JPH0627177Y2 - ゴルフクラブセット - Google Patents
ゴルフクラブセットInfo
- Publication number
- JPH0627177Y2 JPH0627177Y2 JP1988067604U JP6760488U JPH0627177Y2 JP H0627177 Y2 JPH0627177 Y2 JP H0627177Y2 JP 1988067604 U JP1988067604 U JP 1988067604U JP 6760488 U JP6760488 U JP 6760488U JP H0627177 Y2 JPH0627177 Y2 JP H0627177Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- grip
- club
- iron club
- iron
- outer diameter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Golf Clubs (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ゴルフクラブセットに係わり、特に、ロング
アイアンクラブ,ミドルアイアンクラブおよびショート
アイアンクラブのグリップの形状を異ならせたゴルフク
ラブセットに関する。
アイアンクラブ,ミドルアイアンクラブおよびショート
アイアンクラブのグリップの形状を異ならせたゴルフク
ラブセットに関する。
一般に、アイアンクラブからなるゴルフクラブセット
は、例えば、2番から4番のロングアイアンクラブ,5
番から7番のミドルアイアンクラブおよび8番から10
番のショートアイアンクラブにより構成されている。
は、例えば、2番から4番のロングアイアンクラブ,5
番から7番のミドルアイアンクラブおよび8番から10
番のショートアイアンクラブにより構成されている。
第3図は、このようなアイアンクラブを示すもので、図
において符号11は、アイアンクラブのシャフトを示し
ており、このシャフト11の先端には、ヘッド13が形
成され、一方、他端には、グリップ15が形成されてい
る。
において符号11は、アイアンクラブのシャフトを示し
ており、このシャフト11の先端には、ヘッド13が形
成され、一方、他端には、グリップ15が形成されてい
る。
従来、これ等のアイアンクラブのグリップは、型成形に
より製造されることが多く、また、どの番手のアイアン
クラブも同じ感覚で把持できるように、これ等のグリッ
プの軸方向中間位置における平均外径を同一寸法Rとさ
れている。
より製造されることが多く、また、どの番手のアイアン
クラブも同じ感覚で把持できるように、これ等のグリッ
プの軸方向中間位置における平均外径を同一寸法Rとさ
れている。
しかしながら、このような従来のゴルフクラブセットで
は、一般のプレイヤーにとって、ロングアイアンクラブ
では、ゴルフボールがスライスする傾向があり、また、
ショートアイアンクラブでは、ゴルフボールがフックす
る傾向があるとともに正確な方向に打つことが困難であ
るという問題があった。
は、一般のプレイヤーにとって、ロングアイアンクラブ
では、ゴルフボールがスライスする傾向があり、また、
ショートアイアンクラブでは、ゴルフボールがフックす
る傾向があるとともに正確な方向に打つことが困難であ
るという問題があった。
本考案者は、かかる従来の問題を解決すべく鋭意研究し
た結果、プレイヤーが同じ感覚でゴルフボールを打った
場合には、グリップ15が細いほどスイング中のヘッド
13の返しがし易く、これによりゴルフボールのスライ
スが低減し、一方、グリップ15が太いほどスイング中
のヘッド13の返しを制御し易く、これによりゴルフボ
ールのフックが低減するとともにより正確な方向に打つ
ことができることを見出した。
た結果、プレイヤーが同じ感覚でゴルフボールを打った
場合には、グリップ15が細いほどスイング中のヘッド
13の返しがし易く、これによりゴルフボールのスライ
スが低減し、一方、グリップ15が太いほどスイング中
のヘッド13の返しを制御し易く、これによりゴルフボ
ールのフックが低減するとともにより正確な方向に打つ
ことができることを見出した。
すなわち、スイング中におけるグリップ15軸線に対す
るヘッド13重心の回転慣性力は、グリップ15の径が
