JPH06275480A - ウエーハの製造方法 - Google Patents
ウエーハの製造方法Info
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- JPH06275480A JPH06275480A JP5064896A JP6489693A JPH06275480A JP H06275480 A JPH06275480 A JP H06275480A JP 5064896 A JP5064896 A JP 5064896A JP 6489693 A JP6489693 A JP 6489693A JP H06275480 A JPH06275480 A JP H06275480A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 センサーによる検知が可能であって、デバイ
ス製造時のフォトリソグラフィー工程における露光の解
像度低下を防いでデバイスの歩留りを高めることができ
るウエーハを製造する方法を提供すること。 【構成】 ウエーハの製造方法において、エッチング工
程Dと表面研磨工程Fとの間に、ウエーハの裏面形状を
調整するための裏面調整工程Eを組み込み、該裏面調整
工程Eとして、例えばエッチング工程Dによってウエー
ハの裏面に形成された大きな波状の凹凸を除去する裏面
研磨工程E1と、該裏面研磨工程E1によって研磨され
たウエーハの裏面粗さを大きくするためのエッチング処
理工程E2を採用する。本発明によれば、ウエーハは裏
面研磨工程E1によってその裏面の凹凸が除去された
後、エッチング処理工程E2によって裏面粗さがセンサ
ーの検知及び異物の吸収に必要十分な程度に大きくされ
るため、前記目的が達成される。
ス製造時のフォトリソグラフィー工程における露光の解
像度低下を防いでデバイスの歩留りを高めることができ
るウエーハを製造する方法を提供すること。 【構成】 ウエーハの製造方法において、エッチング工
程Dと表面研磨工程Fとの間に、ウエーハの裏面形状を
調整するための裏面調整工程Eを組み込み、該裏面調整
工程Eとして、例えばエッチング工程Dによってウエー
ハの裏面に形成された大きな波状の凹凸を除去する裏面
研磨工程E1と、該裏面研磨工程E1によって研磨され
たウエーハの裏面粗さを大きくするためのエッチング処
理工程E2を採用する。本発明によれば、ウエーハは裏
面研磨工程E1によってその裏面の凹凸が除去された
後、エッチング処理工程E2によって裏面粗さがセンサ
ーの検知及び異物の吸収に必要十分な程度に大きくされ
るため、前記目的が達成される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体ウエーハ、特に
単結晶シリコンウエーハ(以下、単にウエーハと称す)
の製造方法に関するものである。
単結晶シリコンウエーハ(以下、単にウエーハと称す)
の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、ウエーハの製造方法には、単結
晶引上装置によって引き上げられた単結晶インゴットを
スライスして薄円板状のウエーハを得るスライス工程
と、該スライス工程によって得られたウエーハの割れや
欠けを防ぐためにその外周エッジ部を面取りする面取り
工程と、面取りされたウエーハをラッピングしてこれを
平面化するラッピング工程と、ラッピングされたウエー
ハに残留する加工歪を除去するエッチング工程と、エッ
チングされたウエーハの片面を研磨する表面研磨工程
と、研磨されたウエーハを洗浄してこれに付着した研磨
剤や異物を除去する洗浄工程が含まれる。
晶引上装置によって引き上げられた単結晶インゴットを
スライスして薄円板状のウエーハを得るスライス工程
と、該スライス工程によって得られたウエーハの割れや
欠けを防ぐためにその外周エッジ部を面取りする面取り
工程と、面取りされたウエーハをラッピングしてこれを
平面化するラッピング工程と、ラッピングされたウエー
ハに残留する加工歪を除去するエッチング工程と、エッ
チングされたウエーハの片面を研磨する表面研磨工程
と、研磨されたウエーハを洗浄してこれに付着した研磨
剤や異物を除去する洗浄工程が含まれる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記諸
工程を経て製造されるウエーハにおいては、裏面に関し
てはエッチング面が最後まで残るため、以下のような弊
害が発生していた。
工程を経て製造されるウエーハにおいては、裏面に関し
