JPH06271191A - テーピング完了品の搬送収納装置 - Google Patents

テーピング完了品の搬送収納装置

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JPH06271191A
JPH06271191A JP9067493A JP9067493A JPH06271191A JP H06271191 A JPH06271191 A JP H06271191A JP 9067493 A JP9067493 A JP 9067493A JP 9067493 A JP9067493 A JP 9067493A JP H06271191 A JPH06271191 A JP H06271191A
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JP
Japan
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taping
storage box
winding transmission
pair
product
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Application number
JP9067493A
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English (en)
Inventor
Yasuo Moriyama
泰雄 森山
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Far East Engineering Co Ltd
Original Assignee
Far East Engineering Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 テーピング完了品の最初の位置をつづら折り
位置決め装置によって位置決めしながら搬送して収納箱
への収納を確実に行うことができるようにすると共に、
空の収納箱をテーピング完了品搬出位置下方に精度よく
自動的に供給してテーピング完了品の収納搬出を確実か
つ迅速に行い、作業効率を大幅に向上させる。 【構成】 テーピング完了品の収納箱への収納に際して
テーピング完了品を搬送機構で挟持してテーピング完了
品の位置を規制した状態で搬送する共に、該搬送機構を
テーピング完了品を搬送しながら昇降及び揺動自在に構
成し、搬送機構を下降させ、かつ傾けた状態でテーピン
グ完了品の先端部を収納箱内に一方の隅から他の一方の
隅に向けて位置決めしながら収納するようにした構成を
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テーピング完了品の搬
送収納装置に係り、特にテーピング完了品の収納箱への
収納に際して該テーピング完了品の最初の位置をつづら
折り位置決め装置によって位置決めしながら収納するこ
とにより収納箱への収納を確実に行うことができるよう
にすると共に、空の収納箱をテーピング完了品搬出位置
下方に供給し、所定量のテーピング完了品を収納した
後、搬出する作業をテーピング完了品の収納箱供給搬出
装置によって精度よく自動的に行うことによりテーピン
グ完了品の収納搬出を確実かつ迅速に行って作業効率を
大幅に向上させることができるようにしたテーピング完
了品の搬送収納装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のテーピング完了品の搬送収納装置
は、電子部品が整列してテーピングされたテーピング完
了品のテープ部を所定の間隔ごとに折り曲げながら自重
によって下方に搬送し、搬出位置下方に配置した収納箱
内に該折曲げ部で折り曲げ、つづら折りして収納するよ
うになっていた。
【0003】しかしテーピング完了品の収納箱への供給
は自重によるものであり、該テーピング完了品の位置決
めが不安定で、特にテーピング完了品を新しい収納箱に
収納する初期の段階においては、供給されるテーピング
完了品の先端位置を規制するものは何もなく、収納箱内
にうまく入らなかったり、また入っても意図した位置に
入らずに予め折曲げ装置によって折り曲げられた方向と
