JP2904637B2 - 通信網の信号方法 - Google Patents

通信網の信号方法

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JP2904637B2
JP2904637B2 JP4078800A JP7880092A JP2904637B2 JP 2904637 B2 JP2904637 B2 JP 2904637B2 JP 4078800 A JP4078800 A JP 4078800A JP 7880092 A JP7880092 A JP 7880092A JP 2904637 B2 JP2904637 B2 JP 2904637B2
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  • Signal Processing (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Interface Circuits In Exchanges (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気通信網に関し、さ
らに詳細には通信網の接続の確立に関与する1つ以上の
網要素(ノード)が特定の機能を実行するのを防ぐ方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、電気通信網の機能は、発
呼局と被呼局との間の接続(網接続)を確立することで
ある。そのような接続が一度確立されると、発呼局およ
び被呼局は、例えば音声信号などの信号を互いに交換す
るようになる。一般に、接続(経路)中の要素は、その
ような信号の伝送において特定の機能を果たすように動
作する。例えばエコーキャンセラが一般に網接続に含ま
れていて、これが受信する音声信号からいわゆるエコー
信号を消去し、このエコー信号が音声信号源、すなわち
電話端末装置に戻されるのを防ぐようになっている。
【0003】もう1つの例として、接続に含まれる網要
素には、信号がその通信網を通過するごとに信号に対し
異なる機能を果たすように動作するものもある。例えば
そのような網要素のなかには、例えば100Hz〜30
0Hzの低音帯域にある音声信号の水準を選択的に上げ
るように構成されたものがある。
【0004】つまり、網接続による音声信号の伝送は、
そのような信号に多くの異なる信号処理機能を作用させ
ることによって、質を高めることができる。しかし、あ
る状況下では、そのような信号に同じ信号処理機能が2
回以上作用すると、信号の質が低下することも実際には
ありうる。例えば低音帯域の音声信号の水準を選択的に
高める機能が信号に2回以上適用されると、低音帯域の
音声信号の水準は、その他の帯域に対して非常に高くな
り、これによって、その音声信号は、受信する電話端末
装置に送られる前に歪むおそれがある。もう1つの例と
して、前記のようにエコー信号を除去するためには音声
信号をエコー消去処理に掛ける方が好都合である。しか
し、網接続ごとにありうるエコーキャンセラに音声信号
をさらに通しても、信号の質の改善にはならない。実際
そうした場合も、いわゆる量子化歪み(これは、エコー
消去処理の副作用である)の水準が増加することになる
ので、音声信号の質は低下することがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、信号などが特
定の通信網機能の作用を受ける回数を制御する必要があ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】特定の機能を果たす特定
の網要素を構成し、その機能を果たす第1の要素が他の
要素に知らせてその機能を実行するのを防ぐようにすれ
ば、電気通信の交換および信号方式の技術は進歩する。
具体的には、特定の機能を果たす網要素が、本発明に従
ってその網接続上に簡単なリンクを確立することにより
その事実を他の網要素に知らせ、これによって、その接
続に含まれる同様の要素がその機能を実行するのを防
ぐ。従って、接続内に配置された網要素は、リンクを確
立する信号であるリンク信号の存在の有無に基づいて特
定の通信網機能を実行する。
【0007】本発明を説明するための実施例において
は、リンクを実現するために、例えば20Hzのような
所定の周波数を有する信号が使用される。この場合、機
能を実行する要素は、その機能を実行するだけでなく、
20Hzの信号を発生して、この信号を網接続によって
送信するので、その信号を検出するように構成された他
の要素は、その機能が実行済みであることを知らされ
る。従って、後者の要素は、その機能の実行を控えるこ
とになる。
【0008】
【実施例】図1において、周知のように、通信網100
は、とりわけ複数の市外交換機(ノード)からなり、図