てはエッチング面が最後まで残るため、以下のような弊
害が発生していた。
【0004】即ち、前記エッチング工程におけるエッチ
ング液としては、通常、混酸が用いられるが、該混酸を
用いてウエーハをエッチング処理すると、図5(a)
(フリーな状態のウエーハWを示す)に示すように、ウ
エーハWの前記表面研磨を施さなかった裏面には、混酸
特有の周期0.5〜1mm程度、P−V(Peak to Vall
ey)値0.1〜0.5μm程度の大きな波状の凹凸W1
が残されたままになっている。
ング液としては、通常、混酸が用いられるが、該混酸を
用いてウエーハをエッチング処理すると、図5(a)
(フリーな状態のウエーハWを示す)に示すように、ウ
エーハWの前記表面研磨を施さなかった裏面には、混酸
特有の周期0.5〜1mm程度、P−V(Peak to Vall
ey)値0.1〜0.5μm程度の大きな波状の凹凸W1
が残されたままになっている。
【0005】上記凹凸W1は、デバイス製造時のフォト
リソグラフィー工程において、ウエーハWの裏面を吸着
盤10に吸着させると、図5(b)に示すように、該裏
面の前記凹凸W1が表面側に転写されて表面に凹凸W
1’が現われ、この凹凸W1’が露光の解像度を低下さ
せ、結果的にデバイスの歩留りを低下させる要因とな
る。
リソグラフィー工程において、ウエーハWの裏面を吸着
盤10に吸着させると、図5(b)に示すように、該裏
面の前記凹凸W1が表面側に転写されて表面に凹凸W
1’が現われ、この凹凸W1’が露光の解像度を低下さ
せ、結果的にデバイスの歩留りを低下させる要因とな
る。
【0006】上記問題を解決する方法として、図6
(a)に示すようにウエーハWの表裏両面を研磨する方
法が考えられ、これによれば、ウエーハWの裏面には図
5(a)に示した凹凸W1が存在しないため、フォトリ
ソグラフィー工程においてウエーハWの裏面を図6
(b)に示すように吸着盤10に吸着した場合でも前記
問題は発生しない。
(a)に示すようにウエーハWの表裏両面を研磨する方
法が考えられ、これによれば、ウエーハWの裏面には図
5(a)に示した凹凸W1が存在しないため、フォトリ
ソグラフィー工程においてウエーハWの裏面を図6
(b)に示すように吸着盤10に吸着した場合でも前記
問題は発生しない。
【0007】ところが、上記両面研磨による方法によれ
ば、ウエーハWの裏面も鏡面となるため、一般的に普及
している光の散乱によってウエーハの存在を検知するウ
エーハ検知センサーが当該ウエーハWを検知し得ないと
いう問題が発生する。又、ウエーハWを吸着盤10に吸
着した場合、図6(c)に示すように、該ウエーハWの
裏面側に付着してウエーハWと吸着盤10との間に介在
する異物PがウエーハWを弾性変形させる結果、該異物
Pが存在するウエーハWの表面部分に凸部W2が形成さ
れ、ウエーハWの表面に凹凸が生じて前記と同様の問題
が発生する。
ば、ウエーハWの裏面も鏡面となるため、一般的に普及
している光の散乱によってウエーハの存在を検知するウ
エーハ検知センサーが当該ウエーハWを検知し得ないと
いう問題が発生する。又、ウエーハWを吸着盤10に吸
着した場合、図6(c)に示すように、該ウエーハWの
裏面側に付着してウエーハWと吸着盤10との間に介在
する異物PがウエーハWを弾性変形させる結果、該異物
Pが存在するウエーハWの表面部分に凸部W2が形成さ
れ、ウエーハWの表面に凹凸が生じて前記と同様の問題
が発生する。
【0008】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は、センサーによる検知が可能で
あって、デバイス工程中のフォトリソグラフィー工程に
おける露光の解像度低下を防いでデバイスの歩留りを高
めることができるウエーハを製造することができる方法
を提供することにある。
で、その目的とする処は、センサーによる検知が可能で
あって、デバイス工程中のフォトリソグラフィー工程に
おける露光の解像度低下を防いでデバイスの歩留りを高
めることができるウエーハを製造することができる方法
を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく本
発明は、単結晶インゴットをスライスして薄円板状のウ
エーハを得るスライス工程と、該スライス工程によって
得られたウエーハを面取りする面取り工程と、面取りさ
れたウエーハを平面化するラッピング工程と、ラッピン
グされたウエーハの加工歪を除去するエッチング工程
と、エッチングされたウエーハの片面を研磨する表面研
磨工程と、研磨されたウエーハを洗浄する洗浄工程を含
