JP3887847B2 - 物品の着脱装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は物品の着脱方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、管廊の側壁に斜めに等間隔で多数取り付けられたランプのうち、故障したものや不良となったものを新しいランプと取り替えるのに人手で行っていた。然るに、このような場所は自由に作業するには狭く、また環境は余りよくない。従って、ロボットにより自動的に取替作業を行なうことが検討されている。この場合、所定の間隔をおいて一対の円開口を形成させ、両側壁部に係合孔を形成させたランプを、所定の取付位置に前記所定の間隔と同じ間隔で立設させた挿通ピンを、前記円開口に挿通させることにより取り付けるようにし、該物品を前記取付位置から取り外す場合には物品着脱機構の一対の係合ピンを前記係合孔に係合させた上、該係合ピンを上方に移動させて、該物品を前記挿通ピンから抜き出すようにした物品の着脱装置が考えられる。然しながら、これだけでは自動化が出来ない。例えば、正しくランプを取り付けるための位置決めができない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上述の問題に鑑みてなされ、上述のような場所でも自動的に斜めに取り付けられているランプでも取り替えを行なうことができ、人手が不要な物品の着脱方法を提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
以上の課題は、所定の間隔をおいて一対の円開口を形成させ、両側壁部に係合孔を形成させた物品を、所定の取付位置に前記所定の間隔と同じ間隔で立設させた挿通ピンを、前記円開口に挿通させることにより取り付けるようにし、該物品を前記取付位置から取り外す場合には物品着脱機構の一対の係合ピンを前記係合孔に係合させた上、該係合ピンを上方に移動させて、該物品を前記挿通ピンから抜き出すようにした物品の着脱装置において、前記挿通ピン及び前記係合ピンはそれぞれ先端から、小径部、テーパ部及び大径部から成り、前記大径部はそれぞれ、前記円開口及び係合孔に密嵌する径に形成され、前記物品を前記取付位置に取り付ける場合には前記係合ピンを前記係合孔に密嵌させて、該物品を前記挿通ピンの直上方に持ち来たし、前記円開口を前記挿通ピンの小径部を挿入させる位置にまで下動させ、次いで前記係合ピンを前記係合孔からその小径部まで抜き出すことにより、前記物品を自然落下させて、次いで前記係合ピンを更に所定距離下動させて、前記挿通ピンを前記円開口に密嵌させ、この後、該係合ピン全体を前記係合孔から抜き出すようにし、前記物品を前記取付位置から取り外す場合には前記係合ピンの小径部のみを前記係合孔に挿入し、該物品を所定距離上動させた後、該係合ピンを前記係合孔に密嵌すべく挿入し、該物品を更に上動させて前記円開口から前記挿通ピンを抜き出すようにしたことを特徴とする物品の着脱方法、によって解決される。
【0005】
以上のような構成により、物品がどのような姿勢で所定の位置に取り付けられていたとしても、自動的に、ここに取り付けられているこの物品を確実に取り出すことが出来、また新しい物品をこの取付位置に自動的に取り付けることが出来る。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態につき図面を参照して説明する。
【0007】
図1は、本実施の形態の物品、すなわちランプMの着脱装置の全体を示すが、全体において1で示され、また図2はその全体を図1における矢印A方向から見た側面図である。図において直線的に延びる第1レール2及び第2レール3には、後述するように、駆動車両4、第1交換車両5及び第2交換車両6が懸吊されており、これら車両は連結機7、8により連結されている。図2に明示されるように、本実施の形態は管廊に等間隔で取り付けられているランプMを着脱するために用いられるが、直立した支柱9にやはり後述するような機構でランプMが取り付けられており、上述の第1レール2及び第2レール3は、この垂直支柱9に直角に取り付けられた横材10に固定されている。
【0008】
図1に明示されるように、第1交換車両5はランプMを保持しており、第2交換車両6は保持していないが、このランプMは古いランプMで所定の位置から取り外して保持している状態を示し、また第2交換車両6は新しいランプMを所定の取り付け位置に取り付けた後の状態を示し、駆動車両4は矢印B方向に更に次のランプの取り替えのために走行している状態を示す。
【0009】
図3に明示されるように、垂直支柱9にはランプ取付フレーム11が斜めに固定されており、これに電力供給装置12が固定され、これに後述する方法でランプMが取り付けられている。図4に明示されるように、第1の交換車両5(第2交換車両6は同様の構成であるので、以下、これについてのみ説明する)には、一対のマイクロスイッチ13a、13bが取付られており、また、第1レール2の上壁部には台形状のカム板14、15が第1交換車両5の走行方向Bの垂直方向に大部分を重ね合わせて固定されており、マイクロスイッチ13a、13bの作動子13aa、13baは、このカム板14、15によりオン/オフされる。
【0010】