1には市外交換機105、110、115および120
というように複数示した。これらの市外交換機は、互い
に多数相互接続されて、端末S1およびS2の電話利用
者などの通信網100の加入者に対し音声およびデータ
の長距離接続を提供する。例えば端末S1およびS2の
利用者のような利用者の間で通信網100の電話接続が
確立される要領は周知であるから、ここでは説明しな
い。そこで、例えば端末S1の利用者のような電話利用
者は、端末S1をオフフックにした後、端末S2の利用
者のような被呼側の電話番号をダイヤルすることによっ
て、接続を確立できると述べるに止める。端末S1を管
轄する市内中央局(CO)25は、ダイヤルされた数字
を受信収集し、市外局105(本明細書では、市外交換
機(TS)とも称する)などの通信網100の市外局へ
の接続を確立する。次に、市外局、即ち市外交換機10
5が、市内中央局25から受信したダイヤルされた電話
番号に基づいて、市外交換機120などのいわゆる宛先
の市外交換機への接続を確立する。次に、宛先の市外交
換機120が、その接続を端末S2を管轄するCO50
へと経路106を介して延長し、ダイヤルされた電話番
号をそのCOに渡す。CO50は、その電話番号の受信
に応じて接続を局S2まで延長する。そして、局S1お
よびS2のそれぞれの利用者は、確立された接続を介し
て互いに話をする。この確立された接続には、市外交換
機105および120の間に直通経路102が含まれ
る。
【0009】しかし、市外交換機の間にそのような直通
経路が必ずしも確立できるとは限らない。このような状
況は、直通経路によって行われている通話のレベルが臨
界レベルに達するときに、起こりそうであるが、この場
合、その直通経路は「封鎖中」として印が付けられるこ
とになる。従って、封鎖された経路の両端に接続された
市外交換機間のそれ以降の通話は、代替経路を介して経
路付けされるが、この代替経路には他の1つ以上の市外
交換機が必然的に含まれる。例えば、上記の例において
経路102が封鎖として印が付けられた場合、市外交換
機105および120の間の代わりの接続を、例えば市
外交換機110または115などの1つ以上の中間の市
外交換機を介して確立してもよい。何れの場合も、両端
を結ぶ接続には、例えば市外交換機105と115との
間の経路103および市外交換機115と120との間
の経路104などの多数の経路を含む。
【0010】通信網100のような通信網において、信
号処理装置は、例えば音声またはその他の種類の信号を
濾過するというような特定の機能を実行するように動作
するが、一般に、市外交換機に市外交換網とのインタフ
ェースを与えるのに使用される。例えば、市外交換機1
05に網間(市外交換機間の)経路102、103およ
び106へのインタフェースをそれぞれ与えるのに、信
号処理装置が使用される。同様に、それらの経路の他端
にも、ノード120、115および110とそれぞれイ
ンタフェースをとるために、そのような装置が使用され
る。
【0011】従って、このようにインタフェースをとる
結果として、多数の経路からなる通信網100の接続に
より、音声またはその他の信号が信号処理機能の作用を
重複して受ける可能性があり、このため信号の質が低下
する恐れがある。
【0012】例えば、交換機105(120)に経路1
03(104)とのインタフェースを与えるために使用
される信号処理装置は、端末S1(S2)によって送信
された信号に対し一定の処理機能を実行するように動作
する。この場合の機能は、例えば、エコーの消去、また
は低音帯域内の信号水準の強化による信号品質の向上な
どである。同様に、経路103(104)に交換機11
5とのインタフェースを与えるために使用される信号処
理装置も、端末S1(S2)の信号に同様の機能を実行
する。
【0013】周知のとおり、エコーの消去過程の副作用
として、いわゆる量子化雑音が発生する。一般に、この
量子化雑音の水準は、処理中の信号の全体的な品質に影
響するほど目立つものではない。しかし、信号がエコー
消去処理に何度も掛けられると、量子化雑音の水準は感
知できるようになる。一方、その処理機能が、低音帯域
の信号水準を、例えば11dBというようにある因数分
だけ増加させるように方向付けられている場合、そのよ
うに信号を何度も増加させると、低音帯域の信号が、音
声帯域の他の信号に比較して極端に高い水準を持つよう
なる。
【0014】この問題は、所望の機能を果たすように適
合させた信号処理装置(要素)が本発明により簡単な
ンクを確立するように、その信号処理装置を構成するこ
とによって、処理される。リンク信号は、所望の機能が
実行されたことを、接続に存在する可能性のある他の装
置に知らせるために使用される。このようにして、通信
網のマルチパス接続の第1の経路の信号処理装置は、そ
の接続に存在しうる後続の中間の経路の信号処理装置が
