JPH06272206A - 透水性点描舗装の施工方法 - Google Patents

透水性点描舗装の施工方法

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JPH06272206A
JPH06272206A JP10174293A JP10174293A JPH06272206A JP H06272206 A JPH06272206 A JP H06272206A JP 10174293 A JP10174293 A JP 10174293A JP 10174293 A JP10174293 A JP 10174293A JP H06272206 A JPH06272206 A JP H06272206A
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JP
Japan
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pavement
mixture
granular material
aggregate
particle size
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Application number
JP10174293A
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English (en)
Inventor
Nobuyuki Murata
信之 村田
Akihiko Kasahara
彰彦 笠原
Tetsuya Shimoda
哲也 下田
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Nikko Corp Ltd
Original Assignee
Nippon Hodo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 着色骨材等の粒状物を路面へ均一かつ容易に
埋め込むことができ、かつ埋め込まれた粒状物に強固な
拘束力を発生させることにより、粒状物の路面からの剥
脱飛散を防止でき、しかも透水性、デザイン性、経済性
等にも優れた透水性点描舗装の施工方法を提供する。 【構成】 敷き均した状態の開粒度型舗装混合物2上
に、粒状物3を配置し、前記粒状物が配置された開粒度
型舗装混合物を締固めて、粒状物を路面に埋め込むこと
により透水性点描舗装とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、美麗でデザイン性に優
れ、アメニティ舗装や景観舗装に好適な点状模様を有す
る透水性舗装(以下透水性点描舗装と称する)の施工方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の社会的ニーズの多様化、高度化を
背景として、アメニティや景観の観点から、舗装表面に
色彩感のある模様を施したカラー舗装が求められてい
る。
【0003】舗装用混合物を用いたカラー舗装の従来技
術として、舗装用混合物の製造時に多量の顔料を添加し
て着色する方法、着色骨材を舗装用混合物に混入あるい
は表面から散布して、着色骨材の色でカラー舗装とする
方法が知られている。
【0004】顔料を添加して着色する方法は、アスファ
ルト系、セメント系、樹脂系等の舗装用混合物に顔料を
添加することを除けば、一般の舗装と同様な扱いで施工
できる簡便な方法である。
【0005】アスファルト混合物に適用する場合は、ス
トレートアスファルトが黒色に近いことから、着色が暗
褐色に限られ、カラー舗装としての色彩効果に劣る。顔
料の発色性を高めるため、ストレートアスファルトの代
わりに脱色バインダーを用いる方法も行われている。脱
色バインダーはストレートアスファルトと同様な性状を
有する黄淡色のバインダーで、混合物を鮮明に着色し得
るが、脱色バインダーが高価であることに加え、混合物
の汚損、色斑の発生を防止するため、製造プラントや舗
設機械の掃除、混合物の温度管理等を入念に行う必要が
ある。
【0006】また、顔料を添加して着色するカラー舗装
は、使用バインダーの種類に拘らず、紫外線、降雨、気
温変化といった気象作用により、色彩が経時的に劣化す
る退色を生じ、施工直後の色彩を長く維持することが極
めて難しい。さらに、顔料で着色するカラー舗装は、複
数色で模様を描くことが困難であることから、単一色で
の路面着色に限られ、デザイン性に劣る。
【0007】着色骨材を舗装用混合物に混入する方法
