JPH0627388B2 - 粗紡ボビンの不正嵌合検出装置 - Google Patents

粗紡ボビンの不正嵌合検出装置

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JPH0627388B2
JPH0627388B2 JP19813885A JP19813885A JPH0627388B2 JP H0627388 B2 JPH0627388 B2 JP H0627388B2 JP 19813885 A JP19813885 A JP 19813885A JP 19813885 A JP19813885 A JP 19813885A JP H0627388 B2 JPH0627388 B2 JP H0627388B2
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NITSUSHIN BOSEKI KK
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01HSPINNING OR TWISTING
    • D01H9/00Arrangements for replacing or removing bobbins, cores, receptacles, or completed packages at paying-out or take-up stations ; Combination of spinning-winding machine
    • D01H9/02Arrangements for replacing or removing bobbins, cores, receptacles, or completed packages at paying-out or take-up stations ; Combination of spinning-winding machine for removing completed take-up packages and replacing by bobbins, cores, or receptacles at take-up stations; Transferring material between adjacent full and empty take-up elements

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  • Textile Engineering (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 (産業上の利用分野) この発明は紡機における粗紡ボビンの不正嵌合検出装置
に関するものである。
(従来の技術) 従来粗紡機においては玉揚げ後のボビン挿入作業が人手
により確実に行われていたため、ボビンの挿入異常すな
わちボビンホイールに対する不正嵌合を検知する必要は
なかった。ところが、生産性の向上及び省力化を目的と
した玉揚げ作業及びボビン挿入作業の自動化により、第
13図に示すようにボビンホイール41に対してボビン
42が傾いた状態で嵌挿される場合が生じる。すなわ
ち、例えば昭和58年5月9日公開の実開昭58−67
857号公報に開示のボビンのように、ボビン42の底
部内周面にはその全周にボビンホイール41の外周に突
設された突起43と嵌合可能な鋸歯状溝44が形成され
ている。このボビンはボビン挿入時に、前記鋸歯状溝4
4が突起43のテーパ面に案内されて突起43に嵌合さ
れボビンホイール41に垂直状態で嵌挿されるようにな
っている。ところが、第13図に示すようにこのボビン
42に形成された前記鋸歯状溝44の各鋸歯間には水平
部45が存在することとボビンホイール41の突起43
が一対しかないことと相俟って、前記水平部45と突起
43とが対応する状態でボビン42の挿入が行われた場
合には、水平部45に突起43の先端が当接し、鋸歯状
溝44が突起43に自動的に嵌り込まない。その上、ボ
ビンホイール41は突起43が形成された部分より上方
には軸部が少ししか突出していないため、ボビン42が
傾いた状態でボビンホイール41に嵌挿保持されたり、
あるいはボビン42が転倒する場合も生じる。ボビン4
2の転倒を防止するためボビンホイール41の突起43
の数を3個以上にした場合には、ボビン42の底面がボ
ビンホイール41の突起43上に載った状態でも直立状
態に保たれる。しかし、ボビン42と管替機の管替腕の
