JPH06275849A - 静電誘導半導体装置 - Google Patents

静電誘導半導体装置

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JPH06275849A
JPH06275849A JP6156593A JP6156593A JPH06275849A JP H06275849 A JPH06275849 A JP H06275849A JP 6156593 A JP6156593 A JP 6156593A JP 6156593 A JP6156593 A JP 6156593A JP H06275849 A JPH06275849 A JP H06275849A
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JP
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region
layer
gate
source electrode
resistance
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Application number
JP6156593A
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English (en)
Inventor
Tomoyuki Yoshida
友幸 吉田
Shoji Hashimoto
昭二 橋本
Masayasu Ishiko
雅康 石子
Hiroshi Tadano
博 只野
Susumu Sugiyama
進 杉山
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Toyota Central R&D Labs Inc
Original Assignee
Toyota Central R&D Labs Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 低オン電圧抵抗でターンオフ時の安全動作領
域が広く、かつ信頼性が高い構造の静電誘導半導体装置
を提供する。 【構成】 半導体基板2の表側の表面部分にゲート領域
3とソース領域(N+ )4を備え、裏側にドレイン領域
(N+ )5を備える。周辺部のゲート領域3の一部表面
とソース領域4の表面を除くSi基板表面には絶縁層7
が形成され、ソース領域4の表面と絶縁層7の表面には
多結晶シリコン層8が連続形成される。多結晶シリコン
層8の表面にはソース電極4´が連続形成され、素子周
辺部のゲート領域3の表面上にはゲート電極3´が形成
される。ゲート領域3は、不純物を高濃度に拡散した半
導体領域3aとその上部に形成されたコバルトシリサイ
ド層3bからなる。ソース電極4´の微細なパターニン
グは必要でなく、断面積を増加させるとともに、ゲート
領域の抵抗を下げ、ターンオフ時の破壊耐圧を減少させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は表面ゲート型静電誘導半
導体装置、特に電力用スイッチング素子としての静電誘
導半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】静電誘導半導体装置として、表面ゲート
型の静電誘導トランジスタ及び静電誘導サイリスタがあ
る。図6には、例えば特開平2−192765号公報に
開示された従来の表面ゲート型の静電誘導トランジスタ
の要部構成が示されている。
【0003】図6に示される表面ゲート型静電誘導トラ
ンジスタはシリコン基板21の表側の表面部分にゲート
領域(P+ )22とソース領域(N+ )23を備え、裏
側にドレイン領域(N+ )24を備えているとともに、
ソース領域23とドレイン領域24の間にチャネル領域
(N- )25を備えている。そして、ゲート領域22の
表面にはゲート電極22´が形成されている。
【0004】一方、ソース領域23の表面には多結晶シ
リコン層27が形成され、さらにその表面にはソース電
極23´が形成されている。ここで、多結晶シリコン層
27はソース領域(N+ )23を形成するためのN型不
純物供給源の役目を果すとともに、各チャネル領域に流
れる電流量を均一にするためのバラスト抵抗としても働
く。また、ドレイン領域24の表面にはドレイン電極2