大きいほど制御し易く、一方、径が小さいほど制御が困
難であるが、ヘッド13の返しが容易になる。
るヘッド13重心の回転慣性力は、グリップ15の径が
大きいほど制御し易く、一方、径が小さいほど制御が困
難であるが、ヘッド13の返しが容易になる。
本考案はかかる知見に基づいてなされたもので、番手の
異なるアイアンクラブを同一の感覚で使用した場合にお
けるゴルフボールのスライスおよびフックの虞を従来よ
り大幅に低減することができるとともに、ゴルフボール
を所定の方向に正確に打つことを可能にしたゴルフクラ
ブセットを提供することを目的とする。
異なるアイアンクラブを同一の感覚で使用した場合にお
けるゴルフボールのスライスおよびフックの虞を従来よ
り大幅に低減することができるとともに、ゴルフボール
を所定の方向に正確に打つことを可能にしたゴルフクラ
ブセットを提供することを目的とする。
本考案にかかるゴルフクラブセットは、ロングアイアン
クラブ,ミドルアイアンクラブおよびショートアイアン
クラブからなるゴルフクラブセットにおいて、前記ミド
ルアイアンクラブのグリップの軸方向中間位置における
ミドルグリップ平均外径を、前記ロングアイアンクラブ
のグリップの軸方向中間位置におけるロンググリップ平
均外径より大とするとともに、前記ショートアイアンク
ラブのグリップの軸方向中間位置におけるショートグリ
ップ平均外径より小としたものである。
クラブ,ミドルアイアンクラブおよびショートアイアン
クラブからなるゴルフクラブセットにおいて、前記ミド
ルアイアンクラブのグリップの軸方向中間位置における
ミドルグリップ平均外径を、前記ロングアイアンクラブ
のグリップの軸方向中間位置におけるロンググリップ平
均外径より大とするとともに、前記ショートアイアンク
ラブのグリップの軸方向中間位置におけるショートグリ
ップ平均外径より小としたものである。
本考案のゴルフクラブセットでは、ミドルアイアンクラ
ブのグリップの軸方向中間位置におけるミドルグリップ
平均外径が、ロングアイアンクラブのグリップの軸方向
中間位置におけるロンググリップ平均外径より大とされ
ているので、プレイヤーが、ミドルアイアンクラブと同
じ感覚でロングアイアンクラブによりゴルフボールを打
った場合には、グリップが細いためスイング中のヘッド
の返しがし易く、これによりゴルフボールのスライスが
低減される。
ブのグリップの軸方向中間位置におけるミドルグリップ
平均外径が、ロングアイアンクラブのグリップの軸方向
中間位置におけるロンググリップ平均外径より大とされ
ているので、プレイヤーが、ミドルアイアンクラブと同
じ感覚でロングアイアンクラブによりゴルフボールを打
った場合には、グリップが細いためスイング中のヘッド
の返しがし易く、これによりゴルフボールのスライスが
低減される。
一方、ミドルアイアンクラブのミドル平均外径が、ショ
ートアイアンクラブのグリップの軸方向中間位置におけ
るショートグリップ平均外径より小とされているので、
プレイヤーが、ミドルアイアンクラブと同じ感覚でショ
ートアイアンクラブによりゴルフボールを打った場合に
は、グリップが太いためスイング中のヘッドの返しが制
御し易く、これによりゴルフボールのフックが低減され
るとともにより正確な方向に打つことが可能となる。
ートアイアンクラブのグリップの軸方向中間位置におけ
るショートグリップ平均外径より小とされているので、
プレイヤーが、ミドルアイアンクラブと同じ感覚でショ
ートアイアンクラブによりゴルフボールを打った場合に
は、グリップが太いためスイング中のヘッドの返しが制
御し易く、これによりゴルフボールのフックが低減され
るとともにより正確な方向に打つことが可能となる。
以下、本考案の詳細を図面に示す実施例について説明す
る。
る。
第1図は、本考案のゴルフクラブセットの一実施例を示
すもので、図において符号21は、アイアンクラブのシ
ャフトを示しており、このシャフト21の先端には、ヘ
ッド23が形成され、一方、他端には、グリップ25が
形成されている。
すもので、図において符号21は、アイアンクラブのシ
ャフトを示しており、このシャフト21の先端には、ヘ
ッド23が形成され、一方、他端には、グリップ25が
形成されている。
しかして、この実施例のゴルフクラブセットは、このよ
うなアイアンクラブを11本集合して構成されている。