逆方向の折曲げ状態で収納されてしまうことがあるとい
う欠点があった。
【0004】またテーピング完了品の搬送収納装置から
収納箱までの間の距離が長く、しかもその間のテーピン
グ完了品は自由な状態にあるので、時としてテーピング
完了品が収納箱の壁部に引っ掛かってしまい、安定して
収納することが困難であり、作業者が注意深く監視して
いないとテーピング完了品が収納箱から溢れ出てしまう
等の欠点があった。
【0005】テーピング完了品を収納する収納箱のテー
ピング完了品搬出位置下方への供給は、従来手作業によ
って供給するものがほとんどであり、該収納箱の供給に
多くの工数を要するばかりでなく、収納箱を載置する位
置も作業ごとに異なり常時監視していないとテーピング
完了品が収納箱に収納されずに溢れ出てしまうという欠
点があった。
【0006】また収納箱が自動的にテーピング完了品搬
出位置下方へ供給される収納箱供給装置も提案されてい
るが、該従来の収納箱供給装置は、収納箱供給装置から
空の収納箱を受け渡されてテーピング完了品搬出位置下
方に搬送して載置するように構成されたものであり、収
納箱供給装置との間で受け渡しが行われて供給されるの
でテーピング完了品搬出位置下方に供給された収納箱の
位置がその都度微妙に異なり、安定した供給をすること
ができず、テーピング完了品が収納箱内に収納されない
ことがあるという欠点があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は,上記した従
来技術の欠点を除くためになされたものであって、その
目的とするところは、テーピング完了品の収納箱への収
納に際してテーピング完了品を一対の巻掛伝動部材から
構成された搬送機構で挟持して搬送することにより、テ
ーピング完了品の位置を規制した状態で搬送できるよう
にすることであり、またこれによってテーピング完了品
が収納箱の壁部に引っ掛かって収納箱から溢れ出てしま
う等のことがなく確実に収納箱内の所定の位置に収納で
きるようにすることである。
【0008】また他の目的は、開閉機構により搬送機構
の一方の巻掛伝動部材を他の一方の巻掛伝動部材から離
脱又は接近させる方向に揺動自在に構成し、折曲げ機構
がテープを折り曲げる際に該開閉機構を作動させて挟持
されたテーピング完了品を解放し、自由にテープを折り
曲げることができるようにすることである。
【0009】更に他の目的は、搬送機構をテーピング完
了品を搬送しながら昇降及び揺動自在に構成し、搬送機
構を下降させ、かつ傾けた状態でテーピング完了品の先
端部を搬送して収納箱に収納できるようにすることであ
り、またこれによってテーピング完了品の先端部を収納
箱の一方の隅から他の一方の隅に向けて位置決めしなが
ら収納できるようにして該テーピング完了品を折曲げ装
置によって折り曲げられた方向に確実に折り曲げてつづ
ら折りしながら確実に収納箱へ収納できるようにするこ
とである。
【0010】また他の目的は、同一速度で互いに反対方
向に間欠的に走行する一対の巻掛伝動部材上に複数の収
納箱を積載し、該収納箱を収納箱移送装置によって一方
の巻掛伝動部材上から他の一方の巻掛伝動部材上に、ま
た他の一方の巻掛伝動部材上から一方の巻掛伝動部材上
に同時に移動させることにより、空の収納箱をテーピン
グ完了品搬出位置の下方に精度よく位置決めして自動的
に供給できるようにすることであり、またこれによって
テーピング完了品を収納箱内に安定して確実に入れるこ
とができるようにすることであり、またテーピング完了
品の収納を確実かつ迅速に行って作業効率を大幅に向上
させることができるようにすることである。
【0011】
【課題を解決するための手段】要するに本発明(請求項
1)は、電子部品が整列してテーピングされたテーピン
グ完了品を搬送しながら収納箱に収納するテーピング完
了品の搬送収納装置において、可動基台を上下方向に移
動させる昇降機構と、該可動基台上に配設され同一方向
に同一速度で走行する一対の巻掛伝動部材により前記テ
ーピング完了品を挟持して搬送する搬送機構と、前記一
対の巻掛伝動部材の一方の巻掛伝動部材を他の一方の巻
掛伝動部材から離脱又は接近させる方向に移動させる開
閉機構と、前記テーピング完了品の搬送方向上流側の支
点を中心として前記一対の巻掛伝動部材を揺動させる揺
