JPH06276557A - 音声信号処理装置 - Google Patents

音声信号処理装置

Info

Publication number
JPH06276557A
JPH06276557A JP5058498A JP5849893A JPH06276557A JP H06276557 A JPH06276557 A JP H06276557A JP 5058498 A JP5058498 A JP 5058498A JP 5849893 A JP5849893 A JP 5849893A JP H06276557 A JPH06276557 A JP H06276557A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
voice
detection
signal processing
discrimination
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP5058498A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoji Fujino
尚司 藤野
Mitsuru Tsuboi
満 坪井
Naoji Matsuo
直司 松尾
Koji Okazaki
晃二 岡崎
Toshiaki Nobumoto
俊明 信本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP5058498A priority Critical patent/JPH06276557A/ja
Publication of JPH06276557A publication Critical patent/JPH06276557A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
  • Interface Circuits In Exchanges (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は呼接続がディジタル信号及びアナログ
信号の何れに係わらず端点及び中継点の判定を行うこと
ができ、中継点と判定された音声信号処理装置において
エコーキャンセル動作及び音質改善動作を停止すること
により中継点と端点との装置の相互作用による悪影響を
解除することができる音声信号処理装置を提供すること
を目的とする。 【構成】重畳手段72により一定周波数の判別信号を音
声信号に重畳して加入者網の交換機71へ出力し、検出
除去手段73により交換機71から送られてきた音声信
号に判別信号が重畳されているかどうかを検出し、かつ
判別信号を除去して音声信号のみを出力し、判別信号の
検出時に自装置が呼接続の行われた電話機74側に接続
されていることを示す端点であることを認識でき、判別
信号の未検出時に自装置が端点の間に位置することを示
す中継点であることを認識できるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は音声信号処理装置に関す
る。この音声信号処理装置は、音声交換網において音声
圧縮、エコーキャンセル、音声符号化/復号化等の音声
信号処理を行うものであり、既存の電話回線、高速ディ
ジタル専用線及びハイビットリンク等のディジタル専用
回線やISDN、将来の広帯域ISDN等のディジタル
専用回線などに用いることができる。
【0002】
【従来の技術】図7に従来の音声信号処理装置を用いた
電話回線網の一例を示し、その説明を行う。
【0003】この図において、1,2,3は電話機、
4,5,6は交換機である。各交換機4〜6の伝送路側
には、音声信号処理装置7,8,9,10が接続されて
おり、音声信号処理装置7と8とが第1伝送路11によ
り接続され、音声信号処理装置9と10とが第2伝送路
12により接続されている。
【0004】このような構成において音声信号処理装置
7〜10は、音声圧縮、エコーキャンセル、音声符号化
/復号化等の音声信号処理を行い、通信における伝送効
率の向上、音声品質の向上等に寄与している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した構
成において、音声信号処理装置7〜10が呼の接続状態
によっては、呼接続が行われる両端の交換機に接続され
る端点となったり、その両端の交換機の中間に接続され
る中継点となったりする。
【0006】例えば電話機1と2とで呼接続が行われる
場合、音声信号処理装置8は端点となり、電話機2と3
とで呼接続が行われる場合、音声信号処理装置9は端点
となる。しかし、電話機1と3とで呼接続が行われる場
合、音声信号処理装置8及び9は中継点となる。