本実施の形態では、今、走行方向において前方にあるマイクロスイッチ13bの作動子13baが一方のカム板15の斜面15aに乗り上げ、オンとなると駆動車両4が搭載する電動機の駆動を低速にして低速又は微速走行に切り換えられ、後方のマイクロスイッチ13aの作動子13aaが他方のカム14板の斜面14aに乗り上げてオンとなると停止指令を発し駆動車両4を停止させる。これにより第1交換車両5をランプMの取付位置に対向する位置に停止させるようにしている。なお、第1の交換車両5は第1レール2にはローラ16によりレール2に沿って走行自在に懸吊されており、また図3に明示されるように、第2レール3は断面がL字形状であるが、この水平アーム部に一対のローラ17により、この第2レール3に沿って走行自在に懸吊されている。すなわち、この第2レール3及びローラ17により第1交換車両5は、図3に明示されるように、図において右方へ重心が偏在しているが、これによる回転モーメントにより全体が偏倚するのを防止させる働きをしている。
【0011】
次に、第1交換車両5の内部構造について詳細を説明する。なお、第2交換車両6も同様な構成である。
【0012】
図3乃至図5において、側面がほゞ三角形状のフレーム20は左右一対の側板21a、21b、この上壁部に固定された上壁板22から成っており、後述する各種部材を内蔵している。側板21a、21bには懸吊部材23a、23bを取り付けており、この上端部に上述のローラ16を回動自在に支承している。これは図3及び図4に示すように、第1レール2に圧接した状態で回動自在になっている。更に側板21a、21bは、図3、図5に明示されるように、前後で一対の斜めアーム部材24a、24bを固定させており、これは図3に示すように、斜め上方に向かって延在しているが、その上端部に第2レール3に回転自在な一対のローラ17、17を支承している。
【0013】
次にフレーム20内に内蔵される各部材について説明する。フレーム20内において、先ずランプMを取り付け、または交換する際の、ランプMを回動させる駆動機構について説明する。これに主として関与する回動板25a、25bは、図6乃至図9に明示されるような多角形状を呈し、その上端部において回動軸27により連結されており、その両端部は軸受26a、26bにより回動可能に支承されている。この一方の軸受26bから更に外方へ突出する軸端側の側板21bには第1のモータ28が固定されており、この回転軸の軸端に取り付けられたギヤ29は上述の回動軸27の軸端に固定されたギヤ30とチェーン31を介して連結されている。すなわちモータ28の駆動によりギヤ29、30、チェーン31を介して回動板25a、25bは回動軸27の軸心の周りに回動可能とされている。回動板25a、25bは回動軸27によって上端部で一体化されているが、更にこれを補強するために連結板32によっても一体化されている。
【0014】
以上により、ランプMを回動させる機構を説明したが、次に、ランプMの取付時又は取り外し時のランプ取付位置に対して上下動させるための機構について説明する。
【0015】
やはりフレーム20内において、その中央部には第2のモータ33が、図7に明示されるように連結板32に取り付けられており、これは取付板36も介して回動板25a、25bに対して固定されているのであるが、このモータ33の軸端に取り付けられたギヤ34と、噛合する従動ギヤ35には、ねじロッド38が固定されており、これは可動フレーム39のねじ係合アーム部41に固定されたねじ部材42に螺合している。その下端部は可動フレーム39の水平アーム部40の丸孔40aを遊嵌している。可動フレーム39の全体は図4に明示されているが、左右一対として形成されており、図4において下方の水平アーム部40が両側の回動板25a、25bの近くまで延びており、この両端部に直角に外アーム部43a、43bが固定され、内側には内アーム部44a、44bが固定されている。これら外アーム部43a、43bと内アーム部44a、44bとの間にガイドロッド45a、45bが固定されており、この下方には送りねじ46a、46bがこれらアーム部43a、43b及び44a、44bにより回転自在に支承されている。
【0016】
送りねじ46a、46bの内アーム部44a、44bから突出する軸端にはギヤ47a、47bが固定されており、これは図10に明示されるように、回動板25a、25bに対して固定された左右で一対の第3のモータ49a、49bの回転軸の軸端に固定されたギヤ48a、48bに噛合している。ピン取付係合板50a、50bはねじロッド46a、46bに螺合している。更にその水平アーム部50aa、50baには、図10に明示されるような係合ピン51a、51a、51b、51bを横方向に突出して固定させている。更に可動フレーム39の外アーム部43a、43bの外壁部にはガイド部材51a、51bを固定させており、これは、やはり図10に明示されるように、直線的なガイドレール52a、52bに係合している。これは図8及び図9にも明示されるが、これにより上述のランプMを上下動させる駆動機構により、回動板25a、25bに対し正確に所定方向にガイドさせて上下動すべく構成されている。
【0017】
ピン取付係合板50a、50bの端部には、図6及び図7に明示されるように、コ字形状のセンサ取付部材53a、53bが固定されており、その上下の水平アーム部にはそれぞれ一対の発光素子54a、54b(ランプ)及びこれに対向して受光素子としてのフォトトランジスタ55a、55bが固定されている。