むウエーハの製造方法において、前記エッチング工程と
表面研磨工程との間に、ウエーハの裏面形状を調整する
ための裏面調整工程を組み込んだことを特徴とする。
発明は、単結晶インゴットをスライスして薄円板状のウ
エーハを得るスライス工程と、該スライス工程によって
得られたウエーハを面取りする面取り工程と、面取りさ
れたウエーハを平面化するラッピング工程と、ラッピン
グされたウエーハの加工歪を除去するエッチング工程
と、エッチングされたウエーハの片面を研磨する表面研
磨工程と、研磨されたウエーハを洗浄する洗浄工程を含
むウエーハの製造方法において、前記エッチング工程と
表面研磨工程との間に、ウエーハの裏面形状を調整する
ための裏面調整工程を組み込んだことを特徴とする。
【0010】尚、上記裏面調整工程としては、前記エッ
チング工程によってウエーハの裏面に形成された凹凸を
除去する裏面研磨工程と、該裏面研磨工程によって研磨
されたウエーハの裏面粗さを大きくするためのエッチン
グ処理工程との組み合わせ、上記裏面研磨工程と、該裏
面研磨工程によって研磨されたウエーハの裏面に選択エ
ッチング作用を促進させて裏面粗さを大きくするための
エッチング処理工程との組み合わせ、或いは前記裏面研
磨工程と、該裏面研磨工程によって研磨されたウエーハ
の裏面粗さを大きくするためのBHF洗浄工程との組み
合わせ等が採用される。
チング工程によってウエーハの裏面に形成された凹凸を
除去する裏面研磨工程と、該裏面研磨工程によって研磨
されたウエーハの裏面粗さを大きくするためのエッチン
グ処理工程との組み合わせ、上記裏面研磨工程と、該裏
面研磨工程によって研磨されたウエーハの裏面に選択エ
ッチング作用を促進させて裏面粗さを大きくするための
エッチング処理工程との組み合わせ、或いは前記裏面研
磨工程と、該裏面研磨工程によって研磨されたウエーハ
の裏面粗さを大きくするためのBHF洗浄工程との組み
合わせ等が採用される。
【0011】
【作用】本発明方法における裏面調整工程として、例え
ば裏面研磨工程とエッチング処理工程の組み合わせを用
いる場合、前工程であるエッチング工程によりウエーハ
の裏面に形成された凹凸は裏面研磨工程で除去されるた
め、デバイス製造時のフォトリソグラフィー工程におい
てウエーハをその裏面で吸着した場合、従来のようにウ
エーハ裏面の凹凸が表面側に転写されることがなく、ウ
エーハ表面の平坦度が高く保たれて露光の解像度が高く
保たれ、デバイスの歩留りの低下が防がれる。尚、裏面
調整工程における裏面研磨工程においては、前工程でエ
ッチングされたウエーハの平坦度を悪化させないで、且
つ、ウエーハ裏面の凹凸を除去することができる程度の
研磨がなされる。
ば裏面研磨工程とエッチング処理工程の組み合わせを用
いる場合、前工程であるエッチング工程によりウエーハ
の裏面に形成された凹凸は裏面研磨工程で除去されるた
め、デバイス製造時のフォトリソグラフィー工程におい
てウエーハをその裏面で吸着した場合、従来のようにウ
エーハ裏面の凹凸が表面側に転写されることがなく、ウ
エーハ表面の平坦度が高く保たれて露光の解像度が高く
保たれ、デバイスの歩留りの低下が防がれる。尚、裏面
調整工程における裏面研磨工程においては、前工程でエ
ッチングされたウエーハの平坦度を悪化させないで、且
つ、ウエーハ裏面の凹凸を除去することができる程度の
研磨がなされる。
【0012】そして、裏面調整工程においては、上記裏
面研磨工程によって裏面の凹凸を除去されたウエーハ
は、次のエッチング処理工程でその裏面粗さが大きくさ
れるため、センサーは該ウエーハを検知することができ
る。又、ウエーハ裏面は付与された面粗さの凹部で異物
を吸収するため、ウエーハ表面側に異物による悪影響が
現われず、前述と同様の理由によってデバイスの歩留り
の低下が防がれる。尚、裏面調整工程におけるエッチン
グ処理工程では、ウエーハの平坦度をそのまま維持し、
且つ、異物を吸収することができるに必要な程度に、ウ
エーハの裏面粗さだけが大きくされる。
面研磨工程によって裏面の凹凸を除去されたウエーハ
は、次のエッチング処理工程でその裏面粗さが大きくさ
れるため、センサーは該ウエーハを検知することができ
る。又、ウエーハ裏面は付与された面粗さの凹部で異物
を吸収するため、ウエーハ表面側に異物による悪影響が
現われず、前述と同様の理由によってデバイスの歩留り
の低下が防がれる。尚、裏面調整工程におけるエッチン
グ処理工程では、ウエーハの平坦度をそのまま維持し、
且つ、異物を吸収することができるに必要な程度に、ウ
エーハの裏面粗さだけが大きくされる。