【0007】このように音声信号処理装置を端点又は中
継点として用いるには、呼管理を電話局等の制御装置に
より一元的に行い、各音声信号処理装置に対して、呼の
接続状態や端点情報をリアルタイムで通知することによ
って原理的には実現可能である。
【0008】しかし、現実のネットワークはマルチベン
ダ化や体系の異なる通信装置の組み合わせで構成される
ため、呼の生成に応じてリアルタイムで端点を判定する
ことは困難である。
【0009】従って、音声信号処理装置をタンデム接続
状態で使用せざるを得ない。この場合、例えば音声信号
処理装置のエコーキャンセラがタンデム接続状態となる
ので、端点のみのエコーキャンセラが作動した場合と異
なり、中継点のエコーキャンセラも同時に作動するた
め、端点と中継点とのエコーキャンセラの相互作用によ
りエコーが除去されなくなるといった問題がある。
【0010】また、従来の音声信号処理装置における音
声圧縮伝送装置により、ディジタル信号レベルでビット
操作により同期ビットを付加し、その同期ビットの有無
により端点を判定する方法が考案されているが、これは
装置間をディジタル信号のまま接続することを前提とし
ている方法のため、アナログ接続された場合、ディジタ
ル信号である同期ビットがアナログ信号に変換されると
消失し、端点の判定が行えないといった問題がある。
【0011】本発明は、このような点に鑑みてなされた
ものであり、呼接続がディジタル信号及びアナログ信号
の何れに係わらず端点及び中継点の判定を行うことがで
き、中継点と判定された音声信号処理装置においてエコ
ーキャンセル動作及び音質改善動作を停止することによ
り中継点と端点との装置の相互作用による悪影響を解除
することができる音声信号処理装置を提供することを目
的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】図1に本発明の原理図を
示す。この図に示す音声信号処理装置は、音声交換網に
分散配置され、かつ伝送効率及び音声品質の向上のため
の音声信号処理を行うものであり、重畳手段72と、検
出除去手段73と、エコーキャンセラ75と、音声符号
器76とを具備して構成されている。
【0013】重畳手段72は、一定周波数の判別信号を
音声信号に重畳して加入者網の交換機71へ出力するも
のである。検出除去手段73は、交換機71から送られ
てきた音声信号に判別信号が重畳されているかどうかを
検出すると共に、判別信号を除去して音声信号のみを出
力するものである。
【0014】また、検出除去手段73により判別信号が
検出された際に、自装置が呼接続の行われた電話機74
側に接続されていることを示す端点であることを認識で
き、検出除去手段73により判別信号が未検出の際に、
自装置が端点の間に位置することを示す中継点であるこ
とを認識できるようになっている。
【0015】エコーキャンセラ75は、検出除去手段7
3による判別信号の検出時に停止し、判別信号の未検出
時に作動するものである。音声符号器76は、音声のP
CM伝送、圧縮伝送、及び音質改善の各処理を行うもの
であり、検出除去手段73による判別信号の検出時に音
質改善処理が停止し、判別信号の未検出時に音質改善処
理が作動するようになっている。
【0016】また、呼を検出する図示せぬ呼検出手段
と、呼検出手段により呼が検出された際に、重畳手段7
2が行う音声信号への判別信号の重畳と、検出除去手段
73が行う判別信号の検出及び音声信号から判別信号の
除去とを、所定時間のみ行わせる制御手段とを設けるの
が好ましい。
【0017】
【作用】上述した本発明によれば、音声信号処理装置自
体が端点に位置するか中継点に位置するかを、検出除去
手段73による判別信号の検出/未検出によって容易に
判定することができる。
【0018】判別信号が検出された場合は、重畳手段7
2により重畳された判別信号が交換機71を介して戻っ
てきた場合なので、音声信号処理装置が中継点に位置す
ることが分かる。
【0019】判別信号が未検出の場合、重畳手段72に
より重畳された判別信号が交換機71を介して電話機7
4へ出力されることによって消失した場合なので、音声
信号処理装置が端点に位置することが分かる。
【0020】また、先の検出の場合、即ち中継点の場
合、エコーキャンセラ75が停止するように制御され、
又は音声符号器76の音質改善処理が停止するように制
御され、一方、未検出の場合、即ち端点の場合、エコー
キャンセラ75が動作するように制御され、又は音声符
号器76の音質改善処理が動作するように制御されるの
で、中継点及び端点での同エコーキャンセラ75又は同
音声符号器76の相互作用による音質への悪影響を防止
することができる。
【0021】更に、判別信号に一定周波数の信号を用い