うなアイアンクラブを11本集合して構成されている。
すなわち、2番から4番の3本のロングアイアンクラブ
A,5番から7番の3本のミドルアイアンクラブB,8
番から10番の3本のアイアンクラブと1本のサンドウ
ェッジ(SW)とからなるショートアイアンクラブCに
より構成されている。
A,5番から7番の3本のミドルアイアンクラブB,8
番から10番の3本のアイアンクラブと1本のサンドウ
ェッジ(SW)とからなるショートアイアンクラブCに
より構成されている。
しかして、この実施例では、ミドルアイアンクラブBの
グリップの軸方向中間位置におけるミドルグリップ平均
外径は、ロングアイアンクラブAのグリップの軸方向中
間位置におけるロンググリップ平均外径より大とされて
おり、また、このミドルグリップ平均外径は、ショート
アイアンクラブCのグリップの軸方向中間位置における
ショートグリップ平均外径より小とされている。
グリップの軸方向中間位置におけるミドルグリップ平均
外径は、ロングアイアンクラブAのグリップの軸方向中
間位置におけるロンググリップ平均外径より大とされて
おり、また、このミドルグリップ平均外径は、ショート
アイアンクラブCのグリップの軸方向中間位置における
ショートグリップ平均外径より小とされている。
すなわち、より具体的には、各アイアンクラブのグリッ
プ平均外径は、例えば、次表に示すような寸法とされて
いる。なお、この考案において、グリップの軸方向中間
位置とは、第2図に示すようにグリップ25の把持長L
の中間部の位置、あるいは、右手と左手とが当接または
重なる位置とされており、また、グリップ平均外径と
は、この部の平均外径Dとされている。
プ平均外径は、例えば、次表に示すような寸法とされて
いる。なお、この考案において、グリップの軸方向中間
位置とは、第2図に示すようにグリップ25の把持長L
の中間部の位置、あるいは、右手と左手とが当接または
重なる位置とされており、また、グリップ平均外径と
は、この部の平均外径Dとされている。
しかして、以上のように構成されたゴルフクラブセット
では、ミドルアイアンクラブBのグリップの軸方向中間
位置におけるミドルグリップ平均外径が、ロングアイア
ンクラブAのグリップの軸方向中間位置におけるロング
グリップ平均外径より大とされているので、プレイヤー
が、ミドルアイアンクラブBと同じ感覚でロングアイア
ンクラブAによりゴルフボールを打った場合には、グリ
ップが細いためスイング中のヘッドの返しがし易く、こ
れによりゴルフボールのスライスが低減される。
では、ミドルアイアンクラブBのグリップの軸方向中間
位置におけるミドルグリップ平均外径が、ロングアイア
ンクラブAのグリップの軸方向中間位置におけるロング
グリップ平均外径より大とされているので、プレイヤー
が、ミドルアイアンクラブBと同じ感覚でロングアイア
ンクラブAによりゴルフボールを打った場合には、グリ
ップが細いためスイング中のヘッドの返しがし易く、こ
れによりゴルフボールのスライスが低減される。
一方、ミドルアイアンクラブBのミドル平均外径が、シ
ョートアイアンクラブAのグリップの軸方向中間位置に
おけるショートグリップ平均外径より小とされているの
で、プレイヤーが、ミドルアイアンクラブBと同じ感覚
でショートアイアンクラブAによりゴルフボールを打っ
た場合には、グリップが太いためスイング中のヘッドの
返しが制御し易く、これによりゴルフボールのフックが
低減されるとともに正確な方向に打つことが可能とな
る。
ョートアイアンクラブAのグリップの軸方向中間位置に
おけるショートグリップ平均外径より小とされているの
で、プレイヤーが、ミドルアイアンクラブBと同じ感覚
でショートアイアンクラブAによりゴルフボールを打っ
た場合には、グリップが太いためスイング中のヘッドの
返しが制御し易く、これによりゴルフボールのフックが
低減されるとともに正確な方向に打つことが可能とな
る。
従って、以上のように構成されたゴルフクラブセットで
は、番手の異なるアイアンクラブを同一の感覚で使用し
た場合におけるゴルフボールのスライスおよびフックの
虞を従来より大幅に低減することができるとともに、ゴ
ルフボールを所定の方向に正確に打つことが可能とな
る。
は、番手の異なるアイアンクラブを同一の感覚で使用し
た場合におけるゴルフボールのスライスおよびフックの