【0018】
次に、所定の位置にランプMを取り付けるための構成について、特に図5及び図11を参照して説明するが、本実施の形態における物品としてのランプMは、全体としてほゞ直方形状であるが、その本体62内に発光源を内蔵しており、その下壁部には電力供給装置12の電力供給口12aに挿通される差し込みプラグ63を形成させており、また両側壁部には突出板部64a、64bが形成され、これに上下に貫通して円開口65a、65bが形成されている。更に図3に明示されるように、ランプMの突出板部64a、64bの側壁部には円形の開口66及びトラック形状の開口67が形成されている。これらの径及び幅は係合ピン51a、51bの大径部に密嵌する大きさとなっている。
【0019】
更に電力供給装置12の上面の両側には、取付ピン60a、60bが直立固定されており、これは下方から基部D、大径部E、中径部F、テーパ部G、最も先端の小径部Hからなっているが、大径部Eに平面的形状がT字形状の遮光板61a、61bが固定されている。この取付ピン60a、60bの中径部Fが、ランプMの突出板部64a、64bに形成される円開口65a、65bに密嵌する大きさの径となっている。更にピン取付係合板50a、50bに横方向に突出して固定された係合ピン51a、51bは、図11に明示されるように、基部側から大径部J、テーパ部K及び最先端の小径部Lからなっており、この大径部JがランプMの突出板部64a、64bの側壁部に形成された円形の開口66及びトラック形状の開口67の径及び幅に密嵌する大きさとなっている。
【0020】
図31及び図32には、突出板部64a、64bの部分的拡大断面図が示されているが、これに上述の挿入孔66、67が示されており、これに対向して係合ピン51a、51aが示されているが、後述するように、図31、図32に示される抜け止め防止機構QによりランプMの抜け止めを防止し、係合ピン51a、51aの挿入により抜け止めを解除するようにしている。すなわち上述の取付ピン60a、60bの大径部には円弧状の切欠き72が形成されており、これに抜け止め板68の縁部が、図31に示すように係合可能となっており、これはピン68に回動自在に軸支されているが、ピン68には巻きばね70が巻装されており、これにより常時係合ピン51aの小径部Lが孔66、67内に挿入されると、係合片71の一端部を巻きばね70のばね力に抗して、図32に示すように、ピン68の周りに回動させる。これによりこの抜け止め防止機構Qを取付ピン60a、60bの切欠き72から開放するように構成されている。
【0021】
以上、本発明の実施の形態によるランプの着脱装置1の構成について説明したが、次にこの作用について説明する。
【0022】
上述したように、第1、第2交換車両5、6の一方に新しいランプMを搭載してランプの取付位置に至るが、他方は空であり、交換されたランプを搭載して基地に戻る。図1及び図2に明示されるように、今、駆動車両4により矢印B方向に、第1、第2レール2、3に沿って駆動車両4は第1、第2交換車両5、6を牽引して取付位置に至るのであるが、図4に示されるように、レール2に沿ってローラ16が転動するが、第1交換車両5に固定されたマイクロスイッチ13a、13bの作動子13aa、13baのうち、走行方向に関して先行するマイクロスイッチ13bの作動子13baが、先ず一方のカム板15の斜面部15aaに乗り上げることによりオンとなる。その後、低速走行し、カム板15の水平部を転動し、このカム板15の他方の斜面部15a’に至るとオフとなるのであるが、このオフとなる直前に、後行するマイクロスイッチ13aの作動子13aaが、他方のカム板14の斜面14aに乗り上げてオンとなる。この両マイクロスイッチ13a、13bが両者ともオンとなった時点で駆動車両4が搭載するモータに駆動停止指令を出して、第1交換車両4は取り換えるべきランプの直前に正確に位置決めして停止する。
【0023】
図3は取り換えられるべきランプMが、この停止位置に取り付けられていて、第1交換車両5により、これを電力供給装置12から取り外さんとしている状況を示している。図4において、第1の駆動モータ28が駆動される。ギヤ29、チェーン31、他ギヤ30により、回動軸27が軸受26a、26bにより支承されているが、この周りに回動板25a、25bが所定角度回動する。やはりこれに固定されたピン取付係合板50a、50b及びセンサ取付部材53a、53bも共に同角度回動するのであるが、図11は回動直前の位置を示し、図13は図11の各部材を上方から見た図であるが、実線で回動前、一点鎖線で回動直後を示す。
【0024】
