JPH06274631A - 画像認識装置用明暗補正装置 - Google Patents

画像認識装置用明暗補正装置

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JPH06274631A
JPH06274631A JP5059839A JP5983993A JPH06274631A JP H06274631 A JPH06274631 A JP H06274631A JP 5059839 A JP5059839 A JP 5059839A JP 5983993 A JP5983993 A JP 5983993A JP H06274631 A JPH06274631 A JP H06274631A
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JP
Japan
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correction
brightness
correction amount
darkness
circuit
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Application number
JP5059839A
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English (en)
Inventor
Yoshinori Yamazaki
祥典 山崎
Yoichi Okamoto
陽一 岡本
Masahiro Inomata
政寛 猪俣
Kazunari Konishi
一成 小西
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Keyence Corp
Original Assignee
Keyence Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 明暗補正の自由度を向上させて、より正確な
明暗補正を行えるようにする。 【構成】 明暗補正回路30は、撮影により得られた画
像データを明暗補正して画像認識装置の2値化回路31
に出力するための回路である。この明暗補正回路30
は、撮影平面に対応する補正量パターンを記憶する補正
量パターン記憶部55と、CCDカメラ4からの入力信
号を補正量パターン記憶部55に記憶された補正量パタ
ーンに基づいて補正し2値化回路31に出力する加算器
53とを備えている。この装置では、操作者が、撮影平
面上の補正領域を指定し、その補正領域における補正量
を指定できる。そして、指定された補正領域と補正量と
で補正量パターン記憶部55の補正量パターンが補正さ
れる。これにより、明暗補正の自由度が向上し、より正
確な明暗補正が行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、明暗補正装置、特に、
撮影により得られた画像データを明暗補正して画像認識
装置の2値化回路出力するための画像認識装置用明暗補
正装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動化機器においては対象物の情報を取
り出すことが不可欠であり、そのため画像処理により画
像認識が行えるようにした画像認識装置が広く用いられ
ている。この種の画像認識装置では、TVカメラ(CC
Dや撮像管等を含む)の影像をディジタル信号化して2
値画像とし、その画像データを用いて測長、面積計測、
物体の有無判別等を行う。
【0003】TVカメラの影像をディジタル信号化して
2値画像とする際には、照明むらの補正(明暗補正)を
する必要がある。従来、この照明むらの補正では、測定
対象の存在しない背景の画像データを取り込み、測定対
象を撮影する際には、その背景の画像データを用いて減
算処理を行うことで照明むらの補正を行うようになって
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の明暗補正の
構成では、測定対象を配置した際の影部分の補正を行え
ない。また、測定対象として光反射性の強いものを用い
た場合には、その反射性に基づく照明むらの補正を正確
に行えない。本発明の目的は、明暗補正の自由度を向上
させて、より正確な明暗補正を行えるようにすることに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る明暗補正装
置は、撮影により得られた画像データを明暗補正して画
像認識装置の2値化回路に出力するための装置である。
この装置は、撮影平面に対応する補正量パターンを記憶