係合が解除される際あるいはボビンレール46が上動さ
れる際の衝撃によりボビン42が傾き易い。このように
ボビンホイール41に対してボビン42が傾いた状態で
挿入されたままボビンレール46が糸巻取り位置まで上
昇されると、フライヤのスピンドル47下端部にボビン
42の頂部が衝突してボビン42又はフライヤの破損が
生じたり、粗糸の巻取に支障をきたすという不都合があ
る。従って、ボビンレール46の上昇に先立ってボビン
42の挿入異常すなわちボビンホイール41に対するボ
ビン42の不正嵌合を検出することが必要となる。
ボビンホイール41に対して傾いた状態で挿入されたボ
ビン42を検知する手段として第13図に鎖線で示すよ
うにボビンレール46の長手方向(紙面と垂直な方向)
に沿って光が進むように光電スイッチ48を配設し、傾
いたボビンが光を遮ることにより挿入異常を検知するこ
とも考えられる。ところが、この場合にはボビンレール
46の長手方向に沿ってボビン42が傾いた場合には異
常が検知できないという不都合がある。
(発明が解決しようとする問題点) この発明は自動管替機によりボビンホイールへのボビン
の挿入作業を行った場合に生じるおそれのあるボビンの
転倒あるいは嵌合不良に基づくフライヤのスピンドルと
ボビンの衝突に伴うボビン又はフライヤの破損という問
題点を解決するものである。
発明の構成 (問題点を解決するための手段) 前記の問題点を解決するためこの発明においては、ボビ
ンホイールに対するボビンの嵌合状態をボビン挿入位置
に降下した管替腕とボビンの高さとの差で検知するよう
にした。すなわち、粗紡ボビンの頂部フランジ部に設け
た吸着部材に吸着される被吸着部材を備えた作動部材を
自動管替機の管替腕の二叉フォーク部に移動可能に配設
し、二叉フォーク部に吊下支承された前記ボビンの頂部
が二叉フォーク部から離れる際にボビン頂部の相対移動
に伴う前記作動部材が所定量以上移動したときそれを検
知して電気信号を発する検知手段を設けるという構成を
採用した。
(作用) この発明においては自動管替機の管替腕はボビンをその
頂部フランジ部において吊下支承した状態で移動する。
そして、二叉フォーク部に移動可能に配設された作動部
材は二叉フォーク部に吊下支承されたボビンの頂部フラ
ンジ部に設けた吸着部材に吸着される。従って、ボビン
を吊下支承した二叉フォーク部がボビンの頂部から下方
へ離間する際、すなわちボビンの頂部が二叉フォーク部
に対して相対的に上動する際にボビン頂部の相対移動に
伴い前記作動部材がフランジ部とともに移動する。管替
腕が所定位置まで下降移動した際ビン頂部の位置は、ボ
ビンがボビンホイールに対して正常な状態で挿入された
場合と不正状態すなわちボビンホイールの突起上端に当
接した状態とでは二叉フォーク部からの距離が異なる。
従って、不正嵌合状態においてはボビン頂部に吸着され
ボビン頂部とともに移動する作動部材の移動量が正常な
嵌合状態における所定の移動量より大きくなり、作動部
材が所定量以上移動した際近接スイッチ、光電スイッチ
等の検知手段によりその移動が検知されて電気信号が発
せられ不正嵌合が検出される。
(実施例1) 以下、この発明を間欠移動型管替機に具体化した第一の
実施例を第1〜9図に従って説明する。第4図に示すよ
うに管替機1は粗紡機機台2と平行に敷設された一対の
レール3に沿って間欠的に移動し管替作業を行うように
なっている。管替機1には昇降作動される一対のカム板
(図示せず)のカム溝に案内されて昇降作動され、粗紡
機機台2の前面上方に架設された走行レール4に沿って
走行するボビン搬送体5に吊下された空ボビン6を受け
取り下方位置に降す作用をなす空ボビンリフタ7と、図
示しない昇降支柱に沿って昇降作動され満ボビン8を前
記ボビン搬送体5の空ボビン6が取外された位置に装着
する作用をなす満ボビンリフタ9と、水平方向に移動し
て粗紡機機台2のボビンレール10上から満ボビン8を
取出して前記満ボビンリフタ9に載置するとともに、空
ボビンリフタ7上から空ボビン6を取出しボビンレール
10上のボビンホイール11に挿入する作用をなす管替
機構12とから構成された管替装置が配設されている。
ボビンホイール11は第5図に示すようにボビン嵌合部
の外周にその全周にわたって同一形状の8個の突起13
が連続して形成されている。突起13はその下部が上下
方向へ延びる三角柱状に形成され、上部にはボビン挿入
時の案内部として作用する先端が尖ったテーパ面13a
及び該テーパ面13aによって形成される尖端部13b
が形成されている。ボビン6,8はその頂部にフランジ