センサ取付部材53a、53bを取り付けたピン取付係合板50a、50bは、図11で示すように矢印Rに沿って回動する。すなわち、回動軸27の軸心の周りに回動し、図11では図を分かり易くするために取り換えられるべきランプMは一点鎖線で示しているが、図12で示すように、所定の角度回動させると一点鎖線で示す位置を取る。この位置から実線で示す位置に、図7に示す第2の電動機33の駆動によりギヤ34、35の噛合によりねじロッド38に螺合しているねじ部材42が可動フレーム39と共に図7において下動する。下動にあたってはガイド部材51a、51bがガイドレール52a、52bにガイドされ、正確に直線的に下動する。なお、この下動距離は下動始点から第2電動機33の回転数に比例するパルスをカウントして、所定値に達すると停止させるようにしてもよく、センサを適宜取り付けて所定距離を検知すると第2電動機33を停止させるようにしてもよい。すなわち、図12においてピン取付係合板50a、50bが下動するが、この前に、図13に示されるように、センサ取付部材53a、53bの上方水平アーム部に取り付けられた第1ランプ54aが遮光板61a、61bの外方水平アーム部nにより、下方のフォトトランジスタ54bに対してその光線が遮光されることにより、確かに所定角度回動したことを検知している。なお、この検知と共に第1モータ28の駆動を停止させるようにしてもよい。この検知の後、上述したように第2駆動装置の第2モータ33の駆動により所定距離下動するが、この位置は図12で実線で示され、図14で一点鎖線で示されている。
【0025】
この位置から第3の駆動装置、すなわち、図10に明示される第3のモータ49a、49bの駆動により、かつ、またギヤ48a、48b及び47a、47bの噛合によりねじロッド46a、46bが回動する。これにより、これに螺合しているピン取付係合板50a、50bがガイドロッド45a、45bに案内されて、図4において相近接する方向に移動する。その結果、図14で実線で示す位置で停止するのであるが、この時には、第2のランプ54b、54bが遮光板61a、61bの垂直突出アーム部pにより遮光され、これにより所定距離移動したことを検知するのであるが、この検知で第3モータ49a、49bの駆動は停止する。この時には、図14に明示されるように、係合ピン51a、51bの小径部Lが孔66、67に、図32に明示されるように挿入されている。この状態で再び第2のモータ33の駆動によりピン取付係合板50a、50bを所定距離(上述と同様に所定のパルス数分)上方移動させる。
【0026】
係合ピン51a、51bの小径部Lは最初は孔66、67に、あるクリアランスをもって挿入されていたのであるが、この孔66、67内で移動し、この孔66、67の上壁部と当接させると、このランプMをこの後、上方移動させる。これによりランプMの両側の突出板部64a、64bの円開口65a、65bに密嵌している取付ピン60a、60bの中径部Fが若干抜き出され、この時、ピン取付係合板50a、50bが取付ピン60a、60bに対し正確にセンタリングされておらずとも、係合ピン51a、51bの小径部Lに連接してテーパ部Kが形成されているおり、また小径部Lと孔66と67との間にはクリアランスがあるので、この部分と小径部Lとの間で図において左右の移動が可能である。従って取付ピン60a、60bの中径部Fが円形開口65a、65bから抜け出す時に、無理な力が加わることなく、いわば自動調心を受けながら抜き出されるので、ランプMには無理な力が加わることなく引き出される。この後、図15に明示されるように、モータ49a、49bの駆動により、ねじロッド46a、46bに螺合するピン取付係合板50a、50bが更に相近接する方向に移動する。よって、図15で実線で示すように係合ピン51a、51bは孔66、67に密嵌する。なお、モータ49a、49bの停止時点は図示せずとも近接スイッチが、ランプMの突出板部64a、64bの孔66、67の近傍に設けられおり、これにピン取付係合板50a、50bが近接したことを検知すると、この検知信号によりモータ49a、49bの駆動を停止するようにしている。この後、モータ33の駆動によりピン取付係合板50a、50bは更に上昇する。よって、ランプMは取付ピン60a、60bから完全に抜き出され、図11に示すRの方向とは逆方向に回動すべく、第1のモータ28を駆動することにより、図11の実線で示す位置をとる。なお、この時には取り換えるべきランプMを保持している(図11では図示されていない)。この状態で、図1及び図2で示す第1交換車両5内の所定位置にこの取り替えたランプMを積載する。
【0027】
以上においては、古いランプの取り外しについて、特に図13乃至図15を参照して説明したが、更に他の図を参照し敷衍して説明すると以下の通りである。
【0028】
すなわち上述したように、図11及び図12では一点鎖線で示されているが、古いランプMが電力供給装置12に取り付けられている状況を示し、図5及び図17においては、それぞれ平面図及び正面図においてやはりランプMが電力供給装置12に取り付けられている状況を示している。このような状況において上述したように係合ピン51a、51bがランプMの側壁部に形成した突出板部64a、64bの側壁に形成した孔66、67に先ずその小径部Lを挿入することにより、本発明に係る作用である自動調心作用を行って、取付ピン60a、60bからの取り外しを始めるのであるが、図16においては、この古いランプMに対してセンサ取付部材53a、53bが所定の回動を行なった直後を示しており、図12における一点鎖線の位置を示している。
【0029】