4´が形成されている。なお、26は絶縁層である。
【0005】このトランジスタでは、チャネル領域25
を流れる電流量、すなわちドレイン電流をソース領域2
3の下に形成される電位障壁の高さを変えることにより
制御する。電位障壁の高さはゲート電極22´に与える
電圧を変えることによりコントロールされる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ここで、このような静
電誘導トランジスタを大電流を制御する電力用スイッチ
ング素子として使用するためには、 (1)オン電圧抵抗が低く損失が小さいこと (2)ターンオフ時の安全動作領域が広いこと が要求される。しかしながら、この要求に対して、図6
に示される従来構造のトランジスタは、上述のオン電圧
抵抗、ターンオフ時の安全動作領域とも十分ではない。
これは、ソース電極がゲート電極の間に微細に形成され
ており、ソース電極の電流通路の断面積が小さいため、
大電流制御の際にソース電極の抵抗によって素子領域内
に不均一な電位分布が発生し、電流分布が不均一になる
ことに起因している。
【0007】この問題を解決する方法として、ソース電
極の膜厚を増加させ、断面積を大きくすることが考えら
れる。これは、素子の全面に十分厚い電極膜を形成後、
その膜をパターニングすることにより可能であるが、膜
厚の増加はパターニング精度の低下をもたらす。したが
って、従来素子のような微細な電極パターンでは、信頼
性や歩留りの低下を招くことなく膜厚を大きく増加させ
ることは困難である。
【0008】本発明は上述の従来技術の有する課題に鑑
みなされたものであり、低オン電圧抵抗でターンオフ時
の安全動作領域が広く、かつ信頼性が高い構造の静電誘
導半導体装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の静電誘導半導体装置では、ゲート領
域内の表面部分に少なくとも1000℃の耐熱性を有
し、かつ比抵抗が少なくとも10-4Ω・cmより小さい
金属シリサイド層が形成され、金属シリサイド層の表面
には一部の領域を除いて絶縁層が形成され、ソース領域
の表面と前記絶縁層表面には多結晶シリコン層が連続形
成され、多結晶シリコン層の表面にはソース電極が連続
形成され、かつ、前記金属シリサイド表面の絶縁層が形
成されている領域にのみゲート電極が形成されてなるこ
とを特徴とする。
【0010】また、上記目的を達成するために、請求項
2記載の静電誘導半導体装置では、金属シリサイドがコ
バルトシリサイド(CoSi2 )であることを特徴とす
る。
【0011】
【作用】請求項1記載の静電誘導半導体装置では、素子
の一部表面領域を除くほぼ全表面領域にソース電極が形
成される。このため、ソース電極の微細なパターニング
は必要なく、ソース電極の膜厚を十分厚くすることが可
能である。したがって、ソース電極の断面積は従来素子
に比べて格段に増加し、ソース電極の抵抗によって生ず
る電流分布の不均一性を解消することができる。
【0012】ところで、静電誘導半導体装置では、ソー
ス領域に電流が集中するためソース領域付近での熱発生
が他の領域に比べて大きい。本発明の半導体装置では、
ソース電極が装置表面のほぼ全面に形成され、しかもそ
の膜厚は厚いので、ソース電極が放熱板として働き、従
来装置に比べてソース領域での温度上昇を抑えることも
可能である。
【0013】一方、本発明の半導体装置のゲート領域の
表面領域には比抵抗の小さい金属シリサイド層が形成さ
れており、ゲート電極は素子表面の一部領域に形成され
ているのみである。本発明の装置構造においては、ゲー
ト表面領域への低抵抗層の形成後、絶縁膜及び多結晶シ
リコン層を形成しなければならない。これらの層の熱処
理温度は通常900〜1000℃である。したがって、
ゲート領域の表面に形成する材料には1000℃までの
耐熱性が要求される。この要求に対して、従来より一般
に用いられているAl系配線材料は全く不適当である。
1000℃までの耐熱性を有し、かつ金属に近い小さい
比抵抗(少なくとも不純物を拡散したシリコンの比抵抗
値10-2〜10-4Ω・cmより小さい)をもつ材料とし
ては、例えば、タングステンシリサイド(WSi2 )、
モリブデンシリサイド(MoSi2 )、タンタルシリサ
イド(TaSi2 )等いくつかのシリサイドが挙げられ
る。もし、ゲート領域に低抵抗層が形成されていない