動機構とから構成され前記テーピング完了品を収納箱に
収納する際該テーピング完了品の最初の位置決めを行う
つづら折り位置決め装置を所定の間隔ごとに前記テープ
を折り曲げる折曲げ機構のテーピング完了品の搬送方向
下流側に配設したことを特徴とするものである。
【0012】また本発明(請求項2)は、電子部品が整
列してテーピングされたテーピング完了品を収納する複
数の収納箱を積載して同一速度で互いに反対方向に間欠
的に走行する一対の巻掛伝動部材と、該一対の巻掛伝動
部材の一方の巻掛伝動部材上に積載された前記収納箱を
他の一方の巻掛伝動部材上に、また前記他の一方の巻掛
伝動部材上に積載された前記収納箱を前記一方の巻掛伝
動部材上に移動させる一対の収納箱移送装置とからなる
テーピング完了品の収納箱供給搬出装置をテーピング完
了品搬出位置下方に配設したことを特徴とするものであ
る。
【0013】また本発明(請求項3)は、電子部品が整
列してテーピングされたテーピング完了品を搬送しなが
ら収納箱に収納するテーピング完了品の搬送収納装置に
おいて、可動基台を上下方向に移動させる昇降機構と、
該可動基台上に配設され同一方向に同一速度で走行する
一対の巻掛伝動部材により前記テーピング完了品を挟持
して搬送する搬送機構と、前記一対の巻掛伝動部材の一
方の巻掛伝動部材を他の一方の巻掛伝動部材から離脱又
は接近させる方向に移動させる開閉機構と、前記テーピ
ング完了品の搬送方向上流側の支点を中心として前記一
対の巻掛伝動部材を揺動させる揺動機構とから構成され
前記テーピング完了品を収納箱に収納する際該テーピン
グ完了品の最初の位置決めを行うつづら折り位置決め装
置と、複数の前記収納箱を積載して同一速度で互いに反
対方向に間欠的に走行する一対の巻掛伝動部材と、該一
対の巻掛伝動部材の一方の巻掛伝動部材上に積載された
前記収納箱を他の一方の巻掛伝動部材上に、また前記他
の一方の巻掛伝動部材上に積載された前記収納箱を前記
一方の巻掛伝動部材上に移動させる一対の収納箱移送装
置とからなるテーピング完了品の収納箱供給搬出装置と
を備えたことを特徴とするものである。
【0014】
【実施例】以下本発明を図面に示す実施例に基いて説明
する。図1から図4において、本発明に係るテーピング
完了品の搬送収納装置1は、昇降機構2と、搬送機構3
と、開閉機構4と、揺動機構5と、つづら折り位置決め
装置6と、一対の巻掛伝動部材の一例たる一対のベルト
8A,8Bと、一対の収納箱移送装置9と、テーピング
完了品の収納箱供給搬出装置10とを備えている。
【0015】つづら折り位置決め装置6は、電子部品1
1が整列してテーピングされたテーピング完了品12の
テープ部12aを折り曲げてつづら折りしながら収納箱
13に収納するためのものであって、昇降機構2と搬送
機構3と開閉機構4と揺動機構5とから構成されてい
る。
【0016】まずテーピング完了品の搬送収納装置1の
全体構成の概略を説明すると、図1から図3において、
テーピング装置(図示せず)によって電子部品11が整
列されてテーピングされたテーピング完了品12が矢印
A方向から供給される。
【0017】テーピング完了品の搬送収納装置1には、
テーピング完了品12を巻き掛けて搬送する複数のプー
リ14が基台15に回動自在に適宜配設されている。
【0018】また送りスプロケット16が基台15に配
設された送りモータ18の回転軸19に固定されると共
にセンサ円板20が回転軸19に固定され、スプロケッ
ト16が回転して基台15に設けられたセンサ21をセ
ンサ円板20が遮断することによりスプロケット16の
回転、即ち搬送された電子部品11の数を検出するよう
に構成されている。
【0019】複数のプーリ14の間には、テーピング完
了品12を搬送しながら電子部品11の電気的特性を検
査する検査ユニット22、該検査ユニット22の検査に
よって不良部品と判断された電子部品11を除去する不
良部品カット機構23、テーピング装置から矢印A方向
に供給されるテーピング完了品12の供給に従って該テ
ーピング完了品12の弛みを吸収しながら上下方向に昇
降するプーリ14と該プーリ14の位置を検出してテー
ピング装置からのテーピング完了品12の供給を制御す
る上センサ24及び下センサ25を備えたテンショナ2
6が配設されている。
【0020】更に送りスプロケット16の下流側にはテ