【0013】而して、裏面調整工程として、前記裏面研
磨工程とサンドブラスト工程及びエッチング処理工程と
の組み合わせ、或いは前記裏面研磨工程とBHF洗浄工
程との組み合わせ等を用いても、上述と同様の効果が期
待できる。
磨工程とサンドブラスト工程及びエッチング処理工程と
の組み合わせ、或いは前記裏面研磨工程とBHF洗浄工
程との組み合わせ等を用いても、上述と同様の効果が期
待できる。
【0014】
【実施例】以下に本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
説明する。
【0015】図1は本発明の第1実施例に係るウエーハ
製造方法の工程をその順に示すブロック図である。
製造方法の工程をその順に示すブロック図である。
【0016】本発明に係るウエーハ製造方法は、従来の
エッチング工程と表面研磨工程との間に、ウエーハの裏
面形状を調整するための裏面調整工程を組み込んだこと
を特徴とし、本実施例では、裏面調整工程として裏面研
磨工程とエッチング処理工程との組み合わせを採用して
いる。
エッチング工程と表面研磨工程との間に、ウエーハの裏
面形状を調整するための裏面調整工程を組み込んだこと
を特徴とし、本実施例では、裏面調整工程として裏面研
磨工程とエッチング処理工程との組み合わせを採用して
いる。
【0017】ここで、本実施例に係るウエーハ製造方法
を図1に基づいて工程順に説明する。
を図1に基づいて工程順に説明する。
【0018】先ず、スライス工程Aでは、不図示の単結
晶引上装置によって引き上げられた単結晶インゴットが
棒軸方向に対して直角或いは或る角度をもってスライス
されて複数の薄円板状のウエーハが得られる。
晶引上装置によって引き上げられた単結晶インゴットが
棒軸方向に対して直角或いは或る角度をもってスライス
されて複数の薄円板状のウエーハが得られる。
【0019】上記スライス工程Aによって得られたウエ
ーハは、割れや欠けを防ぐために面取り工程Bで外周エ
ッジ部を面取り加工され、次のラッピング工程Cで不図
示のラップ盤を用いてラッピングされ、平面化される。
ーハは、割れや欠けを防ぐために面取り工程Bで外周エ
ッジ部を面取り加工され、次のラッピング工程Cで不図
示のラップ盤を用いてラッピングされ、平面化される。
【0020】次に、ラッピングされたウエーハは、次の
エッチング工程Dで混酸によるエッチング処理を受けて
ウエーハ全表面に蓄積された加工歪が除去されるが、こ
のとき、ウエーハの両面には混酸特有の周期0.5〜1
mm程度、P−V値0.1〜0.5μm程度の大きな波
状の凹凸が発生する(図5(a)参照)。
エッチング工程Dで混酸によるエッチング処理を受けて
ウエーハ全表面に蓄積された加工歪が除去されるが、こ
のとき、ウエーハの両面には混酸特有の周期0.5〜1
mm程度、P−V値0.1〜0.5μm程度の大きな波
状の凹凸が発生する(図5(a)参照)。
【0021】ところで、次工程の表面研磨工程Fにおい
ては、通常、ウエーハの片面しか研磨しないため、エッ
チング工程Dによってウエーハ表面に形成された前記凹
凸は最後まで残り、このため前述のような弊害が発生す
る。
ては、通常、ウエーハの片面しか研磨しないため、エッ
チング工程Dによってウエーハ表面に形成された前記凹
凸は最後まで残り、このため前述のような弊害が発生す
る。
【0022】そこで、本実施例では、前述のように上記
エッチング工程Dと表面研磨工程Fとの間に、裏面調整
工程Eとして裏面研磨工程E1とエッチング処理工程E
2が組み込まれている。
エッチング工程Dと表面研磨工程Fとの間に、裏面調整
工程Eとして裏面研磨工程E1とエッチング処理工程E
2が組み込まれている。
【0023】上記裏面研磨工程E1は、前工程であるエ
ッチング工程Dによりウエーハの裏面に形成された前記
凹凸を除去する工程であり、該裏面研磨工程E1におい
ては、前工程Dでエッチングされたウエーハの平坦度を
悪化させないで、且つ、ウエーハ裏面の凹凸を除去する
に必要十分な程度の研磨で構わないため、例えば、低荷
重による3〜5μmの研磨代の研磨が行なわれる。
ッチング工程Dによりウエーハの裏面に形成された前記
凹凸を除去する工程であり、該裏面研磨工程E1におい
ては、前工程Dでエッチングされたウエーハの平坦度を
悪化させないで、且つ、ウエーハ裏面の凹凸を除去する
に必要十分な程度の研磨で構わないため、例えば、低荷
重による3〜5μmの研磨代の研磨が行なわれる。
【0024】上記裏面調整工程E1によって凹凸が除去
されたウエーハは、次のエッチング処理工程E2でその
