成形体29を有する畝成形体25はミッショ
ン4からの出力によって回転駆動されることにより、こ
の各排水溝成形体27、各播種溝成形体28及び各表面成形
体29は耕耘土に対してスリップして回転駆動され、これ
らによって深い各排水溝B、浅い各播種溝C及び畝Aの
表面部が整然と成形されるとともに、この各排水溝成形
体27、各播種溝成形体28及び各表面成形体29に土が付着
することが防止される。
【0027】そして、種子繰出機構61から繰り出される
種子は各種子導管63の播種口64から浅い各播種溝C内に
対して順次播種されるとともに、この各播種溝C内の種
子は各播種溝Cに沿って回転駆動される各覆土ローラ48
にて順次覆土されて被覆される。
【0028】つぎに、方向転換した二行程以降の畝成形
作業時には、前行程の場合と同様に、畝成形体25の各排
水溝成形体27にて断面略V字状の深い排水溝Bが順次連
続して成形され、畝成形体25の各播種溝成形体28にて断
面略V字状の浅い播種溝Cが順次連続して成形され、畝
成形体25の各表面成形体29にて各列の畝Aの表面部が平
らに成形される。
【0029】前記各行程の際には、畝成形体25を軸架し
た左右の伝動ケース21及びブラケット22の下端部21a ,
22a は、前行程で畝成形された隣接する畝Aの浅い播種
溝C上の位置から左右両端部の排水溝成形体27側の側方
部に外れた位置において進行され、この伝動ケース21の
下端部21a 及びブラケット22の下端部22a にて前行程で
畝成形された隣接する畝Aの浅い播種溝Cを損壊するこ
とがなく、各排水溝成形体27及び各播種溝成形体28にて
それぞれ深い排水溝B及び浅い播種溝Cが連続的に成形
される。
【0030】そして、種子繰出機構61から繰り出される
種子は各種子導管63の播種口64から浅い各播種溝C内に
対して順次播種されるとともに、この各播種溝C内の種
子は各播種溝Cに沿って回転駆動される各覆土ローラ48
にて順次覆土されて被覆される。したがって、方向転換
した二行程以降の各行程の畝成形作業時には前行程で畝
立成形された畝Aを保全しつつ整然と畝立成形される。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、機枠の左右に相対して
配設された伝動ケースの軸受体とブラケットの軸受体と
の間に多数の大径の排水溝成形体及びこの各排水溝成形
体の間に配設した多数の小径の播種溝成形体を有する回
転軸を回転自在に軸架し、前記左右両端部に位置する排
水溝成形体の外側部に前記左右の軸受体を収容する収容
凹部を形成したので、この左右両端部の排水溝成形体の
外側部の収容凹部内に伝動ケース及びブラケットに設け
た軸受体をそれぞれ確実に収容することができ、このた
め、左右両端部の排水溝成形体と左右の伝動ケース及び
ブラケットとは近接して配設することができ、二行程以
降の畝成形作業時には左右の伝動ケース及びブラケット
の下端部が前行程で畝成形された隣接する畝の浅い播種
溝上の位置から外れ、この伝動ケース及びブラケットの
下端部にて前行程で畝成形された隣接する畝の浅い播種
溝を損壊することを確実に防止でき、各行程毎に成形さ
れた隣接する畝の浅い播種溝を確実に保全しつつ排水溝
及び播種溝を整然と連続的に畝立成形することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す畝成形装置の一部を切
欠した平面図である。
【図2】同上側面図である。
【図3】同上外端部に配設された排水溝成形体の一部を
切欠した拡大平面図である。
【符号の説明】
1 機枠 4 ミッション 14 ロータリー耕耘体 21 伝動ケース 22 ブラケット 23 軸受体 25 畝成形体 26 回転軸 27 排水溝成形体 28 播種溝成形体 34 収容凹部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ミッションを有する機枠と、この機枠に
    回転自在に設けられ前記ミッションからの出力によって
    回転駆動されるロータリー耕耘体と、前記機枠から相対
    して後方に向かって突出されそれぞれの後端部に軸受体
    を有する左右の伝動ケース及びブラケットと、前記ロー
    タリー耕耘体の後方に位置して前記伝動ケースの軸受体
    とブラケットの軸受体との間に回転自在に設けられ前記
    ミッションからの出力によって回転駆動される畝成形体
    と、を具備し、 前記畝成形体は、前記左右の軸受体にて回転自在に軸架
    された回転軸を有し、この回転軸には軸方向に所定の間
    隔をおいて多数の大径の排水溝成形体を一体に固着する
    とともに、この各排水溝成形体の間に位置して前記回転
    軸には多数の小径の播種溝成形体を固着し、前記左右両
    端部に位置する排水溝成形体の外側部には前記左右の軸
    受体を収容する収容凹部を形成することを特徴とする畝
    成形装置。
JP5068041A 1993-03-26 1993-03-26 畝成形装置 Expired - Fee Related JP2978662B2 (ja)

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