ープ部12aを凹型24a及び凸型24bの2つの型で
押圧してテープ部12aに折り曲げ癖を付ける癖付け機
構28、該癖付け機構28によって付けられた折り曲げ
癖部を矢印F及びG方向に挟持し、矢印D又はE方向に
揺動させて折り曲げる折曲げ機構29、テーピング完了
品12を所定の長さごとにカッタ30,31で切断する
切断機構32が適宜配設されている。
【0021】昇降機構2は、つづら折り位置決め装置6
を昇降させるためのものであって、基台15に固定され
た2本のガイド軸33,34に摺動自在に可動基台35
が嵌合し、該可動基台35に設けられた雌ねじ(図示せ
ず)に雄ねじ36が螺合している。
【0022】雄ねじ36には、基台15に配設された上
下送りモータ38の回転軸39に固定された駆動傘歯車
40に噛み合う被駆動傘歯車41が固定されている。
【0023】可動基台35の側方には、上部センサ42
及び下部センサ43が設けられており、可動基台35の
位置を検出して上下送りモータ38を所定の方向に回転
させ、駆動傘歯車40、被駆動傘歯車41を介して雄ね
じ36を回転させて可動基台35を昇降させるように構
成されている。
【0024】揺動機構5は、搬送機構3を矢印I又はJ
方向に揺動させるためのものであって、揺動台44が軸
45によって可動基台35に揺動自在に装着され、軸4
5の他端には可動基台35に固定された揺動モータ46
の回転軸48に固定された駆動ギヤ49と噛合する被駆
動ギヤ50が固定され、揺動モータ46を回転し、該回
転を回転軸48、駆動ギヤ49、被駆動ギヤ50、軸4
5を介して伝達して揺動台44を矢印I又はJ方向に揺
動させるように構成されている。
【0025】揺動台44にはセンサフラグ51が、また
可動基台35には揺動角度センサ52,53が固定され
ており、揺動台44が揺動してセンサフラグ51が揺動
角度センサ52又は53を遮蔽することによって揺動台
44の揺動角度を検出するように構成されている。
【0026】搬送機構3は、テーピング完了品12を搬
送するためのものであって、揺動台44に固定された2
本の固定軸54,55に夫々ベルトアーム56,58が
配設されている。
【0027】固定軸54,55には、夫々プーリ59,
60が回動自在に嵌合し、またベルトアーム56,58
の先端にも夫々プーリ61,62が回動自在に設けら
れ、プーリ59とプーリ61、及びプーリ60とプーリ
62の間に夫々巻掛伝動部材の一例たるベルト63,6
4が巻き掛けられている。
【0028】ベルト63,64は、上端部においてはわ
ずかに隙間が形成され、下端部においては互いに接触す
る如くわずかに傾けられて配設されており、ベルト63
とベルト64の間にテーピング完了品12を挟持できる
ようになっている。
【0029】プーリ59及び60の側端には、互いに噛
合するギヤ59a,60aが形成されており、ギヤ59
aには更に揺動台44に固定された搬送モータ65の回
転軸に固定された駆動ギヤ66が噛合し、搬送モータ6
5の回転を駆動ギヤ66、ギヤ59a,60aを介して
ベルト63,64に伝達し、該ベルト63,64を同一
方向に同一速度で走行させてテーピング完了品12を該
ベルト63,64で挟持して搬送するように構成されて
いる。
【0030】開閉機構4は、ベルト64をベルト63か
ら離間させて該ベルト63,64で挟持したテーピング
完了品12の挟持を開放するためのものであって、揺動
台44に流体圧シリンダ68が固定されており、該流体
圧シリンダ68のピストンロッド69はベルトアーム5
8から突出して一体的に形成された作動腕58aに対向
して配設されている。
【0031】流体圧シリンダ68に圧縮流体供給装置
(図示せず)から圧縮流体を供給してピストンロッド6
9を伸長させ、作動腕58aを押圧することにより、図
2においてベルトアーム58を反時計方向に回動させて
ベルト64をベルト63から離脱させ、一対のベルト6
3,64で挟持したテーピング完了品12を開放するよ
うに構成されている。
【0032】テーピング完了品の収納箱供給搬出装置1
0は、テーピング完了品12を収納する収納箱13をテ
ーピング完了品搬出位置の下方に供給するためのもので
あって、一対の巻掛伝動部材の一例たる一対のベルト8
A,8Bと、一対の収納箱移送装置9とから構成されて