は、通常の舗装用混合物に用いる骨材を着色骨材で置き
換えた混合物を舗設し、舗装表面のモルタル分を交通車
両で摩耗させることにより、着色骨材を発色させるもの
である。
【0008】この方法は退色の心配は少ないが、色彩効
果を得るために高価な着色骨材を多量に使用しなければ
ならず、経済性に劣ると共に、一様な発色を得るまでに
3〜10ヵ月もの期間を必要とする。早期の発色を得る
ため、舗設後に鋼球を投射するショットブラストやシリ
カサンドを投射するサンドブラストを施し、舗装表面に
存在するモルタル分を強制的に除去する方法も試みられ
ている。この方法は新たな処理工程を追加しなければな
らないことに加え、舗装体中のアスファルトが適度な硬
さにならないとモルタル分を容易に除去できず、ブラス
ト処理の時期選定が難しいと共に、処理作業の際に飛散
する鋼球やシリカサンドが環境・安全面で問題となる。
【0009】着色骨材を舗装用混合物の表面に散布、圧
入する方法は、敷き均した舗装用混合物上に人力等で着
色骨材を散布し、ローラで転圧することにより、着色骨
材を路面に圧入するものである。
【0010】この方法では、圧入した着色骨材の把握力
を、舗装用混合物中のモルタル分の包含に依存している
ことから、適用し得る舗装用混合物がモルタル分を多量
に含有する不透水性の混合物に限定される。アスファル
ト混合物を例にとれば、2.36mmふるい通過質量百
分率が45%以上の骨材粒度を有するロールドアスファ
ルトやグースアスファルトといった特殊な製造設備や施
工機械、熟練した技能を必要とする混合物に限られる。
さらに、この種のアスファルト混合物では、着色骨材の
圧入抵抗がアスファルト混合物の温度変化に伴って増減
し易いことから、施工条件によって着色骨材の圧入状態
が不均一となり、特に圧入不足の着色骨材は供用後の交
通車両によって剥脱飛散する。このため、アスファルト
混合物が所定の温度範囲を維持している間に、着色骨材
の散布、圧入作業を迅速に行わなければならないが、人
力に頼ることが多い散布作業の時間的制約は、着色骨材
の不均一な散布に起因する色斑の発生を助長する。
【0011】したがって、この方法は着色骨材の使用量
を減じることができ、着色骨材の発色も早期に得られる
が、着色骨材の散布斑や剥脱飛散を避け難く、カラー舗
装に本来求められる美観が損なわれているのが実状であ
る。
【0012】さらに、着色骨材を用いる方法では、複数
色の着色骨材を使用することは可能であるが、着色骨材
を使い分けて模様を描くことは極めて難しく、デザイン
性にも劣る。
【0013】他の従来技術として、特開平1−2601
01には、透水性を有する舗装基体の上に、骨材チップ
からなるチップ層を有し、かつチップ層の少なくとも一
部が接着処理されていることを特徴とする透水性疑似砂
利道舗装が開示されている。
【0014】この舗装は、色や質の異なる複数の骨材チ
ップを用いて路面に砂絵模様等デザインすることは可能
であるが、骨材チップと舗装基体の本質的な接着強度が
低いため、砂絵模様を形成する色や質の異なるチップ同
士が経時的に混ざり合う等、デザインの保持特性に劣
る。
【0015】また、特開平3−115601には、着色
したアスファルト混合物を成型し、その成型したアスフ
ァルト合材の表層面へ装飾用粒状体を散布して転圧した
後、そのアスファルト合材を適宜形状に裁断することを
特徴とするアスファルト舗装板とその製造方法およひ施
工方法が開示されている。
【0016】この舗装板は、一般の舗装用ブロックと同
様に、予め製造した舗装板を施工現場に搬入し、人力に
よって配設しなければならず、施工に多大な労力と時間
を要す。また、この舗装板の製造工程は、アスファルト
合材を成型した後、粒状体を散布して仕上げ転圧するよ
うにしていることから、粒状体のアスファルト合材への
埋め込みが不十分となり易く、粒状体の粒径が数mm程
度のものに限られると共に、複数の粒状体を用いて模様
を描くことも難しい。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】上述の如く、舗装用混
合物を用いたカラー舗装としては、退色の心配のない着
色骨材で発色させるものが望ましく、本来は着色骨材を
舗装用混合物に混入する方法よりも、早期の発色性や経
済性に優れた着色骨材を散布、圧入する方法がより望ま
しい。
【0018】しかし、着色骨材を散布、圧入する方法
は、適用できる舗装用混合物が限定されると共に、着色
骨材の均一な散布、圧入が難しく、発色の均一性やデザ
イン性に劣るなどの問題がある。
【0019】本発明の目的は、主に着色骨材を用いたカ
ラー舗装における従来技術の欠点を解消することにあ