裏面粗さが大きくされ、図2(a)に示すように、ウエ
ーハWの裏面には、前記凹凸W1より十分短い周期(例
えば、1〜10μm程度の周期)で、P−V値が0.1
〜0.5μm程度の粗さを付与した面W3が形成され
る。尚、このエッチング処理工程E2では、ウエーハの
平坦度をそのまま維持した状態で、後述のようにウエー
ハ裏面の凹部が異物を吸収することができる程度にウエ
ーハ裏面の粗さだけが大きくされるため、特定の組成
(例えば、HF=30〜50wt%、HNO3 =5〜2
0wt%、H2 O>40wt%)のエッチング液が用い
られ、エッチング代は1〜3μm程度とされる。
されたウエーハは、次のエッチング処理工程E2でその
裏面粗さが大きくされ、図2(a)に示すように、ウエ
ーハWの裏面には、前記凹凸W1より十分短い周期(例
えば、1〜10μm程度の周期)で、P−V値が0.1
〜0.5μm程度の粗さを付与した面W3が形成され
る。尚、このエッチング処理工程E2では、ウエーハの
平坦度をそのまま維持した状態で、後述のようにウエー
ハ裏面の凹部が異物を吸収することができる程度にウエ
ーハ裏面の粗さだけが大きくされるため、特定の組成
(例えば、HF=30〜50wt%、HNO3 =5〜2
0wt%、H2 O>40wt%)のエッチング液が用い
られ、エッチング代は1〜3μm程度とされる。
【0025】上記裏面調整工程Eによって裏面の形状が
調整されたウエーハは、次の表面研磨工程Fにおいて不
図示の研磨装置及び研磨剤を用いてその表面が鏡面研磨
され、次の洗浄工程Gによって洗浄されてこれに付着し
た研磨剤や異物が除去される。
調整されたウエーハは、次の表面研磨工程Fにおいて不
図示の研磨装置及び研磨剤を用いてその表面が鏡面研磨
され、次の洗浄工程Gによって洗浄されてこれに付着し
た研磨剤や異物が除去される。
【0026】以上が本実施例に係るウエーハの製造方法
の一連の工程であるが、本実施例においては、前述のよ
うに、裏面調整工程Eにおける裏面研磨工程E1におい
て、前工程であるエッチング工程Dによりウエーハの裏
面に形成された凹凸が除去され、又、図2(b)に示す
ように、ウエーハWはエッチング処理工程E2によって
その裏面にその平坦度を維持した状態で短周期の粗さを
付与した面W3が形成されるため、デバイス製造時のフ
ォトリソグラフィー工程においてウエーハWをその裏面
で吸着盤10に吸着した場合、ウエーハW裏面の凹凸が
表面側に転写されることがなく、且つ、ウエーハWの吸
着盤10との間に介在する異物Pは図示のようにウエー
ハWの裏面の凹部に入り込んで吸収される。この結果、
従来のように(図6(c)参照)異物Pによってウエー
ハWの表面に凸部が現われることがなく、該ウエーハW
の表面の平坦度が高く保たれ、デバイス製造時のフォト
リソグラフィー工程における露光の解像度が高く保たれ
てデバイスの歩留りが高められる。
の一連の工程であるが、本実施例においては、前述のよ
うに、裏面調整工程Eにおける裏面研磨工程E1におい
て、前工程であるエッチング工程Dによりウエーハの裏
面に形成された凹凸が除去され、又、図2(b)に示す
ように、ウエーハWはエッチング処理工程E2によって
その裏面にその平坦度を維持した状態で短周期の粗さを
付与した面W3が形成されるため、デバイス製造時のフ
ォトリソグラフィー工程においてウエーハWをその裏面
で吸着盤10に吸着した場合、ウエーハW裏面の凹凸が
表面側に転写されることがなく、且つ、ウエーハWの吸
着盤10との間に介在する異物Pは図示のようにウエー
ハWの裏面の凹部に入り込んで吸収される。この結果、
従来のように(図6(c)参照)異物Pによってウエー
ハWの表面に凸部が現われることがなく、該ウエーハW
の表面の平坦度が高く保たれ、デバイス製造時のフォト
リソグラフィー工程における露光の解像度が高く保たれ
てデバイスの歩留りが高められる。
【0027】そして、上記裏面研磨工程E1によって裏
面の凹凸を除去されたウエーハは、次のエッチング処理
工程E2でその裏面が荒されるため、光の散乱によって
ウエーハの存在を検知するウエーハ検知センサー等のセ
ンサーは当該ウエーハWを検知することができる。
面の凹凸を除去されたウエーハは、次のエッチング処理
工程E2でその裏面が荒されるため、光の散乱によって
ウエーハの存在を検知するウエーハ検知センサー等のセ
ンサーは当該ウエーハWを検知することができる。
【0028】次に、本発明の第2実施例を図3に基づい
て説明する。尚、図3は第2実施例に係るウエーハ製造
方法の主要工程部(付加された裏面調整工程とこれの前