いる。
【0033】図4において、一対のベルト8A,8B
は、該一対のベルト8A,8B上に積載された収納箱1
3を矢印L及びM方向に搬送するためのものであって、
基台15に一対のプーリ70,71及び72,73から
構成された2組のプーリ機構が回動自在に配設されてい
る。
【0034】プーリ70,71及び72,73の間には
複数のガイドローラ74が回動自在に設けられ、プーリ
70,71及び72,73に夫々巻き掛けられた一対の
ベルト8A,8Bを支持するようになっている。
【0035】プーリ70及びプーリ72の支軸75,7
6は、同一軸線上に配設され、該支軸75,76には、
夫々被駆動傘歯車78,79が固定されている。
【0036】基台15に固定されたベルト送りモータ8
0の回転軸に設けられた駆動傘歯車81には、基台15
に回動自在に配設された回転軸82に固定された被駆動
傘歯車83が噛合し、該回転軸82の他端には被駆動傘
歯車78,79と噛合する駆動傘歯車84が固定されて
いる。
【0037】ベルト送りモータ80を回転させることに
より駆動傘歯車81、被駆動傘歯車83、回転軸82、
駆動傘歯車84を介して被駆動傘歯車78,79を同一
速度で逆方向に同時に回転させ、一対のベルト8A,8
Bを同一速度で反対方向(矢印L及びM方向)に走行さ
せるように構成されている。
【0038】一対のベルト8A,8Bの上方には、該一
対のベルト8A,8Bの走行方向(矢印L及びM方向)
と直角方向にガイドロッド85,86が配設されてお
り、該ガイドロッド85,86には夫々収納箱移送腕8
8,89が固定されたロッドレスシリンダ90,91が
摺動自在に装着されている。
【0039】そして図示しない圧縮流体供給装置から圧
縮流体をロッドレスシリンダ90,91に供給してロッ
ドレスシリンダ90,91を夫々矢印N及びO方向に同
時に移動させ、収納箱移送腕88,89で一対のベルト
8A,8B上に積載された収納箱載置台92をベルト8
A上からベルト8B上に、またベルト8B上からベルト
8A上に同時に移動させるようになっている。
【0040】ガイドロッド85,86の一端には夫々ロ
ッドレスシリンダ90,91が作動したことを検出する
センサ92,93が設けられている。
【0041】また一対のベルト8A,8Bの搬送方向下
流端には、収納箱13の有無を検出する収納箱検出セン
サ94,95が配設されている。
【0042】図6において収納箱載置台92は、底板9
2aに3方向から側板92bが固定され、開放されたも
う一方の側方には3枚の板ばね92cが配設されて上方
が開放された箱状に形成されている。
【0043】そして収納箱13を側板92b内に積載
し、板ばね92cによって図中仮想線で示す位置から実
線で示す位置に押圧して収納箱載置台92に対する収納
箱13の位置を常に一定位置に積載できるようになって
いる。
【0044】本発明は、上記のように構成されており、
以下その作用について説明する。図1から図5におい
て、収納箱13を収納箱載置台92に積載して図示しな
いテーピング完了品の搬送収納装置1の起動スイッチを
入れると、テーピング装置(図示せず)から矢印A方向
に供給されたテーピング完了品12は、送りモータ18
で駆動される送りスプロケット16によって所定の長さ
ずつ間欠的に搬送される。
【0045】搬送されるテーピング完了品12は、複数
のプーリ14の間を走行しながらまず検査ユニット22
で電子部品11の電気的特性が検査され、不良部品か否
かが検査され、次いで不良部品カット機構23で不良部
品と判断された電子部品11が除去される。
【0046】テンショナ26によってプーリ14の自重
でテーピング完了品12の弛みが吸収されたテーピング
完了品12は、癖付け機構28においてテープ部12a
を凹型24a及び凸型24bの2つの型で押圧してテー
プ部12aに折り曲げ癖が付けられる。
【0047】次いで折曲げ機構29により癖付け機構2
8によって付けられた折り曲げ癖部を矢印F及びG方向
に挟持した状態で矢印D又はE方向に揺動させてテープ
部12aが更にはっきりと折り曲げられる。
【0048】該折曲げ作業に先立って圧縮流体供給装置
(図示せず)から流体圧シリンダ68に圧縮流体が供給
され、ピストンロッド69が伸長して作動腕58aを押