所望の機能を実行するのを防ぐことができる。こうし
て、リンク信号の有無を用いて、その接続中の他の信号
処理装置が所望の機能を実行するか否かを制御する。
【0015】本発明の実施例において、信号処理装置の
間のリンク信号は、所定の信号を発生させ、この信号を
音声経路の接続によって送ることによって実現するが、
この場合の所定の信号は、例えば20Hzの周波数を有
する音声帯域以下の信号である。
【0016】図2に、端末S1およびS2(同図には図
示せず)の間に設定される1つのマルチパス接続のさら
に詳細なブロック図を示す。この接続には、市外交換機
105、115および120が含まれる。(市外交換機
115は、本明細書では中間交換機とも称する。)
【0017】通信網100を形成する市外交換機は、特
に電話交換機200をそれぞれ含む。市外交換機105
の交換機200に網間(市外交換機間の)経路103と
のインタフェースを与えるために、例えばエコーキャン
セラなどの信号プロセッサ300が使用される。同図に
おいて通信路101、103、104および106の各
々が、端末装置S1およびS2のそれぞれの装置から受
信した音声信号を伝送するための2つの反対方向の伝送
路として示されている。例えば、経路103は、経路1
03−1および103−2として示されている。(ここ
では、端末S1から経路74および2線/4線ハイブリ
ッドを介して受信された音声信号は通信網100を左か
ら右に通って送られ、端末S2から経路77および2線
/4線ハイブリッドを介して受信された音声信号は、通
信網100を逆向きに通って送られるものと仮定す
る。)
【0018】周知のとおり、特に信号プロセッサ300
は、音声信号に存在しうるエコー信号の消去を含む多数
の機能を実行する。エコー信号は、送信された信号の反
射であり、一般に、電話通信路などの伝送媒体とハイブ
リッド75および76のような2線/4線ハイブリッド
との間のインピーダンス不整合の結果として発生する。
(尚、ハイブリッドは、一般に、CO25および50
(図1)などの中央局にあり、COの回線側またはトラ
ンク側の何れかに配置される。場合によっては、ハイブ
リッドを市外交換機に設けてもよい。)従って、市外交
換機120の信号プロセッサ300は、経路104−1
を介して受信される送信音声信号を経路104−2を介
して逆方向に伝播する信号と比較し、それらが送信音声
信号のエコーであることが分かった場合、後者の信号を
消去するように、周知の要領で動作する。市外交換機1
05に含まれる信号プロセッサ300は、経路103−
2を介して受信される送信音声信号を経路101−1を
介して反対方向に伝播する信号と比較することによっ
て、同様の機能を実行する。
【0019】さらに、市外交換機105および120に
含まれている信号プロセッサ300によって実行される
エコー消去機能は、市外交換機115に含まれる信号プ
ロセッサ300−1および300−2によっても実行さ
れる。状況によっては、プロセッサ300−1および3
00−2にエコー消去機能の実行を禁止する方が望まし
い場合もある。
【0020】上記のように、信号プロセッサ300が実
行する可能性のあるもう1つの機能は、音声信号の強化
である。同じく上記のとおり、市外交換機115がマル
チパス接続において中間交換機として配置された場合、
プロセッサ300−1および300−2が前記の機能お
よびエコー消去機能を実行することを禁止する方が望ま
しい場合がある。以下の説明においては、音声信号強化
機能の重複を防ぐように本発明のリンクが作用するもの
と仮定する。しかし、このような仮定を制限と解釈する
べきではない。なぜなら、例えばいわゆる低ビットレー
トの音声符号化などのような完全に異なる機能を装置が
実行するのを禁止するように、本発明を容易に適合させ
ることができるからである。
【0021】それぞれ1、2、3および4と指定された
4つのポートを有する信号プロセッサ300のさらに詳
細なブロック図を図3示す。ポート1を介して受信され
る送信された音声信号は、符号変換器301に与えられ
る。通常の符号変換器301は、信号検出器302に与
えるために周知のmu255則フォーマット(または、
ある状況下ではA則フォーマット)で符号化された音声
信号を線形フォーマットに変換するように動作する。信
号検出器302は、後続の市外交換機が前記の音声信号
強化のような所望の機能を実行するのを防ぐために、そ
の接続において他の市外交換機によって発生された可能
性のあるリンク信号の有無を検出するように本発明によ
り動作する。
【0022】具体的には、信号検出器302は、例えば
20Hzのような所定の周波数を中心とするノッチフィ
ルタとして構成された通常のデジタル信号プロセッサ
(DSP)であるが、リンク信号(例えば20Hzの信
号)の有無を所定の期間(例えば1秒間)連続的に検出