後の工程を含む部分)を示すブロック図であり、本実施
例においては、新たに付加された裏面調整工程を除く工
程は従来と同様であるため、それらの説明は省略する。
て説明する。尚、図3は第2実施例に係るウエーハ製造
方法の主要工程部(付加された裏面調整工程とこれの前
後の工程を含む部分)を示すブロック図であり、本実施
例においては、新たに付加された裏面調整工程を除く工
程は従来と同様であるため、それらの説明は省略する。
【0029】本実施例は、裏面調整工程Eとして前記第
1実施例と同様な裏面研磨工程E1と選択エッチング作
用を促進させるためのサンドブラスト工程E3及び選択
エッチングによってウエーハの裏面粗さを大きくするた
めのエッチング処理工程E4の組み合わせを用いてい
る。
1実施例と同様な裏面研磨工程E1と選択エッチング作
用を促進させるためのサンドブラスト工程E3及び選択
エッチングによってウエーハの裏面粗さを大きくするた
めのエッチング処理工程E4の組み合わせを用いてい
る。
【0030】上記裏面研磨工程E1は、前記第1実施例
のそれと同様であり、前工程であるエッチング工程Dに
よりウエーハの裏面に形成された大きな波状の凹凸を除
去する工程である。
のそれと同様であり、前工程であるエッチング工程Dに
よりウエーハの裏面に形成された大きな波状の凹凸を除
去する工程である。
【0031】而して、本実施例においては、上記裏面研
磨工程E1によってその裏面の凹凸が除去されたウエー
ハは、次のサンドブラスト工程における裏面への固体微
粒子の吹き付けによって裏面に均一な歪を与えられた
後、次のエッチング処理工程E4においてその選択エッ
チング作用により前記第1実施例と同様に裏面粗さが大
きくされる。尚、本実施例におけるエッチング処理工程
E4は、ウエーハ裏面に付与された歪の選択エッチング
を目的とするため、例えばNaOHを0.5wt%含む
エッチング液(50〜60℃)を用いたエッチングが3
分程度実施される。
磨工程E1によってその裏面の凹凸が除去されたウエー
ハは、次のサンドブラスト工程における裏面への固体微
粒子の吹き付けによって裏面に均一な歪を与えられた
後、次のエッチング処理工程E4においてその選択エッ
チング作用により前記第1実施例と同様に裏面粗さが大
きくされる。尚、本実施例におけるエッチング処理工程
E4は、ウエーハ裏面に付与された歪の選択エッチング
を目的とするため、例えばNaOHを0.5wt%含む
エッチング液(50〜60℃)を用いたエッチングが3
分程度実施される。
【0032】次に、本発明の第3実施例を図4に基づい
て説明する。尚、図4は第3実施例に係るウエーハ製造
方法の主要工程部(付加された裏面調整工程とこれの前
後の工程を含む部分)を示すブロック図であり、本実施
例においても、新たに付加された裏面調整工程を除く工
程は従来と同様であるため、それらの説明は省略する。
て説明する。尚、図4は第3実施例に係るウエーハ製造
方法の主要工程部(付加された裏面調整工程とこれの前
後の工程を含む部分)を示すブロック図であり、本実施
例においても、新たに付加された裏面調整工程を除く工
程は従来と同様であるため、それらの説明は省略する。
【0033】本実施例は、裏面調整工程Eとして前記第
1実施例と同様な裏面研磨工程E1とBHF洗浄工程E
5との組み合わせを用いている。
1実施例と同様な裏面研磨工程E1とBHF洗浄工程E
5との組み合わせを用いている。
【0034】上記裏面研磨工程E1は、前記第1実施例
のそれと同様であり、前工程であるエッチング工程Dに
よりウエーハの裏面に形成された大きな波状の凹凸を除
去する工程である。
のそれと同様であり、前工程であるエッチング工程Dに
よりウエーハの裏面に形成された大きな波状の凹凸を除
去する工程である。
【0035】而して、本実施例においては、上記裏面研
磨工程E1によってその裏面の凹凸が除去されたウエー
ハに対して、次のBHF洗浄工程E5でBHF液(NH
3 OHとHFとの混合液)を用いたエッチングが例えば
30秒〜10分程度施され、該ウエーハの裏面が前記第
1及び第2実施例と同様に平坦度を維持しながら荒され
る。
磨工程E1によってその裏面の凹凸が除去されたウエー
ハに対して、次のBHF洗浄工程E5でBHF液(NH
3 OHとHFとの混合液)を用いたエッチングが例えば
30秒〜10分程度施され、該ウエーハの裏面が前記第
1及び第2実施例と同様に平坦度を維持しながら荒され
る。
【0036】而して、上記第2及び第3実施例において
も、裏面調整工程Eによってウエーハはその裏面の凹凸