部6a,8aが形成され、その下面には第6図に示すよ
うに鉄板14が固着されている。又、ボビン6,8の下
部内周面には第7図に示すように全周にわたって前記ボ
ビンホイール11の突起13と嵌合可能な三角歯状の溝
15が連続して形成されている。
前記管替機構12は取付ボックス16に取付けられた管
替腕17をスコットラッセルの機構を利用して水平状態
に保持したまま前後方向(第4図の左右方向)へ移動す
るように構成されるとともに、管替機構12全体が図示
しない作動機構により上下動可能に構成され、ボビンレ
ール10のボビンホイール11から満ボビン8を抜き揚
げ、あるいは空ボビン6をボビンホイール11に挿入す
るようになっている。
第1,2図に示すように管替腕17の先端二叉フォーク
部18の上面内側には空ボビン6又は満ボビン8のフラ
ンジ部6a,8aが嵌挿される凹部19が形成されてい
る。前記凹部19はその内周面19aが上方に拡がるテ
ーパ状に形成され底面には前記ボビンのフランジ部6
a,8a下面に固着された鉄板14を吸着する吸着部材
としての磁石20が複数個固着されている。
前記二叉フォーク部18の一方の支持片18a上面には
管替腕17の長手方向と直交する方向の一端が開放され
た収容凹部21が形成されている。又、二叉フォーク部
18の基端前記一方の支持片18aと同じ側の一側には
支持ピン22が突設され、該支持ピン22の後寄り斜め
下方には近接スイッチ23が配設されている。前記支持
ピン22には鉄板によりほぼへの字状に形成されたレバ
ー24が回動可能に支持され、その先端には前記収容凹
部21内に収容されるとともに先端に磁石25aが固着
された作動部材25が固着されている。前記支持ピン2
2の外周には一端が前記レバー24に掛止めされ他端が
管替腕17に掛止めされたねじりばね26が巻装され、
常には第2,3図に示すようにレバー24の一端に固着
された作動部材25が収容凹部21内に収容され、レバ
ー24の他端作用部24aが近接スイッチ23の近傍に
配置された状態に保持されている。
次に前記のように構成された装置による管替作業につい
て説明する。管替作業時に管替機1はボビンレール10
上の満ボビン8と対応する所定位置に停止する。この状
態で空ボビンリフタ7、満ボビンリフタ9、管替機構1
2が作動されて走行レール4上に空ボビン6を吊下して
待機するボビン搬送体5から空ボビン6を取外し、代わ
りにボビンレール10から取出した満ボビン8をボビン
搬送体5に吊下し、空ボビン6をボビンレール10のボ
ビンホイール11に挿入するという管替作業を行う。
管替機構12の作動により管替腕17は二叉フォーク部
18の凹部19上面に空ボビン6を吊下支承した状態で
第8図に示すように、ボビンレール10上のボビンホイ
ール11と空ボビン6とが対応する位置まで水平移動さ
れる。二叉フォーク部18の凹部19に空ボビン6が吊
下されていない状態においては、第3図に示すようにレ
バー24の作用部24aと近接スイッチ23とが対応し
ない状態にあり、近接スイッチ23はオフ状態に保持さ
れている。これに対して凹部19上に空ボビン6が吊下
支承されると、収容凹部21内に収容されている作動部
材25の磁石25aが空ボビン6のフランジ部6a下面
に固着された鉄板14に吸着しようとする力が働き、レ
バー24がねじりばね26の力に抗して支持ピン22を
中心に第3図の反時計方向に回動され第9図(a)に示
す状態となる。この時レバー24の作用部24aが近接
スイッチ23の一部と対応して近接スイッチ23がオン
状態となり、二叉フォーク部18に空ボビン6が吊下さ
れたことが確認される。
この状態から管替腕17が下降移動されボビンホイール
11への空ボビン挿入動作が行われる。このとき管替腕
17は空ボビン6がボビンホイール11に対して確実に
嵌合されかつ二叉フォーク部18と空ボビン6との係合
が解除されしかも二叉フォーク部18の後退移動に差支
えない所定高さまで下降移動される。空ボビン6の底部
に設けられた溝15とボビンホイール11の突起13と
が対応する状態で空ボビン6が二叉フォーク部18に支
承されている場合には、管替腕17の下降移動に伴い溝
15とボビンホイール11の突起13とが確実に嵌合
し、空ボビン6はボビンホイール11に垂直状態で嵌挿
される。この場合管替腕17の下降移動が完了した時点
では二叉フォーク部18と空ボビン6のフランジ部6a
との係合状態は解除され、フランジ部6aが二叉フォー
ク部18の上面から離れた状態にある。このときレバー