する記憶手段と、前記撮影平面上の補正領域を指定する
補正領域指定手段と、前記補正領域における補正量を指
定する補正量指定手段と、前記補正領域と補正量とで前
記補正量パターンを修正する修正手段と、撮影により得
られた画像データを入力する入力手段と、入力手段から
の入力信号を記憶手段に記憶された補正量パターンに基
づいて補正し前記2値化回路に出力する出力手段とを備
えている。
【0006】
【作用】本発明に係る明暗補正装置では、撮影により得
られた画像データが入力手段に入力されると、出力手段
が、入力手段からの入力信号を記憶手段に記憶された補
正量パターンに基づいて補正し、2値化回路に出力す
る。記憶手段に記憶された補正量パターンを修正する際
には、補正領域指定手段により撮影平面上の補正領域を
指定し、補正量指定手段によりその補正領域における補
正量を指定する。そして、それらの指定に基づいて、修
正手段が補正量パターンを修正する。
【0007】ここでは、記憶手段に記憶された補正量パ
ターンが補正領域指定手段と補正量指定手段とで指定さ
れた補正領域と補正量とで修正されるので、測定対象の
影や光反射性等をも考慮した補正量パターンを設定でき
る。したがって、明暗補正の自由度が向上し、より正確
な明暗補正が行えるようになる。
【0008】
【実施例】
〔構成〕図1は、本発明の一実施例が採用された画像認
識装置1の一使用状態を示している。図1において、画
像認識装置1は、認識装置本体2と、認識装置本体2に
ケーブル3を介して接続されたCCDカメラ4と、認識
装置本体2での処理結果等を表示するためのCRT5と
を有している。認識装置本体2の前面には操作パネル8
が配置されている。CCDカメラ4は、検査対象の一例
としての製品6を搬送するコンベア7の上方に配置され
ており、CCDカメラ4が製品6を撮影するようになっ
ている。
【0009】図2は、認識装置本体2の回路ブロック図
である。図2において、CPU10には、CPUデータ
バス11を介して、プログラムROM12と、RAM1
3と、通信制御回路14と、I/Oポート15とが接続
されている。通信制御回路14は、外部インターフェイ
スを介して、ロボットハンド等を制御するホストコンピ
ュータ(いずれも図示せず)に接続されている。また、
I/Oポート15には、操作パネル8が接続されるとと
もに、制御信号C1〜C7の出力ポート及びデータ信号
D1,D2の入力ポートが設けられている。
【0010】さらにCPUデータバス11には、グラフ
ィックコントローラ16が接続されている。また、グラ
フィックコントローラ16には、アドレスデータ等を入
出力するためのグラフィックコントローラバス17を介
して画面表示用VRAM18が接続されている。さら
に、グラフィックコントローラバス17には、文字パタ
ーンROM19と、文字表示用マルチポートRAM20
と、グラフィック表示用の第1〜第3マルチポートRA
M21,22,23と、第1〜第3マルチポートRAM
21〜23の出力を制御するためのグラフィックRAM
書換えコントローラ24とが接続されている。
【0011】書換えコントローラ24には、CPU10
からのグラフィックRAM書換え用制御信号C2が入力
され、その制御信号C2に応じて書換えコントローラ2
4が第1〜第3マルチポートRAM21〜23の書き込
み/読み出し/消去を制御する。第1〜第3マルチポー
トRAM21〜23の出力は、スイッチング回路26を
介して選択的に画像合成回路27に出力される。画像合
成回路27で合成された画像は、CRT5に表示され
る。なお、スイッチング回路26は、CPU10からの
グラフィックRAM表示切替え用制御信号C3によって
切り替えられる。
【0012】一方、CCDカメラ4からの画像信号は、
明暗補正回路(明暗補正装置)30を介して、コンパレ
ータからなる2値化回路31に出力される。2値化回路
31では、電圧可変型電源32の電圧が比較電圧として
入力され、これによって2値化回路31での比較電位が
変更される。2値化回路31の出力は、近傍平均化回路
33を介してコンパレータからなる再2値化回路34に
入力される。再2値化回路34では、電圧可変型電源3
5の電圧が比較電位として入力される。
【0013】再2値化回路34の出力は、重心/慣性主
軸検出回路36及びスリーステートバッファ37に入力
される。重心/慣性主軸検出回路36は、CCDカメラ
4で撮影された画像データから検査対象物の重心及び慣
性主軸を演算し、その演算結果を位置情報信号D2とし
てI/Oポート15に出力し得る。スリーステートバッ
ファ37の出力は、画面表示用VRAM18にシリアル
入力される。画面表示用VRAM18の書き込みタイミ
ングとスリーステートバッファ37の画像データ出力タ