ているので、ディジタル信号及びアナログ信号の何れに
も対応することができる。
【0022】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。図2は本発明の第1実施例による音声信号
処理装置のブロック構成図である。
【0023】図2に示す音声信号処理装置20は、図4
に示す電話回線網の符号27,28,29,30で示す
位置に接続されるものであり、端点判定処理部32、エ
コーキャンセラ33、及び音声符号器34を具備して構
成されている。
【0024】端点判定処理部32は、音声信号処理装置
20が端点又は中継点の何れに位置するかを判定するも
のであり、音声信号処理装置20が例えば図4に示す符
号27の位置に接続されたものであれば、その出力信号
Hを交換機24へ出力し、交換機24から送られてきた
信号Aを受信するようになっている。
【0025】端点判定処理部32の内部構成を図3に示
し、その説明を行う。但し、図3において図2の各部に
対応する部分には同一符号を付す。図3に示す端点判定
処理部32において、36はキャリア発生部(以降、C
−genと呼ぶ)、37は加算器、38は帯域通過フィ
ルタ(以降、BPFと呼ぶ)、39はキャリア検出部
(以降、C−detと呼ぶ)、40は帯域除去フィルタ
(以降、BRFと呼ぶ)である。
【0026】C−gen36は、例えば3.35kHz
の周波数のキャリア信号CSを発生する。加算器37
は、エコーキャンセラ33の出力する音声信号Gにキャ
リア信号CSを加算するものである。即ち、加算器37
から出力される信号Hは音声信号にキャリア信号が重畳
されたものとなる。
【0027】BPF38は、3.3kHz〜3.4kH
zの周波数の信号を通過させるものであり、入力信号A
にキャリア信号CSが重畳されていれば、そのキャリア
信号CSが通過するようになっている。
【0028】C−det39は、BPF28を通過した
キャリア信号CSを検出し、検出時にエコーキャンセラ
33をOFF、未検出時にONとする信号Iを出力する
ものである。
【0029】BRF40は、3.3kHz〜3.4kH
zの周波数の信号を除去するものであり、入力される信
号Aにキャリア信号CSが重畳されていれば、そのキャ
リア信号CSを除去するようになっている。
【0030】ここで、例えば図4に示す電話機21と2
3とを呼接続する場合に、符号27又は30の位置にあ
る音声信号処理装置20において、音声信号Gにキャリ
ア信号CSの重畳された信号Hが、交換機24又は26
を介してオフフック状態となった電話機21又は23に
出力されたとする。
【0031】この場合、キャリア信号CSはそのまま吸
収されてしまうので、交換機24又は26から端点判定
処理部32に入力される信号Aには、キャリア信号CS
は含まれていない。
【0032】従って、C−det39ではキャリア信号
CSは検出されず、エコーキャンセラ33をONとする
信号Iが出力されることになる。信号Iを受けたエコー
キャンセラ33は、エコーを除去する動作を行う。
【0033】キャリア信号CSが未検出であることから
音声信号処理装置20が端点に位置していることも分か
る。一方、符号28又は29の位置にある音声信号処理
装置20において、音声信号Gにキャリア信号CSの重
畳された信号Hが、交換機25を介してオンフック状態
となった電話機22に出力されたとする。
【0034】この場合、キャリア信号CSの重畳された
信号Hは交換機25でUターンし、信号Aとして端点判
定処理部32に入力されることになるので、BPF38
ではキャリア信号CSのみが通過し、C−det39に
よって通過したキャリア信号CSが検出される。
【0035】これによってエコーキャンセラ33をOF
Fとする信号Iが出力されることになる。信号Iを受け
たエコーキャンセラ33は停止状態となる。キャリア信
号CSが検出されたことから音声信号処理装置20が中
継点に位置していることも分かる。
【0036】また、図2に示す音声符号器34は、エコ
ーキャンセラ33から出力された信号Cの符号化を行っ
て信号Dとして伝送路へ出力し、伝送路から送られてき
た信号Eの復号化を行って信号Fとしてエコーキャンセ
ラ33へ出力する。
【0037】以上説明した第1実施例の音声信号処理装
置20によれば、現在自己が端点であるか中継点である
かを判定することができ、端点と判定された場合にエコ
ーキャンセラ33を作動させることによってエコーを除
去する。中継点と判定された場合にエコーキャンセラ3
3を停止させる。このことによって、従来のように端点
と中継点とのエコーキャンセラの相互作用によりエコー
が除去されなくなるといったことを防止することができ
る。
【0038】また、音声信号にある周波数のキャリア信