24は作動部材25の磁石25aの作用により第9図
(a)に示す位置からさらに反時計方向に回動されて第
9図(b)に示す状態となるが、作用部24aが近接ス
イッチ23と対応する位置にあるため近接スイッチ23
はオン状態に保持される。近接スイッチ23がオン状態
に保持された状態で管替腕17の下降移動が終了する
と、図示しない下降移動終了検知手段の検知信号に基づ
いて管替機構12が作動され管替腕17は第4図に示す
待機位置まで後退移動される。
一方、溝15と突起13とが対応状態にない場合には、
管替腕17の下降移動途中において第9図(c)に示す
ように空ボビン6の底部がボビンホイール11の突起1
3と当接する状態となる。この状態で管替腕17が下降
移動を続けると、二叉フォーク部18は下降移動を続け
るが空ボビン6はその底部がボビンホイール11の突起
13と当接した状態にあるため下降移動が妨げられ、空
ボビン6は二叉フォーク部18に対して相対的に上動す
る。そしてフランジ部6aの鉄板14に吸着した磁石2
5aの作用によりレバー24が管替腕17の下降に伴い
反時計方向に回動され、管替腕17の下降移動が終了し
た時点では第9図(c)に示す状態となる。この状態で
はレバー24の作用部24aが近接スイッチ23と対応
する状態にないため近接スイッチ23がオフ状態とな
り、空ボビン6がボビンホイール11に対して嵌合不良
の状態にあることが確認される。従ってこの状態で作業
者が嵌合不良の状態にある空ボビン6を回動させてボビ
ンホイール11に対して確実に嵌合させ、管替腕17が
待機位置に移動する際あるいは機台再起動時におけるボ
ビンレール10の上昇移動時に空ボビン6が転倒したり
フライヤのスピンドルと衝突したりすることが確実に防
止される。
又、不正嵌合の状態にある空ボビン6を人手により正常
状態に嵌挿させる代わりに、前記近接スイッチ23がオ
フ状態となる電気信号に基づき管替腕17を再び昇降作
動させるように管替機構12を作動してもよい。管替腕
17の上昇移動時に空ボビン6が再び二叉フォーク部1
8に吊下支承される。このとき空ボビン6が前回の吊下
支承位置と全く同じ状態で吊下されることはないため下
降移動時には空ボビン6の溝15とボビンホイール11
の突起13との位置関係が前回の下降移動時とは異なる
ことになる。従って、不正嵌合の場合に再度管替腕17
を昇降作動させることにより空ボビン6はその溝15が
ボビンホイール11の突起13と嵌合した状態でボビン
ホイール11上に垂直状態で嵌挿される。
(実施例2) 次に第2の実施例を第10〜12図に従って説明する。
前記実施例においては空ボビン6のフランジ部6aに吸
着されて移動する作動部材25を支持ピン22により回
動可能に支持されたレバー24の先端に取付けたが、こ
の実施例の装置おいてはガイド部材27を介して上下動
可能に支承されたレバー28に取付けた。すなわち、支
持片18aの一側に縦長のガイド部材27を突設し、断
面逆L字状をなし長孔28aが形成されたレバー28を
前記ガイド部材27に対してその長孔28aが嵌挿され
た状態で支持片18aに上下動可能に支承した。レバー
28は非金属材料で形成され、その下端には近接スイッ
チ23のアクチュエータとして働く金属製の作用部28
bが固着されている。従って、この実施例においては磁
石25aの作用により空ボビン6のフランジ部6aに吸
着してフランジ部6aとともに移動する作動部材25と
ともにレバー28が上下に移動し、前記実施例と同様レ
バー28の下端に設けられた作用部28bと近接スイッ
チ23との位置関係により空ボビン6のボビンホイール
11に対する嵌合状態が判断される。すなわち、第11
図に示すボビンがない状態においては作用部28bは近
接スイッチ23と対応しない状態にある。そして、空ボ
ビン6が二叉フォーク部18に吊下された状態において
は、作動部材25の磁石25aがフランジ部6aの鉄板
14に吸着され、作動部材25とともにレバー28が第
12図(a)に示す位置まで上動されて作用部28bが
近接スイッチ23と対応する状態となり、近接スイッチ
23がオン状態となる。レバー28の作用部28bは第
12図(b)に示す位置、すなわち空ボビン6がボビン
ホイール11に対して正常な状態で嵌挿された際の上動
位置までは近接スイッチ23と対応する位置にあるが、
ボビンホイール11に対して不正嵌合の状態、すなわち
空ボビン6の底部がボビンホイール11の突起13上に
乗った不正嵌合状態の場合には第12図(c)に示す位
置まで上動され、作用部28bが近接スイッチ23と対