圧するので図2においてベルトアーム58は、反時計方
向に回動してベルト64がベルト63から離脱する。
【0049】そして一対のベルト63,64で挟持した
テーピング完了品12を解放し、折曲げ機構29がテー
プ部12aを挟持した状態で矢印D又はE方向に揺動し
て折り曲げ作用を行っても、テーピング完了品12は一
対のベルト63,64の間で自由に上下方向に移動でき
るので折り曲げ作用の妨げとなることはない。
【0050】上記した一連の作業中にテーピング完了品
12の先端部12bがカッタセンサ96によって検出さ
れ、図示しない駆動装置により切断機構32のカッタ3
0,31を作動させてテーピング完了品12の先端部1
2bを切断する。
【0051】テーピング完了品12がスプロケット16
によって間欠的に搬送され、やがて先端部12bは搬送
機構3の一対のベルト63,64によって挟持され、駆
動ギヤ66、ギヤ59a,60aを介して搬送モータ6
5により駆動されて同一方向に同一速度で走行する一対
のベルト63,64で矢印H方向に搬送される。
【0052】テーピング完了品12の先端部12bの搬
送時には、上記した一対のベルト63,64を走行させ
てテーピング完了品12を挟持して搬送すると同時に、
上下送りモータ38を回転させて該回転を駆動傘歯車4
0、被駆動傘歯車41を介して雄ねじ36に伝達し、可
動基台35を2本のガイド軸33,34でガイドしなが
ら搬送機構3によるテーピング完了品12の搬送速度と
略同じ速度で降下させる。
【0053】可動基台35が下端に達したことが下部セ
ンサ43によって検出されると、上下送りモータ38が
停止する。
【0054】次いで揺動機構5の、揺動モータ46が回
転を始め、回転軸48、駆動ギヤ49、被駆動ギヤ5
0、軸45を介して回転を伝達して揺動台44を矢印I
方向に揺動させ、揺動台44が図2において10°反時
計方向に揺動するとセンサフラグ51が揺動角度センサ
52を遮蔽するので揺動モータ46の回転が停止する。
【0055】即ち、このとき搬送機構3及びこれに挟持
されるテーピング完了品12の先端部12bは、図2に
おいて仮想線で示される3つの状態のうち左端に示され
る状態となっている
【0056】ここで再び送りモータ18を回転させて送
りスプロケット16を回転させ、テーピング完了品12
を搬送すると同時に、該搬送と同期させて揺動モータ4
6を先と逆の方向に回転させ、センサフラグ51が揺動
角度センサ53を遮蔽するまで揺動台44を矢印J方向
に揺動させる。
【0057】上記した如くテーピング完了品12の先端
部12bは、図2において、収納箱13の左隅から右隅
に向かって位置決めされながら収納されるのでテーピン
グ完了品12の第1列目が収納箱13内に所定の位置に
所定の方向を向いて確実に収納される。
【0058】テーピング完了品12の第1列目の収納に
引き続き、第2列目は再び送りモータ18を回転させて
送りスプロケット16を回転させてテーピング完了品1
2を搬送すると同時に、該搬送と同期させて揺動モータ
46を先と逆の方向に回転させて揺動台44を矢印K方
向に揺動させる。
【0059】揺動台44が中央に達して初期状態となる
と、揺動モータ46の回転が停止し、引き続いて送りス
プロケット16でテーピング完了品12を搬送しながら
更に同時に上下送りモータ38を先と逆の方向に回転さ
せて上部センサ42が可動基台35を検出するまで上昇
させながらテーピング完了品12の搬送を続け、テーピ
ング完了品12の第2列目の収納箱13への収納が行わ
れる。
【0060】可動基台35の位置が上部センサ42で検
出されて上端に達すると、その後は、テーピング完了品
12の搬送は、送りスプロケット16及び搬送モータ6
5により駆動される一対のベルト63,64のみによっ
て矢印H方向に搬送され、収納箱13内につづら折りさ
れながら順次収納されるが、搬送機構3から収納箱13
までの距離は極めて短く設定されているので、確実にテ
ーピング完了品12が収納箱13内に収納される。
【0061】収納箱13内に収納されたテーピング完了
品12が所定の長さに達すると、切断機構32のカッタ
30,31が作動してテーピング完了品12を所定の長
さに切断する。
【0062】そしてテーピング完了品12の収納箱13
内への収納が完了すると、図示しない圧縮流体供給装置