り、着色骨材等の粒状物を路面へ均一かつ容易に埋め込
むことができ、かつ埋め込まれた粒状物に強固な拘束力
を発生させることにより、粒状物の路面から剥脱飛散を
防止でき、しかも透水性、デザイン性、経済性等にも優
れた透水性点描舗装の施工方法を提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明は、敷き均した状
態の開粒度型舗装混合物上に、粒状物を配置し、前記粒
状物が配置された開粒度型舗装混合物を締固めることに
より、粒状物を路面に埋め込むことからなる透水性点描
舗装の施工方法である。
【0021】本発明は上記構成を基本とするが、次のよ
うな手段をとることにより一層顕著な効果が得られる。
その第1は、粒状物がシート状の支持体に貼着された転
写シートを用意し、これを敷き均した状態の開粒度型舗
装混合物上に敷設することにより、前記粒状物を配置す
るという手段である。第2は、粒状物を所要の平面形状
に選択的に配置することにより、路面に該平面形状の模
様を描くという手段である。第3は、色彩の異なる粒状
物を組み合わせて配置するという手段である。第4は、
粒状物として球状の骨材が主体のものを用いるという手
段である。第5は、粒状物として開粒度型舗装混合物の
骨材最大粒径の1/2以上の粒径を有する骨材が主体の
ものを用いるという手段である。第6は、粒状物として
接着剤でコーティングされているものを用いるという手
段である。上記の好ましい各手段は適宜2種以上を組合
せてもよい。以下本発明について詳しく説明する。
【0022】本発明における敷き均した状態の開粒度型
舗装混合物は、粒状物を圧入し得るルーズな状態を維持
しているものであることを要する。したがって、新規の
開粒度型舗装混合物を用いる場合は、これを敷き均し機
械や人力によって基盤上に敷き均し、締固めを行う以前
の状態が敷き均した状態に相当する。また敷き均した状
態には、開粒度型舗装混合物からなる表層をもつ既設ア
スファルト舗装を対象に、表層を加熱しこれが加熱状態
を維持している状態、必要に応じてこれをかきほぐした
状態、さらにかきほぐした表層混合物と新規混合物や再
生添加剤とを混合した上で敷き均した状態等、路上再生
による状態等も包含される。
【0023】本発明の開粒度型舗装混合物は、少なくと
も粗骨材、細骨材、バインダーを含有する混合物で、施
工性や経済性に優れる加熱アスファルト混合物が好まし
く用いられるが、アスファルト系、セメント系、樹脂系
等の常温混合物も使用できる。
【0024】開粒度型舗装混合物の骨材粒度は、合成粒
度における2.36mmふるい通過分を35wt%以
下、より好ましくは5〜30wt%の範囲とすることが
望ましい。構築された舗装により高い透水機能を付与す
るためには、開粒度型舗装混合物単体を締固めて得られ
る舗装体の透水係数が1.0×10−2cm/sec以
上であることが好ましい。従って、透水性を重視する場
合の前記骨材粒度は、2.36mmふるい通過分を25
wt%以下とすることが望ましい。
【0025】バインダーとしては、アスファルト系の混
合物には舗装用アスファルトの他、改質アスファルトや
アスファルト乳剤が使用され、骨材重量に対して3.0
〜6.0wt%程度のバインダー量で配合される。ま
た、セメント系、樹脂系等の混合物には、各種のセメン
トや樹脂が適宜用いられる。
【0026】開粒度型舗装混合物は、着色骨材や明色骨
材、顔料、脱色バインダー等を適宜組み合わせて着色し
ても良いし、機械的強度を増すために各種の添加材を加
えても差し支えない。これら開粒度型舗装混合物の配合
設計、製造、施工等については従来技術が応用できる。
尚本発明では舗装混合物として開粒度型舗装混合物を用
いることが不可欠であり、密粒度アスファルトコンクリ
ート等の舗装混合物を用いても所期の効果は得られな
い。
【0027】本発明で使用される粒状物としては、所要
の規格を満足しているものであれば、いずれの粒状物で
もよく、具体例としては豆砂利や砕石等の天然骨材、人
工骨材、ゴム粒等が挙げられる。特に景観や美観を考慮
する場合には、天然有色骨材、着色樹脂被覆骨材、着色
磁器質骨材等、美麗な粒状物を用いることが好ましい。
また、例えば、光反射を望む場合にはガラスビーズ、弾
力性を望む場合にはゴムチップ等、特質のある材料を用
いることもできる。
【0028】粒状物の形状や粒径も特に限定されるもの
ではない。開粒度型舗装混合物中に粒状物を圧入すると
きに生じるせん断抵抗を低減し、粒状物を均一かつ確実
に埋め込むためには、角張りの少ない球状の粒状物を用