し、これに基づいて符号変換器301から受信した符号
化された信号をスイッチの端子1および2を介してフィ
ルタ305に渡すように動作する。
【0023】図4を簡単に説明すると、(20Hzを中
心とし、約30デシベルのエネルギー水準を有する)信
号「a」のような所定の信号を音声経路接続を介して継
続的に送信することによって、リンクが確立される。従
って、信号「a」の継続的な存在によって、1つの交換
機から別の「下流」の交換機に至るリンクが確立された
ことが確認される。さらに、20Hzのリンク信号は、
例えば雑音などが原因で存在する外来の20Hzの信号
とは区別される。そのために、検出器302をさらに改
良して、検出された20Hzの信号が少なくとも(前記
のように)1秒間は継続し、かつ少なくとも20デシベ
ルのエネルギー水準を有するときに限って、リンク信号
を確認するようにする。
【0024】図3に戻り、検出器302がリンク信号
検出しない場合、検出器302は、符号化された信号を
スイッチ304の端子1および3を介して機能プロセッ
サ306に渡す。これに対して、検出器302が、リン
ク信号の存在を検出した場合、検出器302は、符号化
された信号をフィルタ305に渡す。
【0025】(尚、本発明の実施例において、スイッチ
304は、デジタルマルチプレクサであるが、明解かつ
簡単のために図中ではスイッチ304として機能的に示
した。)
【0026】フィルタ305(これは、例えばDSPで
もよい)は、符号化された信号から前記のリンク信号
濾過して取り除き、結果として得られる符号化された音
声信号をエコーキャンセラ307に渡すために、通常の
帯域通過フィルタとして構成される。エコーキャンセラ
307は、通常のもので上記のように動作する。つま
り、キャンセラ307は、フィルタ305から受信した
符号化された音声信号をポート4を介して受信した信号
と比較し、これらの信号が音声信号のエコーを表してい
る場合、後者の信号を消去する。次に、キャンセラ30
7は、符号化された音声信号を信号発生器308に与え
る。ポート4を介して受信した信号がエコーでないと分
かると、その信号は、ポート3を介して通信網の接続に
おける次の要素に出力される。
【0027】信号発生器308は、通常のものであり、
例えばDSPでもよいが、リンク信号(例えば20Hz
の信号)を発生し、それをキャンセラ307から受信し
た符号化された音声信号と結合し、その結果を符号変換
器309に与える。(尚、信号発生器308は、検出器
302の入力におけるリンク信号の有無に関わらず、
ンク信号を発生する。)符号変換器309は、入力にお
いて受信した線形符号化信号をmu255則フォーマッ
ト(またはA則フォーマット)に通常の方法で変換し、
その結果をポート2に与える。
【0028】上記のように、リンク信号が存在しない場
合、符号化音声信号が機能プロセッサ306に与えられ
る。本発明のこの説明のための例において、機能プロセ
ッサ306は、例えばデジタルフィルタであり、受信し
た音声信号の応答を所定の応答曲線で乗じて、低音帯域
の周波数を有する音声の水準を高める。この応答曲線
は、フィルタ306の係数によって特徴付けられる。従
って、例えば300Hzを下回る周波数の音声信号は、
例えば10〜15デシベルの値だけ信号のエネルギー水
準を高めるフィルタ306の応答によって乗算される。
例えば300Hzを超える周波数の音声信号は、フィル
タ応答の残部によって乗算されるが、これによって所定
の値、例えば0デシベルという値だけ信号の水準が高め
られる。
【0029】次に、機能プロセッサ306によって実行
される機能の作用を受けた音声信号は、上述のようにさ
らに処理するためにエコーキャンセラに与えられる。
【0030】信号プロセッサ300も符号変換器310
および311を備えていることが図から分かる。変換器
310は、変換器301と同様に、ポート4を介して受
信したmu255則符号化音声信号をキャンセラ307
に与えるために線形フォーマットへと変換する。変換器
311は、変換器309と同様に、線形符号化音声信号
をポート3に与えるためにmu255則フォーマットへ
と変換する。
【0031】以上の事柄に留意して図2および3を説明
する。経路74を介して受信した音声信号のみを考察す
ると、この信号は、ハイブリッド75および経路101
−1を介して市外交換機105の交換機200に渡され
る。次に、この音声信号は、交換機200によって確立
される接続を通って、市外交換機105にあるプロセッ
サ300のポート4に接続された市外トランクまで進
む。音声信号がエコーを表さない場合、後者のプロセッ
サ300は、音声信号を市外交換網の経路103−1に
与える。経路103−1は、通信網を介して信号プロセ
ッサ300−1に接続されている。
【0032】音声信号は、機能プロセッサ306によっ