から圧縮流体がロッドレスシリンダ90,91に供給さ
れ、ロッドレスシリンダ90,91を夫々矢印N及びO
方向に同時に移動させ、収納箱移送腕88でベルト8A
上に積載されていたテーピング完了品12が収納された
収納箱13を収納箱載置台92と共に矢印O方向にベル
ト8B上に移動させると同時に、収納箱移送腕89でベ
ルト8B上に積載されていた空の収納箱13を矢印N方
向にベルト8A上に移動させる。
【0063】次いでベルト送りモータ80が回転を開始
し、該回転を駆動傘歯車81、被駆動傘歯車83、回転
軸82、駆動傘歯車84を介して被駆動傘歯車78,7
9に伝達して一対のベルト8A,8Bを同一速度で反対
方向(矢印L及びM方向)に走行させる。
【0064】ベルト8Aの走行により、ベルト8A上に
積載されていた空の収納箱13は、矢印M方向へ搬送さ
れてテーピング完了品搬出位置の下方に供給され、収納
箱13が搬送されたことが収納箱検出センサ94によっ
て検出されるとベルト送りモータ80の回転が停止す
る。
【0065】また同時にベルト8Bの走行により、ベル
ト8Aからベルト8Bに移動したテーピング完了品12
が収納された収納箱13は、矢印L方向に一箱分搬送さ
れる。
【0066】以後上記した作用が繰り返し行われてテー
ピング完了品の収納箱供給搬出装置10に積載されてい
るすべての収納箱13にテーピング完了品12が自動的
に収納される。
【0067】
【発明の効果】本発明は、上記のようにテーピング完了
品の収納箱への収納に際してテーピング完了品を一対の
巻掛伝動部材から構成された搬送機構で挟持して搬送す
るようにしたので、テーピング完了品の位置を規制した
状態で搬送できることとなり、またこの結果テーピング
完了品が収納箱の壁部に引っ掛かって収納箱から溢れ出
てしまう等のことがなく確実に収納箱内の所定の位置に
収納できるという効果がある。
【0068】また開閉機構により搬送機構の一方の巻掛
伝動部材を他の一方の巻掛伝動部材から離脱又は接近さ
せる方向に揺動自在に構成したので、折曲げ機構がテー
プを折り曲げる際に該開閉機構を作動させて挟持された
テーピング完了品を解放するため、自由にテープを折り
曲げることができるという効果がある。
【0069】更には搬送機構をテーピング完了品を搬送
しながら昇降及び揺動自在に構成したので、搬送機構を
下降させ、かつ傾けた状態でテーピング完了品の先端部
を搬送して収納箱に収納でき、またこの結果テーピング
完了品の先端部を収納箱の一方の隅から他の一方の隅に
向けて位置決めしながら収納できるようになるため該テ
ーピング完了品を折曲げ装置によって折り曲げられた方
向に確実に折り曲げてつづら折りしながら確実に収納箱
へ収納できるという効果がある。
【0070】また同一速度で互いに反対方向に間欠的に
走行する一対の巻掛伝動部材上に複数の収納箱を積載
し、該収納箱を収納箱移送装置によって一方の巻掛伝動
部材上から他の一方の巻掛伝動部材上に、また他の一方
の巻掛伝動部材上から一方の巻掛伝動部材上に同時に移
動させるようにしたので、空の収納箱をテーピング完了
品搬出位置の下方に精度よく位置決めして自動的に供給
でき、またこの結果テーピング完了品を収納箱内に安定
して確実に入れることができる効果があり、またテーピ
ング完了品の収納を確実かつ迅速に行って作業効率を大
幅に向上させることができる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】テーピング完了品の搬送収納装置の全体斜視図
である。
【図2】テーピング完了品の搬送収納装置の正面図であ
る。
【図3】テーピング完了品の搬送収納装置の側面図であ
る。
【図4】テーピング完了品の収納箱供給搬出装置の平面
図である。
【図5】テーピング完了品の収納箱供給搬出装置の作動
状態を示す概略平面図である。
【図6】テーピング完了品の収納箱供給搬出装置の要部
拡大側面図である。
【符号の説明】
1 テーピング完了品の搬送収納装置 2 昇降機構 3 搬送機構 4 開閉機構 5 揺動機構 6 つづら折り位置決め装置 8A 巻掛伝動部材の一例たるベルト 8B 巻掛伝動部材の一例たるベルト 9 一対の収納箱移送装置 10 テーピング完了品の収納箱供給搬出装置 11 電子部品 13 収納箱 29 折曲げ機構 35 可動基台 63 巻掛伝動部材の一例たるベルト 64 巻掛伝動部材の一例たるベルト