いることが望ましい。粒径については、路面に埋め込ま
れた粒状物に作用する拘束力を増大させるため、あるい
は構築された舗装の透水機能を向上させるため、開粒度
型舗装混合物の骨材最大粒径の1/2以上とすることが
好ましく、最大粒径程度の粒径とすることがより望まし
い。粒径の上限は施工性や舗装構造の観点から、開粒度
型舗装混合物の層厚以下とすることが望ましい。透水機
能をより顕著なものとするためには、粒状物の粒径を例
えば13〜10mm、10〜8mm等、単粒度に調整し
ておくことが好ましい。
【0029】路面に埋め込まれた粒状物の剥脱飛散防止
効果をより高めるためには、粒状物を接着剤でコーティ
ングしておくことが好ましい。接着剤としては、アスフ
ァルト系、樹脂系、ゴム系等、従来知られたいづれの接
着剤でもよいが、粒状物の地色が出るよう透明度の高い
ものが好ましい。開粒度型舗装混合物として加熱アスフ
ァルト混合物を用いる場合には、ホットメルト接着剤で
コーティングすることが好ましい。
【0030】これらの粒状物は路面全体に一様に埋め込
むようにしてもよいし、所望のデザインに合わせて埋め
込むようにしてもよい。さらにデザイン性を高めるた
め、色彩や形状の異なる粒状物を組み合わせて埋め込ん
でも差し支えない。
【0031】粒状物の埋め込み量については、粒状物を
開粒度型舗装混合物上に配置した状態で、開粒度型舗装
混合物の一部が露出している程度の量が好ましい。過多
な埋め込み量は圧入不良の原因となり、過少な埋め込み
量では発色効果が不十分となる。かかる観点から、開粒
度型舗装混合物、粒状物、デザイン等の特性を考慮し、
通常2〜15kg/m程度の範囲で最適量が適宜決定
される。
【0032】本発明では粒状物をシート状の支持体に貼
付した転写シートの形で用意することが好ましい。転写
シートにおけるシート状の支持体としては、厚さ10μ
〜1mm程度の各種プラスチック製のフィルムやシー
ト、布帛、不織布、紙類等が挙げられ、締固め時の開粒
度型舗装混合物の挙動に追従できる柔軟性を有すること
が望ましい。
【0033】粒状物のシート状支持体への貼付には、樹
脂系、ゴム系等の従来知られた接着剤が利用できる。接
着剤は、粒状物がシート状支持体から落脱をせず、粒状
物の路面への埋め込みを阻害しない程度の接着力を有す
るものが好ましい。
【0034】転写シートの形状、寸法は特に限定される
ものではないが、一般に四角形や長尺状で、数十cm〜
数十mのものが用いられる。また、転写シートは1枚単
独で用いてもよいし、複数の転写シートを連続的に適用
するようにしてもよい。
【0035】転写シートは、事前に粒状物をシート状の
支持体に貼付しておくことが可能であることから、粒状
物の配置斑の防止、粒状物配置作業の時間短縮等に有効
である。したがって、所望のデザインに対応して粒状物
を路面に埋め込む場合や色彩の異なる粒状物を組み合わ
せて路面に埋め込む場合等に転写シートが特に好ましく
用いられる。
【0036】次に本発明による舗装について、図面に基
づき説明する。図1は、本発明による舗装の一例を示す
概念図であり、図において1は基盤、2は開粒度型舗装
混合物、3は粒状物、4は鉄輪ローラである。新設の場
合は、基盤1の表面を整備し、この上に舗装用敷き均し
機械等を用いて開粒度型舗装混合物2を敷き均す。開粒
度型舗装混合物2からなる表層をもつ既設アスファルト
舗装を対象とする場合は、表層を再生用路面ヒータ等を
用いて加熱する。必要に応じて路上表層再生機等を用い
てこれをかきほぐし、新規開粒度型舗装混合物や再生添
加剤との混合を行った上で敷き均す。引き続いて、敷き
均した状態の開粒度型舗装混合物2の表面に、着色骨材
等の粒状物3を所定量配置する。粒状物3を配置する方
法としては、散布機械や人力によって配置する方法、転
写シートを用いて配置する方法、これらを組み合わせる
方法等が挙げられる。粒状物3が配置された開粒度型舗
装混合物2を、鉄輪ローラ4等の締固め機械を用いて締
固めることにより、粒状物が路面に埋め込まれた舗装が
構築される。
【0037】図2は転写シートを用いる場合の概念図で
あり、図において5は転写シート、6はシート状の支持
体である。予め製造しておいた転写シート5を適用箇所
の近傍に準備する。整備した基盤1上に新規開粒度型舗
装混合物2を敷き均す。あるいは開粒度型舗装混合物2
からなる既設アスファルト舗装の表層を加熱し必要に応
じてこれのかきほぐし等を行って敷き均した状態とす
る。準備しておいた転写シート5を、転写シート5に貼
付された粒状物3が開粒度型舗装混合物2に対面する状
態で、敷き均した状態の開粒度型舗装混合物2上に敷設