これはまた図17では正面図で示されているが、ランプMは電力供給装置12の取付ピン60a、60bに、その突出板部64a、64bに形成した円開口65a、65bにその中径部Fが密嵌した状態で確実に取り付けられているが、これに対して直上方に持ち来たらされたセンサ取付部材53a、53bに固定された係合ピン取付板50a、50bが直上方にあるのを示しており、この位置では上述したように、図13で一点鎖線で示す位置であり、遮光板61a、61bの外側水平アーム部nにより一方のランプ54a、54aが遮光されている。図16においては、第1のランプ54aがこれに対向するフォトトランジスタ55aから遮光板61a、61dで遮光されている状況を明示している。また、この後、センサ取付部材53a、53bは下降するのであるが、この位置での係合ピン51a、51bとランプMの側壁部に形成した突出板部64a、64bとの水平方向における距離の隔たりも明示している。
【0030】
図18は、図17の位置からセンサ取付部材53a、53b、すなわち、係合ピン取付板50a、50bを所定距離低下させた状況を示しており、図18において一点鎖線で示す位置が図16における一点鎖線で示す位置と同じである。これは図14において、係合ピン取付板54a、54bが相近接する方向に移動する直前を示しており、図14では一点鎖線で示している。
【0031】
図19は、図18における[19]−[19]線方向で見た正面図であるが、ランプMの側壁に形成された突出板部64a、64bの高さまで係合ピン51a、51bを低下させた状況を示しており、この状態では突出板部64a、64bの側壁に形成した孔66、67と対向している。
【0032】
図19で示すように(これは図14に対応するが)、係合ピン51a、51bが相近接する方向に移動して一点鎖線で示す位置をとる。すなわち、この係合ピン51a、51bの小径部Lのみが孔66、67に、図32に示すように挿入された状況を示している。この状態で、やはり上述したように、係合ピン取付板50a、50bを所定距離上動させると小径部Lと孔66、67との間の大きな遊度の範囲内でランプMは挿通ピン60a、60bの中径部Fを滑らかに円開口65a、65bから所定距離移動分抜き出す。
【0033】
この後、図15で示すように、係合ピン51a、51bが孔66、67に挿入され、その大径部Jが密嵌状態になり、この後、更に上動させて完全に挿通ピン60a、60bから抜き出す。この後、図11で示すRの方向とは逆方向に回動させて図20で示す位置をとる。すなわち、ランプ着脱機構20内に配置する。この後、駆動車両4を駆動して新しいランプMを搭載した交換車両5を上述のカム板14、15により取付位置の直前に位置決めして停止させる。
【0034】
次に、新しいランプMを所定の位置に取り付ける場合について説明する。図1において、第2の交換車6が、やはり図4に示すマイクロスイッチ13a、13bを設けているので、この所定の位置に対応して第1レール2に設けられたカム板14、15により上述と同様にして位置決めされて停止する。図21に示されるように、回動板25a、25b内では、既に新しいランプMを、ピン取付係合板50a、50bの係合ピン51a、51bにより保持されており、図示した実線で示す位置をとっているのであるが、図4に示す第1のモータ28の駆動により回動軸27の周りに所定角度回動し、図22で示す位置を取る。図23はこれを平面的に見た図であるが、最初は実線で示す位置から上述の所定の角度回動して一点鎖線で示す位置を取るのであるが、図23では、この回動する前の位置を実線で示している。なお、図を分かり易くするために取付位置に対してセンターを大きくずらして示している。従って、所定角度回動した時には一方のセンサ取付部材53bに取り付いている第1のランプ54aは一方の遮光板61bの垂直アーム突出部pにより遮光されているが、他方のセンサ取付部材53aに取り付けられている第1ランプ54a’(53b側と区別するためにダッシュ(’)をつける)は遮光板61aの内方水平アーム部mで遮光されている。これによっても所定角度回動したことが検出されているが、ランプ取付位置に対しては、図23、図24に示されるようにaの距離だけずれている。
【0035】
従って、第2のランプ54bは遮光板61b側では遮光されているが、他方の遮光板61a側では遮光されておらず、これによりセンターずれが生じていることが検知される。この検知出力によりモータ49a、49bが同じ角度だけ回転される。よって、係合ピン取付板50a、50bは図24において、同時に左方へと移動され、第2のランプ54bはそれぞれ遮光板61a、61bの垂直アーム突出部pの内縁部で遮光され、これによりセンター決めされたと検知し、第3のモータ49a、49bの駆動は停止される。次いで、第2のモータ33の駆動により所定距離下動する。
【0036】
図24に示されるように取付ピン60a、60bの先端部Hは、若干、ランプMの突出板部64a、64bに形成されている円開口65a、65bに挿入される。この状態で、図25に示されるように、ピン取付係合板50a、50bを相離隔する方向に駆動する。係合ピン51a、51bは大径部Jで密嵌していたのが、図示するように大径部J及びテーパ部K及び小径部Lの一部が孔66、67から抜け出す。これにより大径部Jからテーパ部Kを介して順次、小径部Lに至るので、ランプMは徐々に自然落下する。この時、既に取付ピン60a、60bに対してはセンター決めされているのであるが、仮に取付ピン60a、60bに対して偏心されていたとしても、この小径部Hだけが円形開口65a、65bに挿通しているので、この自然落下と共に自動調心作用を受けて正確にこの取付ピン60a、60bの中心軸に沿ってランプMが落下する。