イミングとは、画面表示用VRAM18のR/Wポート
とスリーステードバッファ37のアクティベート端子と
に、CPU10からの制御信号C1がともに同時に入力
されることにより、同期する。なお、信号C1はメモリ
書き込みコントロール信号である。
【0014】画面表示用VRAM18は、たとえば、2
56kワード×4ビット構成の標準ダイナミックRAM
部と512ワード×4ビット構成のSAM(シリアル・
アクセス・メモリ)部から構成される1Mビットマルチ
ポートビデオRAMである。この画面表示用VRAM1
8は、RAM部及びSAM部間の双方向データ転送機能
を有している。この画面表示用VRAM18のシリアル
入出力ポートにはスリーステートバッファ37の出力端
子が接続されている。
【0015】画面表示用VRAM18のシリアル出力
は、標準パターンメモリ40のデータ入力ポートと、比
較種別選択回路41のデータ入力端子と、画像合成回路
27とに出力され得る。さらに、画像合成回路27に
は、2値化処理前の256階調の画像信号も入力される
ようになっている。画像合成回路27に入力される画像
信号のいずれをCRT5に出力するかは、CPU10か
ら出力される制御信号C7に基づいて決定される。
【0016】標準パターンメモリ40には、パターンマ
ッチングRAMアドレス発生回路42からアドレス指定
がなされるようになっている。また、CPU10からの
パターンメモリ書き込みコントロール用制御信号C5
が、I/Oポート15を介して標準パターンメモリ40
のR/Wポートに入力される。RAMアドレス発生回路
42には、パターン読書位置補正データとしてCPU1
0から出力される制御信号C4がI/Oポート15を介
して入力される。標準パターンメモリ40の1ビットデ
ータは、比較種別選択回路41の他方の入力端子に入力
される。
【0017】比較種別選択回路41は、排他的論理和を
演算する機能と、論理積を演算する機能と、論理和を演
算する機能とを有している。3種の機能は、CPU10
から出力されるスイッチング信号をC6により択一的に
選択される。比較種別選択回路41の出力は、ノイズフ
ィルタ43を介してカウンタ44に入力される。カウン
タ44でのカウント結果は、データ信号D1としてI/
Oポート15に出力される。
【0018】次に、前記明暗補正回路30を、図3を参
照して説明する。図3に示すように、明暗補正回路30
は、CCDカメラ4からの画像信号を増幅するアンプ5
1と、アンプ51からのアナログ信号を256階調のデ
ィジタル信号に変換するA/Dコンバータ52と、A/
Dコンバータ52からの出力信号を設定された補正量で
補正する加算器53と、加算器53からの出力信号を一
旦記憶するバッファメモリ54とを有している。
【0019】加算器53の他方の入力部には、SRAM
からなる補正量パターン記憶部55の記憶内容が出力さ
れ得るようになっている。ここで扱われる撮影平面は横
640画素×縦480画素として取り扱われるが、補正
量パターン記憶部55では、横10画素×縦10画素ブ
ロックを用いてブロック単位で画像データを扱うように
なっいてる。すなわち、補正量パターン記憶部55に
は、横64×縦48のブロック単位で補正量がそれぞれ
記憶される。
【0020】補正量パターン記憶部55には、切り替え
スイッチ56を途中に有するアドレスバス57を介し
て、CPU10からアドレス信号が入力され得るように
なっている。スイッチ56には、またアドレスカウンタ
58のアドレス信号出力部が接続されている。したがっ
て、スイッチ56が図3のα側にセットされたときには
アドレスカウンタ58からのアドレス信号が、またスイ
ッチ56がβ側にセットされたときにはCPU10から
のアドレス信号が補正量パターン記憶部55に入力され
るようになっている。
【0021】また、補正量パターン記憶部55は、デー
タバス59を介して加算器53に接続されるとともに、
双方向バスバッファ60を介してCPU10に接続され
ている。さらに、補正量パターン記憶部55の書き込み
/読み出し状態の変更は、CPU10からのライト・エ
ネーブル信号が補正量パターン記憶部55に入力される
ことで行われるようになっている。双方向バスバッファ
60のデータ通過方向の切り替えは、CPU10からの
ダイレクション信号によって行われるようになってい
る。 〔動作〕画像認識装置1の動作を、図4及び図5に示す
制御フローチャートにしたがって説明する。
【0022】図4のステップS1では、種々のパラメー
タを初期値にセットする等の初期設定を行う。ステップ
S2では、明暗補正の設定、基準画像の読み込み、パタ
ーンマッチング実行等の種々の指令が行えることを示す
メニュー表示をCRT5上で行う。ステップS3では、