する。引き続き、敷設された転写シート5の上から、鉄
輪ローラ4等で転圧して締固めることにより、粒状物3
を開粒度型舗装混合物2に圧入する。圧入された粒状物
3が固着した段階で、転写シート5におけるシート状支
持体6を剥ぎとり除去することにより、本発明による舗
装が得られる。
【0038】図3は所望のデザインに合わせて粒状物を
埋め込む本発明の舗装を示す斜視図であり、図4は色彩
の異なる粒状物を組み合わせて埋め込む本発明による舗
装を示す斜視図である。図において7は黄色の粒状物、
8は緑色の粒状物である。
【0039】なお、本発明により構築された舗装の表面
をエポキシ系、アクリル系等の樹脂で被覆することによ
り、埋め込まれた粒状物の路面からの剥脱飛散防止効果
を向上させるようにしてもよい。
【0040】
【作用】本発明の透水性点描舗装の施工は、敷き均した
状態の開粒度型舗装混合物上に、粒状物を配置し、前記
開粒度型舗装混合物と同時に締固めることにより、粒状
物を開粒度型舗装混合物からなる路面に埋め込むことに
よって行なわれる。
【0041】敷き均した状態の開粒度型舗装混合物は、
モルタル分が少ないので粘性が低いと共に、粗骨材同士
の接触面積が小さいので粗骨材が移動し易い。その結
果、粒状物を圧入するときに生じるせん断抵抗が小さ
く、粒状物を均一かつ容易に埋め込むことができる。さ
らに、ローラの転圧等による締固め作用により、粒状物
は開粒度型舗装混合物中の粗骨材と共に最も安定した位
置に配列して一体化する。したがって、埋め込まれた粒
状物には、開粒度型舗装混合物中の粗骨材との噛み合わ
せによる拘束力と、バインダーによる粘着力とが作用
し、粒状物の路面からの剥脱飛散を防止する。
【0042】粒状物をシート状の支持体に貼着した転写
シートを、敷き均した状態の開粒度型舗装混合物上に敷
設することにより、前記粒状物を配置する場合には、転
写シートに予め所望のデザインに対応して粒状物を貼付
しておくことが可能であることから、粒状物の配置がよ
り均一かつ迅速となる。転写シートの使用は特に所望の
模様や色彩に合わせて粒状物を配置する場合に有効であ
る。さらに、シート状支持体の上から、ローラの転圧等
による締固めを行うことにより、締固め作業時に生じる
粒状物の汚損を防止する。
【0043】粒状物を所要の平面形状に選択的に配置す
る手段を用いる場合には、路面に所要の平面形状の模様
を描くことができ、デザイン性が向上する。
【0044】色彩の異なる粒状物を組み合わせて配置す
る手段を用いる場合にはより色彩感に富んだ舗装を得る
ことが可能となる。
【0045】球状の骨材を主体に構成されている粒状物
を用いる場合には、粒状物が開粒度型舗装混合物中に圧
入される際のせん断抵抗が低減され、粒状物が均一かつ
確実に埋め込まれる。
【0046】開粒度型舗装混合物の骨材最大粒径の1/
2以上の粒径を有する骨材を主体に構成されている粒状
物を用いる場合は、路面に埋め込まれた粒状物と開粒度
型舗装混合物中の粗骨材との噛み合わせによる拘束力が
増大されると共に、構築された舗装の透水機能も良好に
保持される。
【0047】接着剤でコーティングされている粒状物を
用いる場合は、路面に埋め込まれた粒状物をより強固に
固着させることができる。特に加熱混合物にホットメル
ト接着剤でコーティングした粒状物を埋め込む場合、接
着剤が加熱混合物との接触により再溶融した後、冷却に
よって硬化することにより、粒状物と開粒度型舗装混合
物とを強固に固着させる。このとき、転写シートを用い
れば、再溶融状態の接着剤が粒状物とシート状支持体と
の離型剤としても作用する。
【0048】さらに本発明方法を、既設の透水性舗装を
対象として行なった場合は、既設表層の品質改善と路面
性状の回復をも一体的に行うことができる。特に、目詰
まりした既設表層を加熱し、ルーズな状態とした上で粒
状物を圧入することにより、開粒度型舗装混合物中の空
隙が再構築される。その結果、閉塞していた空隙が路面
からの連続空隙となり、低下していた透水機能が回復す
る。
【0049】
【実施例】
実施例1 本発明による舗装の粒状物埋め込みに及ぼす効果を試験
結果によって示す。 (試験に取り上げた因子) 舗装用混合物:開粒度型アスファルト混合物、ロールド
アスファルト用混合物、密粒度アスファルト混合物の3
種類(表1に配合を示す) 粒状物 :天然豆砂利(粒径10mm程度の大磯) 転写シート :シート状支持体であるポリエチレン製シ
ートにアクリル系粘着剤を用いて上記粒状物を5.5k
g/mの割合で均一に貼付した30cm×30cmの
シート 測定項目 :転写率(試験前の転写シートに貼付され