【0037】
図29はこのような状態を示すものである。係合ピン51a、51bが、図29で示したような相離隔した位置に至ると、第2のモータ49a、49bの駆動が停止される。次いで、第3のモータ33が駆動され、ピン取付係合板50a、50bは、図29において下方へ移動する。これによりランプMも追随して下動するが、この時にも係合ピン51a、51bは突出板部64a、64bの側壁部に形成した孔66、67に遊嵌状態にあるので、取付ピン60a、60bに対して更に自動調心作用を行い、この中心軸に正確に沿ってランプMは下動し、結局、取付ピン60a、60bの中径部Fに対しランプMの突出板部64a、64bの円形開口65a、65bに正確に整列して嵌入される。この後、ピン取付係合板50a、50bは、第2のモータ49a、49bにより、更に相離隔する位置へと移動され、図25で一点鎖線で示す位置に至り、図30では実線で示す位置に至り、ランプMからは完全に離脱する。この後、第1のモータ28の駆動により、上述の方向Rとは逆方向に回動する。よって、新しいランプMの取り付け作業を終了する。
【0038】
なお以上では、新しいランプMの取付方法につき、特に図23乃至図25を参照して説明したが、更に他の図を参照してより詳しく説明すると、以下の通りである。すなわち、第2の交換車両5内においては新しいランプMを内蔵しているのであるが、この状況は図26及び図27に示されており、新しいランプMは係合板50a、50が最も相近接する位置、すなわち、その係合ピン51a、51bをランプMの突出板部64a、64bの側壁部の孔66、67に密嵌させていて新しいランプMを保持している。この状態から上述したように回動軸27の周りに所定角度回動させる。図26はこの回動させた直後を示しており、図23における一点鎖線で示す位置に対応する。次いで、図28で示すように、遮光板61a、61bの中央突出アーム部pの縁部で第1、第2ランプ54a、54b共に遮光されるようにセンター位置決めされる。すなわち、図23及び図24に示すように、aの距離だけ挿通取付ピン60a、60bの軸心に対しランプMの突出板部64a、64bの円開口65a、65bの中心とが隔たっている。これを補償するために、図28で示すように、実線で示す位置から一点鎖線で示す位置にランプMを移動させる。これにより、突出板部64a、64bに開口した円開口65a、65bは取付ピン60a、60bの軸心の真上に来る。この後、係合板50a、50bを所定距離下動させる。この時には、やはり上述したように、ガイドレール52a、52bとガイド部材81a、81bとの係合により正確に所定の距離下動する。よって、図27で一点鎖線で示す位置にランプMが下方位置をとり、取付ピン60a、60bの小径部Hのみが突出板部64a、64bの円開口65a、65b内に挿入される。すなわち、図29がこの状況を示しているが、相離隔方向に移動して小径部Lを残して抜き出されるのであるが、この係合ピン51a、51bの大径部が孔66、67密嵌した状態から抜き出すために、テーパ部Kから小径部Lに移る時に孔66、67の上壁部を摺動しながら抜き出されるのでランプMは自然落下する。
【0039】
この途中で取付ピン60a、60bの小径部Hが突出板部64a、64bに形成した円開口65a、65bに挿入される。図29はこの状況を示している。すなわちこの図から明らかなように、係合ピン51a、51bの小径部Lと孔66、67との間には所定の遊度があり、また挿通ピン60a、60bの小径部Hと円開口65a、65bとの間に遊度がある。従って、上述の自然落下中において既にセンター位置決めされているのであるが、なおかつ、円開口65a、65bの取付ピン60a、60bの軸心に正確に整列していなければ、この時に完全に整列状態とさせながら、その小径部Hを円開口65a、65bに挿通させる。いわば自動調心を行って挿通させる。この後、更に係合ピン取付板50a、50bを所定距離低下させることにより、ランプMは係合ピン51a、51bに、図29に示すように、その上壁部で当接させているので追随して低下し、円開口65a、65bにその中径部Fを密嵌させた状態となり下動を停止する。よって、新しいランプMは電力供給装置12に正確に位置決めして取り付けたこととなる。勿論、上述の下動と共に、ランプMの底壁部に形成したプラグ63は電力供給装置12の中央部に形成した電力供給口12aに整列して下動して、図30で示すように係合する。よって、ランプMが内蔵する発光源は発光する。図30に示す状態から、係合ピン取付板50a、50bは、図11に示す矢印R方向とは逆方向に回動して第2交換車両5内に戻る。
【0040】
なお、上述のランプ取り外し作業の説明では、ランプMの取り付けピン60a、60bに対する抜け止めの作用については説明しなかったが、図31に示すように、係合ピン51a、51bが突出板部64a、64bの孔66、67に挿入される時に、小径部Lが係合片71を巻きばね70のばね力に抗して、ピン69の周りに、図において反時計方向に回動させる。これにより、取り付けピン60a、60bに形成した切欠き72から抜け止め板68が離脱する。この後、更に係合ピン51a、51bを孔66、67に嵌入することにより取り換えるべきランプMを保持して、所定の位置から上述のようにして確実に抜き出すことが出来る。また、このような抜け止め機構Qにより、一旦、所定の位置に取り付けたランプMは容易には上方に抜き出せないことは明らかである。
