JPH0627390Y2 - プラスチック成形品のラベル貼付面 - Google Patents

プラスチック成形品のラベル貼付面

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JPH0627390Y2
JPH0627390Y2 JP1988129084U JP12908488U JPH0627390Y2 JP H0627390 Y2 JPH0627390 Y2 JP H0627390Y2 JP 1988129084 U JP1988129084 U JP 1988129084U JP 12908488 U JP12908488 U JP 12908488U JP H0627390 Y2 JPH0627390 Y2 JP H0627390Y2
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plastic molded
plastic
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molded products
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Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》この考案は、プラスチック成形品
のラベル貼付面に関する。
《従来の技術》プラスチック成形品は、成形後しばらく
の間、微量のガスを発生し続ける。このため、成形直後
のプラスチック製品にラベルを貼ると、発生したガスが
裏に溜まり、ラベルが部分的に浮き上がってでこぼこし
た状態になる。このため従来は、成形後、1日ほどおい
て、ガスが出なくなってから、プラスチック製品にラベ
ルを貼るようにしていた。
《考案が解決しようとする課題》しかし、このように成
形後すぐにラベル貼りができないのは、作業能率が悪
い。
この考案は、成形直後のプラスチック製品にラベル貼り
ができるようにすることを目的とする。
《課題を解決するための手段》この考案のプラスチック
成形品のラベル貼付面は、ラベルを貼付すべきプラスチ
ック成形品の表面に、ラベルが実際に接着する多数の点
状の凸部(15)が密に形成されているものである。
《作用》このように構成されたものでは、ラベルを貼付
すると、ラベルが凸部だけに接着し、凸部以外のところ
でラベルとプラスチック成形品の間に空隙ができる。プ
ラスチック成形品から発生したガスはこの空隙を通って
外部に排出される。
《実施例》この考案の実施例を図面に基づいて説明する
と、第1図において、符号1はプラスチック成形品2の
表面に貼るラベルであり、ラベルの裏面には粘着剤3が
塗り付けられている。そして、プラスチック製品2のラ
ベル貼付面には、すじ4が一面に密に付けられている。
第2図はすじ4に直角な方向から見たラベル貼付面の拡
大断面図であり、これから分るように、ラベル1を貼る
と、すじ4の間の凸部5にラベル1が接着し、すじ4を
形成する凹部6には接着しない。このため、プラスチッ
ク製品2の貼付面とラベル1の間には空隙7が形成さ
る。
したがって、成形直後のプラスチック製品2にラベル1
を貼った場合、プラスチック製品から出るガスは空隙7
を通って外に排出される。なお、すじ4の端から端まで
がラベル1で覆い隠されると、ガスの逃げ道がないの
で、第1図に示すように、すじ4はラベル1より長くし
て、ラベルを貼ったとき、すじの端部が外に露出するよ
うにする。ラベルを貼るときは、ラベルをすじ4に沿っ
てしごくようにする。こうすれば、空気が空隙7を通っ
て外に押し出されるので、ラベルの裏側に空気をかむこ
とがない。
なお、すじ4が粗すぎると、貼ったラベル1がでこぼこ
になってしまうので、注意を要する。この実施例では、
ラベル1が厚さ0.05mmのアルミ箔、すじ4の間隔が0.8m
m、凹部6の深さが0.2mmほどである。
すじ4はもちろん、プラスチック成形時に同時に形成す
る。このため、金型表面の対応部分にエッジング加工等
により凹凸を設けておく。
上記の実施例では、ラベル貼付面にすじ4を設けたが、
必ずしもそうする必要はない。例えば、第3図に示すよ
うに、プラスチック製品のラベル貼付面に凸部15を多
数点在させてもよい。この場合、凸部15の周囲がいわ
ば凹部16になり、ここに形成される空隙17を通って
ガスが逃げるわけである。
《効果》以上説明したように、この考案は、ラベルを貼
付すべきプラスチック成形品の表面に、ラベルが実際に
接着する多数の点状の凸部が密に形成されているので、
凸部以外のところでは貼付したラベルとプラスチック成
形品の間に空隙ができ、プラスチック成形品から発生し
たガスはこの空隙を通って外部に抜け、成形直後にラベ
ル貼りをしても、プラスチック製品から発生したガスが
ラベルの裏側に溜まることがない。また、ラベルを貼る
とき、ラベルとプラスチック製品との間に、空気をかむ
おそれも少ない。さらに、プラスチック成形品の表面に
凸部を多数点在させることにより、梨地ないし革絞り模
様を形成して表面装飾を兼ねることもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図はプラスチック成形品のラベル貼付面の平面図、
第2図は同じく拡大断面図、第3図は他の実施例を示す
ラベル貼付面の部分拡大図である。 1……ラベル、2……プラスチック成形品、5,15…
…凸部、6,16……凹部、7,17……空隙

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ラベル(1)を貼付すべきプラスチック成形
    品(2)の表面に、ラベルが実際に接着する多数の点状の
    凸部(15)が密に形成されていることを特徴とするプラス
    チック成形品のラベル貼付面。
JP1988129084U 1988-09-30 1988-09-30 プラスチック成形品のラベル貼付面 Expired - Fee Related JPH0627390Y2 (ja)

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