明暗補正の設定指令が操作パネル8を介してなされたか
否かを判断する。ステップS4では、測定の実行が指令
されたか否かを判断する。さらに、ステップS5では他
の一般的な処理を行い、ステップS2に戻る。
【0023】ステップS2で実行されるメニュー表示を
見ながら、操作者が操作パネルを介して明暗補正の実行
を指令すると、ステップS3からステップS6に移行す
る。ステップS6では、図5に示す明暗補正設定サブル
ーチンを実行する。図5のステップS8では、制御信号
C7を用いて画像合成回路27を制御し、2値化処理が
されていない256階調の撮影画像をCRT5上に表示
する。これにより、操作者は実際の撮影状態を256階
調で認識できる。表示の一例を図6に示す。図6では、
CRT5にT字状の検査対象のイメージIMが256階
調で表示されている。
【0024】ここでは、CCDカメラ4で得られた画像
信号は、明暗補正回路30のアンプ51で増幅された後
に、A/Dコンバータ54で256階調のディジタル信
号に変換される。そして、加算器53で、補正量パター
ン記憶部55が記憶している補正量パターンにしたがっ
てディジタル信号が補正され、補正後の画像信号がバッ
ファメモリ54に格納される。バッファメモリ54内の
画像信号は、2値化回路31に入力されるとともに、画
像合成回路27を介してCRT5に供給される。なお、
この段階では、スイッチ56はα側にセットされてお
り、また双方向バスバッファ60は遮断状態にセットさ
れている。
【0025】ステップS9では、操作者による補正領域
の指定を待つ。ここでは、当該補正領域のうち左上角の
A点(図6)の入力を待つ。操作者によるカーソルキー
の操作にしたがってCRT5上でカーソルを移動させ、
所望位置にカーソルがセットされたとして操作者により
入力キーが押下されると、ステップS10に移行してA
点を記憶する。
【0026】ステップS11では、当該補正領域の右下
角のB点の入力を待つ。A点と同様にして操作者により
B点の入力がなされれば、ステップS12においてB点
の位置を記憶する。そして、ステップS13において、
図6に示すようにA点及びB点で定義される長方形の領
域を決定する。ステップS14では、操作者によるアッ
プキーの操作を待つ。またステップS15では同様にダ
ウンキーの操作を待つ。さらにステップS16では、操
作者による決定キーの操作を待つ。操作者により決定キ
ーが操作されるまではステップS16からステップS1
4に戻る。ここでは、アップキーの操作が補正量を1単
位上昇させる指令を意味し、ダウンキーの操作が補正量
を1単位低下させる指令を意味する。
【0027】アップキーが操作されれば、ステップS1
4からステップS17に移行し、図3のスイッチ56を
β側にセットする。これにより、CPU10からのアド
レス信号を用いて補正量パターン記憶部55にアクセス
できるようになる。また、補正量パターン記憶部55を
書き込み可能状態にセットする。そして、ステップS1
8で、決定された領域における補正量を1単位上昇さ
せ、ステップS19において補正量パターン記憶部55
に記憶する。ここでは、補正量パターン記憶部55は書
き込み可能状態にあるので、アドレスバス57を介して
決定領域に対応するアドレス信号を補正量パターン記憶
部55に出力しながら、データバス59を介して設定さ
れた補正量を補正量パターン記憶部55に書き込む。
【0028】ステップS19での処理が終われば、ステ
ップS20において、スイッチ56をα側にセットし、
補正量パターン記憶部55を読出状態にセットし、また
双方向バスバッファ60を遮断状態にセットする。これ
により、操作者は、新たな補正量パターンで補正された
状態の撮影画像を256階調で認識できるようになる。
【0029】一方、ダウンキーが押されれば、ステップ
S15からステップS21に移行し、図3のスイッチ5
6をβ側にセットする。これにより、CPU10からの
アドレス信号を用いて補正量パターン記憶部55にアク
セスできるようになる。また、補正量パターン記憶部5
5を書き込み可能状態にセットする。そして、ステップ
S22で、決定された領域における補正量を1単位下降
させ、ステップS23において補正量パターン記憶部5
5に記憶する。ここでは、補正量パターン記憶部55は
書き込み可能状態にあるので、アドレスバス57を介し
て決定領域に対応するアドレス信号を補正量パターン記
憶部55に出力しながら、データバス59を介して設定
された補正量を補正量パターン記憶部55に書き込む。
【0030】ステップS23での処理が終われば、ステ
ップS24において、スイッチ56をα側にセットし、
補正量パターン記憶部55を読出状態にセットし、また
双方向バスバッファ60を遮断状態にセットする。これ