【0041】
なお、以上の実施の形態においては説明しなかったが、図3乃至図4においては特に明示されるように、第1レール2の垂直壁部2aの両側には、シリンダピストン100a、100b、また、レール2に沿って前後して同様な構成のシリンダピストン101a、101bが相対向して配設されており、第1、第2交換車両4、5はカム板14、15とマイクロスイッチ13a、13bの機能で所定の位置に停止されるのであるが、この停止位置でこれらシリンダピストン100a、100b及び101a、101bが、図示しない圧縮空気源より圧縮空気を供給され、そのピストンをレール2の垂直壁部に2aに向かって突出させ、内蔵するピストンに固定されたロッドがレール2の垂直アーム部2aを挟圧する。よって駆動車両3はモータを内蔵し、この駆動が停止されるとモータブレーキをかけられ、レール2の延在方向に対してはブレーキがかけられその位置で停止するのであるが、上述したように、ランプ着脱機構20は第1、第2、第3モータ以外に各種部材を内蔵しており、図3において重心が右方に偏在している。これによりランプ着脱機構20が回転モーメントを受けてローラ16、17を支点として回動せんとする。第2レール3の水平アーム部をローラ17で挟圧しているので、若干の回動防止を行なうが、なおこれでも不充分であるのでシリンダピストン100a、100b及び101a、101bで第1レール2の垂直アーム部2aを挟圧することによ回動を完全に防止している。上述のような遮光板61a、61bとセンサ54a、54b、55a、55bとの検出・被検出を確実に行い、また係合ピン51a、51bの小径部LのランプMの突出板部64a、64bに形成した孔との係合及び取付ピン60a、60bの小径部と突出板部64a、64bの円形開口65a、65bとの整列作用を確実に行わせることが出来る。勿論、ランプ着脱機構20における上記各種部材の配設によっては、あるいは第2レール3の水平アーム部を挟圧しているローラ17の挟圧力や第2レール3の位置によっては、このシリンダピストン100a、100b及び101a、101bを省略することが出来る。
【0042】
以上、本発明の実施の形態について説明したが、勿論、本発明これに限定されることなく、本発明の技術的思想に基づいて種々の変形が可能である。
【0043】
例えば以上の実施の形態では、駆動車両4は矢印B方向に走行する場合について説明したが、交換車両5、6を押動させるべく、矢印Bと反対方向に走行する場合についても同様にランプMの取り換え作業は行える。
【0044】
また、以上の実施の形態では、取付ピン60a、60bにT字型の遮光板61a、61bが取り付けられ、ランプMの回動角やセンターに対するずれの検出を行なうようにしたが、上述のように、第1、第2の交換車両5、6をランプを付けている所定の位置に正確に位置決めして停止させる場合には不要とすることが出来る。すなわち、コ字形状のセンサ取付部材53a、53bを省略しても、係合ピン51a、51bとランプMの突出板部64a、64bの側壁部に形成した孔66、67とに大きな遊合度があり、また取付ピン60a、60bと突出板部64a、64bに形成した円形開口65a、65bとの間にも大きな遊度があれば、上述のような係合ピン取付板50a、50bの移動により確実に円形開口65a、65bに整列して取付ピン60a、60bを嵌入させ得ることは明らかである。取り外しの場合も同様である。
【0045】
また、以上の実施の形態ではセンサ取付部材53a、53bの上下水平アーム部にランプ54a、54b及びフォトトランジスタ55a、55bを取り付けたが、これに代えて、レーザ発射体及びレーザ感知体を設けてもよい。
【0046】
なお、以上の実施例では、取付ピン60a、60bの中径部Fが円開口65a、65bに密嵌するのであるが、請求項ではこの中径部Fを大径部と定義している。
【0047】
【発明の効果】
以上述べたように本発明の物品の着脱方法によれば、物品が如何なる位置に如何なる姿勢で所定の位置に取り付けられていたとしても、或はこの位置に取り付けるにしても、自動的に確実に、かつ正確に物品に対して損傷を与えることなく取り付けることができる。或は取り外すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を表すランプの着脱装置の全体を示す斜視図である。
【図2】図1における矢印A方向から見た側面図である。
【図3】同正面図である。
【図4】図3における[4]−[4]線方向の側面図である。
【図5】図4における[5]−[5]線方向の断面図である。
【図6】図4における[6]−[6]線方向の断面図である。
【図7】図4における[7]−[7]線方向の断面図である。
【図8】図4における[8]−[8]線方向の断面図である。
【図9】図4における[9]−[9]線方向の断面図である。
【図10】図4における[10]−[10]線方向の断面図である。
【図11】同実施の形態における要部の作用を示す拡大斜視図である。
【図12】同作用を示す拡大斜視図である。
【図13】同作用を示す拡大平面図である。
【図14】同作用を示す拡大平面図である。
【図15】同作用を示す拡大平面図である。
【図16】同作用を示す着脱装置の正面図である。