ていた粒状物重量Aと、供試体に埋め込まれた粒状物重
量Bとの重量比率B/A)
【0050】(試験方法)ホイールトラッキング試験法
に準拠して供試体を作製した。表1に示す配合で計量、
混合したそれぞれの舗装用混合物を一辺の長さ30cm
の型枠にいれ、表面をハンドローラで軽く整形した。予
め準備しておいた上記転写シートを整形された舗装用混
合物の表面に敷設した後、転圧温度を150℃、130
℃、110℃に変え、ローラコンパクタを用いて締固め
た。締固められた各舗装体の温度が60℃に低下した時
点で、転写シートのポリエチレン製シートを剥離除去し
た。こうして得られた各供試体について、試験前の転写
シートに貼付されていた豆砂利重量と供試体に埋め込ま
れた豆砂利重量とを計量し、転写率を比較検討した。
【0051】(試験結果)試験結果は表2に示すとおり
である。本発明による開粒度型アスファルト混合物の供
試体は、ロールドアスファルト用混合物および密粒度ア
スファルト混合物のものに比べ、転写率が全ての転圧温
度で大きく、しかも98%以上の転写率であることか
ら、開粒度型アスファルト混合物の豆砂利に対する圧入
特性がその他の舗装用混合物よりも優れていることは明
らかである。さらに、供試体に埋め込まれた豆砂利を目
視観察した結果、開粒度型アスファルト混合物の供試体
は、全ての温度で豆砂利が完全に埋め込まれていたのに
対し、その他の混合物のものは、転圧温度の低下に従っ
て粒径の1/2〜2/3しか埋め込まれていない圧入不
良の豆砂利が増加していた。
【0052】実施例2 本発明による舗装の施工性や供用性に及ぼす効果を試験
結果によって示す。 (試験に取り上げた因子) 舗装用混合物:開粒度型アスファルト混合物(13mm
top)、ロールドアスファルト用混合物の2種類(表
1に配合を示す) 粒状物 :人工骨材(10〜8mm粒度のシノパー
ル、EVA系のホットメルト接着剤で1wt%コーティ
ングした上記粒度のシノパール、粒径10mm程度の球
状骨材) 転写シート :シート状支持体であるポリエチレン製シ
ートにアクリル系粘着剤を用いて上記粒状物を3.5k
g/mの割合で均一に貼付した1m×1mのシート
【0053】(試験方法)構内道路において、表3に示
す試験条件で施工試験を行い、施工性等を調べた。試験
条件に応じてNo.1〜No.8の工区分けを行い、各
工区とも砕石路盤からなる基盤面を整備しプライムコー
トを施した。この上にそれぞれの舗装用混合物を幅2.
5m、仕上がり厚さ40mmとなるようアスファルトフ
ィニッシャを用いて敷き均した。人力散布の工区では、
敷き均された舗装用混合物の表面に、上記人工骨材を
3.5kg/mの割合で、一辺が1mの正方形となる
よう人力によって配置した。人工骨材が配置された各舗
装用混合物を、鉄輪ローラで1次転圧した後、タイヤロ
ーラで転圧することにより、人工骨材を路面に埋め込ん
だ。転写シートを用いた工区では、敷き均された舗装用
混合物上に、予め上記正方形のデザインに対応して人工
骨材を均一に貼付しておいた1m×1mの上記転写シー
トを敷設し、その上から人力散布の場合と同様に転圧す
ることにより、転写シートに貼付された人工骨材を各舗
装用混合物中に埋め込んだ。前記混合物温度が60℃に
低下した段階で、転写シートのポリエステル製シートを
剥ぎとり除去することにより、人工骨材が路面に埋め込
まれた舗装を得た。こうして得られたそれぞれの舗装を
同一条件で交通に供用し、経過観察を行うと共に、6ヵ
月経過後に時間当たり50mmの路面散水による透水試
験を行い、各工区の供用性を比較検討した。
【0054】(試験結果)施工試験と経過観察の結果を
表3に示す。施工試験の結果、本発明による舗装(N
o.1〜No.6)は、比較例の舗装(No.7、N
o.8)に比べ、人工骨材や配置斑や圧入斑が極めて小
さく、良好な発色効果が得られることから、本発明の舗
装が比較例の舗装より施工性や品質の安定性に優れるこ
とが明らかとなった。球状の骨材を使用した舗装(N
o.6)は、角張りのある骨材を用いたもの(No.
1)より圧入特性が優れていることも確認された。転写
シートを用いた舗装(No.1、No.2)は、人力散
布のもの(No.3、No.4)に比べ、人工骨材のよ
り均一な配置と作業時間の短縮が得られることも明らか
となった。転写シートと人工骨材の接着剤コーティング
とを併用した舗装(No.1)は、接着剤コーティング
を併用しなかったもの(No.2)よりシート状支持体
の剥ぎとり特性が優れていることも確認された。
【0055】6ヵ月間の経過観察の結果、本発明による
舗装(No.1〜No.6)は、比較例の舗装(No.