と、ターンオフ時にゲート電極からの引き抜き電流によ
ってゲート領域に電位分布が発生し、ターンオフ時間が
長くなると共にターンオフ時の破壊耐圧が減少すること
になる。
【0014】また、請求項2記載の静電誘導半導体装置
では、金属シリサイドとしてコバルトシリサイド(Co
Si2 )を用いている。このコバルトシリサイド層は、
その比抵抗値が16〜20μΩ・cmであり、不純物を
高濃度に拡散したシリコンの比抵抗値(10-2〜10-4
Ω・cm)に比べて格段に低く、ゲート領域の抵抗を下
げる役目を果している。
【0015】ゲート領域内の表面部分に形成する低抵抗
層の材料としてコバルトシリサイドを選択した理由は、
金属シリサイドの中でも特に比抵抗が小さく耐熱性に優
れているためである。さらに、コバルトシリサイドは、
シリコンと近い格子定数をもつため、コバルトシリサイ
ド層を低応力で連続的な結晶性をもってシリコン上に形
成することができ、高性能で信頼性の高い半導体装置を
提供することが可能である。
【0016】
【実施例】以下、図面を用いながら本発明の静電誘導半
導体装置の好適な実施例を、金属シリサイドとして特に
コバルトシリサイドを用いた場合を例にとり説明する。
【0017】実施例1 図1は本実施例の静電誘導半導体装置の平面概略図であ
り、ソース電極、ゲート電極、ソース領域及びゲート領
域の配置を示したものである。また、図2及び図3はそ
れぞれ図1のII−II部及びIII−III部の断面
図である。本実施例の静電誘導半導体装置は素子面積が
3×3mm2 程度の比較的小面積の表面ゲート型静電誘
導トランジスタの例である。この素子では、ゲート領域
3の表面部分にコバルトシリサイド(CoSi2 )層3
bが形成され、ゲート電極3´は素子周辺領域のコバル
トシリサイド層3bの表面にのみ形成され、かつソース
電極4´は素子周辺を除く全表面領域に形成されてい
る。
【0018】図2に示すように、この表面ゲート型静電
誘導トランジスタ1は、半導体基板2の表側の表面部分
にゲート領域3とソース領域(N+ )4を備え、裏側に
ドレイン領域(N+ )5を備えているとともに、ソース
領域4とドレイン領域5の間にチャネル領域(N- )6
を備えている。周辺部のゲート領域3の一部表面とソー
ス領域4の表面を除くSi基板表面には絶縁層7が形成
されており、ソース領域4の表面と絶縁層7の表面に
は、多結晶シリコン層8が連続形成されている。さら
に、多結晶シリコン層8の表面にはソース電極4´が連
続形成され、素子周辺部のゲート領域3の表面上には金
属のゲート電極3´が形成されている。また、ドレイン
領域の表面にはドレイン電極5´が形成されている。本
実施例のトランジスタでは、多結晶シリコン層8は素子
のほぼ全面に連続形成されており、ソース電極4´と同
様、微細なパターニングは必要でない。なお、図1及び
図3からわかるように、このトランジスタでは、ソース
領域4は、図2において紙面に垂直な方向に延びてお
り、平面でみると図1に示すように短冊形状をしてい
る。そして、ゲート領域3はソース領域4を取り囲むよ
うに形成されており、全ゲート領域はつながっている。
したがって、素子周辺部のゲート領域表面に形成された
ゲート電極3´により全ゲート領域からの電流の供給・
取り出しが可能である。
【0019】ところで、この静電誘導トランジスタ1で
は、そのゲート領域3は、不純物を高濃度に拡散した半
導体領域(P+ )3aとその上部に形成されたコバルト
シリサイド(CoSi2 )層3bからなる。コバルトシ
リサイド層3bは、例えば、以下のようにして形成する
ことができる。
【0020】(1)まず、半導体基板のN- 領域表面部
分にP型不純物拡散領域を形成後、この不純物拡散領域
を除く全面にSiO2 層を形成する。
【0021】(2)次に、電子ビーム蒸着法あるいはス
パッタリング法により全面にCo層を形成後、不活性ガ
ス雰囲気中で低温熱処理(400〜500℃)すること
により、P型不純物拡散領域の表面領域にのみCoSi
層を形成する。
【0022】(3)熱処理後、SiO2 層の表面に残さ
れた未反応Co層は、エッチング液により選択的に除去
される。
【0023】(4)その後、高温熱処理(>650℃)
により、CoSiをさらにSiと反応させてCoSi2
層3bを形成する。
【0024】(5)最後に、SiO2 層をエッチングに