【図17】図16における[17]−[17]線方向の断面図ある。
【図18】同作用を示す着脱装置の正面図である。
【図19】図18における[19]−[19]線方向の断面図である。
【図20】更に同作用を説明するための着脱装置の部分破断正面図である。
【図21】新しいランプを取り付ける場合の着脱装置の平面図である。
【図22】新しいランプを所定の位置に取り付けられる途中を示す斜視図である。
【図23】新しいランプを所定の位置に取り付ける第1段階の拡大平面図である。
【図24】同第2段階の平面図である。
【図25】同第3段階の平面図である。
【図26】新しいランプを取り付ける上記第1段階における着脱装置の部分破断正面図である。
【図27】図26における[27]−[27]線方向の断面図である。
【図28】上記第2段階における図27と同様な側面図である。
【図29】同作用の第3段階の図28と同様な部分破断側面図である。
【図30】新しいランプを所定の位置に取り付け完了した状況を示す側面図である。
【図31】同装置における抜け止め機構を示す拡大断面図である。
【図32】同作用を示す拡大断面図である。
【符号の説明】
1 ランプ着脱装置
4 駆動車両
5 第1交換車両
6 第2交換車両
25a 回動板
25b 回動板
26a 軸受
26b 軸受
27 回動軸
28 第1のモータ
33 第2のモータ
37 駆動軸
38 ねじロッド
39 可動フレーム
45a ガイドロッド
45b ガイドロッド
46a 送りねじ
46b 送りねじ
49a 第3のモータ
49b 第3のモータ
50a ピン取付係合板
50b ピン取付係合板
53a センサ取付部材
53b センサ取付部材
54a ランプ
54b ランプ
55a フォトトランジスタ
55b フォトトランジスタ
M ランプ

Claims (8)

  1. 所定の間隔をおいて一対の円開口を形成させ、両側壁部に係合孔を形成させた物品を、所定の取付位置に前記所定の間隔と同じ間隔で立設させた挿通ピンを、前記円開口に挿通させることにより取り付けるようにし、該物品を前記取付位置から取り外す場合には物品着脱機構の一対の係合ピンを前記係合孔に係合させた上、該係合ピンを上方に移動させて、該物品を前記挿通ピンから抜き出すようにした物品の着脱装置において、前記挿通ピン及び前記係合ピンはそれぞれ先端から、小径部、テーパ部及び大径部から成り、前記大径部はそれぞれ、前記円開口及び係合孔に密嵌する径に形成され、前記物品を前記取付位置に取り付ける場合には前記係合ピンを前記係合孔に密嵌させて、該物品を前記挿通ピンの直上方に持ち来たし、前記円開口を前記挿通ピンの小径部を挿入させる位置にまで下動させ、次いで前記係合ピンを前記係合孔からその小径部まで抜き出すことにより、前記物品を自然落下させて、次いで前記係合ピンを更に所定距離下動させて、前記挿通ピンを前記円開口に密嵌させ、この後、該係合ピン全体を前記係合孔から抜き出すようにし、前記物品を前記取付位置から取り外す場合には前記係合ピンの小径部のみを前記係合孔に挿入し、該物品を所定距離上動させた後、該係合ピンを前記係合孔に密嵌すべく挿入し、該物品を更に上動させて前記円開口から前記挿通ピンを抜き出すようにした事を特徴とする物品の着脱方法
  2. 前記挿通ピンにそれぞれ位置検出部材及び前記係合ピン又は該係合ピンを取り付ける部材に前記位置検出部材を検出するセンサを設け、該センサの検出により前記係合ピンの小径部のみを前記係合孔に挿入するか、該小径部のみを残して前記係合孔から抜き出すための係合ピンの位置を決めるようにした請求項1に記載の物品の着脱方法
  3. 前記位置検出部材は遮光板であり前記センサは発光素子と受光素子の対で成る請求項2に記載の物品の着脱方法
  4. 前記位置検出部材はT字形状の遮光板であり、前記センサは該遮光板の中央突出アーム部の延在方向には略平行な方向に並ぶ第1、第2発光素子及びこれらに対向する第1、第2受光素子であり、前記遮光板の水平アーム部が前記第1発光素子からの光線を遮光することにより、前記物品の取付位置の直上方への持ち来たしを検知し、前記第2発光素子からの光線を前記遮光板の中央突出アーム部が遮光することにより、前記係合ピンの小径部の前記係合孔への挿入位置及び小径部までの抜き出し位置を検知するようにした請求項1に記載の物品の着脱方法
  5. 前記物品の両側に一対の突出板部が形成され、該突出板部に前記円開口が形成され、かつ該突出板部の側壁部に前記係合孔が形成されている請求項1に記載の物品の着脱方法
  6. 前記物品着脱機構は前記係合ピンを前記挿通ピンと垂直になる位置に回動させる第1駆動手段、前記係合ピンを前記挿通ピンと平行に上下動させる第2駆動手段及び前記係合ピンを前記係合孔に対し挿入する方向及び抜き出す方向に駆動させる第3駆動手段を備えている請求項1〜請求項5の何れかに記載の物品の着脱方法
  7. 前記物品着脱機構は前記取付位置を検出する位置検出手段を設けている請求項1〜6の何れかに記載の物品の着脱方法
  8. 前記係合孔内に前記挿通ピンの前記物品の円開口からの抜け止め機構を設け、前記係合ピンが前記係合孔内に挿入すると前記抜け止め機構を解除するようにした請求項7に記載の物品の着脱方法
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