号を重畳し、そのキャリア信号を端点及び中継点の判定
信号としたので、従来のように判別信号に該当する同期
ビットがアナログ接続の際にアナログ信号に変換されて
消失し、端点の判定が行えなくなるといったことを防止
することができる。即ち、ディジタル接続、アナログ接
続に係わらず端点及び中継点の判定を行うことが可能と
なる。
【0039】次に、第2実施例による音声信号処理装置
を図5を参照して説明する。図5に示す音声信号処理装
置50は、呼検出部51、端点判定処理部52、及び音
声符号器53を具備して構成されている。
【0040】呼検出部51は、SS(Signaling Send)/
SR(Signaling Receive) 方式により、交換機から送ら
れてくるSS信号及びSR信号の状態変化を検出するこ
とによって呼の有無を検出するものである。
【0041】また、呼検出部51は、呼を検出した場合
に、端点判定処理部52に端点判定処理動作の起動をか
ける信号L1を出力する。端点判定処理部52の内部構
成を図6に示し、その説明を行う。但し、図6において
図5の各部に対応する部分には同一符号を付す。
【0042】図6において、55はキャリア発生部(C
−gen)、56は加算器、57は帯域通過フィルタ
(BPF)、58はキャリア検出部(C−det)、4
0は帯域除去フィルタ(BRF)、60はセレクタ、6
1は端点判定実行制御部である。
【0043】C−gen55は、例えば0.3kHzの
周波数のキャリア信号CS1を発生する。加算器56
は、音声符号器53の出力する音声信号G2にキャリア
信号CS1を加算するものである。即ち、加算器56か
ら出力される信号H1は音声信号にキャリア信号が重畳
されたものとなる。
【0044】BPF57は、0.2kHz〜0.4kH
zの周波数の信号を通過させるものであり、入力信号A
1にキャリア信号CS1が重畳されていれば、そのキャ
リア信号CS1が通過するようになっている。
【0045】C−det58は、BPF57を通過した
キャリア信号CSを検出し、検出時に後述で説明するポ
ストフィルタ65(図5)をOFF、未検出時にONと
する信号I1を出力するものである。
【0046】BRF59は、0.2kHz〜0.4kH
zの周波数の信号を除去するものであり、入力される信
号A1にキャリア信号CS1が重畳されていれば、その
キャリア信号CS1を除去するようになっている。
【0047】セレクタ60はBRF59の出力信号B1
か信号A1の何れかを選択して出力するものである。端
点判定実行制御部61は、C−gen55の起動、セレ
クタ60の選択動作、C−det58の検出動作を制御
することによって端点及び中継点を判定する動作を実行
させるものである。
【0048】これは、信号L1が入力された時点から、
C−gen55に信号S1を300ms供給し、セレク
タ60に信号S2を500ms供給し、C−det58
に信号S3を500ms供給することによって行う。
【0049】その信号S1〜S3の供給間、C−gen
55がキャリア信号CS1を出力し、セレクタ60が信
号B1を選択して出力し、C−det58がキャリア信
号CS1の検出動作を行うようになっている。
【0050】図3に示す音声符号器53は、ポストフィ
ルタ65、復号部66、及び符号化部67を有して構成
されている。符号化部67は、端点判定処理部52のセ
レクタ60で選択された信号B2の符号化を行って、伝
送路へ送出するものである。
【0051】復号部66は、伝送路から送られてくる信
号E1を復号するものである。ポストフィルタ65は、
復号部66の出力する音声信号G1の、音声認識ができ
る周波数帯を強調して出力するものであり、前記した信
号I1に応じてON/OFF状態となる。信号I1がキ
ャリア信号CS1の検出時のものであればOFF状態と
なり、未検出時のものであればON状態となる。
【0052】このような音声信号処理装置50が端点と
なる場合は、音声信号G2にキャリア信号CS1の重畳
された信号H1が、交換機を介してオフフック状態とな
った電話機に出力される。
【0053】この場合、キャリア信号CS1はそのまま
吸収されてしまうので、交換機から端点判定処理部52
に入力される信号A1には、キャリア信号CS1は含ま
れていない。
【0054】従って、C−det58ではキャリア信号
CS1は検出されず、ポストフィルタ65をONとする
信号I1が出力されることになる。一方、音声信号処理
装置50が中継点となる場合は、音声信号G2にキャリ
ア信号CS1の重畳された信号H1が、交換機を介して
オンフック状態となった電話機に出力される。
【0055】この場合、キャリア信号CS1の重畳され
た信号H1は交換機でUターンし、信号A1として端点