7、No.8)に比べ、路面からの人工骨材の飛散が小
さく、デザインの保持特性が高いことから、本発明の舗
装は比較例の舗装より人工骨材に作用する強固な拘束力
が確保され、耐久性に優れていることが明らかとなっ
た。人工骨材の粒径を開粒度型舗装混合物の骨材最大粒
径(13mm)の1/2以上とした舗装(No.1)
は、1/2以下の粒径のもの(No.5)より人工骨材
の飛散防止効果やデザイン保持特性に優れていることも
確認された。人工骨材を接着剤でコーティングした舗装
(No.1、No.3)は、コーティングしなかったも
の(No.2、No.4)より人工骨材の飛散防止効果
に優れていることも確認された。さらに透水試験の結
果、比較例の舗装(No.7、No.8)が不透水性で
あったのに対し、本発明の舗装(No.1〜No.6)
は水溜まり発生等の不具合はなく、良好な透水機能を維
持していた。
【0056】実施例3 既設舗装を対象とした本発明の効果を試験結果によって
示す。 (試験に取り上げた因子) 既設舗装 :施工後約2年経過した開粒度型アスファ
ルト混合物(表4に標準配合を示す) 粒状物 :実施例2と同一のものを使用 転写シート :実施例2と同一のものを使用
【0057】(試験方法)駐車場において、表5に示す
試験条件に応じNo.9〜No.13の工区分けを行っ
て試験を実施した。駐車場の舗装は透水性舗装で、表4
の配合を標準とした開粒度型アスファルト混合物からな
る厚さ50mmの表層をもち、施工後約2年経過してい
た。試験工区内の舗装は、現場透水試験(試験水量40
0cc、通水断面177cm)における流下時間が1
00秒以上であり、いわゆる目詰まりした状態であっ
た。また、路面にはわだち掘れの形跡があり、平坦性も
若干損なわれていた。試験では、各工区とも既設表層を
再生用路面ヒータを用いて十分加熱し、敷き均した状態
とした。No.10〜No.12の工区では加熱に引き
続き、再生添加剤を0.351/m程度散布し、さら
に路上表層再生機を用いて表層をかきほぐして敷き均し
た(リフォーム方式)。No.13の工区では、加熱、
かきほぐした既設表層混合物に再生添加剤を加え、これ
と既設表層と同様の配合を有する新規アスファルト混合
物とを路上表層再生機を用いて混合して敷き均した(リ
ミックス方式)。このようにして得られた敷き均した状
態のアスファルト混合物上に、実施例2と同様な方法で
人工骨材を人力散布あるいは転写シートを用いて配置
し、締固め用ローラで転圧することにより、人工骨材が
路面に埋め込まれた舗装を構築した。構築されたそれぞ
れの舗装について、目視観察と前記現場透水試験を実施
した。さらに駐車場として使用を再開してから6ヵ月経
過後、再度目視観察と現場透水試験を行って各工区の併
用性を比較検討した。
【0058】(試験結果)試験結果は表5に示すとおり
である。舗装構築の際の施工状況は、実施例2と同様に
人工骨材の配置斑や圧入斑が極めて小さく、良好な発色
効果が得られ、施工性や品質の安定性に優れることが明
らかとなった。施工直後に行った現場透水試験の結果、
各工区の流下時間は15〜25秒の範囲であり、既設表
層の流下時間が100秒以上であったのに比べ、明らか
に透水機能が回復されていることが確認された。これと
平行して行った目視観察では、No.9の工区で既設表
層の凹凸が若干残る傾向が認められたことを除けば、路
面性状(平坦性)も良好に回復されていることが明らか
となった。さらに6ヵ月経過後に実施した現場透水試験
における各工区の流下時間は概ね30秒以下であり、良
好な透水機能を持続していることが確認された。また目
視観察の結果、各工区とも人工骨材の飛散が小さく、デ
ザインの保持特性が高いことから、本発明の舗装は既設
表層を対象とした場合でも耐久性に優れていることも明
らかとなった。
【0059】
【表1】
【0060】
【表2】
【0061】
【表3】
【0062】
【表4】
【0063】
【表5】
【0064】
【発明の効果】本発明によると、敷き均した状態の開粒
度型舗装混合物は粘性が低く、粗骨材が移動し易いた
め、粒状物を圧入するときに生じるせん断抵抗が低減す
る効果をもたらす。したがって、開粒度型舗装混合物中
に粒状物を均一かつ容易に埋め込むことができる。ま
た、締固め作用によって、粒状物が開粒度型舗装混合物
中の粗骨材と共に最も安定した位置に配列して一体化す
る効果を奏する。その結果、埋め込まれた粒状物には、
開粒度型舗装混合物中の粗骨材との噛み合わせによる拘
束力と、バインダーによる粘着力とが作用し、その相乗
効果によって粒状物の路面からの剥脱飛散を防止でき
る。
【0065】また、敷き均した状態の開粒度型舗装混合
物上に、粒状物が貼付された転写シートを敷設する場合
には、粒状物の配置がより均一かつ迅速となる効果を奏
する。特に転写シートには、予め所望のデザインに対応
して粒状物を貼付しておくことが可能であることから、