より除去し、CoSi2 層のパターンのみを残す。
【0025】このようにして形成されたCoSi2 層は
熱処理前のCo層のパターン形状を維持したまま、Co
層の厚さの約3.5倍の厚さで大部分がSi基板の内部
に形成される。従って、CoSi層の形成によって生じ
る表面段差は極めて小さく、その後のプロセスへの影響
は殆どない。なお、CoSi2 層の形成方法は上記に限
らない。例えば、リフトオフ法を用いたパターニングに
より、P型不純物拡散領域にのみCo層を形成後、高温
熱処理(>650℃)することによってもCoSi2
の形成が可能である。あるいは、スパッタリング法等に
より直接CoSi2 層を形成してもよい。
【0026】上述のような方法により、P型不純物拡散
領域の表面部分に膜厚400nmのCoSi2 層を形成
後、その表面に絶縁膜7を形成した。次に、この絶縁膜
をパターニング後、多結晶シリコン層8を堆積し、N型
不純物を注入し熱処理することによりN+ ソース領域4
を形成する。そして、各電極3´、4´及び5´の形成
を経て、図1、図2及び図3に示す静電誘導トランジス
タが形成される。ソース電極4´の膜厚は5μmであ
り、従来素子のソース電極の膜厚の約5倍である。ま
た、素子表面に占めるソース電極4´の面積率は90%
以上であり、従来素子のソース電極面積の約3倍であ
る。したがって、本素子のソース電極の断面積は従来素
子に比べて約15倍に増加している。
【0027】図4は本実施例の素子と従来の素子のター
ンオフ時の安全動作領域を比較した結果である。図にお
いて、横軸はドレイン電圧、縦軸はドレイン電流密度を
示しており、本実施例素子と従来素子に対して、安全動
作する電流密度−電圧の範囲をそれぞれ実線及び破線で
示している。この図から、たとえばドレイン電圧が50
0Vの場合、本実施例素子は従来素子の約2倍のドレイ
ン電流密度まで破壊することなく動作することがわか
る。この結果は従来の素子性能を大きく上回っており、
電力用スイッチング素子としての用途を大きく拡大する
ものである。また、両素子のオン電圧抵抗を測定した結
果、従来素子では0.3V、本実施例素子では0.26
Vであった。従って、本実施例によりオン電圧抵抗も約
一割低減されていることを確認した。
【0028】実施例2 本実施例の静電誘導半導体装置は、素子面積が比較的大
きい10×10mm2の静電誘導トランジスタの例であ
る。図5には、この素子の平面概略図がしめされてい
る。図5において破線はソース領域44及びゲート領域
43を示している。この素子では、ゲート電極43´が
素子周辺領域以外にも形成され、ソース電極44´はゲ
ート電極間で複数のソース領域にわたって連続形成され
ている。本素子においても、ゲート領域の表面部分にコ
バルトシリサイド(CoSi2 )層が形成されている。
この素子の断面構造及び製造方法は実施例1とほぼ同じ
である。
【0029】素子面積が大きい場合、実施例1のような
ゲート電極の配置では、ゲート領域の抵抗に基づくゲー
ト領域内の電位分布が大きくなり素子性能が低下すると
いう問題が発生する。これは、ゲート領域に形成された
コバルトシリサイド層の比抵抗が通常電極材料として用
いられる金属に比べて約一桁高いためである。しかしな
がら、図5のようなゲート電極配置をとることによりこ
の問題を解消することができる。この素子のターンオフ
時安全動作領域を測定した結果、素子面積が実施例1の
素子の約10倍であるにもかかわらず、実施例1とほぼ
同等の特性が得られた。
【0030】なお、本発明は上記実施例に限らない。静
電誘導半導体装置は、ノーマリーオフタイプでなくてノ
ーマリーオンタイプであってもよいし、また、トランジ
スタ構成でなくてサイリスタ構成であっても良い。さら
に図1において、N型とP型が逆転した構成のものであ
っても良い。また、ソース領域の形状及び配置は上記の
実施例に限らず、任意のものであっても良い。
【0031】また、本静電誘導半導体装置のゲート領域
内の配線材料として、上記実施例ではコバルトシリサイ
ドを用いたが、コバルトシリサイドの他に、タングステ
ンシリサイド(WSi2 )、モリブデンシリサイド(M
oSi2 )、タンタルシリサイド(TaSi2 )等の比
抵抗が小さく、かつ高融点の金属シリサイドを用いても
実施例と同様な改善効果が見られる。ただし、これらの
シリサイドは、不純物を高濃度に拡散したシリコンより
も比抵抗は小さいとはいえ、コバルトシリサイドに比べ