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子部品が整列してテーピングされたテ
    ーピング完了品を搬送しながら収納箱に収納するテーピ
    ング完了品の搬送収納装置において、可動基台を上下方
    向に移動させる昇降機構と、該可動基台上に配設され同
    一方向に同一速度で走行する一対の巻掛伝動部材により
    前記テーピング完了品を挟持して搬送する搬送機構と、
    前記一対の巻掛伝動部材の一方の巻掛伝動部材を他の一
    方の巻掛伝動部材から離脱又は接近させる方向に移動さ
    せる開閉機構と、前記テーピング完了品の搬送方向上流
    側の支点を中心として前記一対の巻掛伝動部材を揺動さ
    せる揺動機構とから構成され前記テーピング完了品を収
    納箱に収納する際該テーピング完了品の最初の位置決め
    を行うつづら折り位置決め装置を所定の間隔ごとに前記
    テープを折り曲げる折曲げ機構のテーピング完了品の搬
    送方向下流側に配設したことを特徴とするテーピング完
    了品の搬送収納装置。
  2. 【請求項2】 電子部品が整列してテーピングされたテ
    ーピング完了品を収納する複数の収納箱を積載して同一
    速度で互いに反対方向に間欠的に走行する一対の巻掛伝
    動部材と、該一対の巻掛伝動部材の一方の巻掛伝動部材
    上に積載された前記収納箱を他の一方の巻掛伝動部材上
    に、また前記他の一方の巻掛伝動部材上に積載された前
    記収納箱を前記一方の巻掛伝動部材上に移動させる一対
    の収納箱移送装置とからなるテーピング完了品の収納箱
    供給搬出装置をテーピング完了品搬出位置下方に配設し
    たことを特徴とするテーピング完了品の搬送収納装置。
  3. 【請求項3】 電子部品が整列してテーピングされたテ
    ーピング完了品を搬送しながら収納箱に収納するテーピ
    ング完了品の搬送収納装置において、可動基台を上下方
    向に移動させる昇降機構と、該可動基台上に配設され同
    一方向に同一速度で走行する一対の巻掛伝動部材により
    前記テーピング完了品を挟持して搬送する搬送機構と、
    前記一対の巻掛伝動部材の一方の巻掛伝動部材を他の一
    方の巻掛伝動部材から離脱又は接近させる方向に移動さ
    せる開閉機構と、前記テーピング完了品の搬送方向上流
    側の支点を中心として前記一対の巻掛伝動部材を揺動さ
    せる揺動機構とから構成され前記テーピング完了品を収
    納箱に収納する際該テーピング完了品の最初の位置決め
    を行うつづら折り位置決め装置と、複数の前記収納箱を
    積載して同一速度で互いに反対方向に間欠的に走行する
    一対の巻掛伝動部材と、該一対の巻掛伝動部材の一方の
    巻掛伝動部材上に積載された前記収納箱を他の一方の巻
    掛伝動部材上に、また前記他の一方の巻掛伝動部材上に
    積載された前記収納箱を前記一方の巻掛伝動部材上に移
    動させる一対の収納箱移送装置とからなるテーピング完
    了品の収納箱供給搬出装置とを備えたことを特徴とする
    テーピング完了品の搬送収納装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103803300A (zh) * 2014-02-28 2014-05-21 山东爱通工业机器人科技有限公司 一种动力锂电池极片自动上料装置
CN109236971A (zh) * 2017-07-10 2019-01-18 山东银鹰炊事机械有限公司 蒸包机传动机构
CN111186715A (zh) * 2019-10-11 2020-05-22 重庆理工大学 一种旋钮式编带电阻收纳装置

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CN111186715B (zh) * 2019-10-11 2024-02-23 重庆理工大学 一种旋钮式编带电阻收纳装置

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