により、操作者は、新たな補正量パターンで補正された
状態の撮影画像を256階調で認識できるようになる。
【0031】ここでは、アップキー及びダウンキーの操
作に伴う補正量の変化が、その都度CRT5に表示され
るので、操作者は補正量変更操作を行い易い。補正量の
変更の完了を意味する決定キーの押下があれば、ステッ
プS16からメインルーチンに戻る。次に、コンベア7
により検査対象としての製品6が流されている状態で、
操作パネル8を介して実行指令がなされると、図4のス
テップS4からステップS7に移行してパターンマッチ
ングを実行する。
【0032】ここでは、製品6を撮影しているCCDカ
メラ4からのアナログ画像信号は、アンプ51で増幅さ
れた後、A/Dコンバータ52によって256階調のデ
ィジタル信号に変換される。変換後の画像信号は加算器
53で補正量パターン記憶部55に記憶された補正パタ
ーンで補正された後、バッファメモリ54に出力され
る。バッファメモリ54に記憶された補正後の画像信号
は、2値化回路31に出力されるとともに、画像合成回
路27にも出力される。
【0033】2値化回路31で2値化された画像信号は
近傍平均化回路33及び再2値化回路34でさらに処理
され、スリーステートバッファ37を介して画面表示用
VRAM18に書き込まれる。一方、再2値化回路で2
値化された画像データは、重心/慣性主軸検出36にも
入力されて、重心及び慣性主軸の演算の基礎データとさ
れる。
【0034】CPU10では、重心/慣性主軸検出回路
36で得られた位置情報データ信号D2を用いて標準画
像パターンと実際の検出画像パターンとの間のマッチン
グパラメータを演算し、それに基づいて制御信号C4を
RAMアドレス発生回路42に出力する。そして、予め
標準パターンメモリ40に格納されていた標準画像パタ
ーンと画像表示用VRAM18に格納されている検出画
像パターンとの比較を、比較種別選択回路41において
行う。
【0035】比較種別選択回路41からの比較結果とし
ての出力信号は、ノイズフィルタ43を介してカウンタ
44でカウントされる。そして、カウンタ44でのカウ
ント結果はデータ信号D1としてCPU10に取り込ま
れる。CPU10では、カウント結果としてのデータ信
号D1を予め設定されている判断基準に照合し、照合結
果をOK/NG信号として通信制御回路14を介して外
部に出力する。
【0036】
【発明の効果】本発明に係る画像認識装置用明暗補正装
置では、入力手段からの入力信号を記憶手段に記憶され
た補正量パターンに基づいて補正できるとともに、補正
量パターンを指定された補正領域と補正量とで修正でき
るので、明暗補正の自由度が向上し、より正確な明暗補
正を行えるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例が採用された画像認識装置の
斜視概略図。
【図2】その画像認識装置本体の回路ブロック図。
【図3】その明暗補正回路の回路ブロック図。
【図4】その制御フローチャート。
【図5】その制御フローチャート。
【図6】補正量パターン設定時の一動作状態を示すCR
Tの正面部分図。
【符号の説明】
1 画像認識装置 4 CCDカメラ 10 CPU 30 明暗補正回路 31 2値化回路 53 加算器 55 補正量パターン記憶部 56 スイッチ 60 双方向バスバッファ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小西 一成 大阪府高槻市明田町2番13号 株式会社キ ーエンス内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】撮影により得られた画像データを明暗補正
    して画像認識装置の2値化回路に出力するための画像認
    識装置用明暗装置であって、 撮影平面に対応する補正量パターンを記憶する記憶手段
    と、 前記撮影平面上の補正領域を指定する補正領域指定手段
    と、 前記補正領域における補正量を指定する補正量指定手段
    と、 前記補正領域と前記補正量とで前記補正量パターンを修
    正する修正手段と、 撮影により得られた画像データを入力する入力手段と、 前記入力手段からの入力信号を前記記憶手段に記憶され
    た補正量パターンに基づいて補正し、前記2値化回路に
    出力する出力手段と、を備えた画像認識装置用明暗補正
    装置。
JP5059839A 1993-03-19 1993-03-19 画像認識装置用明暗補正装置 Pending JPH06274631A (ja)

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