判定処理部52に入力されることになるので、BPF5
7ではキャリア信号CS1のみが通過し、C−det5
8によって通過したキャリア信号CS1が検出される。
【0056】これによってポストフィルタ65をOFF
とする信号I1が出力されることになる。この際、BR
F59を通過し、キャリア信号CS1が除去された信号
B1がセレクタ60により選択され、伝送路へ出力され
る。
【0057】以上説明した第2実施例の音声信号処理装
置50によれば、現在自己が端点であるか中継点である
かを判定することができ、端点と判定された場合にポス
トフィルタ65を作動させることによって音質を向上さ
せることができる。
【0058】また、ディジタル接続、アナログ接続に係
わらず端点及び中継点の判定を行うことが可能となる。
第2実施例の音声信号処理装置50に、第1実施例同様
エコーキャンセラを設け、エコーキャンセラのON/O
FF制御をポストフィルタ65の制御を行う信号I1に
よって行うようにしてもよい。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
呼接続がディジタル信号及びアナログ信号の何れに係わ
らず端点及び中継点の判定を行うことができる効果があ
る。
【0060】また、中継点と判定された音声信号処理装
置においてエコーキャンセル動作及び音質改善動作を停
止することにより中継点と端点との装置の相互作用によ
る悪影響を解除し、通話音質を向上させることができる
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明の第1実施例による音声信号処理装置の
ブロック構成図である。
【図3】図2に示す端点判定処理部のブロック構成図で
ある。
【図4】実施例を説明するための電話回線網の一例図で
ある。
【図5】本発明の第2実施例による音声信号処理装置の
ブロック構成図である。
【図6】図4に示す端点判定処理部のブロック構成図で
ある。
【図7】従来例を説明するための電話回線網の一例図で
ある。
【符号の説明】
71 交換機 72 重畳手段 73 検出除去手段 74 電話機 75 エコーキャンセラ 76 音声信号処理装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡崎 晃二 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 信本 俊明 福岡県福岡市博多区博多駅前三丁目22番8 号 富士通九州ディジタル・テクノロジ株 式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声交換網に分散配置され、かつ伝送効
    率及び音声品質の向上のための音声信号処理を行う音声
    信号処理装置において、 一定周波数の判別信号を音声信号に重畳して加入者網の
    交換機(71)へ出力する重畳手段(72)と、 該交換機(71)から送られてきた音声信号に該判別信号が
    重畳されているかどうかを検出すると共に、該判別信号
    を除去して音声信号のみを出力する検出除去手段(73)と
    を具備し、 前記検出除去手段(73)により前記判別信号が検出された
    際に、自装置が呼接続の行われた電話機(74)側に接続さ
    れていることを示す端点であることを認識でき、該検出
    除去手段(73)により該判別信号が未検出の際に、自装置
    が該端点の間に位置することを示す中継点であることを
    認識できるように構成したことを特徴とする音声信号処
    理装置。
  2. 【請求項2】 呼を検出する呼検出手段と、 該呼検出手段により呼が検出された際に、前記重畳手段
    (72)が行う前記音声信号への前記判別信号の重畳と、前
    記検出除去手段(73)が行う該判別信号の検出及び該音声
    信号から該判別信号の除去とを、所定時間のみ行わせる
    制御手段とを設けたことを特徴とする請求項1記載の音
    声信号処理装置。
  3. 【請求項3】 エコーキャンセラ(75)を設け、 前記検出除去手段(73)による前記判別信号の検出時に該
    エコーキャンセラ(75)を停止させ、該判別信号の未検出
    時に該エコーキャンセラ(75)を作動させることを特徴と
    する請求項1又は2記載の音声信号処理装置。
  4. 【請求項4】 音声のPCM伝送、圧縮伝送、及び音質
    改善の各処理を行う音声符号器(76)を設け、 前記検出除去手段(73)による前記判別信号の検出時に該
    音声符号器(76)の該音質改善処理を停止させ、該判別信
    号の未検出時に該音質改善処理を行わせることを特徴と
    する請求項1又は2記載の音声信号処理装置。