が除去された後、裏面がセンサーの検知及び異物の吸収
に必要十分な程度に荒されるため、前記第1実施例と同
様の効果が得られる。
も、裏面調整工程Eによってウエーハはその裏面の凹凸
が除去された後、裏面がセンサーの検知及び異物の吸収
に必要十分な程度に荒されるため、前記第1実施例と同
様の効果が得られる。
【0037】
【発明の効果】以上の説明で明らかな如く、本発明によ
れば、単結晶インゴットをスライスして薄円板状のウエ
ーハを得るスライス工程と、該スライス工程によって得
られたウエーハを面取りする面取り工程と、面取りされ
たウエーハを平面化するラッピング工程と、ラッピング
されたウエーハの加工歪を除去するエッチング工程と、
エッチングされたウエーハの片面を研磨する表面研磨工
程と、研磨されたウエーハを洗浄する洗浄工程を含むウ
エーハの製造方法において、前記エッチング工程と表面
研磨工程との間に、ウエーハの裏面形状を調整するため
の裏面調整工程を組み込んだため、センサーによる検知
が可能であって、デバイス製造時のフォトリソグラフィ
ー工程における露光の解像度低下を防いでデバイスの歩
留りを高めることができるウエーハを得ることができ
る。
れば、単結晶インゴットをスライスして薄円板状のウエ
ーハを得るスライス工程と、該スライス工程によって得
られたウエーハを面取りする面取り工程と、面取りされ
たウエーハを平面化するラッピング工程と、ラッピング
されたウエーハの加工歪を除去するエッチング工程と、
エッチングされたウエーハの片面を研磨する表面研磨工
程と、研磨されたウエーハを洗浄する洗浄工程を含むウ
エーハの製造方法において、前記エッチング工程と表面
研磨工程との間に、ウエーハの裏面形状を調整するため
の裏面調整工程を組み込んだため、センサーによる検知
が可能であって、デバイス製造時のフォトリソグラフィ
ー工程における露光の解像度低下を防いでデバイスの歩
留りを高めることができるウエーハを得ることができ
る。
【図1】本発明の第1実施例に係るウエーハ製造方法の
工程をその順に示すブロック図である。
工程をその順に示すブロック図である。
【図2】(a)は本発明方法によって製造されたウエー
ハのフリーな状態を示す図、(b)は同ウエーハの吸着
状態を示す図である。
ハのフリーな状態を示す図、(b)は同ウエーハの吸着
状態を示す図である。
【図3】本発明の第2実施例に係るウエーハ製造方法の
主要工程部(付加された裏面調整工程とこれの前後の工
程を含む部分)を示すブロック図である。
主要工程部(付加された裏面調整工程とこれの前後の工
程を含む部分)を示すブロック図である。
【図4】本発明の第3実施例に係るウエーハ製造方法の
主要工程部(付加された裏面調整工程とこれの前後の工
程を含む部分)を示すブロック図である。
主要工程部(付加された裏面調整工程とこれの前後の工
程を含む部分)を示すブロック図である。
【図5】(a)は従来法によって製造されたウエーハ
(裏面に凹凸のあるウエーハ)のフリーな状態を示す
図、(b)は同ウエーハの吸着状態を示す図である。
(裏面に凹凸のあるウエーハ)のフリーな状態を示す
図、(b)は同ウエーハの吸着状態を示す図である。
【図6】(a)は従来法によって製造されたウエーハ
(両面研磨されたウエーハ)のフリーな状態を示す図、
(b)及び(c)は同ウエーハの吸着状態を示す図であ
る。
(両面研磨されたウエーハ)のフリーな状態を示す図、
(b)及び(c)は同ウエーハの吸着状態を示す図であ
る。
【符号の説明】 A スライス工程 B 面取り工程 C ラッピング工程 D エッチング工程 E 裏面調整工程 E1 裏面研磨工程 E2 エッチング処理工程 E3 サンドブラスト工程 E4 エッチング処理工程 E5 BHF洗浄工程 F 表面研磨工程 G 洗浄工程 P 異物 W ウエーハ W1 凹凸 W2 凸部 W3 粗さを付与した面 10 吸着盤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中野 正己 福島県西白河郡西郷村大字小田倉字大平 150番地信越半導体株式会社半導体白河研 究所内 (72)発明者 桝村 寿 福島県西白河郡西郷村大字小田倉字大平 150番地信越半導体株式会社半導体白河研 究所内 (72)発明者 工藤 秀雄 福島県西白河郡西郷村大字小田倉字大平 150番地信越半導体株式会社半導体白河研 究所内
Claims (4)
- 【請求項1】 単結晶インゴットをスライスして薄円板
状のウエーハを得るスライス工程と、該スライス工程に
よって得られたウエーハを面取りする面取り工程と、面