所望の模様や色彩に合わせて粒状物を配置する場合に顕
著な効果を発揮する。さらに、シート状支持体の上か
ら、ローラの転圧等による締固めを行うことにより、締
固め作業時に生じる粒状物の汚損防止効果もある。
【0066】粒状物を所要の平面形状に配置する場合
は、路面に所望の模様を描くことができ、デザイン性が
向上する。
【0067】色彩の異なる粒状物を組み合わせて配置す
る場合は、所望のデザインに対応して、最適の色彩効果
を奏し得る舗装を選定できる利点がある。
【0068】球状の骨材を主体に構成されている粒状物
を用いる場合は、ローラの転圧等によって粒状物が開粒
度型舗装混合物中に圧入されるときに生じるせん断抵抗
が低減でき、粒状物の路面への埋め込みがより均一かつ
確実となる効果を有する。
【0069】開粒度型舗装混合物の骨材最大粒径の1/
2以上の粒径を有する骨材を主体に構成されている粒状
物を用いる場合は、路面に埋め込まれた粒状物と開粒度
型舗装混合物中の粗骨材との噛み合わせによる拘束力が
増大され、粒状物の剥奪防止効果が向上する。さらに開
粒度型舗装混合物に求められる透水機能も良好に保持さ
れ、より透水性の高い舗装となる。
【0070】接着剤でコーティングされている粒状物を
用いる場合は、路面に埋め込まれた粒状物をより強固に
固着することが可能となる。特にホットメルト接着剤で
コーティングした粒状物を加熱混合物に埋め込む場合、
接着剤が加熱混合物との接触により再溶融した後、冷却
によって硬化することにより、粒状物と開粒度型舗装混
合物とを確実に固着することができ、さらにハンドリン
グ特性も改善することができる。このとき、転写シート
を用いれば、再溶融状態の接着剤が粒状物とシート状支
持体の離型剤として作用する効果も奏する。
【0071】また本発明によれば、透水性舗装に本来求
められる透水機能を犠牲にすることなく、美麗でデザイ
ン性にも優れた舗装を提供し得る。
【0072】本発明は、埋め込まれた粒状物によって色
彩効果を得るものであるため、早期の発色が得られると
共に、色彩の保持効果に優れる。しかも粒状物の使用量
を低減できるので、経済性に優れる効果も有する。
【0073】本発明は、開粒度型舗装混合物の製造と施
工に特殊な装置や技能を必要とせず、粒状物の配置や埋
め込みも簡便であるので、施工性に優れる効果も有して
いる。
【0074】さらに本発明によれば、既設の透水性アス
ファルト舗装を対象とした場合、既設表層を加熱し、必
要に応じてこれをかきほぐし、さらにかきほぐした既設
表層混合物に新規開粒度型舗装混合物や再生添加剤を加
えて混合した上で敷き均すこと等により、路面性状の回
復と既設表層の品質改善を一体的に行う効果も奏する。
特に土砂や塵埃によって目詰まりした既設表層を加熱
し、粒状物を圧入することにより、閉塞していた開粒度
型舗装混合物中の空隙を連通させ、透水機能を回復させ
る効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による舗装の一例を示す概念図。
【図2】本発明による舗装の別の一例を示す概念図。
【図3】デザインに合わせて粒状物を埋め込む本発明に
よる舗装の一例を示す斜視図。
【図4】色彩の異なる粒状物を組み合わせて埋め込む本
発明による舗装の一例を示す斜視図。
【符号の説明】
1 基盤、 2 開粒度型舗装混合物、 3 粒状
物、4 鉄輪ローラ、 5 転写シート、 6 シ
ート状支持体、7 黄色の粒状物、 8 緑色の粒状

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 敷き均した状態の開粒度型舗装混合物上
    に、粒状物を配置し、前記粒状物が配置された開粒度型
    舗装混合物を締固めることにより、粒状物を路面に埋め
    込むことを特徴とする透水性点描舗装の施工方法。
  2. 【請求項2】 粒状物がシート状の支持体に貼着された
    転写シートを、敷き均した状態の開粒度型舗装混合物上
    に敷設することにより、前記粒状物を配置する請求項1
    記載の方法。
  3. 【請求項3】 粒状物を所要の平面形状に選択的に配置
    することにより、路面に模様を描く請求項1または請求
    項2記載の方法。
  4. 【請求項4】 色彩の異なる粒状物を組み合わせて配置
    する請求項1〜3のいずれか1項記載の方法。
  5. 【請求項5】 粒状物が球状の骨材を主体に構成されて
    いる請求項1〜4のいずれか1項記載の方法。
  6. 【請求項6】 粒状物が開粒度型舗装混合物の骨材最大
    粒径の1/2以上の粒径を有する骨材を主体に構成され
    ている請求項1〜5のいずれか1項記載の方法。
  7. 【請求項7】 粒状物が接着剤でコーティングされてい
    る請求項1〜6のいずれか1項記載の方法。
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