て実行される強化関数の作用をここまでは受けていない
ことが分かる。音声信号は、そのようなものとして、
ンク信号を伴っていない。しかし、この事実は、この音
声信号がプロセッサ300−1のポート1に達すること
から、そのプロセッサに含まれる信号検出器302によ
って検出される。従って、プロセッサ300−1の信号
検出器302は、音声信号を関連する機能プロセッサ3
06に通すようにする。さらに、信号プロセッサ300
−1に含まれる信号発生器308が、リンク信号を導入
する、例えば音声信号を20Hzの信号と結合させ、そ
の結果を関連する符号変換器309を介してプロセッサ
300−1のポート2に与える。次に、音声信号は、市
外交換機115の交換機200、そして信号プロセッサ
300−2のポート4へと延長される。
【0033】このような音声信号はエコー信号を表さな
いので、プロセッサ300−2は、その信号を市外交換
網の経路104−1に与える。経路104−1は、市外
交換機120に含まれる信号プロセッサ300のポート
1に接続されている。しかし、この例では、関係する信
号検出器302が、上流の市外交換機115に含まれる
信号プロセッサ300−1によって設定されたリンク信
の存在を検出する。従って、市外交換機120のプロ
セッサ300の信号検出器302は、受信した音声信号
を関連する機能プロセッサ306ではなく、関連するフ
ィルタ305に渡し、これによって、関連する機能プロ
セッサ306によって実行される可能性のある信号処理
機能の作用をその音声信号が再び受けないことを保証す
る。
【0034】同様に、逆方向に進行する音声信号も信号
プロセッサ300−2に含まれる機能プロセッサ306
によって実行される機能の作用を受けることになる。こ
のような音声信号が、市外交換機105に収容されてい
る信号プロセッサ300のポート1に達すると、それに
含まれる信号検出器302によって、随伴するリンク信
の存在が検出されるので、その音声信号は、関連する
機能プロセッサ306ではなく関係付けられたフィルタ
305に渡される。
【0035】例えば市外交換機115のような中間の市
外交換機が少なくとも1つも経路に含まれないならば、
このような場合、経路74を介して受信された音声信号
は、市外交換機120の信号プロセッサ300に含まれ
る機能プロセッサ306によって実行される機能の作用
を受ける。この理由は、音声信号が後者の信号プロセッ
サ300のポート1に到達するとき、この信号がリンク
信号を伴っていないからである。同様の理由で、逆方向
に進む音声信号も、市外交換機105の信号プロセッサ
300に収容されている機能プロセッサ306によって
実行される機能の作用を受ける。
【0036】以上の説明は、本発明の一実施例に関する
もので、この技術分野の当業者であれば、本発明の種々
の変形例が考えられるが、それらはいずれも本発明の技
術的範囲に包含される。例えば、通信網の接続において
多数のリンクを設定して、通信網の接続において実行し
うる多数の異なる機能の運用を制御することができる。
このような場合、例えば20Hz、30Hzおよび40
Hzなどそれぞれの周波数を有する音声帯域以下の信号
の有無によって、多数のリンクを表すことができる。も
う1つの例として、容量の増大を計るため音声信号のビ
ットレートの低い符号化を採用している通信網の場合、
本発明に従って、接続により伝送される音声信号がその
ような低ビットレートの符号化機能の作用を受ける回数
を制限することにより、通信網の両端にわたる全体的効
率を改善することができる。
【0037】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、信
号などが特定の通信網機能の作用を受ける回数を制御す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理を実践しうる電気通信網の略ブロ
ック図である。
【図2】図1の通信網の市外交換機、すなわちノードに
よって確立されうるマルチパス接続の例を示す図であ
る。
【図3】図2のマルチパス接続の内部の多数の点に配置
される信号プロセッサの略ブロック図である。
【図4】本発明の原理によって図2のマルチパスに沿っ
た点において設定されうるリンクの一例を示す図であ
る。
【符号の説明】
S1、S2 端末装置 25、50 市内中央局(CO) 100 通信網 105、110、115、120 市外交換機(TS) 75、76 ハイブリッド 200 交換機 300 信号プロセッサ 301、309、310、311 符号変換器 302 信号検出器 305 フィルタ 306 機能プロセッサ 307 エコーキャンセラ 308 信号発生器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04M 3/00 H04M 3/16 - 3/20 H04M 3/38 - 3/40 H04M 7/00 - 7/16 H04Q 1/30 - 1/50