JP5058498A 1993-03-18 1993-03-18 音声信号処理装置 Withdrawn JPH06276557A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5058498A JPH06276557A (ja) 1993-03-18 1993-03-18 音声信号処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5058498A JPH06276557A (ja) 1993-03-18 1993-03-18 音声信号処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06276557A true JPH06276557A (ja) 1994-09-30

Family

ID=13086094

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5058498A Withdrawn JPH06276557A (ja) 1993-03-18 1993-03-18 音声信号処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06276557A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0451286A1 (en) * 1989-10-06 1991-10-16 Kabushiki Kaisha Toshiba Integrated circuit device

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0451286A1 (en) * 1989-10-06 1991-10-16 Kabushiki Kaisha Toshiba Integrated circuit device
EP0451286B1 (en) * 1989-10-06 1996-12-18 Kabushiki Kaisha Toshiba Integrated circuit device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7206399B2 (en) Failsafe configuration for alternative network telephony
EP1797648B1 (en) Suppressing echo cancelling in packet switched network
JPH11331429A (ja) 呼関連情報受信機ユニット
FI89658C (fi) Arrangemang foer styrning av en ekoslaeckare
JP2904637B2 (ja) 通信網の信号方法
JPH06276557A (ja) 音声信号処理装置
JPH09247246A (ja) エコーキャンセラのトレーニング制御装置
GB2294841A (en) Digital audio signal transmitting apparatus with a bypass to reduce quantization errors
JP3136277B2 (ja) 反響除去システム
JP2654394B2 (ja) 通信装置
JPH0818676A (ja) 電話会議装置
JP2913905B2 (ja) 構内自動交換機
JP2741513B2 (ja) データ・音声同時伝送装置
US6584194B1 (en) Telephone or communication terminal with improved calling alert signal detection by using an activity detector
JP2850703B2 (ja) 伝送制御装置
JPH01290359A (ja) 通信装置
KR101002096B1 (ko) 교환기 대기음의 선택적 제거 기능을 보유한 전화기
JP2644070B2 (ja) エコーキャンセラのリモート・ループバック試験方式
JPH118706A (ja) 音声符号化装置および音声符号化方法
JP2749735B2 (ja) 音声符号化装置
JP2850702B2 (ja) 伝送制御装置
JPH03171810A (ja) エコーキャンセラ
JPS62210769A (ja) 加入者回路試験方式
JPH0555957A (ja) 音声処理装置
JPH04165825A (ja) エコーキャンセラ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20000530