取りされたウエーハを平面化するラッピング工程と、ラ
ッピングされたウエーハの加工歪を除去するエッチング
工程と、エッチングされたウエーハの片面を研磨する表
面研磨工程と、研磨されたウエーハを洗浄する洗浄工程
を含むウエーハの製造方法において、前記エッチング工
程と表面研磨工程との間に、ウエーハの裏面形状を調整
するための裏面調整工程を組み込んだことを特徴とする
ウエーハの製造方法。 - 【請求項2】 前記裏面調整工程は、前記エッチング工
程によってウエーハの裏面に形成された凹凸を除去する
裏面研磨工程と、該裏面研磨工程によって研磨されたウ
エーハの裏面粗さを大きくするためのエッチング処理工
程とから成ることを特徴とする請求項1記載のウエーハ
の製造方法。 - 【請求項3】 前記裏面調整工程は、前記エッチング工
程によってウエーハの裏面に形成された凹凸を除去する
裏面研磨工程と、該裏面研磨工程によって研磨されたウ
エーハの裏面に、選択エッチングを促進させるためのサ
ンドブラスト工程と、サンドブラストされたウエーハの
裏面粗さを大きくするためのエッチング処理工程とから
成ることを特徴とする請求項1記載のウエーハの製造方
法。 - 【請求項4】 前記裏面調整工程は、前記エッチング工
程によってウエーハの裏面に形成された凹凸を除去する
裏面研磨工程と、該裏面研磨工程によって研磨されたウ
エーハの裏面粗さを大きくするためのBHF洗浄工程と
から成ることを特徴とする請求項1記載のウエーハの製
造方法。
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EP94302115A EP0617457B1 (en) | 1993-03-24 | 1994-03-24 | Method for production of wafer |
DE69410514T DE69410514T2 (de) | 1993-03-24 | 1994-03-24 | Verfahren zum Herstellen von Halbleiterscheiben |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
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DE (1) | DE69410514T2 (ja) |
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JP2014160701A (ja) * | 2013-02-19 | 2014-09-04 | Shin Etsu Chem Co Ltd | Soi基板の製造方法 |
JP2016528551A (ja) * | 2013-08-09 | 2016-09-15 | 東京エレクトロン株式会社 | 基板裏側のテクスチャリング |
WO2023047683A1 (ja) * | 2021-09-24 | 2023-03-30 | 株式会社Screenホールディングス | 研磨方法および基板処理装置 |
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US7363854B2 (en) | 2004-12-16 | 2008-04-29 | Asml Holding N.V. | System and method for patterning both sides of a substrate utilizing imprint lithography |
US7331283B2 (en) | 2004-12-16 | 2008-02-19 | Asml Holding N.V. | Method and apparatus for imprint pattern replication |
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-
1994
- 1994-03-21 US US08/210,437 patent/US5447890A/en not_active Expired - Fee Related
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- 1994-03-24 DE DE69410514T patent/DE69410514T2/de not_active Expired - Fee Related
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