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信網接続に含まれるノードの間でリン
    クを確立して、所定の信号処理機能が実行されているこ
    とを、該ノードが該接続に含まれる後続のノードに知ら
    せる方法において、該方法は、 該ノードのうちの1つのノードで音声信号が受信された
    ことに応動して、該音声信号に対して該所定の信号処理
    機能を実行する実行段階と、 該音声信号に対して該所定の信号処理機能を実行した
    後、該音声信号を該リンクを確立するリンク信号と結合
    させて該1つのノードと該ノードの次のノードとの間で
    該リンクを確立する確立段階からなることを特徴とする
    方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の方法においてさらに、 該ノードの各々が市外交換機であることを特徴とする方
    法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の方法においてさらに、 該ノードのうちの次のノードで該リンク信号が受信され
    たことに応動して、該音声信号に対して該所定の信号処
    理機能を実行しない段階からなることを特徴とする方
    法。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の方法においてさらに、 該確立段階は、該音声信号に対して該信号処理機能が実
    行されているか否かにかかわらず該リンクを確立する段
    階からなることを特徴とする方法。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の方法においてさらに、 該リンク信号は、低周波信号であることを特徴とする方
    法。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の方法においてさらに、 該リンク信号は20Hzの周波数を有する信号であるこ
    とを特徴とする方法。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載の方法において、該実行
    段階は更に、 該リンク信号の有無を検出し、該リンク信号が存在する
    ときには該音声信号を関連する信号処理装置に直接渡
    し、該リンク信号が存在しないときには該音声信号を該
    所定の信号処理機能を実行するプロセッサに渡してから
    該信号処理装置に渡す段階を含むことを特徴とする方
    法。
  8. 【請求項8】 複数のノードのうちのいくつかのノード
    間で確立する通信網接続において、該接続を介して受信
    した特定の信号に対する所定の機能をどのノードが実行
    するかを制御する方法であって、該方法は、 該ノードの特定の1つにおいて、(i)該信号の該所定の
    機能を実行する実行段階と、(ii)該実行に応動して、次
    のノードへのリンクを確立して該所定の機能が実行され
    ていることを示す指示段階と、そして(iii)該ノードの
    次のノードへ該信号を供給する供給段階とからなり、該
    方法は更に、 該ノードの次のノードにおいて、該リンク信号の存在に
    応動して該信号に所定の機能を実行しない段階からなる
    ことを特徴とする方法。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の方法において、該ノー
    ドがそれぞれ市内交換機であることを特徴とする方法。
  10. 【請求項10】 請求項8に記載の方法において、段階
    (ii)は、該所定の機能が該特定の信号に対して実行され
    たかどうかに関わらず、該リンクを確立することを特徴
    とする方法。
  11. 【請求項11】 請求項8に記載の方法において、該リ
    ンク信号は低周波数信号であることを特徴とする方法。
  12. 【請求項12】 請求項8に記載の方法において、該リ
    ンク信号は20Hzの周波数を有する信号であることを
    特徴とする方法。
  13. 【請求項13】 請求項8に記載の方法において、該実
    行段階は、該リンク信号の有無を検出し、該リンク信号
    が存在するときには該信号を関連する信号処理装置に直
    接渡し、該リンク信号が存在しないときには該音声信号
    を該所定の信号処理機能を実行するプロセッサに渡して
    から該信号処理装置に渡す段階を含むことを特徴とする
    方法。
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