応しない状態となり近接スイッチ23がオフ状態とな
る。そして、近接スイッチ23がオフ状態となった電気
信号により、空ボビン6が不正嵌合状態にあることが検
知される。
なお、この発明は前記両実施例に限定されるものではな
く、例えば、レバー24,28の作用部24a,28b
の移動を近接スイッチ23で検知する代わりに光電スイ
ッチで検知したり、あるいはレバー24,28の移動を
リミットスイッチで検知するようにしてもよい。又、間
欠移動型の管替機に代えて全錘一斉方式の管替機に適用
してもよい。
発明の効果 以上詳述したように、この発明によればボビンホイール
への空ボビンの挿入時に、ボビンホイールへの正常な嵌
合状態と嵌合不良の状態とで管替腕の二叉フォーク部に
設けられた作動部材の作動量が異なり、嵌合不良の状態
においては前記作動部材が所定量以上移動しその移動が
検知手段により検知されて電気信号として発せられるの
で不正嵌合状態を確実に検知することができ、不正嵌合
状態を直す次の手段を直ちにとれるので、不正嵌合状態
のままボビンレールを巻取位置まで移動させボビンとフ
ライヤのスピンドルとが衝突しボビンやフライヤの破損
を招くということを確実に回避することができるという
優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1〜9図はこの発明を具体化した第1の実施例を示す
ものであって、第1図は管替腕の平面図、第2図は第1
図のA−A線断面図、第3図は同じく側面図、第4図は
管替機と粗紡機機台との関係を示す概略側面図、第5図
はボビンホイールの斜視図、第6図はボビンの上部断面
図、第7図はボビンの底面図、第8図は管替腕がボビン
ホイール上方にボビンを移送した状態を示す側面図、第
9図(a)〜(c)は作用を説明する側面図、第10〜
12図は第2の実施例を示すものであって、第10図は
管替腕の要部平面図、第11図は第10図のB−B線断
面図、第12図(a)〜(c)は作用を説明する断面
図、第13図はボビンとボビンホイールとが嵌合不良の
状態を示す側面図、第14図は従来のボビンの底面図で
ある。 管替機1、空ボビン6、フランジ部6a、ボビンホイー
ル11、突起13、鉄板14、溝15、管替腕17、二
叉フォーク部18、支持片18a、収容凹部21、近接
スイッチ23、レバー24,28、作用部24a,28
b、作動部材25、磁石25a、ねじりばね26。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柴野 道雄 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式会 社豊田自動織機製作所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】粗紡ボビンの頂部フランジ部に設けた吸着
    部材に吸着される被吸着部材を備えた作動部材を自動管
    替機の管替腕の二叉フォーク部に移動可能に配設し、二
    叉フォーク部に吊下支承された前記ボビンの頂部が二叉
    フォーク部から離れる際にボビン頂部の相対移動にとも
    ない前記作動部材が所定量以上移動した時それを検知し
    て電気信号を発する検知手段を設けた粗紡ボビンの不正
    嵌合検出装置。
  2. 【請求項2】前記作動部材は前記管替腕の一側二叉フォ
    ーク部基端に設けた支持ピンに対して回動可能に支持さ
    れ、その一端に二叉フォーク部上面に形成された収容凹
    部に収容可能な被吸着部材としての磁石が固定されると
    ともにねじりばねにより該磁石が前記凹部に収容される
    状態に回動付勢されたレバーであり、その他端には前記
    検知手段を作動させるアクチュエータを備えている特許
    請求の範囲第1項に記載の粗紡ボビンの不正嵌合検出装
    置。
  3. 【請求項3】前記検知手段は近接スイッチであり、前記
    アクチュエータは金属片である特許請求の範囲第2項に
    記載の粗紡ボビンの不正嵌合検出装置。
  4. 【請求項4】前記作動部材は前記二叉フォーク部の一側
    に上下動可能に配設され、その上端には前記二叉フォー
    ク部上面に形成された収容凹部に収容可能な被吸着部材
    としての磁石が固定されている特許請求の範囲第1項に
    記載の粗紡ボビンの不正嵌合検出装置。
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