て比抵抗が2倍以上大きいため、その分ゲート領域の抵
抗が高くなり、ターンオフ時間が長くなると共にターン
オフ時の破壊耐圧が減少する傾向がみられる。
【0032】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1記載の静電
誘導半導体装置では、ゲート領域内の表面部分に比抵抗
の小さい金属シリサイド層を設けることにより、ゲート
電極は素子表面の一部領域にのみ配置され、ソース電極
は素子のほぼ全表面に形成されているので、ソース電極
の膜厚を増加させてソース電極の抵抗を大幅に低減する
ことができる。これにより、ソース電極内に発生する電
流分布の不均一性は著しく改善され、ターンオフ時の安
全動作領域が拡大するとともにオン電圧抵抗が減少する
効果がある。
【0033】また、請求項2記載の静電誘導半導体装置
では、金属シリサイドとして比抵抗及び耐熱性ともに優
れたコバルトシリサイドを用いているため、より顕著に
ターンオフ時の安全動作領域を拡大させ、オン電圧抵抗
を減少させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である表面ゲート型静電誘導
トランジスタの概略平面図である。
【図2】図1に示された実施例のII−II部の概略断面図
である。
【図3】図1に示された実施例のIII −III 部の概略断
面図である。
【図4】実施例のトランジスタ及び従来トランジスタの
ターンオフ時安全動作領域を示した図である。
【図5】本発明の他の実施例である表面ゲート型静電誘
導トランジスタの概略平面図である。
【図6】従来の表面ゲート型静電誘導トランジスタの要
部構成を表す概略断面図である。
【符号の説明】
1、20 静電誘導トランジスタ 2、21 シリコン基板 3、22、43 ゲート領域 4、23、44 ソース領域 5、24 ドレイン領域 6、25 チャネル領域 7、26、45 絶縁層 8、27 多結晶シリコン層 3´、22´、43´ ゲート電極 4´、23´、44´ ソース電極 5´、24´ ドレイン電極 3b コバルトシリサイド(CoSi2 )層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石子 雅康 愛知県愛知郡長久手町大字長湫字横道41番 地の1 株式会社豊田中央研究所内 (72)発明者 只野 博 愛知県愛知郡長久手町大字長湫字横道41番 地の1 株式会社豊田中央研究所内 (72)発明者 杉山 進 愛知県愛知郡長久手町大字長湫字横道41番 地の1 株式会社豊田中央研究所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単結晶シリコン基板の表面部分にゲート
    領域とソース領域を備える静電誘導半導体装置におい
    て、 前記ゲート領域内の表面部分に少なくとも1000℃の
    耐熱性を有し、かつ比抵抗が少なくとも10-4Ω・cm
    より小さい金属シリサイド層が形成され、 前記金属シリサイド層の表面には一部の領域を除いて絶
    縁層が形成され、 前記ソース領域の表面と前記絶縁層表面には多結晶シリ
    コン層が連続形成され、 前記多結晶シリコン層の表面にはソース電極が連続形成
    され、 前記金属シリサイド表面の絶縁層が形成されている領域
    にのみゲート電極が形成され、 てなることを特徴とする静電誘導半導体装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の静電誘導半導体装置にお
    いて、 前記金属シリサイドはコバルトシリサイドであることを
    特徴とする静電誘導半導体装置。
JP6156593A 1993-03-22 1993-03-22 静電誘導半導体装置 Pending JPH06275849A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09232333A (ja) * 1996-02-28 1997-09-05 Nec Corp 接合型電界効果トランジスタ及びその製造方法
JP2006108217A (ja) * 2004-10-01 2006-04-20 Hitachi Ltd 炭化珪素半導体装置

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