虞を従来より大幅に低減することができるとともに、ゴ
ルフボールを所定の方向に正確に打つことが可能とな
る。
以上述べたように、本考案のゴルフクラブセットでは、
ミドルアイアンクラブのグリップの軸方向中間位置にお
けるミドルグリップ平均外径を、ロングアイアンクラブ
のグリップの軸方向中間位置におけるロンググリップ平
均外径より大とするとともに、ショートアイアンクラブ
のグリップの軸方向中間位置におけるショートグリップ
平均外径より小としたので、番手の異なるアイアンクラ
ブを同一の感覚で使用した場合におけるゴルフボールの
スライスおよびフックの虞を従来より大幅に低減するこ
とができるとともに、ゴルフボールを所定の方向に正確
に打つことができるという利点がある。
ミドルアイアンクラブのグリップの軸方向中間位置にお
けるミドルグリップ平均外径を、ロングアイアンクラブ
のグリップの軸方向中間位置におけるロンググリップ平
均外径より大とするとともに、ショートアイアンクラブ
のグリップの軸方向中間位置におけるショートグリップ
平均外径より小としたので、番手の異なるアイアンクラ
ブを同一の感覚で使用した場合におけるゴルフボールの
スライスおよびフックの虞を従来より大幅に低減するこ
とができるとともに、ゴルフボールを所定の方向に正確
に打つことができるという利点がある。
第1図は本考案のゴルフクラブセットの一実施例を示す
説明図である。 第2図はグリップの詳細を示す説明図である。 第3図はアイアンクラブを示す説明図である。 〔主要な部分の符号の説明〕 25……グリップ A……ロングアイアンクラブ B……ミドルアイアンクラブ C……ショートアイアンクラブ。
説明図である。 第2図はグリップの詳細を示す説明図である。 第3図はアイアンクラブを示す説明図である。 〔主要な部分の符号の説明〕 25……グリップ A……ロングアイアンクラブ B……ミドルアイアンクラブ C……ショートアイアンクラブ。
Claims (1)
- 【請求項1】ロングアイアンクラブ,ミドルアイアンク
ラブおよびショートアイアンクラブからなるゴルフクラ
ブセットにおいて、前記ミドルアイアンクラブのグリッ
プの軸方向中間位置におけるミドルグリップ平均外径
を、前記ロングアイアンクラブのグリップの軸方向中間
位置におけるロンググリップ平均外径より大とするとと
もに、前記ショートアイアンクラブのグリップの軸方向
中間位置におけるショートグリップ平均外径より小とし
たことを特徴とするゴルフクラブセット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988067604U JPH0627177Y2 (ja) | 1988-05-23 | 1988-05-23 | ゴルフクラブセット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988067604U JPH0627177Y2 (ja) | 1988-05-23 | 1988-05-23 | ゴルフクラブセット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01170268U JPH01170268U (ja) | 1989-12-01 |
JPH0627177Y2 true JPH0627177Y2 (ja) | 1994-07-27 |
Family
ID=31292970
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988067604U Expired - Lifetime JPH0627177Y2 (ja) | 1988-05-23 | 1988-05-23 | ゴルフクラブセット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0627177Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-05-23 JP JP1988067604U patent/JPH0627177Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01170268U (ja) | 1989-12-01 |
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